ファンタジー☆ドーム

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子猫を拾ったら


4週目までに生きるか死ぬかが決まるともいわれていますが。
それいぜんの子猫がよく捨てられています。

拾ったらまず動物病院につれていきましょう。
小さいので治療も制限されますしノミの駆除もできません。
でもウサギ用のハーブのノミを寄せ付けない香りの付いたグルーミングシートは結構効果的なのでそれで体をゴシゴシ拭いてあげるくらいはしたほうがいいです。

この時期に拾った場合はお腹の虫の検査をするまで一緒に寝ない方がいいです。
子猫はお母さんにお尻を嘗めてもらう事を愛情の一つと考えるらしく、眠っている人間のお顔に体をスリスリしてついでにお尻もくっつけます。
その時に排便が少しついていたりした場合は、そこの虫の卵が含まれていたり虫が居たりするので、たいがいのお腹の虫の人間と動物の共通感染をするものですので一緒に検査と処置が終わるまで一緒に寝ないよにする事、さわったら直ぐに手を洗う事、さわった手を洗わないまま物を食べたり飲んだりしないことはとても重要です。

子猫が生き抜く為に必要なのはミルクと保温です。

第一にミルクです。
ミルクの濃度にほとても注意が必要と言う指示を獣医さんに受け私はきちんと守っていたのですが。
そうしなかった人の場合は便秘をしてしまったり下痢をしてしまい命を落とさせてと言う事がありました。
粉ミルクの指示通りの分量でお湯に溶かしてあげていれば今は便秘も下痢もさほどしません。
獣医さんによっては便秘はして当然と言う場合もありますが、ある程度は大丈夫です。
でも下痢に関しては他の病気の場合もあるので、獣医さんに相談して必要ならば検査をしてください。その時は便をラップに少し取って持っていく事と、1日に何回便をしているか?している時にどんな様子か?ミルクは1回にどれくらい飲んで1日何回あげているかなどを説明できるように観察してから行くとなおいいと思いますよ。

ミルクを飲まない!
これはよくある悩みなんですよね。
でも考えてもみてください。
生まれたての赤ちゃんな吸引力もあまりありませんし。まして捨てられておなかを空かせて病気になってしまった赤ちゃん猫が元気いっぱいお乳を吸える子は少ないです。
その時にできる工夫はというと
飲みやすい温度のミルクを与える事
ほ乳瓶の乳首をつまんで子猫がお乳を飲む時には吸い付くのですが元気が無い子はかむので何度かつまんでみてミルクたこぼれるかどうかみてください。
販売されているほ乳瓶は針で穴をあけただけでほ乳瓶の先に十字で線が入っているだけなので、そうとう吸い付かないと吸えません。
人間がストローでジュースを飲みますがあのストローは針の目程細い穴のストローならどうでしょう。顔をまっかにして頭の血管が切れそうになりながらジュースを吸うようになるでしょう。
ですからそのほ乳瓶の乳首に挟みで3ミリくらいづつ十字に切り込みを入れてください。
指でほ乳瓶の乳首を挟んだだけでじゅわってミルクがこぼれるようになります。
そのじょうたいにしないと子猫はミルクが飲めません。
これはとても重要な事ですこれをして育てればたいていの子猫は育ちますが、ミルクを飲まなければ、元気な子でも死んでしまいます。

※虫が居る場合は放置をすると命に関わる事もありますのでウンチをラップにつつんで新鮮な状態が保てるようにして、動物病院に持っていって検査しましょう。その時に猫ちゃんんも連れていってあげてください。子猫の時はお腹の卵があるだけの状態の時もありますので、外にでてこなくても虫を疑った方がいいので生後2カ月くらいになったら必ず検査してあげてください。


ミルクの回数について
2時間置きにと言うのが子猫の育児の理想ですが、それができる人は今はなかなかいません。
子猫の為に育児休暇なんてもらえませんし。
私が拾った猫は重度の猫風邪でひどい子は目から膿みが吹き出して目が晴れ上がって洗浄してもすぐに瞼がくっついてしまう子もいました。
でも一日3回の授乳でちゃんと育ってくれました。ほかにもたくさん保護している方も一日3回だと言っていました。
朝・昼・夕もしくは朝・夕・夜中でも大丈夫です。
その代わり1回の授乳でもういらないと言うまで飲ましてください。
いらなくなるとほ乳瓶を押してきたり、首をふったりして嫌がります。

飲ませ方
これには色々な説があります。
できるだけ自然な状態で飲ませてあげないと空気を一緒に飲んでしまうと言う説もあります。
でも、そう安心はできません、太鼓腹の子猫だいたいはお腹に虫がいます。これは生まれて直ぐにお母さんのお乳を飲んだ時に母親から感染するものです。
それから母猫に育てられている子猫をみていると必ずしも、四つん這いの状態でお乳を飲んでる子ばかりでもなく仰向けでお乳にしがみついてる子もいます。
でもほ乳瓶で飲ませる時は工夫をしないと空気を一緒に飲んでお腹にガスが溜まる事がありますでも全ての子が空気を飲んで大きいのか?と言うとそうでもないし、とにかく飲んでくれれば空気は飲んでも死ぬ事は無いです。おならとしてでやすいように体を暖かくしてあげていれば体の成長とともにお腹はへっこんできます。ので飲めばどんな体制でもいいので。
はじめは普通に四つん這いの状態で飲ませてください。
口の中央に乳首を入れてあげて、入れたり出したりして舌を刺激してあげると子猫はついつい吸い付いてしまいます。
必ず注意しなくてはいけないのはほ乳瓶は乳首が真下にくるように立てる事を考えてあげてください。そうしないと下にミルクと空気があるじょうたいでますます空気を飲んでしまいます。
四つん這いでも飲まない場合はぬいぐるみを抱くように座らせて飲ませてください。その時も舌を刺激してあげてきださい。
それでも駄目ならばその子は吸う事ができないので仰向けにしてください。歯肉でカミカミしてでてくるミルクを飲んでくれる事があります。吸って飲めるように舌を刺激してあげてください。
それでも飲まない子は鼻が詰まっていて、飲めないか何かの疾患がある可能性があります。
スポイトやシリンジで無理にでも口にいれて飲み込ませてください。
このとき誤飲して肺に入ってしまわないように、ゆっくりあげましょう。
ミルクを飲んで体力がつけば回復もしてきます。
回復してきたらほ乳瓶から沢山あげてくださいね。


次に保温についてです。
私は事情があってペットボトルに熱湯を入れて手ぬぐいタオルでグルグル巻きにして暖めました。その場合っは沸騰させてからなので四角いペットボトルでないと丸い物は変形してしまうので注意してください。
暑くてもてない感じでもタオルを2つ折りにして巻くと子猫はへっちゃらで乗ってます。
人が温かいと感じるよりも暑くないと寒いと言われています。
つねに暖かくしてあげてください。
猫風邪を引いている場合は7月頭くらいまでは保温してあげてもいいくらいです。
ペット用の電気ヒーターがあればそれを一日中つけてあげておいてください。


あとこれはとても重要。
子猫が自分で排便ができる場合でも排尿はできない時期というのがあります。
毎日ミルクの前に排泄をしてあげてください。
ぬらしたティッシュ、乾いたティッシュどちらでもいいですが柔らかいほうがいいです。
トントントンとかるくたたくように排泄するところを優しく刺激してください。
自分で排尿できない子はジワジワとおしっこをします。
自分でできるようになると嫌がったり、でなかったり、勢いよくだしたりします。

排便についてはお尻の穴のところを丸く円を書くようにやさしく刺激を続けてください。
気持ちがよさそうにのけぞっとミューミュー泣きながら排便してくれます。
排便におしっこより時間がかかりますので長めにマッサージしてあげてください。

私が拾った子猫の中には排便ができないしお母さんがお尻をなめてくれない為に、お尻のあたりのうんちが乾燥して白くなって固まっていた子がいました。その時はめるくらい出てきた時に、引っ張りだしてあげました。

もちろん排泄の世話をしてあげたら、良く手を洗ってください。

それから、里親を捜してあげるにしても、自分で引き取るにしてもいずれかを考えている場合は、離乳している猫の場合は捨て猫でない事もおおそうです。
今それが問題視されてもいます。
離乳前の場合は自分で歩ける距離もたかがしれてますし、近くに母親が居ないと言うのはほとんどない状況なので、完全に捨てられてしまっていますし、捨てた人は、子猫は死んでしまっているか誰かに拾われる事を想定して捨てていますので必要はないとは思いますが一応は届け出と言うものを警察署に出さなくてはいけないという事を頭に入れておいてください。
首輪をつけているいないでは捨て猫かどうかもわかりません。
離乳していて自分で歩けて堅いご飯が食べられる猫の場合は自分で何処にでも歩いていけますけど迷子にもなります。必ず警察署に届け出を拾ってから1週間以内に出して、飼い主が見つかるまで自宅で預かりたいと言って連れ帰ってください。一応飼い主が探しに来た時の為に写真は持って行きましょう。
届け出を出してから、6か月以内の飼い主さんが現れなかった場合は自分のペットになります。
でも現れた場合は返さなくてはいけないのですが。その場合には条件があります。
保護していた間の餌代や治療費等を請求できますし。支払って貰えない場合は猫を返さなくてもいいそうです。
ただ領収証の無い物については請求はできないので気を付けてくださいね。

拾ってから1週間以内に届け出なかった場合はこの権利はなくなり飼い主が現れたら返さなくてはいけませんし届け出を出していない場合は何年経っていても返さなくてはいけませんので注意してください。

また、この場合は飼い主さんが現れる可能性があるので、虚勢や避妊の手術は自分のペットとして良い時期がくるまでしない方がいいと思います。
勝手にしてしまい飼い主が現れた場合は器物破損になりますので、手術代をもらえるどころか、賠償金を請求されてしまう事もあります。
今はペットも命あるものとしてみられるようになり医療ミスに関しても治療費の返金だけではなく、慰謝料と言うものも発生するのが当たり前になったので、注意が必要です。
訴えを起こす人も増えていますので注意してください。

これは保護した優しい心での行動が裏目に出ない為のアドバイスですので、自分の見解で行動したいと言う方はそれでもいいと思います。
でも法的な物は変える事のできない事実なので、知っておく事は必要です。





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