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2007年01月21日
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カテゴリ: ケセラセラな日々



小学生の頃



ラジオ体操


ユウウツ でたまらなかった。






別に


せっかくの夏休み だというのに

朝っぱらからカラダを動かさなければ

ならなかったからでは ない





やたら ハイテンション なアナウンサーによる


「首を横にぃ~」 という補助体操の説明が




首を横に倒すのか 横を向くのか




まぎらわしくて



みんなバラバラな動きをしてしまうのが

気に入らなかったからでも ない。









ワタシは






イチバン最後の






深呼吸ができなかったのだ













大勢のニンゲン と一緒に


いっせいに息を吸う


そして


いっせいに吐き出す




ここまではできる。






しかし









もう一度 吸い込む









これができない。









いっせいに吐き出した息


まだそのあたりにあるというのに


今ここで 

思いっきり息を吸ったりしたら




ヒトが吐いた息


また吸い込んでしまう



そんな気がしていたのだ。










家族がかじったモノ を食べるコトにも


ものすごく抵抗があったワタシにとっては





他人の吐いた息を吸い込む というのは





自殺行為であった。











だからワタシはいつも





一度目の深呼吸 のときに


できるだけたくさんの空気を


吸い込んでおいて




息を吐くときには  半分だけ吐き出し




もう一度吸い込むときには






うっと息を止めていたのだ。











ニンゲンの呼吸における


酸素 二酸化炭素 の関係は


頭ではわかってはいたが









理屈ではないのだ





とにかく 深呼吸ができない














かけっこなどは早い方だったので


体育の授業 は好きだったが




その前の 準備体操


苦痛でならなかった。








隣にいる男子の息


自分にまとわりつくような気がして


顔を横にそむけたりしていた。






おまけにそいつが


風邪ぎみで 


ゴホゴホと咳をしていたり


鼻をズルズルさせていたりしたら



もう最悪だった。









クチをぴったり閉じて


鼻の穴 もできるだけ小さくし



の進入から身を守ろうと努力した。 










ワタシの通う小学校には


週に一度だったか


合同体育 という時間があり




6クラスある 1学年全員

一緒に体育の授業をしていた。





当然 いつもの体育の時間よりも


大人数が いっせいに準備体操をする。






隣り合う生徒との間隔も狭い。






ワタシにとっては 最悪な時間 だった。










ある 合同体育の日 





ワタシは イヤだなぁ と思いながら


いつものように


細心の注意を払って深呼吸をはじめた。








た~くさん吸ってぇ~




ゆっくり吐いてぇ~







半分のところで 


息を止めようとした そのとき













・・・・ゴホっ!









ワタシは呼吸に集中するあまり


不覚にも  むせてしまった。










残していた息を 



全部吐いてしまったのだ。









まわりはすでに


2回めの深呼吸をはじめている







ここで吸い込むと


隣の男子がさっき吐いた息





こっちに来るかもしれん 








が ガマンだっ!









息を吸うんじゃない!










とっさに息を止めた。










しかし






咳をするというのは



思いのほか 肺から空気を押し出すようだ











ワタシの カラダ はすぐに


酸素 が必要となり




生きるための本能 にしたがって






思いきり空気を吸い込むしかなかった。












すぅーーーーーー 


はぁ~~~~~~









!!!!!









ほとんど同時に





まわりの生徒たちが



気持ちよさそうに 息を吐いた












ぎゃあ~~~









全員が 吐いた息を



たったひとりで 



吸い込んでしもたぁぁああああ















息の根まで 止まるかと思った








さすがに今は深呼吸こそできるが、シゴトで患者さんに顔を近づけて
話しかけられると息をひそめてしまう繊細なワタシ。意外??

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最終更新日  2007年01月21日 20時11分11秒
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