"私はあなた方に情報を伝えているのではない。それでは「驚きの念」を殺してしまう。「驚きの念」は、非常に貴重な宝だ。情報にそれほどの価値はない。私はあなた方に何かを教えようとしているのではない。むしろ逆に、学んだことを忘れさせるのが私の仕事だ。知識過剰になると、知っていることが何の驚きももたらさなくなる。あなたの驚きや畏敬の念は消えうせ、陳腐なものになってしまう。もう知っているのだ──どうやってそれに驚きの念を持ちつづけることができる? 何も知らないという状態にいないかぎり驚きを感じることはできない。何も知らないという状態・・ 私はそれを瞑想と呼ぶ。それはあなたを浄化する。私はあなたの鏡にわずかな塵が積もることも許さない。私はあなたがみずみずしく新鮮であってほしい。物知りになったとたんに、あなたは驚きを失ってしまう。物知りになったとたんに、あなたは私との接触を失ってしまう。ここは知識人や学者たちの場所ではない。ここは存在の途方もない神秘の前で無知のままにとどまる質と勇気を持っている人々のための場所だ。" 『The Dhammapada: The Way of the Buddha』 第 12 巻 講話 4