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今のジーンズってどうなのよ この間ユニクロで買ったジーンズは 股上がとっても浅くて かがむとオシリが見えそうになる。 毎日乗る自転車のサドルで擦れたせいか それまで愛用していたジーンズのオシリに 穴があいてしまい、慌てて買い替えに走った日 もっと股上が深いものはないかと さんざん探したのだが ちっちゃいワタシが合うサイズは 他のデザインの中にはなかった。 店の品揃えを恨むか 自分の体型を恨むか 仕方なく、股上の浅いそのジーンズを購入 最近の流行なんやから しゃあない ところが 最近の下着はおしりをすっぽりと覆う デザインのものが多い それこそ探せば、股上の浅いデザインの 下着があるのかもしれないが オバチャンはワゴンセールのおパンツしか 買わないのだ 5枚よりどり1000円のやつ 笑うとこちゃうで つまり ジーンズをはいた時点でおパンツが見える。 思いっきり前傾姿勢になってこぐ マウンテンバイクで通勤しているワタシは 後ろの通行人におパンツを披露しながら 走ることになる いくらオバチャンでも いや オバチャンだからこそ 朝から目撃させられた方も気の毒である 世のため 通行人のため オバチャンは自転車に乗るたび おパンツを腰骨の下までずらさなければならない めんどくさっ 若い頃なんて こんな思いはしなかったのに。 若い頃 後ろ姿が少年のように キュっと持ち上がった オシリのカタチに自信があった。 夏に真っ白な七分丈のサブリナパンツをはいて 短い足だというコトを忘れたいかのように 大股で歩くのがお気に入りだった。 そんなある朝 駅から流れ出る人の波に混じって 勤務先に向って歩いていると 後ろから小走りに近寄ってきた同僚が 「おはよう! 素敵なパンツやね!」 ワタシの肩をポンと叩いた。 まあね まあね 後ろ姿には自信ありますから 「ウシさん かわいいね」 同僚は笑いながら追い越して行った。 そう 今日は オシリに牛の顔の絵が大きく描かれた かわいい おパンツを えっ? なんで知ってるの? ウシさんを 透視? 更衣室の 大きな鏡が教えてくれた。 透けていたのは サブリナパンツ ワタシのおいどにゃ ウシさんの顔がクッキリと Oh! モーレツ! 「古い!」とツッコミ入れたアナタも「さむい!」と叫んだアナタも「その通り!」アタックチャーンス!なのでクリックどうぞ。 ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月31日
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ゴールデンウィークに大阪へ帰ったときに 甥っ子姪っ子たちと公園に行ったワタシたち。 久しぶりなのは公園だけでなく 夫婦ツーショットの写真。 何年ぶりかなぁ。 貴重な一枚かも。 カメラを意識せずに自然に笑っているところが なんとなくお気に入り
2006年07月30日
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高校生の頃、トモダチ何人かと一緒に 税務署でアルバイトをしたことがある。 ちょうど青色申告の時期で ワタシたち高校生は大きな部屋で書類を ただ50音順に並べたりする単純作業と 職員さんたちに10時と3時のお茶を 入れたりするのがシゴトだった。 時給も悪くない、ラクな仕事ではあったが なんだか 退屈な単純作業に ワタシってこういうシゴトはむかないなぁと 実感した。 お寿司屋さんで汗を噴出させて シャリを炊いていたときの方が カラダはしんどかったが終わった後は 心地よい疲労感があって、やりがいがあった。 そのうち、ワタシを含め何人かが 小さな事務室に呼ばれ、 他のシゴトも任されるようになった。 ひとりの職員さんについて指導を受け 教えられるままに書類書きや 仕分けをしていた。 そこでのシゴトも退屈極まりなかった。 ナニが面白くないって 職員さんたちの 活気のないシゴトっぷり。 なんだかだらだらとした時間の使い方をし 朝10時なったらお茶を飲み 午後3時のおやつを楽しみにして 夕方5時のチャイムと同時にさっと立ち上がり とっとと帰って行く。 これが事務職というものなら ワタシは絶対むかないと思った。 めっちゃ眠くなるし。 「○○さん、あの件どうなりました?」 「○○クン、時間までに間に合わせてくれよ。」 ザワザワした雰囲気の中、 こんな会話が飛び交うのは ドラマの中のコトだけなんだ。 事務職には就かんとこう。 結局その後、ワタシは百貨店に就職するのだが 販売業を選んだのはこのときの経験がきっかけ。 そしてダンナと職場ケッコン したのだから まっ この退屈な税務署のおかげかな。 ハナシは戻って、 そんな税務署でのある日 朝出勤すると 事務室で職員さんたちが なんだかザワザワと騒いでいる。 室長さんのデスクを取り囲んでいるヒト。 自分のデスクで頭を抱えているヒト。 立ったまま同僚とああでもないこうでもないと なにやら話し込んでるヒト。 ナニかあったんだ こんな雰囲気は ここへ来てハジメテ なんだかやっと シゴトってカンジがして わくわくしてきた。 そのとき ワタシの指導をしてくれている職員さんが 「キミ ちょっと来てごらん。」 室長さんのデスクの前で手招きした。 げっ まさか ワタシがナニかミスしてしまったとか・・・ ちょっとドギマギしながら 室長のデスクに近づくと その答えがあった いや たしかに 問題があった。 【 マッチ棒クイズ 】 あんたら しやからドロボーって言われるねんて 全国の税務署でマジメに働いておられる方々ゴメンナサイ。納税者のみなさん、怒りをクリックに込めてどうぞ。 ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月29日
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このブログに何度か登場したことのある 実の兄は妹のワタシから見ても親孝行で 思春期にもこれといった反抗期がなかった。 オトコノコらしくワンパクではあったが 親の言うことをよく聞いて素直に育ち、 成績優秀、スポーツも得意な優等生だった。 その素直な性格をあらわす 幼い頃のエピソードを紹介。 まだ3歳くらいだった兄は 落ち着きがなく、 ちょっと目を離すとすぐに迷子になった。 そのうえ、自分が迷子になったという意識が まったくなく、泣きもしなかった。 あるとき近所の商店街で迷子になった兄は 母の姿が見えないと知るや商店街を後にし ひとりでさっさと家に帰ってしまった。 電車の踏み切りは危険だから ひとりで渡ってはいけないという 母の言葉を忠実に守り 地下道を通るというワザまで使って。 そして 青くなって探しまわっていた母と再会したとき 「そうかって おかあちゃんが おれへんようになってんもん。 ボク、おかあちゃんのこと さがしてたんやでぇ。」 平然と言ってのけた。 ちょうど 世間では 日本を震撼させる幼児誘拐殺人事件が あったりした頃だったので 母は兄によーく言い聞かせた。 「おかあちゃんの姿が見えへんようになったら 大きい声で泣かなあかん。 そやないと子取り(誘拐魔)に 連れて行かれて殺されてしまうんやで!」 それからというもの 兄はスーパーの中で 母がひとつ向こうの棚の影に隠れただけでも ぎゃー おがあぢゃーんっ! あたりに響き渡る大声で泣き叫んだ。 母 今度は赤くなる 親の言いつけを守る 良い子である。 それと もうひとつ 妹のケセラセラちゃん(つまりワタシ)が まだヨチヨチ歩きの頃 母と兄と3人で家のお風呂に入っていた。 ちょうどそのとき 電話が鳴った。 母は当時まだ3歳か4歳の兄に 「ケセラセラちゃんのこと見ててや。」 と言い残し、兄とワタシを湯船に残したまま 風呂から出ていったそうだ。 しばらくすると 風呂から兄の声がしたそうだ。 「おかーちゃーん」 なーに? 受話器を片手に母が聞く 「ケセラセラちゃんなぁ~」 どうしたの~? 「沈んでんでぇ~」 うううぇえええーーーっ!!! 母が狂ったように風呂場にかけつけると ワタシゃ湯船の底で 小さな泡を吹いていたそうな 「そやかて おかあちゃんが 見ててって言うたから ボク ちゃんと見てたんやで 」 妹が沈んでいくとこをかっ!! 「素直に報告してくれたおかげで今日このブログが読めるのね。」とうっかり感謝してしまったアナタもクリックよろしく。 ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月28日
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今回大阪へ帰ったのは バスの隣人を観察するツアー ではなく ダンナとワタシの両親を見舞うこと だったのよ 忘れないでね すっかり忘れていたこのワタシ その後の義母の様子は 正直言って あまり芳しくない。 ベッドから食堂・トイレへ行くだけの生活 食事の介助をしているワタシのことも 嫁とは理解しておらず (息子さえわからないから無理はないが) ワタシの手をとったかと思うと 最初はパンパンと両手で挟んで遊ぶが そのうちに爪を立ててワタシをつねる。 イテテテテ 油断禁物のドキドキハラハラ手遊び 夕方 義父がひとりで暮らす実家に帰って ふたりだけで食事をした。 義父がひとりになってからは 飲まなくなってしまったというお酒を 「今夜は飲みましょうよ」とつき合った。 義母の行動に家族が最初に不安を覚えたのが もう4年も前なのに、 当時は医者からなんともないと診断されて 加齢のためなのだと安心していた。 それが去年の暮れに転倒してから あっという間にこうなってしまった。 せめて4年前から認知症の傾向があると 診断されていて、進行を遅らせる薬を きちんと飲ませられていたらと思うと そんなハナシになったとき ふいに義父が涙を流した。 嗚咽をもらして泣き始めた。 少しもらい泣きをしたが ここでワタシが泣き崩れては 義父の何かが壊れてしまいそうな気がして しっかりと姿勢を正して義父を見守った。 少しして 落ち着きをとり戻した義父に 気分を換えてもらうため 趣味の詩吟のハナシを持ち出してみた。 ところが 義父の活動している詩吟教室では 最近ちょっとした揉め事があり 義父はなりゆきを案じているようだった。 自分の詩吟教室での心労を話すうち また義父の目から涙があふれだした。 どうやら涙もろくなっているようだ。 元気づけるハズが逆効果 「たっ 大変ですよね~ 」 とってつけたコトバでなぐさめるしかなかった。 話題がいけなかったのね。 何か楽しいハナシをしようっと そうだ 義父が若かった頃のハナシ。 警察官だった頃の自慢話でも聞きだそう。 義父は関西で白バイが走り出した頃、 それにまたがって要人護衛をした 数少ない警官のひとりだった。 当時の総理大臣の護衛 米国大統領からの感謝状 そして昭和天皇の護衛までも 「スッゲー!」 嫁 暴言吐きながら興奮 「お義父さん、すごいじゃないですか!」 盛り上げるワタシに だんだん上機嫌になる義父 いいぞ お義父さん その調子。 まずは元気に笑わなくっちゃ それから先は なるようになるさ 笑って 笑って 笑うが勝ちやで 「その頃や、あの事故に遭ったのは。」 ハナシの流れはイッキに 義父が勤務中に事故に巻き込まれて 瀕死の重傷を負った昔に 頭部に重傷を負い意識が薄れていく中、 義父は現場にかけつけたヒトに 真っ先に 「一般市民に被害はなかったか」と 聞いた後、意識不明になったそうだ。 身内ながら あっぱれな警察官 あれ? お義父さん? 義父は当時の自分を思い出して またまた 大粒の涙を流した。 17年間 この家の長男の嫁でいて よくわかっているようで 知らなかった義父の一面 お義父さん 泣き上戸やったんかい 泣き上戸なアナタも笑い上戸なワタシと同じなアナタもクリックよろしく。 ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月27日
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夜行バスのハナシには続きがある。 行きの便は期待をしすぎてガッカリした。 しかも 旅慣れた感じのばあちゃんで ワタシが隣へ座るときに 「よろしくお願いします。」 と言っても、軽くうなずいただけで さっさと空気マクラを膨らまして アイマスクを装着し リクライニングを倒して寝てしまった。 つまらん。 いろんな意味でつまらん。 しかたがないので自分の空気マクラを 膨らましていると 前の座席から若いオニイサンが顔を出した。 「椅子倒してもいいですか?」 ぷ~ 空気マクラをくわえたままニッコリ あ~あ ひとつ前の席がよかったなぁ 夜行バスに乗るコツは 行きのバスである程度習得した。 高速道路の明かりがカーテンの隙間から入るためと 半開きの目を前に座ったオニイサンに目撃されるのを 防止するために アイマスクを装着 乾燥した車内でのどが痛くならないためと クチあいてヨダレ垂れて寝ないように マスクも装着 そしてクビが痛くならないように 空気マクラ 腰にはひざ掛けを丸めてあてがい サンダルを脱いで前後逆に置いてそこに足を乗せ サンダルのかかとに自分の足の土踏まずが くるようにする。 これで結構寝られるコトを発見 それでも行きはお尻が痛かったので 実家の近くの無印良品で低反発ウレタンの 座布団を購入し帰りのバスに挑んだ。 いよいよ帰りの便のオハナシ やっぱりちょっとドキドキしたのだが 並んでいるときに見渡しても オイシそうなキャラがいないので もうあんまり期待せんとこう えぇっと ワタシの席は・・・・ おおっ! 隣はなんだか若いぞっ! しかし オンナノコだった。 大学生のようだ。 ちとがっかりだが 無愛想な ばあちゃんよりはいい オンナノコは ばあちゃんと違って 寝る体勢を整えているわけではなく バスの時間表とにらめっこして なにやらメモを取っていた。 ちょっとは世間話でもできる空気があった。 ワタシは オンナノコがメモを終えるのを なんとなく待っていた。 ・・・・・ ??? !!!!!! !!クっサーーーーっ!! オンナノコが靴を脱いだとたん 強烈なニオイがワタシの鼻を襲った きっ 緊急警報発令! マスクだっ! マスクを装着せよ! ああ持っててヨカッタ 彼女には悪いが世間話などを始めて あの足のニオイをかぎ続けることに 耐えられそうになかったワタシは 空気マクラに息をブオーっとイッキに吹き込み アイマスクを即効でかぶって リクライニングシートをギューンと倒し よしっ! 準備万端 忍法 寝たふりっっ って あれ? これって 行きのバスのばあちゃんと おんなじ行動やん ばあちゃん ワタシ 臭かった?「足のニオイの犯人はワタシぢゃありませんっ!」信じるアナタもそうでないアナタもクリックよろしく。 ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月26日
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おひさしぶりの更新は だんなのプチ単身赴任先の 隠れ家マンションより。 おまたせしました 大阪への旅に夜行バスを選んだワタシが はたして どんなヒトの隣になったか 結果報告でありま~す イケメンならめっちゃオイシイ 臭うおっさんならネタがオイシイ どっちのオイシイだったでSHOW! 21日金曜の夜 期待に胸ふくらませ 夜行バスの乗り場に到着した。 思ったより若い人が多い。 茶髪のオニイチャンも いた いた ウキウキ あっ オッサンもおるぞ ワクワク (してるんかい) 見送りに来てくれたダンナに手を振って いよいよバスに乗り込む。 アタマの中で ドラムロールがスタート 係員がワタシの座席番号を チェックした座席表には 隣にすでに乗客が座っていることが 示されている。 天国か地獄か 美味しいネタはすぐそこに ドキドキドキ 運命のご対面~っ! どきどきどき ・・・・・ ばあちゃん かよ おもしろくもなんともないし 期待させてゴメーン!ガッカリしたアナタも帰りのバスに期待するアナタも「おひさしぶりのクリックよろしく」 ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月25日
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朝の診療所は忙しい。 まぁ、ウチの診療所は患者数が多いので いつも忙しいのだが 午前中というのは 早起きのじっちゃんばっちゃんが ラジオ体操代わりにリハビリに訪れるので 毎日ほぼ決まったメンバーが 次々と現れるのである。 ああ 忙しい。 毎朝10時ピッタリにくるのはHジイさん。 そのだらしないカッコウに似合わず 時間だけはキッチリとしているヒトだ。 パソコンで会計を打ち出す業務は 集中力が切れるとミスが生まれるので その日の事務員が交代で業務にあたる。 その交代が 午前10時を目安にするので Hジイさんが来院すると ワタシの中で 「あっ そろそろ交代か」 というコトになる。 ちょっぴり臭う ニンゲン鳩時計 だから たまに彼が遅い時間に来たりすると 交代時間に 気がつかなかったりする。 「Hさん、遅いし!」 ワタシに自分勝手なツッコミを入れられ Hジイさんは 「なんだよぉ~ オレなんかしたか?」 とクチをとがらす。 そりゃそうだ 事務員はだいたい3人で勤務しているのだが 朝イチバンから3人顔を揃える必要はなく 出勤を30分くらいずつずらしている。 しかし 時々 朝っぱらからやたらとラジオ体操の出席率が高く 一番最後に出勤していくとすでに混雑していて 朝からいる事務員たちが カウンターでキリキリ舞いしているコトがある。 先日 ワタシが朝から常連患者さんの対応に追われ バタバタと走り回っていると やっと30分後に出勤のKちゃんが現れた。 「ああ 助かった。 Kちゃ~ん 」 事務室に入るためにカウンターの前を よこぎるKちゃん。 そこへ 同時に リハビリを終えた患者さんが その日の料金を手にカウンターへやってきた。 「あっ ハイ おつりですね。」 レジから10円玉を数枚取り出し 領収書を添えて患者さんの方へ向き直る。 「おだいじにどうぞ。 」 と言おうとした そのとき Kちゃんがカウンターの中へ入ってきた。 あぁ 待ってたよ~ Kちゃ~ん 患者さんの両手を包み込むようにして 丁寧に 領収書とおつりを手渡してから 「 オッハヨーっ 」 思いっきり笑顔で 患者さんに言うてしもた 「アンタがお大事に」と思ってるアナタもそうでないアナタもクリックはここよ。 ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月20日
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長男チロが高知県の小学校に通っていたとき ワタシはPTAのクラス役員をやっていたのだが その頃の幹部役員さんたちが非常に熱心で 参観日や懇談会などの行事に 少しでも多くの保護者が参加するように PTA役員のワタシたちが 担任と一緒に企画や提案をするなどしていた。 ちょうど2年生のチロの担任のセンセイが コドモに文章を書かせるコトに とても熱心なセンセイだったので ワタシたちのクラスは コドモたちに 家族について作文を書いてもらって 授業参観で発表するというはどうかと提案した。 ドラマではよくあるベタなシーンだが 実際はあまり見たことないし うん オモシロイかもね 即決で企画採用となり そして 授業参観の日 予想通り どの親も わが子の作文の発表は楽しみなようで 保護者の出席率はとてもよかった。 教室のうしろは満員御礼 「私のお母さんは、お菓子作りが上手です。」 「ホクのお父さんは一緒にサッカーをしてくれます。」 「妹が産まれてとってもうれしいです。」 ウンウン、 とってもいい感じ。 高知の自然で育った純粋なコドモたち。 文章もキラキラと輝いている 企画大成功やん ・・・・・ あ れ ・・・・・ えーっと 何か大事なコトを忘れているような・・・ 「じゃあ 次、チロ君読んで。」 げっ 自分のコドモも読むんだった。 ゴマすり しとくの忘れてたやんか 当時チロは、 甲高くよく通る声をしていた。 そしてその声でハキハキと読みあげた。 【 ボクのおかあさん 】 ボクのおかあさんは、 ボクががっこうから かえったら ぐーぐーとねています。 がっこうのようじが よるにあるから おひるにねていないと よるにおきていられないのかなーとおもった。 でもいつも がっこうにようじがないときも ねているから なんでかなーとおもっている。 ぎゃー 教室は爆笑の渦となった。 真っ赤になったワタシの顔を コドモたちが振り返って指さして笑う。 ドラマによくあるベタなシーン 自分で演じた ワタシはヒロイン 「悲劇かなー」と思うアナタも「喜劇だなー」と笑うアナタもクリックよろしく。 ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月19日
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今度の大阪行きは 初めてなんだけど高速バスを使う。 金曜の夜 に東京を出発して 翌朝 大阪駅に着くというもの。 往復の料金は 新幹線の片道運賃よりもまだ安い。 なんでもっと早く思いつかなかったんだろう。 まあね、新幹線と違って 高速バスは事故の心配があるからね。 でも新幹線だって安心できない。 事故なんて いつ起こるかわからないのだ。 おとなしく家にいたって テポドン落ちてくるかもしれん となれば、少しでも安い方がいい。 ネットで調べてみると 高速バスも実にいろいろ種類がある。 ワタシの選んだのは 万が一のとき保証がしっかりしてそうな 大手バス会社のスタンダードなクラスの 夜行バスなんだけど トイレがない激安モノから レディス専用 だ 高級シートだ 値段はピンからキリまで。 高級シートにはテレビがつき 毛布とスリッパ、ハブラシセットがつき 大きくリクライニングができ 足を置くフットレストがあるそうだ。 でも どうせすぐ寝るし たぶんフットレストまで足とどけへんし ほっといてくれる 高級シートはもったいない ネットで深夜バスのクチコミを調べると レディス専用バス は 整髪料がプンプン匂うオッサンの 隣になる心配はないが コドモ連れの乗客が多く 夜うるさくて寝られないそうだ。 オッサンと安眠か・・・ ま こっちもオバハンなわけだし 安眠を優先して男女混合のバスに決定。 それにさ くっさいオッサンとは限らないだろう。 東京へひとりで出てきて 夏休みを利用して大阪へ帰省する イケてるニイちゃんかもしれへんし。 うふふ ちょっとだけ期待して 窓側の席を予約した。 さぁて 隣はどんなヒトが来るでしょう。 結果は大阪から帰ってからブログで発表。 お楽しみに~ 「くっさいオッサンの方がオイシイやん」と思っているアナタもそしてワタシもクリックよろしく。 ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月18日
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先日、ダンナといつものスーパー へ 買い物に行ったときのこと。 例のごとく、ダンナにねだられて いっぱい買ったお菓子を袋に詰めていたら スーパーのエスカレーターのところで 小学生低学年くらいのオトコノコと 幼稚園児くらいのオンナノコが ふたりで遊んでいた。 たぶん兄妹 お兄ちゃんの方が上りエスカレーターの 手すりにお腹をくっつけて エスカレーターの動きにあわせて カラダが持ち上がっていくのを面白がっていた。 そのうち妹の方もマネしはじめた。 あぶないなぁ。 あのまま上まで上がってしまって 2階の天井との間に挟まったり 高いところから転げ落ちたりしたら とんでもない大ケガをする。 そして 【○○スーパーのエスカレーターで事故】 となって ≪安全対策に問題はなかったか≫ などという おバカな報道になってしまう。 そんなところで遊ぶのが悪いに決まってるやろ 今までも何度もためらうコトなく エスカレーター付近で遊ぶコドモには 「あぶないから ここで遊んだらダメよ~」 と声をかけてきたワタシは 黙ってられるハズもなく 「お父さん、コレやっててね。」 と商品の入ったカゴとスーパーの袋を放棄して 「ワタシ ちょっと あの子らに言うてくるわ。」 きっと親は買い物中なんだろう。 コドモが悪い遊びをしているところを見てないクセに、 ケガをしたら店のせいにして 大騒ぎをする親の多いこと。 ツカツカとエスカレーターに近づくワタシ。 まさに そのとき エスカレーターのすぐ横で 商品を袋詰めをしていた若い夫婦が あのコドモたちに向って 「行くよ~!」 げっ 親おったんかいな コドモたちがどんな遊びをしているか 知ってて放置かい ひと目であぶないのわかるやろう あんたら コドモがちょっとケガでもしたら この店から慰謝料取ったれ とでも思ってんのか 「お父さん! 親おったわっ! 」 まわりに聞こえる大声で ダンナのもとへ戻るワタシ。 聞こえてんのか 聞こえてないんか 無視してんのか知らないが 何事もなかったように立ち去る家族。 「親おって信じられへんわっ!なぁっ!」 と訴えるがダンナは 『まぁまぁ 落ち着いて。恥ずかしいやん』 という目で棄却する。 「なんやのん」 ハイ 怒りの矛先はダンナへ シューシューと湯気を出す妻をなだめながら 買いすぎた荷物を全部持って駐車場へ急ぐ夫 夫の 精神的苦痛に対する慰謝料 あんな客を野放しにしてる スーパーに請求したろか 「あんたらが訴えてどうすんねん!」というツッコミが正解。できたかなぁ~? ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月17日
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長男チロがウィーンから帰った翌日、 さすがの超ハードスケジュールの 吹奏楽部の練習もオフになった。 午前中、久しぶりに歯医者に行ったあとで チロが、ポチの通う中学校の部活の様子を のぞきに行きたいと言い出した。 もちろん、チロにとって母校である。 チロの在校中の部活はテニス部だったが 補欠にも登録していなかったお気楽部員だったので、 テニス部に愛着があるわけではない。 顔を出したいのは 吹奏楽部の練習。 実はチロの通っていた中学校というのは この春から新しくチロが演奏している楽器である コントラバスを導入したばかりで 演奏者が初心者なのはもちろん、 顧問のセンセイも弦楽器は詳しくないらしい。 「自分の知ってるコトを ちょとでも 教えに行ってあげる。」 在校中は親であるワタシが 学校から呼び出しを受けたコトもあるほどの 問題児だったチロが そんなに母校に愛着があったなんて。 Hセンセイがいるからかな。 吹奏楽部の顧問の女性教師Hセンセイは チロの中学2年生のときの担任だった。 チロが反抗期で一番手を焼いたのがその頃で 学校でも数々の問題を起こしてくれた。 しかし チロがトモダチと一緒に起こしてしまった騒ぎを 結果的にチロひとりでひっかぶってしまったコトを知ると、 まだ若いH先生は涙ぐんでくれた。 「決して悪いコではないと信じています」と。 卒業後、吹奏楽部に出会って生まれ変わったように 変化したチロのことを誰よりも喜んでくれたのもHセンセイ。 コンサートにも足を運んでくれて、 「立派に成長しましたねぇ~~~」 とまた涙を流してくれたセンセイである。 夕方、部活が始まる時間に合わせてチロが 学校へ行った。 後に聞いたのだが チロ先輩はコントラバスについて後輩に、 楽器の扱い方から、弓の持ち方や構え方、 指の運び方まで 実にわかりやすく丁寧に教えていたそうだ。 一応は役に立ったらしい。 Hセンセイはまたウルウルと涙目になって 「 もう、どうしましょう!なんてコトでしょう! チロ君、ほんっとに成長していて、 もうオーラまで出ていましたぁ!」 興奮ぎみに教えてくれた。 よく泣くセンセイである。 Hセンセイが 『出逢ってしまったのね、コントラバスに。』 と言うと、 『ハイ、出逢ってしまいました!』 とチロが笑ったと嬉しそうに教えてくれた。 あれほどチロを≪しょうがないヤツ≫扱いを していた教頭まで、 チロが来ていると知ると 嬉しそうに部室に顔を出したそうだ。 卒業したら、専属のコーチになって 教えにきてほしいくらいだと言われたそうで まんざらでもない様子のチロ先輩。 チミチミ 卒業の前に 3年生になれるんかいな「進級」が心配なチロ先輩のためにもクリックよろしく。 ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月16日
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ワタシの職場である診療所の センセイは 字がキタナイ。 そりゃあ もう ハンパなく。 医者というイキモノは、 なんであんなに字がキタナイのだろうか。 カルテに記入されたセンセイの字を解読するには かなりの年月を必要とする。 この秋で6年目になるワタシでも まだまだセンセイの字を読み解くコトは できないときがある。 読めるもんなら読んでみろという 挑戦的にさえ見える文字を使って 走り書きというアレンジさえ施されている。 まるで 暗号 毎日がダ・ヴィンチ・コード どうにも解読できないときは、 開院当初から働いている 事務員のKちゃんが 最後の砦 「ねえ Kちゃん、コレなんて読むと思う?」 ちょっと首をかしげて Kちゃんが答えを出す。 あ~~~っ! そうかっ! なるほどっ! そう言われると そう見えてきた。 まさに アハ体験である。 【脳に刺激が走るひらめき体験】 アタマの体操させてもらって 時給いただいて シアワセなこっちゃ って 感謝してるバアイか 他のヒトが読むってわかってるねんから もうちょっと どないかならんのかいな ところで 医者が診断した経過や結果をチョコチョコっと書くと もうそれで診断書料というものが発生する。 まさに黄金の手 そして医療機関はその値段を自由に設定できるのである。 うちの診療所の診断書料は良心的な方なのだが それでも結構なお値段になる。 あんな字 で書いたモノが あの値段に センセイ あなた 書道家さんに失礼ですから。 ≪理数系ニンゲンは字がキタナイ説≫に賛成のアナタもそうでないアナタもクリックよろしく! ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月15日
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長男チロがウィーンから帰国した。 グランプリ受賞 というお土産を手に 暑いよ~ と言いながらのご帰還。 「受賞おめでとうございます! よかったね! 」 と言うと 荷物の中から 演奏者ひとりひとりに渡されたという 名前の入った賞状を見せてくれた。 初めての海外旅行の感想は 思った以上にすばらしかったそうで ウィーンはじめ、イタリア・スイス・ドイツ、 どの国も楽しかったし、なにより いい経験になったと言ってくれた。 ボコボコ まぬがれる 洗濯場で大量の洗濯物を仕分けていると なんとダンナが帰って来た。 地域活動の会合に出席するためだが やはりチロが気になるようで 早めに帰ってきたようだ。 「どうでしたか? ウィーンは。」 面接官のような聞き方しかできない 不器用な父親である。 洗濯場で久しぶりの父子の会話を聞いていて どちらが喋っているのかわからないくらい チロの声がダンナに似てきたのを なんだかうれしく感じた。 そして ワタシがちょっと目で合図してチロを促すと チロはあらたまって父親に 深々とアタマを下げた。 「ありがとうございました。」 面接官の照れたような とまどったような 妙な表情とともに 面接終了 ;;;; 向こうは紫外線が強かったそうで あっ そうそう スイスでは山登りもしたらしいし とにかく かなり日に焼けて帰って来た。 それにしても なんだか顔つきが変わってるよ やっぱりいい経験してきたからかなぁ。 ちょっと頬がコケてさ あれ? ちょっとアンタ 体重はかってみ 5キロも痩せていた きゃあー ただでさえ 細身なのに! あんた向こうで 好き嫌いせんとちゃんと食べてたんか! 「ちょっと こっちおいで!」 母親との二者面談 開始誰かチロにお肉をやってくれマスか? ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月14日
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このブログでたびたび話題にのぼる ワタシの独身時代の遊び仲間、あの軍団たちは 飲み会だと激しくおバカな連中ばかりだったが スキー板をはいて雪山に登ると 朝イチバンから夕方まで ガンガン滑るガッツスキーヤーに変身する。 お気に入りのスキー場は 信州 野沢温泉スキー場 ゴンドラで頂上まで登り、 師匠と呼ばれる上級者について ボーゲンしかできない初心者も 雪まみれになって滑って降りる(落ちてる。) 先頭がある程度まで滑り下りて初心者を待つ。 顔を引きつらせながらやっとのことで みんなのところへたどりついた初心者は ひと息つく暇もなく 「ほれ 行くぞ~」 という師匠の掛け声とともに出発する軍団に 泣きそうになりながらついていく。 そして鍛えられて上手くなっていくのだ。 一応、その頃は滑らかな斜面では スキーを揃えてターンすることができたワタシは コブのある斜面がダイスキで 大転倒もなんのその、ガッツンガッツン挑む 人呼んで 「命知らずのケセラセラちゃん」 急斜面で思いっきり派手な転び方をして そのまま10メートル近く斜面を落ちていき、 「 あれ きっと泣いてるで 」 とみんなに心配をかけたコトも。 転んでも コワイ思いをしても スキーも軍団のメンバーもダイスキだった。 そして やっぱり夜は おバカな呑んべぇ軍団 しょうもないゲームをしては 「負けたらイッキ飲みやでぇ~ 」 ガハハハハ!! う~ん このギャップがたまらない その年のスキー旅行でワタシは ちょっとはしゃぎ過ぎて飲みすぎていた。 まだまだ盛り上がっている部屋を出て ワタシは旅館の階段で酔いを醒ましていた。 そこへ 心配してきてくれたのはIクン。 実は彼は昔ワタシからひどい仕打ちを受けた元カレ。 ↑(クリック!) 軍団の中で唯一ちょこっとお付き合いをしたヒトだ。 「大丈夫?タオル冷やしてきたよ、ほら。」 あぁ ありがとう。 気持ちいい。 「じゃあ ボクはみんなのところへ戻るからね。」 やっぱりIクンはさりげなくやさしい。 サラっとこういうコトができる。 彼のそういうところがスキだったのだ。 ルーズなところがあったといえ あんなひどいコトしちゃった・・・ このタオルはちゃんと洗って明日返そう。 ・・・・・ んん? なに? このタオル なんか書いてあるぞ 「○○旅館 トイレ用」 次の朝 ありがとうの代わりに Iクンの顔めがけて 便所タオルを投げつけたワタシは 人呼んで 情け知らずのケセラセラちゃん ショックで立ち直れなかったらしい「Iクン」に同情するアナタもそうでないアナタもクリックよろしく。 ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月13日
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ワタシのシゴトが診療所の医療事務員 で あることは何度も書いているが シゴトとか勤務という表現をしていて ハッキリとは書かなかったが 実は 時間給で働いている。 いわゆるパートタイマー パートのおばちゃんである。 一週間の中に 午前の診療時間だけ働いて帰る日と 午後から勤務して最後までいる日 それに一日通して働く日の3パターンがある。 だから 出て 休んで 出て 出て 休んで 出て まるで カスタネットマン (オレたちひょうきん族のキャラ) 自由な時間があるときもあれば 月末などは2日続けて一日勤務。 朝 家を出たら12時間帰って来られないコトも。 家事 ほったらかし 何人かでローテーションを組んでいるので 誰かが体調を崩したりすると 急に勤務になることや、反対に急に休みに なることだってある。 ワタシは自分が「ツライ」とか思うことが とってもキライなので 急に勤務になったときは 「ラッキー!稼ぐぞ~♪」 と喜び、 急に休みになったときは 「やった~ ゴロゴロできるぞ~ 」 と自分に都合のいいように 気持ちを切り替えているのだが 過去にパート仲間だった同世代の人が こんなコトを言ったことがある。 「自分が都合のいいときに働いて、 休みたいときに休む。 そういう気楽さがあるから 安い時給のパートで働いているのに 忙しいからって自由に休めないのはオカシイ。 重い責任を背負わされるのはゴメンだ。」 そのときに感じたのだ。 パートという職業が世間一般に そんな風にとらえられているなら ワタシは自分のシゴトを 安易にパートと呼びたくない。 ヒトの価値観は人それぞれでいいのだから その人の言うことが正しいとか間違っているとか そういう問題ではない。 しかし ワタシは たとえパート職員で、めっちゃ時給が安くても (ホンマに安いが) シゴトをしてお金をもらっている以上 軽い重い関係なく責任というものはあるし、 何人かでローテーションして働いているんだから 忙しいときには、遊びのために休んだりするのは ちょっとガマンしようという気遣いはあっても おかしくないんじゃないかと思う。 「ケセラセラさんは真面目だから。」 あら 笑われちまった。 どうやら ワタシゃ ズレているようだ。 でも ただ一度だけ 自分の立場をパートとて主張したコトはある。 勤務時間内にさばききれないシゴトを 家に持って帰ってやってくれないかと センセイに言われたときだ。 それは あかんて ワタシら時間給で働いてるねんから。 「ここでやって帰っていいですか?」 するとセンセイ 「でも、正社員のコはみんな持って帰って やっているんだよ。間に合わないから。」 それはわかるよ。 協力したいのはヤマヤマだ。 なんたって ケセラセラさんは真面目なんだもん。 でも 今ここでワタシがハイハイと承知したら いずれ 他のパートさんたちまで 持って帰らされることになる。 「ケセラセラさんは持って帰ってくれたよ。」 って。 そんな前例は作ったらあかん。 「ここでやって帰ってもいいですよね?」 「ウン でも・・・」 「ここでやっていいですね?」 「ここでも できますよねっ! 」 「・・・ わかった。もういいや。」 カスタネットマンは正義の味方なのだ。「カスタネットのおじさんはぁ~♪」って知ってるアナタもそうでないアナタもクリックよろしく。 ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月12日
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前回、大阪に帰ったときに義母のお見舞いに行くためにタクシーを利用した。あんな大騒ぎまでして愛車で帰ったので そのまま運転して行ってもよかったのだがゴールデンウィークということもあって主要道路が大混雑している。 こういうときは 裏道を知っているタクシーの運ちゃんが強い。 細い道を右に左に進む運転手さんに 「さすがやねぇ。よう裏道知ってはるわ~。」 ワタシは後部座席からヨイショの声をかける。 運転手さんはすっかり気をよくして 饒舌になっていく。 そこへすかさず 「今まで どんな有名人乗せました?」 これが運転手さんにとって イチバン気持ちのいい質問だったらしく 上機嫌で教えてくれた。 「あのヒト乗せましたで。 中村○緒さん。 ほんま ええ方です。テレビのまんまです。」 なんでも 中村○緒さんは 普段タクシー料金を自分で支払う習慣がないもんで その運転手さんの車にひとりで乗ったときに 「おおきに。ごくろうさん。」 と降りてそのまま立ち去ろうとしたとか。 あの天然はホンモノだった。 「反対に、テレビとギャップあるヒトはいる?」 ふっふっふ 実はコレが聞きたかったのである。 「あ~っ! おります! おりまっせ! 司会で有名な○○さん。 アレはめっちゃ横柄ですわ。 」 アレよばわりされてしまったのは 関西の有名な 落語家さん。 関西の人気バラエティ番組の司会を務め、 実は ワタシもその番組に電話で生出演したことがある。 (このハナシはまたいずれ。) へぇ~ あのヒトがねぇ~ タクシー仲間の間でも悪評で有名らしい。 「それからねぇ・・・」 えっ それから それから? ブログの読者さんたちも早く聞きたいってさ。 「 料理のセンセイで有名な○○さん。 タクシー乗るまでは皆に愛想いいんですけどね。 乗ったとたんに豹変ですわ。 『オイ、はよ行け 』って。」 うわぁ~ そうなんっ! 今度は義父も声をあげた。 「腰の低いヒトやと思てたんやけどなぁ」 わからんもんである。 ていうか 顔が売れてる芸能人さん、 学校のセンセイが言うてたやろ 「家に帰り着くまでが遠足ですよ~」て。 家に帰り着くまでがシゴトと思って 愛想よくしとかんと こんなところで正体バレますねんで~。 芸能人もニンゲン。 でも自分が客になったとき 横柄なんはよくないて。 ニンゲンとして あかんと思うわ。 「ねぇ ねぇ ○○センセイって カツラっていうウワサあるけど、 タクシー乗ったとたん、『ああしんどかった』って カツラはずしたりしませんでしたぁ?」 って 調子に乗って聞こうとしたワタシは ウッとコトバを飲み込んだ。 運転手さんの頭頂部は 気の毒なほど 淋しかった。ふたりが誰だが知りたいアナタもわかっちゃったアナタもクリックよろしく。 ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月11日
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人と接する仕事をしていると実にいろいろな夫婦のカタチを見ることができる。 診療所にて いつも夫婦で別々の日に治療にきているので 何年も経ってから えっ? あのふたり夫婦だったの? という【完全別人格夫婦】から いつも一緒に来て 一緒に帰る。 でも会計はあのヒトと絶対別にしてね! という【変形自立型夫婦】 「ウチのカアちゃん、来てる?」 【金魚のフン型】 そして 愛し合ってるんだなぁ と羨ましくなる 背格好や顔まで似ている 【一心同体夫婦】 ワタシ自身の両親は 【ラブラブ夫婦】というところかな。 父が母に。 昔から、ワタシたちコドモの前で 父は母のコトを 「なっ ウチのお母さん、 あんなところがかわいいやろ 」 「 わし、ダイスキやねん 」 いつもノロけていた。 若い頃、ワタシが門限を破って遅く帰ると 玄関に父が飛んできて怒鳴る。 「オマエ!こんなに遅くなったら お母さんが心配するやろうがっ!」 もしもし ふつう 年頃のムスメを心配して 怒るんちゃうの 付き合っていた彼氏と結納直前までいったのに 突然ハナシが白紙になったときも 失恋の悲しさをこらえて 強がってエへへ と笑ってみせるワタシに 「おまえら どないなってんねん! お母さんが悲しんでるやろっ! かわいそうに。」 えーっと たしか かわいそうなんは コッチのはずなんですが。 あれだけ愛されている母はシアワセ者 である。 兄も妹も そして一応ワタシも今、 幸せな家庭を持てているのも そんな両親のお手本があったからだろう。 ワタシたち夫婦も ああなりたいものである。 ところで先日 ふと気が付いたのだが 最近、患者さんのFさんの奥さん(60代)が やたらとキレイにお化粧してくるようになった。 ご主人の方がカラダが弱いので、 いつも一緒に治療を受ける奥さんが ご主人に寄り添うように通院していたのに ひとりで治療に来るようになったし なんだか 明るいし もしかして 「ねぇ ねぇ Fさんのご主人って・・・・」 同僚に聞く。 「あ 知らなかった? Fさん 亡くなったんだって。」 こっちも参考になる 参考になったアナタもそうでないアナタもクリックよろしく。 ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月10日
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病院や診療所で働くこと それは いつも病気と接しているということ。 患者さんから病気をうつされる危険性とも 隣り合わせ。 まぁ ウチのバアイ 整形外科の診療所 なので ケガやギックリ腰などの急患を除いて、 基本的に患者さんたちは 風邪などで体調を崩すと来なくなる。 内科的に元気なヒトが、 最近腰がだるいとか膝が痛いというコトに アタマがまわるのであって 風邪で高熱があるカラダを引きずってまで ウチにくることはまずない。 だから 患者さんから風邪をもらったりすることは めったにないのだが キケンと言えばキケンな職場なのだ。 「○○さん、今日は いつものお薬を出しておきましょうね?」 と受付で身を乗り出して聞いてあげると そのワタシの顔に 「んん~ シップも ちょうだい」 ップの発音とともに 冷たいものがワタシの顔に ふりかかる うわぁ やられたぁ~ しかし これでやられていてはイケナイ 風邪のウイルスより 唾ミストより 脅威なもの それは ニ オ イ お年寄りに独特の体臭があるのは それはもう仕方がない。 ワタシにもきっと オバハン臭はあるやろ そうでないのよ あの一家は。 40代の夫婦と小学生のムスメ いつも仲良く3人でやってくる。 いつもニコニコしていて夫婦仲も良く、 とってもシアワセそうな家族なのだ。 しかし クサイ。 恐ろしく臭い。 いつ風呂に入ってんというニオイをさせて、 毎月あっちが痛い こっちが痛いと言っては ウチの診療所に通ってくる。 夫婦の頭には、動けばハラハラと落ちる フケがたっぷり 歯も磨かない習慣のようで、 にっこり笑う奥さんの前歯は 完全なカタチをしているモノがない。 保険証を確認するときなどに 一家の近くで話さなければならないのだが 受付の若いオンナノコ Mちゃんは その強烈なニオイをまともに吸い込んでしまい 具合が悪くなってしまった。 きゃあ~ Mちゃん! 気を確かにっ! 誰かっ! 新鮮な空気を! それはもう テロ級 何か 身体的に問題があって 長期間お風呂に入れないとかいうのなら こんなコトを笑い話にするのは不謹慎 でも そうでないのよ あの一家 一家には もうひとつ メイワクをかけられているコトがあるのだが そこまで書くとプライバシーの侵害なので やめとこう。 ただ すべてにおいて だらしない生活というのが垣間見れる。 あっ あの一家がやってきた。 今日はどこが痛いと言うんやろう。 スタッフ全員 目で警戒警報発令 一瞬 たじろぐ若手スタッフに 覚悟を決めたワタシ 後ろむいて 大きく深呼吸 それっ! 「こんにちは~。今日はどうなさいました?」 一気にまくしたてて息止める。 ・・・・・ まだ吸うな 息吸うてはならん 自殺行為やで ・・・・・ 「今日はねぇ~ 溜まってる治療代を支払いに来たの~」 あっ 書いちゃった。 「あっ そうなんですか。」 油断したとたんに 息を吸ってしまった。 ガマンしてたぶん 思いきり 本日はこれまた いっそう かぐわしく テポドン級でございます。 「お食事中」だったアナタもそうでないアナタもゴメンなさい。 ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月09日
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次男ポチは今、中学2年生。 硬式テニス部 に所属している。 3年生たちは 今度の大会を最後に部活を引退する。 というコトは 次期部長の選出時期。 次長課長 ちゃうで 次の年度のテニス部の部長を決めるのである。 何事にも全力投球をモットーとし、 手を抜くコトを知らない性分に加えて 何人かで遠くへ遊びに行くときには 電車やバスの乗り継ぎ時間や料金まで調べ、 計画表をつくったりするのが苦にならないポチ。 加えて どこにでも電話(←クリック!)しちまうクソ度胸 もしかしたらと思っていたら やはり部長に立候補したそうだ。 顧問のセンセイや先輩たちをはじめ まわりの部員たちも、ありがたいことに ヤツのそんなところを認めてくださったようで ポチは先日、 テニス部の部長に選ばれた。 チロがウィーンでグランプリを獲った報告が あったのと同じ日だった。 でも ダイジョウブかなぁ 元・ヤジ馬隊長(←クリック!)やねんでぇ そして 全然ダイジョウブでないのが このワタシ。 昨夜 3年生の現部長のお母さんから電話があった。 「ポチ君が部長になられたそうで。」 「はい。頼りないですが、よろしくお願いします。」 「こちらこそ ヨロシクお願いしますね。 これから1年間、保護者代表として。」 は? はあっ?? え゛え゛ーーーーーーっ!?? そうなのである。 コドモが部活で部長になると 自動的にそのコの親が保護者代表に、 ふたりの副部長の親が副代表になるのが ウチの中学校の慣例なのだそうだ。 それは知っていた。 わかっていたんだけど でも、それはオカシイんじゃないのという声が ポチが1年生のときにはあちこちから 聞こえてきていたし ポチ自身が部長に決まったときに、顧問のセンセイに 「ウチの親は仕事も忙しいし、今年はPTA役員を 引き受けているし、 だいいち、ウチの母は 代表なんてやる タイプではありません。」 とキッパリと断ってくれたそうで (アッパレ ) ワタシは安心しきっていたのだ。 ところが 先日、ワタシが仕事の都合で出席できなかった テニス部の保護者会で、 「部長の親が代表をすることに決めましょう 」 ということになったというのだ。 そして その日は ポチが部長選に立候補した後だったというから ワタシはすでにロックオンされてたのだ くっそー なんでやねんっ そしたらナニか このガッコウは コドモが生徒会長になったら その親が自動的にPTA会長やるんか! 親と子は別人格やろ そんなんオカシイって! と 吠えるのはワタシひとり。 だって 部長の親が代表者ということに決まって 困るヒトなんて他にいないのだ。 このワタシ以外。 みんなホッとしてるんやぁ~ ズルイっ! 頼みの副部長のコのお母さんに助けを求めたのだが、 彼女はもうすでに副代表を務めることを 覚悟していたらしい。 聡明な彼女は ワタシの言い分は正論だと うなづきながらも 「 でも逆の立場を考えてみて。 もしも今回ポチ君が部長にならなくて、 部長に選ばれたコのお母さんが代表してくれたら、 ケセラセラちゃんだってホッとするでしょう?」 ウン、そりゃホッとする。 いや あのね。 う~ん 今さらポチに 部長を降りろなんてコト 言えるわけもなく ああ 困ったなぁ せっかく ここ数日いいコトが続いて 気分よかったのにさ はぁ~ えっ? なに? 誰や そこで 「ブログのネタが増えていいじゃん」 って言ってるのは。 ちょっと やめてよね。 それって いま ワタシが先に思いついたんやから。 腹くくったワタシを応援してくれるアナタもそうでないアナタもクリックよろしく。 ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月08日
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コドモのころ 七夕の短冊に何をお願いしていましたか? 幼稚園くらいのコドモたちって 実にさまざまなお願いごとをするようだ。 ≪サッカーせんしゅになりたい≫ という将来の夢から ≪あたらしいゲームがほしい≫ という現実的な欲望 そして ≪パパとママがケンカしませんように≫ という家庭暴露まで 次男ポチが幼稚園児だったころ ユウヤ君というおともだちがいた。 オトコノコばかりの3人兄弟の長男だったのだが なんともユニークなコで 何事にもとらわれない 自由でマイペースなオトコノコだった。 以前にも書いたのだが ポチが公園に遊びに行く途中 自転車ごと深い側溝に落ちてしまったとき 実はユウヤ君も一緒だった。 当時ユウヤ君のママが3人目を産んだばかりだったので ワタシがひとりで、自転車で公園に行くふたりを 自分も自転車をこぎながら見守っていたのである。 わが子より、預かっているお子さんに ケガをさせてはタイヘン。 ワタシはユウヤ君ばかり気にしていた。 すると 突然ポチが 視界から消えた。 やがて どこからか 「うぇ~ん 」 というこもった声。 えっ? ポチ?? どこっ? どこで泣いてんねんっ 「おばちゃん! タイヘーン!」 ポチを先に見つけたのはユウヤ君の方だった。 ポチは背丈をはるかに越える深さの側溝の下で 自分の自転車の下敷きになって泣いていたのである。 ひぇ~! 青くなって 自転車とポチを引き上げ どこか大きなケガをしていないか、 アタマは打ってないかと ポチのカラダをあちこち さすった。 「ダイジョウブ? どこが痛い?」 と声を掛けているワタシの背中に ちっちゃな指が ツン ツン 「 おばちゃん おばちゃん 」 ツン ツン えっ? 何? あっ! 一瞬存在を忘れていたユウヤ君のコトを ようやく思い出し、なんとか平常心を取り戻した。 心配してくれてるのに ユウヤ君を無視してしまっていた ごめんねぇ~ すると ユウヤ君 まるで 何事もなかったような顔で 「 早く 公園 行こ ♪ 」 彼の「タイヘーン!」はすでに終了してた。 「 それでも 行くってか 」 幼稚園児相手にツッコませていただきました。 そんな ユウヤ君も 幼稚園の七夕祭りの日 短冊に 彼の願いを込めていた。 ≪あしが はやくなりますように≫ ≪いもうとがほしい≫ などというオトモダチの短冊に混じって 「 ゆり組 ○○ユウヤ 」 ≪ トミーという名になりたい。 ≫ 欧米かっ !!! おんなじツッコミできたアナタとはアミーゴ! 南米か!!! ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月06日
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ゆうべ遅くに 長男チロの高校の吹奏楽部から連絡が入った。 ウィーンでの世界音楽祭のコンクールで (正式名はチョト違うんだけど) なんと グランプリを獲得したそうだ 去年の春、高校に入って初めて楽器を触ったチロが コンクール出場メンバーのオーディションに合格 しただけでも大満足していたのに 自分の息子の演奏するバンドが 世界音楽祭でグランプリ受賞だなんて 感動で涙が止まらなかった 他にコンクールに出場した国はええっと 中国、カナダ、デンマーク、それに… あの オーストラリア。 ようやった ワールドカップの雪辱を果たしたぞ そっちかい これはきっと チロにとって人生の宝物になる。 「どうやった?」とワタシに演奏旅行の感想聞かれ 「フツー」と答えてボコボコにされる心配もなかろう 早く顔が見たい気もするが チロたちはウィーンでの音楽祭を終えると この週末はイタリアへ移動。 んんっ!? 週末? イタリアへ ? ワールドカップの決勝の日に 決勝戦出場国 イタリアにいるって ある意味 貴重な体験や~ん やっぱりそっちかい ええなぁ やっぱり ワタシも行けばよかった。 コントラバスのケースになら入ったかも ニヤけてるのでオチにはキレがありまへん。かんにん。 ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月05日
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【こ】こぞとばかりに フルメイク コスメの売り場に行ったときには アレもコレも 「お試し用」をこれでもかと使いまくる。 先日、そのまま飲み会の待ち合わせ場所に行くと ノーメイク派のKちゃん(ボーイッシュな20代)に 「今日なんだか いつもより化粧濃いですよ」 とツッコミ入れられちまった。 だって 濃くなるほど自分の化粧品使こたら もったいないでしょうが
2006年07月05日
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ケセラセラ ホッペも肌もピッチピチの若かりし日のこと。 シゴトが休みの日に街の美容院へ行った帰り、 職場のオトコノヒトたちと偶然会った。同期に入社したヒトたちではあるがワタシは高卒、彼らは大学卒で入社したのでみんな年齢は4つ年上のオニイサンたち。「オトコ3人で映画に行こうとしていたところだから よかったらケセラセラちゃんも一緒に行かない?」 と誘われた。 当時ロードショーが始まったばかりの 「炎のランナー」という映画だった。 わー! 行きたいっ! 映画の好きなワタシは喜んで彼らについて行くことにした。 しかし その日ワタシは朝から美容院でカットとパーマを 済ませてきた後だったのでちょっと疲れていたのね。 映画が始まってすぐ 睡魔が襲ってきた。 「いかん いかん」と思いつつ 何度も意識が遠のき 結局ストーリーはわからずじまいだった。 あ~あ もったいない せっかく誘ってもらったのに。 でも幸い アタマをピッタリと座席にもたれさせていたおかげで コックリコックリと舟を漕ぐようなコトはなく、 場所が暗い映画館ということもあり 一緒に観ていた彼らは、 ワタシがウトウトしていたコトなど まったく気がついていない。 その後に入った喫茶店でも 映画の話題をする3人に テキトーに相槌を打ってゴマカシていた。 後日 彼らのうちのひとりであるMさんが ワタシと映画に行ったコトを他の同僚たちに 話したらしく、回りまわってワタシの耳に届いた。 そして Mさんと同い年で、彼の一番の友人でもあるヒトから 聞かされたのだが 実はMさんは、あの映画の日のずっと以前から ワタシに対して特別な気持ちがあったのだそうだ。 そんなコト 気が付かなかった。 「 いやぁ ヤツは感動していたよ。 」 いゃん 感動だなんて そんな 「 ケセラセラちゃんの クチ開いたまんまの 寝顔に 」 ぎゃ~ 顔が炎のランナー 目も半開きで寝るんですけど。それが何か? ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月04日
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次男ポチは時々この日記にも書いているのが 年頃のオトコノコにしては オシャベリなほう 学校であったことは何でも話してくれる もちろんトモダチのプライベートなど秘密にしていることはあるようだし さすがに思春期に入ってからはこっちからいろいろ聞くとメンドクサそうにするがそれでもしょうもないハナシは 楽しく聞かせてくれる。そして長男チロの反抗期まっただ中の時期にはそのポチの楽しいオシャベリに何度も心を救われた。 だが 実は ポチは幼い頃は ちょっと心配するくらい 言葉が遅かった。 1歳9ヶ月で自分語で喋りだした長男チロに比べ、 ポチは2歳をとっくに過ぎているのに喋らなかった。 ウーともグーとも聞こえる 唸るような声を発し すべてそれで済ませようとする。 まるで ジミー大西 イヤ 笑いこっちゃないねんて 義母は言葉を選ばないヒトなので ワタシの実家の母にポチの言葉の遅いのが 「障害があるのではないか」という意味の事を 差別用語を使って何度も繰り返し言った。 あげくの果てには 「ウチの血筋には そういうコはいないんですけどね。」 と言い放ってワタシの母を泣かせてしまった。 きっと義母はそんなつもりはなかったのだとは思う。 たぶんね、超天然人だから。 でもワタシの母にすれば たとえ障害があったとしても かわいい我が孫 差別用語で「ウチの血筋じゃない」と言われて 黙ってられるか と 思ったに違いない。 ポチが2歳4ヶ月の夏休みに実家に帰ったとき 母はそれはもう一生懸命 愛情たっぷりかけてポチに話しかけてくれ、 ポチから言葉を引き出そうと必死になってくれた。 そうか そういえば 長男チロは次男ポチと2歳半離れている。 4歳児のオトコノコってタイヘンなうえ、 ちょうど幼稚園に入園した年だったので ワタシの周りの環境にも変化があり じっくりポチに声をかけてあげるコトがなかった。 コミュニケーション不足だったのだ それを証明するかのように 実家から帰ってしばらくすると ポチはだんだんと言葉が増えていった。 おばあちゃんからもらった愛情が コトバになって染み出してくるように。 それから後は まるでダムの決壊 彼のオシャベリは留まることを知らず 夜遅くまでなんだかんだと喋っていて ふと静かになったと思ったら 気絶するようにそこらへんで倒れて寝ている という少年に成長していった。 ジミーちゃんが 明石家さんまに昇格 今でもワタシがブログを書いているときなんかに さっきのテレビ番組がどれだけオモシロかったか こと細かく解説してくれたりするのだが・・・ う~ん ちょっと 後にしてくれる ばーちゃん ばーちゃん あなたの愛情 もちょっと抑えめでもよかったし 「オトコは黙ってサッポロビール」なアナタもそうでないアナタもクリックよろしく。 古っ! ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月03日
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昨夜は診療所の看護師さんの送別会だった。この秋にケッコンされるのを機に 寿退社 っていうヤツ あたたかい家庭で育ったいいお嬢さんで、しっかりと物事を考える聡明さを持ち、それでいて患者さんにもワタシたち仲間にもさりげなくやさしい言葉をかけてくれるホントにかわいくて、大好きな看護師さんだったので とっても淋しい いつも診療所のお昼休みに休憩室で既婚者のワタシたちからダンナの愚痴をさんざん聞かされていたにも関わらず 「それでもケッコンを決意したアナタはエライ!」とかなんとかからかいながら、夫婦としてはベテランなスタッフたちがシアワセ絶頂の看護師さんを囲んでケッコンについて盛り上がっていた。 そこへ 携帯メールの着信音 「あっワタシだ。 ゴメンね。」 あわてて画面を確認した。 義父からだった。 義父とはパソコンメールでやりとりはするが 携帯メールを送ってくるのはめずらしい。 緊急を要するコトなんだろうか。 認知症が進み、このところ具合が悪かっった義母に 何かあったんだろうか ちょっとドキっとした。 文面を読んでみると ≪ いま 楽しくのんでます。 久しぶりに詩吟のみなさんと飲んでます。 ≫ 実は 義父は詩吟の師範である。 あちこちの教室で指導をしているほかに その流派の幹部役員もしていて、 その世界ではある程度な立場のヒトなのである。 いつまでも若々しいのはそのおかげ だったのだが、 ここしばらく義母のことがあり 思うように教室にも行くことができず 幹部役員も降りて、詩吟からは遠ざかり気味だった。 このままでは義父の方が精神的にまいってしまう そんな心配をしていたので そのメールはワタシをほっとさせた。 義父も嬉しくて、ワタシを安心させたくて、 飲み会の席からメールしてきたんだろう。 みんなでオシャベリをしている最中に メールを打つのは気がひけたが 事情を説明して返信メールを送った。 ≪ そうですか、久しぶりに楽しんでください。 わたしも職場の送別会で飲んでいます。≫ 飲むと、歳月とともに広くなったオデコの 上の方まで真っ赤になる義父の 楽しそうな顔が目に浮かんできた。 どうしてあんなに超がつくほど生真面目な 義母とケッコンしたんだろうと思うほど 義父は茶目っ気があって、人望も厚く 嫁のワタシの目から見てもオトコの色気があり 実に魅力的なヒトである。 「 もしアンタが先にあの世に行ったら ワタシ、お義父さんと再婚しようかな。 」 冗談まじりでダンナに言ったこともある。 義父にメールを打ったあとは お酒 も お料理 もいっそう美味しく 楽しい時間が流れた。 すると またメールの着信音 今度はそおっと携帯を開いた。 また義父からだった。 ≪ お互い楽しく飲みましょう ≫ とでも打ってきたのかな? 嫁と仲良くメールのやりとりをしているのを 詩吟仲間に見せびらかしたいのかもしれない。 どれどれ 義父からのメッセージは ≪ メールの練習中。 ≫ 練習やったんかいっ!! お茶目な義父に騙されちゃったアナタもそうでないアナタもクリックよろしく。 ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月02日
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先日、ハナのお散歩でマンションの敷地内を歩いていたときのこと。 小学校3~4年生くらい いわゆるギャングエイジなどと言われる一番ヤンチャな年頃のオトコノコがふたり敷地内を自転車で猛スピードで走ってきた。 自転車で追いかけっこをしているようだ。前を走っているコが奇声を発しながら何度も後ろを振り返って そのたびハンドルをグラつかせながら走っている。 あれは そのうちコケるな。長男チロも幼稚園のときに公園で自転車レースをして鎖骨を折ったコトがある。オトコノコなんだから骨の1本や2本折ったってギプスや首からさげる三角巾は勲章だ。 まっ いいか そんな無責任なコトを考えながら その場を通り過ぎようとした。 すると 前を走っていたコが そのまま マンション内の駐車場の中に 入っていってしまったのだ。 ウチのマンションの駐車場は 3階建ての立体駐車場。 1階は昼間でも薄暗い。 そんな中にスピードを落とすことなく 入っていってしまった。 マンションの世帯数はかなり多い方なので 駐車場は頻繁に車が出入りする。 コレは まっいいかでは済まされない。 もし、あのコたちが車に轢かれでもしたら 住人同士で被害者と加害者が出るわけで そういう悲劇は絶対あってはならない。 とっさに後から走ってきたコに 「駐車場はあぶないから、遊ぶのやめなさい。」 と注意した。 そのコはちょっと戸惑ったような顔をしたが 前を走っていたオトコノコがいっそう大きく 奇声を発して挑発したコトに反応して サーっとワタシの前を通り越して 駐車場に入って行ってしまった。 あの 悪ガキめ あきらかに前を走っていた方が力関係は上だ。 道端でクンクン臭いをかごうとしているハナを ズルズルと引きずって駐車場の入り口まで行き、 ワタシはふたりのゆくえを目で追った。 遠くで車のエンジンの音が聞こえる。 ふたりはあいかわらず奇声を発しながら 駐車場内をグルグルと走りまわっている。 危ないっちゅうねん コドモがキケンな目に合ったときに入るスイッチが ワタシの中で音を立てたと同時に ふたりがまたワタシが立っている入り口近くまで走ってきた。 「駐車場で遊んじゃダメって言ってるでしょ! 危ないから出てきなさい!」 後ろのコはチラチラとワタシを見て どうしようかなという態度なのに対し 前を走るガキはまったくスピードを落とさない。 挑発してやがる ハイ スイッチ 壊れる 「こらぁーっ!!! 早よ 出てきなさぁーいっ!」 駐車場内に 響き渡る関西弁 あのコたちは初めて聞いただろう この関西のイントネーションと迫力の大音響。 (息子たちはワタシのこの声が出たら観念する。) ふたりの自転車はピタっと止まった。 「駐車場は危ないて言うてるやろ! あんたらがケガしたら お母さんが泣くで!」 オトコノコたちは一瞬顔を見合わせたが やはり出て来ようとはしない。 「わかったよっ 」 カラダは小さいが主導権を握っている 前の悪ガキが 吐き捨てるように言った。 なんやねん その年で逆ギレするつもりか ハナのお散歩リードを握る手にチカラが入る ええ根性しとるやん すると 悪ガキは ワタシから目をそらしたまま言った。 「 わかったからさ ・・・・ そこどいてよ 」 ああ そうか 駐車場の入り口に仁王立ちしていたワタシが ちょっとカラダをずらすと ふたりは一目散にすり抜けて行った トンネルの中で心霊現象を見たかのような表情で、 ものすごい勢いの逃げ足だった。 彼らは しばらく 近づかんやろう 駐車場に でなく 犬を連れた チンチクリンなおばさんに「よう言うた!」と胸がスッとするアナタもそうでないアナタもクリックよろしく。 ←ここをぽちっと押してね。
2006年07月01日
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