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えー、そろそろフォトキナの感想でもまとめましょうかのぉ。
全体的に関心があまり無かったフォトキナ関連のニュースで一際輝いていたのは、シグマの「SD1」かなぁと思いました。今回はある程度アンテナを張っていたというか、前評判や噂が様々に出でいたので、想像通りだったいうところが残念ポイントでした。その中でもSD1は、寝耳に水状態だったとでも言いましょうか。
仕様や発売予定日などは出尽くしているでしょうから、フォビオンにやられちゃっている人は、今から「SD1貯金」でも始めなきゃと思っている人は多いのでは?
ええ。あたしは「お待ち申し上げておりました」的なカメラなので、もちろん入手をすることでしょう。
で、ふむむっと思ったのがデジカメWatchの 山木社長のインタビュー記事
でしたね。その気になった部分を引用すると、
「最初に我々がSD9の開発を始めた頃、Foveonは大型センサーを商品化する段階まで開発が進んでいました。ところが、そのセンサーは1:1というサイズだったんです。なぜ1:1だったのかは、私もよく知りません。しかし、もう商品化を前提にほとんど開発が終わっていたため、大幅な設計変更を行えませんでした。そこで Foveonと話し合って、センサーの上下方向の画素を減らし、設計はそのままで3:2のアスペクトに変更してもらいました」
です。
重要だと思ったポイントはふたつ。ひとつは、CMOSセンサーとはカットすることで設計を変更することができること。もうひとつは、1:1のフォビオンセンサーがほぼ開発終了していたということ、です。
開発が終わりかけているセンサーの画素を減らすことができる。つまり、やろうと思えば現在のあるいは次世代フォビオンセンサーのサイズを若干変更してフォーサーズ規格サイズに適合させることもできるのでしょうね。そーすれば、夢のフォビオン搭載マイクロフォーサーズであなうが、開発する能力があるということになりそうです。
そしてもう1点の大事なところ。1:1のフォビオンセンサーについて。これは次回にしましょうか。
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