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第二四章 SECTUMSEMPRA

第二四章 SECTUMSEMPRA


"Sectumsempra"っていうのは、 21章 に出てきた、プリンスの本にあった呪文です。
どんな呪文なのか謎のままでしたが・・・
章のタイトルになるくらいだから、何か重要な呪文なのでしょう。


翌朝の呪文学の授業で、ロンとハーちゃんに昨夜のことを話したハリー。
ヴォルのHorcruxesのことと、ダンブルドアとの約束(ヴォルを止めると決意したこと)も話します。

ロンの方は昨夜ラベンダーと(やっと)別れたそうです。
ディーンとジニーも別れたそうです。
ハーちゃんに「ちょっとジレンマね。」と言われ、すかさず「どういう意味?」と聞くハリー。
もちろんハーちゃんはクィディッチのチームのことを心配して言ったのですが、ハリーはジニーへの気持ちを見透かされたんじゃないかとドキドキだったことでしょう。

授業の後、ハリーの頭の中はジニーのことでいっぱい。
彼女はロンの妹だ
でも彼女はディーンを捨てた!
でも彼女はロンの妹だ
そして僕は彼の親友だ!
もし彼に言ったら・・・
彼(ロン)は君(ハリー)を殴るだろう。

と、こんな感じで葛藤してます。

寮に戻ると、「ケイティが退院してきた」との知らせ。
「レニーからこの前の試合のマクレガンのこと聞いたわよ」とケイティ。
クィディッチのことを話した後、ケイティにネックレスのことを聞いてみるハリー。
でも、ケイティは誰がネックレスをくれたのか覚えていないそうです。
3本の箒で女子トイレに入った後の記憶がないそうです。
トイレのドアを開けた後の記憶は、聖マンゴ病院だとのこと。

結局、犯人は女性か、女性に扮した誰か、ということしか分かりません。
ポリジュース薬を盗んで飲めば、女性になれるし・・・
「もう一度Felixを飲んで必要の部屋に行こうか」と言うハリーですが、ハーちゃんに反対されやめます。

ハリーはプリンスの本に書いてあった"Sectumsempra:敵に使う"の呪文を試してみたいと思っていましたが、ハーちゃんの前で使うと怒られるので機会がありませんでした。
でも、今度マクレガンに気付かれないように使ってみようかと思っていました。

ディーンだけはケイティが戻ってきたのを喜んでいません。
なぜなら彼がチェイサーのポジションを失ってしまうから。

クゥィディッチは、次のグリフィンドール対レイブンクローの試合で300点以上の差を付けて勝てば優勝できるらしいです。

ハリーはドラコのこともまだ気になっていて、忍びの地図で見張るのを続けていました。
レイブンクロ―戦の数日前、ハリーはドラコを追って7階の廊下へ。
ドラコは男子トイレでマートルに慰められて(?)いました。
マ:「私が助けてあげる」
ド:「誰も僕を助けることなんてできない・・・僕には出来ない・・・でもそれをしなければ・・僕は殺されてしまう・・・」

ハリーはドラコが泣いているのを盗み見ていたわけですが、ドラコに気付かれてしまいます。
ドラコが杖で攻撃、ハリーも応戦。
「止めて!」と叫ぶマートル。
ドラコ「Cruci---」と呪文を唱え始めると、
「SECTUMSEMPRA!」とハリー。
ドラコの顔と胸から、まるで見えない剣で斬られたかのように血が噴き出しました。
ハリー呆然。
マートル:「人殺し!!」
ドアが開いて、スネイプが入ってきました。
スネイプの呪文によりドラコは事なきを得ました。ドラコはホスピタルウィングへ。

スネイプに、「そんな闇の魔法を誰に教わった?」と問いつめられ「図書館の本で読んだ」と嘘をつくハリー。
嘘だと見破られ、カバンを持ってきて全ての教科書を見せるように言われます。
しかたなく荷物を取りに寮に戻るハリーですが、プリンスの本のことは知られたくないので、ロンの魔法薬学の教科書を借ります。(かなり強引に)
そしてプリンスの教科書を必要の部屋に隠します。
必要の部屋で隠すのに手ごろな棚を探していると、去年モンターギュが壊した"ヴァニシング・キャビネット"もありました。
(それとは別の)棚のドアを開けると、中の生き物が死んでから長いことそのままにされている鳥かごがあったので、そこに教科書を隠しました。

スネイプの所に戻り、荷物を差し出すと、教科書を一冊一冊調べていきます。
最後の魔法薬学の教科書を丁寧に調べると、
「これはお前のか?」とスネイプ。「では'Roonil Wazlib'と名前が書いてあるのは何故か?」
ハリーは「それは僕のニックネームです。」「友達はそう呼ぶんです」と言いつつ、必死で心を閉じようと(去年結局修得できなかった閉心術ですね)頑張ります。
そんなことをしなくても嘘をついているのはバレているようで(汗)土曜の朝10時にスネイプの部屋に来るようにいいつけられます。
「その日はクゥィディッチの試合が・・・」というハリーですが、スネイプには聞き入れてもらえず、「かわいそうなグリフィンドール・・」とニヤリと笑って返されます。

マートルが言いふらしたので、ドラコとの1件はたちまちみんなに広まりました。

クゥィディッチのチームは、ジニーがシーカーでディーンがまたチェイサーに。

ハーちゃんはプリンスの教科書のことでハリーにお説教しますが、「でもあの本がなかったらFelix Felicisを手に入れることが出来なかった(ナメクジ先生の記憶も手に入れられなかった)し、ロンを毒から助けることもできなかった」と言います。(かなり逆切れに近いような・・・)

土曜の朝10時。ハリーに与えられた罰則は、ファイル整理みたいなことでした。(魔法は使ってはいけない)
このファイルには、ジェイムスやシリウスの名前も出てくるんですが、これが何かに伏線になっているのかどうかは謎です。
作業をしながら、「ジニーがシーカーでチョウと戦っているんだ・・」なんて考えているハリー。

罰が終わり、試合の結果を気にしつつ寮へ戻るハリー。
結果は圧勝!450対140でグリフィンドールの勝利!
ハリーあたりを見回すと、ジニーが駆け寄ってくる。
そしてその後、”Harry kissed her"とあります。
”Harry kissed her"
”Harry kissed her"
”Harry kissed her"
ハリーってばみんなの前でジニーちゃんにキスしちゃってます!
その後ハリーはロンの反応が気になっていましたが、ロンはOKの意味を込めて小さく頷いたのでした。


色んな意味で衝撃的だったこの章。
なんと、"SECTUMSEMPRA"てとっても恐ろしい呪文だった!! ということにはもちろんビックリしたのですが、最後のハリーのキスも衝撃的でした。
いや~ん、ハリーってば、ちょ~積極的!
ロンとハーちゃんの関係がじれったいので、余計にビックリ。
やはり闇の帝王を倒そうと決心するだけの男はやることが違います。
でも、その前にさんざん悩むハリーが、ちょっと壊れかかってる感じがして好きでした。(彼女はロンの妹だ でも・・ のあたり)

ハリーはプリンスの教科書を今でも信じきっている様子ですが、大丈夫なんでしょうか。
"SECTUMSEMPRA"の呪文が恐ろしい呪文だったとわかって、全てを告白してあやまるのかと思ったら・・・隠しちゃうのが意外でした。
相手が大嫌いなスネイプ先生だからなのでしょうか?
先生は嘘だとわかっていながらもそんなに深く追求しませんでした。(罰はしっかり与えましたが)
必要なら開心術を使えばすぐわかることだと思うんですけど・・そこまでしなかったのには何か訳があるんでしょうか。
"SECTUMSEMPRA"の呪文のことも知っていましたし・・
教科書のこともあるけど、ハリーって結構頑固な性格だなぁ、と思います。
たまにはハーちゃんの忠告もきいてあげてよ・・と思いますが、それじゃ話が進まなくなっちゃうかもしれませんね。


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