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ヒトヅマ☆娼婦２５

夕方やっちゃんと布団の中でＴＶを観ていたら
ふと、昨夜の水島さんとのセックスを思い出した。
水島さんにされたこと、水島さんにしたこと。
順を追って頭の中で回想するあたし。

とっても気持ちよかったな。
あんなセックス、ずっとしてこなかった気がするな。
水島さんのあそこ、硬くて熱かった。
あたしの中をかき回されて
あたし、何度もイッちゃった。
また、したいな。。。

「しのちゃん、」
そんなふしだらなことを考えていた矢先、急にやっちゃんに声を掛けられて
あたしはびくっとした。
「え？！」
「今度どこか出かけようか。たまには、さ」
「う、うん。そうだねぇ」
「どうかした？」
「え、ううん。別に？」
「水島さんのこと考えてた？」やっちゃんが、静かに言う。
やっちゃんは後ろからあたしを抱くような格好で、あたしの後ろに横たわっているから
その時のやっちゃんの表情を、あたしは見ることができなかった。
「ううん。。。なんで？」
「いや、そうかなぁーと思っただけ」
「違うよ」あたしはちょっと怒ったような口調になった。
後ろめたかったからかもしれない。
「そっか。」
それから沈黙が続いた。
部屋にはＴＶの音だけが響いていた。
あたしは後ろからやっちゃんに抱きしめられたからだを
ぴくりとも動かすことができなかった。
やっちゃんの腕の中で、じっとしていた。
あたしのこの緊張が、やっちゃんに伝わってしまったのだろうか。
やっちゃんが「フッ」と笑って
あたしの髪を掻き分けて、首筋にくちびるをあてた。
「どうしたの？」
突然のやっちゃんの行為に、あたしは不安を感じて向き直る。
「しのちゃん、キレイになったなぁと思って」
「そう？」あたしはやっちゃんの瞳を覗き込む。
「うん」やっちゃんは目を細めて、満面の笑みを浮かべる。
「すっごくキレイになったよ。」
「それって、うれしいの？」
「そりゃ嬉しいよ。奥さんがキレイになるのはうれしいことでしょ」
「・・・うん」
それが他の男の手によってでも？
そう訊きたかったけど、やっぱり訊けなかった。
やっちゃんが、あたしの部屋着のボタンに指を掛ける。

やっちゃんにからだを愛撫されたのは
いつぶりだっただろう。

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