うべっちなおへや

うべっちなおへや

第7回公演(稽古とか)

2004/07/30(金)「イライラ」



4ステージ目。うべ自身の芝居は、どのステージよりもうまくいって、

個人的には満足。

全体的にもまとまっていたのかなぁ、と思います。

ですが…ちょっとたちの悪いお客様が…

タイミングのおかしなところで、意図的にクスッとか笑うんですよ。

で、ちょっと皆さんイライラきてました。

そらそうです。芝居を愚弄されているようなもんですからね。

見てくださる方。ありがたいですが、そういう見方はやめてほしいものです。

芝居がつまらないならわれわれの責任ですし、それは真摯に受け止めますが、

それはぜひアンケートにお書きください。

そうしていただけると嬉しいです。

芝居を壊すのなら、勘弁願いたいものです。

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2004/07/20(火)「かみかみうべっち」



2日目。昨日のよい流れをそのままに、今日もがんばろうと皆様意気揚々。

しかし…この3ステージ目、個人的には恐怖が待っておりました。

お客様の入りは絶好調!80人近くの方がいらしてくれましたが…

もう私カミカミ。ひどいものですよ、まったく…


2004/07/16(金)「復活の兆し??~2ステージ目~」


1ステージ目が終わった後、会場の入り口でお客様が出て行くときに

ご挨拶をしていますと、

うべのゼミの先生であります、菊池先生が

「いやぁ、よかったよ!」と力強く言ってくださいました。

その後、友人のりなさんとたにさんも。

二人とも褒めてくださいまして「いつものうべ君と違う」などと、りななんかはいってました。

狙いだったのでひとまず成功!


そして軽く練習などを行い、うべは一人瞑想に…

いや、疲れて眠る。

舞台裏の通路で眠る。

そこだと人が来ないのでね。

そして舞台上では、相変わらず皆さん楽しんでる。

よかったぁ…空気が重くない!


そして2ステージ目の開場。先ほどよりはお客様の入りもいいらしい。

そして、重体だったじょ~じさんの前説も、物まね傑作選と名を変えて

これはかなり受ける。さすがじょ~じさん!

個人的には、やはり木之元亮は最高です。

そして本番も、暖かいお客様がたくさん。

うべも落ち着いてできました。

皆さん、それなりに怪我をせずできたようでホッとした、2ステージ目でございました。

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2004/07/14(水)「じょ~じさん、やっちゃった!」



運命の、1ステージ目。

じょ~じさんの前説(開演前の諸注意など)が始まりました。

いつもじょ~じさんが前説担当。

芝居の雰囲気にあった(本編には出てこない)キャラで

諸注意と、そして何故か物まねを披露。

前説なんだから物まねはいらねぇだろ!と思う方もおられましょうが、

いやしかし、これで会場の空気があったまるんです。


じょ~じさんの物まね、普通の人が手を出すと、確実に怪我をしそうなネタばかり。

(例・勝新太郎、ロッキー2の吹き替えの声・ほたるの墓の意地悪なおばさんの長男・木之元亮などなど…)

しかし、どれも妙につぼにはまってしまいます。

特に木之元亮は最高です。

ところが…どうしたのでしょう、今回はコンセプトが変です。

頭に茶色い紙袋をかぶってます。

顔の部分はくりぬかれ…手には生茶パンダが…


そして舞台に出て最初の一言

「パペットジョージット」

…会場のお客さんはさぁ~~~~~~っとひきました。


この物まねをやることとなった経緯は サードファクトリーのHP
内のちょっといい話から見ていただければいいですが、

まぁ、ものの見事に滑ってます。

で、じょ~じさんパニクったんでしょうね、

「ではここでマジックをします」

といって、袋を回そうとしています。

…ナポレオンズとかがやる、首にかぶせた帽子みたいのをまわすと、

首も一緒に回る!っていう手品をやろうとしたのでしょうが、

紙袋&手には生茶パンダで回らないこと回らないこと。

会場はさらに困惑。

なのにじょ~じさん、笑い待ちをしてるのか

回し続けるんです。3周も!

あまりの痛さに、驚きを隠せないのが演者たち。

まこさん、助け舟を出す。

「(じょ~じさんに)物まねおねがいしま~す!」

そして会場からはまばらな拍手。

「あ、そうかぁ…それは考えてなかったなぁ…」と困惑するじょ~じさん。

そこでね、確実なものをやればいいのに、何を血迷ったんでしょうか

「え~、それでは…トムとジェリーの…(以下略)」

……………会場は無音です。

どうして、どうしてそこで、トムとジェリーをやるの…

これには驚きました。

…じょ~じさんがまともにすべるの、初めてみた気がします。

いやぁ、弘法も筆の誤りと申しますが、

恐ろしいことだ…

その空気は芝居にも影響したのか、会場は終始重い空気。

全員怪我をして、1ステージ目を終えたのでした…

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2004/07/13(火)「本番一日目」

朝は9時に集合。とりあえずやれ稽古やら

小道具の用意やらで慌しい。

ただ、劇場の空気、昨日よりは和やか。

うべさん、実は今回公演、かなり暇なのです。

とりあえず肝心なところは練習して、あと、場面転換時のものの移動なども

念入りに練習。

そんなこんなでお昼に。

ところが何かと忙しく、お昼になってもうべさん、ご飯を食べられません。

あれよあれよと開場30分前。

急いでポットのお湯を沸かし、カップヌードルBIGに注ぎます。

…3分のなんと長いこと!

…早く!!!!

…早く!!!!

そして慌てて食べる。食べる途中でまたもや御呼ばれして、お仕事。

…仕事、早く終わらせないとラーメン伸びる!

…早く!!!!

…早く!!!!

そして帰りますとラーメンがたっぷり汁を吸ってました。

う~ん、もそもそ。

それでもいやはやなんとか食べ終わることには開場スタート。

ところがね…うべさん、おなかに陣痛が(笑)

どうやらおなかを壊したようです。

あ~…したい(笑)

したいが、しかしトイレは楽屋にはございません。

お客様の大勢いる空間にございます。

これではできません。

なので、劇団員のみなちゃんに正露丸をいただく。

そしてなんとか陣痛をこらえ、本番に向かうのです。

ところが!前説(本番前の諸注意など)で、じょ~じさんの身に危機が…

続く

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2004/07/09(金)「いよいよです」



劇場での本格的な稽古が始まりました。

いやぁ、もう空気はピリピリですよ。

ピリピリムードが苦手なうべ。

あ~、息苦しい(笑)

観に来てくださる方々、お楽しみに☆

観にこられない方々、公演後、報告いたしますのでお楽しみに☆

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2004/07/07(水)「コスプレパーティーin稽古場」



昨日は衣装を着て稽古。

ひどいです。ひどすぎます(笑)

じょ~じさんの髪型に注目!

ザボンさんと曾根さんにも注目!

松本くんのやられっぷりにも注目!

山科さんにも注目!

ここら辺の人たちは、おいしいところを持ってきすぎです(笑)

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2004/07/02(金)「通し稽古」



ついに昨日通し稽古がスタートしました。

まぁ、初回ということもあり、なかなかほころびも出ましたが、

悪い膿は今のうちに出しておいて、無事に本番を迎えようかと。

うべの癖で、語尾を伸ばしてしまうというのがありまして…

こいつも改善しようかと思っております。

そして…今回舞台に来てくださる皆様へ☆

実は、うべセレクトで、柴田淳さんの曲がBGMとして使われています。

どの場面で、というのはいいませんが、ぜひその点も注目してみてください。


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2004/07/01(木)「チケット~~!!」



誰かチケット買ってやってください。

うべから買ってやってください…売らねばならぬのです…

貧乏大学生、売らねばならぬのです…

誰か、どんどん広報活動を行って、買ってやってください。

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2004/06/29(火)「衣装合わせ」



昨日も一人、ずるぅい人を発見しました。

やはりやはり、劇団員のザボンさんです。

ザボンさんは今回、すっかりおいしい役柄。(笑い的に)

その衣装に脱帽です。

まぁ詳細は言いませんよ。きてくださる方、楽しみにしておいてください。

ただ、度肝を抜かれると思います。

前回来てくださった方は、よりいっそう楽しめるかもしれません。

もうね、とにかくね、卑怯です!(笑)

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2004/06/25(金)「うべからのお願い」



今回の公演は見所が盛りだくさん!

なので、うべさんファン(そもそも存在するのか疑問だけど)が激減することと思われます。

何せ、面白い役どころの人、かっこいい役どころの人、いっぱいいますので、

うべよりも魅力だらけだと思います。

それでもうべを応援してくださったら幸いです。


今回は、公演終了後のアンケートを見るのがこわいです。

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2004/06/23(水)「ふぁみ魂家郎vol.4」



昨日、私うべは、稽古場にあるものをもって行きました。

…いや、タイトルになってるんだからネタバレもいいところなのですが

知る人ぞ知るゲーム機「ふぁみ魂家郎vol.4」を持っていったのです。

ちなみに、このゲーム機、何ぞや?という方!

すごいですよ~!なんと、ゲーム機本体に7つのゲームが内蔵されています!

しかも、通常のFC(あえてFCと表記するのがポイント)のカートリッジも使える!

それでお値段、大体3000円程度。

こんなお得なハードが、この世の中にあったのですねぇ。

(ちなみに、任天堂のファ○コンとは異次元の品物なのであしからず)

うべがかねてから稽古場で話題にしていたので、注目度大だったのです。

うべがにやにやしながら

「今日ね、いいものもって来たの」と団長を呼びつけ、

かばんを開けますと…そこには、あの伝説のふぁみ魂家郎が!!

団長、もはや大爆笑。一緒にいた劇団員のそねさんも大笑い。

「これがあの!あの!…」団長、言葉になりません。

ふぁみ魂家郎の文字に、団長、やられております。

さらに、「本製品は、任天堂のライセンス商品ではありません」の表記に撃沈。

もう、団長大興奮で、「(箱を)開けていい?開けていい?」とうべにせがみます。

「もう何か誕生日にプレゼントもらった子どもみたいに嬉しい」と大喜びです。

中を開けますと、そこには本体とコントローラー、その他もろもろ。

まず、説明書を見る団長。

この説明書がつわものなんです。かみっぺら一枚を半分に折ったやつ。

そこに、本体と、7つのゲームの説明がすべて凝縮されているんです。

団長、説明書を開くや否や、「なんだこれ??」

ゲームの説明は、説明といえるものではなく、

「タイトル」
「(ゲームのジャンル)」

Aボタン:ジャンプ
Bボタン:攻撃
十字キー:移動

はい、これだけ。こんなようなのが7つ乗ってるだけ。

「これ、100円ショップのゲームの説明書よりちゃっちいしょ~!」と団長、もうすっかり虜☆

次に本体を持ってもらう。「なんだこれ??」

本体、ひくほど軽いです。ためしにねじをはずして中を見たら、

基盤が一枚あるだけ。本家ファミコンがどうしてあんなに重いのか謎です。

コントローラーもすごい。すごいほどちゃっちい。

しかもコントローラー、ボタンが6つ(!)ついてるんです。

説明しますと、まず、いわゆる一般的なコントローラーと同じような位置に

AボタンとBボタン。これは普通。でもここからがさすがふぁ(以下省略)

そのボタンの上に、連射機能搭載のAボタンとBボタン。

これで終わらないのがさす(以下省略)

一般的なコントローラーの、L・Rボタンの位置に、

AボタンとBボタン。計6つ。

しかもさらに、本体とコントローラーにはLEDがついていて、電源を入れると意味なく点灯する。

これらを整理すれば、もう少し安く売れるのでは??などというのは愚問ですが、

もうこれらで団長のハートをキャッチ。

その後来た団員の山科さんは、「欲しい」とまで言う始末。

客演の稲葉さんも箱を見せると大爆笑。

さすが、すごいハードだなと実感した一日でありました。

ただ、稽古場にテレビがなかったので、実演はできませんでした。

実演の日が来ましたらおってご報告いたします。乞うご期待!

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2004/06/22(火)「宗家とじょーじさん」



我が劇団の面白い人担当のじょーじさんとザボンさん。

最近、この二人はずるいとさえ感じます。

まずじょーじさん。

うべHPのトップページの下方、劇団サードファクトリーのリンクがあり、

そこに飛びますと、「ちょっといい話」なんていう

じょーじさん執筆の面白ネタ話があります。

そこで詳細が書かれていますので、まぁここでは詳しくは触れませんが、

ちょっと、じょーじさん今、トラブルです。

円形脱毛症に悩まされているんですね。

で、まぁ、周りは当然ネタにできませんわな。

ところが、団長と二人で遊ぶ遊ぶ。

脱毛具合が、ちょうど髪を上に上げると、

かのマトリックスのエージェントスミスを髣髴とさせる感じなので。

団長が「エージェント」とふると、じょーじさんが髪を上げるのです。

もうそれで大爆笑ですよ。

「ではこれで前説を…」だなんて発言まで飛び出すんですから。

しかしそれはさすがに、「お客様がひく」とのことで却下。

そらそうだ。じょーじさんいわく「ある意味病気だからね」

もうこれで、団長は撃沈でございました。


それはそれで結構ですよ。ところがね、稽古中、

じょーじさん、芝居にそのエージェントをネタにして入れるのですよ。

劇団員のマリコも「えっ!?」と動揺しまくり。

じょーじさん焦ったのですかね。

「エージェント…」とつぶやいた後、

芝居なのか本音なのかわからない「どうしてこんな展開になっちゃったのかねぇ…」とポツリ。

いや、じょーじさん、面白いけど。

面白いけど、芝居に入れるのはずるいわぁ。


ということで、ある意味病気すらネタにする人。

それからザボンさん。

今回、おそらく笑い的に一番おいしい役。

詳細は、見てのお楽しみですが、もう小ネタ小道具衣装…何から何までずるいです。

団長も、ザボンさん出演シーンの演出には力が入ります。

やはり、ここらは性格なんでしょうねぇ。

もうね、何度見ても芝居中に笑ってしまうのです。

あと1ヶ月足らず…免疫をつけるのに必死なうべ。


…というわけで、何から何までずるい人。

もう、その笑いのずるさから、われわれ劇団員は、

ザボンさんのことを敬意をこめて「宗家」と読んでおります。

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2004/06/11(金)「男らしいうべっち」



前回、見事なオカマちゃんを演じた、名俳優うべ。

今回は、なんだか、男の役です。

はい。前回も書きましたが、やっぱり脇役ですよ~!

で、稽古も連日がんばっております!

もう、うべはとりあえず、団長のお墨付きをいただきました。

本番まであと1ヶ月!

チケットを買いたい方は、うべまでお申し付けください。

ってか買え!(笑)いろいろあるので、買っていただきたいのです。

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2004/06/02(水)「配役決定!」



タイトル通りでございます。

配役が決定いたしました。

うべは、やっぱり脇役でございます(笑…いや、涙?)

いろいろございますが、うべは与えられた役を粛々とこなすのみでございます。

ちなみに、前回のようなうべワールドを期待されている方へ。

残念ながらご期待に添えませ~ん。

かっこいいうべを見たい方へ。

それもいませ~ん。

今回は、記憶より、記録に(パンフレットやちらしに名前が)残るうべになると思います。

それでは。

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2004/05/12(水)「二日目~いよいよ混んできた!」



二日目も朝は7時集合。

そして例のごとくハイエースの助手席に乗り込み、出発。

後部座席は、前日と若干メンバーが変わる。

やっぱり途中で数人を拾い、途中でスーパーによる。

この日から、少しずつ池内さんとの会話が増える。

スロースターターうべにとっては、ちょうどよろしいペース。

相変わらずヤンキー池内運転、荒いです。

追越の仕方が、高橋レーシングを彷彿とさせます。

夕張に到着。まずは倉庫等の鍵をあける。

すでに販売するグッズなどは陳列されていまして。

そう。今日からバイト君たちが出動なのです。

このバイト君たちが…いい感じでやる気がないのですよ。

たるぅい感じムンムンなんですね。

困ったものだ…とも思うのですが、

おかげで仕事が幾分か楽に。

ちなみにこの日は5月1日。いよいよ連休が本格的に始まった日ということもあり、

なかなかの賑わいなのでございまして。

うべ、なかなかてんやわんやにはなりました。

しかも池内さんこの日からは、基本的に舞台裏の仕事についているので、

なんだかうべが責任者みたくなってるんです。

確かに…販売個数の管理とかをせねばならず、

しかもハタチ無勢に、周りの大人たちやバイト君高校生たちは敬語、および丁寧語を用いて接してきます。

困りますねぇ。「○○はいくらですか?」とか

「会場時間は10時でよろしいですか?」とか聞かれましても、

わっかりませぇん。

なんだか、やはりパニックですよ。

それでもなんとかショーを終え、例のごとくサイン売りをし、

午前はいくつ品物が売れたのかを数え、急いで昼食を食べ、

倉庫からグッズを持ってきて、また数を数えて…

売るのはバイト君にほぼお任せ。

いやいや、それでもやりましたけどね。

さすがに午後のほうがお客さんの数が減って楽。

それでも連休初日、天気もよく、なかなかの入りでした。

帰り道、やはり池内さんと少しはトーク。

後部座席女性陣とはほぼ絡みなし…

ヘトヘトになって二日目が終了しました…

しかし、本当の恐怖はここからだったのです…

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2004/05/10(月)「初日~ちんぷんかんぷん~」



その日、友達と飲みに行き、夜はネットカフェで過ごしまして。

そして翌日(4/30)の朝6時半頃、出発。

コンビニでおにぎりやお茶を買って、いざ事務所へ。

もう緊張の嵐です。

事務所には、担当の池内さんほか、数名。

とりあえず挨拶をして、早速出発。

ハイエースでの移動です。

うべは助手席へ。池内さんは運転。

その他、アンパンマンショーをやる女性5、6人(以下メルヘン班)が後部座席に座る。

この日、日課を知る。

まず、夕張に向かう際、必ず途中にあるスーパーによる。

そこでこんなアドバイスが池内さんからありました。

「寒いから、みんなスープとか買って、で、現地にポット持ってってそれを飲むんだよ。うべくんもなんか買ったら?」

そのときは、寒いとはいっても甘く見てました。後日、痛い目にあいましたがそれはまた別の話。

そして再び乗車→出発。ここからはもう夕張までまっしぐら。

大体車で札幌から1時間半くらいのところにその遊園地はあります。

でもね。それは普通に移動して、どこにも止まらずに行けるような時間。

スーパーによっても、まだ1時間半でつけます。

池内さんは、どうやらスピード狂のようです(笑)

途中、仕事の内容を聞く。まとめますとこんな感じ。

1、物販。特定の商品は、いくつ売れたかを紙にかいて集計しておく。

2、売れて足りなくなった商品は、倉庫から持ってくる。

3、カギ担当&おつり担当

4、ショー終了後のサイン会で、販売や呼びかけ。

ってな感じ。おいおい、私、こういう現場初めてですぜ。

とりあえずそんな感じで緊張しつつ、現場に到着。

…売り物の多さに驚き。

しかも、この日は遊園地で雇ってるバイト君たちが来ない!(一応平日だから)

というわけで、池内さんがこの日は付きっ切りでした。

…まぁ、仕事は意外とこなせたもんです。

この日は先述のとおり平日だったからなのか、お客さんもそんなに多くなかったし。

ただ…パニックでしたねぇ。

知らぬ人ばかり。それでも愛想はよく。

なんとかかんとか一日を終えました。

帰りも日課があり。必ず、遊園地近くのコンビニに寄るのです。

そしてなんだか遠足気分で事務所へGO。

ちびっと池内さんとトーク。あとは…人見知りだねぇ。

というわけで、初日からすでに心身ともにぐったりしつつ帰宅したのでありました。

帰宅後、死んだようにすぐ寝たのは言うまでもありません…

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2004/05/07(金)「突然のオファー」



GWスタートの4月29日。うべはこの日、友達と飲みに行く約束をしていました。

待ち合わせ時刻は18時30分。うべは札幌に17時30分ころには到着し、

時間つぶしと、本屋で立ち読みなどをしてすごしておりました。

すると普段あまり鳴ることのない私の携帯がプルプルとバイブレーション。

何かと思い見ますと、うべの劇団の団長の吉田さんから。

うべ「はいもしもし」

吉田「あ、どうも吉田です~」

うべ「お疲れ様です~」

吉田「お疲れ様です~。あのですね、ゴールデンウィークなんですけれでも、うべっち何か予定ある?」

うべ「いえ、特にないですけど…」

吉田「そう?遊園地でのヒーローショーの、グッズ売りの手伝いをしてほしいんだけど」

うべ「そ、そうなんですか?いや、別にいいですけど…」

吉田「そう?大丈夫?うべっち朝7時15分に札幌に来る交通手段ある?」

うべ「う~…ちょっと厳しいですねぇ。車使えます?」

吉田「ちょっと待ってね。後でも一回連絡するわ」

…ふぅ?どうやって仕事すりゃいいの?物販なんてしたことございません。

しかも今回の仕事、どうやらわが劇団の経営母体であります、オフィスサードの仕事ではなく、

同業者の「東京ファミリー企画」さんのヘルプらしい。

そしてしばらくして再びバイブレーション。

うべ「はい、もしもし」

吉田「吉田です~。ごめんね何回も」

うべ「いえいえ」

吉田「うべっち車で来れるの?」

うべ「はい。駐車場ってあるんですか?」

吉田「うん。あるみたいだから、大丈夫だよ~」

うべ「あ、そうですか!」

吉田「それで、担当が池内さんっていう女性の方です。で、明日(30日)は朝の7時に○○(住所)に集合で」

うべ「わかりました~」

吉田「そんじゃよろしく~!」

…??????何じゃこりゃ。

仕事の内容もいまいちつかめないまま、GWはあっさりとつぶれました。

こうして、壮絶な6日間が幕を開けようとしていたのです…

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2004/04/28(水) 「お引越し?」



昨日、どうやら稽古場がお引越しというお話を聞きまして。

で、まぁどこまで諸事情をここで書いてよいものやらかなり謎ですから

ふんわりと書きますが、

とりあえず引越しはかなり急がないといけないらしい。

次回の稽古は、お引越しのお手伝いと化すのでしょうか?

2004/04/26(月) 「アイテム」



久々のしばいべや更新です。

先週の23日、稽古がありました。

新しく我が劇団に入られた方も少なからずおり、

ずいぶんと賑わいを見せ、余計に狭くなった稽古場。

そんな稽古場に、いろいろとアイテムが増えました。

ネタバレ厳禁ですので、どんなものか具体的にはいえませんが、

被り物系や、電灯系。

なかなか、100均で揃えたものにしては、お金かかってそうに見える本格的なアイテムたち。

電灯系は、稽古場を暗くして明かりをつけて、皆で感動したほど。

被り物系は、みんなして爆笑してました。

(気になります?見にこられたら見に来てくださいね☆)

すべて、ザボンさん製作のアイテムたちです。

発想力がすごいというか、手先が器用というか…

予想外のかっこよさに、団長も「もう少し安っぽくてもいいのに…」と困惑気味だったほどです(笑)
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2004/04/10(土)  「ザボンちゃん」




相変わらず、ハプニングの絶えない劇団です。

音声を録音するため、MDラジカセにマイクを繋ぎ、「あ、あ」と言っているジョージさん。

しかし、なぜか音が出ず。

そのうち、MDも出てこず、悪戦苦闘。

「何だこれ。何だこれ。」悪戦苦闘。

そのうちちょっとずつ光がさしてくる。

「お、いけるかも!」しかし、相変わらずうまくはいかない。

「これ古いもんなぁ。97年製だもんなぁ」

どうやら古さが原因と見ているが、それほど古くもない、微妙な年代。

一同、その台詞に失笑。

そのうち、イライラしてきたのか、ラジカセをぱんぱん叩き出す。

そして、マイクに向かって「おいっ!」と叫びだす。

ところがどっこい、MDにはちゃっかり録音されていたのだ。

MDにて、再び「おいっ!」という叫びがこだまする。

わが劇団は、こんなベテラン役者によって支えられています。

その後、稽古前の雑談。

そこで、団長・吉田の断髪式の話題に。

(髪を長く伸ばしているのを、ばっさり切るそうです)

そして、過去にあった、吉田純・ヅラ疑惑の話題に。

それが転じて、団長とじょ~じさんができてる、という疑惑の話題に(これも過去)

「そういえば漫才とかも二人でよくやってたもんなぁ…」とはじょ~じさんのお言葉。

なるほど、夜のノリツッコミが炸裂か?

それがまことしやかにささやかれていた当時、

彼女もおらず、誤解されかねない状況にあったらしいです。

でも、彼女ができても、「いや、あれはカモフラージュだ」といわれたらしい。

哀れなお二人に、乾杯。

そして極めつけは、「ザボンさん、おかま説」

わが劇団には、どこまで天然でどこまで計算なのかわからない、

ベテラン俳優のザボンさんがいるのですが、

その人が、過去におかまだったといううわさの話題に。

(どんな顔か見たい方は、トップより、サードファクトリーのリンクからとんでくだされ)

「いやぁ~、俺あの時なよなよしてたからなぁ~」とはザボンさんのコメント。

その噂がささやかれていた当時、ジョージさんは、ザボンさんに、「よかったら、今日、家に泊まっていくか?」と言われ、

「いやいや!いい、いいって!」と本気で断っていたそう。

それを聞いて、ザボンさんも怒っていたようです。

以前、このしばいべやにも出てきた、日本舞踊の重鎮、嘉門衛信先生には、

「絞め殺したヤギみたいな顔」という、まったくもって想像できない例えを言われたりしたそう。


…どうして、こうも愉快な仲間たちが集まってしまうのでしょうか。

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2004/04/07(水)  「酷い!」

皆さん、これ、何と読みます?

まぁ、普通、「ひどい!」って読みますわな。

「あんた、それは酷いんじゃない?」って書いてたら、そら、「ひどい」って読みますわな。

台本の中に、出てくるのですよ、この言葉が。

これをね、「むごい!」って読んだ人がいたんですよ、昨日。

それがね、うべにとってはニューキャラのザボンさんです。

はっきりいいます。かなりの大人な年齢です。

おそらくもって30代でしょう。

その人が「むごい!」ですって。

もうそこから、我が劇団特有の、妄想ゲームがスタートですよ。

「むごい!むごすぎる!」とせりふを勝手に付け加えたかと思えば(誰が言ったかは不明)

「ハンカチくわえてな。波止場でな」と設定を作る(これは団長が言ってた)

「講壇だな、講壇。「そして彼女は、旅立っていったのであった…」」(これは団長&ジョージさん)

もう、これ劇団員のつぼにばっこり入ったようで、みんなして大笑い。

しかも、たちの悪いことに、2度出てくるのですよ。「むごい!」もとい、「ひどい!」が。

で、また「むごい!むごすぎる!…そして彼女は…」

ボケのオンパレードですよ。誰か突っ込みはいねぇのか?この劇団には(笑)

で、昨日は台本の読み合わせをしたのですけどね、ことあるごとに「むごい!」だの

「そして彼女は…」だの。

おいしいアイテムを、持たせてはいけない人たちに持たせてしまった気分です。

しかも、これ、詳しくはネタバレになるから書きませんけど、

今回のテーマは純愛なのに、どう考えてもお前それストーカー行為だろ、と言わんばかりの行動をとる女の子。

あ、これカットになるんだな。じゃ、いっか。

おまじないと称して、ノートにびっしり好きな人の名前をかいたり、

これもおまじないと称して、100均で買った20個の消しゴムを、がんばって使いきろうとしたり…

しかも、ノートにいたっては、好きな人のくせして、名前間違ってるし(これは団長のト書きミスなのですが)

ト書きミスと言えば、長年お世話になっていた某遊園地の絶叫マシーンである「フリーフォール」

これを団長、「フリーホール」と書く。

まこさんに指摘され、15年来の過ちに気づく。

うべも思わず、「これじゃ自由空間(もとい、自遊空間)じゃないですか!」と突っ込む。

「ネットカフェかよ!」と、団長も自虐ネタです。


ま、こんな劇団ですよ、うちは。

ちなみに肝心の稽古は…平々凡々と終わったので、省略します(爆)

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2004/04/05(月)  「稽古再開!」


先週の水曜より、いよいよ次回公演に向けての稽古が開始されました。

ただ、まぁ初回です。台本を渡される日です。

本格的な稽古ではありませんでした。

メンバーだった大嶋さんは、東京へと旅立ちましたので、

メンバー一人減。

まりこは、髪が茶色く染まってました。

まこさんは、髪をすっきり切ってました。

うべは、髪がもっさりで、「俺の中でそのうべっちはない!」とまこさんにぼろくそに言われました。

そして、今公演は、ザボンさんなる方も参戦。

うべ、絡んだことないからなんとも言えないが、うわさはかねがね…

ろくな噂を聞いたことがない!

(うべを責めないでくださいね!すべて、団長、じょ~じさん、まこさんあたりから伺ったことですからね!)


この日、台本を“決める”作業を行いました。

我が劇団には、台本や演出を行う人間が2名おります。

一人は、前回、前々回と脚本・演出を手がけた、団長こと吉田純(あつし)さん。

もう一人は、その前の回で脚本・演出を手がけた、じょ~じ山本さん。

お二人が台本を持ってきて、どっちにするかは団員が決めるという、なんとも酷な作業。

酷ですよそりゃ!目の前に二人がいるんだもん。

そこで「今日のご注文は、DOCHI!」って決めろってんだもん。

どっちの料理ショーはいいですよ!関口さんとか三宅さんが作るんじゃないんだもん。

違うんだよ。今回は!いわば、関口さんと三宅さん本人が素材集めて、調理して、

料理を目の前に出して、それで、「お前らどっちを食うか決めろ!」って話なんですよ!


というわけで、まずはじょ~じ班の料理の試食から。

…ふむふむ…なかなかシュールではないか。面白いっちゃあ面白い。

ふむふむ。うべの役どころはどれかなぁ…また変な役どころなんだろなぁ…

下手したら着ぐるみキャラかなぁ??


さぁ、そして、吉田班の料理の試食。

…ほうほう…ピュアよのぉ。セピア色っちゃあセピア色。

ふむふむ。うべの役どころはどれかなぁ…多分面白3人のどれかなんだろうなぁ…

下手したら、前回以上にせりふないのかな??


さぁ、まずは、曽根さんに伺います。今日のご注文は、DOCHI?

「じょ~じさんのは難しかったので、吉田さんので」


では、次にイチロウさん。今日のご注文は、DOCHI?

「決められません」

では、うべ。DOCHI?

「2回続けて面白キャラより、違うことしたいゆえ、吉田殿の台本で。」

では、まこさん。DOCHI?

「じょ~じさんのは、冒険しすぎかな??吉田さんので」

まりこは、DOCHI?

「じょ~じさんの、難しい。漢字が難しい。だから吉田さんので」

最後に、ザボンさん。DOCHI?

「きめらんねぇ…じょ~じの演出も受けてみたい」

ということで、吉田さん台本になりました。

今回は「純愛」でございます。

うべ、生涯恋愛経験なしなので!恋にからむ役はないと思われます!


…また脇かよぉ~!

いや、脇のほうが自由度高くて面白いんですけどね。

でも…まぁ、なるようになってください。


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