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2006.05.14
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カテゴリ: 雑記
皆さん、株価は何を基準に考えているのでしょうか?
大抵の人は 買った値段 が基準になると思います。それはそうですよね、買ったより高いで売ることが目的なのですから
大抵の人と書いたのは、少なくとも違う考えを持つ人が一人はいるからです。そう、私です
私は買ったときの値段などというものには、全くと言って良いほどこだわりません。そんな事、そもそも無意味ですから。買った値段などというものにこだわってもろくなことが無いというのは、過去の何十という失敗から学習しています

そもそも、私は株を資産と考えています。
知っての通り、現金は資産です。土地も資産でしょう。そしてもちろん、株も資産です。それに何の違いがあるのでしょうか?
現金とは違う別の何か だと思っているようですね。 現金だけは特別 だと思っているのでしょう。でも、私はそんな事は微塵も思っていません。100万ゼニーの価値を持つ現金と100万ゼニーの価値を持つ株は、そもそも同じ100万ゼニーという価値を持つ資産に違いはありません
そんな事当たり前じゃないかと思うかもしれませんが、そう思ったあなた…この先を読んでからでも本当にそう思っていたと言えるでしょうか?

手元に現金が100万ゼニーあったとします。あなたはその現金をいくらで手に入れたかということにこだわりますか?
そんな人、聞いたこともありませんよね。100万ゼニーの現金があるということは、別の100万ゼニー相当の何かと交換したから手元にあるのです。大抵は100万ゼニー相当の労働と交換ということで手に入れたはずです。または別の何かの資産と交換して手に入れたかもしれません。しかし、それをいくらで手に入れたかなどと言うを考えたことなどないはずです。100万ゼニーの現金を手に入れるのに必要なのは、同等の100万ゼニーの価値を持つものです。いくらで手に入れたかなどと言うことは、考えるまでもありません。100万ゼニーで手に入れたということになります。まず、これを前提にして考えてください、です。
では、その現金で100万ゼニーの株を買ったとします。あなたはその株をいくらで手に入れたかということにこだわりますか?
…こだわりますよね。現金を手に入れたときにはこだわらないのに、株だとこだわるでしょう。何故だと思いますか?
それは、株を 当時の値段で買って手に入れたモノ と思うからです。その株の価値がってもしたしたと考えるはずです
では、ここで…手元にある現金100万ゼニー、それをいくらで手に入れたかという事をまず考えてみることにしましょう。
例えば、50万ゼニーの現金で株を買い、その株が倍の100万ゼニーになりそれを売却して手に入れた現金とするならば、その100万ゼニーという現金は50万ゼニーで手に入れたということになるでしょうか?
いいえ、違います。100万ゼニーの株と交換して手に入れたということになります。でも、大抵の人はそう考えないでしょう。50万ゼニーの現金で100万ゼニーを手に入れた、そう考えるはずです
資産 だと思っていないからです。前述した 当時の値段で買って手に入れたモノ だと思っている証拠です。だから、 買った値段以上で売ろう と考えるのですね。まず現金ありきという価値観です。現金以外を資産と考えず、現金と交換したモノであると考えていることになります。
でも、私はそう思いません。現金と言う資産と交換した資産だと考えています。根本からして、考えが違います

何故、人は塩漬けになっている株を売ることが出来ないのでしょう。それは、前述したとおりその株を資産だと思っていないからです。株を売って現金に換えてから、初めて資産だと考えているからにほかなりません。
つまり、現在のその株が持つ価値と言うものを認めていないのです。100万ゼニーで買って90万ゼニーに値下がりした株は、 90万ゼニーの資産 ではなく、 100万ゼニーで買ったけど10万ゼニー値下がりしたモノ と思っているわけですね。だから、さらに値下がりするだろうと思ったり、他に値上がりしそうだと思った株を見つけても、売ることが出来ないのです。もちろん、今持っている株が現在の価値と比べて将来の期待値が高いというのなら、話は別です。でも、そう思って漬けている人など殆ど見たことがありません。今売ると損だ、でもまだ売ってないから損はしていないと思って売らない人は、 もう資産価値が下がっている、つまりは損している という現実を見たくないだけなのでしょう
でも、私はあくまでそれを90万ゼニーの価値を持つ資産だと思っています。だから、他に将来の期待値が高い株、つまり他の優良資産を見つけたら平然と乗り換えるのです。資産の価値を決めるのに、資産同士を交換した(株を買った)ときの価値など無関係です。あくまで現在の価値、それと将来の期待値だけです。
だから、損が出ていようと手持ちの株を平然と他の株と交換(直接交換は出来ませんので、売って現金資産に交換してからその現金資産と交換で手に入れる)できるのです。
ですから、私はそもそも買った値段などにこだわることが無いので、損切りという感覚が無いのですよね。単に、現在の値段より上がる見込みがあるか無いかしか基本的に考えていないので

良く取引記録で何勝何敗と付けている人がいますが、私は別に資産を交換した値段より上がったのを勝ち、下がったのを負けなどとはそもそも考えていません。それは今まで書いたことでわかっていると思いますが。あくまで、総資産が増えたか減ったか、ただそれだけしか見ていませんし興味がありません。
私はそもそも、現金という資産を 流動性が高いが時間とともに目減りする(物価の上昇分価値が下がる)資産 としか考えていません。特別なものだとは思ってないのですよ、そもそも

確かに、買った値段で株を売れば、買った当時と比べて現金という資産が減るのは事実ですね。そう考えると、買った値段を基準にするというのに反対する気はありません。人それぞれですから。
ですが、私はそんな目先の現金には全く興味がありません。あくまで現在の価値を基準にして、将来それを増やすという事にしか興味ないのです。
だから、損失を確定させることに全く躊躇しません。損失が確定しようがしまいが、現在の資産価値に違いなど無いからです。
損切りすると言うことは、単に減少する期待値の少ない資産に現在の資産をシフトさせているに過ぎません

私は長期投資家を自負しております。だから、ここまで達観した考えが出来ます。
自分が現金至上主義(株を資産だと思わない、単なる損得のカード)だと言うのなら、それを理解した上でそのような取引を心掛けるべきでしょう





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最終更新日  2006.05.14 23:12:34
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