あそびや!

あそびや!

不思議な茶筒



いわゆる手品です。子どもをあっと言わせるネタにしてもよし、また、子どもの隠し芸のネタに伝授してもよし。

☆用意するもの  茶筒(海苔の缶でも可)・マッチ箱(中に数本入れておく。)
☆服装      袖口が詰まっている上着を着用
☆遊び方
1.「この茶筒は、○○家に代々伝わる不思議な茶筒です。」
2.「種も仕掛けもありません。」と言って蓋を開けて、確かめてもらいます。
3.「ところが、蓋を閉めて、呪文を唱えると・・・。」とそれらしい文句を言います。「ほんじゃら、もんじゃら○○家の宝物。ほんじゃら、もんじゃら、もじゃもじゃもじゃy・・・・云々)
4.「みなさん、静かに!耳を澄ましてください。」そういって、茶筒を振ります。
5.するとどうでしょう。何も入っていないはずの茶筒からカシャカシャという音が聞こえてくるのです。
6.茶筒を開けて見ると?やっぱりな~にも入っておりません。空っぽ。あら不思議、あら不思議。

この遊びは、小学校へ勤めていたとき、お楽しみ会である男の子が披露してくれた手品をアレンジしたものです。
そのとき、彼らは2年生。何も入っていない缶を振ったら音がする!とみんなびっくり!!私もびっくり!!
みんなの驚いた顔を見て喜んだ彼はニンマリとして、次は缶を持たずに腕を上下に振りはじめました。
「カシャカシャ。」
そして、ざわめくみんなの様子をおもしろいように眺めながら、おもむろに上着の袖の中からマッチ箱を取り出し、振ってくれました。
「な~んや!!!」

『こりゃいける』と思った私は、それ以後何度この手品をパクったことでしょう。
脚色は得意な分野なので、その都度、魔法使いになったり、怪しい魔術師になったり・・・。
もちろん、うちの娘も低学年のとき、お別れ会の隠し芸で披露しました。

あのときの男の子、今、どうしているだろうな~。


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