市船吹奏楽部の定期演奏会に行ってきました

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2021.12.26

テーマ：吹奏楽(3438)

カテゴリ：吹奏楽♪ブラバンバン(^▽^)

2021年12月25日。
クリスマスの昨日、市船の定期演奏会に行ってきました。

去年はコロナ感染が大変なことになっていて
実に多くの我慢を強いられました。
第37回の定演は今年3月に行われました。
しかも、一般の公開はなく、保護者様のみ。
定演ができて良かった。
とは思いましたが、どんな想いだったろうと胸が痛みました。

今年も、さまざまな苦難を乗り越えなければならない年でした。

晴れやかな表情でお客様の前で卒部できた事に
その瞬間を見届けることができた私自身の奇跡に
涙が溢れてきました。

ここにまた帰ってこられたこと。
娘たちが引退した後も変わらず
受け継がれてきた温かさは失われず
変わらずそこにあったこと。
何もかもがありがたく尊いものと感じられました。

泣きながら最後の曲を演奏していた部員たち。
定演にくる度に、いろんなことを思い出します。
普段は忘れているさまざまなことを。

今年は、第一弾の『桃太郎』の完全リメイク版でした。
強さの象徴である桃太郎。
そんな中で、私の解釈ですけれど、
温かさ、包み込まれるような優しさを感じました。

楽曲の素晴らしさ

そして、胸を打つ最後の合唱。

『ここが美しいそれは…』

『美しい』というフレーズがたくさん出てくる歌詞。
『それはあなただから』
その歌詞を彼らが歌うときの
心に大きく迫ってくる波は
心地よくもあり、切なくもあり、それはきっと
『彼らだから』なのだろうと思えるのでした。

この先、この過酷な日々を過ごした年月を
きっと何度も思い出すでしょう。
最後の最後まで決して諦めず、やり切った彼らは
受け継がれてきた流れをたしかに
繋げてくれたと思います。

届きました。
私の心に。

3年生の皆さん。
ありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。

ロビーには、例年のように部員たちの写真や
衣装などなどが展示されていました。

来年、初夏に公開される映画『２０歳のソウル』関連のものも。
映画は、実際の市船でのロケがあり
部員のみんなも演奏しています。

3年生の時、よさこいで旗士を務めた大義が
当時振っていた旗も展示されていました。

初めて近くでご覧になられた方はきっと
その大きさにびっくりされたことでしょう。

あの大旗を両手で持ちながら
全速力で走っていた大義の姿を思い出します。

今年も定演を観にきてくれたでしょうか。
見守ってくれているでしょうか。

来年の映画の公開が
待ち遠しくてたまりません。

何度読んでも読み終えるとまた読みたくなる。
こっちに戻ってきてからは
いつでも読めるように持ち歩いています。

20歳のソウル（幻冬舎文庫） [ 中井由梨子 ]

よろしければぜひ、手にとっていただければと思います。
生ききった彼に会えます。

来年は、どんな世界になっていくのでしょう。
先のことはわからない。
どんな人でも。

人生は、大変なことの方が多いのが当たり前。
でも、諦めず生きていきたい。
きっとどんな人のそばにもあるはず。
救いや支えになるものが。

見つかりますように。
前を向いて、生きられますように。

若い彼らの姿に、そう思わされました。
本当に
ありがとう。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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