ある日ダンナは上司のIさんに呼ばれました。
(まあ、だいたい3日に1回はパソコントラブルで呼ばれるのです、すっかり部内のヘルプディスク状態・・・)
「今日は何が起きたんですか?」
するとIさんは、
「いや~、フロッピーディスクにデータを保存しておいたんだけど、開けないんだよ!壊れているのかな?」
ダンナは早速フロッピーの中身を開いてみました。
確かに、何かデータらしきフォルダが一つ入っていました・・・。
が、よく見てみるとフォルダのアイコンの左下には矢印が付いています。
「こ、これってショートカットしか入ってませんよね・・・
データは入れなかったんですか?」
するとIさん、
「デスクトップからこれをそのままコピーしてきたんだけどね。
これじゃ駄目なのかい?」
なんと指をさしているフォルダは紛れもなくショートカット!!
ダンナ「この矢印ついているのはおおもとのデータでなくてただのショートカットなんですよ。
データを保存するときはショートカットじゃなくて、おおもとのデータを保存しないと駄目なんですよ。
で、そのおおもとのデータはどこにあるんですか?」
Iさん「・・・」
ダンナ「もしかして・・・、消しちゃったんすか?」
Iさん「うん、フロッピーに保存できたと思って・・・」
ダンナ「他の場所にはコピーとか取ってないですよね。」
Iさん「ないんだよね・・・」
あわれなIさんのデータは永遠に戻ってきませんでした。
これからはおおもとのデータをちゃんとコピーするように口をすっぱくして言っておきましたが、果たして今後どうなることやら・・・
↑のような矢印がついたアイコンをショートカットと言います。
フォルダだけでなくて、いろんなアイコンのショートカットがあります。
ショートカットとは近道と言う意味です。
ダブルクリックするだけですぐに使えるのが便利ですよね。
ただ、おおもとのデータやプログラムではないので、これだけ保存しても役には立ちません。
| * |
| * |
| * |
| * |
| * |