遠距離恋愛
遠距離恋愛なんだかんだ、待たされた羽田でも、
なんとかフランス人トウフに会うことが出来ました。
おかげさまで、３泊４日の旅行は無事終る事ができました。
おもいがけず、付き合うことになったフランス人彼氏トウフ。
そのときはたった３泊４日間の東京旅行だったけれど、彼の優しさがすっかり大好きになってしまいました。
好きだったことって、
会ったあとに、東京の道ばたでキスをしてみたり、
居酒屋に行く前のエレベータの中でちょっとキスをしてみたりと・・・
なんだか、今から思うとされて照れくさいけれど、でも、うれしいみたいなことだ大好きでした。
(会って、すぐの人を信用するのは本当は危険なんですが・・・まぁまぁこれは私の話。笑こんな出会いもあるってこと笑)
でも、なんといっても、ホテルにとまって一日目・・・
私は寝ぼけてどこかの物音に起きたのでした。
そして、なぜかこう叫んだのです。
「誰！？誰！？
ここはいったいどこなの！？！？」
寝ぼけてたんですが・・・
すると、突然のことに、トウフも起きて、
私をぎゅっと抱きしめ、
「オリーブ！
オリーブ！！
僕だよ！！
トウフだよ！！
あなたは東京に僕に会いにきたんだよ！！
心配しないで！！」
と、悲壮な声をだし・・・
私の頭を何度もなぜ、
やさしく何度もキスをしてくれたのを覚えています。
そのときは、疲れていたので(昼間の興奮のせいで)すぐに、安心して寝てしまったのですが、
朝になって、
いっきに、彼に対しての目は変わっていました。
この人って、なんて
な～んて
やさしいんやろう！！
って。
本当、あのとき、私は福岡からやってきて・・・
初めて会う外国人に東京案内され、なんだかあべこべでした。
それでも、そんな非日常的な出来事は私の心の中にいつまでも残ることでしょう。
寒い寒い一月に、とてもあったかいトウフの手をにぎって歩きまわった事はわすれません。
彼につれられて、浅草に行って、甘酒をのんだことや・・・
彼につれられて彼の手を握り締めた記憶。
普段車で移動している私にとって、電車や飛行機も新鮮なものでした。
でもね。
私たちそれからね。
トウフとあってから、しばらくは離れ離れだったんです。
東京と福岡で。
2ヶ月ほど・・・
本当にそれはそれは、長かったです。
私はナースの国家試験があって、そんなことに浮かれていてはだめなのに・・・
なぜか、トウフのことが頭から離れないだめ～な人間になっていました。
3ヵ月後には晴れてナースになり、
就職先も決まり、
そんでもって、
トウフと暮らす予定なので、
間違っても国家試験に落ちるわけではありませんでした。
でもね。
やっぱり、勉強はしていたのね。
なんとか無事に看護国家試験にうかることができました。
そして、就職先の近くに部屋を借りにいかなければいけなかったのです。
トラブル続きの関西旅行
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