この研究は、米ブリガム・アンド・ウィメンズ病院 (BWH、ボストン)臨床疫学研究者で、ハーバード大学医学部準教授のKarin B. Michels博士らが行ったもので、Nurses' Health Study およびNurses' Health Study IIコホート研究(特性をもつ集団ともたない集団を比較した研究)に参加している看護婦のうち、1993年時点で乳癌と診断されていた女性582人と、乳癌でなかった女性1,569人について、3~5歳時の食生活を被験者の母親からの情報に基づき調べた。その結果、1週間に食べるフライドポテトの量がより多かった群では、成人になってから乳癌になるリスクが27%高かった。