妊娠継続

妊娠継続


10月27日、久しぶりのお外です。
まだ妊娠が発覚して二週間もたってないのに、もうマタニティのワンピースを着た。(めちゃめちゃ早すぎです)
すっかりお腹も腰も痛みがなくなって、とてもすっきりした気分で病院へ出掛けた。
駐車場に車を停めて、病院の入口の扉を開けた。スリッパに履き替えて待合室の扉を開けようとした・・・・
(んっ?待合室が暗い・・・・なんでだ?)
人の気配はまるでない。受付のちっちゃい窓のカーテンも閉まってる。
慌てて診察時間のパネルを見たら、なんと今日は休診日だった。
こんなんだったら、家を出る前に診察券を見とくんだったー。
仕方なくこの日は静かに帰った。

そして、10月29日。やっぱりマタニティはあまりにも恥ずかしかったので、普通にジーンズを履いて病院へ行った。
診察室に入った。
「るんばママさんは、一週間、どうでしたか?何か変わった事はなかったですか?」
「はい」
「お腹の痛みはまだあります?」
「時々イタイ様な感じはしますけど、そんなに気にならないくらいですが・・・」
「じゃあ一回見てみますね」
また内診台にあがった。
「うーん・・・赤ちゃんは落ち着いたようですね。もう心配はいらないですから、普通に生活してもいいですよ」
すごーくすごーく、ホッとした。一週間、ただ赤ちゃんの事だけを考えて、痛みにも我慢して、泣けちゃうくらい頑張った甲斐があった。神様はちゃんと赤ちゃんを守ってくれてました。
「仕事も続けていってもらっていいですし、家事も普通にしてもいいですが、今が大切な時期だから、疲れたりしたら、すぐに休んで、無理のない程度にね」
先生はそう言った。
診察が終わって、待合室に戻る時の私の顔は多分にやけてたと思う。うれしくて、うれしくて、早く誰かに伝えたくて・・・・
危険な山は越えた。だから、お友達にやっとうれしい報告が出来ました。
切迫流産だった事、お腹と腰がすごく痛かった事、そして、なんとか妊娠を続けられる様になった事をみんなに伝えた。
その中には、流産をして悲しい思いをした子もいる。それでも、「おめでとう」と言ってくれた。なんとなく後ろめたさがあったんだけど、考えすぎでした。彼女にそう言ってもらえた事がとてもうれしかった。(その後彼女は妊娠して、元気な女の子を出産しました)
翌々日、10日ぶり位に仕事へ復帰しました。
朝礼で、長らく休みをもらってしまって迷惑をかけた事を謝った。
また今日から忙しい日々が始まる。
新しく変わったシステムの説明を受けて、パソコンに向かった。
やっぱり仕事してないと、毎日にハリがなくてだらだらしてしまうから、こうしてた方がなんとなく気分が良かった。
いつまで働けるか、産休をとるのか、それとも退職するのか、まだ何も決めてないけど、バリバリ働くぞー。

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