今日、昨日と雪が降ってとても寒いです 先週の旦那のお休みに、ストップ・ロスという映画を観てきました。 イラク戦争に出た、アーミーの人たちが主人公の映画です。 映画のタイトルどおり、ストップ・ロスについての内容なのですが ストップ・ロスというのはお役目が終わる予定の軍人さんを その個人の意思とは関係なく、大統領のオーダーの下、期間を延ばし、戦争にかりだす といった感じのもののようです(エミがしっかりと理解できてるとすると) 主人公は、イラクに行った際の出来事について、良い気持ちを抱いていなくて 軍隊を抜けることを決め、やっとその日が来たのですが 上の人から、大統領の指示でStop-Lossが彼に対して出ている事を聞かされます。 彼は親友のフィアンセと共に、抗議をしにワシントンへと向かうのですが 軍からのオーダーに逆らい、脱走した扱いになっているので、犯罪者かのように 警察から追い回され、更に抗議する先の議員(だと思う)の秘書には 基地に戻って、役目を果たすように。。。というような事を言われてしまい門前払い 最終的には、自分のIdentityを捨てて、他人として国外で生活していく事を決めます。 最後、家族に会いに行く姿なんて、もう悲しいなんて物じゃなくて。。。 特にお父さんの涙を見た際には、もう 家族も、友達も、今まで自分が作り上げてきたキャリアも 全てを捨ててでも、イラクには戻りたくなかったんですね。。。 でも、エミの中では自分自身を捨てて生きてくことと、戦争に出て行くこと どちらも同じくらいにつらいことだと思うんですが。。。 自分のIdentityを捨てる=その自分は死んでしまった。みたいな感じで 彼の同僚もまた、現地で腕や足、そして視力までをも失う者。(この役の人、良い) 精神的におかしくなってしまい、自殺を図る者。 暴力的な行動に出てしまうもの。。。 それぞれが、イラクでの経験を元に、生活が乱れていってしまって。 みんながみんな、そういう症状が出るわけでもないし、なんともいえないけど 本当、色々と考えさせられました。 そしてこのストップ・ロス。イラク戦争からそういうことが、始まったわけではないようで ベトナム戦争後にこのルールが作られ、湾岸戦争から施行されていたようです。 びっくりしたのが、このルールによって実際に8万人だかどれだけだか覚えてないけども たくさんの人々が、自分の意思とは関係なく、軍隊にステイさせられて 再び戦争に行かされてるっていう事。 この映画のように現実問題、軍から逃げていった人もいるかもしれないんだなぁ? って思ってしまいました。 こういう系統の映画って、色々と意見が飛ぶものだと思うんですが エミは観に行って良かったかなって思います。 日本では公開されるか分からないけど、アメリカの皆さん!!! まだ上映されてるから、ちょっと気になった人は観に行かれてはどうでしょう? ちなみに家は、子供たちが寝てから観に行きました(義母に預けて) |
design by sa-ku-ra* |
PR
Keyword Search
Calendar