松代健のHP!!

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5章~むーの悲劇~


そこに一人の男の人が来た。
???「君達、闇の支配者の舅(キュウ)のことを話しているのかい?」
この男。冠と同じくらいの年だろう。
だがざっと見れば冠よりはたくましくかなりのイケメンだ。
冠「はい。」
冠はしぶしぶと答えた。
伊藤「何か舅の事を知ってるのですか!?」
???「まぁ~な・・・。話せば長くなるがな。」
冠「でもまず名前を聞きたいんですが・・・。」
???「普通は自分から名乗るはずだ。」
伊藤「王にそんな口たたいて言いと思ってるんですか!」
冠「伊藤さん別にいいですよ・・・。えぇっと
僕の名前は冠・冠(かんむり・かん)年齢は15歳です」
伊藤「俺の名前は伊藤、まぁ~名前は伏せとく。体がマッチョだからマッチョ伊藤と呼ばれている。年齢はいう必要はないだろう。」
???「俺の名前は夢有(ムウ)。まぁ~年齢は冠の3歳年上だ。漢字は面倒だからむーと呼んでくれ。」
冠「むーさんですね。わかりました。」
伊藤「むーさん。では、舅のことを教えてくれませんか?」
むー「俺は昔、END城という王子だった。昔王、まぁ~いわゆる俺の親父だな。親父の部屋で一緒に遊んでいた所。窓が急に割れたのだ。だが外には誰も居ない。そう思い俺と親父は外に出て見た。その瞬間親父が消えたんだ。親父は空だった。黒い竜に乗って黒いマントを着て、色白の顔が俺のほうへにらんできた。俺はどうすればいいのかがわからなくなって・・・。」
冠「それって舅のことですか?」
むー「そうだ。そいつはこう名乗った。」
舅((俺の名前は舅だ!10年後の今日!俺のしもべの試験を行うのだ!試験の内容はこの紙に書いてある!受け取れ!そしてこれを読んだら10年後の今日!ここへある物を8個集めてここへ来い!来なかったらさらった王すべて皆殺しだ!))
むー「そうして。消えたのだ。」
伊藤「10年後の今日・・・。いつだ?」
むー「2年後の今日・・・。8年前にこの事件がおきたのだ。」
冠「と言う事は僕の父さんも危ないって事?」
むー「ま~そうだがそれより危ないのがお前のほうだ。」
伊藤「そうですよ!冠王!王様はあなたなのですから・・・。」
何と言うことだろうか・・・。むーさんと舅にそんな出来事があったとは、その2年後の今日のことを記した紙の事が気になる。
聞いてみよう。
冠「むーさん。その2年後の今日のことを記した紙のことを教えてくれませんか?」
むーは黙りこくった。
それから5分ばかり沈黙が続いた。
むー「いいだろう。だが条件がある。一緒に舅を倒そうではないか!」
冠「いいですよ!」
伊藤「勿論私も入ります!!」
さぁ~なぞの紙の中が開かれる。
むー「では話すぞ!」


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