そんな大阪を愛する田中の自作の曲名(邦題)は、ウィットがきいていて洒落ている。 人生哲学が表れているような曲名といってもよいのかも知れない。 「苦しくも、また楽し」「金は天下の周りもの」「残月」「桜吹雪の調べ」 おそらく、このアルバムでも、日頃のライブ演奏となんら変わったことはしていないのではないかと思われる。 否、ドラムスが愛弟子、東原力哉だから気分が高揚しているか? 歌心、スイング、ジャズスピリッツ、どれをとってもピカイチのピアノだと思う。 飾り立てることのない、ナチュラルなフレーズからは、ペーソスさえも聴こえてくる。 田中のピアノを聴ける大阪のジャズファンは幸せだと思う。 メンバーは田中武久(P)神田芳郎(B)東原力哉(DS) 1.BITTER SWEET 2.A CHILD IS BORN 3.MONEY WILL COME AND GO 4.A MORNING MOON 5.IT'S ONLY A PAPER MOON 6.A FANTSY OF CHERRY BLOSSOMS 7.ZINGARO 8.I'VE GROWN ACCUSTOMED TO HER FACE 2002年作品 6月14日のあかぎ小次郎さんの「JAZZの細道」PCM日記を読んで頷きましたね、私も。 ちょっと長いけど、引用させてもらいます。
というわけで、本日は英国のボーカリスト、DAISY CHUTEちゃんに、膝枕してもらって慰めてもらってます。 ジャケ通りの、可憐でキュート、ストレートな歌唱が実にイイです。 と、今日はあまりとやかく言わずに、デイジーちゃんのボーカル聴いてるVENTO AZULであった。 メンバーはDAISY CHUTE(VO)DAVID PATRICK(P)ADAM SORENSON(DS)ANDY SHARKEY(B) 1. I Just Found Out About Love 2. Lazy Afternoon 3. Dindi 4. You Go To My Head 5. Girl Talk 6. Blackberry Winter 7. Too Young To Go Steady 8. If I Were A Bell 9. Little Girl Blue 10. Waltz For Debby 11. Detour Ahead 12. Bill 13. I Like It Here 2005年作品 コネティカット出身のピアニスト、CHRISTIAN SANDSの2002年デビュー作品。 今風の黒人とういか、彼のHPのトップページの姿は、ジャズミュージシャンというより、ヒップホップやクラブ系音楽のミュージシャンという感じです。 それもそのはず、彼はとても若いピアニストなのです。 2006年のグラミー賞の授賞式でピアノを弾いたという記事を読んだのだけど、今年16歳ということだから、このデビュー作録音時は、なんと、12歳ということになる。 天才や神童という称号を、今までに何人もの若きピアニストが与えられてきたけど、(セルジオ・サルバト-レとか最近ではエルダー・ジャンギロフ、オースチン・ペラルタとか)10年後はただのピアニストという例が、ままにある。 そういう称号を与えられるピアニストに比べれば、クリスチャンのピアノは微笑ましいものがあるといえよう。 彼らほどの超絶技巧のテクニックや、早弾きは、クリスチャンのピアノにはない。 ただ、このピアニスト、メロディーのうたわせどころ、聴かせる壺を見事に知っているのだ。 「4月の思い出」や「チュニジアの夜」をこんなに魅力的に弾ける若手ピアニストを私は他に知らない。 この作品の後に、2004年に「HARMONIA」というセカンド作もリリースしているのだけど、確実に進歩したプレイをしていて。デビューした時が一番ピークで、あとが先細りしていくよりも、クリスチァンのように、1作ごとに、成長していく姿がレコーディングに刻まれていくほうがずっとファン冥利に尽きると思うのだ。 最初から老成したというか、完成しすぎた姿を見せられるよりそのほうが追いかけていて楽しいと思うのだけどどうだろうか? メンバーはCHRISTIAN SANDS(P)JEFF FULLER(B,ELB)JESSE HAMEEN(DS) 2002年作品 この作品、注文してから、入荷するまで約5ヶ月もかかった。 メンバーがDREW GRESSとJEFF BALLARDなので、これは売れそうだと、一度に大量に注文したのがいけなかったみたいなのだ。 在庫が揃うまで発送されなかったものだから、こんなに時間がかかったのです。 ようやく、今日届きました。 STEVE SCHMIDT(スティーブ・シュミット)はシンシナティのピアニストで、地元のクラブやビッグバンドのピアニストとしても活躍しているようです。 シンシナティというと、「シンシナティ・キッド」という賭博場が舞台の映画があったけれども、 この映画の主演男優も同じスティーブだった。 ラストシーンで、マックイーンと少年とのダイムの裏表を賭ける落ちが、いまだに印象的な映画です。 シンシナティというと、そんなイメージしか漠然思い浮かばないのですが、この作品はシンシナティから大都会ニューヨークへ繰り出して、一流のリズムセクションとともに録音した作品でシュミット本人も相当、力を入れて望んだことが推し量れる。 ただ、そこはベテラン、自身の音楽性を見失わず、日頃の自分をありのまま自然に表現しているtころが、若手の初リーダーアルバムなんかと違うところ。 モンク調のリズムフィギュアー、エバンスの叙情性、フレッド・ハーシュの繊細さ、メルドーの先鋭性、ケリー風のグルービーなファンキー節まで繰り出す、引き出しの多い切り口は、わざとらしさやあざとさがなく、ナチュラルである。 DREW GRESS とJEFF BALLARDの二人もさすがに一流、自分の持ち味をだしつつ、素晴らしい協調性をみせ、即席のセッショントリオとは、とても思えないほど。 やはり、一流と呼ばれるようなミュージシャンやシュミットのようにこの道何十年もピアノ一本で食っているような連中は、懐の奥が深いなぁと思うのである。 ライナーは、30年来の親友、フレッド・ハーシュが書いている。 メンバーはSTEVE SCHMIDT(P)DREW GRESS(B)JEFF BALLARD(DS) 1. Monkyside 2. Bon Air 3. For The Music 4. Red And Orange 5. Forgiveness 6. West Coast Blues 7. Anthem 8. I Wish I Knew 9. Lullaby Of The Leaves 10. When I Grow Too Old To Dream
田崎真也が、世界ソムリエコンクールで優勝するまでに、家3軒分のワインを飲んだという逸話がありますが、もし世界ジャズファンコンクールというものがあるとすれば、それに優勝するのにかかるお金は一体どのくらいかかるのだろう? どちらにしても、莫大な時間と財を費やして真の意味で、道楽を極めることが出来ると思うのです。 最後に作品のメンバーと曲紹介を・・・ Dave Karr: baritone sax Dave Graf: trombone Gordy Johnnson: bass Tanner Taylor: piano Phil Hey: drums 1. Intro 2. Bweebida Bobbida 3. Intro 4. Line For Lyons 5. Intro 6. Bernie's Tune 7. Intro 8. Walking Shoes 9. Intro 10. Jeru 11. Intro 12. You Took Advantage Of Me 13. Intro 14. I Know, Don't Know How 15. Thank You 16. Wrap Up 17. Django's Castle 2004年作品 現代で活躍している若手ピアニストに欠けるもの、それは親しみやすさだろう。 向こうのほうからこちらに近づいてきてくれ、肩を叩きあい、ハグ、ハグの世界。 カルフォルニア州、ベイエリアで活躍しているピアニスト、デビット・ウドルフはそんなインティメイトな雰囲気を持つピアノ弾き。 渋めの選曲といい、リリカルで繊細なタッチは、誰もがトミー・フラナガンを連想するのではないだろうか? 4曲目はレターメンの歌唱が有名な「涙のくちづけ」、あまりジャズバージョンを聴かない曲だけど、これは良い。 たぶん、誰もが口ずさめるメロディーだろう。 渋いスタンダードナンバーの中に超有名曲を持ってくる匙加減もセンスが良い。 歌手のシェリー・ロバーツと活動を共にすることが多いようだけど、唄伴の上手いところもフラナガンに似ています。 メンバーはDAVID UDOLF(P)CHRIS AMBERGER(B)BOB BRAYE(DS),JAIMEO BROWN(DS) 1. Love You Madly 2. Isn't It a Pity 3. Here's to My Lady 4. Sealed With a Kiss 5. Love Walked In 6. Why Did I Choose You 7. Suddenly It's Spring 8. Change Partners 9. Spring Will Be a Little Late This Year
録音は1999年6月8月 SANTA ROSA,CA この作品も、昨年の秋頃、入荷していたものだったのですが、未紹介だったようです。 PATRIZIA SCASCITELLIは、イタリア時代にSPLASC(H)やTBCから既にリーダーアルバムをリリースしていますが、NYに移り住んで最初のアルバムが、当作品「CLOSE UP」となります。 リー・コニッツやフランコ・アンブロゼッティらとのアルバムもあってイタリア時代に既に実績を残しているピアニストなのが分かります。 同郷のADA ROVATTIや黒人アルトのマーク・グロスを参加させた三管編成となっています。 いつかミリアム・アルターというベルギーの女流ピアニストの紹介のところでも書いたけど、PATRIZIAもどちらかというと、作曲に特に非凡な才能を発揮するミュージシャンだと思います。 1曲、1曲がカラフルで個性的、このレコーディングセッションに集まったミュージシャンはきっとレコーディングが楽しかったに違いない。 各々の曲解説はしませんが、アーティスティックで創造性豊かな部分とキャッチーでポップテイストを含んだ親しみやすさがバランスよく配合された彼女の楽曲は魅力的です。 8曲目「UPTOWN BOSSA」を耳にしてもらえば、その辺のことは一番手っ取り早く理解していただけるのではないかと思う。 メンバーはPATRIZIA SCASCITELLI(P)JIM SEELEY(FLH,TP)MARK GROSS(AS,SS,CL)ADA ROVATTI(TS) BOBO BOWEN(B)CARLOS CERVANTES(DS) 録音は2003年6月17,18日 SYSTEM TWO STUDIO, BROOKLYN,NY トロントの若手ピアニスト、Greg de Denusの2003年デビュー作品。 うららかな午後の柔らかい日差しの中を吹き抜ける風のようなピアノです。 曲調も演奏もパステルタッチの落ち着いた印象の作品なので、一聴した限りでは強いインパクトは残さないかもしれない。 思索的な曲調やそこはかとない叙情性は、研究したジョン・テイラーやフレッド・ハーシュからの影響かもしれない。エンリコっぽいところも少し見受けられる。 グレッグのピアノは、表現の深みやスタイルの確立といった点で、まだまだ先人達に、一歩譲るのかもしれない。 それは認めよう。 しかし、ステップの軽やかな何処にでも行けそうな風通しのよい、グレッグのピアノを聴いていると、エトランゼ気分を味わえるのだ。 この感じ、悪くない。 メンバーはGreg de Denus(p)Brandi Disterheft(b)Sly Juhas(ds) 1. The Searcher 2. Peace at Last 3. Desert Traveller 4. Alter Ego 5. Fog 6. Wise Ones 7. Everything I Love 2003年作品 入荷案内がきて2週間くらいの早さで入荷しました。 この作品のメンバーを見れば、誰でも聴いてみたくなるんじゃないだろうか? COWBELL MUSICの番人として、今のりにのっているBENJAMIN KOPPELと老いてますます元気なPHIL WOODSのツーアルトに「WHAT HAPPEND!」が超ロングベストセラーなALEX REAL TRIOが合体したクインテット作品となっています。 1曲目の先発ソロはコッペル。 バップをベースとしながら、そこは現代のアルト奏者というか、この人日本の菊地成孔なみに幅広い音楽性の持ち主で、ときおり鋭角的なラインを差し込んで非凡なところを見せつける。 続くウッズは、円熟の極み、貫禄で対応。 但し、二人にバトルモードはなく、リスペクトムードが溢れた「楽しく音楽やろうぜぃ!」モードが満ち溢れているのである。 それししても、ウッズの音の素晴らしさはどうだろう。 特徴のあるフレージング、高音域に駆け上がるときの爽快感、音色のダークネス、ブライトネスの使い分け、音の表情、深さはまさに、それだけで芸術品といえるのではないか? この年になっても、衰えをみせないクォリティーを維持できるのは、練習もあるのだろうけど、健康面での節制もあるのではないかと思う。 パーカーのように短く刹那的に生きるのも人生だし、ウッズのように、一生かかってビバップを全うするのも素晴らしいジャズマン人生だと思う。 「WAHT HAPPENED!」アレックス・リールのトリオの好サポートによって、この作品がより素晴らしいものになったのは間違いない。 最近では屈指のアルトバトルだと思う。 メンバーは、BENJAMIN KOPPEL(AS)PHIL WOODS(AS)HEINE HANSEN(P)MADS VINDING(B)ALEX RIEL(DS) 2005年6月録音 そういえば、当店で昨年からコンスタントに売れているこの作品を未紹介だったなと思い、本日はこれを取り上げます。 LENNY ROBINSONは1956年ボルチモアで生まれ、現在メリーランドを拠点に活躍している中堅ドラマー。 この作品は、FSNTにリーダー作や、ドナルド・ハリソンとも録音歴がある、ANDREW ADAIRを迎えた ピアノトリオ作品で、2005年自主制作でリリースされました。 アンドリュー・アデアーがこんなに素晴らしいピアニストだとは、思わなかった。 ヴォーカルもするので、弾き語り系のピアニストなのだろうと思っていたのですが、どうして、どして、ケリー~クラークを基点にモダンジャズピアノを一回りは俯瞰し消化しているとは思うのだけど、この人のピアノの良いところはそれをあからさまにひけらかさないところ。 語り口が平易で、誰もが分かりやすいピアノを弾いてくれている。 ノリの良さと歌心が満載で、グルービーでコクがある。 モダンジャズピアノを聴いたなぁという満足感を間違いなく与えてくれるでしょう。 リーダーの軽いクッションを伴う、50年代風のザックリ感のあるドラミングは、まさにアデアーのピアノとの相性バッチリで、ジャズ喫茶でかかったとすれば、皆がジャケットを見に来るだろう事が想像に難くない。 メンバーはANDREW ADAIR(P)GAVIN FALLOW(B)LENNY ROBINSON(DS,MARIMBA)BOBO BUTTA(P)1曲のみ 1. Close Your Eyes 2. I Didn't Know What Time It Was 3. From This Moment On 4. Easy To Remember 5. Little B's Poem 6. Goodbye Porkpie Hat 7. The Turnaround 「このCDのスタンダードの解釈にとても感銘を受けた。もっと聴かれるべきピアニストだ。」とホレス・シルバーに言わしめたARKADY FIGLINはロシア生まれ、現在NYで活躍するピアニストです。 クラッシックで培われたテクニックを武器に鍵盤上を縦横無尽に駆け巡る様は、あたかも全盛期のピーターソンのよう。 「枯葉」のイントロにさりげなくバッハを引用したり、ラフマニノフの曲を演奏したりしても、さりげなく演奏されるので、違和感もなく、嫌味がない。 テクニックの為のテクニックという使われ方ではなく、まっすぐストレートにスイングする事を心掛けておりとても好感がもてる。 メンバーはARKADIY FIGLIN(P)DMITRI KOLESNIK(B)JIMMY MADISON(DS) 2001年5月16,17日録音 NYC 1. Somebody loves me 2. I hear a Rhapsody 3. Autumn leaves 4. You stepped out of a dream 5. Clair de Lune(Moonlight) in Vermont 6. Who knows 7. No mercy 8. Lilacs 9. RKD DUCKSTEP TRIOが、今朝入荷したので、こちらのブログ(訪問者が「店長日記」は少ないもので)でも重複しますが、紹介。 Luca Marianini(tp) Giovanni Belli(g)Graziano Brufani(b)の3人からなるイタリアの変わった編成のトリオなのだけど、この楽器の編成というと最近ではSWEET JAZZ TRIOが有名だけど、このトリオは、チェット・ベイカー・トリビュートとでもいうCRISSCROSSに録音のあるCatherine/Harrell/Van De GeynやVERVEのハービー・ハンコック集McBride/Payton/Whitfield にインスパイアされて結成されたトリオらしい。 1. Driftin 2. Duckstep 3. I Remember you 4. Love For Sale 5. Melody For Cristina 6. Une Belle Histoire 7. Jo For Wes 8. Funk In Deep Breeze 9. Kika 6曲目を聴いた時、どこかで聴いたような旋律だなぁと思い、メロディーを頭の中で反芻していると、思いだした。 ミスターサマータイム ♪♪♪・・・・ サーカスの大ヒット曲をそれこそ、ニースか、リビエラか、夏の打ち寄せる波の海岸べりの向こう側の地平線上に夕陽が沈んでいくのが見えるような・・・そんな情景が思わずとも浮かんでくるような、実に壺にはまった演奏を繰り広げているのです。 この1曲で仕入れ決定でしたね。 他の曲も結構いい感じで、ちょっとこれはお薦めですよ! SWEET JAZZ TRIOをお気に入りのかたには、120%お薦め致します。 メンバーはLuca Marianini(tp) Giovanni Belli(g)Graziano Brufani(b) 2006年作品 こうやってCD屋やっていると、売れる作品と売れない作品の落差の激しいことに、改めて実感いたします。(なんの業種でも一緒だろうけど) 注文が集中するものと目にもかけられないものとの差は本当に激しい。
今日取り上げる、カルビン・ヒル盤は後者の良い例で、なんと開店の時に仕入れたものが未だに1枚も売れていないのです。 試聴してみて良かったのでオーダーしたのだけど、見事に当てが外れた実例。 よくよく考えれば、売れない原因が分かる。 ジャケットが貧弱で、目を惹かないし、ジャズで最も大切なメンバーもクレジットされていないのである。 これでは、誰も買わないだろう。 アメリカのディーラーのキャプションにもメンバーの表記がなかった。 カルビン・ヒルが、地味なベーシストなのだけど、この作品実は共演ミュージシャンが粒よりのメンバーなのです。 MICHAEL COCHRANE(P),YURON ISRAEL(DS).JOE LOCKE(VIB) マイケル・コクレーン、昔から個人的に愛聴しているピアニストで、うまいプレーヤーではないのだけれど、フレーズのひとつひとつが本当に唄っている、分かりやすい口ずさめるようなフレーズを弾くアジのあるピアニストだと思います。 MJQが、NYのカーライルホテル(実際に出演していた)のラウンジのように、落ち着きのある洗練されたイメージに対し、このカルテットのサウンドはもっと親しみのある気軽に立ち入ることの出来るダウンタウンのレストランバーのような感じですね。 スタイリッシュに飛ばすジョー・ロックのビブラフォンとコクレーンの旨口仕立てのコクのあるピアノが好対照をなしていて悪くないです。 MJQのような個性を確立しているかというと正直なところ首を振らざるをえないのだけど。あくまでもレコーディングのために集ったメンバーなので、バンドとて、ユニットとしての個性を求めるのは酷というべきか。 とにかく、素通りするには惜しい、好内容のセッションが記録されています。 1. I Fall In Love Too Easily 2. Falling in Love with Love 3. I've Never Been in LOve Before 4. All the Things You Are 5. Beautiful Love 6. Hymn A L'Amour 7. What is This Thing Called Love 8. I Can't Give You Anything But Love 9. When I Fall in Love 2005年作品 昨年のちょうど梅雨が明けたころだったと思う。 久しぶりに行きつけのライブハウスに足を運んだ時に、偶然、当アルバムのシーナきのはらのヴァイオリンを聴いたのです。 その日はあいにく、清水さんがお休みで、若い女性のピアノトリオの演奏だった。 今から思うにプロモーションかなにかで、来広していたのだと思うのだけど、飛び入りで数曲演奏を聴くことができたのだ。 このアルバムに収録されている「ダークアイズ」と「リベルタンゴ」を確か演奏したと思う。 3曲目は、何かリクエストをということで、一番前に座っていた私はすかさず「夜は千の眼をもつ」をリクエスト。 ゲストでの飛び入りだったので約20分くらいの短い演奏だったけれども、充実した演奏で、素晴らしいジャズバイオリニストを発見したとその時胸の中で思った。 その時に、この作品を自主制作したことも知ったのですが、あいにく持ち合わせがなく、その時入手できず、後ろ髪ひかれる思いだったのです。