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ソトス症候群の一例として娘の近況をお伝えします。
世間がコロナ騒動でてんやわんやだった時期、娘も例にもれず
元気な状態で自宅待機の日々が多く、デイサービスにも通えない日も続いたけど、
私自身、娘と丸一日いっしょに過ごしても昔ほどストレスを感じなくなった。
それは娘が読書…といっても、
好きなキャラクターが載った絵本をひたすら眺めるとか
音楽を聴くとか、なにか切って貼って工作の真似事のようなことをして
一人で遊ぶ時間が増えたり、
ある程度、指示に従えるようになってきたから。
たとえば洗濯。
指先の力が弱い娘の訓練のつもりで、洗濯ばさみに洗濯物を干す手伝いをさせたところ
人のために仕事をしているという自負のようなものを自身で感じたり
できる!という自信につながっているようであった。
料理はあまり好きじゃないようで、手伝わない。笑
手が汚れたりするのがイヤなようだ。
あと、夕飯時は私の隣に座っていたのを向かい合わせにして
テレビを消して食事をとるようになったら
夫と私の会話を聞いているせいか、ボキャブラリーが増えてきた。
身長は154㎝くらい、体重は50㎏くらいかな。
運動は苦手。関節の動きがなんか違うし、猫背だけど
自分なりのダンスを躍るのは好き。
学校では同じクラスのおせっかい気味の女子が苦手なようで
教室に入らないこともあるそうだ。
私もおせっかいなコが苦手だからヨシ。苦笑
勉強は支援級に通っていた頃、小6のころが一番冴えていた。
特別支援学校でここまで勉強させないとは思わなかった。
自宅でやればよかったんだろうけど
できないクセにプライドが高く、間違えると癇癪をおこす娘に
正直、対応したくなかったので、私もさせなかった。
娘の癇癪が昔のようではなくなったきたのもあるし、
もう高校三年生で後がないので
遅まきながら4月からウチで宿題をさせている。
毎日同じ宿題を一週間続ける。
そうすると難しい漢字も書けるようになって、
算数なんてまったくできなかったけど、少し進歩してるように感じる。中1からちゃんとやっておけばよかったけど。
仕方ない、今だから勉強してくれるんだろう。
さて、高校卒業後にむけて、三回目の職業実習が始まる。
今回お世話になるところで、娘にとっても事業所にとっても良い結果になることを
ひたすら願う母なのであった。