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この楽天BLOGは長年使っているので古い画像が残っている。と言っても、元々はペット日記は別の日記用CGIにあげていた。プロバイダの無料ホームページスペースにリンクを貼りペット関連は細かく、毎日書いて画像もあげていた。それが、少し更新をさぼっていた時期に(私の病状が悪化して)知らない内にCGIサーバが終了告知メールを送っていてメールに気付いたときはサービス終了していた。これだから無料サーバは怖いのだ。まぁ、ここも無料なんだけど。そのCGIサーバが無くなってその間の記録は見事に画像諸共消え失せた。その頃の一部は、ここにもある。一時期、楽天BLOGの画像容量に上限が出来て他所から画像を引っ張っていたものがある。そういうところも今はリンク切れしている。この楽天BLOG「NYAZILAND」に残っている画像で一番古い物を探したら下の画像が出てきた。我が家で生まれた子猫たちだ。一番、元気だった「くんし」(漢字は今のPCに登録してないので出てこない)この子が実は一番短命だった。生まれた時は元気だったのだが、元気であるがゆえに油断して病気になって若い内に虹の橋にいった。千生と八生流の2匹と「くんし」は母猫が違う。生まれたのも「くんし」は数週間先である。千生が病弱で、とにかく生まれて間もない時期から獣医の常連だった。八千流も病弱だったので里親候補の人に諦めて貰ったがとにかく弱い2匹であった。弱いなりに大人になって、八千流は病気をこじらせて旅立った。一番の弱さを誇った千生は名前の通りに何度も死線を越えた。千生という名前は、あまりの弱さに「千回生きる」と祈りを込めた。すっかり獣医の常連と化していたが、お世話になっている獣医さんに「実は初めて連れてこられた時、2匹とも3日と持たないと思ったんです」と告白された。生まれて間もない時から八千流と千生は獣医に通っていたからだ。「どうやって生かしたのですか?」と尋ねられて携帯のアラームを2時間おきに設定し、24時間つきっきりで生かしたと明かした。2時間あれば転寝は出来る。転寝して、保温してある子猫の傍で横になる。アラームが鳴ったらミルクを与え、排尿させ、何ミリ飲んだか記録する。記録したら再び横になる。これを数週間繰り返した。病状が安定して、なんとか普通に寝られるようになるまで傍に居た。千生は短命だと思い込んでいたが、その思い込みにより病状悪化にも気づきやすくまた本猫も獣医慣れしていて、獣医がストレスで病状悪化とかは無かった。投薬されたものも飲ませ慣れていたし、飲まされ慣れていた。錠剤を飲むことが普通だったのが千生の日常だ。10歳ころには少し病院離れしていたのに一時的に悪化したので久しぶりに獣医に連れて行ったら「まだ生きてたんですか?」と驚かれた。この画像を撮影した頃は「くんし」が一番長く生きると思い込んでいた。やはり生まれた時の丈夫さだけでは長く生きられないのだ。弱い個体でも飼い主が気にかけ、手間をかけ、お金もかけたらそれなりに長く生きてくれるのだ。それが猫にとって幸せかどうかは分からない。ただ、生きて欲しいと思ったわたしの欲望の果てに彼らは、それぞれの長さで傍に居てくれたのだ。
2024.03.23
季節的に増える時期だから書いておく。少しでも暖かくなってくると乳離れもしてない子猫を捨てる人が出る。念のために書いておくと猫を捨てるのは「ペット遺棄罪」になる。ちなみに子供が拾って来たのを「元の場所に戻してきなさい」も同罪で在る。子供が拾ってきたら保護してくれるところを探すか自分で里親を探すか、飼うしかないと思う。以前の我が家は二桁の数の猫が居た。彼らは他人様から「保護して欲しい」と連れられて来ることが多かった。多くは小学生くらいの子が拾ってやって来るのだ。自分で拾った子は少なかった。無責任にも「保護して欲しい」と連れてくる。あるいは「此処にいるから連れて行って欲しい」と連絡を受ける。そういう事情で我が家に来る猫は多かった。発見された時には体温も下がり、脱水も起こしつまり危篤状態でやって来る。低体温に陥っている子は、とにかく早めに湯たんぽ(レンチンするタイプ)に乗せ布でくるみ、体温を何度も測りつつ様子を見る。様子を見ながら、スポイト(注射器の針の無いタイプ)でぬるま湯を飲ませる。ぬるま湯を飲めるならミルクを作って飲ませる。これで飲み込む力があるなら行幸だ。多くの場合は脱水を起こしているにもかかわらず飲み込めない。こういう子は、湯たんぽを傍に置いた状態で獣医に走る。どのみち獣医の御世話になるのだが、危篤の子は連れていく前に水分補給くらいしたい。できなければ皮下点滴で水分補給してもらう。せっかくの獣医なのだから、寄生虫とか、他に気になる所も診て貰う。獣医に行けば、その後どうしたらいいかは教えてくれる。教えてくれるけど、まぁ、出来れば睡眠時間を削る勢いで傍で見ている方が良い。子猫のミルクは1時間おきとか、2時間おきだ。寝ている間も同じ頻度だから睡眠できると思ったら死なせてしまう。湯たんぽで保温はしなくてはいけないが、保温していると脱水も起こしやすい。つまり保温しながら、水分補給を怠ると小さな命は消える。そんな簡単にはいかないのが捨てられている命を救う作業だ。危篤状態ではなく、ミルクも飲めるし体温もあるなら安心だ。健康診断として獣医に行く。つまり元気が有ろうと、なかろうと、獣医には診て貰わないと話にならない。まぁ、多くの子は猫風邪をひいているから獣医に行かなくてならない。猫風邪は後遺症が残るので、これが理由で里親探しに支障が出ることもある。鼻水が止まらないまま大人になる子とか、目やにが止まらない子だとかカリシウィルスのせいで歯ぐきが腫れたままでウェットフードしか食べられない子だとかそういう後遺症が出たままの子は里親探しを諦めて我が家の子になった。なので2桁もの数が居たわけだ。完全室内飼育もせず、不妊手術もせずそれが「猫の尊厳を守っている」などという御託を並べ子猫が生まれたら捨ててしまう。地域猫になった猫の子を捨てに行く。彼らは犯罪だと知らないのだろう。何しろ「犯罪だ」と主張して喧嘩になったので警察を呼んだが警官の誰も「ペット遺棄罪」を知らなかったので話にならなかった。もっと動物愛護法は周知されるべきだろう。そうしないと「誰かが拾ってくれる」などという夢想をした無知がいつまでも小さな命を危険にさらし、結果的に死なせてしまうのだ。保護してから救えなかった命は数を覚えきれないほど多い。命の重さは平等じゃないと嫌でも知らされるのだ。
2024.03.22
楽天市場から大き目の封筒が届いた。開封するまでも無く、全面に「モンプチ」の試供品が入っていると書いてある。なんというか……空気を読めないのは仕方がないのか。先月の末に最後の1匹の猫が虹の橋に行って1年経ったばかりだ。つまり1年ほど猫関連を楽天市場で買い物していない。買い物しなくなった理由を考えたら分かると思うのだが買い物しなくなった人に送っているのかそれとも1年なんて関係なく、買い物履歴があれば送っているのか。なんにしても送ってこられても困る代物だ。試供品が悪いわけじゃない。猫が居ないのに猫用パウチなんて使い道がない。そりゃあ送られても何とも思わない人もいるだろうけど我が家の場合は長年、大勢の犬猫が居たので1匹たりともいない状態に慣れていない。未だに寂しいという気持ちと折り合いをつけていない。しかし猫用パウチを捨ててしまうこともできない。世の中には食べたくても食べるものが無い状態の猫が多くいる。だからといって野良や地域猫に与えるのは心情としてしたくない。たった3袋の猫用パウチに神経を逆なでされた気分になる。送って来た楽天市場にムカムカと腹を立てた。どうするかと考える前に家族が猫が居なくなった時に猫用品を引き取ってもらった保護猫カフェに寄付すると言って来た。僅かなものだから持っていくだけ手間なんだけど少しでも役に立てるなら嬉しい。そうは思っても、送って来た楽天市場には腹を立てたままである。
2024.03.07
休日でもないのに定着しすぎている「猫の日」多くの猫好きさんがするように私も朝一番のX(旧Twitter)で虹の橋のたもとにいったあやめの画像がスマホにあったのでUPした。ついでだから今のスマホの画像フォルダを探したが残っているのは、あやめだけだった。あやめは基本的に私が行けない2階に住んでいたので画像を撮れたのは残っている日の物が晩年では唯一の日だ。あの日のあやめは何か、いつもと違って突然1階に現れ私に執拗に甘えてきたのだ。あやめはサビ猫なので可愛く写すのが難しい。ずっと、そう思っていたけれど残っている画像は全て愛らしい。20歳になるとは思えないようなモフモフの特権である。あやめは我が家で生まれた子猫の1匹だった。母猫が、私を親だと勘違いしている神無という黒猫で父猫が、ちょっと扱いに困る性格のリョータという茶虎だった。神無のことは溺愛していたので、懐妊したと分かって産ませることを選んだ。我が家には既に多くの猫が居たがそれでも子猫を里親に出すことさえ考えないくらいに出産を望んだ。我が家に居た猫の中では少数派の「望まれて生まれてきた」雑種の猫である。生まれる前には「生まれたら1匹欲しい」という声があったしエコー検査で7匹胎内に居ることは分かっていたから1匹、一番丈夫な子を渡そうと思っていた。生まれたのはメスでサビが4匹、オスで黒猫が2匹。死産の子が1匹でメスだった。「ほしい」と言っていた人に7匹分の画像を送ったら「もっと白い子なら欲しかった」と断られた。正直そんな人には渡したくないから貰われなくて良かった。でも猫を欲しがる人の多くは毛色で選ぶ。もっと体調とか性格とか見て欲しいんだけどね。猫の保護活動をしている人と話す機会があったけどその人も「これから見せに行くんだけど」とサビ猫3匹をケージに入れつつ困っていらした。サビは好かれにくい。里親探しが上手く行かない。そう嘆いていらっしゃった。捨てられている猫で多いのは黒猫だけど貰い手が無いのはサビだとは知っている。我が家には、我が家産のサビがいるのでその保護活動をしている人にはネットで見つけた話をしておいた。まず聞きなれないサビと言わず「黒三毛」と呼称する。三毛は人気毛色なので、それにあやかる。三毛もサビもメスしか生まれない点が同じだし。あと「サビ猫は子宝を運んでくる」という話が何処かの国にあるらしい。それとカギ尾も避けられがちだが、あれは「幸せをひっかけてくる」と言われているとか。そんな「貰い手が付くかもしれない」小話をしておいた。黒猫は捨てられるのも多いが欲しがる人も普通にいる。でも黒猫が不吉とか言うのはやめて欲しい。黒猫は「あんこねこ」といわれる。これも幸運を持ってくると言われている。あの夏目漱石の猫の話のきっかけとなったのが奥方が飼い始めた黒猫をモデルにしてるとか。奥方が縁起を担いで黒猫を飼うことにしたとか。とにかく猫とは縁起を担ぐことで貰い手を探すことさえある。昔は1匹でも暖かな部屋で暮らさせてあげたいと貰い手の無い子猫を引き受けてきたがあやめを失ってから、命を背負う覚悟は無くなった。猫の日に、猫の画像が溢れるのは良いけれど「寒さに耐えながら生きる猫が少なくなればいいな」とは今でも思っている。画像は楽天ブログのフォルダに残っていた飛鳥あやめより1年早く旅立った子で野良として生きる才能がないと判断して拾って来た野良の子だ。物凄く人が好きで甘えん坊で、とにかく傍に居る子だった。あやめと違って画像は大量に撮影したはずだが今のスマホには移動していないので手元には無かったのだ。
2024.02.22
最近は撮影する回数が減ったとはいえスマホ程度なら気軽に撮影できちゃうからGoogleフォトにはお世話になっている。あまり画像を整理することも無く、基本的に撮影しても放置だ。その大量の画像や動画を放り込んでいるのがGoogleフォトなわけだけど毎朝と言っていいほど「一年前の画像、動画」などという無害なものから、えらいこっちゃなものまで表示してくる。今朝の場合は、今年の初めに虹の橋のたもとに旅立った猫だった。ちょっとした猫の気まぐれで私が撮影していても逃げなかったのだ。そういうことは珍しい子だったので、動画も静止画も大量に撮影した。一年前の事とは思えないほど鮮明に覚えているけど一年前だと言う事が明らかなこととして撮影対象がこの世にいない。もう居ない猫の愛くるしい動作などを見てなごめるほど今は未だペットロスの傷は癒えていない。愛猫に限らず、他人様の猫動画も傷に塩を塗られる思いになるので基本的に逃げているし、YouTubeなどでオススメに出てきたら「この動画は好みではない」と報告する。猫動画自体に罪はない。しかし猫を亡くして1年未満の私には見る気になれない代物だ。どこの、どんな猫であっても寿命がある。愛くるしい動画で和むような内容であってもその猫が寿命を迎える日を避けることはできない。それは当たり前のことで誰もが分かっているようで、実は分かっていない。全ての生物は等しく生きる時に制限がある。それを短いと思うか、長いと思うかの差はあっても全ての命は絶対に永遠ではない。私自身が老いを感じる昨今もう命を預かるような自信はない。だから新しく猫がやってくることも無い。Googleフォトの1年前の記憶は残酷なまでの攻撃だったがたぶん3年後とか、5年後とか……まぁ、10年後くらいになれば懐かしく想い出として見ることができるだろう。油断しているときに「1年前の画像」なんて表示を突然してくるからそういう所は仕様とはいえ実に罪深い。もう居ない猫の画像を改めて見せられて「ああ、もう、いないんだな」と悲しくなっただけだ。
2023.10.15
昨日の夜の話なのだが風呂に入っているとき、理由もなく今はいない猫の事を思い出すことがある。昨日も例に漏れず、我が家に最初に来てくれた猫の事を色々と思い出しながらシャワーを使っていた。その水音に負けぬくらいの音量で「あおーーーん」と猫らしき声が聞こえたので、びっくりしてシャワーを止めた。思い出していた猫の声に似ていたから。そうしたら呼応するように「ぎゃおーん」と喧嘩の時の独特の声が。さっきのは喧嘩の火ぶたが切られた鬨の声である猫の鳴き声だったのか。しばらく2匹は我が家と隣家との間にある塀の上で鳴き合っていた。近所には長年にわたって我が家に猫が居ると知らせていたので我が家の猫だと思われるかなーとか大事になる前にシャワーか何かで脅かして追い払おうかとか考えたが猫同士も外猫だけど、野良ではない子が多い地域なので(信じられないことに夜だけ外飼育というご家庭が多い)長引くことも無く双方ひいてくれて静かになった。しばらく聞いていなかった猫の声だから例え外飼育の猫の声だろうが聞けたことは嬉しかった。そういえば最近、美容室でも猫の話題になった。今年亡くしたばかりだというと「腎不全ですか?」と尋ねられた。そうだな、我が家でもダントツに腎不全で旅立った子が多い。でも今年亡くした子は違う。ずっと検査しても腎臓の数値は年齢の割に正常値を保ち続けた。特別な何かをしたわけでも無いし、きょうだい猫もいたけどなんなら両親猫もいたけど、両親ともに腎不全で旅立っている。だから遺伝とかじゃなく何かのきっかけで腎臓は悪くなかった。それでも21歳にもなれば寿命も来るというものだ。我が家の傍でウロウロする外飼育の猫たちに我が家が何かすることはない。間違ってもフードを与えたりしない。ただ気配を感じるだけで私は満足している。
2023.08.29
亡くして長くなるが未だに身近に感じている。私が猫を初めて飼ったのは犬のせいだ。当時、我が家にはパグの姉妹がいた。1歳違いの同じ両親から生まれたパグたちで姉妹揃って散歩中に猫を見かけると一緒に遊びたくて追いかけた。むろん猫は逃げるし、それを飼い主に見つかろうものなら怒鳴られる。当時は放し飼いの猫がウロウロしていたのだ。猫と遊ばせてあげたくて猫を飼いたいと思うようになった。そんなときに出会ったのが卯月だ。生後2か月か3カ月頃だと思う。母猫の姿はなく1匹でいたらしい。私が見つけた時は10人以上のおばさまたちに囲まれていた。皆が交代に抱きながら「可愛い」を連呼していた。姿はシャムのようなシールポイントに青い瞳だ。誰かが連れ帰るのだろうと思いながら犬の散歩をしていたら誰も連れ帰らないまま「じゃあね」と道端に置いて全員が立ち去った。私には信じられない光景だった。飼う気が無いのに皆で抱き上げていたなんて。すぐに犬のリードを一緒にいた娘に預けて子猫の後を追いかけた。姿が姿なだけに放っておかれはしないのだろう。見つけた時は老人に抱かれていた。今度は声をかけた。「どなたかの猫でしょうか?」「なんや、ねえちゃん飼いたいのか?猫も美人さんは特やなぁ」そう老人は言って私に子猫を渡してくれた。老人たちに聞いたところ3日ほど前から姿を見せるようになり散歩に来る人たちが何かしら与えて可愛がっていたらしい。放置しても地域猫にはなれたかもしれない。しかし私にとっては初めての猫。慣れない飼育だったが案の定、パグ姉妹が世話を焼いた。特に姉パグは出産経験も無いのに母乳を出して子猫に与え始めたから卯月は生涯パグを親だと思っていたようだ。犬にはユーモアな名前を付ける私だが猫は1匹目がシャムネコ系の綺麗な子で卯月と名付けたため2匹目以降も月の名前を使っていた。12匹を越えた頃には独特の名づけにも慣れてきて我が家の猫は名前だけは猫らしさを持っていたと思う。長く犬猫を飼育してきたが姉パグと卯月だけは特別な存在だ。卯月に出会わなければ私は猫の魅力を知らずに過ごしただろう。居なくなってからも傍に居るような気がする猫である。
2023.06.12
過去記事へのアクセスが多い日がある。どういう経路で、この古いBLOGに辿り着くのかは知らない。ただ古いBLOGだし今も更新しているし検索に引っかかりやすいのは分かっている。そういう意味では仕方がないと思うのだが私の記録は今となっては「古い情報」ばかりだ。むろん、書いた当初は誰かの役に立てばと思っていた。今でも役立つのなら幸いだとも思っている。伊達に二桁の動物と暮らして闘病してきたわけじゃない。数多い闘病記録は役に立つならとは思っている。いちいち毎回書いていたわけじゃないけど私は最後の1匹まで「仕方がない」なんて思っていたことはない。一日でも生きてほしくて考えられる限りに手を尽くしたつもりだ。その時代、その時に出来得る限りに頑張ったつもりだ。それだけに情報としては古いことを知っていて欲しいのだ。大事な家族なのに自分より先に逝ってしまう彼らを見送るたびに辛かったけれど彼らの記録は残してある。確かに闘病生活が厳しくて何も書けなかった時期もある。唐突に虹の橋へと旅立ったことだけを記録した時期もある。闘病生活の長かった子たちは私の生活も巻き込んだし私は睡眠時間を操作してでも見守り続けようとしていた。目を離すと、私が眠ってしまうと隙を狙ったかのように旅立つ子は多かった。だから眠らないようにして見守り続けていることが多かった。そういう寝ずの番の時に記録したものが多い。記録した子らは助かることなく旅立っている。ただ何年も前から自分に言い聞かせていることはある。早いか遅いかの差はあるけれど、虹の橋のたもとには必ず逝ってしまうのだ。自分自身も含めて。彼らを置いていくよりは彼らを見送る方が良い。置いていかれるのは辛いけれど。助からないと諦めるよりは一日でも長く過ごしたかった。もともと1匹でも多くの命が一日でも長く生きてほしくて二桁もの数を飼育してきたのだ。彼らは短い命で私たちを置いて行ってしまう。それは命を引き受けた時から決められた約束だと思う。必ず別れは来る。飼育放棄などしない限り別れは来る。逃げ場などないから逃げ場を探してアクセスする人には酷だとは思う。私の記録は助からなかった犬猫たちの記録だ。むろん、早世ではない子も多い。天寿だと諦めることは出来る。だけど彼らが生きようとしている内は私から諦める道は無かった。足掻いて、悪足搔きして、方法を模索した記録しかない。古い、役に立つとは思えない記録だけど誰かがアクセスしてくる限りは削除せずに置いておくことにしている。
2023.06.03
最近になって、本のあとがきとかインスタでフォローしている方とかが愛猫が旅立ったと書いているのを読んだ。私自身、まだ亡くして間が無いので読むと辛くなる。最近になって読んだお二方の猫は我が家と同じく20年から生きてきた猫だった。20年も生きれば猫だって老衰する。無論、個体差はあるだろうが……今年亡くした子は今までの猫と違って病気らしい病気は無かったから本当に元気になってほしくても方法が分からなかった。ああ、そういえば。インスタのフォローしている方がブログに書いていたのだが「虹の橋を渡りました」と書いていらしたのだ。虹の橋はたもとに行くだけじゃないの?渡っちゃ……いや、まぁ、猫だし?先に渡る子もいるか?待っていてくれと思うのは違うのかもしれない。我が家では4年ほど前に父を亡くしているが同居ではなかったし、そもそも私は父が苦手だったし突然ではなくガンだと告知されて闘病の果てだったしあまり落ち込むことも無かったのだが父を亡くす少し前に旅立った猫のことは今でも哀しく思っている。哀しく思っていても落ち込んだりしないし、泣きわめきもしない。思わず涙が。なんてこともない。泣いてかえってくるなら泣き暮らすし落ち込んで猫が喜ぶなら落ち込むけどそうではないから落ち込まないし、涙も流さない。無論、理屈も無く落ち込んで泣いてしまうというのは分かる。分かるからこそ、そうならないように気を付けている。私が泣いていたって、子猫一匹助かりはしないのだ。老猫が老衰で旅立った。それを受け止めるしかないのだと思っている。
2023.05.10
昨日も少し書いたけど一時期は20匹いた我が家の猫も1匹もいなくなった。犬に関しては、もう何年も前から居なくなっている。数が数なので、もう見送るのは辛い。二度と命を引き受けたくない。だから不要になったペット用品で使えそうなものは何処かに貰ってもらおうと思ったのだ。まずは、近所にある『保護猫カフェ』こちらは毎月たくさんの無名での寄付があるそうだ。当然ながら新品で必要そうなものが届くわけだ。そういう理由から、使い古したファーミネーター(クシなら大量にあるとのこと)ステンレスのフードボールはお断りされた。喜ばれたのは普段用に買っていたドライフードの療法食 猫用 k/dで療法食は寄付でも少ないらしい。確かに保護猫は若い子が多いからk/dは目を向けにくいと思う。フードボールでも陶器の高さのあるものだけ貰ってくれた。これは、あやめのために購入したものだから古くは無いし高さのあるものは寄付でも少ないからだろう。ケージも寄付で貰えるそうなので、こちらのものは見てから決めると言われた。大きいから後日持って行くと言って持って行かなかったのだ。逆に重いから、これも後日と言って持って行かなかった”ニャンとも”の猫砂は利用しているので有難いと言われた。こういうものも寄付で貰えるはずだが、やはり足りないのだろう。ケージは洗わないといけないし、大きさもあるので3月に入ってから持って行くつもりだが断られたら、せっかくだから獣医に寄付してこようかと思っている。獣医さんなら使い道もあると思うのだ。……たまにケージに入れないで連れてきている人とかいるからね。我が家は不要になったペット用品を片付けながら忙しくすることで寂しさを紛らわせている。寂しくても、もう命を引き受けるのは怖い。だから、居ないのが当たり前の日々に慣れるしかないのだ。
2023.02.27
多い時は20匹いた我が家の猫たち。それが年々、年と共にいなくなっていって去年の2月に飛鳥を失ってからは、我が家生まれの「あやめ」1匹だった。昨夜遅くに、ほぼ私のせいで死なせてしまった。何もしなければ今も生きていたのだろうか?脱水が酷くて放置したらまずいと思った。けど輸液がきっかけで逝ってしまった。どうしたら良かったのか考えても正解は無いし考えても、あやめは帰ってこない。朝から、いつもお世話になっているペット葬儀もしている大阪市内のお寺に連絡をして火葬の手配を予約した。今日の14時には火葬になる。今日はお坊様がいないので読経はないと言う事だったが元々は読経が無い時代から利用しているので気にしない。あやめや、他の犬猫が遺して行った生活用品を近所の保護猫だけで運営している猫カフェに寄付出来ないか電話してみた。あちらとしても、電話だけでは決めかねるのだろう。見てから決めるとのことだったので、持っていける食器類とフードは持って行くことに。あとは”ニャンとも”のシステムトイレ用の猫砂がある。これも貰ってもらえるなら後日持って行きたいところだ。今、あやめは広い猫部屋に一人で眠っている。午後になれば本当の意味でのお別れがやって来る。===============================火葬を終えて骨壺になって帰宅したあやめ。骨は20歳を越えている猫にしては丈夫だったと思う。10日の血液検査でも分かるように腎不全でもなくカリシウィルスの後遺症かと疑いは持っていたが口内炎も、ほぼ無かったので老猫特有のニオイは薄い方だった。お骨になっても健康優良児だったと分かる子だった。治療に付き合わせて、少しの間だけ傍に居る時間を伸ばしてくれていた。でも嫌だったんだろう。治療を拒んで逝ってしまった。火葬中は落ち着かないから一緒に行った息子と話していてとにかく「借りたままの輸液の残りは早く返さないといけない」という話になり長く我が家の犬猫を診てくれていた獣医さんだがもう行くことはないのだと思うと妙な気持ちになった。「何か手土産の菓子折りくらいは持って行くべきでは」ということになりスマホで楽天市場の菓子折りのギフトコーナーなどを見て回って過ごした。お骨拾いも今日で最後。もう誰も残った子はいない。戴いた四十九日までの日にちを書いた紙に納骨堂の使用量と合同墓の使用について書かれていた。我が家は数が多いから合同墓に入ってもらうしかない。ただ、まだ何年かはお骨を傍に置いておきたい。多くの犬猫のお骨に囲まれながらもう、誰も失うことはないと最後まで残ってくれたあやめに感謝して静かに寂しい時間を過ごすことになる。
2023.02.26
昨日から点鼻薬を試しているのだが正直なところ狙った食欲増進には効果は出ていない気がする。ただ昨日までと比べると鼻のクシュクシュする音が変わった。今までは粘度のあるものをすすり上げているような感じがあったが昨日の午後からは粘度は感じなくてクシュンックシュンとしている。朝からの点鼻でも水ぽいものが頻繁に出ていて点鼻しても薬が中に入る前にくしゃみをされてしまうので困った。何度か挑戦して見切りをつけ、癪の鼻の穴には入れられたので片方だけ詰まっている感じなのかもしれない。今までは両方が詰まったような状態だったのだろうか?だとしたら点鼻薬の効果は出ているのだと思う。まぁ、食欲にはつながっていないのだけど恐らくは子猫時代のカリシウィルスの後遺症である鼻水を軽傷におさえる為には点鼻薬は良い方法だったと言う事なのだろう。あやめの体調不良は急に始まったわけではなく少しずつ、少しずつ不良の日が多くなっていって不良具合が高くなっていって、通院にまでなったという感じだ。何かの病気にかかったというよりは老化による体力とか抵抗力の低下でカリシウイルスの後遺症が出てきたりまたは発熱したりして、余計に体力を奪われているという感じに思う。血液検査の結果で腎臓や肝臓に異常が見つかっていないのが幸いで基礎体力さえ保ってあげたら、急変は起こりにくいのではないかと思っている。ただ、まぁ、年齢的に急変というのは起きる時は起きるとも思っている。もう少し傍に居て貰いたいなぁ。 ==============================23時を回ってから脱水が酷いので輸液をしてあげようと補てい、暴れるのを抑えながら100ml。大人しくなる寸前に何か嫌な歯音をたてたがその時は「何かムチャしたんだな」くらいに思っていた。輸液を終えて洗濯袋から出すと既に瞳孔は開ききっており、ピクリともしない。慌てて心臓マッサージなどをしたが効果は無く23時半ころ、虹の橋へと旅立ったことを受け入れた。元から治療できる子だとは思っていなかった。今月初めから治療に付き合ってくれていて、ストレスだったのだろう。獣医に連れて行ったせいで死なせてしまった子もいた。猫は治療を拒むことで命を縮めることもある。解っていたのに。おやすみなさい。そして、ごめんなさい。長い間お疲れ様。私の我がままに付き合って生まれてきてくれてそうして傍に居てくれてありがとう。私は、もう生き物を買うことは無いだろう。
2023.02.25
今日は老猫あやめの通院。10日に発熱が原因で通院を始めたのだがそこから熱が下がっても体調不良が続いている。症状としては食欲不振と脱水風邪症状もあり鼻をクシュンクシュンさせている。まずは測定結果体重は何故か増えていて 2.80kg(ネット込)体温が年齢的なものもあるけど低い 36.6度食欲増進の飲み薬は効果を感じられなかったので新しく処方してもらうのをやめた。替わりに点鼻薬(ゲンタマイシン・プラノプロフェン)を一日に2回点鼻してみるという方針に変わった。点鼻は、あやめには負担になると思うのだが薬が効いていないのだから仕方がない。だが点鼻薬が効くとも限らない。獣医で1回目の点鼻は済ませて貰って来たが即効性があるわけではないので今のところ、まだ鼻をクシュンクシュンさせている。おかしいのが体重の増加で食べている量は増えていないのだ。宿便なども無いと言われたし、輸液が浮腫みになっていることも無いという。単純に考えたら体重増加は喜ばしい事なのだが実際に見ていて、ちゅーるを一日1本程度しか食べていない。それで体重増加になるなら測る前が今よりも食べていなかったということだろうか。体重増加の謎は謎のままだが、とりもとりあえず点鼻と鼻の様子に気を付けていきたいところだ。===================朝からの効果が今一つ見て取れないままの点鼻薬。もう少し回数を増やしても良いかなと16時過ぎに点鼻してみた。補ていは必要だが輸液のように針が刺さるわけでも無いしわりと大人しく点鼻させてくれた。まぁ、2階から降ろしてくる時点でビビリションはしちゃうんだけどいざ点鼻となっても確かに少し暴れたけど(何されるか分からないから)点鼻薬を左右2滴ずつくらいは入れることが出来た。これで効果が出れば申し分は無いのだが。今日は獣医で輸液して貰ってあるので当然のことながら食欲もあり、元気そうに見える。これが明日明後日になったら、また輸液しないといけないほど脱水を起こすのだから意味が分からない。やはり老化による体力の限界なんだろうか?
2023.02.24
相変わらず食欲不振のままである。ただ全く食べないというわけではないので今は輸液も様子見である。投薬は2日に一回という指示があったため今日はお休み。しかし、元から投薬での食欲は上下していないように感じる。むしろ輸液でしか変わらないような……脱水を起こしているわけでも無ければ腎不全でもないから輸液するわけにはいかない。ただ最近は2日に一回は輸液が必要なほど脱水を起こしていると言う事だ。昨日、輸液をしたので今日は様子見。獣医に、そろそろ連れて行かないと鼻水も出しているし呼吸も荒いんだけど今日は休診日だから仕方がない。急に悪くなったわけじゃなく、何処かが悪いわけでも無い。あやめの場合は、たぶん老衰のようなもので年齢的に仕方が無いような事情で体調不良なのだと思う。ただ仕方がなかろうが飼い主としては放置できないので21歳にもなれば仕方が無いよなとは思っていても獣医に連れて行って治療をお願いするわけである。治療していて、まだ輸液を体内に取り込む力があるし輸液したら自力で食べるし、水も飲む量が増える。食欲増進の飲み薬の効果は感じられないけれど飲ませていなければ、もっと自力で食べないのかもしれない。
2023.02.23
猫の日ってことで朝から我が家の老猫の様子を見ていた。先日からの虫歯の治療後の息子が何があったのか治療した所が腫れて、頬がオタフク風邪みたいに腫れてしまった。とにかく、あやめに投薬して脱水状況を確かめて私が「昼頃に輸液しよう」と判断したので息子は朝一番から歯医者に予約を入れて治療に行って来た。あやめは輸液した後だけは食欲もあるし、水分も自力で取るのだけど輸液しない日は、やはり不調が続いていて目が離せない。血液検査の結果も異常は無いし、熱も出ていないとなると単純に老化による体調不良かなと思う。伊達に21年生きていないのだ。あやめは両親が我が家で保護して飼育していた猫だ。純粋に我が家の猫として生まれて、全く外に出たことはないのだが産まれた当時は外から保護される猫が頻繁に来ていたのでそういう猫から感染したカリシウィルスの後遺症で弱っている感じはする。投薬しているのはミルタザピン錠剤を1/8に割ってくれているものを投与している。薬を飲ませるだけなら暴れたりしなくなってきたので問題はない。まぁ、ビビリションはしちゃうんだけどあらかじめペットシーツを敷いてあるので汚されることはない。輸液は少し早めの昼、11時頃に投与した。今までは針を指したら暴れるし、補ていしている息子に噛みつくしで結構大変だったのだが、今日は少し暴れただけで大人しくしてくれた。輸液に成れたのだと思う。暴れる体力も無くなってきたのかという危惧はある物の輸液したソルラクトが体内に取り込まれないと言う事は無くちゃんと吸収されているので、まだ体力はあると思う。あやめは21歳になる猫だから基礎体力が落ちていても仕方がないと思う。食欲増進剤を投薬してもソルラクトで水分補給して上げないと食べられない。それだけ脱水が激しいので仕方がないと言い聞かせながら輸液している。
2023.02.22
ここ数日は書いていなかっただけで愛猫あやめは不調のままである。獣医でソルラクトを分けて貰って来たのでほぼ2日に一回のペースで100mlずつ入れている。でないと脱水状態になってしまう。食事も水分補給も輸液しているからなんとか自力で取ってくれているだけで脱水を起こすと何も口にしてくれなくなる。10日の通院で血液検査をしたら異常は無かったので21歳という年齢の割には腎臓は正常なのだと驚いている。猫の死因TOPに入る腎不全だから老猫の場合は多かれ少なかれ腎不全だと思っていた。でも、あやめの場合は腎不全ではない。腎不全ではなくても年齢のせいか体調不良を起こしてしまう。あやめは子猫の時にカリシウィルスにかかっているので後遺症が出てきて風邪症状が出てくるのかもしれない。とにかく原因が何であれ食べないと命にかかわるから食欲増進剤を飲ませて、それも利かなくなったら輸液をしているのだ。
2023.02.21
あやめの体調が良くならないので色々と考えた結果もう一度診て貰って、その診察結果にって家での治療と言う事になった。今日の記録体温:37.0度体重:(ネットを含む)2.55kg脱水が軽くあるので、ソルラクトと共にビタミン剤を含めて注射してもらう。投薬は、ペリアクチンが本当に品薄とのことでミルダザピン錠剤を出された。こちらは食欲増進というよりは抗うつ剤らしい。なので副作用としてハイになる子もいるとのこと。今のあやめは、ほぼ動かないので体力消耗さえなければ、ハイになるくらいで丁度いいと思う。10日に打ってもらった抗生物質は効いていないわけではなく効いているから熱も下がったのだろうとのことだがやや下がりすぎな気もするので、このまま下がり続けるようなら今度は低体温症になるので要注意とのkとだった。脱水については家で輸液できればと言う事を話しソルラクトを分けて貰って来た。数日に1回100cc程度を目安に補液していくようにという指導。ミルダザピンを獣医で飲ませて貰ったので明後日辺りまで家での投薬はしなくていい。なんとか乗り越えて欲しいとは思うのだが年齢が年齢だけに時間がかかるのは仕方がない。それでも、乗り越えてくれさえすればと思っている。
2023.02.16
今一つ良くならない「あやめ」。10日から色々と手を尽くしているものの完治にはほど遠い。昨日からなのだが、呼吸が荒い。また発熱しているのかもしれない。楽そうにしているのは通院してソルラクトを輸液された間だけでそれが切れるころには、どうにも具合が悪そうである。食欲増進の飲み薬を飲ませているためなんだかんだと言ってもウェットフードなら食べてくれる。まだドライフードは進んで食べる気にはなれないらしい。薬も嫌がりはするものの精一杯の抵抗をするわけでも無くただ1階に連れてこられたショックでビビリションをするのだ。そこさえ無視すれば薬は飲ませることが出来る。連れてくる予定の場所にペットシーツを敷いておくなどの対処でなんとかこうにか薬を飲ませる。口に入れた指を噛むことはしないので飲ませることは難しくはない。といっても、補てい係と二人かかりで出来ることだ。もう少し食欲が出て(ドライフードをきちんと食べて)呼吸の苦しそうなのが無くなれば安心できるのだが。まだまだ予断を許さない状態だ。
2023.02.15
発熱が続いていた愛猫「あやめ」だが昨日の獣医での検温で平熱に下がっていた。鼻水も注射がようやく聞いてきたのか収まってきて食欲も戻ってきている。飲み薬は「ペリアクチン」成分としては「シプロベタジン」食欲を増進させる薬だと言う事だが獣医さん曰く「在庫限り」なのだそうだ。続けたければジェネリックになるらしい。一日に1回だけ飲ませればいいというのは楽である。点鼻薬と悩んだが、点鼻薬は一日に数回は必要だ。何より点鼻薬は鼻水対策であり食欲増進ではない。手間と補ていしたりすることの猫のストレスを考えると飲み薬の方が良いと思ったのだ。一応、飲ませられるかどうか実験的にドライフードを口の奥に手で押し入れて飲ませると言う事も昨日のうちに試してみた。猫によっては口の中に手を入れたら噛みつく子も少なくないので噛まずに入れさせてくれるかどうかも大きなポイントになる。あやめは噛まなかったので飲み薬で様子を見ることになった。実際、錠剤をパンで包んで飲ませると嫌がったけど飲み込んでくれた。まだ食欲も完全に戻ったわけではないし薬が効いているから元気に振る舞っているだけだと言う事は分かっている。3日以上も発熱していたのだから体力も消耗しているだろう。20歳を超えた猫に病状が治まったからって安心はできない。それでも熱が落ち着いて、食欲も戻ってきているのはまずは一安心なのだ。小柄な子なので食べてくれないと本当に困る。今はドライフードだけでは足りないのは分かっているので総合栄養食のウェットフードを主に与えている。発熱していたころの2倍以上の量を昨日一日で食べてくれたのでやはり発熱だけでも恐ろしく危険なのだと分かった。一時期は歩くのもフラフラとしていたが今は普通に歩いているので体力も戻りつつあるのだろう。このまま回復して欲しい所だ。
2023.02.14
10日にも通院して検査をして貰い注射も打ってもらってきていたのだがこの連休の間も発熱していたし、何より食欲が戻らないので今朝から再び獣医に連れて行ってきた。今朝の調子は見た感じでは変わらなかったのだが体重2.4kg (少し増えている)体温37.4度 (平熱!やっと注射が効いてきたか?)ただ食欲不振は続いているので獣医にて鼻水を抑える飲み薬を飲ませて貰って来た。これから先、点鼻薬にするか、その飲み薬にするか様子を見ながら決めようと思っている。決め手は即効性。あと確実に投与できるかどうか。飲み薬の場合は一日に1回で良いが、点鼻薬は数回になるだろう。大人しく看護されるタイプの子ではないため(今日も獣医で噛みついてきた)確実に投与できる方が効き目があるだろう。そうすると飲み薬かなとは思うのだが噛みつかれることは必須だと思うし点鼻薬だと回数をさし通せるかどうかが怪しい。今まで色々な猫を看護してきたけれど確かに出来ることは増えているけれど……大人しく薬を飲まない子に飲ませるのは難しいし噛みつく子に点鼻するのも難しい。だけど、どちらかをしてやらないと今のままでは食欲は戻らないだろうしそのままでは命にかかわるから、どうにかしないといけないのだ。20歳を過ぎた猫に基礎体力を求めてはいけない。
2023.02.13
一昨日に獣医に連れて行ったものの発熱が続いている「あやめ」。今日は昼を過ぎて直ぐに、起こしてしまったついでに直腸温度を測ってみた。38.3度と、まだまだ下がっていない。獣医で薬は注射して貰ったし、持続性がある薬のはずなんだけど今回は薬が効かないのか、ほとんど効果が見えてこない。20歳を過ぎているという年齢を考えても体調不良が続くのは体力不足になるだろうから避けてあげたいのだが。食事量も気を付けているから少しは食べているというだけであって通常通りのドライフードだけを与えていても食べてはくれない。あやめは確かにドライフードが好きな猫ではあるのだけど今は鼻の調子も悪いし、体調不良なのでウェットフードを中心に与えている。 総合栄養食だけど食いつきがいいので与えているフード↑こういうものばかりで暮らさせるのは長期間は避けたいのでできるだけドライ中心に戻したいのだが……まだ発熱が続いている様なので無理だと判断している。獣医が開いたら何か対策をしたいと思う。せめて点鼻薬くらいは貰わないと食べてくれないと思うのだ。
2023.02.12
昨日から引き続いて愛猫の病状である。獣医で薬を注射して貰ったのだけど食欲が戻らない。昨日は獣医への通院が疲れたのか、夜までグッスリ寝ていて食べさせることが出来なかった。今朝からウェットフードを温めて食べさせようと四苦八苦しているのだがとりあえず口はつけてくれるものの、量が少ない。元から痩せぎすな子なので、少しでも痩せたら物凄く困る。困ったことにドライフードが一番食べるのが好きな子でウエットフードだと好き嫌いが激しくて食べないものは何度も挑戦しても全く食べようとしない。食べてくれるなら、ササミとかレバーとか湯がいて与えるのだが今いる「あやめ」はドライ以外は好きではないのだ。今はいなくなってしまった猫の中には肉類が好きな子もいたからそういうものも試してはみたけど「あやめ」は食べてくれない。ドライフードだけでも食欲があるなら問題はない。問題なのは一日の摂取量が減っているように見えることである。昨日の熱と通院のせいで体力とか気力が落ちている可能性はある。まだ本調子ではないのは仕方がない。だが、注射は持続性のあるものを打ってもらったし効かないからと言って獣医に再び行くのも違う気がする。そもそも祝日だからやってない。まだ鼻の調子が悪いみたいでクシャミばかりしている。鼻の調子が悪いとニオイが分からないから食欲が落ちる。解っていたら昨日のうちに点鼻薬を貰って来たのに。注射を打ったから治ると思ってしまったのだ。20歳を過ぎた猫に回復力を期待してはいけない。予想できないほどに一度崩した体調は不調が続く。昨日は水も少し暖かい方が良いと獣医と話したから暖めたものと、室温の物を2つ置いておいたら何故か暖かい方は飲んでくれない。冷たくても必要量飲んでいるなら問題はないのだが……冷たいと体力を奪われないかと気になるのだ。室温は家中で一番暖かい部屋が猫のいる部屋だ。発熱だけで血液検査に問題は無かったのは幸いだ。とにかく食べてくれるウエットフードを温めて与える回数を増やすしかないのだが回数を増やすと食べたくなくなるらしい。猫は犬に比べると食べるものを変えると拒否する子が多いと思う。それとも、うちにいた犬たちは大雑把だったのだろうか。まぁ、何も工夫しなくても錠剤を飲むような子ばかりだったから我が家にいた犬たちと言った方がいいのかもしれない。とにもかくにも「あやめ」は食欲不振で食べないままである。体調を戻すためにも食欲は戻って欲しいのだ。==========================17時頃、それまでパネルヒーターの前でカーペットヒーターの上に居たとはいえ38.8度。これだけの体温だと食欲は戻らないのも仕方が無いだろう。休み明けには再診も考えなくてはならない。
2023.02.11
去年の10月から行っていなかった獣医。今日は再び体調不良と食欲不振で連れていくことにした。検温の結果、発熱していることが分かった。38.1度(20歳を越えているので高い)血液検査の結果(前回(2022年10月15日)と比較)総蛋白 8.2g/dl 前回 8.6 参考値5.4~7.8血糖 98mg/dl 前回 114 参考値69~146尿素窒素 37.9mg/dl 前回 58.5 参考値17.4~40クレアチニン 1.58mg/dl 前回 1.83 参考値0.6~2GPT 82U/L 前回104 参考値 29~84体重 2.3kg 前回2.45kg100mlの輸液(ソルラクト)と共に持続性抗生剤(コンベニア)を皮下注射。アドバイスとして体重が減っていることを理由に食事、水を温めてあげることを推奨された。食事はウエットを好まずドライが好きな子なので困るのだがドライを蒸してみることを獣医で提案したら「いいですね」とのこと。実際に蒸して見たら思ったより湿ってしまったが食べてくれることを願う。残すとドライのままより冷たくなってしまうから。こまめにウェットフードも温めて与えることに。体重を増やすのが目的なので回数は関係ない。水は少し暖かい程度の湯を与えることに。こういうのも使えば良いと思うので購入を検討している。小さいものならあるんだけど1Lくらいある方が使い勝手がいい。こういうのも倒さないなら使えるかな?ちょっと猫の温度だと直ぐに冷めてしまいそうではある。
2023.02.10
とりあえず毎月、必要だから買っているもの。猫用品である。フードは長年、こればかりだ。今いる「あやめ」は腎臓に何か異常を言われたわけではないが既に20歳を越えているので腎臓対策としてk/dにしている。そもそもが長年、多頭飼育だったので腎不全の猫が必ずいたからフードは決まってしまったのだ。今は大袋は要らないし、新鮮な状態で食べさせたいので500g袋を2つ注文している。あす楽なのも助かっている。あとは猫砂1匹飼育になったので拘らなくても良いのだが多頭飼育の時から”ニャンとも”だけにしてしまったのであやめも使い慣れている方が良いだろうと思って替えていない。あやめは長寿なのに持病というものは検査の結果見つかっていない。なので獣医代金もいらないし、療法食以外に食欲増進などというのもあまり必要ではない。ただ時々、食欲が落ちるので食いつきの良いウェットフードは用意している。
2023.01.30
20歳を越える老猫、あやめの体調は落ち着きつつある。たぶん、このところの寒暖差で発熱したのだろう。今日は落ち着いているし、食欲や水を飲む様子も心配しなくても良さげなので獣医に連れて行かなくても大丈夫と判断した。ただ、今は大丈夫というだけなので気をつけてはいる。あやめの為に室温も気にしているのだがオンボロな我が家は外気温の影響を受けやすい。この先の週間天気予報の最低気温を見て「ちょっと寒い日が出てくるな」ということで今のカーペットタイプのヒーターだけでは寒いだろうと言う事になった。そこで火を使わないで温まれるものという暖房器具からパネルヒーターに目を付けた。御手頃価格の割には三方向から暖めてくれるというのがいい。何よりブランケットをかけたら炬燵のように使えるというのが猫には良さそうだ。年を取って大人しくなったから、あやめが倒すことも無いはずだ。……若い頃のあやめなら蹴り飛ばすくらいのことはやっただろうけれど。今は大人しくなったので大丈夫。三方向からだけの熱源なので暑ければ外に出られる。自分で調整できるというのもいい。あやめは熟睡タイプじゃないから低温火傷の危険も無いしカーペットと併用してもいいかもしれない。=============================10月18日追記パネルヒーター届きました。早速開封して動作確認。ついでに説明書を読み……『3時間のタイマー付きで自動的にオフ機能付』まて。まって。ちょっと待て。3時間で切れちゃうの?それじゃあ、早朝の寒い時間とかは誰が管理するの。確かに低温火傷は厄介だ。動物相手だと余計に対策しないといけない。だから3時間でオフという機能はプラスと見るべきなんだろう。だけど23時頃に付けて2時には切れるというのは……ちょうど寒くなる時間帯には使えないのか。困ったなぁ。もうちょっと販売画面をよく読んでから購入しないといけないなぁ。うーん。今回は息子が選んだから私は確認しなかったんだよね。ちゃんと二人で確認してから買わないとミスがあるなぁ。確かに本格的に寒くなれば他の暖房器具も使うからそれまでの繋ぎ的な使い方しかしないのだけれど……いや、それでも3時間か。あやめが使ってくれるなら問題はないか……
2022.10.17
昨日から体調不良で心配になっていた あやめ。約20年ぶりくらいに獣医に連れていくことで血液検査もして貰ったし獣医さんの目から見ての判断ももらえた。朝早くからタクシーを使っての獣医で早めについて受付を待つことにしたが想像していたほど混雑せず2番目に診て貰えたので少しはあやめのストレスを減らせたかと思う。検査結果体温 38.2度(年齢の割に高い)体重 2.45kg血液検査 ヘマトクリット 35% (参考値24~45)*総蛋白 8.6 g/dl (参考値5.4~7.8)*血糖 114mg/dl(参考値69~146)*尿素窒素 58.5mg/dl(参考値17.4~40) クレアチニン 1.83mg/dl(参考値0.6~2) GPT 104U/L(参考値29~84) カリウム 4.4 クロール 121総蛋白、血糖、尿素窒素については昨日の水を飲めない、水を吐しゃするという事の影響があるかもしれない数字とのこと。()内の参考値というのは所謂「正常値」とも言える数字。獣医さんでは吐き気止めと輸液100mlを打ってもらい獣医さんの見立てでは吐しゃなどの症状は「発熱のせいかもしれない」とのこと。血液検査の結果や動きなどは「20歳を過ぎているにしては良い」とのこと。(具体的には腎臓の数値の事とか、口内炎の進み具合とかが20歳過ぎている割に良いらしい)帰ってきて疲れたのか転寝を始めたので思ったより獣医に連れて行けそうだ。この土日は様子見で食欲や吐き気が、どうなるかで月曜日に再診するかどうかになる。発熱そのものに対しての治療はされていないので寝て治るのならいいのだが。年齢も年齢だし、食欲などが戻らなければ再診しかないかな。昨日から、いよいよあやめにもお迎えが来るのかと家族と揃って覚悟を決めて精神的に追い詰められていたから思っていたような悪い結果でなくてほっとしている。もう20年生きているから、いつ急なことが起きても不思議ではないのだけれどそれでも、一日でも一秒でも元気で傍にいて欲しいと思うのだ。いや……元気じゃなくても傍にいて欲しい。飛鳥のように悪化したと思ったら20時間足らずで旅立つなんて飼い主としては非常に寂しい。別れの決心がつくまでジリジリと生き延びて欲しいものだ。
2022.10.15
唐突に2階から、あやめが降りてきた。先週の電話中に触らせてもらって以来なのでそんなに久しぶりではないのだけれどそもそも1階に呼んでも、連れてきても居てくれない2階猫なので何も無いのに降りてきてくれたのが嬉しい。先週、手で被毛の手入れをしたけれどまだまだ抜け毛が残っていたので2階に居ることの多い息子に「粗目のコームをかけておいてあげて」とお願いしていたのだが今日あやめを見たら被毛が荒れたままなので問うてみたら長く使わなかったせいでコームは錆びてしまったらしい。目の詰まった細かいコームかラバーブラシしか無いので主にラバーブラシを使っていたのだそうだ。……そういうことは報告してくれたらいいのに。仕方が無いので目の細かいコームで少し痛い所も「ごめんね」と声をかけたり、頭を撫でたりして機嫌を取りながら櫛を通して行った。とにかく被毛の抜け替わる時期だから抜け毛が多いのは仕方がない。それを「抜けたら寒そうだから」とか「コームで皮膚を傷めたら怖いから」と今までラバーブラシだけにしていたというのだ。それならそうと言ってくれればコーミングだけ私がしてあげるのに。……でも2階へ行かせてくれないんだよね、息子が。「来ないで欲しい」と明言されているので仕方がない。あやめが降りてきてくれないと私がコーミングすることは出来ない。今日は丁寧に抜け毛を取り除いたのでもう目の細かいコームをかけても大丈夫だ。皮膚の状態をよくするためにもコームをかけないとダメだろう。そりゃあセルフグルーミングが十分な猫ならいらないだろうけれどウチは多頭飼育だったのでセルフグルーミングをしない猫もいるのだ。あやめは典型的なしないタイプで、誰かをグルーミングしてやる代わりにして貰う猫だ。今は1頭しかいないのだから人間がグルーミングしてやらないといけない。そもそも20歳を超えた猫に十分なセルフグルーミングを求めるのは無理だ。人間が手を出してやらないと抜け毛が塊になって被毛が荒れる。丁度15時のコーヒータイムの用意をしていたら現れたので何故やってきたのかは謎のまま、とにかくコームをかけて撫でて触診めいたことをしていたら風呂場に行ったので「水かな?」と飲み水を用意して上げたら、それなりの量を飲んでいた。もしかしたら変わった場所で、いつもと違う器からただの水を飲みたくてやってきたのかもしれない。今年の2月に飛鳥を亡くしてから1頭飼育になったあやめ。彼女なりに戸惑いながら1頭での生活に慣れようとしているのかもしれない。=================================夜になってからも何度も降りてくるのでいよいよ「おかしい」と家族で話し合った。もう獣医の受付時間は過ぎてしまっていたし明日の朝から行くしかないのだがあやめが獣医を受け入れてくれるかどうか……連れていくことで悪化しないかと話し合う。水を飲んでは吐しゃを繰り返すだけで今は他に問題はないけど水でさえ吐しゃするというのは問題だろう。明日の朝から行くしかない。
2022.10.14
我が家にいる最後の1匹になった御年20を越える猫あやめが何の気まぐれか、何か理由があるのか突然1階にやってきて、普段は甘えてこないのに甘えてきた。いや、あやめのテリトリーである2階に行けば甘えてくれる。それは普通の事だ。ただ普段は私が2階に滅多に行かないのであやめと触れ合う機会が無くて寂しかった。世話は全部息子がやっている。今日はセールスの電話を受けていて長電話をあえて受けつつ話し込んでいたら突然「にぁあにゃあ」言いながらやってきたのだ。やってきても普段なら手を伸ばせば逃げるのに今日は普通に甘えてくれて2時間ほど撫でまわしたりしながら抜け毛が放置状態だったので(息子曰く毛が無くなると寒そうだからだそうだ)抜けた毛は健康によくないと息子と話し合いとちあえず撫でながら取れる分は手で取り去った。そういうことをされても逃げないくらいに甘えてきてくれた。クドイようだが、普段なら逃げられてしまう。寝ころんで「ゴロゴロ」と喉を鳴らして御機嫌なのだ。今なら大丈夫なのではないかとスマホを持ってきて画像と動画を取りまくった。あちこち触っていたら何か歩きにくそうにするから気を付けてみたら剥がれた爪の外側が取り切れなくて肉球に当たっていて歩きにくいらしい。少し嫌がるのを取ってやると大人しくなった。甘えてスリスリとしてきてくれる。自分ちの猫なのに滅多に触れないから久しぶりの猫成分を吸収した。ただ暑い間は涼しい1階に来てほしくても来なくって涼しい今日みたいな日に降りてきて甘えるというのは何かあったのだろうかと不安にもなる。何も無いと思いたいところだが年齢も年齢だし元気そうではあるけれど気を付けて上げたいと思ったのである。
2022.10.05
昨日、図書館で借りてきた本の中で猫が出てくるのはタイトルにあるから分かっていた。その猫に人間の食べている干し魚などを食べさせているシーンでは「そんなことをすると腎不全になるぞ」と思いながら何事も無く読み進めていった。文章自体は軽い読み物である。あまり重い内容を重く悲しく描かない作家さんなので私としては読みやすい作家さんなのだ。それが突然、猫が死ぬというシーンが出てきた。今まで可愛らしく生きている様子が描かれていた猫があまり苦しむシーンはないが、突然死ぬシーンが出てくる。私は今まで何十匹と言う犬猫を看取ってきたので犬猫が死ぬシーンは辛くて悲しくなる。そういうシーンがあると分かっていたら読まないのだ。前に借りた同じ作家の別の動物ばかりを描いた短編集がどれも短編故か死に至る子がいなかったのですっかり気を許して読んでしまったのだ。この作品の中ではヒロインが悲しみに明け暮れて泣いて過ごすシーンが何度も描かれている。私自身は何日も泣き続けた犬猫は数少なくてどうしても残っている子たちの世話に明け暮れて忘れていた。今年の2月1日に猫を亡くしたけれど私は現実を受け入れないまま今も過ごしている。お骨は見える位置に置いてあるのに家のどこかにいるような錯覚を持ったまま過ごしているのだ。多くいた犬猫だが、今は我が家で生まれた20歳を越える雌猫が1匹。この雌猫だけがいる家になってしまった。彼女は2階から降りてこないので、基本的に1階でしか過ごさない私は猫の声しか聴かないままで過ごしている。あえて近付きすぎないようにしている。大事な子が産んだ猫で、私の中では特別な猫だ。最後の1匹になってくれて傍にいてくれるのは助かる。だけど、20歳を過ぎているのだからいつ何があっても不思議はない。たかがフィクションの中の猫の死でも耐え難い。今は未だ、我が家の猫に放って行ってくれて大丈夫だよとは全然言ってあげられそうにない。どうして猫は30年とか50年とか生きてくれないんだろう。いつも置いていかれて悲しい思いをするからもう犬猫は飼わないつもりで今の猫と過ごしている。
2022.07.23
我が家で生き残っている猫のあやめ。元から毛が薄い体質で冬場は寒そうだった。そして今は地肌が透けている所すらあるほどに薄い。ガンガンと暖房を入れているけれど服とか着せたらどうかなと考えてみる。ちなみに20年間服を着せたことなどないのでストレスになるかもしれないとは思う。猫 服 猫服 ネコ ねこ USA つなぎ カバーオール ロンパース オーバーオール キャットウェア価格:1000円(税込、送料無料) (2022/2/24時点)楽天で購入【送料込】【2021年春新作】猫用温度調整機能付き長袖スキンウエア(R)【ネコポス値2】【猫服 キャットウェア 介護服 エリザベスカラー ガード スーツ つなぎ オールインワン 保護 ミックス 三毛猫】【国産 犬猫の服 フルオブビガー】価格:3160円(税込、送料無料) (2022/2/24時点)楽天で購入【楽天2位獲得・翌日発送】猫 服 猫の服 可愛い 猫服 猫ウェア キャットウェア 猫の服 ネコ服 ペット 服 ペット服 ペットウエア 猫用 ウェア 苺がら ニット 猫用 ペット用品 撮影 防寒 コスチューム ファッション 寒さ対策 かわいい 送料無料価格:1260円(税込、送料無料) (2022/2/24時点)楽天で購入このあたりを見てモデルの猫が何とも微妙な顔をしているなぁと思う。猫に服を着せるのは、やはりストレスなんじゃないか?少なくとも、うちの猫は着せたらストレスになると思えてきた。こんなの1枚買うなら灯油18lを買ってストーブをつけよう。うん、うちの猫には不向きだ。
2022.02.24
2022年の2月22日でスーパー猫の日なのだそうだ。SNSのTLは猫であふれている。まだリアルの猫画像は辛い。飛鳥がいた頃によく読んでいた猫漫画も見ながら飛鳥を撫でていた猫動画ももう、今は辛いばかりで封印している。まだ失ってから日が浅いのに何も思うなというのは無理だろう。いつも傍にいて必要以上に触って欲しいと撫でて欲しいと甘えてきた飛鳥はいないのだ。せめて看病くらいしたかったのに具合が悪くなってから24時間持たずに逝ってしまった。あまりにも急な死で受け入れられない。悲しいと泣いてもかえってくるわけではない。寂しいと喚いてもかえってくるわけじゃない。もういない猫の事を考えて寂しくて仕方が無くなる。たった1匹残ったあやめがいつも今まで無かったような甘え方をするようになったのだとあやめに甘えられている息子は報告してきた。あやめを見るのも辛い。もう、あやめしか居ないのに飛鳥より年は上で、我が家生まれのあやめ。そんなに長く一緒にいてくれないと思うと悲しくなる。飛鳥が居なくなったことは受け入れられないままただただ悲しいと思い始めている。
2022.02.22
飛鳥を失って、残ったあやめに構いたい。構いたいけどあやめは気が向かないと遊んでくれない。何より私は普段2階に行かない。あやめは滅多に1階に降りてこない。遊びたければ2階に行ってあやめを追い掛け回してそれなりに距離を縮めてからでないと無理だ。普段と違うことをする勇気が無い。それは飛鳥がいないということを事実として受け入れることだ。飛鳥がいなくなった事実は分かっているけど家の中のどこかにいるような錯覚を持っている。錯覚のおかげで日常が送れている。朝早くに起きたりその時間から運動をしたりスキンケアを丁寧に行ったり……夕方も運動して、夜のスキンケアも変わらずに続けている。変わらないことで精神的な落ち込みを誤魔化している。それでも、朝夕の投薬がなくなったのは事実だし慣れるまでは違和感がある……未だに違和感がある。あやめと遊べないのもまだ飛鳥がいないということを受け止め切れていないからだ。悲しいと思う以上に居ない事実を受け入れずに過ごしてしまっている。
2022.02.09
今月の1日に闘病中だった飛鳥をなくして開けていなかったキャットフードの量に困った。ネットで調べると開封後は1~1.5カ月で食べきるのがいいらしい。今までもジップロックに防湿剤を入れて小分けにして保存してきたがあやめだけでは食べきる前に古くなってしまう。5kg以上の体重を維持していた飛鳥の食べる量が無くなったら減る量が今までの半分以下になってしまった。古いフードは食べさせたくない。考えた末に毎度のことながら獣医に持って行こうということになった。今日のうちにジップロックに小分けして明日には「昨日、開封したんだけど」という説明付きで開封してしまったフードを押し付けてしまう。開封した翌日なら何とか悪意でもないと解ってもらえるだろう。毎度のことなのだ。犬猫を失う度に使いきれなかった療法食などを押し付けてくる。獣医さんなら何かしらの使い道はあるので拒否されたことはない。紙おむつも1つ出しただけで使わないまま飛鳥は旅立ったのでそのまま獣医に持って行ったら「寄付先があるから」と引き取ってくださった。捨てるのは勿体ないし、誰かの役に立つならと思っている。我が家はHill’sのk/dしか与えていないからこれから療法食に入ると言う子には「お試し用」として獣医さんで渡してもらえるだろう。
2022.02.08
飛鳥をなくしても我が家には、飛鳥より年上の「あやめ」という猫がいる。我が家生まれで両親ともに我が家にいた猫だ。7匹兄妹だったが子猫の時に半数が虹の橋へと逝きあやめも猫風邪をひいたもののそのまま長生きしてくれている猫だ。我が家生まれなので外の厳しさなど知らないし生まれた時から満腹になるまで食べて綺麗なトイレと暖かい部屋があるのがあやめにとっては当然のことなのだ。だから媚も売らないし、基本的に懐いていない。家の中で一緒に暮らしているだけの共存だ。そして、たぶん多くの犬猫に囲まれて暮らすことがあやめにとっては自然なことだったはずだ。だから、本来2階でしか暮らさないあやめが今朝、洗顔を終えたばかりの私とバッティングして固まりながらも慌てて2階に戻っていくのを見て「飛鳥を探しに来たのかな」と思ってしまったのだ。あやめは兄弟に比べたら人馴れしている方でまだ、たまになら甘えに来る方なのだ。飛鳥にも攻撃せず甘えん坊な飛鳥の面倒を、よく見てくれていた。年が年なのと獣医に連れて行けない性格なのでいや、連れて行っても看病が出来ないのでたぶん、腎不全とか起こしているだろうし口内炎もあるし、何よりガリガリで小さい。だから、飛鳥より先に逝くだろうと覚悟していた。飛鳥は治療していたけど治療しているからこそあやめより長生きすると思い込んでいたのだ。最後の1匹になったあやめは時々走り回ったり、大きな声で鳴いたりしながら2階で一人で暮らしている。あやめは飛鳥に比べると画像も無いに等しい。まず、サビ猫なので画像だけだと怖く見える。可愛く取るのが難しい。何より、人目に付くと一度は逃げるので撮影するチャンスが極端に少ない。なんだかんだと撮影しまくっていた飛鳥とは違うのだ。あやめのことは気にかかる。飛鳥が突然いなくなったことは分かってもどうしていないのかは分からないだろうからあやめが探しに来ても不思議ではない。多頭飼育の時に生まれた猫なのに1匹だけなのは幸せなのだろうか。あやめの気持ちはわからない。ただ、私はもう生き物を飼育したくない。飼育すれば別れがある。別れは辛い。あやめが元気に走り回っている足音を聞いているだけでいい。それだけで今は幸せだ。
2022.02.05
今日の朝にお寺に予約を入れる電話をして15時からということだったので午後から行ってきました。最期のお別れの時もなんだか実感がわかなくて家に帰ったら飛鳥がいるような気がしたまま冷たく、硬くなってしまった飛鳥にさようならを言いました。お骨拾いを済ませてもまだまだ実感のないままに何処かにいるような気がしたまま飛鳥は去ってしまいました。おやすみ。お疲れ様。少しも看護らしい看護をさせてくれないまま急変して旅立ってしまった飛鳥もう撫でることは出来ないと解っているけどその寂しささえ何か嘘くさくて信じられないのです。画像は火葬場から出てタクシーを待っている間のもの。寒いなと思いながらまだ封をしたばかりの飛鳥の骨壺を持って立っていました。
2022.02.02
今日一日の様子 をこちらに記していたけれど夕方17時を過ぎた頃、虹の橋へと旅立ちました。本当に手間をかけさせてくれない子でいや、まぁ、甘えん坊で遊びに付き合うのは多かったけれどそれだけに居なくなったことが寂しくてなりません。いつもお世話になっている葬儀屋さんが17時で受付終了してしまうので明日にでも葬儀の手配を伺います。まだ悲しさが沸かなくてまだ実感がわかなくてただただ、もう飛鳥と呼んでも返事は来ないのだとそれを思うと寂しい……居なくなったというよりも超越者に奪われたという気がするのです。私の大切な猫の命をどこかの超越者が奪って行ってしまったと返してとどうか、お願いだから返してと願っても泣きわめいてももう、かえってはこないのですよね。虹の橋で沢山の我が家の犬猫たちとどうか私が行く時までどうか、そこにいてと思います。
2022.02.01
腎不全で闘病中の猫の飛鳥。昨夜、22時前頃に気が付いたら失禁していた。この時は、たまたまなのだろうと思ったのだが0時頃から悪化。けいれんして失禁、泡のような胃液を吐く。脱水症状も出ている。慌ててソルラクトを輸液して様子を見ることに。朝の5時頃には昨夜のフードを吐いてしまった。今朝は食欲も無く、足取りもフラフラしている。じっとしていればいいのに、部屋の隅の暗い場所に入り込もうとする。それを捕まえてきてはストーブの前で温まっているように膝の上などに乗せて撫でて落ち着かせる。獣医の診療時間になったので、とりもとりあえず家族が連れて行く。経過をメモしたものと聞きたいことをメモしたものを持って行くのは忘れない。獣医で伝え忘れたり、こうして欲しかったなどが無いようにするためだ。かれこれ15年ほど前から、獣医にはメモを持って行くようにしている。吐き気があるみたいだから吐き気止めだけでも打ってもらえたらなと思っている。=================================獣医に行ってきた。熱はなく37.9度あまりハッキリと見解を言う先生ではないのでこちらが窺い知る必要がある。たぶん、急性腎不全による尿毒症を起こして吐き気がある。ただ急性腎不全なのかは疑問。尿毒症によるものだとは思うとのこと。私も急性腎不全になったのなら、もっと悪化すると思う。こちらからの要望を取り入れて吐き気止めを打ってもらう。「セルニア」に「ATP」で副作用を抑えた複合薬を摂取してきた。経口による栄養供給とか水分を取ることが出来れば今までの3日に1度の輸液で良いとの診断。今の飛鳥は反応が鈍く、状況把握がし難い様子。ただ耳はよく聞こえており、待合室で鳴いた猫の声に反応して鳴き返した。動作はゆっくり。見えてはいるが反応は緩慢。放っておくと部屋の隅へ隅へと潜り込んでいく。壁にぶち当たって、方向転換してまた隅へと戻っていく……を繰り返す。そうこうしているうちに疲れて適当な所に座り込む。冷えるのでストーブの前に連れて行く。これを繰り返す。自力でトイレが出来ないぽいので紙おむつを買わなければと考えている。元々、ドライフードにしか興味を示さない子なので食欲が落ちると何を食べさせたらいいのか分からない。元気な時でも缶詰はおろかチュールも見向きもしないドライフード一筋だったのだ。フードを食べられないと一気に弱る。どうしたものだろう。==========================とにかく不調ではあるものの体力はあるので紙おむつを着けても動き回って脱げてしまう。部屋の隅のカラーボックスの最下段に入り込んで身動きが取れなくなって唸りだす。仕方が無いので洗濯ネットに入れてストーブの前に寝かせてみた。少しは落ち着くのか大人しくしてくれているがいつまで続くかは分からない。水くらいは経口摂取してほしいのだが認識が出来ないのか、それとも飲めない理由があるのかとにかく経口摂取してくれなくて困っている。================================洗濯ネットに入れられて大人しくはなったものの今度は息苦しそうにしているので慌ててネットの外に出してやる。もう立つ気力も無いのか、ぐったりとしている。水だけでも飲んでほしくて差し出すが見えていないかのような反応。仕方が無いのでスポイトで強制的に水を飲ませることにする。大量に零しながら少しだけ飲み込んでくれた。だが、かなり体力を消耗したようでぐったりとしているし飲み込みながら、ピクピクとけいれんをおこしかけていた。尿毒症なのなら水は飲ませないと危険なのだが……というか、輸液した方がいいはずなんだが。何故3日に1回の輸液で良いと言われたのか……もう、もたないとの判断だろうか?
2022.02.01
総蛋白 8.2g/dl 基準値 5.9~8.3アルブミン 3.8 2.7~4.4A/G比 0.8 0.5~1.5尿素窒素 41.2mg/dl 16.3~37.8クレアチニン 2.34 0.60~1.60AST(GOT) 39IU/l 14~58ALT(GPT) 27IU/l 27~124カルシウム 10.8mg/dl 9.0~11.2無機リン 4.8 2.5~5.9T4 1.5Чg/dl 0.7~3.9体重 5.3kg先月までに比べると、やや悪化している。特に尿素窒素の値が悪化した。ただ、まだ危機感を持つほどではないとのことなので治療方針は様子を見ながら、今までの形を続行。つまり輸液を3日に1回、朝夕の投薬である。体重も少し減ってはいるんだけど飛鳥は、やや太り気味なので少しくらい痩せても大丈夫。腎不全による体重減量ではないと思うしたまたまだろうと思っているのだが……
2022.01.31
今日は3日に1回の輸液の日。いつも通りに済むと思っていたら……いきなり針を刺しそこなっていて液を50ccほど無駄にしてしまった。気を付けているのだけれどどうも気が緩んでいるみたいだ。気が緩むと間違いを起こす。2度めを刺しても上手く行かず3度目でやっと……液の量が足りないと体調に響くはずなんだけど飛鳥の場合、自覚症状はないぽいので3日後にきちんと入れるようにするだけだ。
2022.01.21
私は毎日、かなりの量の温かい麦茶を消費する。温かい状態で置いているわけではなく室温になったものをカップに入れてチンこの加減が難しくて、よく火傷する。今日も温かいものを飲みたくて熱いくらいのものをすすりながら飲んでいたらしっかりと火傷した。その火傷のところの唇が皮が剥がれてどうも邪魔になるのでダメだと解っていながら剥がしてしまった。当然、傷になる。傷になったら何か飲食するたびに痛む。うちの猫が1カ月以上も低温火傷で治療中だがあれは痛いのだろうなとあまり痛そうにしない猫を不思議に思いつつ猫の気持ちが分かった気がしたのだ。
2022.01.19
今朝は家族が珍しく1時間ほど寝坊してきた。あまりないことなので少しでも朝の負担を減らしておこうと私なりに思い朝食で食べる茹で玉子を茹でて置いたりコーヒーを入れる湯を沸かしたりしておいた。私は起きてから40分以上かけてスキンケアをして1時間くらいの運動をしてからしか空き時間は無いのでいつもなら運動して呼吸が整う前に家族が起きてくるのだが今日は起きてこなかったのだ。飛鳥の輸液の日でもあるので朝食の時間が遅くなると困ると思って(朝食の後に輸液するため)少しだけ家事を手伝ったのだ。まぁ、あまり手出しすると機嫌が宜しくないので機嫌よく受け入れてもらえる範囲での手伝いだ。といっても私を何だと思っているのか茹で玉子の火加減くらい分かる。「茹ですぎじゃなくて良かった」と言われてしまった。飛鳥の輸液は毎度のことだが実に簡単に終わらせてくれる。基本的に家族が起きてきたら投薬を済ませて朝食を取って少し休んでいる間にソルラクトを温めておく。温まったら飛鳥を洗濯ネットに入れて輸液である。家族が飛鳥をネットに入れている間に私は消毒綿を用意し、輸液の針を交換する。3日に一度の慣れた作業である。飛鳥は血液検査の結果も良くなってきているし治ることのない腎不全だけれど悪化せずに過ごせているのは輸液と投薬のおかげだろう。
2022.01.12
今日はソルラクトを受け取りに獣医に行くので火傷の後をみて貰うために画像撮影した。(火傷の程度が低いので画像だけで診断するとのことなので)黒茶色い部分が出来てきているが新しい皮膚が出来て火傷した皮膚が剥がれているのだと思う。実際、黒くなっている所は毛がはえてきているし。先月25日ころの画像はこれ皮膚病だと思っていたんだよね。火傷だと今は判る程度に回復してきている。電気カーペットなんかで低温火傷しないと思い込んでいたから思い込みは良くない。獣医は診るなり「低温火傷ですね」と言い切った。この時期は多いのだろう。やはり経験豊富な獣医さんは頼りになる。
2022.01.07
今日は3日に1回の輸液の日。毎度のことながら手間のかからない飛鳥に助かっている。今日は3回に分けて入れるソルラクトが丁度なくなるところまで入れる日だったので目盛りを見ながらでなくてもいいので気楽だった。全体量が少ないから輸液の前に体温程度まで温めるのも量が少ないと少ない時間で温まってくれる。ちゃちゃと輸液を済ませて胸のあたりにある火傷の様子を見る。塗り薬が良く効いているらしく皮膚が剥がれて新しく毛が生えてきている。傷口も一回りは小さくなった。塗り薬は獣医から指示された薬がたまたま家族が皮膚科で貰ってきている物だったので人間用でいいという指導の下、皮膚科で出してもらった塗り薬を塗っている。低温火傷の原因は電気カーペット。水ぶくれにもなっていないから皮膚病かと思っていたのだ。痛いはずなのに舐めることをしない飛鳥に助かっている。傷口を舐めると治りにくいし、薬を塗って舐められても困る。飛鳥は全く舐めないので、そこは助かっているのだ。腎不全は初期発見ではあるものの投薬と輸液は欠かせない。ただ、治療していれば良い結果が出るのが初期発見の良い点だ。あと飛鳥が治療を嫌がらずに受け入れているのも大きい。生き残る力を持って生まれた子は年をとっても生き残っていくものだなと思うのだ。
2022.01.06
今日は3日に一度の輸液の日である。ソルラクトがなくなるので年末年始で混雑する街中だけど獣医に新しいソルラクトを取りに行かなくてはならない。今日の輸液は暴れもしなかったので助かった。液が「あと少し」といったところで暴れそうになったけどうまく補ていされてくれて諦めも早かったので針を刺し直すということをせずに済んだ。低温ヤケドの方は、以前に処方箋をみてもらいステロイドの入った軟膏も日に一度なら使ってもいいとのことだったので使用してみたら即座に変化が出た。なかなか毛の生えなかったヤケド跡がすぐに毛が生え始めて傷跡が小さくなってきた。ヤケド跡の画像大きさを分かりやすくするために物差しと一緒に撮影。これは獣医にみせるために撮影記録しているもので猫を連れて行かなくても指示できるようにという獣医さんからの提案で行っている。1回目2回目3回目獣医に今朝撮影したものも含めて見せたところ「ステロイドは2日に1回でいいかもしれませんが決断はお任せします」とのこと。あまり使いたくないがステロイドは使うとテキメンに効果が出る。少し様子を見て、しばらくは2日に1回にしてみようと思う。
2021.12.28
今朝、起きて直ぐの事である。台所の隅の方に食パンが落ちていた。しかも口が開いていて噛み切られたような跡がある。パンも少し齧られている。齧られたパンが床に散乱していた。え?!猫がやったの?飛鳥?うちには2匹の猫がいて1階に普通に降りてくるのは飛鳥だ。あやめは何か気が向いた時だけ……年に数回程度降りてくる。台所の棚に置いていた食パンをわざわざ取りに登って持ち出したということだろうか。しかし飛鳥は猫缶すら食べないほどのカリカリ派。チュールも貰えるまでは嬉しそうだけどペロッと舐めて気が済んでしまう。カリカリ以外に興味はないのだと15年以上一緒に暮らしていて信じていたのに。年を取って食の好みが変わったのだろうか?猫はパンなんか食べないと思っていたのに余程の理由でもない限り食パンなんか気にしないと思っていたのに。低温ヤケドの傷が痛んでイライラしていたのだろうか?やったのは、たぶん飛鳥だ。見てないけど……飛鳥の可能性が高い。何故、腎不全の治療中だと言うのに食パンなんかに興味を出したのだろう。この年齢にして新たなる挑戦でも始めたのだろうか???しかし……犬がいた頃だと全部食べられていたな。猫しかいないから食パンがコロリと転がっていたのだ。本当に飛鳥は何をするか分からない子だ。
2021.12.24
今日も3日に1回の輸液の日。ソルラクトを温めるときに思わず「めんどくさいなぁ」と口を突いて出てしまい「めんどくさい程度で済む飛鳥って凄いな!」となった。今まで多くの猫を腎不全で看取ってきた。正直、飛鳥ほどの初期発見は出来なかったしまだラプロスの治験前で飲ませられる状態の子はいなかった。ただ投薬が難しいとか、輸液が困難だとかは分かっている。だから「めんどくさいなぁ」程度で大人しく輸液させてくれるのは助かるのだ。今日も嫌がって何か叫んでいたけどさほど暴れるわけでも無く針も抜けず入れなければいけない量を1回で入れ切った。輸液をしたら腎臓への負担が減る。それは血液検査で分かっている。だから獣医に3日に1回と言われた日は必ず入れる。輸液が出来ないくらい暴れる子なら仕方がないけれど飛鳥はせいぜい身をよじる程度の嫌がり方なので入れられないということは決してない。治ることのない病気だけれど症状が治まったまま進行しなければいいと思って治療を続けているのだ。
2021.12.22
今日は猫の通院の日。血液検査の結果(前回の11月24日と比較) 11月 今日尿素窒素 38.3 36.7ml/dlクレアチニン 2.15 1.97ml/dl無機リン 4.7 5.3ml/dl輸液してからの日数が浅いので今日は少し良い数値になった。無機リンだけ上がっているけど平均数値内なので気にしなくて良いらしい。胸のあたりにあるハゲも診て貰ったら猫部屋で使わせている電気カーペットによる低温ヤケドだそうだ。薬は人間用の塗り薬の名前を出されてそれなら家族が手荒れの為に皮膚科から処方されてもっているのでそれを塗ればいいということになった。低温ヤケドをするほど2階に居ないと思っていたので気を付けてあげなくてはと思い知ったのだ。
2021.12.20
毎朝夕の事なのだが飛鳥に投薬をする。ラプロスは無味無臭の錠剤だということで比較的飲ませやすい薬だと思う。それでも飲んでくれない猫は絶対に飲んでくれないし飛鳥は飲ませやすい猫だと思う。これだけ飲ませやすくて嫌な顔もせずストレスになっている様子も見せないのでこちらも投薬が苦痛にならずに済んでいる。一応、家族が補ていして私が「はい、口を開けて」というと開けてくれる。そこに口の中にグイと押し込んで終わりである。あっさり飲み込む。あとで吐き出したりしない。実に治療しやすい猫なのである。
2021.12.11
我が家の猫は2匹とも15歳以上で腎不全の気配があるので療法食であるk/dのドライを食べさせている。これが今月、買い足そうとしたらビックリするくらい値上がりしている。楽天市場で同じ店から買い続けていたが安い店も1件だけあってどちらで買おうかと悩む。家族で話し合いなどをしてまず12月は運送が混雑し易くて遅れがちだと言うこと長年使っていない店は勝手がわかりにくいということいつもの店は新しいフードを送ってくれると言うのが謳い文句などなどから2500円ほど高くはなるがいつもの店で注文することにしたのが数日前。今日は発送完了の連絡が来た。家族で「やはり高くてもいつもの店で良かった」と納得し合った。高いのは正直困る。k/dなんて療法食なんだから替えが効かない。それでも使い続けるのは既に腎不全を起こしているからだ。普段の食事でおさえられるものがあるなら抑えておきたいと思うのだ。
2021.12.03
今日は3日に1回の輸液の日。500mlのソルラクトを3回に分けて使うので今日は最後の使い切る日だった。こういう日は入れすぎや入れ足りないのが無くていい。最近は輸液のすぐ後に寝ころんだら針を刺した後から液が出てしまうことが続いたので背骨の上に針を刺すようにしている。背骨の上なら体重がかかっても床との圧力で液が出てくることは無いからだ。ただ、少し刺し辛いし飛鳥の向きの加減もあって手間はかかる。かかるというほどの手間ではないのだが。そろそろ輸液を開始して1年飛鳥もなれたのか暴れることが減った。暴れなければ針が抜けてしまうことも無く指し直しになることも無いから猫にとってもいいはず。投薬は相変わらず手間いらずなので時々、飲ませるのを忘れてしまう。こう……精神的な負担があると「飲ませなきゃ」と強く思うのだけれど飛鳥は日常の中に溶け込むように投薬があるので気にしない分、忘れてしまうこともある。
2021.12.01
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