《2回目》

天使プレート


たっくの妊娠が分かった時、正直に話せば悩みました。
まずこっこがまだ8ヶ月だったこと、そしてその時期にneneとこっこは風邪を引いていて薬を飲んでいたこと…生まれてくる子に何か障害が出ないだろうか?
病院の先生も2~3年は間を空けるのがいいって言ってたし。
でも悩んでいても仕方がないので、ダメでもしょうがないと思い行ってきました。
「おめでとう!」先生の明るい顔を見ながら不安げに聞いてみることにした。
「先生?産んでもいいのかなぁ?」
「なんで?産めない?」
もちろんリスクは背負うけど、産めない事はないって聞いたとき嬉しかった。
でも年子を仕事しながら育てていけるのか、みんなに迷惑がかかってしまうんじゃないか…。
決断を下すまで毎日泣いて過ごした。

そんなある日、アパートに帰るとテーブルの上に大好きなチューリップが置いてあった。『どんなに大変でも俺とneneとこっこで乗り切っていけるはず!
この命を大切に育てよう』
yunちゃんのメッセージがあった。
そう、3人で頑張ればいいんだ。
今のその手紙はneneの宝物。辛い時には開いて見てる。

でも、今回も初めから帝王切開が待っていた。
neneにはどうしても自然分娩で子供を産むことは出来ないようだった。天使
「はい」ってしかいえない状態だった。
友達は1年9ヶ月で病院を変えたら、自然分娩を出来た子がいたけど、neneには病院を変える度胸もなく今回も帝王切開での出産に決まった。


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