~三時のおやつ~orenge harmony~

リン-p-


生体のすべての組織、細胞を構成するために必要不可欠のものです

リンは、その80%が骨や歯に存在します。

骨では(ハイドロキシアパタイト、第三リン酸カルシウムとして)リンとカルシウムの比率はだいたい1:2となってい ます。

残りの20%は有機リン酸(リン脂質、タンパク質との結合物、核酸、ATP(エネルギーの素))や遊離の無機リン酸 として血液中や細胞内に存在します。

リンはほとんどの食品中に広く分布しているので、不足はまず考えられませんがカルシウムとのバランスが大切です。
摂取量としては、カルシウムとリンの量が同じくらいだと、効率が良いと言われています

食品添加物としてのリン
リン酸塩はかなり広く多くの食品の添加物として、使われています



種類としては
結着剤、醸造用剤、調味料、乳化剤、pH調整剤、膨張剤、変色防止剤、酸化防止剤など

使用食品としては
ジュース類、缶詰類、醤油、佃煮類、ソース、食酢、あん類、漬物類、みそ、とうふ、アイスクリーム、コーヒ ー、清酒、ねり製品(ハム、ソーセージ、かまぼこ)、麺類、チーズなど



添加物は、食中毒の防止や、食品の劣化防止により、私たちの健康を脅かすことのないように使用されるもので、ある程度は必要なものであると思います。
しかし、加工食品ばかりに頼りすぎた食事をとっていると、リンの取り過ぎとなり、カルシウムとのバランスが崩れてカルシウムの吸収障害や骨からの脱カルシウム化を起こすという説もあります。


© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: