“お笑い”哲学論のページにようこそ!

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◆首を回すな◆


世の中には、過小評価されているものがあります。
とくに世間から、不当に過小評価されているのは、私ですが、首も過小評価されています。

首というのは、「頭と胴体の接合部分」といった程度にしか認識されていませんが、実際には「首に、頭と胴体が接合している」のです。

この真理に着想できたのは、つい先日のことでした。


朝、目が覚める直前だったのか、目が覚めた直後だったのか、今となっては、どうでもいい問題ですが、首に激痛が走りました。

首に五寸釘を打ち込まれたようです。
首を少しでも動かすと激痛が走ります。
そのままにしていても激痛が走ります。
動かす前の状態に戻しても激痛が走ります。

「前門の虎、後門の狼」、「四面楚歌」、「孤立無援」、「八方塞がり」という状況には慣れていますが、私は心理的苦痛よりも、肉体的苦痛に弱いタイプです。
このまま、ずっと生きていろ、と言われれば断るでしょう。
すぐに殺してやる、と言われても断るでしょう。


寝る前までは異常ありませんでした。
眠っている間に、誰かが私に馬乗りになり、頭を二回転捻った上、首に五寸釘を打ち込んだに違いありません。
しかし、そういう無慈悲なことをする人間が、多過ぎて特定できないのが問題です。
というより、そういう状況を招いている私の生き方が問題です。

黒い疑惑にさいなまれながら、何とか起き上がります。
この瞬間に誰かに襲われたら、ひとたまりもありません。
そういう事態に追い込まれる私の人生に問題があったとしても、この際、そんな問題は後回しです。


その後の出来事は、昨日の日記に書いた通りです。

しかし、書き忘れていたことがあります。

整体の先生は「寝違えたために、首の骨がズレたのだ」と説明していたのです。

痛みは治まらず、改めて病院に行くと医者は「寝違えたのだ」と説明しました。
ここまでは整体の先生と同じでしたが、「寝違えは、筋肉が炎症を起こしたものだ」という説明が違っていました。
「こういうときは、筋肉を乱暴に動かしてはいけない」と言われました。


その夜は、なかなか眠れず、朝の五時から、やっと三時間ほどの睡眠を取ることが出来ました。
それまで、六時間ほど眠っていたから良かったものの、そうでなければ、身体がもたないところです。






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