くるくるうずまき

くるくるうずまき

3歳時期


   ■言葉の偏り 暗記が得意■




3歳なってすぐ私の妊娠がわかった(妹ちゃん)
言葉の方は相変わらず会話にはならないけど、2語文がでるようになった
要求は結構できていた。「牛乳・とって」「お菓子・とって」
でも私から「お菓子食べる?」「ジュース飲む?」と聞いても
返事もなく、うなずきもしませんでした。

この頃、言葉が出ていたのは人名(お父さん、お母さん友達の名前とか)
名詞、あと好きなトーマスの仲間を全部言えたり、車の種類
数字が1~10は読んでいた(2歳半頃から)

挨拶はなぜか2歳頃から言えた。人なっつこい優君は、
マンションの管理人さんによく「こんにちわ!」「さようなら!」
「こんばんわ!」と言っていた。(ちゃんと使い分けていた)
管理人さんも
「いつも元気に挨拶してくれるね、僕はいくつ?」と聞かれると
聞いてないよと感じで無視してしまう優君

「イタイ」「これ、する」でも普通子みたいにすっー言う感じではない
なんか、外人が日本語を話すような感じ
でも、少しづつ物の名前も出てくるし、たまに3語文もでるし
半年後に生まれの子と比べたら
一緒位だし、大丈夫ちょっとのんびり屋さんなだけだと言い聞かせていた。



■缶に入ったたばこを飲む?事件■




妊婦にもかかわらず、家を買おうと言うことになり家探しも始めました。
3歳5ヶ月の頃家を購入して住み慣れた土地を離れました。

引っ越しして2目の日の夜、私は妊娠8ヶ月だったで、
まだ片付けもままならないし、物もごちゃごちゃしていた。
そのころ主人はたばこを吸っていて、灰皿が出てこなかったので、
飲み干したお茶の缶を灰皿代わりにしていた。
私はそれをやられるのがとても気なっていて、間違えて優君が
飲んだりしたらと思うと、でも主人は絶対手に届く所は置かないからと
言っていたので信用した。
ふとした気のゆるみに階段に置いてしまった缶の灰皿
私は見ていなかったけど優君がその缶に口を持っていってたらしく
主人は青ざめて優君に「飲んだ?!飲んだ?!」と興奮ぎみに聞き
そのころ優君はオウム返しがよく出ていたので「飲んだ?!」と
同じ事を言う、
主人がジェスチャーで飲むフリをして「これをこうしてやった?」と
聞くと「やった?」
もう、私たちは頭はパニック、「何でこんな所においとくの!」
主人を攻めようと思ったけど主人はもう顔は蒼白で攻められなかった。
優君の口に鼻を持っていき匂いで確認したけどわからない・・・

引っ越しして次の日だし近所は誰も知らないし、
タウンページで救急病院を小児科じゃないけど近所にあるので
電話して、状況を説明したら、一応見てみますので来てくださいのこと

不安げな表情の優君、私たちは「後悔」が頭の中でグルグル
簡単な診察で終わり
「たぶん3歳で水に入った吸い殻は飲まないと思いますよ、
味覚が出来ているし、とてもじゃないけど飲めません、
それより、なんで缶を灰皿にしてたんですか、それは親の責任です。
罰だと思って今日は寝ないでお子さんの様子を見といてください・・・
それより僕は、ほかの方でこの子が気にないます。」
その時、早口でしゃべる先生のマネをしていた優君、こんな事をするのは
始めて、見ていた私にも異様に思えた「この子大丈夫?」
先生も思ったのか最後の言葉
「それより僕は、ほかの方でこの子が気にないます。」は、
なんらかの障害があるんじゃないかと言いたかったと思う、
でも、その早口の口まねはその時しかしなかったので気には
しなかったけど、あの先生の最後の言葉私はずっと引っかかっていた。


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