“お笑い”哲学論のページにようこそ!

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◆男性論≪前書き≫◆


(直接、手渡しでも受け取れませんでした)

でも、そんな事にも影響されず、なんだかんだ言っても、私は女性が好きです。
女性を愛する者です。

愛するがゆえに、女性に対して少し辛辣になる傾向があるようです。
(私は、自分も愛していますが、自分には寛大です)

女性について(美点はともかく)語ることは、私の不幸を語るのも同じではないか、と思い始めました。
そこで、今回からは「男」について(辛辣に?)書いてみようと思っています。
(例によって、いつまで続くか怪しいものですが…)


≪前書き≫

女性には男を見る目がない。
とくに私を見る目が、特別に、不当なまでに、欠落しているように思われます。
男の見る目を養ってもらうためにも(私を正当に見てもらうためにも)、男性論を書く必要を感じています。


それにしても、男の単純さは子供の時からハッキリしています。
(大人になっても、ハッキリしています)
女の子の場合、何を考えているのか簡単には解りません。
(大人になったら、もっと解りません)

例えば、小学生の女の子が服を欲しいと思ったとしましょう。
その時、女の子が考えている事を非常に単純化し、かつ簡略化すると、おそらく次のようになるでしょう。
「この服が欲しいが、現在の我が家の家計はどうなっているのだろうか?
 父親の冬のボーナスは、別にクリスマスプレゼント用に温存させておく必要がある。
 要求を表明するには、10月の給料日の直後辺りが適当か?
 父親は機嫌のいい時に頼めば承諾してくれるからいいが、問題は母親だ。
 この前靴を買ってもらったばかりだから反対するかも知れない。
 母親自身も服を欲しがっていて、言い出すタイミングを見計らっている。
 母親と共同戦線を組む方が賢明な判断というべきかも知れない。
 弟のことは無視して構わない。
 しかし、妹が人形を欲しがっているのはどの程度考慮すべきか?
 もし、自分の要求が認められない場合は、どのような手段を行使すべきだろうか?」
と、ひどく簡略化してあるにしても、この程度の深謀遠慮と権謀術数を小学生の段階で身に付けているのです。

これに対し、男の子の考えている事は目を覆いたくなるほど単純です。
どんなに複雑化しても、
「ぼく、これが欲しいっ!」
以上のことは何も考えていないのです。

しかし、この単純さが大人になって変わるはずがない、と思ったら大間違いです。
男は成長するにつれて、自我に目覚め、性に目覚め、社会に目覚め、目覚まし時計の音に目覚めるなど、様々なモノに目覚める過程をへた結果、単純な下地の上に複雑な性格を形成した、と思い込むようになります。

これを出来るだけ客観的に記述していくのが、今回以降の「男性論」の目的であります。

もちろん、一口に男と言っても、例外もあるでしょう。
男の中には、男というよりは、むしろチワワや仏像のような男もいるのです。
そういう人はこれから書くことに「例外を除けば」という句が省略されているものとして読んで頂きたいと思います。

それでもなお、「自分は違う」「彼は違う」と思う人は、男であることを充分に確認した上で、遠慮なく反論の手紙を(メールではなく、裏が白い便箋を使って)送って頂きたい。
わが社にはメモ用紙が不足しているのです。
(社長が仕事をしないので、お金が有りません)
(反論の手紙には、寄付金を同封して下さっても非常に結構です)
(お礼はメールします)




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