25日、二日順延になってやっと試合がありました。
戸畑商業仲野君、大牟田高校阿部君の先発でプレイボール
1回両チーム2点ずつ取り、ノーガードの打ち合いになり、これは乱打戦になるのかと思われた。
しかし、戸商の仲野君が徐々に安定してきて大牟田高校にヒットが出なくなりました。
戸商は、効果的に加点していき、5回で7-3とリードされました。
大高は、ピッチャーを一年の矢田君に交代し、7回から3年生の田島君に交代しました。
松嶋監督が、地区大会終了後に県大会は3年生を出すからと言う事を言われていて、
選手交代で3年生を出されました。その時点で監督も勝負を諦められたのではないかと
思われた。8回に入って田島君の好投で加点を許さず、8回裏の大高の攻撃。
打順は良かったのでここで点数を1点でも返せればと思っていたのですが、既に2アウト
2ストライク1ボールで突然の豪雨。アッと言う間にグラウンドは湖の如く水が溜まってしまいました。
雨は降り続いて、これでは雨天コールドを宣言されてしまうと思われていた。
しかし、大高応援団(野球部控え、一般生徒、吹奏楽部)が雨の中傘もささずに応援を続けました。
戸商の応援団も途中まで応援していましたが、辞めていました。
大高は雨が止む事を祈りながら応援し続けた事で、審判団もコールドゲームの宣告を
する事を躊躇していたのでしょう。1時間30分も待って再開されました。
内野グラウンドには水溜りが沢山ありましたが、それでも続けられました。
その時は、再開してすぐに終わるだろうと思われていたのだと思います。
ところが奇跡が起こりました。2アウト1塁からフォアボールで1,2塁、ヒットで満塁になり
8番阿部がレフトへ大きなフライ。もしやホームランかと思われたが、伸びが足りずに
取られたと思ったときに、ピッチャーから変わっていたレフト仲野君が落球。
一挙3点取り、7-6になりました。阿部君は3塁へ、次のバッターの初球。
ワイルドピッチで生還。誰もが思っていなかった事が起こってしまいました。
もう大高のムードが押していました。延長戦に入り、両チームともエースがマウンドに
戻っていました。
13回、戸商の攻撃、ヒットのランナーにファアボールとワンアウト1,2塁で、
バッターがセカンドゴロを打ってゲッツーを取れると思ったのですが、ショートのファーストへの
送球がそれてファースト後逸その時2塁ランナーがホームへ1点。
その裏の大高の攻撃、キャプテンがレフトへのヒット、その打球を後に逸らしたので2塁まで進んだ。その次のバッターでキャッチャーのパスボールで3塁へ、ノーアウト3塁。
バッターへの指示はライトで流せ。バッターは右へ流したが、ファーストの正面で1アウト。
次のバッターで1ストライク2ボールの時にスクイズを仕掛けたが、インハイのボールで
あげてしまい。3塁ランナーは戻れずにダブルプレイでゲームセットとなりました。
8-7で戸畑商業の勝利で終わりました。
終わった後、殆んどの人は清清しい気持ちでいました。
一度負けていた試合を延長までやれた。3年生全員が出て試合を作った。
ベスト16で終わりましたが、良い勉強をさせていただきました。
雨の中の応援、凄く感動しました。吹奏楽部の皆さん。一般の皆さん。
ずぶ濡れになりながらの応援有難う。楽器の手入れ大変だったでしょうね。
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