うりぼうず

うりぼうず

ドイツ


 ロードムービーの傑作ヴェンダースの★「回り道」★「都会のアリス」。当人は、ヤク中で、とんでもなかったのに、映画自体は、ある意味全うで面白かったファスビンダーの★四季を売る男、★何故R氏は発作的に人を殺したかなど。
 メジャーになったものでは、シューレンドルフの★ブリキの太鼓。印象に残っているのが、馬の頭(牛だったけ)を海に沈め、引き上げたときにそこから出てくるウナギのシーン、と、それを食らう主人公オスカルの母。そのイメージでドイツを語ったら、ドイツ人である義兄に、「あれはドイツではない」と言われた(ダンチヒが現ポーランド領ということでなく、バイエルン人として、プロイセンが嫌いなだけ。彼の評価によると、「ベルリンの壁は悪くなかった。ただ、引く場所が違った。プロイセンとの間に引くべきだった」と申しております。)


 ★「マーサの幸せレシピ」(2001年)
 演・マルティナ・ゲデック、セルジョ・カステリット

 北ドイツの港町であろうか。レストランのシェフとして働くマーサ。腕は立つが、精神的な不安定さは隠せない。そこへ、姉が亡くなり遺された娘を引き取ることに。レストランで新たに雇うことになったコックのマリオにも突っかかっていくが、食事もロクにとらない姪が、行方不明の父(イタリア人)への想いからか、マリオのスパゲティはおいしそうに食べる。そこから姪を通じて、マリオにマーサはひかれて行く。
 しかし、姪の父親が見つかり、引き取られることに。


© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: