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2007年01月24日
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カテゴリ: ケセラセラな日々







サンリオのお姉さん をしていた20歳の頃


30歳前後のオンナのヒトが苦手 だった



書いたことがあるが 






その理由に 

この出来事



大きく関わっていることは確かである。












その オンナのヒト



5~6歳の娘とよく買い物に来る


いわば 常連のお客さん であった。






が しかし








アイライン


下まぶたにまで がっつり 引いて


これでもかと細工をほどこした目で


ニコリともせず






いつも何か難癖をつけてくる。










値引きをしないサンリオの商品を


値切るのはモチロン






このセットの中の コレだけ が欲しいから


ここから抜いて売ってくれ だの







買い物をして、その金額に応じた

ポイントスタンプ が押された後で



やっぱりコレはいらないだの

((¬з¬)σ でもスタンプの数はそのまま)










そりゃあ 勉強になりましたわ











ある日のこと 





その アイライン女


売り場の中でワタシに手招きをした。






おそるおそる近づいて行くと





なんだか売り場の上の方を


指さしている。 







なにか落ちそうだから アブナイ とか


邪魔だからどかせろ とか




怒ってるんやろうか













「あれ 売ってくれへん?」







彼女の指の先には


サンリオの商品 でなく





防犯用に備え付けてあるミラー










ただし業務用ではなく


社員が他の店で自腹で買ってきた






かわいい絵柄の入った壁掛け鏡










「申し訳ございません。


あれはこちらの売り場で販売している


商品ではございませんので


お売りすることはできないんです。







丁重にお断りをする。



他の店から買ったものだとも説明した。









「そんなこと わかってんねん。

それでも私はほしいって言うてんねん。

ええから あそこから外して。」









そう訴える 下まぶたのアイライン





いつもに増して迫力がある。










どうしても欲しいらしい









買ってきた店というのは

期間限定 で入っていたお店だったので



紹介するということもできなかった。









あれがそんなに気に入ったのなら


いっそのこと買い取ってもらって



そのお金でもう一度


新しい鏡を買ってこようか





そんなことをふと考えていると








「ほんで、あれはいくらやったん。」






「あ はい。 1000円 でした;;;」













「そう。 でも使ってたんやから


半額の500円にまけてくれる?」











はぁ?













ハト 豆鉄砲 くらったら


きっとこんな気分なんやろうな


というくらい呆気にとられたワタシ。












オンナはハトに追い討ちをかける










「使って汚れてるもん、


そのままの値段で売ろうっていうの?














ぽっぽー?









あ いや












ええ~~~~~?!!













このおばはん なに言うてんねん












「 で、ですから

あちらは商品ではございません ので


本来お客様にお売りするというものではなく・・・




おっしゃるように汚れておりますので、


やはりお断りさせていただきます。








これはもう


断ってしまった方がいい







後でややこしくなりそうだ。













「いや、私はそれでもええから。



汚れててもええから売ってほしいねん!



どうしても これが欲しいねんって!」















・・・・・











う~ん







そこまで懇願されるなら













お客様がどうしてもとご希望 でしたら


こちらの品は販売というカタチではなく



私どもが他店から購入したもの なので


その価格でお譲りするということで・・・」








「なんで 汚れてるもん


そのままの値段で買わなあかんのよ!


















もう わけがわからなくなってきた 














見かねた上司が 500円でいい と言うと



アイラインを際立たせるような

勝ち誇った笑顔 を見せて


おばはん は鏡を持って帰っていった。
















初めての経験だった。







お客様をお見送りしながら




後ろから蹴飛ばしたろかと思ったのは。








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最終更新日  2007年01月24日 20時55分27秒
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