アイスクリームは太りにくい

アイスクリームは太るというイメージがありますが、
なんと実は、アイスクリームは太りにくい食品なのです。


●アイスクリームの太りにくい理由について調べてみました。(^o^)丿

まず、食べ物の脂肪分は、体の中に入ると、二酸化炭素として体の外に出て行く
エネルギー消費される部分と、脂肪として蓄積される部分の2つに分かれます。

エネルギー消費されるにはインスリンによる調整が必要で、インスリンの分泌量は、
食後の血糖値で決まります。血糖値が上がったときには「インスリン」がたくさん分泌され、
血糖値を下げるために脂肪細胞にエネルギーをためる働きをします。

よく重病の糖尿病の人がインスリン注射等するは血糖値が低く、自分で体内調整出来ない為です。

食後、血糖反応を起こすんですが、その強さによって脂肪の蓄積が変わります。
この上昇度をグリセミック指数と呼びます。

グリセミック指数とは、一定量の炭水化物(糖質)を含む食品を食べたあと2時間の
血糖上昇反応を示す指数のことです。この指数は、ブドウ糖を100として比較表示されています。

指数100に対し、アイスクリーム指数は36、エネルギー量180kcalというデータが記録されています。
アイスクリームは血糖値の上昇が少なめなので、インスリンの分泌が少なく、「太りにくい」食べ物なのです。

グリセミック指数
(ぶどう糖を100とした場合)
エネルギー量
(100gあたりkcal)
ブドウ糖
100 335
はちみつ
87 294
コーンフレーク
80 389
72 356
じゃがいも
70 84
パン
60 260
チョコレート
68 551
バナナ
62 87
りんご
39 50
アイスクリーム
36 180
出典グリセミック指数:American Journal of Chemical Nutrition
エネルギー量: 日本食品標準成分表(五訂)

またアイスクリームは、食品の中でも数少ない「マイナス温度食品」です。
冷たいアイスクリームを食べると、からだが冷えて、その分奪われた体温を取り戻そうとからだが熱生産を高めるため、食後のエネルギー消費が大きいこともわかっています。
その分太りにくくなるわけです。

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