うーやん★テレビドラマ

うーやん★テレビドラマ

2004年7月ドラマ

2004年7月ドラマ
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曜日 タイトル 更新日 放送局 最終評価
ちゅらさん3 9/27 NHK
東京湾景 9/13 フジ
ER9 (リタイヤ) NHKBS2
子連れ狼3 9/13 テレ朝
ウォターボーイ2 9/21 フジ
君が想い出になる前に 9/14 フジ
ラストプレゼント 9/15 日テレ
おみやさん  リタイア  8/28 テレ朝 5↓
南くんの恋人 9/16 テレ朝
バツ彼 9/16 TBS
人間の証明 9/9 フジ
オールイン(リタイア) NHKBS2
ああ探偵事務所  リタイア 8/25 テレ朝
世界の中心で愛をさけぶ 9/10 TBS 10
慶次郎縁側日記 お待ち下さい NHK
愛情イッポン 9/20 日テレ
冬のソナタ 8/21 NHK
逃亡者 9/27 TBS
新選組 new 9/26 NHK




単発ドラマ (僕と彼女特別編、9.11、エースをねらえ、女医優、六月のさくら)

  その他  火消し屋小町 (終了評価9) 妻の卒業式 (終了評価7) 御宿かわせみ(終了) 美しき日々(視聴済み)

今クールは「世界の中心で」はじまり、終わった。30年前、自分が医者になって最初の1年ばかりは血液内科だった。その教室では、骨髄移植を始めようと第一歩を踏み出していた。個人的な理由で自分の研修医時代に経験した患者さんのことが思い出されて、チクチクと心が痛み出す。白血病というと、それだけで自分はセンチメンタルになってしまうのです。他は省略しても良いのですが、折角の機会です、まとめました。完走11本、概ね視聴したのが2本です。NHKが2本です。

1位 世界の中心で愛をさけぶ   平均点 5.09   平均点順位 1位 毎回かみさんと泣く
毎回かみさんと二人で思いっきり泣きました。ストレス発散で体に良かった。テーマが病気で死と純愛でストレートだ、ベタになるものを、綺麗な絵と丁寧なセリフで細部まで書き込んだ気がします。細部の書き込みとして例をあげると、挿入された話も良かった。谷田部先生が病室で読み上げる枕草子の意味が「何よりも思いやりの心が大切であるということ。特に思いがけない好意を受けた時は、 すごく嬉しいものです、小さな優しさが人と人との間に 潤いを与えてくれるのですよ」だ(10話)。そして、気持ちよかったのは亜紀の死に対する潔さでした。死後の世界を認めない、亜紀「あの世って信じる」。サク「信じたいけど」。亜紀「信じられない、それは残された人が作った世界の気がする、存在して欲しいと願う世界だ」。(5話)。
「夏之日 冬之夜 百歳之後 帰千其居」詩経の葛生。夏の長き日、冬の長き夜、きみはここに眠っている、百歳ののち、わたしもいずれ君のもとに眠ろう、安らかにその日を待ちたまえ(3話)。
しかしアポリジニーの世界では、この世のすべてのものに理由があるの、災害や争いや死、私たちの世界ではマイナスも、私の病気にも理由があるはずよ、それを悲しいとか苦しいとか寂しいとか思うのは理解が足りないせいだよね。(9話)。
最後に、全てが説明され、全てが終わった。
一番の印象のシーンは、亜紀「面倒くさいから剃っちゃた、ビックリした」。サク「凄い、ビックリした」。大泣きする。亜紀「何で泣くの」。サク「亜紀が泣かないからだ」。亜紀「サクちゃん、キスでもしませんか」。手と手を合わせ、ビニールカーテン越のキズだ。綾瀬さんの吐く息でビニールは曇るのを見て、生身の肉体の存在にゾクゾクしました。
とにかく一つ一つのセリフまで書き込みました。堪能しました。★5つまでが★6つつけて平均点が5点以上になりました、爆。

2位 人間の証明   平均点 3.90 平均点順位 4位 竹野内ファンんおかみさんも見ていた
初回は大変だった。4つの話が別々に進み、訳分からなかった。あらすじなんか書けなかったが、我慢しました。4つの話が一つにまとまり、恭子にまとまっていく。こんな展開とスケールの大きさは、今クールでは逃亡者と競いました。最終回はもう少し、厚みが欲しかった。池内さんのジョニーが微妙でしたが、最終回での演技で良かったのかなと思いました。結局、序盤を我慢して見ていた自分を自慢したかった、爆。

3位 南くんの恋人  平均点  4.09  平均点順位 2位  かみさんはチラチラ
フカキョン目当てと、途中から宮地さん目当てで見ていた。意外とシンミリで泣かされたり、おいおいと突っ込んでいました。ドラマとしては中だるみで評価できないところもあるが、フカキョンを見るとおじさんは★をオマケした。前作は見ていない、最終回は今回の方がハッピーだったらしい。おじさんは絶対元に戻ると信じて見ていたのに、小さいままで見たすぐは満足感がなかった。しかし今は小さいちよみなら、おじさんも欲しい~、と嬉しくなっています、爆。

4位 ああ探偵事務所  平均点  4.00 平均点順位  3位  深夜一人でみた
何でこれがこんな順位なの? 自分でも不思議だ。おじさんはエロさに目が眩んだとしか思えない。永井大さんの初主演ですが、中盤から結構はまった良い役だなと思ってしまった(続編も見るだろう)。川島さんの登場で、アットホーム? だけど、このチープさが好きです。ただ、共演の辺見エミリーさんのエロ姿にびっくりした(何故か興奮できないが)。エピソードもまるでいい加減、既視感たっぷりですが、楽しかった。東幹久さんの刑事がはまり役です。唯一まともなのが酒井若菜さんでした。そして、たまにモーコもやってくれるので嬉しくて、爆。

5位 子連れ狼  平均点  3.90  平均点順位  5位  かみさんも大ファン
何といっても、一刀は死んだのだから、今回でシリーズも終わった。最終回に48人斬りは見事だったが、柳生が出るチャンバラ話より単発の人情者が良かったです。野村将希さん、美木良介さん、山本学さんなどのゲスト陣が楽しみでした。もちろん、女優さんも楽しみです。水島かおりさんは常連ですね、秋山莉奈さん、大家由裕子さんは新鮮でした。かみさんと一緒に楽しみました。冥府魔道の反体制のニヒルが好きでした。大五郎が大人になってもまっとうに生きて欲しいと願うだけだ、爆。

6位 ウォーターボーイ2  平均点  3.58  平均点順位  6位  かみさんもチラチラ見た
若い男たちで、今年も楽しませてくれると思いました。そこに女性陣も加わって、今年は楽しいなと思った。しかし、ボーイは確かに平均的で、メインの5人のキャラに個性は少なくなった。内容では中だるみがひどかった。そして、最後は突然のまとめだった。シンクロ以外でエピソードを作らずに、来年はシンクロで話を進めて欲しい。スポ根でもいいよ。それでも結構面白い話になると今年も思いました、爆。てるてる家族で期待した石原さとみさんは、今ひとつでした。

7位 ラストプレゼント  平均点  2.73 平均点順位 9位  かみさんも見たが泣いていないぞ
うーんドラマは丁寧に作ってありましたね。セリフ一つ一つに聞き入りました。自分は有里に一番共感できました。しかし、明日香と聡の夫婦に何があったのか、結婚して出産した。そして、離婚した時に何があったのだろうか、ここが問題で最後まで詳細に描いてくれませんでした。残念です。1話、2話と明日香は歩を捨てている。子供の心は「別に」しか言わなくなっていた。ここで、もう辛くて、おじさんは怒ってしまった。最後まで明日香を許せないと思った。中盤でも周囲に、「突然バッタリ倒れてスコンと死ぬ」と言う(7話)。明日香は自分には父(5話で病気を知るが優しく見守っている)も母も弟もいて、みんなあんなに心配している。だから、明日香は人から思いやられることはあっても、思いやることはないのだろう。10話でも綾音に明日香の若いときの話をさせている。最後まで明日香に自分の結婚生活について自己反省はないような気がした(向いていない、とかいうセリフですまされた印象だ)。この丁寧なドラマなら、明日香にもっと真剣に出産と離婚を語って欲しかった。勿論、そうはさせないで、最後もあっさり終わった制作側の頑固な職人技には感心します。予告編は「愛情イッポン」の後に流れていたのです。変なこだわりも好きでした。ここのサイトで1位になるのも分かります。

8位 バツ彼   平均点  2.73 平均点順位 9位 自分一人で完走
まあ大人の楽しいお話でした。稲森さんはいつもの稲森口調で、役者さんはそれぞれ自分にあったキャラを楽しい演じきりましたね。滝沢、北川コンビも予想通りでした。もちろん、天野さんも予想通りです。日常の会話を職人技の達者な役者が普通に演じることが、このドラマの醍醐味です。展開でびっくりしたのは、真矢さんが、しょうもない男の子を妊娠したことです。しかも店をしながら一人で産んで育てることでした。それ意外は普通で、気楽に楽しめました。

9位 おみやさん    平均点 2.83    平均点順位 8位
定番ですが、楽しかったです。おみやさんの記憶力のいいことには驚くが、渡瀬さんと櫻井さんはいいコンビでした。ネタも既視感のある、定番です。でも何となく見て楽しめました。

10位 逃亡者   平均点 3.45    平均点順位  7位
最終回の前まで、凄く良かったのです。田所さんが犯人だったところまで最高でした。もちろん、小さなツッコミドコロ満載でした。しかし、最終回のひどさがアキレさせた。それが、平均点にくらべると、順位が落ちた理由です。何しろ最終回はマイナス★5つという感じだった。ばたばた、支離滅裂だ。噂では片平さんが犯人を「天花」のメンバーに喋った。そこで無理矢理変えたらしい? しかし中年は真剣に走り、鬼ごっこが凄かった。撮影も結構金掛かって、画像も凝っていた。アクッションも射撃シーンもすごかった。なにしろ、こういうものは結末がひどいと、一気に評価が落ちてしまう、爆。

11位 愛情イッポン  平均点 2.30    平均点順位 11位
まあ、初回だけでしたね、楽しかったのは。あややが柔道姿で、おじさんは押さえこみだ、と興奮した。それから話の展開がひどすぎる。父が2度も傷害事件に絡むなんて、まあ正義感だからだが、信じがたい。あとはどんな終わり方するかも守った。谷亮子さんもでましたが、出ただけでした、爆。仔犬のワルツの方が懐かしい。

12位 君が想い出になる前に   平均点 1.91   平均点順位 13位
脱力系だった。感動で泣かせてくれる純愛ものかと期待したが、何だか最後まで中途半端でした。

最下位 東京湾景  平均点 2.18    平均点順位 12位
これはひどかった。なんじゃでした。5話までは結構良かったかとも思った。でもヨンハ君が登場してから、ひどかった。もちろんヨンハ君が悪いのではなく、使い方ですよ。石坂パパもなんだ。会社の借金はどうなったんだ、爆。

NHKドラマ

3位相当 火消し屋小町    平均点 3.80   平均点順位 5位

苦手の池脇さんがお笑いのコント風に顔を汚し、大活躍した。今では苦手ではない。これからも頑張って欲しい。

8位相当 妻の卒業式   平均点 3.00  平均点順位 8位
中年のリストラから離婚で、ちょっと身につまされて、ドキドキした。三宅さんと岡江さんが、最後はさりげなく自分を見つける旅にでる。再会した後はどうなるのかな・・しみじみした。

4位相当 御宿かわせみ(7月分4回) 平均点  4.25  平均点順位 2位
7月に入って、やっとしみじみ人情の世界が見えてきた。参考までにあげました。


主演男優賞   山田孝之(うじうじ感がたまりません:世界の中心で)
主演女優賞   綾瀬はるか(はかなさと豊満さをありがとう:世界の中心で)
    準  池脇千鶴(お笑い芸人でもやっていけるぞ:火消し屋)
    準  深田恭子(年取ってから、こんなキャラになれるなんて、凄い:南くん)
助演男優賞   三浦友和(あなたにも泣かされました:世界の中心で)(奥さんによろしく、百恵ファンでした、爆)
助演女優賞   永作博美(有里さんの優しさと強さを演じてくれました:ラストプレ)
       須藤理彩(ロバだったのに今回は牛、どこまでも進化する凄さ:ラストプレ)
       水野美紀(顔を傷つけ、汚して体当たりしたのにドラマは粉砕:逃亡者) 
男優賞     田中要次(逃亡者、犯人らしかった)
       山崎樹範(愛情イッポン、人間の証明?、どこでも何でもちょっと脇で登場)
       風間杜夫と国村準(人間の証明の名コンビ、二人のおかげで楽しめました)
女優賞     本仮屋ユイカ(可愛い高校生でした、朝ドラ頑張って:世界の中心で)
       辺見エミリ(最終回男装して女の胸をモミモミ、断れない女優へ変身:ああ探偵事務所)
       りりィ(懐かしい、女過激派に心がいたくなりました:人間の証明)
       中山忍(素敵な女性に陽平は気づかないなんて、初めは役名もなかった?:バツ彼)
       宮地真緒(違和感タップリの初回、でも最終回には淋しかったダイナマイトボディ:南くんの恋人)
       キムラ緑子(校長先生、校長先生・・・と意味不明:ウォーターボーイ2)
ゲスト賞    粟田麗(おみやさん7話)、沢田雅美(おみやさん4話)、山本学(子連れ狼4話)
       大家由裕子(子連れ狼2話)、夏目ナナ(ああ探偵事務所5話)、ヨンハ(東京湾景5話)
脚本賞     森下佳子(世界の中心で)
音楽賞     柴咲コウ『かたちあるもの』(ユニバーサルミュージック)
NG賞     片平なぎさ(逃亡者が最終回に腰砕けになった原因を作ったらしい噂です:逃亡者)

高橋克典さん結婚おめでとう。新聞に載っていました。締め切り間近で間違いなどはご容赦願います。


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