角松 敏生
２００２－２００３ ＴＯＳＨＩＫＩ ＫＡＤＯＭＡＴＳＵ ＣＯＮＣＥＲＴ ＴＯＵＲ “ＴＯＫＯＹＯ”
「トコヤ（床屋）」でも「トウキョウ（東京）」でもありません。「トコヨ（常世）」と申します。
って、誰も間違えないか（笑。パッと見が似てるのでついつい・・・＾＾；
初♪角松敏生ライブ。初めて出会った頃から１８年・・・長ッ！（笑
こんなに長い間待ち焦がれていたライブは初めてでした・・・
イヤイヤ、これ以上は待てませんでした（爆
この頃好きな・・・というよりも憧れていた角松さん以外のアーティストは、
山本達彦、中川勝彦、佐藤隆・・・あぁ懐かしい～。
その憧れていたアーティストのライブへ行くことができるなんて、
気分は１８年前にタイムスリップ！・・・っていくらなんでもそこまでは（笑
開演時間１８時からのドキドキも１０分足らずで、現在のINCARNATIO WORLDへ。
あぁぁぁ・・・落ちてゆくぅぅぅ・・・ってことで、
いつもの如くいい加減な「ウルヲボエライブレポ」のスタート！！
【INASA】
【IZUMO】
【AIJIN】
★MC★
「こんばんは。角松敏生です。」
とても丁寧に深々とおじきをした角松さん。思わず「はじめまして」とおじきをしてしまいました。
２１年間という長い歩みの、イヤ、爆走＆休憩の２１年間の中でたどり着いた
「やりたかった音楽でたどり着いた音楽」について語ってくださいました。
このアルバムは 「さまざまな出会いがあったから」 と、その出会いへ導いてくれた過去と現在に敬意を示すかのように丁寧な言葉で説明してくださいました。
【風車】
★MC★
「トンコリの音色は聞こえるのに、ＯＫＩさんは何処？視覚外？」と「風車」を聞きながら思っていましたが、
ＯＫＩさんはドイツへ公演中ということでお姿を拝見することは残念ながらできませんでした。
初めてトンコリを生で見れるぞ！と楽しみにしていたあたくし、ちょっぴり残念( ┰_┰)
「ＯＫＩさんが成田から電話してきてくれてメッセージを伝えてくださいと。
『参加できなくてとても残念です。でもトンコリの音は念力で送りますから！』って。
（笑いながら手のひらを開き客席めがけて左腕を思いっきり伸ばしながら、念力を送っているよう仕草をしながら）
今は文明の力というものがありまして、ＯＫＩさんの音は全部ハードディスクに落としてありますので（笑）」
角松さんの説明にもあったように継承文化に代行などありませんから、仕方がありませんよね。
ＯＫＩさん！新潟の熱気を代わりに念力で送ります（爆
アイヌ文化や日本国の話になり 「縄文人顔、弥生人顔があるけど、ＯＫＩさんによると僕は『台湾にいっぱい居るよね』って（笑）。」
あたくしはもちろん侵略者の弥生人顔。のっぺりしております（笑
【DAWN】
【常世へ続く川】
★MC★
「歳を感じる瞬間」ということで
「歌詞カードって字がちっちゃいよね。見えなくてさぁ、乱視が進んだかな？と思いながらふと歌詞カードをちょっと離したら・・・見えたんですねぇ（苦笑）。
（ウンウン、気づいてしまった身体能力の新しい力だねぇ）
同世代の容姿の変貌を見ると、月日の流れを感じるんですよ。
（そうだよねぇ。角松さん、見た目がメチャクチャ若いもん。自分の容姿じゃ、気がつかないよねぇ。）
それよりもお酒の量が減ったね。あと呑み方。歳とってくるとお酒呑むと女のことはどうでもよくなるよね。 （アリャ＾＾；）
昔なんかは酔った勢いで女口説いてってしてたけど、今は説教しているしね（爆）。 （居る居る、そういうオヤジ・・）
というよりも、そこに女が居ること自体忘れるね。あれ？まだ居たの？って（笑）。
（アチャー！こりゃ本当にきてるよ、角松さん・・・） 」
ということで、「歳を感じる瞬間ネタ」からここで「新潟と言ったらお米とお酒」ご当地ネタを披露。
「お酒を呑めるようになったのは実は２６歳くらいからなんですよ。
遅咲きというのはタチが悪くてねぇ（笑）」 と言いながら、いつのまにかオネエチャンネタに（爆。
「お酒はコンサートツアー中に周りのみんなと呑んでいるうちに呑めるようになったんですよ。
青木さんがちょっと先輩なんですけど、青木さんも僕と同じようにお酒呑めなかったのに呑めるようになった人なんですよね。
で、先輩風吹かせるのが好きなもんだから・・・～」 と、青木さんイジリコーナーに（笑。
「青木さんに『いや～、そのうち女よりも酒の方がよくなるって』なんて言われていたけど、
オレはそんなことはありえないっ！絶対女の方がいいっ！って言い切っていましたが、酒の方がよくなってきちゃってねぇ。
でも考えてみると、昔のほうが凄いですよね。素面で口説いてたんですからね～。
バイレットフィズ一杯で何時間もとか（笑）」
話の節々に青木さんにスポットライトがあたり、すっごく照れくさそうに下を向いてモジモジ。
度々スポットライトがあたり続けていたのが、今度は弱い光ながらもず～っとあたりっぱなしに（笑。
「もういいよ～」って感じで青木さんはしきりに手を体の前で交差させ小さく手を振っていました。
あのいつものお腹に突き上げるようなＢａｓｓ音からは想像ができないくらい、カワイイ青木さんでした(*^-^)
そして続いては浅野さんイジリコーナーへ。
浅 「贈り物でよくお酒もらうんですけど、もう呑めなくなってきてねぇ。お米の方が・・・（笑）」
角 「いつから呑み始めたの？」
浅 「中学生くらいから（笑）。でももう量がグンと減ったねぇ。」
角 「沢山呑んでいて時期から比べてどれくらい減った？」
浅 「人の６倍くらいだったのに、今は・・・御飯３杯ってとこです。 （この時点で例えの単位が食事の量に変更） 」
角 「僕、浅野さんの酔った瞬間ってわかりますよ。目がトロ～ンと・・・（笑）」
浅 「オレだって角松の酔った瞬間ってわかるよ。あのね、机をバンバン叩き始めるんだよ！（爆）」
漫才のような絶妙な掛け合い・・・付き合いの長さと親密さが伝わってきました（笑
【マレビトの浜】
★MC★
「このアルバムの中では優しいラブソングということで、アルバムの流れでもいい役割をしています。音楽評論家からも・・・～」
と短めの説明をされた角松さん。
あたくし、昔から知人に「やっぱリゾートって言ったらアマヌサよねぇ」と言われ続けてたので、
アルバムでこの曲を見つけた時は海好きの角松さんが魅了されるくらいだからそうとう凄いんだなぁと。
夏嫌いのあたくしでもリゾート地へ行かなければならない苦汁の選択を迫られた時には、アマヌサにしようと密かに決めた曲でありました(⌒▽⌒)
【アマヌサの海】
【WAYS】
★MC★
「弥彦神社へ昨日行ってきました。」 と 「誰だか雨男だとか言ってますが、晴れましたからね！というか、雪降って、風吹いて、晴れて・・・凄い天気（笑）」
なぜ弥彦神社へ行ったのかというと、島根県の物部神社で行われる鎮魂際を見てきた時、
お祭りについての説明などを聞いていたら新潟県の弥彦神社も関係があるとのこと。
角松さんのお母様のご実家が新潟県でもあるので新潟にはなじみがあったのですが、弥彦神社には行ったことがなかったので、
ツアー中に行こうと決めていたそうです。ツアー各地でもいろいろ廻っていらっしゃるようです。
「スタッフに『角松さん、この時期の日本海は辞めた方がいいですよ。演歌しか聞こえてきませんよ（爆。）』と言われたけど、大丈夫でしたよ（笑）。」
あたくしもスタッフと同じ意見でございます（笑。間違いございません。冬の日本海は演歌が似合う・・・（笑。
以前県外の友人が遊びに来た時、「うわ～、演歌の世界だぁ～！」と率直な意見を言っておりましたし。
角松さん、お気遣いありがとうございました（＾＾ゞ
「弥彦神社、キレイでした。あ、佐渡島も見えましたよ。感じが出雲に似ていて、光が雲間から海に差してきて・・・～」 と。
弥彦神社は女の神様なので、カップルや夫婦で行くと神様がヤキモチをやいて別れさせてしまうという説がありますので、
あたくしは未だに行ったことはありません。
かっこいい男性が行くと神様がついてくるとの説もあるようなので、もしかしたら角松さんについてきていたかもしれませんね。
確かに弥彦山はキレイ！弥彦山から昼間は海を眺め、夜は街の灯りを楽しみ・・・と、一度に２度美味しい山からの景色です。
同級生が弥彦神社で土産物屋をしているので、そのうち行ってみようかな。もちろん女友達と（笑。
【鎮魂の夜】
★MC★
角松さんのマッサージをしてくださる方がライブに遊びに来てくれた時の感想が 「前半は『授業』って感じで、後半は『放課後』って感じですよね。」 と。
「いいね～、ソレ！ってことで、その時からここからの時間は『放課後』の時間にしてます。」 と楽しそうに説明。
「知る人ぞ知る、知らない人は知らない、僕にとっては隠しだまみたいな曲なんです。」 と、INCARNATIOのアルバム以外の曲を紹介していました。
放課後からカーディを脱いで、ノースリーブ姿で二の腕プルプルさせながら楽しみました（笑
【WALK AWAY】
【REALIZE】
【SHIBUYA】
【GAZER】
【八月踊りの島】
【浜辺の歌】
☆ENCORE☆
「４０代のオジサンがどこまで可愛くなれるか」 と初めにかましてくれました。ええ、十分可愛かったですよ（笑
やっとメンバー紹介があり、タカさんがガガーン！と。待っていましたぁ。この時を！
タカさんの紹介の時は「うぉぉぉぉ」という一際大きな声援が。やっぱ、すごいな～、タカさん♪
【太陽と海と月】
【ALWAYS BE WITH YOU】
「ありがとうございました。」 とまたまた丁寧なご挨拶で締めくくられ終了。
会場が明るくなり場内アナウンスが流れたのを確認して、トイレへダッシュ!－＝≡ヘ(* - -)ノ
「あぁ、良かったな～」とトイレでしみじみしていると、まだ拍手＆コールが鳴り止んでいない・・・。
でも場内アナウンスは「本日の公演は終了いたしました。会場から駅までの臨時バスを用意してあります。」と無情にも繰り返され、コンサートスタッフの高らかな物販の案内コールも聞こえおり・・・。
ん？もしかして、２回目アンコールはお約束であるの？と、ソソクサと席へ戻りコートを脱いで拍手に徹していると、ステージが明るくなりすっかりくつろぎモードといった感じの角松さんが登場。
「あの～、もう帰りたいんだけど・・・」 と言いながらもステージ中央に。
「これこそ本当のアンコールってことだよね。でもアルバムの曲全部やったからね～。ここからは忘れてください。無かったことにしてっ！」
「もう撤収の用意してたから、もう一回用意！」 との声と同時にスタッフがＴシャツからコードを通したり、ギターを用意したり。
バンドメンバーの方々もドリフ走りで現れ用意開始。あたくしの頭の中はドリフの音楽がよぎっていました（笑
【Girl in the box】
曲の合間に角松さんが 「友成、演奏してねぇし」 とポソッと一言。
友成さんがトボトボ下を向きながらステージを一周してました。
その後は「あら～、まだまだ元気じゃん！」というくらい、ステージ上が騒がしくなり・・・角松さんもＴシャツめくって乳首見せてるし（笑。あれは腹筋を見せたかったのかな？
なるほど、それでこの曲は「エクササイズ」なんですね（笑
浅野さんのちょっとこぶしがきいているかようなカタカナ英語の「ガ～ル イン ザ ボックス クス クス」も可愛かったです。
終演をむかえた時刻は２１時２０分。シングライクのコンサートで３時間半から４時間のコンサートに慣れていますが、こんなに丁寧なのに３時間とはスゴイ！時給２１６７円（四捨五入）、曲単価３４２円（四捨五入）。違う意味で凄すぎる（爆
初めての角松さんのライブ、本当に楽しかったです。
あんなにギターを上に持って抱え込みながら弾くとは思いませんでした。
あんなに顔いっぱいに表現しながら歌うとは思いませんでした。（オペラグラスが大活躍！）
あんなにＭＣが面白いとは思いませんでした。
あんなにガリガリでキシャだとは思いませんでした。
こんなに豪華なメンバーのコンサートは観た事がありませんでした。
「いい音楽を伝えていきたいから」という意味がよ～くわかりました。
ファンをとても大切にしていることがよ～くわかりました。
そういう角松さんと一緒に歩んでこられたファンもステキな人達ばかりだ！ということもよ～くわかりました。
最後にオフ会を開催してくださいました、まどさんとあさぽんさん、大変お疲れ様でしたm(_ _”m)
それにライブ初参加を「それは違った意味で希少なファンだね」と温かく迎えてくれたオフ会参加の皆様、ありがとうございました。
あやふやでうる覚え、しかも長いレポを読んでいただき、ありがとうございました。
ＭＣはご当地ネタを中心に掲載しました。（他のＭＣは各地でもしていると思いますので）
ＭＣネタが多少前後しているかもしれませんが、「ウルヲボエライブレポ」ですのでどうぞご了承くださいませ。
インカナティオの世界から現世に戻るにはもう少し時間がかかるかも♪(*￣―￣)ｖ
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