図書館稲荷

図書館稲荷

181009 大山登山



 大山は雨乞いの「雨降り山」なので、前回の登山の時は、下では好天だったのに、ケーブルで登るともやっていて、全く景色が見られませんでした。

 さて、今回の場合は?。


伊勢原駅前

9時45分、小田急線伊勢原駅前です。駅の前の大鳥居です。

 休日で良い天気ということで、バス亭に列ができていました。

 満員のバスに乗って大山へ向います。



二の鳥居

 10時6分、バスにて二の鳥居を通過しました。 


三の鳥居

 10時16分、三の鳥居を通過しました。


バス終点


 10時28分、終点の大山ケーブル駅に到着しました。



人がいっぱい

 みての通り、かなりの人出です。バスの終点から、ケーブルカーの乗場があるまでは、「こま参道」と呼ばれる石段の道を、15分ほど行きます。



ぞろぞろ


 参道の両側に売店が並びます。


ぞろぞろぞろ


 大山の名物といえばコマと豆腐です。でも、店の人たちはあまりやる気がありません。登る客を相手にしても仕方が無いとか思っているのでしょうか?。



飛び猿


 「いい旅夢気分」で「飛猿」がここで釜飯を買いました(笑)。



暑


 それにしても、暑いです。日差しが差すようです。



追分駅


 10時43分。ケーブルカー「追分駅」に到着しました。すでに汗びっしょりです。前回来たときの寒いイメージで厚着してきてしまいました。


 それにしても、人であふれています。



ケーブル


 中腹の阿夫利神社下社まで、ケーブルで6分です。

 普段は20分間隔で運転していますが、臨時に10分間隔で運転していました。


ぐるぐるまわす


 ケーブルの中にあった手で回す電話です。



よい景色


 一番後ろに陣取りました。こちらから見ていると良い景色がみられます。



大山不動前

 途中にある「大山不動前」駅です。

 それにしても大山不動!!。良い名前ですね(笑)。新旧女王が仲良く一緒になっています。


 ところで、ここで降りて徒歩3分のところにある「雨降山大山寺」は通称「大山のお不動さん」と呼ばれています。

 天平勝宝7年(775)、奈良東大寺の別当良弁により開かれました。



必死な客引き(どんびき)


 ケーブルで、下社につきました。

 ソレーッとばかり、参道脇の茶店から、必死の客引きの声が飛んで来ます。あまりのしつこさにどんびきです。



実はまずい


 朝から何も食べていなかった「ウラル山系氏」はここで腹ごしらえをすることにしました。好物の蕎麦を注文しました。


微妙

 自分は豆腐アイスを食べました。



石段


 腹ごしらえをすませたところで、いざ、参拝へ。いきなり石段です。かなり新しい石段です。




鳥居

 登りきると、鳥居があります。



いらっしゃい

 いらっしゃい狛犬。



下社


 下社です。阿夫利神社の拝殿になっています。


 良弁が、石尊権現を鎮守として祀り、ここに大山寺(不動堂)を開いたのがはじめと伝えられます。

 本来は、山そのものを御神体とする原始信仰から発展したものだろうと考えられています。


 真言密教修験の道場として一大勢力をなしました。


 明治時代の神仏分離令により、不動堂などの寺院の建物は、すべて取壊されました。その跡に拝殿が建てられました。そして、山頂に祀る石尊大権現の祠を本殿とし、大山阿夫利神社と改名されました。




大山名水

 ここでは、大山の名水を飲むことが出来ます。登山するときは水筒か、ペットボトルなどを持参しておくと汲むこともできます。もし、持参していないときには300円で容器を買うことも出来ます(-_-;)。



天満宮

 境内社の天満宮です。


お祓い


 道中安全を祈りお祓いします。100円でお守りを頂きました。



ダム


 ダムベーター?。


いよいよ


 下社からは、「本坂」と「かごや道」の二つのルートがあります。かっては駕籠に乗って登った時代もあったようです。現在は本坂を登る人の方が圧倒的に多いそうです。


 さて、登ることにします。



本坂入り口

 11時23分、登山開始です。阿夫利神社下社の左の奥にある鳥居をくぐると・・・。


二丁目

 いきなりの急な石段に度肝を抜かれます。

 ちなみに、ここに2丁目の杭があります。1丁目はあったのか無いのか未確認でした。

 この先、実は29丁目まであります・・・。



三丁目

 石段を登り終えると3丁目です(11時26分)。ここからは山道になります。



四丁目


 四丁目です(11時30分)。岩もごろごろあります。


倒木


 きれにに苔むした倒木がありました。いったい何年間たおれているのでしょうか。



六丁目

 6丁目は千本杉といいます。

 たくさんの杉の中を進みます(11時34分)。



七丁目


 7丁目です(11時38分)。



夫婦杉

 8丁目には、夫婦杉と呼ばれる樹齢600年を超える、大きなな二股の巨木があります(11時42分)。



座った後


 道々に、ハンカチが置き忘れていました。休憩した後に忘れていったものでしょう(笑)。


十丁目


 10丁目です(11時48分)。ごつごつした石や岩の上を歩くのは楽しいですね。



十一丁目

 でも、普通は10ぐらいで終わるものではないでしょうか(笑)。

 11丁目(11時52分)。



十二丁目


 「ラストスパート」って言いながらサングラスをはずしたのでしょか?。
まだまだゴールは先なのですが。

 12丁目(11時53分)。




十三丁目


 13丁目です(11時57分)。茶屋があるといいますが、まったく未確認でした。ショートカットしていたからでしょうか(ショートカット大好き人間)。



牡丹?

 牡丹に似ている?牡丹岩です。この岩だとおもいます。きっと。たぶん。

 12時7分です。まさに真昼の登山となりました。




天狗がつついた


 天狗が鼻を突いて開けてしまった穴のある岩です。手が入る位の穴です。きっと事実です。12時10分。





担いだんですね

 16丁目です(12時12分)。標高992mです。

 蓑毛からの裏参道と合流します。

 石尊大権現と彫られた追分の碑があります。巨大な石碑はその昔、ふもとから強力(ごうりき)たちが担いで登ってきたそうです。信仰心恐るべし。



周りは人だらけ

 すばらしい景色ですが、周りは人、人、人。



富士見台


 再び登ると富士見台(二十丁目)に着きました(12時27分)。



富士山


 今日は天気が良いので富士山が見えました。前回何も景色が見えなかったので、これが、今回の目的の一つでした。本当に良かったです。

大混雑


 でも、周りは人、人、人。



カメラマン


 小さなカメラマンたち。



とんぼ


 一休み。とんぼを撮ってみたりしました。



ざわわ


 この辺りは笹の茂る道です。

 すれ違うハイカーがラジオを聴いていました。何と、北朝鮮が核実験をしたということを知りました。こんなところで・・・。



前はここでお弁当食べた


 前回の登山のときはここで昼ごはんを食べました。


空はあおいですねえ


 今回は寝転んでみました。いい空ですね(12時38分)。


ヤビツへはここを曲がる


 25丁目です(12時51分)。ヤビツ峠からの道と一緒になります。



あと10分


 あと10分!!。


でも登り


 でも、まだ登ります。



鳥居が見えた


 鳥居が見えてきたらあと一息です。


最後の登り


 最後の登りです。



最後の鳥居


 ようやくたどり着きました(13時)。28丁目の標識があります。


最後の鳥居

 山の上に、ようやくたどり着きました(13時)。



上社


 阿夫利神社本社です。拝殿から本社まで1時間40分かかりました。もっとも、岩や石の道は楽しくて快適でした。

 渋滞やすれ違いなどの点だけが難点でしたが。

 本社のあるところは標高1247mです。


雨乞い


 お参りです。もちろん祈ったのは世界平和です(ウソ)。


富士山もみえました


 ここからも富士山がみえました。何です?。小さいですって?。



拡大


 それでは拡大!!。




この木切ってください。


 この辺りの木が無ければ、もっと富士山がよく見えるのに。残念です(なんてことを・・・)。



神奈川はよくわかりません


 地図を見ても、実は神奈川県の地理はあまりよくわかりません。



三浦半島方面?


 この間は見えなかった景色も今回はよく見えます。よかったよかった。 


伊豆方面?

 山頂からは、東は三浦半島、房総半島、西は真鶴半島、伊豆半島、南は初島や大島を見る事が出来るそうです。


雨振らしの木

 「雨降りの木」と呼ばれる御神木です。常に霧がかかり、枝に露がついているからこう呼ばれています。


人、人、人


 それにしてもすごい人の数です。




奥の院


 奥の院です。実はこちらのほうが本社よりも高いところにあります。




山頂の山頂


 と、いうことでここが本当の頂上です。海抜1252mです。子供がいる
所は1253mぐらいでしょうか(笑)。



丹沢


 頂上から少し降りたところからの景色もすばらしいです。

絵になるカップル

 絵になるカップル。


地獄への階段

 さて、見晴台経由で下山することにしました(14時30分)。岩な道は下りにくそうですが。ここは階段風になっていて歩きやすいです。

 見晴台まで2.2キロと書いてあります。まあ、すぐに着くでしょう!!。



良い景色は最初だけ


 景色も良いですね。快適、快適。


金時山?

 山も見えます。なんてすばらしい景色でしょうか。


秋の景色

 秋らしい景色とも出会えます。


地獄への階段

 ただ、すばらしいのは最初だけ。歩幅が狭く段差もまばらの階段は20分も降りてゆくと苦痛以外の何者でもありません。


ひっかかった倒木

 景色が見えるのも最初だけです。何の変化もない道を延々と歩きます。このぐらいのことでさえ良い気分転換になります。



変わらぬ景色

 もういい加減許してください!!。って良いながら下ります。



為末ロード

 為末がここで鍛えたというハードルコース、「為末ロード」です(全くウソ)。

 ここを過ぎると見晴台まであと一息です。



のぼりかよ


 でも、ここにきて登りかよ~(笑)。



すすきと大山

 15時30分、やっとこさっとこ見晴台に到着しました。ヒザが笑っています。

 今登ってきた大山がとてもきれいに見えます。



おばさんがうるさくしゃべっています


 せっかくのすばらしい景色なのに、全く似つかわしくないお話を、大きなお声でお話になられていらっしゃる方々がいらしたので、早々と退散することにしました。

 大山下社までは1.4キロです。




崖注意、落石にも注意

 左側は崖になっていますし、落石注意の看板もあります。でも、かなり快適な道です。こんな道だったら何時間歩いていても良いのですが。



神木への参道

 ナゾのご神木です。由緒などは何も書かれていません。参道もちゃんとあります。


八大竜王

 二重社です。阿夫利神社の摂社となっています。タカオカミの神が祀られています。龍神とも呼ばれています。八大竜王の赤い幟がはためいています。



マイナスイオンは存在しない?


 二重社の左にある二重の滝です。修験者の禊の場です。




お疲れ様でした。


 下社の下に到着しました。この階段を登ると下社です。16時5分。見晴台からは30分の快適な道でした。



実は私飼われています

 ガイドブックとかには「山には鹿がいます」。と書かれていますが、出くわしませんでした。それでは悪いとでも思っているのでしょうか?、ここで飼われている鹿と会うことができます。



ハイ、チーズ

 良い時間になりましたので下山することにしました。


大山不動はまた、今度


 今度も最後部に陣取り景色を眺めます。


 帰りは疲れていましたし、結局豆腐も食べませんでした。お店は帰りの客に対してもあまりやる気が無かったですね。






車窓より


 小田急線の車窓からの大山です。



使い勝手が良い


 フリーパスは使い勝手が良いです。次回もこれを使おうと思います。




© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: