福岡市個別指導学習塾慶應修学舎の記憶「石橋の思考」

福岡市個別指導学習塾慶應修学舎の記憶「石橋の思考」

2009.03.22
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カテゴリ: 授業論
僕が思う「最高の授業」とは、教室の空気が静かに震えるような、そんな瞬間に生まれるものだ。

それは、生徒の「目」を見ればわかる。
声を出して笑っていなくても、派手に反応していなくても、
目が、笑っている。
目が、先生の言葉を全身で受け止めようとしている。
「今日はどんなことを話してくれるんだろう」
「どんな世界を教えてくれるんだろう」
そんな期待と好奇心が、目の奥にやわらかく灯っている。

どれだけ笑いが起きたとしても、

その授業が「悪い」なんて言うつもりはない。
それはそれで、生徒にとって価値のあるものだと思う。

でも、僕の中でずっと残っているのは、
生徒たちの目が、静かに、でも確かに輝いていた、
あの日の授業だ。

先生のひとことひとことに、吸い込まれるように耳を傾ける生徒たち。
目は笑っているけれど、ふざけているのではなく、
「もっと聞きたい」という気持ちが全身からあふれていた。

その光景を目の当たりにしたとき、
僕は思った。

「この授業を、先生たちに見せてあげたい」って。


授業というのは、先生が一方的に届けるものじゃない。
生徒と先生、どちらもが心を開いて、
まるでキャッチボールのように投げ合いながら、
一緒に創り上げていくものだと思う。

先生の熱意や工夫はもちろん大切。

生徒が「この先生の話をもっと聞きたい」と思えるかどうか。
その気持ちが、教室全体を優しい緊張感で包んで、
特別な時間を生み出していく。

「目が笑っているか」
たったそれだけのことだけど、
それが授業のすべてを物語っていることもある。

そんな授業を、これからもっと増やしていけたら。
そんな瞬間に、立ち会える大人でいたい。

今日もまた、目を見て話を聞こう。
あの光を見逃さないように。





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