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「博士の愛した数式」感想Upしました
小川洋子さん初読みでしたがとても良かったです
本屋大賞第一回大賞受賞作でもあったんですね
映画も観てみたくなりました

「現在図書館で予約中:
「i」
「秋山善吉工務店」
「鎌倉香房メモリーズ5」
「弥榮の烏」
「書店ガール6」
できるだけ本に触れて買いたいので近所の本屋を利用しますが
なかなかない場合は楽天ブックスさんに電子版も紙版もお世話になってます

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2017.04.28
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カテゴリ: 読書
平積みになっていた表紙とタイトルで購入した本
読メで読んでいる人多かった気がして帯もあらすじも見ずに読み始めたのですが
予想よりずっと重たいテーマでした

【内容紹介】
あなたの余命は半年ですーある病院で医者・桐子は患者にそう告げた
死神と呼ばれる彼は「死」を受け入れ、残りの日々を大切に生きる道もあると説く
だが、副院長・福原は奇跡を信じ最後まで「生」をあきらめない
対立する二人が限られた時間の中で挑む戦いの結末とは?
究極の選択を前に、患者たちは何を決断できるのか?

息をのむ衝撃と感動の医療ドラマ




命あるものである以上誰しも最後は「死」と向き合わなければならない
あたりまえだけれどどこか自分とはまだ遠くかけ離れたところのことのように思うが
もし、自分や家族、親しい人が
どんなに手を尽くしたとしても命をつなぐことが困難だと言われたら
命の刻限をつきつけられてしまったら

そのとき自分は決断することができるのか
自分と家族の考えがちがったとして自分を保つことができるのか

余命宣告をうけた患者の生き様が患者本人、家族、医者それぞれの目線で語られていきます
家族はもちろん大切な人が、出来るだけ長く生きてほしいと思う
でもその命は患者さんのもので治療の苦しみも病気の苦しさも代わってあげることはできない


点滴や人工呼吸器につながれ場合によっては食事もチューブからになっても
最後まで病と闘うのか
たとえ寿命を犠牲にしても自分らしく生きるのか
「生」のために戦うのも「死」を認めて日々充実するべく過ごすのも
どちらも間違っているわけではない





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最終更新日  2017.04.28 18:41:06
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