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2022年05月09日

新政酒造美山錦の最後の輝き貴醸酒「迦楼羅」（陽乃鳥/ラピス）

テーマ：日本酒の良さを広めよう！(4044)

カテゴリ：新政酒造限定酒

全国の酒造好適米生産量3位を誇る「美山錦」。
依然として、酒造好適米の地位は不動ではありますが、無農薬栽培をめざす新政酒造では取り扱いを終えようとしています。

新政酒造における「美山錦」を使用した代表銘柄は「ラピス（瑠璃）」ですが「BY2020陽乃鳥」もまた美山錦で醸された銘柄でした。
なお、「BY2019陽乃鳥」は原料米に美山錦の表記はありませんでした。

新政酒造特別頒布会2022では、BY2021貴醸酒として「陽乃鳥」ではなく「迦楼羅」が登場します。

現在公表されているスペックは次のとおりです。

新政酒造「迦楼羅」
・Class: Kijoshu

・Polish Rate: 55%・60%
・Vintage: 2021

公表されているスペックをみる限り、通常の「陽乃鳥」との違いがよくわかりません。
オーク樽仕込みであれば、銘柄名は「陽乃鳥Oak」になるでしょう。
飲みたい希望は「陽乃鳥スパーク」でしたが、これは過去の頒布会で配布済みですし。

出荷は7月下旬なので続報を待つしかなさそうですね。

サンスクリット名はガルダ(garuḍa)。インドの神話に登場する鳥類の王で竜を常食するとされる。金翅鳥（こんじちよう）、妙翅鳥と漢訳されたものと同一視されている。
大乗仏教では八部衆の一つに数えられている。密教においては梵天や大自在天の化身、あるいは文殊菩薩の化身といわれ、風雨を止めるための修法である迦楼羅法の本尊とされるが、単独で造像された作例はのこっていない。形像は鳥頭人身で、胎蔵界曼荼羅に表される。
（引用元：世界大百科事典第２版）

（迦楼羅像（八部衆）- 法相宗大本山　興福寺）

貴醸酒につらなる新政酒造の銘柄
（四神のモチーフとしては朱雀）
　陽乃鳥、茜孔雀、紫八咫

陽乃鳥のデザインは10周年も迎えた翌年にマイナーチェンジを施し、内容もより洗練された形へと進化させるため試行錯誤が繰り返されています。

【追記】「迦楼羅」と「陽乃鳥・改」を追記します

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五月下旬リリース、今年の頒布会のラインナップが出揃いました。ただでさえ実験ラインのプライベートラボですが、これが「エクストリーム」となりましたから、完全に常軌を逸した代物もございます。当蔵作品の扱いに長けた方のみ、ご購入いただけますように願っております… pic.twitter.com/6z9ld5zwtg
May 5, 2022