海辺のお部屋
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久々にこのテーマを書いてみようと思った。自分のためにも、今、これで苦しんでいる人のためにも。私を語るとき、リスカは切っても切れない話題の一つです。忘れられない過去だし、忘れてはならない過去だと自分では思う。ここ最近は全くやっていない。不思議なほど安定している。かつてないくらい幸せだと感じる。今までで一番生きているのが楽。何があの苦しい時期と違うか、はっきりとは言えない。でも、違うものはいくつもある。一番は毎日愛を感じることができる。生きていていいんだと感じられる。苦しいことだけじゃなく、楽しいことも感じられる余裕が自分にある。だから生きていて楽しい。リスカをしていた時、私には未来はないと確信していた。結婚なんてできないと思っていたし、一生不幸な人生だと思っていた。とにかく苦しくて、つらくて。死にたくて仕方なかった。死んでしまえばすべての苦しみから逃れられるなら。そんなことばかり思っていた。毎日が不安だった。仕事もうまくできないし、希望もなくて。楽しいことも何もない。あるのはうつ病という病気、捨てたい過去。虐待されて育ったから、自分の愛し方なんてわからなかった。自分は愛されてはいけない人間だと本気で思っていた。すべての感情を殺していた。感じ方も分からなかった。うれしいことも、悲しいこともない。でも、それが自分にとってのせめてもの平安だった。今考えるとすごく寂しい。「味のないご飯をずっと食べていたんだね。」と言った人がいた。私の人生なんてそんなもんかもしれない。ただ生きていた。身体的虐待を受けてきた私は痛覚神経が鈍かったのかもしれない。リスカを始めた当時、少しあった痛みもそのうちすぐに麻痺した。いくら切っても痛いと感じなくなった。いっぱい切った。痛くないからいくらでも切れた。左腕いっぱいに切った。切るところがないくらい。手首とひじ近くが一番切れた。手首は大きな時計で隠し、ひじにサポーターをつけて毎日すごした。あとは出た部分をコンシーラーで隠し。今の病院に勤めだしてからさすがにやめようと思った。精神科の看護婦が手首に包帯して、なんて見苦しいし。何よりも幸せになりたかった。でも、何度も挫折して時々切ってしまっていた。でも、いつしか切りながら思った。こんなこと辞めたい。私、本当は死にたくない。生きたい。でも、生きにくい。その苦しみを乗り越えたい。生きたい。生きたいからやっているんだと。本当は愛されたい。こんなことして自分をいじめてばかりいるんじゃなくて、自分を愛したい。でも、その方法が分からなかった。今の旦那と出会ってから、いろんな可能性が見えてきた。何よりも彼の愛が私を変えた。病気の私、社会に適応できない私、人と関わるのが下手な私。いいところなんてないのに、こんな私を愛してくれた。生きてていいんだと感じられた。自分を愛していいんだと思えた。生きていく勇気が少しずつ出てきた。自分を愛せた時、感情が私に芽生えた。リスカをして痛いと感じることができた。今はリスかは痛くてできない。自分がかわいそうだし。私を愛してくれる旦那に申し訳ないし。傷の数だけ苦しみがあって。その痕は乗り越えた苦しみの数だと私は思う。こんなに苦しみあったんだから、自分に優しくしてあげようと今は思える。もう自傷行為はしないと思う。今の自分が好きだから。
2005年07月13日
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