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バーション１：私の書くバーション

今年前半、猛威をふるっていたＳＡＲＳは、6月23日に世界保健機関（WHO）に伝播確認地域から除外され、終息している。しかし、冬期に向け、インフルエンザが流行する時期に伴い、今冬にＳＡＲＳの再流行の可能性も懸念されている。SARS再発を防止するため、香港政府は各方面にも適切な予防策を取ることに努力している。予防策をまとめて、下記の6点を報告したいと思う。

1.細密な制度の設立 香港はSARSなどの伝染病に対する、3レベルのSARS警報の運用をすでに開始している。衛生福利及食物局の楊永強局長は9月22日の記者会見で「香港政府は高度な警戒を維持し、SARS再発を防止していく」と発表し、SARS警報の働きを説明した。3レベルの警報内容は下記の通りである。

警報制度の設立と伴に、学校、医療界、航空事業など、それぞれの分野にもガイドが遵われている。それに、（港口の防疫検査、登校の体温測定など）SARS期間以来設立した政策は今までもしっかりと続いている。

2.医療施設の改善 病院における相互伝染を避けるため、患者の診断過程を改めて設定されたうちに、病院の施設も伝染経路に基づいて改装した。今まで、もう５３の伝染病向けの隔離病室が完成した。医院管理局によると、年末までに、1290の改装した伝染患者用ベッドができるという予定がある。隔離病室は、負気圧一方向気流を設置し、一時間12回換気するという。それから、「電動2重負気圧ドア」、紫外線消毒ランプ、隙間なし壁およびフロアを使うお手洗いなどの施設も採用し、伝染の可能経路を全部防止するわけである。N95マスク、保護衣類については、医院管理局は充分在庫していると強調した。施設を改善しつつある一方、医療人員の伝染病抑制に関する知識を強化するため、この6ヶ月間に、1860のトレーニング・コースが開かれたとみられる。

3.環境改善
「アモイ・ガーデン」事件を再発しないように、住宅の施設と清潔も注目点になっている。今年9月から、政府が管理している約106の団地には、毎日一回の掃除と三回のエレベーターのボタンの消毒に規定されている。排水管と水道について、政府団地は100名の「排水大使」に検査され、他のビルは政府の検査・修理ガイドに遵うべきである。

４.市民の予防意識を高める策略 伝播確認地域から除外されてから4ヶ月、市民は既にSARS以前の生活スタイルに戻った。SARSの予防意識を高めるため、環境及び住宅清潔について、政府はテレビのコマーシャルを製作し、学校、団体などに詳細なガイドを配った。市民自身が健康を守るのは一番有効な予防策であろう。

5. インフルエンザの予防接種の提唱 ＳＡＲＳはインフルエンザと初期症状が類似しており、診断が難しくなることが予想されるので、香港にインフルエンザの予防接種を受けるのは提唱されている。現在のインフルエンザの予防接種企画は、リスクの高いグループに、政府から優先にインフルエンザの予防接種を提供する。この企画の下で、医療人員にはじめ、老人ホームに在住する高齢者約59，000名と介護施設に泊めている身体障害者約10，000名も恵まれているという。それに、政府は現段階で、経済能力のない高齢者にも無料で予防接種を提供するという提案を検討している。

6.SARS予防接種の研究 完全にSARSを予防するのは、SARSに対する予防接種を発明しないといけない。医院管理局は9月27日に「抗SARS血漿提供計画」を発表した。予防接種研究のため、当局はSARSから回復した人達に一人500ｃｃの血漿を集めることを希望している。計画は強制ではないが、SARS予防には非常に役に立つと思われる。

以上

これもあとで書こう。