大人の絵本

『大人の絵本』・・・といって、Hな絵本ではありません(爆 あしからず(⌒▽⌒)
心の奥底にある『何か』を呼び起こしてくれるような、絵本の紹介です。


『君といたとき、いないとき』
君といたとき
 「あ、月・・・」そんな簡単な理由で、この絵本を手にとりました。
パラパラっとページが勝手にめくれ、勝手に止まったページには

『見えていたものが、見えなくなってしまった。
 風が、心の中を吹き抜けていき、覚えていたことも、今はもう思い出せない。
 ただ、霧がかかったような記憶の影が、かすかにゆれる・・・』


 ドキッとしました。まさに私はこの状態だからです。
それからこの本を・・・棚に戻しました。中身を見ることもなく。
怖かったのです、何が書いてあるのか。
自分のこれからが書いてあるのかもしれないと思うと、中身を見る気にはなれませんでした。
 絵本なので、そんなことはないのですが(笑
しかし、その場を離れてしばらくしても気になってしまい・・・また手にとってみました。
何気に開いたページには

『出会いは偶然だけど、互いのさみしかった心に優しい光をともす。』

 少し考えました。あの霧がかかったような記憶は「優しかった」のだろうか?「光」だったのだろうか?と。
それさえも判断がつかないくらい、おぼろげな思い出にならない記憶がとてもはがゆくて・・・。
そしてまた、絵本の重さに任せるままにして止まったページには

『見えなかったものも、見えるようになることがある。
 忘れていたことも、思い出すこともある。
 風は、ときに心をゆらすけれど、黒い雲を吹きはらってもいく。
 そして月は空から、いつも優しく君を見守る。』


 『月と雪と雨』に書いたように、この月になりたかったのに・・・私はいつのまにか月を求めてしまっていたのだろうか?
『月になりたい』ことが欲張りなのか、『月を求めた』ことがわがままなのか、わからないまま・・・ここから動けない私がいます。
「風が吹いてくれないかしら・・・」自分で風を熾すことができない無力な私が、いまだまだここに・・・。

 この絵本の内容は・・・是非購入して読んでください(爆 

bk12 アマゾン3
★☆★こちらをクリックすると、『君といたとき、いないとき』を購入できる画面へ移ります。★☆★


『アンジュール ~ある犬の物語~』
アンジュール2
 傷ついた心は誰からでもなく、自分で「何とか」しなければならない。
そんなことは言われなくてもわかっているけれど、
その「何とか」がどうすればいいことなのかがわからないから、
いつまでも不安で心配で・・・そして悲しくて辛くて・・・痛い・・・。

 だから疑うことを覚えました。疑って疑って疑って・・・汚いくらいに疑って・・・。
 そんな気持の中で本当に残るもの・・・それを「信じる」ことにしました。
そしてその残ったものは・・・「真実」でした。
そして気がついたことは・・・「信じさせてもうらうのではなく、『自分の信じる力』を信じること」でした。

 文字の無い絵本につける「文章」をつけました。
あなたなら、どんな「文章」をつけて貴方色の 『アンジュール』 にしますか?

bk12 アマゾン3
★☆★こちらをクリックすると、『アンジュール ~ある犬の物語~』を購入できる画面へ移ります。★☆★



© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: