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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。日本のスーパーフードともいえる緑茶、実はまだ知られていない健康効果の可能性があるようです。今、脚光を浴びているのは緑茶に含まれる成分のひとつ「テアニン」。テアニンとは、緑茶に含まれるうま味成分。これまでは、主にリラックス効果をもたらす成分として知られていましたが、2019年5月に発表された研究結果で「2型糖尿病の発症リスク低減」に働く可能性が明らかになりました。私が飲むのは多い順に緑茶、コーヒー、紅茶ですが、カフェインが入っているので快眠のために午後からは避けています。私は茶よりも厳選された無農薬栽培の緑茶の新芽手摘葉から抽出してカフェインを取り除いた最高品質のサプリメントも毎日愛用しています。茶の中では緑茶の健康効果が一番のようですが、花王ヘルシアの高濃度茶カテキンは有害報告があり、効能も限られた条件下なので効果は期待できないそうです。緑茶カテキンの主要成分は、・エピカテキン(EC) ・エピガロカテキン(EGC)・エピカテキンガレート(ECg)・エピガロカテキンガレート(EGCg)の4つがあり、エピガロカテキンガレート(EGCg)が一番強力と言われています。緑茶カテキンには多様な効能があり、・血圧上昇抑制作用・血中コレステロール調節作用・血糖値調節作用・抗酸化作用・紫外線肌老化抑制作用・美肌作用・老化抑制作用・代謝促進作用・抗癌作用・抗菌作用・抗アレルギー作用・C型慢性肝炎治療薬効果を高める・アディポネクチン分泌を促す・機能性胃腸症に有用・アルツハイマー病予防・認知症予防などがすでに言われていますが、放射線被曝対策にも優れています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。緑茶関連ブログ 新しい順お茶の成分でストレスによる脳の萎縮を予防できる可能性、静岡県立大学茶学総合研究センター発表減量やがん、認知症予防には? 緑茶の健康効果を探る血管にいい飲み物は「お茶」 心筋梗塞や脳卒中のリスク減も緑茶にアルツハイマー病の予防効果? 運動と一緒で EGCgに効果緑茶が守る脳細胞 老人斑予防 カテキンが下げるリスク緑茶の健康効果 脂肪の燃焼を促しがん予防の効果も緑茶がもたらす健康長寿 「認知症・がん予防」の可能性!緑茶、コーヒーが脳卒中リスク減 飲まない人より2割緑茶カテキンの効用続々 コレステロールが低下 アルツハイマー予防も花王ヘルシアの高濃度茶カテキンで有害報告続々 日米欧研究新茶で放射線を迎え撃つ 茶カテキンの抗酸化作用で防衛緑茶パワー(NHK)の健康情報をどのように受け止めるか緑茶カテキン 新型インフル対策に こまめに緑茶うがいインフル薬にお茶の力 カテキン加工、タミフルより効果緑茶やオリーブ油の抗酸化作用は保存期間の長さに伴って消失「お茶の用意をして。体にいいから」 コーヒー大国の米、お茶飲む国に緑茶1日5杯で危険低下 脳梗塞死亡で差緑茶:高血圧などに効果 掛川市立総合病院医療研究センターが発表緑茶に自己免疫疾患の予防効果****************************【以下転載】****************************長く日本人の食生活に親しまれてきた緑茶。ダイエット効果や血糖値を下げる効果なども注目され、「トクホ(特定保健用食品)」のお茶を選ぶようにしている、という方も少なくないはず。日本のスーパーフードともいえる緑茶、実はまだ知られていない健康効果の可能性があるようです。今、脚光を浴びているのは緑茶に含まれる成分のひとつ「テアニン」。その知られざるパワーについて、九州大学大学院医学研究院 教授・医学博士の二宮利治さんにうかがいました。お茶をよく飲む人は、糖尿病になりにくい?テアニンとは、緑茶に含まれるうま味成分。これまでは、主にリラックス効果をもたらす成分として知られていましたが、2019年5月に発表された研究結果で「2型糖尿病の発症リスク低減」に働く可能性が明らかになりました。発見の舞台となったのは、福岡市に隣接する糟屋郡久山町(かすやぐん・ひさやままち)。ここでは、久山町と九州大学によって、1961年から55年以上にわたって40歳以上の住民を対象にした健康調査が実施されていて、その成果は「久山町研究」として世界的にも高い評価を得ています。「1985年ごろから認知症が増えてきたことに伴い、認知症の危険因子を突き止める研究を重ねてきました。その結果、高血圧や糖尿病、血糖値を急上昇させる食事などが危険因子となることがわかったのです。とくに糖尿病の方は、正常な方と比べてアルツハイマー型認知症へのなりやすさが約2倍にもなります」(二宮教授)そこで、糖尿病を防ぐためにはどんな生活習慣が望ましいのか、の研究に着手することに。注目したのが、緑茶に含まれるテアニンです。こうして、二宮教授を中心とする久山町研究とサントリーとの共同研究が始動することになったのです。「テアニンは、体のなかでグルタミンとエチルアミンという成分に分解されます。緑茶を一日に2〜3杯以上飲む生活をしている人は、血中のエチルアミンの濃度が高いことがわかりました。さらに、エチルアミンの濃度が高い人は、血中にエチルアミンをほとんど含まない人に比べて30%ほど糖尿病になりにくい、というデータが出たのです」(二宮教授)30〜40代からの緑茶習慣で健康効果をアップ!テアニンの効果については、さらなる研究が続けられている最中ですが、私たちの健康にとってうれしい働きをしてくれることは間違いなさそう。「糖尿病、認知症というと、高齢者の病気というイメージが強いかもしれません。しかし、アルツハイマー型認知症の場合、50代ごろから脳を萎縮させる成分が蓄積し始めると言われています。30〜40代の若いときから、認知症、糖尿病になりにくい生活を心がけることが、予防効果を高めるためにも大切だと考えます」(二宮教授)二宮教授がおすすめするのは、緑茶を暮らしに取り入れ、食事や会話を楽しむこと。「緑茶のうまみを感じながら、ほっとくつろいだり、友人や家族とおしゃべりしたりすることは、認知症の予防にも大切だと言われる“社会活動の維持”にも結びつきます。また、緑茶をおいしいと感じる味覚を育てることは、バランスのよい食生活にもつながると思います。大豆製品、野菜、海藻、魚介類などを積極的に摂る食事は、発症リスクを下げることがわかっています」(二宮教授)テアニンリッチなお茶を淹れるなら、かぶせ茶を低めの温度で血中のエチルアミンの濃度を高めるためには、一日に2〜3杯、500〜600mlの緑茶の摂取が目安とのこと。「テアニンは光に弱いので、深蒸し茶や玉露など、日光に当てないで製造させる“かぶせ茶”がおすすめ。60度くらいのお湯で淹れると、テアニンがたっぷり抽出されてうまみの濃い、おいしいお茶になります。逆に沸騰したお湯で淹れれば、カテキンがたくさん出て、渋みの強いどっしりした味わいに」(二宮教授)テアニンの量は、60度以上のお湯であれば変わらないそう。気分に合わせて、淹れ方を変えるのも楽しそうです。「急須に残った茶がらは、酢醤油であえたり、佃煮にしてもおいしいですよ。飲むだけでなく、茶葉を料理に使うのも、お茶が持つ栄養成分を丸ごと摂ることができていいですね」(二宮教授)仕事の息抜きにお茶を飲んでリラックスしたり、料理やスイーツに使ったりと、楽しみ方はいろいろ。日本が誇るスーパーフード、緑茶の力をぜひ暮らしに取り入れたいですね。(出典:MYLOHAS/2020/12/10)
2020/12/16
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。ストレスに長期間さらされていると、脳が萎縮したり認知機能が低下することが、動物実験で示されている。静岡県立大学茶学総合研究センターの研究は、お茶に最も多く含まれているアミノ酸で緑茶の旨味成分の1つである「テアニン」の機能性に着目し、これまでにテアニンがマウスのストレスを軽減し認知機能低下を抑制することなどを報告しています。私が飲むのは多い順に緑茶、コーヒー、紅茶ですが、カフェインが入っているので快眠のために午後からは避けています。私は茶よりも緑茶の新芽手摘葉から抽出してカフェインを取り除いたサプリメントも毎日愛用しています。茶の中では緑茶の健康効果が一番のようですが、花王ヘルシアの高濃度茶カテキンは有害報告があり、効能も限られた条件下なので効果は期待できないそうです。緑茶カテキンの主要成分は、・エピカテキン(EC) ・エピガロカテキン(EGC)・エピカテキンガレート(ECg)・エピガロカテキンガレート(EGCg)の4つがあり、エピガロカテキンガレート(EGCg)が一番強力と言われています。緑茶カテキンには多様な効能があり、・血圧上昇抑制作用・血中コレステロール調節作用・血糖値調節作用・抗酸化作用・紫外線肌老化抑制作用・美肌作用・老化抑制作用・代謝促進作用・抗癌作用・抗菌作用・抗アレルギー作用・C型慢性肝炎治療薬効果を高める・アディポネクチン分泌を促す・機能性胃腸症に有用・アルツハイマー病予防・認知症予防などがすでに言われていますが、放射線被曝対策にも優れています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。緑茶関連ブログ 新しい順減量やがん、認知症予防には? 緑茶の健康効果を探る血管にいい飲み物は「お茶」 心筋梗塞や脳卒中のリスク減も緑茶にアルツハイマー病の予防効果? 運動と一緒で EGCgに効果緑茶が守る脳細胞 老人斑予防 カテキンが下げるリスク緑茶の健康効果 脂肪の燃焼を促しがん予防の効果も緑茶がもたらす健康長寿 「認知症・がん予防」の可能性!緑茶、コーヒーが脳卒中リスク減 飲まない人より2割緑茶カテキンの効用続々 コレステロールが低下 アルツハイマー予防も花王ヘルシアの高濃度茶カテキンで有害報告続々 日米欧研究新茶で放射線を迎え撃つ 茶カテキンの抗酸化作用で防衛緑茶パワー(NHK)の健康情報をどのように受け止めるか緑茶カテキン 新型インフル対策に こまめに緑茶うがいインフル薬にお茶の力 カテキン加工、タミフルより効果緑茶やオリーブ油の抗酸化作用は保存期間の長さに伴って消失「お茶の用意をして。体にいいから」 コーヒー大国の米、お茶飲む国に緑茶1日5杯で危険低下 脳梗塞死亡で差緑茶:高血圧などに効果 掛川市立総合病院医療研究センターが発表緑茶に自己免疫疾患の予防効果****************************【以下転載】****************************ストレスに長期間さらされていると、脳が萎縮したり認知機能が低下することが、動物実験で示されている。またヒトにおいても、たび重なるストレスと脳の前頭前野などの容積に関連が見られるとする研究報告がある。このような影響を避けるにはストレスがかからない環境に移ることが一番だが、それを簡単に実行できる人はあまりいない。が、ひょっとしたら、お茶を飲むことが脳の萎縮の予防につながるかもしれない――という研究結果が「Nutrients」1月8日オンライン版に掲載された。静岡県立大学茶学総合研究センターの海野けい子氏らは、お茶に最も多く含まれているアミノ酸で緑茶の旨味成分の1つである「テアニン」の機能性に着目し、これまでにテアニンがマウスのストレスを軽減し認知機能低下を抑制することなどを報告してきている。今回の研究では、テアニンがストレスによる脳萎縮を抑制するかを、東北大学加齢医学研究所の住吉晃氏らとの共同研究により磁気共鳴画像法を用いて検討した。4週齢のマウスを5日間グループで飼育し環境に慣れさせた後、そのままグループで飼育する群と、仕切板により1匹ずつ個室で飼育した後に途中から仕切板を外して2匹の相部屋に移す群に分けた上で、さらにそれぞれを2分し、一方は通常の水、もう一方はテアニンを20μg/mL含む水溶液を与えるという計4条件で飼育した。個室から2匹相部屋に移す条件では、2匹のマウスが互いに相手を侵入者と見なしストレスがかかった状態になる。このストレス状態の期間は、0、1、2、4、6日月の5パターン設定した。一連の実験は、ストレスに対する感受性が強い「SAMP10」というマウスと、比較対照として動物実験で一般的に使われる「ddY」という計2種類のマウスを用いて行った。まずSAMP10マウスの脳の容積を前記の4条件別に見ると、ストレスを負荷し通常水で飼育した群は、ストレスを負荷しテアニン水溶液で飼育した群や、ストレスを負荷せずに通常水で飼育した群に比較して、海馬(記憶を司り、アルツハイマー病では初期から萎縮する部位)や新皮質(脳の高次機能を司る部位)が有意に小さいことがわかった。次にこの変化を経時的に見ると、ストレス負荷1カ月の時点で新皮質が有意に萎縮したが(112.75±8.26mm3)、テアニン水溶液で飼育した群では2カ月目で回復した(123.75±7.57mm3)。また海馬ではストレスを6カ月間負荷した時点で、通常水で飼育した群(23.01±0.79mm3)とテアニン水溶液で飼育した群(26.02±1.46 mm3)に有意差が生じていた。これらの結果は、ストレスによってSAMP10マウスの海馬や新皮質で萎縮が生じるが、テアニンがその抑制や回復に寄与したものと考えられる。なお、グループ環境で8カ月間飼育した(ストレスを負荷しなかった)群では、通常水(25.75±1.69 mm3)、テアニン水溶液(25.54±1.91 mm3)の違いによる海馬の容積に差がなかった。一方、ddYマウスではストレス負荷1カ月時点で、通常水で飼育した群とテアニン水溶液で飼育した群のいずれも海馬容積が有意でないながら軽度に縮小する傾向が見られたが、2カ月目以降、両群ともに回復した。グループ環境で8カ月間飼育した群では、通常水で飼育したマウス(23.93±1.04 mm3)はテアニン水溶液で飼育したマウス(27.81±1.16 mm3)に比べ、海馬の容積が有意に小さかった。ddYマウスの検討では、海馬で見られたこれらと同様の変化が新皮質においても認められた。上記のほか研究グループでは、ストレス負荷がSAMP10マウスの遺伝子に及ぼす影響を検討した。その結果、Npas4やLcn2といった遺伝子の発現がストレスの影響を受けて変化し、テアニン水溶液で飼育したマウスではそれらの変化が抑制されることがわかった。海野氏らはこれらの結果を踏まえ、「ストレス負荷によって、ストレスに敏感なマウスの脳容積が減少する。これに対し、茶葉の主要アミノ酸であるテアニンは、ストレス応答遺伝子発現を修正することで脳萎縮を防ぐことが示唆される」とまとめている。(出典:HealthDay News)
2020/02/14
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。目前に迫る長寿100年時代は、長い人生を楽しみたい。そのためには、健康寿命を延ばすことが重要ですが、何人もの医師の最も多かった答えは「働き続けること」だったそうです。どのような働き方をするかが大きな課題になりますので、的を射た健康管理と良い働き方の提案もしています。米スタンフォード大学のトニー・ウィス=コレイ教授らの研究チームは、18歳から95歳までの2925の血漿タンパク質を分析して研究論文を発表しています。研究論文では、老化は一定のペースで継続的に進行するのではなく、34歳の青年期、60歳の壮年期、78歳の老年期という3つのポイントで急激に進むことが示されたそうです。1990年から2015年における日本の健康指標の変化を都道府県別に検討した成績がLancet誌に掲載されました。(1)過去25年間に平均寿命・健康寿命などの健康指標は改善したものの、2005年以降は鈍化傾向にある。(2)2015年の段階で、死亡の47%が修正可能なリスク要因(不適切な食事、喫煙、高血圧、空腹時血糖高値、問題のある生活・作業環境など)により引き起こされている。(3)都道府県間の健康格差が25年の間に広がってきた。修正可能なリスク要因や保健システムの指標(1人当たりの医療費、人口当たりの医師数、看護師数、保健師数)の差だけでは、健康格差のすべてを説明することはできなかった。健康格差を縮め、健康寿命を延ばすのは難しくありません。約1万人の高齢者を調査したところ、適度な睡眠や毎日の歩行などの健康的な生活習慣を数多く取り入れている人ほど、介護を必要としない「健康寿命」が長く、最大2年余りの差がみられたとの調査結果を厚生労働省の研究班が発表しました。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいものです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************老化は一定のペースで継続的に進行するのではなかった ...... Xesai -iStockスタンフォード大学の研究チームがヒトの血漿タンパク質を分析したところ、老化は一定のペースで継続的に進行するのではないことがわかった。血中のタンパク質の測定によってヒトの健康状態を診断できることは広く知られているが、このほど、血中のタンパク質レベルによって、ヒトの年齢を精緻に予測できることがわかった。老化は一定のペースで継続的に進行するのではない米スタンフォード大学のトニー・ウィス=コレイ教授らの研究チームは、18歳から95歳までの4263名から得た血液サンプルを用いて2925の血漿タンパク質を分析し、2019年12月5日、その結果をまとめた研究論文を学術雑誌「ネイチャーメディシン」で発表した。この研究論文では、老化は一定のペースで継続的に進行するのではなく、34歳の青年期、60歳の壮年期、78歳の老年期という3つのポイントで急激に進むことも示されている。タンパク質は、身体を構成する細胞からの指示を実行する働きを担っている。それゆえ、タンパク質レベルの大幅な変化は、身体の変化を意味する。生理的老化は34歳、60歳、78歳で急激に起こる研究チームは、各被験者の2925の血漿タンパク質のレベルをそれぞれ測定し、そのうち1379のタンパク質レベルが被験者の年齢によって明らかに異なっていることを突き止めた。また、被験者の年齢は、これらのうち373のタンパク質によって、概ね3年程度の誤差で精緻に予測でき、9のタンパク質でも、ある程度の精度で予測が可能だという。加齢のみの要因で不可逆的に生じる生体の変化、すなわち「生理的老化」は、平均34歳、60歳、78歳の3つのポイントで急激に起こることも示されている。多くのタンパク質は、一定のペースで増減したり、生涯、同じレベルを維持するのではなく、一定期間、同じレベルを保ち、特定のポイントで、突然上下に変動しているのだ。年齢によってそのレベルが明らかに異なる1379のタンパク質のうち、895のタンパク質は、性別によっても特徴が認められた。男性と女性で老化プロセスが異なることを示す成果のひとつとしても注目されている。老化を遅らせる薬剤や治療法の開発などの応用が期待されているウィス=コレイ教授は、2014年5月に「若齢マウスの血液は、老化に伴う認知機能などの低下を抑制する」との研究成果を発表し、老化によって血中で分子の変化が起こっていることを示したが、今回の研究成果は、抗老化医学をさらに前進させるものだ。臨床応用までにはさらに5年から10年を要するものの、血中のタンパク質を「老化バイオマーカー」として老化の急速な進行を特定したり、老化を遅らせる薬剤や治療法を開発したり、老化を加速させる薬剤の副作用を早期発見するなど、様々な分野での応用が期待されている。(出典:ニューズウィーク日本版)
2019/12/30
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。金沢大学の研究で、緑茶の飲用習慣がある人は飲まない人に比べ、認知症や認知機能低下リスクが3分の1だった報告がありましたが、緑茶抽出物に含まれるエピガロカテキンガレート(EGCg)がアルツハイマー病の予防に効果がありそうなことがわかったそうです。私が飲むのは多い順に緑茶、コーヒー、紅茶ですが、カフェインが入っているので快眠のために午後からは避けています。私は茶よりも緑茶の新芽手摘葉から抽出してカフェインを取り除いたサプリメントも毎日愛用しています。茶の中では緑茶の健康効果が一番のようですが、花王ヘルシアの高濃度茶カテキンは有害報告があり、効能も限られた条件下なので効果は期待できないそうです。緑茶カテキンの主要成分は、・エピカテキン(EC) ・エピガロカテキン(EGC)・エピカテキンガレート(ECg)・エピガロカテキンガレート(EGCg)の4つがあり、エピガロカテキンガレート(EGCg)が一番強力と言われています。緑茶カテキンには多様な効能があり、・血圧上昇抑制作用・血中コレステロール調節作用・血糖値調節作用・抗酸化作用・紫外線肌老化抑制作用・美肌作用・老化抑制作用・代謝促進作用・抗癌作用・抗菌作用・抗アレルギー作用・C型慢性肝炎治療薬効果を高める・アディポネクチン分泌を促す・機能性胃腸症に有用・アルツハイマー病予防・認知症予防などがすでに言われていますが、放射線被曝対策にも優れています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。緑茶関連ブログ 新しい順血管にいい飲み物は「お茶」 心筋梗塞や脳卒中のリスク減も緑茶にアルツハイマー病の予防効果? 運動と一緒で EGCgに効果緑茶が守る脳細胞 老人斑予防 カテキンが下げるリスク緑茶の健康効果 脂肪の燃焼を促しがん予防の効果も緑茶がもたらす健康長寿 「認知症・がん予防」の可能性!緑茶、コーヒーが脳卒中リスク減 飲まない人より2割緑茶カテキンの効用続々 コレステロールが低下 アルツハイマー予防も花王ヘルシアの高濃度茶カテキンで有害報告続々 日米欧研究新茶で放射線を迎え撃つ 茶カテキンの抗酸化作用で防衛緑茶パワー(NHK)の健康情報をどのように受け止めるか緑茶カテキン 新型インフル対策に こまめに緑茶うがいインフル薬にお茶の力 カテキン加工、タミフルより効果緑茶やオリーブ油の抗酸化作用は保存期間の長さに伴って消失「お茶の用意をして。体にいいから」 コーヒー大国の米、お茶飲む国に緑茶1日5杯で危険低下 脳梗塞死亡で差緑茶:高血圧などに効果 掛川市立総合病院医療研究センターが発表緑茶に自己免疫疾患の予防効果****************************【以下転載】****************************緑茶が健康に良いという説を聞いて、毎朝のコーヒーを緑茶に切り替えようと考えている人がいるかもしれない。緑茶の効果をめぐって、これまで報告された研究結果を振り返る。緑茶と紅茶は同じ種類の木から摘んだ葉で作られるが、製法が違う。緑茶の葉はすぐに加熱して乾燥させるため、十分に発酵させる紅茶と比べて工程が短く、植物由来の抗酸化物質フラボノイドの一種であるカテキンという成分が酸化せずにそのまま残っている。ハーバード大学でフラボノイドの健康効果を研究するハワード・D・セッソ准教授によると、カテキンの中でも特に抗酸化作用の強いエピガロカテキンガレート(EGCG)は、緑茶特有の成分とされる。緑茶の減量効果については、緑茶を飲んだりカプセルで摂取したりした結果を統合している「メタ分析」がある。アジア人を中心にわずかな体重減少がみられるものの、人種による違いや、緑茶中のEGCGとカフェインによる作用の区別などははっきりしなかった。別の研究では確かに減量効果が確認されたが、対象者はお茶そのものを飲んだわけではなく、緑茶15杯分に相当するエキスを摂取していた。それでも体重の減少幅は小さく、心血管系の健康状態を改善するのに必要な5~10%には達しなかった。がん予防の効果をめぐっては、2009年の系統的レビューで十分な根拠がないとの結論が出された。前がん状態の病変の進行を遅らせるようだとの報告もあったが、がんのリスクが低減するかどうかは確認されていない。このレビューの後、前立腺がんや大腸がんなどについての研究も発表されたが、予防効果を立証するには至っていない。緑茶が脂質の吸収や血圧を抑え、心臓病のリスクを下げる可能性も指摘されている。ただしこれまでの研究は規模が小さく期間も短かったため、予防効果を断定することはできないという。一方で日本のある研究は、緑茶が認知症のリスク低減にかかわっていると結論付けた。紅茶やコーヒーにこの効果はみられない。ただ、この研究の対象者は緑茶を長年飲み続けた人々で、生活習慣が全般的に健康的だった可能性もあるという。緑茶の健康効果を立証するには、今後さらに長期的な対照試験が必要だ。対象者が毎日緑茶を飲み続けるという指示にしっかりと従ってくれるかどうか、という問題もある。だがセッソ氏によると、緑茶を飲んで害になることはなさそうだ。野菜中心の健康的な食事とともに1~2杯の緑茶を飲むのはとても良いことだと、同氏は強調する。とはいえ、本人は緑茶もコーヒーも飲む習慣がないという。(出典:CNN)
2019/06/08
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。DHEAは、副腎で産出される男性ホルモンの一種で、男性ホルモンの「テストステロン」をはじめ、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンを作る原料になることから、別名「ホルモンの母」と言われています。DHEAは年齢と共に減少し、40代頃になるとなんと50%も半減する傾向にあると言われています!DHEAの分泌量が減少してしまうと「意欲の低下」「免疫力の低下」など、体に様々な不調を引き起こしやすくなりますが、DHEAの分泌量を維持し続けることで「美肌効果」「肥満予防」「記憶力の改善」など、エイジングケアに関する嬉しい効果に期待できます。ホルモンの母「DHEA」を活発化させるおすすめの食材について【ビタミンC】イチゴ・レモン・ブロッコリー・パプリカ【タンパク質】鳥の胸肉・卵・納豆【マグネシウム】ゴマ・大豆・小麦胚芽・抹茶【ビタミンB群】まぐろ・豚肉・レバー・バナナ様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・日本食をベースに最新の知見を加えることです。米国・ハーバード大学公衆衛生大学院の研究によると、12年にわたる食事の質の改善は、死亡リスクの低下と確実に関連していたそうです。食事で最も改善に寄与した食品群は、全粒穀物、野菜、果物、魚類およびn-3脂肪酸だったそうです。食事をしっかり食べているのに、栄養素、特にタンパク質、ビタミン・ミネラルが足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。体のサビは「酸化」、コゲは「糖化」と称され、健康に悪影響を及ぼします。活性酸素が原因となる酸化よりも悪さをするのではといわれているのが糖化です。過度に糖質を摂らず、食後高血糖にならないベジ・ファーストで、ゆっくりよく噛んで食べる習慣をつけることも重要です。2013年3月に世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界5大医学誌の一つ「ランセット」に米国ワシントン大学と東京大学などによる共同プロジェクト「2010年の世界の疾病負担研究」世界187カ国における死亡と障害の原因を詳細に分析して発表しています。この研究によると日本人の健康寿命を縮めている原因の1位は栄養の偏った不健康な食事です。1位:不健康な食事2位:高血圧3位:喫煙4位:運動不足5位:肥満日本人の食生活が良かったのは過去のことです。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要34カ国中33位(2017年OECD調査)で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質、特に砂糖を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************『できる男』と言われて何を思い浮かべるだろうか?年収、地位や名誉、そして女性にモテること…。これらをすべてクリアするには何がカギなのだろうか。2019年2月18日、日本抗加齢学会が主催するメディアセミナーに、井手 久満氏(獨協医科大学埼玉医療センター泌尿器科准教授)が登壇し、「男性のための理想的なライフスタイル」について講演した。テストステロン値の高い男はなぜ成功するのか井手氏によると、『できる男』の象徴は、冒頭でも述べた事柄のほか、「スポーツ万能」、「性機能が強い」、「健康寿命が長い」などであり、これらに共通するのがテストステロン値の高さだという。証券会社に勤務するイギリス人男性の年収を比較した研究によると、テストステロンが高い男性の年収は、低い男性と比較して3~5倍も多いことが明らかになった。また、テストステロン量は骨格でも判定が可能で、人指し指より薬指の長い男性で高値ということが、さまざまな人種のデータによって確証を得ている。テストステロンは、造血作用や男性ホルモンを合成しているとされる海馬での認知機能制御など、多くの作用が報告されている。しかし、個人差や日内変動がとても大きく、ストレスや飲酒などにも左右される物質である。たとえば、恋愛過程でも、デートから真剣交際、婚約から結婚に至る過程で徐々に分泌が減少し、子供が生まれ、添い寝をするなどでも低下することが立証されている。メタボリックシンドロームとテストステロンの低下近年、男性の更年期が取り沙汰されるようになり、うつとの関連が理解されるようになった。さらには、糖尿病をはじめとするメタボリックシンドロームや心筋梗塞にも影響を及ぼすことが徐々に明らかになってきている。そこで、同氏は健康な中年男性のメタボリック因子と心血管疾患・心不全との関連について解説。メタボリック因子が多く、テストステロンが低下している症例にテストステロン補充療法を行った症例の体重、HbA1c、収縮期血圧などのデータを示した。「テストステロンの補充によって、それぞれが体重や腹囲の減少、血圧やHbA1cが有意に改善した。さらに骨密度や排尿状態の改善にも効果がある」とする一方で、「補充による有害事象として、多血症、睡眠時無呼吸症候群、肝障害、不妊症などが挙げられるので注意が必要」と、コメントした。アプリを活用した対策テストステロンの管理にはメタボリックシンドローム予防が重要であることから、医療機関を介した食管理システム(ヘルスログ)の開発が進められている。患者には、活動量をチェックするためのUP2(ブレスレット型装置)を身に付けてもらい、日々の食事記録をスマートフォンで記録。写真から摂取カロリーが計算される。将来的にはLINEを活用することで、共有した情報を基に管理栄養士から食事アドバイスも受けられるようになるという。このような背景を踏まえ、まずは、「自身によってテストステロンを低下させるリスク因子(喫煙や肥満)を理解し、リスク因子を排除することが大切である」と、同氏は締めくくった。(出典:ケアネッテストステロン
2019/03/05
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。目前に迫る長寿100年時代は、長い人生を楽しみたい。そのためには、健康寿命を延ばすことが重要ですが、何人もの医師の最も多かった答えは「働き続けること」だったそうです。どのような働き方をするかが大きな課題になりますので、的を射た健康管理と良い働き方の提案もしています。1990年から2015年における日本の健康指標の変化を都道府県別に検討した成績がLancet誌に掲載されました。(1)過去25年間に平均寿命・健康寿命などの健康指標は改善したものの、2005年以降は鈍化傾向にある。(2)2015年の段階で、死亡の47%が修正可能なリスク要因(不適切な食事、喫煙、高血圧、空腹時血糖高値、問題のある生活・作業環境など)により引き起こされている。(3)都道府県間の健康格差が25年の間に広がってきた。修正可能なリスク要因や保健システムの指標(1人当たりの医療費、人口当たりの医師数、看護師数、保健師数)の差だけでは、健康格差のすべてを説明することはできなかった。健康格差を縮め、健康寿命を延ばすのは難しくありません。約1万人の高齢者を調査したところ、適度な睡眠や毎日の歩行などの健康的な生活習慣を数多く取り入れている人ほど、介護を必要としない「健康寿命」が長く、最大2年余りの差がみられたとの調査結果を厚生労働省の研究班が発表しました。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************介護を必要とせず自立した生活を過ごせる期間である「健康寿命」。厚生労働省がこのほど公表した2016年の推計値は男性72.14歳、女性74.79歳でした。長い健康寿命は老後の生活の充実につながるし、医療費削減にもプラスに働きます。健康寿命をさらに延ばしていくための医療政策や長寿研究への期待が高まっています。16年の日本人の健康寿命は前回(13年)と比べ男性が0.95年、女性が0.58年、それぞれ延びました。介護などが必要となる期間を示す、健康寿命と平均寿命との差は男性8.84年、女性12.35年で前回よりいずれも縮小しています。医療費との関係をみると、健康寿命が長い上位5県の1人当たり生涯医療費は2516万円で、下位5件の2961万円を15%下回っていました。健康寿命が延びれば医療費の削減につながることがわかります。健康寿命を延ばすことを目的にした長寿研究や調査が各地で進んでいます。慶応義塾大学は85歳以上の超高齢者、100~104歳の百寿者、さらに105歳以上の超百寿者の各集団の心身状態を追跡したり遺伝子データを集めたりするプロジェクトを進めています。研究を通じてわかってきたことの一つが、老化と体内に生じる炎症との深い関係です。細胞老化に伴って慢性的な炎症が生じ、運動・認知機能が低下する「フレイル」(虚弱)の原因になるといいます。同大学の広瀬信義特別招聘(しょうへい)教授は「加齢に伴う慢性炎症を抑制することによって健康長寿が実現できる」と考えています。早稲田大学は、40歳以上の卒業生を中心に参加者を募り、毎週1回、健康診断と体力測定を15年から20年計画で実施しています。ネット参加者を含め約5000人分のデータを集めました。樋口満アクティヴ・エイジング研究所長によると、野菜や海藻など副菜をたくさんとっている人は内臓脂肪が少なく、生活習慣病のリスクが低くなることが確認されたそうです。両大学に続き、5月には熊本大学も「健康長寿代謝制御研究センター」を開設しました。政府は現在、20年までに国民の健康寿命を1歳以上延ばすことを目標にしています。40年ころを見据えて検討中の新たな健康・医療戦略では、健康寿命をもう一段延ばす目標を盛り込む予定です。それに向けて、個人の健康管理や病気予防に活用できる医療データを集めたり、フレイルの予防策を講じたり、がん患者の遺伝子を調べて個人に合った治療薬を投与する「がんゲノム医療」を導入したり、様々な手段を動員する考えです。■広瀬信義・慶応義塾大学特別招聘教授「人生に幸せを感じている人が長生きする傾向」100歳に達する「百寿者」など超高齢者研究の先駆者である慶応義塾大学医学部百寿総合研究センターの広瀬信義・特別招聘(しょうへい)教授に、研究でわかってきた健康長寿者の秘密などを聞きました。――超高齢者の研究はどのように進展してきましたか。広瀬信義・慶応義塾大学特別招聘教授1992年から慶大医学部で独自に百寿者の研究をしていたが、1997年に老年学の国際学会で百寿者の国際比較を包括的にやろうという機運が高まり、その枠組みで2000年から東京地区で「東京百寿者研究」を始めた。2002年からは全国規模で105歳以上の「全国超百寿者研究」も実施した。今後は110歳以上の「スーパーセンチナリアン」の研究に力を入れる。110歳以上の人は2015年国勢調査で全国に146人。海外では探すのに苦労しているようだが、我々は105歳調査をやってきた経験もあり、協力者は次第に集まりつつある。――85歳以上の高齢者の研究も並行して進めていますね。百寿者はいわば「特別な高齢者」なので、85歳とか平均寿命の年代の人データと比較することが必要だ。これが目的の1つ。また、こうした普通の人で老化がどのように進むのかを調べることも重要だ。運動機能や認知機能が落ちるフレイル(虚弱)と生活習慣の関係などを調べている。――百寿者の場合、どんなデータをとるのですか。まず血液データ。血液中のたんぱく質や免疫細胞を調べるほか、遺伝子情報が得られる。認知機能もチェックする。こうした医学データだけでなく、本人の性格とか幸福感をヒアリングするなど、できるだけ包括的に調べようとしている。――これまでに分かったことは?まず、老化と体内の炎症が密接に関係していることが分かってきた。昔は、年をとった人はみんな隠れた病気があるから炎症反応が進んでいるようにみえるという考えだった。今はそうではなくて、老化そのものが炎症を引き起こすと考えられている。炎症反応を抑えることが健康長寿につながることになる。また、85歳を超えるとフレイルの強い人が早く亡くなる傾向があることも分かってきた。また性格的には好奇心の強い人や、開放的な性格の人、また人生に幸せを感じている人が長生きするという傾向があるようだ。実際に元気な百寿者に会って話を聞くと、自分は良い人生であったとか、幸福感を抱いている人が驚くほど多い。こうした精神的な要因と長寿の関係を調べるのは今後重要になるだろう。――いわゆる長寿遺伝子は発見されたのですか。残念ながらまだ見つかっていない。我々はこれまでに約400人分の全ゲノムデータを集めており、これを東北大学の東北メディカル・メガバンク機構が持つ普通の人のゲノムデータと比較する共同研究を近く始める。この研究を通じて、長寿遺伝子が見つかるかもしれない。長寿遺伝子そのものでなくても、認知症になりにくいとか、元気な状態が長く続くことと関連した遺伝子が発見できることを期待している。――高齢者研究の成果は、一般の人の健康寿命を延ばすのにどう役立つでしょうか。病気を発症前に予測して予防的な治療を行う「先制医療」という考え方が注目されているが、健康長寿の場合も同じで、その人にあったやり方が提案できるようになるだろう。遺伝子などを調べて、こんな体質の人はこういう対策をとればいいとかが分かるようになる。その意味で、百寿者を遺伝子の特徴などでグループ分けすることは、健康長寿を実現するのに役立つはずだ。(出典:日本経済新聞)
2018/05/30
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。健康余命への影響因子として、疾病や身体的健康度だけでなく、心身の活力が低下し、要介護状態などの危険性が高まるフレイルが注目されています。最近は口腔の働きの低下に着目したオーラルフレイル対策も注目され、歯科でも試みが始まっているそうです。千葉県柏市で65歳以上の介護を必要としない高齢者約2千人に滑舌や舌の力、噛む力など6項目で口腔機能の状態を調べ、約4年後に健康状態の追跡調査をした結果、3項目以上に該当しオーラルフレイルとされた人は、正常だった人よりも2・09倍も死亡リスクが高く、要介護になる危険度も2・35倍となったそうです。日本老年医学会は、高齢になって筋力や活力が衰えた段階を「フレイル」と名付けています。フレイルは「虚弱」を意味する英語「frailty」から来ていて、サルコペニアから、さらに生活機能が全般的に低くなるとフレイルとなるそうです。サルコペニアとは、ギリシャ語の「サルコ=筋肉」と「ペニア=減少・不足」を合わせた造語で、筋肉が減少することで、ロコモの入口と指摘されています。筋肉量は、30歳を過ぎると10年ごとに5%前後の割合で減少していき、60歳を越えると減少率は加速し、20歳の筋肉量・筋力と比べると70歳では50%に、80歳では30%まで落ち込む人もいるそうで、ロコモとなり、要介護・寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけです。サルコペニア → フレイル → ロコモ要介護認定者は年々増え続け、2015年3月時点で要支援・要介護の認定を受けた人は606万人だそうです。介護施設や職員の不足が一段と深刻になり、家族の介護離職が増え、経済全体を下押しする恐れがあるようです。介護に関する意識調査によれば、・家族の介護について約9割が不安を感じる。・自身の介護について約9割が不安を感じながらも具体的な準備をせず。理由はまだまだ先だと思うから。・老老介護について約9割が不安。と不安と思っている人がほとんどですが、不安に感じているだけで的を射た対策を打たないと介護の現実は突然やってきますので、自分自身の健康管理と同様に親の健康管理にも意識・配慮が必要だと思います。・約9割が自身の介護に不安だが具体的な準備なしロコモティブシンドローム(ロコモ、運動器症候群)は、高齢者に多く見られる運動機能の低下のことですが、早い人では小学生の頃から始まっていることが分かっているそうです。日本人は筋肉が少ない体質の人が多く、積極的に運動をしないとロコモになりやすいので運動する習慣をつけたいですね。開眼片足立ちで15秒未満の場合はロコモの疑いが大きいそうです。厚生労働省の第2次・健康日本21によれば、75歳以上で片足立ちが20秒以上できる人は、男性38.9%、女性21.2%しかいませんが、30秒しかできないようであれば、体が70歳以上に高齢化していると言われています。 片足立ちが長くできる人ほど転倒や骨折をしにくく、片足立ちを継続して訓練すれば、骨粗鬆症の予防にもなるそうです。 また骨だけでなく、股関節や腰、背中周辺の筋肉も鍛えられるため、股関節痛、背中や腰の痛みが改善したとの声も聞かれます。 運動不足はわかっているが、なかなか運動する時間もとれない人は、せめて足腰だけでも弱らせないよう、片足立ちを習慣にしたいですね。実際に、1分1日3回の片足立ちを継続した人の骨密度を測定したところ、3カ月で6割以上の人で太ももの付け根の骨密度が上昇し、転倒率も3分の1になったそうです。・片足立ちは両足立ちに比して 2.75倍の負荷がかかる・1分間片足立ち訓練=約53分間歩行に相当する負荷 2013年度から始まった第2次・健康日本21の主目的は、健康寿命の延伸なので寝たきり介護の最大要因の「ロコモティブシンドローム(ロコモ、運動器症候群)」関連記事が増え、取り組みも活発になっているそうです。50代以上の半数がロコモ予備軍といわれていますので、自分や家族のことにプラスして親のことも心配になりますね。日本整形外科学会が作った「ロコモ度テスト」は簡単にできますのでやりましたが、私は67歳の時、脚力は20代、歩幅は30代、日常生活25はゼロ、7つのロコチェックもゼロでした。テストは、脚力や歩幅の測定と日常生活について25項目の質問に答える「ロコモ25」でできます。また、転倒が原因で亡くなる人は年間7千人を超え、交通事故死を上回っています。高齢者の転倒は介護が必要になったり、認知症の進行につながったりと健康に重大な影響を及ぼします。この転倒は足の膝伸展筋力の低下より「足の指で握る力」の足趾把持筋力の低下が強く影響していることもわかったそうです。私の知人が発明して製造・販売している足ゆび筋トレ草履は私や家族、友人も愛用していますが、履いて歩いているだけで「足の指で握る力」が鍛えられます。今年4月には医師らが日本転倒予防学会を立ち上げ、「転倒を社会全体の問題ととらえ、予防に取り組む必要がある」と訴えています。心身の健康状態をよくし、ロコモを予防して体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。****************************【以下転載】**************************** 筋力や認知能力が衰え、気力や活力も落ちてしまう「フレイル(虚弱)」という言葉を聞いたことはあるだろうか。特に最近は口の(オーラル)働きの低下に着目した「オーラルフレイル」対策が注目され、歯科でも試みが始まっている。◆死亡リスク2倍に「オーラルフレイル」とは加齢で口の働きが衰えて、食事中にむせたり食べこぼしたりするうちに、食欲が落ちたり、滑舌が悪くなったりした状態のこと。単なる老化現象とあなどりがちだが、「一つ一つはささいな口の衰えでも、複数が重なり、そのままにしておくと心や体の健康にも大きく影響し、やがて要介護の身となるリスクを高めてしまう」と、フレイル研究の第一人者、東京大学高齢社会総合研究機構の飯島勝矢教授(老年医学)は注意を促す。飯島教授らは平成24年、千葉県柏市で65歳以上の介護を必要としない高齢者約2千人に滑舌や舌の力、かむ力など6項目で口腔(こうくう)機能の状態を調べ、約4年後に健康状態の追跡調査をした。その結果、3項目以上に該当し「オーラルフレイル」とされた人は、正常だった人よりも2・09倍も死亡リスクが高く、要介護になる危険度も2・35倍となった。ではどんな自覚症状や状態だとオーラルフレイルの可能性があるのか。飯島教授らが8項目でチェックできるようにした。マス目の得点の合計が4点以上だとオーラルフレイルの危険性が高い。しかし、オーラルフレイルの可能性があるからといって落ち込むことはない。「口の健康に意識を向け、舌や口の筋力のトレーニングを早めに始めるなどすれば、機能低下を食い止めたり、回復したりすることもできる」と飯島教授。◆早口発声で回復も最近、オーラルフレイル対策の場として注目されるのが、口腔機能を専門とする歯科だ。神奈川県歯科医師会は県や飯島教授らと連携し、事前調査でオーラルフレイルと判明した65歳以上の男女200人を対象に昨年10月から、口や舌の筋肉のトレーニングを日課にする「オーラルフレイル改善プログラム」を始め、どれくらい口の機能回復に効果があるのか集計中だ。例えば、「マカト」「マキト」などと3つの無意味な音を連続で早口発声する訓練は、衰えると食べこぼしにつながる「口輪筋」などを鍛える。朝と夜、1日2回、5分間ガムをかむ咀嚼(そしゃく)の訓練もある。こうしたトレーニングを昨年10月から続ける、川崎市中原区の星行男さん(78)は、トレーニング開始前と比べ、嚥下(えんげ)機能の検査結果が2倍以上改善。「以前は喉にひっかかった薬が飲みやすくなり、肉をかむのが楽になったし、散歩に出かける気力も出てきた。できる限りトレーニングを続けたい」と話す。星さんがかかりつけの「さとう歯科医院」の院長で、県歯科医師会の佐藤哲郎理事は「口の働きが良くなったという実感から食も進み、活動的になられたようです」と見守る。県歯科医師会と県は今年3月にオーラルフレイルのハンドブックを作成。オーラルフレイル対策に取り組むことができる歯科医院の拡充を進めていく。 【用語解説】フレイル平成26年に日本老年医学会が提唱した概念で、加齢とともに認知機能や筋力、心身の活力などが衰えて虚弱になった状態。そのままにしておくとやがて要介護になるリスクが高まる。生活習慣を見直すことで、進行を食い止めたり、改善の方向に向かったりする可能性もある。(出典:産経新聞)
2018/04/21
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。病気や要介護などの健康に関する将来の不安に、40代未婚の働く女性が最も強く不安を抱いていることがわかったそうです。しかし、特に対策をしていない人も40代のシングル女性に多く、半数近くに達していたそうです。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要34カ国中33位(2017年OECD調査)で、驚くほど低率です。1990年から2015年における日本の健康指標の変化を都道府県別に検討した成績がLancet誌に掲載されました。(1)過去25年間に平均寿命・健康寿命などの健康指標は改善したものの、2005年以降は鈍化傾向にある。(2)2015年の段階で、死亡の47%が修正可能なリスク要因(不適切な食事、喫煙、高血圧、空腹時血糖高値、問題のある生活・作業環境など)により引き起こされている。(3)都道府県間の健康格差が25年の間に広がってきた。修正可能なリスク要因や保健システムの指標(1人当たりの医療費、人口当たりの医師数、看護師数、保健師数)の差だけでは、健康格差のすべてを説明することはできなかった。健康格差を縮め、健康寿命を延ばすのは難しくありません。約1万人の高齢者を調査したところ、適度な睡眠や毎日の歩行などの健康的な生活習慣を数多く取り入れている人ほど、介護を必要としない「健康寿命」が長く、最大2年余りの差がみられたとの調査結果を厚生労働省の研究班が発表しました。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから糖質や脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】**************************** 多くの女性たちが健康の不安を日々抱きながらも、自らの健康問題には目を逸らしてすごしていることが、ニッセイ基礎研究所の調査でわかった。病気や要介護などの健康に関する将来の不安に、40代未婚の働く女性が最も強く不安を抱いている。ところが、特に対策をしていない人も40代のシングル女性に多く、半数近くに達した。J‐CAST会社ウォッチ編集部が、調査を担当した研究員に話を聞くと、意外な事情が浮き彫りとなった。40代シングルは乳がんのリスクも高いのに......ニッセイ基礎研究所が2018年1月31日に発表した「健康に関する女性の不安―年齢とともに感染や罹患から介護へ、未婚40代は不安最多だが半数は対策をしておらず」と題したリポートによると、調査は全国の20~69歳の4131人の男女を対象に、健康に関する不安とどんな対策をとっているかを聞いた。健康不安では、「がん、心疾患、脳血管疾患にかかる」「認知症になる」「介護施設に入れない」など19項目にわたり、「不安だ」から「不安ではない」まで5段階で聞いた。また、対策では、「かかりつけ医など信頼できる相談相手を身近にみつける」「医療・介護に対して経済的に備える」「公的な医療・介護保険制度の内容を把握する」など10項目について、対策をとっているかどうかを聞いた。これは、もともと男性は女性に比べ健康意識が低いこと、また既婚者は妻に任せっきりにしている人が多いため、関心が薄いことがあげられるという。そこで、女性たちの結果を年代・既婚・未婚・有職・専業主婦などに分けて調べると、40代未婚(その大半は働く人)の健康不安の度合いが、すべての女性の中で一番高かった。特に高いのが「要介護になった時に必要な介護サービスを受けられない」「がんや心疾患などの重い病気にかかる」ことへの不安だ。夫や子どもがいないため、要介護状態になった時に面倒をみてくれる人がいない。そして、「乳がん」にかかるかもしれないという心配がある。国立がん研究センターによると、乳がん患者が最も多い年代は60~64歳と45~49歳だ。また、出産経験がない女性は子を生んだ女性に比べ、乳がんリスクが高い。ところが、では対策をとっているかどうかを聞くと、「特にない」という人の割合が「40代未婚」女性で46%と、同年代の女性の中で一番多かった。「40代既婚で子供がいない」女性が38%、「子供がいる」女性が37%だから1割近くも多いのだ。迷う40代未婚 「介護」に切り替えるか、「婚活」を続けるか......それにしても、自分の健康や将来に最も強く不安を持っているのに、なぜ彼女たちは何の対策もしない人が多いのだろうか――。J-CAST会社ウォッチ編集部は、リポートをまとめたニッセイ基礎研究所の主任研究員、久我尚子さんを取材した。――将来の不安が強いのに、備えを行なっていないのは理解できません。“久我尚子さん「不安が強いのに対策を行わないのが不思議だとみるのではなく、その逆で、対策をしていないから不安が強いのだと思います。私の以前の研究でも、40代シングル女性は医療保険、入院保険や終身保険など保険加入率も既婚女性より低いのです。こうした保険の加入や、近所にかかりつけ医を見つけるといった健康対策は、女性の場合、結婚や出産などライフイベントの経験がきっかけになることが多い。彼女たちにはその経験がありません」――しかし、40代になれば親の介護や、自分の体の衰えも視野に入ってくるのではないですか。“久我さん「既婚の40代女性なら子育てから介護のほうに頭が切り替わる時期ですが、40代シングル女性は、まだ介護より結婚に対する意識の方が強いようです。どの世代でも『一生結婚しない』と決めている女性はごく少数です。現在、女性の生涯未婚率は14%で、政府統計では50歳時点での結婚の有無で判断しますが、50歳を超えて結婚する人も増えている印象です。だから40代シングル女性は、介護のほうに頭を切り替えるべきか、結婚対策を続けるべきか迷っていると考えられます」――現在、40代女性のうち2割が未婚ですね。既婚女性から見ると、シングル女性は家族もいないし、収入は全部自分で使えるから余裕があり、それでのんびりと構えているのかと思う人が多いでしょう。“久我さん「正社員の女性はそうですが、最近では非正規雇用も増えています」――健康対策をとっていない40代シングル女性に、どのようにアドバイスしますか。“久我さん「とりあえず、要介護などの深刻な状態になった時の施設より先に、不調の時にすぐ診てもらえる『かかりつけ医』をぜひ見つけてください。そして、自宅近所や通勤途中に、夜間・休日診療ができる医療機関を把握しておくと不安が軽くなります。まずは、日常生活での不調に対する備えから始めるといいでしょう」(出典:J-CASTニュース)
2018/02/27
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。目前に迫る長寿100年時代は、長い人生を楽しみたい。そのためには、健康寿命を延ばすことが重要ですが、何人もの医師の最も多かった答えは「働き続けること」だったそうです。どのような働き方をするかが大きな課題になりますので、的を射た健康管理と良い働き方の提案もしています。1990年から2015年における日本の健康指標の変化を都道府県別に検討した成績がLancet誌に掲載されました。(1)過去25年間に平均寿命・健康寿命などの健康指標は改善したものの、2005年以降は鈍化傾向にある。(2)2015年の段階で、死亡の47%が修正可能なリスク要因(不適切な食事、喫煙、高血圧、空腹時血糖高値、問題のある生活・作業環境など)により引き起こされている。(3)都道府県間の健康格差が25年の間に広がってきた。修正可能なリスク要因や保健システムの指標(1人当たりの医療費、人口当たりの医師数、看護師数、保健師数)の差だけでは、健康格差のすべてを説明することはできなかった。健康格差を縮め、健康寿命を延ばすのは難しくありません。約1万人の高齢者を調査したところ、適度な睡眠や毎日の歩行などの健康的な生活習慣を数多く取り入れている人ほど、介護を必要としない「健康寿命」が長く、最大2年余りの差がみられたとの調査結果を厚生労働省の研究班が発表しました。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要34カ国中33位(2017年OECD調査)で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから糖質や脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】**************************** 「IM比」という言葉を聞いたことがあるだろうか? これは国際的に、生存率の代わりに用いられることがある数値で、値が大きいほどがんになっても亡くなりにくく、低いほど亡くなりやすいことを意味する。「がんに罹った患者数」÷「死亡者数」で計算され、つまり、“がんに罹っても生きているかどうか”を示す数値だ。そんな数値で注目されるのが長野県だ。乳がんの“生存率3位”という結果に、県の保健・疾病対策課は「今回の結果だけではなく、今後も継続してデータを確認していく必要がある」(以下「」内同)と話すが、長野といえば平均寿命が男女共に女性全国1位、男性が2位と世界からも注目される長寿県。がんの生存率は、長寿の秘訣と無関係とはいえないだろう。県の長寿をけん引してきたのは佐久市だ。戦後、若月俊一という医師が赴任し、在宅医療や訪問医療を全国に先駆けて実施。その結果、農村部の住民も医療を受けられるようになっただけでなく、塩分を控えれば病気を防げるといった予防医学も住民に浸透していった。「地域の医療機関が積極的に農村部の健康管理や出張診療、在宅医療などを行っており、自ら積極的に保健活動や地域医療に取り組む住民が多いのが長野県の特徴です。長寿の主な理由として考えられるのは、【1】高齢者の就業率が高く、生きがいを持って生活していること、【2】野菜摂取量が全国トップであること、【3】ボランティアによる自主的な健康づくりへの取組みが活発、【4】保健師数が全国トップであることでしょうか」がんに関する取り組みも積極的に行っている。「県内のがん診療連携拠点病院などに対して機能評価を行い、医療保険体制のレベルアップを図っています。また、がんに関する正しい知識を普及するため、2013年に『長野県がん対策推進条例』を制定し、同年から『がんと向き合う週間』として、毎年10月15日から1週間、がんに関するイベントやキャンペーンを県内各地で実施しています」(出典:女性セブン)
2018/02/12
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。目前に迫る長寿100年時代は、長い人生を楽しみたい。そのためには、健康寿命を延ばすことが重要ですが、何人もの医師の最も多かった答えは「働き続けること」だったそうです。どのような働き方をするかが大きな課題になりますので、的を射た健康管理と良い働き方の提案もしています。1990年から2015年における日本の健康指標の変化を都道府県別に検討した成績がLancet誌に掲載されました。(1)過去25年間に平均寿命・健康寿命などの健康指標は改善したものの、2005年以降は鈍化傾向にある。(2)2015年の段階で、死亡の47%が修正可能なリスク要因(不適切な食事、喫煙、高血圧、空腹時血糖高値、問題のある生活・作業環境など)により引き起こされている。(3)都道府県間の健康格差が25年の間に広がってきた。修正可能なリスク要因や保健システムの指標(1人当たりの医療費、人口当たりの医師数、看護師数、保健師数)の差だけでは、健康格差のすべてを説明することはできなかった。健康格差を縮め、健康寿命を延ばすのは難しくありません。約1万人の高齢者を調査したところ、適度な睡眠や毎日の歩行などの健康的な生活習慣を数多く取り入れている人ほど、介護を必要としない「健康寿命」が長く、最大2年余りの差がみられたとの調査結果を厚生労働省の研究班が発表しました。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】**************************** 厚生労働相が12月13日、2015年の都道府県別の平均寿命を発表した。それによれば、男性では前回の'10年の調査(調査は5年ごと)まで5回連続で首位だった長野県を抜き去り、81.78歳の滋賀県が初の日本一に躍り出た。全国平均では男性が1.18歳延びて80.77歳、女性は0.66歳延びて87.01歳となる中、滋賀県男性も前回の80.58歳から1.2歳延びた堂々の首位。その長寿の秘訣は、どこにあるのか。 「滋賀の県民性は、全体的にあまりくよくよせず、活動的な人が多いという話を聞きます。そうしたいい面が、平均寿命で近年、常に上位に位置し、今回の首位という結果にも出ているのではないでしょうか」とは、ノンフィクションライターの窪田順生氏。他のデータを見れば、滋賀県は「日帰り行楽によく行く」ランキングで全国1位('11年総務省社会生活基本調査)。また、各自治体が設置する高齢者向けの教養・レクリエーション施設、いわゆる「老人憩の家」の数が全国1位('09年厚労省社会福祉施設調査)。このことからも、老若男女を問わず“楽しもう精神”の旺盛さが窺える。しかし、そこに至るまでには紆余曲折もあった。「1990年の平均寿命では、男性が12位、女性は37位。そこで県は、'90年代から望ましい食生活や運動のあり方、ウオーキングコースを紹介する県民向けガイドブックを作成し、市町の約3600人の健康推進員が、塩分控えめの食事や健康診断の受診を呼び掛けてきたんです」(地元記者) 名付けて「野菜食べ隊支援事業」。1日に350グラムの野菜を摂ることを推奨し、レシピを配布して食事のときにプラス1品の野菜料理を食べる習慣も広めたという。また、同県では圀松善次元県知事の提案により、'15年に「栗東100歳大学」を開講。地元の65、66歳を対象に週1回2時間程度のペースで、全40回の講座(参加費8000円)をコミュニティーセンターなどで開いた。テーマはがん予防やメタボ対策のための食事、体操、さらにシルバー世代の起業などと幅広い。「滋賀は平均寿命は伸びていますが、健康な状態ですごせる期間である健康寿命は70代前半で、まだまだ本当の意味での長寿県とは言えない。ただし、こうした自治体主導の活動は、平均寿命の延びと同時に必ず効果が表れると思われます」(健康ライター)意識改革の結果、すでに高血圧の原因となる食塩の摂取量の低さでは全国5位、喫煙率の低さでは全国1位(いずれも'16年厚労省国民健康・栄養調査)。さらには、がんによる死亡率の低さで全国2位、男性の脳血管疾患による死亡率の低さでも全国1位(いずれも'17年厚労省人口動態統計特殊報告)という結果が出ている。食生活では、伝統料理も見逃せない。琵琶湖で獲れるニゴロブナを使った鮒寿司に代表される発酵食文化が古くからある。「フナを塩漬けにしてから、ご飯に漬けて自然発酵させる鮒寿司は、平安時代から、お腹の調子の悪い時や体調の悪い時に食べる風習があったとされています。良質の乳酸菌を豊富に含んでいるため、腸内環境の改善などにも効果があり、日本酒のアテにもってこいなんです」(前出・地元記者)世田谷井上病院理事長の井上毅一氏も、こう説明する。「鮒寿司は滋養強壮や風邪予防にも効果がある食べ物としても利用されています。消化がよく、栄養素も生の鮒よりミネラル、ビタミンB1が多く含まれ、柔らかいので骨ごと食べることができるため、カルシウムも十分に補うことができるのです」伝統料理では佃煮が有名なコアユも琵琶湖で獲れる。こちらも骨が柔らかく丸ごと食べられ、カルシウム満点の食材だ。また「近江米」と呼ばれるように、滋賀県は澄んだ水と肥沃な土壌から、米作りにも最適。そのため「米・魚・豆・野菜・発酵食」という食事のバランスが取りやすい土地でもある。「例えば、鮒寿司に含まれるビタミンB1は、糖質代謝や消化液の分泌の促進、自律神経を整える効果があります。逆に不足した状態が続くと、倦怠感、足のむくみ、息切れなどを起こしがちになる。多く含まれるものでは、豚肉や大豆、鰻などが挙げられます」(前出・健康ライター)カルシウムも摂取することで、骨折や骨粗しょう症などの予防となる。「特に、高齢者は食事が淡白なものになっていくため、カルシウムの摂取量が不足がちになる。すると、転倒して骨折し、そのまま寝たきりの状態を招いてしまう。小魚や乳製品、大豆、チンゲン菜などで補給することです」(同)滋賀県で思い起こさせるのが、売り手、買い手、そして世間が満足できる「三方よし」の理念の近江商人だ。「商人とはいえ、ガツガツせず、おおらかだからストレスも少ない。あくまで長い目で繁栄を築き上げる考え方です。そうしたゆったり気質も、現代の長寿に繋がっているのかもしれません」(前出・地元記者)学ぶところが多くありそうだ。(出典:週刊実話)
2018/01/01
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。目前に迫る長寿社会100年時代は、長い人生を楽しみたい。そのためには、健康寿命を延ばすことが重要ですが、何人もの医師の最も多かった答えは「働き続けること」だったそうです。どのような働き方をするかが大きな課題になりますので、的を射た健康管理と良い働き方の提案もして喜ばれています。1990年から2015年における日本の健康指標の変化を都道府県別に検討した成績がLancet誌に掲載されました。(1)過去25年間に平均寿命・健康寿命などの健康指標は改善したものの、2005年以降は鈍化傾向にある。(2)2015年の段階で、死亡の47%が修正可能なリスク要因(不適切な食事、喫煙、高血圧、空腹時血糖高値、問題のある生活・作業環境など)により引き起こされている。(3)都道府県間の健康格差が25年の間に広がってきた。修正可能なリスク要因や保健システムの指標(1人当たりの医療費、人口当たりの医師数、看護師数、保健師数)の差だけでは、健康格差のすべてを説明することはできなかった。健康格差を縮め、健康寿命を延ばすのは難しくありません。約1万人の高齢者を調査したところ、適度な睡眠や毎日の歩行などの健康的な生活習慣を数多く取り入れている人ほど、介護を必要としない「健康寿命」が長く、最大2年余りの差がみられたとの調査結果を厚生労働省の研究班が発表しました。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。ウォーキングは、最も取り組まれている運動で、ウォーキングさえしていれば運動的に問題ないと思われがちですが、適度な運動負荷になる心拍数を維持することが重要で、インターバル速歩やインターバルジョギング、スローランニングなどがおすすめです。しかし、ウォーキングをしても、加齢による速筋筋肉量の減少は食い止められないので、加齢による身体の衰えをカバーしきれず、代謝、ロコモ、メタボやサルコペニア対策には筋トレも重要ですが、あまりやられていないようです。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2013年からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。・ジョギングでは「加齢による筋肉量の減少」は食い止められない・続けやすい筋トレ法 歩くだけでは不十分 WHOガイドライン(18~64歳)1. 1週間で最低150分の中強度の有酸素運動、もしくは75分の強強度の有酸素運動。あるいは中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。2. 有酸素運動は、少なくとも10分間継続する。3. さらに健康効果を上げたい場合は、中強度の有酸素運動を1週間で最低300分、もしくは強強度の有酸素運動を150分する。あるいはそれと同量の中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。4. 筋力を高めるためには、主要筋群を使う運動を、1週間に2日以上する日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。積極的に体を動かすことで病気の回復も早まり、人間の体と頭脳は、たえず動かし続けることで初めて健康が保たれるようにできています。しかし、世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、スローランニングを加えたインターバルウォーキングはおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からスローランニングなどを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。定期的な身体活動は、心血管疾患、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、骨粗鬆症、肥満、ガン、不安や抑うつのリスクを明らかに軽減し、さらに転倒による負傷のリスクも低減します。医師が参考にする診療ガイドラインでは、うつ病、不安障害、認知症、慢性的な痛み、うっ血性心不全、脳卒中、静脈血栓塞栓症、腰痛、便秘などの予防における運動の役割を明らかにしています。さらに身体活動が認知障害を阻止または遅らせ、睡眠を改善することが、複数の研究で証明されています。自分に最適な運動は運動経験、生活習慣や運動目的・目標などによって異なりますが、よりよい運動効果を望むには年齢、運動経験や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせと頻度、休息、的を射たケアそして相応しい食・栄養が重要で、過不足なく習慣にしたいものです。健康で長生きするための究極の秘訣は、定期的な運動だというエビデンスがあり、要約すると以下のようです。・有酸素運動を中心に種類は問わない・1日に30分以上・週に3~5回実行する・ロコモ対策のため筋肉トレーニングも取り入れる普通には動いていても筋肉量は、30歳を過ぎると10年ごとに5%前後の割合で減少していき、60歳を越えると減少率は加速し、20歳の筋肉量・筋力と比べると70歳では50%に、80歳では30%まで落ち込む人もいるそうで、ロコモとなり、要介護・寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけです。アラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは、「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨになるからです。このような運動不足は、大量の飲酒や肥満に並んで、平均寿命を縮める主な要因だそうで、健康のために運動を習慣として行うことが重要ですね。高齢になってから運動を始めた人でも、運動がもたらす恩恵は大きいので、気づいた時から行動に移し、遅すぎることはありません。いつやるか? 今でしょう!!(笑)また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・運動をしないことで脳が受けるダメージ たった10日で脳は衰える・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減そして、最新の研究によると毎日座り続けている時間が長い場合は、さらに1時間に2分間の歩行を行うことが勧められるそうです。・長生きしたけりゃ「貧乏ゆすり」! デスクワークの悪影響を帳消しに? ・理想的には30分の内20分は座り、8分は立ち、2分間は動き回ってストレッチするのがよい高齢者での研究では、運動強度に関係なく、1日30分の運動を週6日取り入れると、死亡率が40%減少し、さらに週に数回、きつい運動をこなす高齢者は、ほとんど動かない高齢者に比べて寿命が5年も長かったそうです。また、健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」との指摘もあり、毎日の生活の中に運動要素をうまく取り入れたいですね。 自転車、ランニングのような有酸素運動は、心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかけると効率よく出来ますが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。スマートホンをお持ちの方はPOLAR・H6心拍センサーがおすすめです。今では、より楽なPOLAR・GPS内蔵スポーツウォッチM400を愛用しています。有酸素系運動のめやす例 ・低強度:認知能力が高まる 負荷は50%程度 私の場合は110・中強度:集中力、判断力が高まる 脂肪燃焼 負荷は65%程度 私の場合は128・高強度:ストレスを感じ、覚醒する スタミナ改善 負荷は80%程度 私の場合は146しかし、運動にはメリットばかりではなくデメリットもあります。・筋肉や関節などを傷める・活性酸素(老化の主犯)の害を受ける・屋外では紫外線の害を受ける (ある程度までは有益)などから心身のケアも重要ですが、軽視されている現実があり、68%が半年未満でランニングに挫折している大きな原因にもなっていますので、私はこのケア支援にも力を入れています。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、要介護となった人のうち骨折・転倒が原因は10.2%で、転倒・転落による死亡数は7761人にもなり、交通事故死よりも多く、増加傾向だそうです。人間は動物なので・動かないと動けなくなる・動かないと認知能力も低下する・動かないとQOL(生活の質)が低下する・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる・動かないと老化が進む・楽をすると楽なことしかできなくなるそして、サルコペニア、さらに進んでロコモとなり、寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけですが、1日10分程度でも有効という研究結果や運動はどんなやり方でも効果があるなど手軽な運動法がまとめられた記事が出ています。何から何まで便利な時代になっている現代社会では健康維持・増進はそれなりの努力が要るわけで、食・栄養、運動もヘルス・リテラシーを高めて賢く選択して習慣化しないと不健康になってしまいます。私もライフログがとれるスポーツウォッチやiPhoneアプリなどを活用してチェックしていますが、1日1万歩以上にはなります。・エスカレータ、エレベータにはなるべく乗らず、できるだけ2段早登り・近所を歩く時は、足指トレーニングに最適な特製草履の活用 ・普段はなるべく大股で速く歩く・電車などではなるべく座らない、なるべく摑まらない・週2~3回、加圧ベルトをして20分ジョギング、週末は30分以上ジョギング・週2~3回、自転車MTBで心拍トレーニング30分・週2~3回、加圧筋肉トレーニング・タバタ・プロトコルの活用程度を楽しく口角を上げて笑顔で習慣にしています。適度な運動することでフィットネス度が高まるとQOL(生活の質)が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、さらに心にもよい効果がありますので、運動は習慣にしたいですが、散歩では負荷の軽くてあまり効果が期待できないそうで、運動は3つのバランスが大切です。・有酸素系運動・筋肉トレーニング・ストレッチ運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせが重要です。有酸素系運動なら心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかければいいわけですが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。加齢とともに筋肉は脆弱化していくので年齢が高まるほど運動の必要性が高まりますが、便利なこと・ものが増えて日常生活は楽になり、日常生活での運動量・強度は減ってきています。運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、やらない理由は見つけにくいと思います。心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。ランナーなどアスリートにおすすめです。解きにくい靴紐の結び方運動関連フリーページ“お手軽”運動で体の悩みを解消からだ百科:筋肉の可能性2008年に全世界で注目されている運動法とは?子供の体力低下と向き合う社員元気で会社元気アスリート サポート実績****************************【以下転載】**************************** 日本経済新聞社の調査で、人口20万人以上の市区で老衰死の割合が男性でトップ、女性で2番目に高かった神奈川県茅ケ崎市。健康長寿を支える取り組みを探った。「継続すれば健康寿命を延ばすと思いますよー」。12月中旬、市の施設であるケアセンター3階の大広間で開かれた「転倒予防教室」で、健康運動指導士の磯川祐さん(38)は約15人の高齢者に大きな声で呼びかけた。教室は市の委託事業。参加者は数字や五十音を発声しながら指、手、足を同時に動かす「脳トレ運動」で体を温め、全身を入念にストレッチ。市独自の「ちがさき体操」で大きく体を動かし、最後は高齢者でもやりやすいスクワットや腹筋などを実践しながら学ぶ。転んで骨折し、入院をきっかけに寝たきり状態になる高齢者は少なくない。磯川さんは「脳を働かせ、体幹などを鍛えることが転倒予防につながる」と勧める。市街地では自転車や徒歩で移動する高齢者を多く見かける。地元出身のタクシー運転手の男性は「平たんな土地が多く、車で通れない路地も多いからね」という。男性の母親は85歳。「祭りなどを通じて地域のつながりが強い。母も近所付き合いで毎日飛び回って忙しそう」と笑う。「人々との絆が強いほど健康になる」。健康格差を研究する米ハーバード大のイチロー・カワチ教授(社会疫学)は指摘する。愛知県の高齢者を4年間追跡調査したところ、周囲への信頼感が低い地域は要介護になる人が1.7倍多く、国内約200地域も同様の結果が出たという。健康に暮らしていても高齢になれば医療を必要とする機会は増える。茅ケ崎医師会在宅医療委員会の菅原一朗委員長は「24時間態勢の往診から在宅のみとりまで対応する診療所は人口当たりで県内トップ」と胸を張る。市はかかりつけ医、看護師、介護職など多職種が集まる研修を開催し、連携を強化。一人暮らしや老老介護の高齢者の情報を交換し、かかりつけ医のいない高齢者が少ないという。菅原委員長は「体が衰えても自宅で最期を迎えたいという高齢者が増えている」と信頼関係の大切さを説く。市が運営する国民健康保険が力を入れるのはデータの活用。企業に委託して健康診断の結果や医療費データから「どの疾患にいくら費やしているか」を詳細に分析し、生活習慣病が重症化した腎不全などの対策が課題として浮かび上がった。生活習慣病で亡くなる人が減れば老衰死の割合はさらに大きくなる。今後は健診を受けながら異常を放置している人に、医療機関への受診を促す取り組みなどを強化する。「医療保険の財源には限りがある」と市国保の担当者。「健康長寿を実現するには、優先する対策の検討が不可欠」という。取り組みがうまくいけば、さらに健康長寿の高齢者は増えそうだ。(出典:日本経済新聞)
2017/12/26
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。目前に迫る長寿社会100年時代は、長い人生を楽しみたい。そのためには、健康寿命を延ばすことが重要ですが、何人もの医師の最も多かった答えは「働き続けること」だったそうです。どのような働き方をするかが大きな課題になりますので、的を射た健康管理と良い働き方の提案もしています。1990年から2015年における日本の健康指標の変化を都道府県別に検討した成績がLancet誌に掲載されました。(1)過去25年間に平均寿命・健康寿命などの健康指標は改善したものの、2005年以降は鈍化傾向にある。(2)2015年の段階で、死亡の47%が修正可能なリスク要因(不適切な食事、喫煙、高血圧、空腹時血糖高値、問題のある生活・作業環境など)により引き起こされている。(3)都道府県間の健康格差が25年の間に広がってきた。修正可能なリスク要因や保健システムの指標(1人当たりの医療費、人口当たりの医師数、看護師数、保健師数)の差だけでは、健康格差のすべてを説明することはできなかった。健康格差を縮め、健康寿命を延ばすのは難しくありません。約1万人の高齢者を調査したところ、適度な睡眠や毎日の歩行などの健康的な生活習慣を数多く取り入れている人ほど、介護を必要としない「健康寿命」が長く、最大2年余りの差がみられたとの調査結果を厚生労働省の研究班が発表しました。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】**************************** 世界有数の長寿大国として知られる日本。2017年7月公表の平均寿命は男性80.98年、女性87.14年と、いずれも過去最高となっている(厚生労働省「2016年簡易生命表」調べ)。平均寿命とは、その年に生まれた0歳児が、平均して何年生きられるかを示す。1986年の平均寿命は男性75.23年、女性80.93年だったので、この30年だけでも5年以上延びたことになる。2016年生まれの男性の4人に1人、女性の2人に1人が90歳まで生きる計算だ。大事なのは健康寿命しかし、平均寿命が延びたとしても、健康で生きられる期間、いわゆる「健康寿命」が延びなくては、ありがたみがないだろう。平均寿命だけでなく健康寿命も延びているのか。また、今後、延びる余地はあるのだろうか。統計から読み解いていこう。どういう期間を「健康で生きられる期間」と考えるかは、国の定義に倣って「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」とここでは定義する。また、分析には厚生労働省が行っている「国民生活基礎調査」で3年おきに尋ねている「あなたは現在、健康上の問題で日常生活に何か影響がありますか」という質問の結果を用いる。2016年の健康寿命は、簡易生命表と国民生活基礎調査の結果を使って筆者が計算したところ、男性72.14年、女性74.49年だった。3年前は男性71.19年、女性74.21年だったことから、この3年間で、健康寿命は男性が0.95年、女性が0.58年延びたことになる。その間の平均寿命の延びは、男性が0.77年、女性が0.53年であるため、健康寿命の延びが平均寿命の延びをわずかに上回っていた。時系列でみても、2010年以降、健康寿命の延びが平均寿命の延びを上回っており、健康寿命と平均寿命の差、すなわち「健康上の問題で日常生活に影響がある期間(不健康期間)」はわずかながら改善傾向にある。しかし、男性で約9年、女性で約12年と依然として長いことに変わりはない。不健康期間というと、「高齢期に介護を必要としている期間」を想像しがちであるが、不健康期間はそれだけを表しているわけではない。生まれてから今までに健康上の問題で日常生活に影響があった期間を足し合わせた結果を指している。また、ここでいう「日常生活」とは、「日常動作」のほか、「外出」「仕事・家事・学業」「運動」などであり、必ずしも介護を必要としているわけではない。高齢になればなるほど男性のほうが元気「健康上の問題で日常生活に影響がある」の割合は、全年齢平均で男性が12.0%、女性が14.7%だった。年齢別にみると、当然年齢とともに高くなり、特に70歳以降で急激に上昇することがわかる。男女を比較すると、60~74歳を除くすべての年代で「日常生活に影響がある」割合は女性のほうが高い。そのため、女性は平均寿命では男性を6.16年上回っているにもかかわらず、健康寿命ではその差が2.65年にまで縮小しているのだ。また、健康上の問題で日常生活に影響がある割合を年齢別にみた場合、2004年と2016年を比較すると60歳未満の現役世代では、ほぼ横ばいで推移しているのに対し、60歳以上の高齢者では継続的に改善していた。たとえば2016年の65~69歳は2004年の60~64歳と同水準となるなど、65~79歳では、この12年間で5歳分程度、若返っているといえそうだ。また、日常生活に影響がある割合の男女差は、70歳未満の世代では近年大きな変化はない。しかし、70~79歳では、女性の改善が著しく、男女差は縮小している。一方で、80歳以上では逆に男性の改善が大きかったため、男女差が広がっていた。「健康寿命」を延ばすには健康寿命は、都道府県による健康格差を縮小するためや、保健医療に関する取り組みの計画や評価を行うために導入した指標であり、同じ条件で計算しているため諸外国や都道府県間、時系列で比較するのに適している日本では、国民の健康寿命を2020年までに 2010年の値から1歳以上、2025年までに2歳以上延ばすことを目標としている。今回の結果で2020年までの目標はクリアする見通しだ。男性で約9年、女性で約12年という不健康期間は決して短くはない。ただ近年、高齢者の健康上の問題で日常生活に影響がある割合は改善しており、今後の不健康期間の男女差の縮小や健康寿命の延伸に期待がもてる。懸念を1つ挙げるとすれば、現役世代(60歳未満)の「日常生活に影響がある」割合にほとんど改善がみられないことだろう。健康寿命というと、高齢者の問題だととらえがちであるが、延伸のためには若い頃からの健康改善も重要となる。(出典:東洋経済)
2017/11/15
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。目前に迫る長寿社会100年時代は、長い人生を楽しみたい。そのためには、健康寿命を延ばすことが重要ですが、何人もの医師の最も多かった答えは「働き続けること」だったそうです。どのような働き方をするかが大きな課題になりますので、的を射た健康管理と良い働き方の提案もしています。1990年から2015年における日本の健康指標の変化を都道府県別に検討した成績がLancet誌に掲載されました。(1)過去25年間に平均寿命・健康寿命などの健康指標は改善したものの、2005年以降は鈍化傾向にある。(2)2015年の段階で、死亡の47%が修正可能なリスク要因(不適切な食事、喫煙、高血圧、空腹時血糖高値、問題のある生活・作業環境など)により引き起こされている。(3)都道府県間の健康格差が25年の間に広がってきた。修正可能なリスク要因や保健システムの指標(1人当たりの医療費、人口当たりの医師数、看護師数、保健師数)の差だけでは、健康格差のすべてを説明することはできなかった。健康格差を縮め、健康寿命を延ばすのは難しくありません。約1万人の高齢者を調査したところ、適度な睡眠や毎日の歩行などの健康的な生活習慣を数多く取り入れている人ほど、介護を必要としない「健康寿命」が長く、最大2年余りの差がみられたとの調査結果を厚生労働省の研究班が発表しました。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】**************************** 「人生100年の時代」と言われる。日本人の平均寿命は女性が87.14歳、男性は80.98歳(2016年)で、いずれも香港に次いで世界2位。国立社会保障・人口問題研究所の推計では女性の平均寿命は45年に90歳を超え、100歳以上人口は38万人と現在の6倍近くに達する。秦の始皇帝が願い続けた不老長寿。「人類の夢」を日本は世界に先駆けて実現しつつある。しかし我々が望むのは、ただ長生きすることではない。元気に活動できる状態で、長く人生を楽しむことだ。健康寿命を延ばすにはどうしたらいいか。何人もの医師に尋ねたところ、最も多かった答えは「働き続けること」だった。夢の長寿社会の日本だが少子化は深刻だ。働き手は減り続け、生産年齢人口(15~64歳)は50年後には現在の6割程度の水準にまで落ちる。労働力不足はこの先さらに深刻になる。働き手の確保と健康寿命の延伸。両方を実現するためには、年齢に関係なく活躍できる仕組みが必要だ。しかし日本には「定年」という不条理の壁が立ちはだかる。以前、ある企業でシニア社員向けの講演を依頼された。人事担当者は「50歳を過ぎた社員の多くは、やる気を失ってしまう。彼らの意欲がわくような話をしてください」という。その会社の人事制度を聞くと、53歳で役職定年、60歳で定年。65歳まで再雇用を選べるが、給与は仕事の成果にかかわらず3割程度になるという。僕は担当者に尋ねた。「君が50歳になったとき、この人事制度の下でやる気がでると思う?」と。答えはノーだった。年齢だけを理由に役職を奪われたり、待遇を下げられたりすることは、働き手の意欲を確実にそぐ。やる気のないシニアを横目に仕事に追われることになる若手や中堅社員にもマイナスだ。定年制を廃止し、意欲と体力と能力さえあれば何歳でも働き続けられる社会に今すぐ移行すべきだ。人生100年時代を生きる働き手には、組織にぶら下がろうとするのではなく、培ってきた経験や能力を生かせる場所を見つけてほしい。第一線を離れベンチを温めていると、仕事力はどんどん落ちてしまう。今の組織で自分の力を発揮できなくなったと感じたら、何歳であっても新しい仕事に挑戦すべきだ。行動を起こすのに遅すぎることはない。誰にとっても今この瞬間が、これからの人生で最も若い時なのだから。(出典:日本経済新聞)
2017/11/09
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。健康に関するフェイクニュースが蔓延しています。米国のジャーナリズムのための非営利の学校「ポイナー研究所」の副社長ケリー・マクブライド氏は「私の感覚では、フェイクニュースのすべてのカテゴリーのうち、健康のニュースが最悪です」と指摘されています。医療・健康関連のフェイクニュースは、それを信じた人の健康や生命に、直接害を及ぼす恐れがあり、メディアリテラシーとヘルスリテラシーを高めて自衛したいと思います。フェイクニュースを見分けるためのヒントとして、1)情報源を確認してください。 2)見出しだけではなく、記事を読んでください。 3)著者を確認してください。 4)エビデンスは何でしょう。 5)ニュースの日付を確認してください。 6)話の都合が良すぎませんか? 7)ご自身に偏見がないでしょうか? 日本人のヘルスリテラシーを欧州8カ国の人と比較した結果、日本人は情報の入手、理解、評価、活用の全てで欧州人より能力が低かったそうです。特に「病気になったときに、医師や薬剤師など専門家に相談できるところを見つける」のが苦手で、「とても難しい」「難しい」の割合は欧州の約5倍だそうで、自己責任意識の希薄さが浮き彫りになっています。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果の概要によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減長期戦略の苦手な日本は1961年からの国民皆保険制度で発展して50年以上経過した日本の西洋医療は国民の健康増進には貢献できず、50年間で医療費は国民所得比で3.54倍にもなっています。1964年から健康増進政策を開始して50年経過しても国民の健康状態は悪くなる一方という実に情けない厳しい現実があり、2015年の人間ドックの「A(異常なし)」+「B(軽度異常現在心配なし)」がわずか5.6%という非常事態で、過去の日本の健康増進政策を整理すると、◆1964年 東京オリンピック 体力つくり国民運動◆1970年 保健栄養学級の開催◆1978年 第一次国民健康づくり政策 成人病予防のための1次予防の推進 健康診査の充実◆1988年 第二次国民健康づくり政策 アクティブ80ヘルスプラン 運動習慣の普及に重点を置いた健康増進事業の推進◆2000年 第三次国民健康づくり政策 21世紀における国民健康づくり運動 健康日本21 一次予防の重視と健康寿命の延伸、生活の質の向上 ・2003年5月 健康増進法施行 ・2006年4月 介護保険制度を予防重視へ ・2008年4月 特定健康診査・特定保健指導 5年間の改善成果はわずか0.2% ・2011年4月 スマートライフプロジェクト 健康寿命をのばそう◆ 2013年 第四次国民健康づくり政策 第2次 健康日本21 健康寿命延伸・健康格差の縮小 この40年で、・心筋梗塞 米国は35%減少 日本は1.6倍・ガン 米国は1994年から減少 日本は3倍 ポール・ゼイン・ピルツァー氏は、これまで数々の予言を見事に的中させてきた世界で最も著名な天才経済学者です。彼は、著書「健康ビジネスで成功を手にする方法」にて以下のように鋭く指摘しています。●医療産業と健康増進産業は別産業☆医療(疾病)産業:一般的なカゼから悪性腫瘍まで、病人に対し、「受身的」に提供される製品・サービスで、病気治癒ではなく、高利益の症状対処に専念。☆ウェルネス(健康増進)産業:健康な人(病気でない人)が、より健康、老化遅延、病気予防するために、「積極的」に提供される製品・サービス。▼病気を生み続ける医療業界 ・医療業界は、食品会社よりはるかに悪質 ・医者は製薬会社の標的 ・病気の原因や治癒ではなく、高利益の症状対処に専念 ・製薬会社は悲惨な食事ででる症状に効果のある危険な薬を飲ませる▼メディアは情報不足で無力 ・しかも主たる広告主は食品・医療産業 ・政府も同様に情報不足で無力このように医師は病気治療のプロですが健康増進のプロではないので、医師も健康維持・増進のために的を射た本当によい生活習慣はあまり知らず、実践もしていないようで、医師の約半数がすでに病人なのです。・医師の半数が「常用薬あり」の病人・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存前向きな心理社会的要因が、健康な生理学的機能を促し、長寿と相関することは過去の研究でも確かめられていましたが、人生に目的意識や生きがいを持つ人は、寿命と健康寿命が長い傾向があり、脳梗塞が半分に減ることが明らかになったそうです。「生きがい」という用語や概念は特に強く意識されることもなく、ごくふつうに使われていますが、欧米諸国にはない日本独自のものだそうです。内閣府の『高齢者の地域社会への参加に関する意識調査』(平成21年)によれば、8割以上の人が生きがい(喜びや楽しみ)を感じていると回答しています。性別ではそんなに違いはありませんが、年齢階級別にみると、年齢が高くなるほど生きがいを感じている人の割合は低くなっています。しかし、80歳以上であっても7割以上の人が生きがいを感じています。健康状態別にみると、良い状態であるほど生きがいを感じている人の割合が高く9割強となっています。また、親しい友人や仲間が多いほど生きがいを感じる人の割合が高く、「たくさんいる」人では9割強にもなります。 健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること生きがいの重要性に気づいて各地で高齢者の生きがいづくりプログラムの開発が進んでいるそうで、歓迎されます。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。****************************【以下転載】****************************米国ではフェイクニュースが、危険なウイルス感染症のように大流行しています。米ピュー研究所の調査によると、64%の米国人は、フェイクニュースが「大混乱」を引き起こしていると信じています。ところが現状、有効な予防や対処法は見つかっていません。日本でも同じような現象が起きています。フェイクニュースは、社会にさまざまな悪い影響をもたらしています。その中でも、医療・健康に関するフェイクニュースは私たちの命を直接脅かすものもあり、まさに強毒性ウイルス同様の危険性をはらんでいます。そこで今回は、フェイクニュースとは何か、そして、医療・健康関連の情報からフェイクニュースをどう見分けるかについてお話しします。 まず、ニューヨーク大学経済学部のハント・オルコット准教授と、スタンフォード大学経済学部のマシュー・ジェンツコウ教授による「2016年の大統領選挙におけるソーシャルメディア(SNS)とフェイクニュース」の報告を参考に、フェイクニュースをどう定義するかや、誰が、何の目的で流しているのかなどについて考察します。 そもそも、フェイクニュースって何? 報告では、フェイクニュースを「意図的なうそ、実証できるうそで、読者を誤解させるニュース」と定義しています。フェイクニュースは、真実と無関係のゆがんだメッセージを、正確なメッセージよりも安く提供し、利用者は自分の信条に合致する偏ったニュースを楽しむことができます。フェイクニュースは、一部の利用者にとって有用かもしれませんが、真の世界状況を推察することが困難になるため、個人や社会にとって損失をもたらします。 フェイクニュースはどのくらい拡散している? ジェンツコウ教授らは、最近のエビデンス(根拠)により、米国でフェイクニュースがどれだけ横行しているかを次のようにまとめています。 1)成人米国人の62%がSNSからニュースを入手している。 2)最も人気のあるフェイクニュースの記事は、主流のニュース記事よりもFacebookで広く共有されていた。 3)フェイクニュースを見た多くの人は、記事を信用している。 4)2016年の米大統領選で、フェイクニュースの記事は、ヒラリー・クリントン氏よりドナルド・トランプ氏に有利な傾向があった。多くの評論家が、フェイクニュースなしではトランプ氏が大統領に選出されなかったことを示唆している。 つまり、フェイクニュースは米大統領選出にまで影響力があるのです。ところでフェイクニュースは、今に始まったわけではありません。歴史的な例として、1835年にニューヨーク・サンという新聞が6回にわたって掲載した、月での生命発見についての「でっち上げ記事(Great Moon Hoax)」があります。そうした長い歴史はありますが、近年フェイクニュースが急激に増えているのは、以下のような理由があります。 1)ウェブサイトを開設することと、広告プラットフォームを通じてウェブコンテンツを収益化することがいずれも容易になったことで、メディア業界への参入が急激に容易になった。 2)SNSはフェイクニュースの流布に適している。SNS利用者は急増しており、2016年には1カ月あたりのFacebook利用者は18億人、Twitterの利用者は4億人に達した。 3)米ギャラップの世論調査によると、マスメディアの「信用と信頼」は、明らかに持続的に落ちている。 ところで、Twitterのフェイクアカウントまであるそうです。ニューズウィーク誌によると、例えば、トランプ氏のTwitterには現在約3100万人のフォロワーがいますが、そのうち“本物(実在の人物によるアカウント)”は51%だけであることが判明しました。費用を払えば、誰でも大量のTwitterフォロワーを集めて有名になることができるのです。 フェイクニュースを作っているのは誰? フェイクニュースは、いくつかのウェブサイトを発信源に、SNSを通じて広がってゆきます。たとえば、denverguardian.com(現在は「アメリカ製の100%フェイクニュース」を掲げるサイト「JESTIN COLER」に変わっている)のように、意図的に誤解を招く記事を流すサイトがあります。 米メディアのバズフィード(BuzzFeed)と英新聞ガーディアン(Guardian)がそれぞれ行った2016年の米大統領選挙に関するフェイクニュースの調査では、フェイクニュースを投稿した100以上のサイトが、マケドニアのベレスにある小さな町に住む10代の若者たちによって運営されていました。Facebook上で最も人気のある10本のフェイクニュースのうち4本の出どころは、24歳のルーマニア人が運営するサイトでした。ディスインフォメディア(Disinfomedia)と呼ばれる米国の会社は、「NationalReport.net」「USAToday.com.co」「WashingtonPost.com.co」など多くのフェイクニュースサイトを所有していて、20~25人のライターを雇用しているとしています。 フェイクニュースのウェブサイトは、本物のニュースサイトの名前に似ていることがよくあります。また、フェイクニュースを提供するウェブサイトは、短命の傾向があり、記事のクオリティーについて長期的な評判を確立しようとはしていません。2016年の米大統領選挙に重要であったフェイクニュースサイトの多くは、もはや存在していません。 フェイクニュースを作る動機は? ジェンツコウ教授らによると、フェイクニュースをつくる動機となっているのは「金銭」と「イデオロギー」です。 1)金銭:SNSで拡散するニュース記事は、利用者が元のサイトをクリックすることにより多額の広告収入を運営者にもたらします。例えば、マケドニア・ベレスの若者は、トランプ氏、クリントン氏それぞれに都合のいい話を作って数万ドルを稼ぎました。 2)イデオロギー:いくつかのフェイクニュース提供者は、彼らの好きな候補者を“推して”います。例えば、endingthefed.comを運営していたルーマニア男性は、トランプ氏のキャンペーンを助けるためにサイトを開始したと主張しています。 それでは、健康にまつわるフェイクニュースはどうでしょう。 科学の良い情報は本当に退屈 米アトランティック(The Atlantic)誌によると、ここ数年の中でフェイクニュースといえば2016年の大統領選挙関連の記事が最も注目を集めていますが実際には健康に関するフェイクニュースがより広く蔓延していて、排除することが難しいようです。同誌に対して、ジャーナリズムのための非営利の学校「ポイナー研究所」の副社長ケリー・マクブライド氏は「私の感覚では、フェイクニュースのすべてのカテゴリーのうち、健康のニュースが最悪です」と言います。 サイトのアクセスや利益を高めるために、誇張された表現と事実確認の欠如は当たり前になっています。例えば、1週間で3kg痩せるダイエット、3日で5歳若返るクリーム、がんの予防の免疫を高めるハーブ、がんが治るサプリメント……。2017年4月25日、米食品医薬品局(FDA)は消費者に対し、インターネット上でがんの治療、診断、予防ができるなどと偽りの主張をして14社が販売する65の製品を避けるよう警告しました。主にウェブサイトやSNSを通じて販売されているこれらの製品についてFDAは「有害な可能性があり、それを使った結果、効果的な承認済みの診断や治療法を受けられなくなります」と警告しました。 この警告のように、医療・健康関連のフェイクニュースは、それを信じた人の健康や生命に、直接害を及ぼすこともあるのです。 なぜ健康に関してフェイクニュースが出回るのでしょうか。マクブライド氏はその理由として「ジャーナリズムのサイクルと科学のサイクルは完全には一致しません。科学的なプロセスや新しい開発には長い時間がかかります。科学では、良い情報は本当に退屈です。ジャーナリストが記事にしたいようには、科学は跳躍しないのです」と語ります。 “奇跡の治療法”にだまされないために それでは、フェイクニュースにだまされず、正確な情報を得るためにはどうすればいいのでしょうか? ペンシルベニア大学アネンバーグ公共政策センターのプロジェクト「FactCheck.org」は、それを見分けるためのヒントとして、以下の点を確認するようアドバイスします。 1)情報源を確認してください。 2)見出しだけではなく、記事を読んでください。 3)著者を確認してください。 4)エビデンスは何でしょう。 5)ニュースの日付を確認してください。 6)話の都合が良すぎませんか? 7)ご自身に偏見がないでしょうか? 今後もますます、フェイクニュースは洗練されるでしょう。しかし、命を削る健康フェイクニュースに対して批判的思考やファクトチェックの手段で武装すれば、見分けるのは簡単です。 大西睦子 内科医師、米国ボストン在住、医学博士。東京女子医科大学卒業後、同血液内科入局。国立がんセンター、東京大学医学部付属病院血液・腫瘍内科にて造血幹細胞移植の臨床研究に従事。2007年4月より、ボストンのダナ・ファーバー癌研究所に留学し、ライフスタイルや食生活と病気の発生を疫学的に研究。08年4月から13年12月末まで、ハーバード大学で、肥満や老化などに関する研究に従事。ハーバード大学学部長賞を2度授与。現在、星槎グループ医療・教育未来創生研究所ボストン支部の研究員として、日米共同研究を進めている。著書に、「カロリーゼロにだまされるな――本当は怖い人工甘味料の裏側」(ダイヤモンド社)、「『カロリーゼロ』はかえって太る!」(講談社+α新書)、「健康でいたければ『それ』は食べるな」(朝日新聞出版)。(出典:毎日新聞)
2017/10/27
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。健康格差を縮め、健康寿命を延ばすのは難しくありません。1990年から2015年における日本の健康指標の変化を都道府県別に検討した成績がLancet誌に掲載されました。(1)過去25年間に平均寿命・健康寿命などの健康指標は改善したものの、2005年以降は鈍化傾向にある。(2)2015年の段階で、死亡の47%が修正可能なリスク要因(不適切な食事、喫煙、高血圧、空腹時血糖高値、問題のある生活・作業環境など)により引き起こされている。(3)都道府県間の健康格差が25年の間に広がってきた。修正可能なリスク要因や保健システムの指標(1人当たりの医療費、人口当たりの医師数、看護師数、保健師数)の差だけでは、健康格差のすべてを説明することはできなかった。約1万人の高齢者を調査したところ、適度な睡眠や毎日の歩行などの健康的な生活習慣を数多く取り入れている人ほど、介護を必要としない「健康寿命」が長く、最大2年余りの差がみられたとの調査結果を厚生労働省の研究班が発表しました。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】**************************** 健康でいたいと願う人は多いが、健康は万人に平等ではない。人によって健康に差が出る要因は、持って生まれた身体の強弱など先天的な部分が大きいが、実は後天的な部分も強く関係している。人にはそれぞれ生まれ育った環境があり、さらに職業、経済力、家族構成などに恵まれている人とそうでない人が厳然として存在する。この差が人の健康状態を左右してしまうのだ。これがいわゆる「健康格差」である。これまで健康格差は社会的格差の大きい西欧諸国で問題視されてきたが、近年は比較的格差が少ないとされてきた日本でもその広がりが指摘されている。低所得者は高所得者より死亡リスクが2倍近くになるといわれている。健康を良好に保てるかどうかは個人の管理能力によるところも大きいが、その点でいうと、高所得者は食事をバランスよく取り、自分の健康や医療にお金をかけるなど、健康意識が高い。対して低所得者は生活がギリギリのため、食事はおざなりで、体調がちょっと悪くなったくらいでは病院にも行かない(保険料を滞納して受診できないケースもある)。高所得者と低所得者、どちらの健康リスクが高いかは一目瞭然である。■はっきり西高東低な東京23区の寿命東京は地方と比べて所得水準が高い。だがそれはあくまでも平均としてならされたもので、実際には大きな格差が存在している。特に超高所得者も多い23区内の所得格差は、地方とは比べものにならないぐらい大きい。23区の平均年収ランキング(2013年)でトップは港区の902万円。最下位は足立区の324万円で、その差は実に600万円近くにもなる。港区以下の上位には、千代田区(784万円)、渋谷区(703万円)など、主に中央~南西部にかけての「山の手エリア」の区がランクインしている。対する下位は葛飾区(333万円)、北区(344万円)など、主に北東部の「下町エリア」の区で占められている。このように23区では高所得者が西に住み、低所得者が東に住むという「西高東低」の構図がある程度できあがっている。そしてその構図は、そのまま寿命や健康にも当てはまってしまうのだ。23区の平均寿命(2010年)は男性が79.5歳、女性が86.3歳と全国平均レベルだが、東京都全体の平均寿命(男性79.9歳、女性86.4歳)には惜しくも届かない。足を引っ張っているのは、足立区、荒川区、台東区、葛飾区、江戸川区、墨田区、江東区といった下町区。平均寿命が男女ともに23区トップである山の手の杉並区と比べて、男性最下位の荒川区とで4.1歳、女性最下位の足立区とで2.8歳もの開きがある。こちらも明らかに西高東低で、山の手と下町の所得格差がそのまま平均寿命の差になっているといっても過言ではない。また、最近では寿命についての新しい概念として「健康寿命」という考え方が注目されている。健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」。要は介護を受けたり、寝たきりになったりせず、元気に自立して生活を送れる期間のことだ。たとえ長生きできても、晩年ずっと寝たきりという生活を我々は望んでおらず、その点で健康寿命には「実質的な寿命」という意味合いもある。この健康寿命でも23区の傾向は基本的に西高東低。男女ともにトップは山の手区の文京区で、最下位は男性が台東区で女性が足立区と、やはり下町区が下位に沈んでいる。こうした差が出てしまう要因はいろいろあるが、大きいのはやはり「食生活」だ。下町区には非正規労働者(契約社員・派遣労働者・パートタイマー)や町工場で働く職人などが多いが、彼らは日々、仕事と生活に追われ、食事はインスタント食品やファストフード、出来合いの弁当などに頼ることも多く、どうしてもおざなりになる。しかも不安定な雇用状況と低収入によるストレスから飲酒と喫煙をやめられない人も多く、彼らは生活習慣病予備軍として、やがて糖尿病などを発症していく。病気になれば医療費がかかることになり、それがまた生活を圧迫する。そのため病院に行かないケースも多く、放っておくうちに重病化して仕事ができなくなるという悪循環に陥る。こうした負のスパイラルは下町区により多く見られるものだ。さらに、貧困を背景とした食生活の乱れは、子供がいれば、その健康にも悪影響を与えかねない。最近、子供の糖尿病が増加している。子供がかかる糖尿病は2種類あるが、発症数が圧倒的に多いのは主に肥満を要因とする「2型糖尿病」だ。子供の肥満は裕福な家庭よりも貧困家庭に多く、貧困が原因の偏った食習慣や食の配慮不足が子供を太らせていく。貧困は子供の健康を害し、その将来をむしばむ危険も秘めている。都会は女性の未婚率も高く、高齢の独身女性世帯は今後さらに増えると予測されている。将来的な年金制度や介護への懸念もあり、こうした単身高齢女性の貧困による健康問題は、港区にとどまらず、23区全体でもますます深刻化していく可能性がある。世の中から健康や命の不平等を生む貧困はどうしたってなくならない。ただ、貧困によって後ろ向きになっている人たちに「貧しくても楽しい生活ができる」と思わせることはできるはずである。弱者が弱者と思わなくてもよい社会をつくりあげることが、健康格差の是正に有効な「処方箋」だろう。(出典: 週刊女性PRIME)
2017/09/26
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。やる気が生活と健康の改善につながり、寿命は延びるようです。「病気は自ら予防できる」と思う人の死亡リスクは、そう思わない人の44%、「介助があれば隣近所に外出ができる」と思う人の死亡リスクも「できない」と思う人の45%だったそうで、健康づくりは身体面だけでなく、精神面の影響も大きいわけです。約1万人の高齢者を調査したところ、適度な睡眠や毎日の歩行などの健康的な生活習慣を数多く取り入れている人ほど、介護を必要としない「健康寿命」が長く、最大2年余りの差がみられたとの調査結果を厚生労働省の研究班が発表しました。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】**************************** やる気次第で寿命は延びる。そんな調査結果を示しつつ住民の意欲を引き出す「健康長寿村プロジェクト」を、沖縄県今帰仁村が進めている。各行政区が会議を開いて目標やメニューを決定。村は講師料負担、アドバイス役など側面支援をしている。村は2007年から9年間、高齢者千人に2度のアンケートをしたり、安否や要介護度の追跡調査をしたりした。県内では例のない規模、期間だという。8月に発表した結果によると、「病気は自ら予防できる」と思う人の死亡リスクは、そう思わない人の44%と半分以下にとどまった。「介助があれば隣近所に外出ができる」と思う人の死亡リスクも「できない」と思う人の45%だった。やる気が生活と健康の改善につながるという「証拠」が出て、プロジェクトに弾みがついた。「これから実践を積み重ねて、いつか健康長寿のモデル村になりたい」と、村保健センターの長田光吉センター長は語る。◆区で取り組む14〜16年度の3年間は村内全19区が「健康長寿作戦会議」を開き、課題や改善のアイデアを出し合ってきた。村の仲尾佳子保健師は「区ごとの健康教室はこれまでもあったが、役場頼みで定着しなかった。今回は区が何をしたいか、どういう区になりたいかを話し合い、自主的に続けてもらうことを目指している」と説明する。本年度は兼次、崎山、謝名、運天の4区がモデル地区に。「お父さんたちを健康に」「みんなで大笑い」などの目標を掲げる4区が、自ら選んだメニューを実践する段階に移っている。9月7日夜、村保健センターに4区代表の19人が集まった。「バランスボールを使った体幹修正法」を講師の池原英樹さんから今後計4回、みっちり学ぶ。各区に持ち帰って住民に広めるのが役割だ。謝名区の重畠(しげはたけ)泰代さん(49)は「近くの公民館で教室を開いていれば、あまりやる気がない人も来やすい。みんなで継続的に健康づくりをしたい」と意欲を示した。◆精神面の効用聖徳大(千葉県)の栗盛須雅子教授(公衆衛生学)は開始から10年間、プロジェクトを主導してきた。高齢者のアンケートで、自身を健康だと考える「主観的健康感」が5年後も低下していないことに着目する。「生存日数を規定するといわれるのが主観的健康感。健康づくりは身体面だけでなく、主観的にも長寿につながる」と精神面の大切さを指摘する。村予算が確保できない時は県外で寄付を募ったり、私費を使ったりしてプロジェクトを続けてきた。「住民がニコニコと自信を持って取り組んでいるのがうれしい。科学的根拠は羅針盤になる」。バランスボール講習会に参加していた兼次区の玉城清一さん(71)も「やる気さえ出せば元気になれることを実感している」と語った。村は来年度以降、全19区に実践を広げる予定。今帰仁の経験は、栗盛教授が今後関わる茨城県つくば市での大規模調査でも生かされるという。(出典:沖縄タイムス)
2017/09/20
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。1990年から2015年における日本の健康指標の変化を都道府県別に検討した成績がLancet誌に掲載されました。(1)過去25年間に平均寿命・健康寿命などの健康指標は改善したものの、2005年以降は鈍化傾向にある。(2)2015年の段階で、死亡の47%が修正可能なリスク要因(不適切な食事、喫煙、高血圧、空腹時血糖高値、問題のある生活・作業環境など)により引き起こされている。(3)都道府県間の健康格差が25年の間に広がってきた。修正可能なリスク要因や保健システムの指標(1人当たりの医療費、人口当たりの医師数、看護師数、保健師数)の差だけでは、健康格差のすべてを説明することはできなかった。健康格差を縮め、健康寿命を延ばすのは難しくありません。約1万人の高齢者を調査したところ、適度な睡眠や毎日の歩行などの健康的な生活習慣を数多く取り入れている人ほど、介護を必要としない「健康寿命」が長く、最大2年余りの差がみられたとの調査結果を厚生労働省の研究班が発表しました。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】**************************** Global Burden of Disease Study 2015の一環として、1990年から2015年における日本の健康指標の変化を都道府県別に検討した成績がLancet誌に掲載された。過去25年間における健康指標の変化および地域間の健康格差を包括的に検討した貴重な成績であり、今後の健康施策に生かされるものと期待される。今回の報告では、以下のことが明らかになった。(1)過去25年間に平均寿命・健康寿命などの健康指標は改善したものの、2005年以降は鈍化傾向にある。(2)2015年の段階で、死亡の47%が修正可能なリスク要因(不適切な食事、喫煙、高血圧、空腹時血糖高値、問題のある生活・作業環境など)により引き起こされている。つまり、寿命をまっとうしない死亡の約半数は回避可能である。(3)都道府県間の健康格差が25年の間に広がってきた。修正可能なリスク要因や保健システムの指標(1人当たりの医療費、人口当たりの医師数、看護師数、保健師数)の差だけでは、健康格差のすべてを説明することはできなかった。今回の報告をうけて、日本人の平均寿命・健康寿命にはさらなる改善の余地があること、地域間における健康格差を是正していく必要があることが明らかになった。持続可能な保健システムの中で、各地域において優先すべき健康課題に焦点をあわせた対策(健康増進、健診受診促進、生活習慣病の早期発見および治療の徹底、専門医との診療連携などを活用した適切な治療)を徹底することにより、健康格差が是正されるとともに、日本全体の健康寿命が延伸されることを期待したい。(出典: ケアネット)
2017/08/24
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。2015年度の厚生労働省の調査によれば、47都道府県で死亡率が最も高いのが青森県、そして最も低いのは長野県で、地域差も大きいです。日本人の死因1位のガンも、かなりの地域差があり、ガン発症要因は、食生活、運動、ストレスの3つとされ、これらの要素が積み重なって、青森県と長野県のように大きな差になるようです。約1万人の高齢者を調査したところ、適度な睡眠や毎日の歩行などの健康的な生活習慣を数多く取り入れている人ほど、介護を必要としない「健康寿命」が長く、最大2年余りの差がみられたとの調査結果を厚生労働省の研究班が発表しました。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】**************************** 「'15年度の厚生労働省の調査によれば、47都道府県で死亡率が最も高いのが青森県、そして最も低いのは長野県でした。この2つの県の差は、がん死亡率の差によるものだと思われます」そう語るのは、医学博士で白澤抗加齢医学研究所所長の白澤卓二先生。日本は現在、世界第2位の長寿国だという。厚生労働省が7月下旬に公表した'16年の日本人の平均寿命は、女性が87.14歳、男性は80.98歳と、過去最高となった。しかし、もちろん日本人全員が長寿というわけでもなく、地域差も大きい。日本人の死因1位の“がん”も、かなりの地域差がある。たとえば、'15年厚生労働省人口動態統計による部位別のがん死亡率・生活習慣による死亡率、国立がん研究センター調査によるがんの罹患率を見てみると、肺がん死亡率は青森県が4位に対し、長野県は47位、胃がん死亡率は青森県1位に対し、長野県は43位という結果だった。白澤さんは、がんの死亡率・罹患率には食生活が与える影響が大きいと話す。「現在では、がん治療の地域差はほとんどないため、発症率が高いほど死亡率も高い傾向にあります。がん発症の要因は、食生活、運動、ストレスの3つです。特に、その地域の特有の食生活によって野菜や塩分、脂肪などの摂取量の差が生じてきます。がんができるメカニズムは複雑なので、因果関係を特定することはできませんが、そういった要素が長年のうちに積み重なって、青森県と長野県のように大きな差になるのでしょう」(白澤さん・以下同)長野県は昭和30年代ごろまでは、脳梗塞、脳出血などが原因で亡くなる人が多い短命県だった。だが県をあげて生活習慣を改善することで、“長寿県”へと生まれ変わったという。死亡率47位の長野県は、野菜の摂取量1位、生鮮果物の消費量も1位と、食物繊維やビタミン類をたくさん取る食文化が根づいている。「野菜などで作った具を小麦粉で包んで焼いた『おやき』や『野沢菜』といった名物もあり、ふだんから野菜を食べる習慣が根づいています。野菜や果物に含まれるカリウムは、体内の余分なナトリウム(塩分)を排出する作用や、血圧を下げる効果があります。さらには'81年から、行政主導で『県民減塩運動』に取り組んでいます」もうひとつ、白澤さんが注目している要因は「運動」だ。標高の高いところで、農業に従事している高齢者は、足腰の強い人が多いそう。「山の斜面も耕しているので、階段を上り下りするよりも大変です。仕事で体を毎日動かしている人は、病気にかかったとしても重篤化しない傾向にあります」バランスのよい食事かどうか、何歳になっても働いているかどうかが、生活格差を生んでいるようだ。(出典:女性自身)
2017/08/20
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。慶応大学医学部・百寿総合研究センターの10年にわたる高齢者対象の調査研究で、様々な老化に関係する因子の中、慢性炎症が特に健康寿命の阻害要因として重要で、慢性炎症を抑えることが、健康長寿の達成には重要だと発表しています。元気に活躍しているセンテナリアンの慢性炎症レベルは一般の基準値の10分の1と極めて低いそうです。ヨーロッパの研究では地中海食を厳密に守れば、心臓疾患、ガン、認知症など、慢性炎症が関わる病気のリスクが低下すると言われていますが、日本には世界に知られた健康食・日本食があり、慢性炎症のレベルを低く保てると考えられます。さらに、最新研究では、慢性炎症を抑える食品群がわかってきたので、私は毎日毎日フルに摂っています。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・日本食をベースに最新の知見を加えることです。米国・ハーバード大学公衆衛生大学院の研究によると、12年にわたる食事の質の改善は、死亡リスクの低下と確実に関連していたそうです。食事で最も改善に寄与した食品群は、全粒穀物、野菜、果物、魚類およびn-3脂肪酸だったそうです。食事をしっかり食べているのに、栄養素、特にタンパク質、ビタミン・ミネラルが足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。体のサビは「酸化」、コゲは「糖化」と称され、健康に悪影響を及ぼします。活性酸素が原因となる酸化よりも悪さをするのではといわれているのが糖化です。過度に糖質を摂らず、食後高血糖にならないベジ・ファーストで、ゆっくりよく噛んで食べる習慣をつけることも重要です。2013年3月に世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界5大医学誌の一つ「ランセット」に発表された東京大学の論文によれば、健康寿命を縮めている原因の1位は栄養の偏った不健康な食事です。1.不健康な食事2.高血圧3.喫煙4.運動不足5.肥満日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************今年6月、埼玉で高齢者の兄弟姉妹と見られる3人の遺体が自宅で見つかった。老老介護の果ての不幸なできごとと見られている。しかし世の中には「センテナリアン」(100歳を超え)ながら元気な高齢者も多い。そしてその元気の秘訣は“和食”にあるという。埼玉での不幸な出来事は他人事ではない。団塊の世代(1947年から1949年に生まれた方)が、後期高齢者(75歳以上)に到達する2025年には、総人口比で75歳以上が約2割(約2200万人)となる超高齢化社会が訪れる。ところが、健康寿命(平均寿命のうち、健康で活動的に暮らせる期間)は男性で71.19歳、女性で74.21歳(内閣府・高齢社会白書・平成27年)だ。平均寿命との差の約10年あり、すなわちそれは“介護”を受ける時間になるのだが、現実には少子化で介護する若者がおらず、老老介護が余儀なくされる。生涯健康であることは理想で夢だ。しかし世の中には元気な高齢者も多い。美術家の篠田桃紅さんは104歳、日本が誇る世界最高齢スイマー長岡三重子さんは103歳だ。他にも100歳を超えて現役で活躍している人は多い。このような「センテナリアン」(100歳以上の人)でも元気な人は憧れの目標だ。どうすればそうなれるのか。薬学博士の谷芳郎氏が言う。「慶応大学医学部・百寿総合研究センターの10年にわたる1500人の高齢者を対象にした調査研究で“さまざまな老化に関係する因子の中で、慢性炎症が特に健康寿命の阻害要因として重要でした。慢性炎症を抑えることが、健康長寿の達成には重要”と発表している」ここで言う炎症とは、加齢とともに体の中で徐々に進む慢性炎症のことで、心臓疾患や認知症などの病気に影響を及ぼすという。センテナリアンに共通するのは、体の中で起きている炎症のレベルの低さだという。活躍しているセンテナリアンの炎症レベルは一般の基準値の10分の1と極めて低いのだ。では、どうすれば慢性炎症を抑えることができるのか。「運動や精神状態など、様々な要因が慢性炎症にかかわっていることが明らかになっていますが、多くのヨーロッパの研究者たちが、大きな要因として考えているのが食事です」(前出・谷氏)フードコンサルタントの中川陽子管理栄養士が説明する。「ヨーロッパの研究では地中海食を厳密に守れば、心臓疾患、ガン、認知症など、慢性炎症が関わる病気のリスクが低下すると言われています。しかし日本にも世界で最もすばらしい食“和食”がある。和食は慢性炎症のレベルを低く保てる。和食の習慣を大切にしてもらいたいですね」“和食”とは言わずもがなのご飯に味噌汁、それに納豆、ぬか漬けなどの発酵食品だ。それに魚、豚肉、卵、海苔などを適宜付け加えれば申し分ないだろう。(出典:アサ芸プラス)
2017/08/18
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。細胞の染色体の端にあり「命の回数券」ともいわれるテロメアの状態が、ガンや動脈硬化など様々な病気に関係しており、適度な運動や適切な食生活、良質な睡眠、ストレスをためないことなどの生活習慣はテロメアを強化、延長して健康で長生きに関わっているようです。遺伝子は生まれてから変わりませんが、遺伝子の働きが変わることをエピジェネティクスと言います。・今までの概念 老化は避けられない 継承される遺伝子が全てを決める・新しい概念 遺伝子の発現状態は変わる 老化に関わる遺伝子の発現状態を若い時の状態に近づけることができる 遺伝は1/4の影響でしかなく、生活習慣などの環境要因が3/4を占めると言われ、生活習慣を改善すると遺伝子の発現が変わり、寿命を決める要因と言われているテロメアを延長するそうで、よい生活習慣は重要だと改めてわかります。私はさらによいことをしていますので、さらによい結果が出る自信と確信があります。QOL(生活の質)を高めて健康寿命を延ばしたい人は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。****************************【以下転載】****************************体をつくる細胞の染色体の端にあり「命の回数券」ともいわれるテロメア。テロメアの状態が、がんや動脈硬化といった様々な病気に関係しており、生活習慣を見直すことでテロメアの状態を良好に保てることも分かってきた。健康で長生きするためテロメアとどうつきあえばいいのか。生物の遺伝情報が収納されている染色体DNAの両端はテロメアと呼ばれ、染色体を保護する役割を担っている。細胞が分裂するたびにテロメアDNAは少しずつ短くなる。これに伴って細胞分裂の回数が減り、やがて分裂しなくなる。これが細胞の老化だ。一方、生物はテロメアを再生する働きも備えている。テロメラーゼという酵素が作用することで、テロメアDNAが作り出され伸長する。皮膚や血管、血液など細胞の種類によって条件は異なるが、細胞分裂による「引き算」とテロメラーゼの働きによる「足し算」でテロメアの長さが決まる。細胞分裂の回数には限りがあるため、テロメアは命の回数券とも呼ばれる。テロメアの短縮と、がんや動脈硬化、心筋梗塞、認知症といった病気との関係が分かってきた。細胞に酸化ストレスや有害物質が作用するとテロメアが短くなり、こうした病気にかかりやすくなるという。例えば皮膚がんや肺がんの場合。日光を浴び過ぎたり、たばこを吸い過ぎたりすると、紫外線や有害物質の作用で細胞が傷つく。細胞は新しくなるため活発に分裂するようになり、これに伴ってテロメアが短くなる。テロメラーゼの働きが追いつかないと、細胞の中では染色体がテロメアを失って不安定になり、他の染色体とつながってしまったりする。こうしてがんのリスクが高まる。アルコール性肝炎から肝硬変、肝臓がんへと進行するときもこうしたことが起こる。テロメアを研究している石川冬木京都大学大学院教授は「いくつかのがんはこうしたメカニズムで説明できる」という。「日焼けや喫煙、過度の飲酒などで“回数券”を無駄遣いしないのがいい」とアドバイスする。テロメアが短くなり、分裂しなくなった老化細胞からは、炎症の原因となるシグナルが出ることも分かっている。炎症は糖尿病や心臓、脳など全身の様々な病気に関係しているといわれている。テロメア研究の業績で2009年にノーベル生理学・医学賞を受賞したエリザベス・ブラックバーン博士らが、生活習慣とテロメアの関係についての研究成果をまとめた本を今年出版。この分野への関心が高まっている。ブラックバーン博士らが紹介しているのは「心理ストレスにさらされていないか」「睡眠を十分にとっているか」「適度な運動をしているか」「健全な食事をとっているか」といったこととテロメアの状態の関係だ。睡眠に関しては、毎日5~6時間しか眠っていない高齢者のテロメアは短い傾向があるが、7時間以上睡眠をとっている高齢者の場合は、中年の人と同じかそれ以上の長さだった。運動については、過去10年間、運動習慣のある人は、そうでない人と比べてテロメアが長かった。特に強調しているのが、ストレスとの関係。ストレスを除くのにマインドフルネスと呼ばれる瞑想(めいそう)が注目されているが、この瞑想をしたグループは、テロメアが伸びたという研究成果を紹介している。適度な運動や適切な食生活、良質な睡眠、ストレスをためないことなどはいずれも健康・長寿の秘訣とされてきた。テロメアに注目することで生活習慣と健康状態や病気との関係をより明確につかめそうだ。■病気リスクの診断に活用テロメアの状態を調べることで、その人の健康状態や病気のリスクを診断しようという試みが進んでいる。広島大学発ベンチャーのミルテル(広島市)は、約3年前から病気のリスクを知ることができるテロメア検査を実施している。ミルテルの検査の特徴は、テロメア自体の長さに加え、テロメアの先に「しっぽ」のように伸びているDNAの一本鎖「Gテール」の長さが測れること。Gテールが長いほど、テロメアの強度が高くなる。またGテールの短縮と、動脈硬化や脳梗塞、認知症などのリスクの相関が高いことが分かっている。検査技術を開発した田原栄俊・広島大教授は「喫煙や不健全な食生活による酸化ストレスなどがGテールを短くする。遺伝子年齢や疾患リスクを知ることができる」という。リスクの高い人には医療機関が生活改善の指導をすることで、テロメアの状態の改善を促す。検査は医療機関で受けられ、費用は3万~4万円。広島大では小型の検査装置を開発中で、来年以降に導入されれば「検査費用はかなり下げられる」(田原教授)という。(出典:日本経済新聞)
2017/07/17
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。約1万人の高齢者を調査したところ、適度な睡眠や毎日の歩行などの健康的な生活習慣を数多く取り入れている人ほど、介護を必要としない「健康寿命」が長く、最大2年余りの差がみられたとの調査結果を厚生労働省の研究班が発表しました。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************適度な睡眠や毎日の歩行などの健康的な生活習慣を数多く取り入れている人ほど、介護を必要としない「健康寿命」が長いとの調査結果を厚生労働省の研究班が発表した。約1万人の高齢者を調査したところ、健康的な生活習慣を多く取り入れている人とそうでない人では、最大2年余りの差がみられた。国は、生活習慣の改善によって健康寿命を延ばすことを目標に掲げている。研究班は2006年12月、宮城県大崎市で65歳以上の住民に生活習慣などに関するアンケートを行い、9746人について、9年間追跡調査した。調査で「健康的な生活習慣」としたのは、非喫煙または禁煙して5年以上▽1日の平均歩行時間が30分以上▽1日の平均睡眠時間が6~8時間▽多めの野菜摂取▽多めの果物摂取――の5項目。これらの生活習慣の実践数と、死亡または要介護認定を受けるまでの期間の関係を調べた。その結果、実践数が0~1項目だった人と比べた健康寿命の差は、2項目ある人は11・5か月、3項目だと17・4か月、4項目だと23・9か月それぞれ長かった。5項目すべて行っている人では25・4か月にまで差が開いていた。研究をまとめた辻一郎・東北大学教授(公衆衛生学)は「健康的なライフスタイルを取り入れれば、健康寿命の延伸が期待できることを示唆する結果だ」としている。(出典:読売新聞)
2017/07/14
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。人生の三大不安は、経済と健康、そして孤独といわれ、孤独でいると早死にするリスクが高まり、喫煙やアルコールの摂取に匹敵し、運動不足や肥満などの危険因子よりも高いことがわかったそうです。内閣府の世論調査によれば、国民の二大不安は経済と健康で、収入が上がらないことが続いていたので年々不安を感じる割合が増えて当然だと思います。不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独なのだそうで、厳しい若者がより強く感じています。・なぜ日本人は働いても働いても不安しか貯まらないのか・不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独・変わる働き方 生涯現役時代 再就職難、定年でいきがいも喪失・10年後の暮らし「悪くなる」3割 仕事や年金に不安 東大、20~40代を追跡調査・働く女性の9割以上「老後資金に不安」・夢持てぬ若者、収入・年金・仕事「不安」8割将来の不安・リスクに備えない人がほとんどだそうですが、十分な備えのためには、・元気に楽しく働くために健康維持・増進、スマートエイジングに努める 的を射たことの実践がカギで、意外と簡単・経済力を高める 雇用されない複業=福業を立ち上げる 本業の生産性向上につながり、サービス残業なしで効率よく質の高い仕事をし、見捨てられない働き方にもなり、独立も可能になるこの2つで人生が好転できますので、お役に立てることがあればうれしく思います。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。関連フリーページ 新しい順日本は変われない 知日派米国人からの直言瀬戸際40代に忍び寄る「思秋期」の恐怖収入激減! それで人生まで“無意味”になった?貧困ビジネスとは何か? 低所得者を喰う者たち負けても悔しがらない国は、復活できない国民の怒りが爆発する日自滅した日本 「足し算の民主党」では経済は立ち直らない収入は上がらない前提でどう暮らす? 雇われない働き方でパラダイムシフト新政権「限界」後には冬が来る 4年後に直面する! 「国は頼りにならない」現実厚労省の年金試算のモデル世帯 100年安心年金プランは夢物語賃金抑制はもう限界雇用環境も福祉も欧米以下! 日本は「世界で一番冷たい」格差社会「アジアで最も豊かな国」から転落した日本『激論!新しい貧困とニッポン!』氷河期世代を救い、労働市場を正常化する政策提言日本人の8割が「中流の下」以下だという格差社会****************************【以下転載】****************************あなたも孤独が良くないことはわかっていると思います。しかし、孤独が死につながることは? 実際、孤独は毎日、タバコを1箱吸い続けるのと同じくらい健康に悪いらしいのです。これが、ブリガムヤング大学の心理学教授Julianne Holt-Lunstad氏の研究の成果です。同氏は148の研究についてメタ分析を行い、孤立していると感じることが、どれだけ悪い影響を与えるのかを調べました。結果、非常に悪い影響があることがわかりました。「強い社会的つながりを持っている人は、弱いつながりしか持たない人に比べて、生存率が50%高い」と彼女は書いています。「この研究結果は、社会的孤立の死亡リスクは、喫煙やアルコールの摂取に匹敵し、運動不足や肥満などの危険因子よりも高いことを示している」このことについて1分間考えてみてください。毎日、食事に気をつけ、ジムに通っていたとしても、誰もいないアパートに帰り、社会生活も皆無だとしたら、たくさんの友人たちと夜を過ごし、ビールを飲み干し、ポテトチップスを頬張るよりも、死ぬリスクが高くなるのです。今まさに危機的な状況にある、とHolt-Lunstad氏は語ります。孤独な人は増え続けています。生活が仕事中心である米国のような先進国においてそれは顕著です。「過去20年間で、親しい友人がいないと言うアメリカ人の数は3倍に増えている」と彼女は書いています。この話に共感を覚えたり、あなた自身が今、孤独を感じているのなら、今こそ行動を起こすべきです。もっとも、あなたがいま孤立感を感じているのだとしたら、外に出かけて新しい出会いを求めることこそが、一番したくないことなのかもしれません。しかし、やるべきです。あなたの寿命は、行動を起こせるかどうかにかかっています。以下に、取り組みをはじめるためのヒントをいくつか紹介しておきます。1.興味がある集まりに参加する最近では、ありとあらゆることに関してグループがあります。たとえば、Meetupで軽く調べてみたところ、私が住んでいるワシントン湖の東岸地区だけで、 シュナウザー(犬種の1つ)を飼っている人たちが269人集まっているグループが1つ見つかりました。あなたもオンラインや、地元の新聞、地域の掲示版をチェックしてみてください。あなたが興味を持っていることに特化したグループが必ず1つは見つかります。2.クラスを受講するスマートな人たちは、学びや自己改善を生涯やめません。外国語の習得、タンゴを踊る、寿司をつくるなど、習ってみたいことや、もっとうまくなりたいことを1つ選んでください。選んだらサインアップして出かけましょう。クラスを受講したからといって人生の友ができるとはかぎりませんが、社交的な雰囲気の中に自分を置くことはできます。1つではなく、複数の習い事を掛け持ちするのもいいでしょう。3.長い間疎遠になっている友人に連絡をとる誰にでも、遠く離れていたり、忙しすぎたり、あるいは、まったくの不注意から、お互いに大切に思っているのに何年も会っていない友人がいるものです。そうした友人たちに、テキストメッセージやFacebookの招待状を送ってください。電話をかければなお良いでしょう。あなたのことをよく理解してくれている人と話すほど、孤独から抜け出すのに良い方法はありません。4.ボランティアに参加する除草が必要なコミュニティーガーデン、助けが必要な見捨てられた赤ちゃん、スタッフが必要なスープキッチン、主催者が必要なイベント、配る人が必要なチラシなどが、そこかしこであなたを待っています。コミュニティに所属し、新しい友人をつくりながら、世界をより良い場所にすることができます。5.ソーシャルメディアを適切に利用するソーシャルメディアは孤立感を減らしてくれるでしょうか? それは使い方によります。心理学者で作家のMitch Prinstein氏は、The New York Timesの記事の中で、ソーシャルメディアのなかで人気者になっても、孤独感と戦う助けにはならないと語っています。ソーシャルメディアの活動の多くは、ステータス(Twitterのフォロワー数など)の獲得にあり、人びとが社会的なつながりを持ち、人生を広げることを助けるものではない、と同氏は指摘します。とはいえ、ソーシャルメディアがあなたにとって、真のコミュニティーであり、本音を語ったり、深い感情を、お互いに大切に思っている人たちとシェアすることができるなら、話は違います。その場合は、ソーシャルメディアが孤立感を減らす助けになるでしょう。しかし、たとえそうだとしても、リアルワールドで、気のおけない人たちと一緒に過ごすことが、あなたにとって重要であることには変わりありません。(出典:ライフハッカー)
2017/07/10
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。人として生まれてくる確率は、1億円の宝くじが100万回連続して当たったのと同じ奇跡の確率(筑波大学・村上和雄名誉教授)だそうなので、大切にするために的を射た健康管理にも努めています。健康のための三大要因は、食事、運動、睡眠ですが、世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2013年からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。「死ぬときに後悔すること25」に書かれているのは、1.健康を大切にしなかったこと 2.たばこをやめなかったこと 3.生前の意思を示さなかったこと4.治療の意味を見失ってしまったこと5.自分のやりたいことをやらなかったこと などやらなかったことの後悔ばかりです。手遅れ・後の祭りにしないためにも「人が死ぬときに後悔する34のリスト」も参考になります。この本では、人が死ぬときに後悔することを34のリストにして紹介しています。リスト 1:「なぜ生きたいのか」を真剣に考えてこなかったリスト 5:生きているうちに「ごめんなさい」と言えなかったリスト10:人に言えない悩みを引きずってしまったリスト13:病気のせいで夢をあきらめてしまったリスト15:途中で病院を替えることを躊躇してしまったリスト16:セカンドオピニオンを聞かなかったリスト18:健康診断で病気にされたリスト21:延命治療を受けてしまったリスト23:家族に無理やり入院させられてしまったリスト31:「愛している」と言えなかったリスト33:エンディングノートをつけておかなかったなどです。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)****************************【以下転載】**************************** 鹿児島県南さつま市で試みられている体験型健康医学教室の活動が軌道に乗ってきた。多くの自治体は、住民の健康意識を高めようと努力しているが、なかなかうまくいかない。南さつま市では参加者の出席率が高く、意識の向上にもつながっている。どのような活動をしているのか、現場を見てきた。水曜日の夕刻、市庁舎の会議室に60~70歳代の参加者約30人が続々と集まってきた。「今日は皆さんにストレス測定チップを渡します。舌の裏側にはさんで30秒間待ってください」。講師が一人ひとりに話しかけ数値を測っていく。「高い人も低い人もいますね。体は知らず知らずストレスを感じていますよ」次に体が感じるストレス、心が感じるストレスの解説をした後、強いストレスが続くとホルモンの分泌に影響が出る話題へと移っていった。「血圧を高めたり免疫の働きを弱めたりする恐れがあります。ストレスをリセットする方法を知っておくといいでしょう」香りを使って気分を和らげる方法、運動や呼吸法など日常生活で実行できる例を実際にやりながら紹介して1時間半の講義が終わった。週1回、計8回のこの教室は人気が高い。健康複合施設の管理会社、ツルーバランス(鹿児島市)が2015年から運営する。「分かりやすく面白い」と評判が口コミで伝わり、参加希望者を募ると定員はすぐに埋まる。出席率も90%以上だ。16年度の教室参加者では、メタボリック症候群が改善する結果が得られた。60歳代で14人、70歳代で15人いたメタボ基準該当者と予備軍は、それぞれ10人と13人に減った。同社の山下積徳代表取締役は「8回の教室参加で6カ月間の特定保健指導に近い効果があった」と分析する。山下氏は循環器科が専門の医師で枕崎市立病院の院長も務めた。予防医学を地域に根付かせようと04年に「つみのり内科クリニック」(鹿児島市)を開業した。「10年ほど試行錯誤して、やっと歯車がかみ合うやり方ができあがった」と山下氏は振り返る。クリニックにフィットネスジムやレストランなどを併設し、当初は利用者も増えるに違いないと意気込んでいた。しかし続けられる参加者はなかなか増えず「食生活や運動と体の関係についてもっと気付いてもらう工夫が必要」と教え方を改めた。伝えたい項目を絞り込み、個人個人の健康に結びつけて理解してもらう方法を検討した。山下氏の妻で元小学校教諭だった山下まゆりさんが協力した。空欄にキーワードを書き込む教材や毎日の食事や運動を記録する宿題帳を作り、対話しながら知識を覚える講義方法に改めた。人口3万5000人の南さつま市は、65歳以上の高齢者が占める割合が約37%と、全国平均より約30年先行している。生活習慣病の発症者増加は大きな問題だが、予防策を伝え続けてもらうよい方法がなかった。同市の瀬戸純子・健康指導係長は「参加者は医学の難しい話を納得し、食事の改善や運動の実践による効果を実感できるようになった」と話す。個人が自立して健康の維持を目指し、行政や企業、医療機関が支援する。そんな健康モデル都市を鹿児島から築いていきたいと、山下氏は願っている。◆人材育成にも一役 受講の理学療法士ら、次回から講義する側に 市民の健康意識を高める取り組みを通じて「支援する人材が育ち、人のつながりが広がってきたことは大きな収穫だ」と山下積徳氏は強調する。ツルーバランスが展開する健康医学教室には、理学療法士や管理栄養士など将来の講師候補も受講に加わる。運営や授業の方法を学び、次回からは講義する側に立つ。また教室には飲食店の経営者や食品メーカーの幹部らが参加することがある。糖尿病予防のために例示した低カロリー献立を旅館の正式メニューに加えて人気を呼んでいるという。塩分を減らした漬物を紹介して飲食店に採用してもらったケースもあった。「腸内環境を整えるこうじ巡り」と銘打ち、地元で代々伝わる甘酒や焼酎、しょうゆ造りの現場を回るバスツアーも企画された。山下氏は「地域の社会が健康に向かって変化し始めている」と歓迎している。(出典:日本経済新聞)
2017/07/08
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。親から受け継ぎ、一生変わらないヒトの遺伝子は約2万個と言われています。しかし、心身に影響をもたらす腸内細菌の遺伝子は20~40万あり、中にはヒトが消化できない食べ物からエネルギー源を取り出したり、免疫に関わったりする遺伝子があり、細菌とヒトが相互に助け合って共生する姿が遺伝子からも見えてきたそうですし、性格や寿命まで左右する報告がでてきました。日本人は炭水化物やアミノ酸を利用してエネルギー源を取り出す遺伝子が多く、さらに炭水化物の代謝でできる水素を利用して栄養素を作るものが多く日本人の腸内は細菌との相互扶助がうまくいく健全な環境だそうです。人間の腸内にいる数万種、数百兆個と言われる多種・多様な腸内細菌のバランスを保つことが、健康維持に重要な役割を果たすと言われています。この細菌の塊は腸内細菌叢または腸内フローラと呼ばれ、消化・吸収・排泄・免疫の点で多大な役割を担っているのでアレルギー、肥満、糖尿病、動脈硬化、ガン、アレルギー、皮膚疾患、さらにうつ、自閉症やパーキンソン病など脳、神経系疾患にも影響を与えることが分かってきたそうです。・あなたの性格を決める「ゲノム」が判明!? 「良い人/悪い人」は「腸内細菌」で決まる!?・“腸内菌”が幸福感を左右する! 知られざる腸のチカラ・21世紀は腸内細菌叢に注目 慢性疲労症候群にも関連か・ウォーキングが腸内フローラを改善 腸内細菌叢が変化し脳を健康に・健康維持の秘訣は「腸内フローラ」のバランスを整えること! 大腸がんや糖尿病の予防にも大活躍・「腸内フローラ」って何? 様々な病気との関係も指摘される“微生物群”の実態とは・腸内細菌で体が変わる? 移植で腸炎改善も・運動が腸内細菌によい影響を与えている・日本人の腸の老化は深刻な状態・健康維持に大切な腸内細菌 抗生物質や食習慣で乱れ最近の研究で短鎖脂肪酸の驚くべき働きぶりが分かってきたそうです。炭素数が6個以下の短鎖脂肪酸は、大腸内の腸内細菌が作る脂肪酸で、酢酸、プロピオン酸、酪酸があり、消化酵素で分解し切れない食物繊維を発酵・分解する役割があります。短鎖脂肪酸は、腸内を適度な弱酸性に保ち、悪玉菌の出す有害酵素、発がん性物質の二次胆汁酸、腐敗産物の活力を一気に抑え込み、善玉菌を全力で加勢する腸内のスーパーマン。短鎖脂肪酸は、オリゴ糖や食物繊維を豊富に含む食品を食べたり、ビフィズス菌などの有益な腸内細菌を増やせばよく、腸内はますます元気になります。また、ウイルスや病原菌から体を守る腸管バリア機能も短鎖脂肪酸の得意技だそうです。腸細菌の研究で知られる酪農学園大学の辨野教授が実施した「腸年齢と健康に関する調査」によると、実年齢20代の平均腸年齢は45.7歳、実年齢30代の平均腸年齢は51.3歳、40代の平均腸年齢は54.2歳。日本人の腸の老化は予想以上に深刻で、整腸力が落ちていることが明らかだそうです。この調査では、腸年齢の若い人ほど脳機能の衰えが少なく、老化もゆっくりと進むことが判明。腸年齢の若い人は、肌の悩みが少なく、健康状態や体力、気持ちの持ち方、外見も若い。腸を若々しく保てば保つほど、何歳になっても病気に罹りにくい健康体を維持できる。腸年齢の若さを保つことは、健康長寿に欠かせないそうです。・あなたの「腸」は何歳?私は23問中チェックは2つでした。チェックが4個以下の人:腸年齢=実年齢,腸年齢は若くてバッチリ合格!人間の腸内にいる多様な細菌のバランスを保つことが、健康維持に重要な役割を果たすと言われています。いろいろな食材を少しずつ食べる和食のスタイルが、腸細菌のバランス維持に寄与しているそうで、専門家は「和食を多く取り入れると、肥満やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防・改善に効果が期待できる」と話しています。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と慢性的なカルシウム不足や抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、主食を最後に食べるカーボラストにするとさらによくなりそうです。和食が世界文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】**************************** 腸こそが、健康の源となる重要な臓器である。この中には、600兆個以上の腸内細菌が存在するが、健康長寿に大きな影響を及ぼす“長寿菌”の存在が、最近の研究で明らかになった。長寿菌とは、理化学研究所特別招聘研究員で腸内細菌の世界的権威である辨野義己さんが、2016年に名づけた、大腸内のいわゆる“善玉菌”グループのこと。「健康で長寿の方の便を調べたところ、『ビフィズス菌』と『酪酸産生菌』という腸内細菌が多く検出されました。『酪酸産生菌』が産出する酪酸は、がん細胞の増殖を抑えて免疫力を上げる働きがあります。これらに、善玉菌の代表格である『ビフィズス菌』を加えた2つを、『長寿菌』と定義しました」(辨野さん)辨野さんが、“長寿の島”で知られる鹿児島・徳之島を訪れ、80~90代の元気なお年寄りの便を調べたところ、検出された腸内細菌の約4~6割が長寿菌だったという。その他の健康長寿なお年寄りの便にも長寿菌が多かったことから、辨野さんは、腸内細菌のうち長寿菌が4~6割を占めていれば、健康長寿になれると確信したよう。◆お腹に長寿菌がいるかどうか調べられる自分のお腹に長寿菌がどれほどいるか、わかる方法がある。理化学研究所認定の研究機関サイキンソーが行う腸内細菌叢検査サービス「マイキンソー」がそれだ。自宅で採った便を送ると、その便をDNA解析して腸内フローラの状態を教えてくれる。2015年からサービスを始め、現在までに2000人近くが利用しているという。「検査でわかるのは、太りやすさ、腸のタイプ、菌の多様性、菌の構成比率など。ビフィズス菌、乳酸産生菌、酪酸産生菌、エクオール産生菌といった、健康に欠かせない4種の菌が平均より多いか少ないかもわかります」(サイキンソー代表取締役 沢井悠さん・以下同)さらに、利用者に最適な生活習慣や食事の改善方法もアドバイスしてくれる。「自分に必要な菌は人それぞれですが、万人にいえることは、腸内細菌のエサとなる水溶性食物繊維、オリゴ糖、冷ご飯などに含まれるレジスタントスターチをバランスよく摂ることで腸内環境は整えられます」自分の腸内の状態を知って、効率よく“ウン活“したい。(出典:NEWSポストセブン)
2017/07/03
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。老化速度は個人差があり、若く見える人は体年齢が遅いことがわかり、加齢を遅らせることが出来るのは私自身の実践経験からわかります。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************「健康寿命」という言葉をご存じでしょうか。健康寿命とは実際の寿命ではなく、大きな病気や寝たきりにならず、健康で暮らすことができる寿命のことです。日本では健康寿命は実際の寿命より約10年も短いとされ、いかに健康寿命を延ばすかは高齢社会の重要な課題の一つです。健康寿命に影響のある「加齢速度」について調べた興味深い論文をご紹介します。若い人でも「実年齢」と「体年齢」には差があるアメリカのデューク大学とニュージーランドのオタゴ大学などのグループからなる研究チーム(第一著者DW Belsky博士)は、30代の若者の「実年齢」と「体年齢」について、2015年にPNASに興味深い論文を発表しています。実際の年齢である「実年齢」に対して、各臓器や血管の状態などからわかる「体年齢」には個人差があります。研究グループは、加齢の実態を探るには若い世代の「体年齢」を調べる必要があると考え、調査を行いました。調査対象者は1972年4月から1973年3月にニュージーランドで生まれた1037人です。彼らは生まれてから3歳、5歳、7歳というふうに、現在に至るまで長期間にわたって定期的に健康調査を受けています。今回の研究は、彼らが38歳の時に受けた健康調査の結果をもとに行われました。検査項目は各臓器や血管の状態、免疫力や代謝能力、そしてDNA検査など多岐にわたります。さらに体力テストや認知機能テストを行ってもらいました。これらの項目を総合的に解析すると体年齢の中央値は38歳付近ですが、分布は実年齢でいうところの28歳から61歳相当にまで広がり、体年齢は個人差が大きいことがわかりました。さらに、彼らが26歳、32歳、38歳のときの検査数値を経時的に解析して、各人の「加齢速度」を調べました。解析の結果、加齢速度が他の人よりも速い人ほど、握力や片足立ち、耐久力や運動能力などが実年齢よりも劣ることがわかりました。さらに加齢のペースが速い人ほど、認知力の低下も激しいことがわかりました。同じ年齢でも若く見える人、老けて見える人がいるなど、見た目は実年齢と異なることは皆さんも感じられたことがあると思います。今回の調査では、加齢速度の速い人ほど見た目が実年齢より老けており、また健康だと自身で感じる度合いが低いこともわかりました。この結果より、実際の年齢にかかわらず、体の各部分の加齢の度合いには個人差があり、また加齢速度は体力や認知機能の変化に影響していることがわかりました。加齢をいかに遅らせるかがこれからの課題「年をとる」といいますが、何も老人になってから急に加齢するわけではありません。生まれたての赤ちゃんも、老人も一定の速度で年をとっています。しかし、生活習慣や運動習慣、環境などの違いによって加齢のペースには差があり、その差は年をとるにつれて大きくなり、やがて体力や認知機能などの差として表れると考えられます。今回の研究では、実年齢よりも体年齢の若い人も多数いたことから、加齢を遅らせることは可能だと考えられます。誰も年をとることに逆らうことはできませんが、加齢速度の違いにいたる生活習慣などを詳細に調べることで、健康寿命を延ばすヒントが得られると期待されます。(出典:ノウナウ)
2017/07/02
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。毎日毎日腹7~8分はなかなか実践できませんので、私は1~2ヶ月に1回程度、週末に3~7食断食をしています。飽食・放食・崩食・呆食は短命の近道ですね。食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。関連ブログ自宅で週末断食、注意点は 水分取り適当な運動を70年断食の印ヨガ聖者、科学者も仰天「繰り返し断食」いきいき長寿? 遺伝子のおかげカロリス 長寿の秘訣は「腹七分目」カロリー抑え、寿命延ばそう 適切な食事量の把握が鍵週末プチ断食:なんともいえない爽快感 疲れた内臓に貴重な休息働き盛りの男性にこそお勧めの「週末断食」食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************断食は体質改善のスイッチ 若返りの強い味方サーチュイン遺伝子断食はダイエットのためにあらず、体質改善のスイッチがオンになるスゴイ効用があるらしい。断食は、なんと人類数百万年の歴史でつちかった究極の健康法なのだ。空腹という命の危機に、眠っていたカラダの奥底から湧き出るパワーを最新科学が明らかにする。月1回断食をするモルモン教徒に驚きの効果 番組では冒頭、2015年5~6月に30日間、飲み物以外は一切摂取しない「不食」生活を実践して話題になった俳優の榎木孝明さん(61)のドキュメンタリー映像を公開した。榎木さんは不食中の心身の変化を、「持病の腰痛がなくなった」「セリフの覚えが速くなった」「スタミナが増した」「睡眠が深くなり4時間で十分になった」「武道の動きが鋭くなった」と語っている。実際、長い階段を一気に駆け上がる姿や、武術で棒をクルクル回す動きの映像を見ると、何も食べていない状態の人物だとはとても思えない。「断食の健康効果」は数値で測りにくいことから、これまで科学の研究の対象にならなかった。ところが、2011年に米国心臓病学会で宗教上の理由から毎月断食をするモルモン教徒の研究が発表された。米国ユタ州は人口の6割をモルモン教徒が占める。彼らは毎月最初の日曜日に、24時間、水以外は口にしない断食を行う。そこで、モルモン教徒と同じ町に暮らす一般住民との病気の発症率を比べてみると、モルモン教徒は心臓病の発症率が39%、糖尿病は52%も低いことがわかった。日本でも慶応義塾大学の伊藤裕教授がマウスを使った実験で、通常のエサを毎日食べるグループと、3日間ずつ断食を繰り返すグループを比較すると、断食マウスの方が太りにくい体質になった。この体質は断食終了後も3か月間続いた。伊藤裕教授はこれを「断食メモリー」と名づけ、断食をすると健康効果が細胞の分子レベルにまで影響を与え、ずっと続くことを明らかにした。腹ペコサルの方が飽食サルより長生きをした“MCのお笑い芸人・後藤輝基「伊藤先生、断食によって起こる体質改善が、一時だけでなく長く続くのはどうしてでしょうか」伊藤教授「断食は、カラダに対して『食べ物がない』という危機的状況を知らせる、かなりのショック療法です。人類の歴史の中では飢えることが多かったので、生き延びるための仕組みがカラダに備わっています。みんな本当は『伝家の宝刀』を持っており、それが使われずに眠っているのです。それを抜くようにカラダを変えるのが断食で、眠っているスイッチをオンにするのです」では、「伝家の宝刀」とは何だろうか。それは、若返り遺伝子と呼ばれる「サーチュイン遺伝子」だ。番組では、米ウィスコンシン大学で長年続いている老化研究の実験を紹介した。生まれたばかりのアカゲザルを80匹以上集め、20年以上飼い続ける壮大な実験だ。サルを2つのグループに分け、一方に通常のエサを、もう一方に30%少ないエサを与え、カロリー制限をした。すると、腹ペコのサルの方が長生きをした。24年後の生存率を比べると、通常のエサのサルは50%以上が死んだのに、腹ペコサルは80%以上がまだ生きている。しかも、サルの外見を比較すると、人間で言うと75歳ほどの年寄りなのに、腹ペコサルの肌には張りがあり、毛が抜け落ちていないが、通常のサルの毛は抜け落ち、肌もしわだらけだ。同じ年齢で、なぜこんなに違いがあるのか。サルの遺伝子は調べると、腹ペコサルは「サーチュイン遺伝子」の働きが活性化していた。これがサルを若返らせ、寿命を伸ばしているのだ。若返り遺伝子は100以上の方法で老化をブレーキ金沢医科大学の古家大祐教授は、人間に対しても同じ実験をしてみた。30代~60代の男性4人に、通常の必要摂取カロリーから25%減らした食事を7週間続けてもらい、「サーチュイン遺伝子」の働きを調べた。すると、「サーチュイン遺伝子」の働きが数倍から最大10倍も増えた。古家教授が行った別の断食の実験では、48時間の断食で「サーチュイン遺伝子」の働きが2~4倍に増えた。断食はカロリー制限よりも短時間でスイッチをオンにできる近道なのだ。古家教授はこう解説する。“古家教授「サーチュイン遺伝子は、免疫細胞を活性化させたり、血管の老化を抑えたり、傷ついた遺伝子を修復したり、なんと100以上の方法で老化にブレーキを掛けます。その結果、肌や筋肉、血管の若さが保たれるのです。サーチュイン遺伝子はカラダの中にある、指揮者みたいなもの。カラダがちゃんと元気で病気にならずに長生きしているか、細胞の働き全体を指揮しているのです。しかし、そのスイッチは、空腹の時しか出てこないのです」MCの後藤「断食すると、生命のスイッチが入るとか、なんだか座禅を組むと悟りが開けるみたいな、宗教の世界の話のようですね。伊藤先生、科学的にはどう説明するのですか」伊藤教授「キーワードは『ケトン体』です。普段、私たちが食べたものは腸で吸収され、エネルギー源のブドウ糖となって全身に運ばれます。ブドウ糖は何も食べないと8時間で全てなくなります。断食とはエネルギー源がゼロになる生命の危機なのです。カラダが危機状態になると、中性脂肪が肝臓に集まってきます。肝臓で脂肪が分解されてできるのがケトン体です。ケトン体は新たなエネルギー源としてカラダの様々なところで働くのです。さらにケトン体は、もう一つ重要な働きをしていることで世界中の研究者に注目しています」MCの後藤「それは何ですか」伊藤教授「ケトン体は、遺伝子の働き方を変える作用があることが分かってきました。遺伝子そのものを変えることはできないが、遺伝子の働き方を変えることはできるわけです。たとえば、太りやすい体質があるとします。ケトン体が遺伝子の働きを司る部分と反応すると、細胞の中にあるミトコンドリアの力を呼び覚ますスイッチがオンになります。その結果、ミトコンドリアは効率よく次々とエネルギーを作り出すようになります。細胞内で脂肪がエネルギーとしてどんどん使われるので、結果として太りにくいカラダになるのです。ケトン体がなくなっても、ミトコンドリアのオンの状態は保たれます。これが『断食メモリー』で、太りにくい体質になれるのです」プチ断食に「ウサギ方式」と「カメ方式」しかし、日常生活で断食を実践するのはハードルが高い。伊藤教授も「本格的な断食は医師の指導のもとで行なわないと危険だ」と指摘する。もう少し手軽に「断食メモリー」が働くようにならないものだろうか。番組では、自己流で実践している2人の「プチ断食」を取り上げた。「ウサギ方式」と「カメ方式」の対照的な2人だ。ウサギ方式の実践者は男性の高木さん(43)。高木さんは断食道場に年2、3回通い続けている。そして自宅では週に1回、半日の断食をしている。朝昼はお茶以外口にせず、夜だけ普通に食べる断食だ。断食を始める前は66キロだったが、断食を始めて5キロ減量。しかも8年間同じ体型を維持している。一方、カメ方式は女性の日暮さん(26)で、毎日カロリー制限をしている。朝食はニンジンとリンゴを絞ったジュースと梅干し1個。お昼もアーモンドパウダーを紅茶に溶かしたドリンクだけ。夫と一緒の夕食は炭水化物を抜き、おかずだけ食べる。2人の1週間のカロリー総摂取量とケトン体の数値を比べてみると(注:ケトン体の基準値は26~122)――。(1)高木さん=摂取カロリー 1万6144キロカロリー/ケトン体 304(2)日暮さん=摂取カロリー 5138キロカロリー/ケトン体 355摂取カロリーは高木さんのほうが3倍高いが、ケトン体の数値は2人ともほぼ同じで、基準値よりかなり高い。高木さんは3倍多く食べているにもかかわらず、日暮さんと同じ効果を上げている。カメ方式とウサギ方式、断食効果を得るためには、どちらが良いのか。伊藤教授はこう指摘した。“伊藤教授「日暮さん(カメ方式)のやり方は、危なくてオススメできません。確かにケトン体の数値は上がりますが、1日に700キロカロリーしかとっておらず、慢性的な栄養不足でカラダが悲鳴を上げています。これを続けると筋肉が壊れていくなどの悪影響が出る心配があります。一方、高木さん(ウサギ方式)の方は、1週間に半日だけ断食をするだけで、ケトン体の数値が上がっています。ここが大事です。研究者として興味深いのはウサギ方式です。『頑張るときは頑張るけど、あと寝ている』というパターンです」さらに、伊藤教授はこうアドバイスした。“伊藤教授「最新研究では、健康な人が断食をすると、様々なよいことがあると分かってきました。しかし、断食をする場合には常に注意が必要で、基本的には医師の診断を受けて行うこと。個人で断食する場合は半日を目安に、最大でも24時間まで。特に高齢者や心臓病、腎臓病、糖尿病、脱水症状のある人が断食を行うと、ケトン体が上がりすぎて呼吸困難や昏睡(こんすい)などの危険があるため注意してください」(出典:J-CAST ヘルスケア)
2017/06/14
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。人生100年時代を目前にして、子供達の長期的健康にとって最も緊急を要する脅威、教室内外でできること、学校、親、地域の責任分担などの関連問題を協議するため、国連、ユニセフ、国連合同エイズ計画、世界肥満連盟、マッキンゼーなど様々な著名団体の専門家を集めて第2回年次「グローバル・コンシューマーヘルス討論会」が行われ、世界的研究の主な調査結果は、以下の通りだそうです。・今日の子供たちが65歳になったとき、現在のその年齢以上の大人より不健康です。・ライフスタイル関連の問題は、晩年の慢性疾患の一因となり、すでに子供たちの間でも健康問題を引き起こしています。・調査対象の五大陸において、学校は運動不足など認識されている主な問題を目標にしていますが、精神衛生の問題には目をつぶっています。・このような学校教育プログラムが肥満と精神疾患の割合の上昇を食い止めている形跡は、ほとんどありません。2016年10月に「ライフ・シフト」という書籍が発売され、様々な話題を呼んでいます。著者は、人材論、組織論の世界的権威でロンドン・ビジネススクール教授リンダ・グラットン氏とロンドン・ビジネススクール経済学教授アンドリュー・スコット氏の共著です。誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。目前に迫る長寿社会100歳時代の戦略的人生設計書と解説されています。この書籍以降は月刊誌でも特集が続いています。プレジデントウーマン2017年1月号には著者のリンダ・グラットン氏のインタビュー記事が載っています。日経おとなのOFF2017年3月号にも年代別の半数が到達する年齢予測が引用されています。内閣府の世論調査によれば、国民の二大不安は経済と健康で、年々増える傾向にあるそうです。不安の解決策は、健康力と経済力を高め、人生を楽しむことでむずかしくないと思います。不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独なのだそうで、厳しい若者がより強く感じているそうです。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************・メルク・コンシューマーヘルスの年次討論会:いかにして子供達が100年間健康に生きられるようにするかについての世界の専門家協議・エコノミスト・インテリジェンス・ユニットの世界的研究:現在の子供たちが65歳になったとき、現在その年齢以上の大人より不健康・子供たちにライフスタイルと晩年の健康との関係を認識させる上で必要な全レベルでのより良好な協調関係科学とテクノロジーの企業をリードするメルク(Merck)は、子供たちの長期的健康にとって最も緊急を要する脅威、教室内外でできること、学校、親、地域の責任分担などの関連問題を協議するため、国連、ユニセフ(UNICEF)、国連合同エイズ計画(UNAIDS)、世界肥満連盟(World Obesity Federation)、マッキンゼー(McKinsey)など様々な著名団体の専門家をドイツ、ダルムシュタットに集めました。世界の寿命は延び続け、世界保健機関(World Health Organization)の統計は、現在の子供たちが初めて100歳まで生きるであろうことを示しています。しかし、元気で動ける健康な状態で100年生きることや、そうできるよう子供たちに身に付けさせる取り組みが、昨日の第2回年次「グローバル・コンシューマーヘルス討論会(Global Consumer Health Debate)」の議題でした。メルク、コンシューマーヘルス事業CEO兼社長のユタ・ケメリッヒ=カイルは、次のようにコメントしました。「ひとつ確かなことがあります。子供たちの自己管理の方法について始めるのが早ければ早いほど、長期的に良い影響を与えます。この討論がこのドイツの私自身の子供たちのほか、ブラジルやインドの子供たちのための健康教育をも強化する一助になったなら、長寿を満喫することのできる世界の健康な大人たちの未来を築くことが上手くなっているのです」同イベントではエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU:Economist Intelligence Unit)の白書を発表しました。「子供たちと老年期(Kids and Old Age)」です。この世界的研究は、子供たちに長く健康な人生を過ごすよう備えさせるために親、教育者、政策立案者、研究機関、開発関係者それぞれに何ができるかという現在の状況について述べています。主な調査結果は、以下の通りです。・今日の子供たちが65歳になったとき、現在のその年齢以上の大人より不健康です。・ライフスタイル関連の問題は、晩年の慢性疾患の一因となり、すでに子供たちの間でも健康問題を引き起こしています。・調査対象の五大陸において、学校は運動不足など認識されている主な問題を目標にしていますが、精神衛生の問題には目をつぶっています。・このような学校教育プログラムが肥満と精神疾患の割合の上昇を食い止めている形跡は、ほとんどありません。多くの関係者を集めた討論会は、子供の健康と幸せに責任のあるすべての人の「点を結び」、共同思考と共通の目標に関する合意に達しました。しかしながら、この討論会と多様な関係者や意見は、子供時代の知識が家庭や学校をはるかに越えた地域の取り組みや政治レベルの支援から得られるものであることを浮き彫りにしました。重要なメッセージは、補完的取り組みで協調することにより、子供たちは将来健康な大人、老人になるためのより良い備えができるということです。国際パネルには、南アフリカ政府(基礎教育省)の代表、国連の教育代表、子供と健康を優先する団体(ユニセフ、国連女性と子どもの健康の実現に向けたグローバル戦略:Every Woman for Every Child/UN、国連合同エイズ計画)、ブラジルとインドの地域に根差し、現場に大きな影響を及ぼす組織(インメド・ブラジル:Inmed Brazil、スマイル財団:Smile Foundation)、健康産業のビジネスコンサルタント(マッキンゼー)、世界肥満連盟など様々な代弁者が参加しました。このイベントは、メルク・コンシューマーヘルスの「人が100年間健康に生きる新しい時代に向けて社会を整備する」旅への重要な節目となりました。この事業目標は、あらゆる年代の人々の健康的生活に対する関心を高めることを目指すメルク・コンシューマーヘルスのWE100(R)運動の中心となっています。報告書と討論会が世界規模の対話に焦点を合わせる一助となった一方、計画し、行動を起こすことがよりいっそう重要だと思われます。WE100は、それを行うというメルクの確約です。・フェイスブックのWE100:https://www.facebook.com/WE100/(出典:メルク)
2017/05/25
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************<今回はコレ!> 健康長寿の秘訣は慢性炎症にあり!健康診断でわかる!「炎症」の数値慢性炎症 原因の1つは「肥満」元気で長生きしたい!そんな健康長寿へのカギが最新研究から見えてきました。いま世界の研究者が注目しているのが「慢性炎症」です。痛みや熱もないのに、長い期間続くと、いずれ動脈硬化やがんにつながる可能性もあるやっかいな状態です。この「慢性炎症」を抑えると、寿命が延びるのではないかと考えられています。では、いま自分に「慢性炎症」は起きているのか?どうすれば抑えられるのか?気になるその方法をお伝えします!健康長寿の秘けつは慢性炎症にあり! 痛みも熱もないような非常に弱い炎症でも、慢性的に長く続くことで血管や臓器の細胞を傷つけ、動脈硬化やがんなどを引き起こす可能性があると分かってきました。アメリカでは「慢性炎症」を止めたマウスが非常に健康で長生きしたという研究成果が発表されました。「慢性炎症」が起きる原因は加齢や生活習慣など様々ですが、いつまでも健康で長生きするためには、「慢性炎症」を引き起こさないことが重要です。健康診断でわかる!「炎症」の数値 自分では気づくことのできない弱い炎症である「慢性炎症」ですが、実は人間ドックや健康診断などの血液検査で知ることができます。それが「CRP」という検査項目です。CRPは体で炎症が起きると数値が上がるので、長年救急医療の現場などで利用されてきましたが、最近では技術の進歩によって高感度にCRPを検出できるようになりました。それにより「慢性炎症」のような弱い炎症も測定できるようになったのです。 ただし、人間ドックや健康診断ができる施設でも「高感度CRP」が検査項目に含まれていない場合もあるので、知りたい方は事前に確認してください。慢性炎症 原因の1つは「肥満」「ストレス」「タバコ」「過度の飲酒」「高血糖」など・・・、様々な原因で起きる「慢性炎症」ですが、もうひとつ注目されているのが「肥満」です。食べ過ぎや運動不足などによって「肥満」になると、脂肪細胞が脂肪を溜め込み大きく膨らみます。するとそこへ免疫細胞が集まって炎症を起こすことが分かってきました。膨れ上がった脂肪細胞を余計なものだと判断した免疫が、体から排除しようとして炎症を起こすと考えられています。皮下脂肪よりも内臓脂肪の方が炎症を起こしやすいことがわかっています。「CRP」の数値が基準範囲内(0.3mg/dl以下)の方は必要以上に心配する必要はありませんが、「CRP」の数値を生活習慣を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか?(出典:NHK)
2017/05/24
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。宇宙では地上の10倍老化が進むと言われています。宇宙に半年いると筋力は半分になり、骨密度の低下は、老人の1年分の変化がわずか1カ月間で起こってしまいます。そのほかにも認知機能の低下や脂質・糖などの代謝異常、循環機能の低下などなど様々な悪影響が起こることが知られています。それは耳の中の内耳にある耳石という器官が影響していたことがわかったので、30分に1度立ち上り、耳石を効率的に動かすことが重要だそうです。人として生まれてくる確率は、1億円の宝くじが100万回連続して当たったのと同じ奇跡の確率(筑波大学・村上和雄名誉教授)だそうなので、大切にするために的を射た健康管理にも努めています。健康のための三大要因は、食事、運動、睡眠ですが、世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2013年からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。「死ぬときに後悔すること25」に書かれているのは、1.健康を大切にしなかったこと 2.たばこをやめなかったこと 3.生前の意思を示さなかったこと4.治療の意味を見失ってしまったこと5.自分のやりたいことをやらなかったこと などやらなかったことの後悔ばかりです。手遅れ・後の祭りにしないためにも「人が死ぬときに後悔する34のリスト」も参考になります。この本では、人が死ぬときに後悔することを34のリストにして紹介しています。リスト 1:「なぜ生きたいのか」を真剣に考えてこなかったリスト 5:生きているうちに「ごめんなさい」と言えなかったリスト10:人に言えない悩みを引きずってしまったリスト13:病気のせいで夢をあきらめてしまったリスト15:途中で病院を替えることを躊躇してしまったリスト16:セカンドオピニオンを聞かなかったリスト18:健康診断で病気にされたリスト21:延命治療を受けてしまったリスト23:家族に無理やり入院させられてしまったリスト31:「愛している」と言えなかったリスト33:エンディングノートをつけておかなかったなどです。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)****************************【以下転載】**************************** いつまでも若々しくいたい。それは私たちがずーっと願い続けてきた夢。そんな夢がいま、叶うかもしれません!研究を進めているのは・・・あのNASA。実はNASAの一大研究テーマは、ずばり人体!きたるべき人類の宇宙進出のために、 さまざまな実験を重ねてきました。そしてついにこのほど、老化を遅らせる「老化スイッチ」を体のある部分に発見したというのです。そのスイッチを刺激してあげれば、ハードな運動をしなくても脂肪を減らして筋肉を増やすだけでなく、様々な病気のリスクを減らせる可能性がでてきたのです。運動嫌いでもOK!若返りの秘策の最新情報をお伝えいたします!NASAが大注目!「老化スイッチ」 実は宇宙では地上の10倍老化が進むと言われています。宇宙に半年いると筋力は半分になり、骨密度の低下は、老人の1年分の変化がわずか1カ月間で起こってしまいます。そのほかにも認知機能の低下や脂質・糖などの代謝異常、循環機能の低下などなど・・・様々な悪影響が起こることが知られています。その理由は、まだ分かっていない部分もありますが、最大の原因は「無重力」にあります。しかも無重力状態では運動をしていてもこれらの異常が起こってしまうのです。一体なぜなのか。実はその犯人は「耳」にありました。耳の中の内耳という場所にある“耳石”という器官が影響していたのです。耳石はいわば「重力を感知する装置」。体が傾くと耳石が重力に引っ張られることで、その信号が脳に送られ、体の傾きを知ることができる、という仕組みです。この耳石こそが体の老化のスピードを左右する原因の1つであることが最近の研究でわかってきました。検証!座るだけで老化が進む? 実は近年、無重力と同じような悪影響を体に及ぼす「ある習慣」が明らかになってきました。それは「座り続けること」。なんと、1時間座ると22分寿命が縮むという研究結果もあります。ほかにも、がんのリスクが上がったり、骨密度の低下、代謝異常、認知機能の低下、循環機能の低下・・・などなど、様々な悪影響があることが明らかになってきました。まさに無重力と一緒です。いったいなぜこのようなことが起こるのでしょうか。実はこれも耳石に大きな原因があると考えられています。無重力状態では、耳石は浮かんだような状態で動きません。一方、座り続けているときも耳石はあまり動きません。実はこの「耳石が活発に動かないこと」が大問題なのです!耳石は全身の筋肉や自律神経(内臓や血管をコントロール)とつながっています。そのため、耳石が活発に働くと、筋肉の活動がよくなるだけでなく、心臓などの働きも良くなって血流が活発化。コレステロールや糖の代謝もよくなります。一方、耳石があまり動かないと・・・全身の筋肉や自律神経の働きもおとえろえ、筋力の低下や循環機能低下、代謝の異常など様々な悪影響が起こると考えられています。運動嫌いでもOK!若返りの秘策NASAの研究によってわかった、若返りの秘策。それは“30分に1度立ち上がる”だけ。実は「立ちあがる」という動作は、頭が前後左右上下に動くため、耳石を効率的に動かすことができるのです。座っている時間が長い方は、ぜひ30分に1度は中断して立ちあがってみてください!※体が不自由な方など、立つのが難しい場合は、頭を左右に振るだけでも耳石を動かすことにつながります。(出典:NHK)
2017/05/22
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。認知症予防には、様々な研究、報告がありますが、認知症予防に効果があると言われているのは、禁煙、運動の習慣化、脳トレ、血圧・血糖管理、食事は適度な糖質制限、塩分制限、糖質を最後に食べるカーボラスト、品数豊富なバランスのよい魚・和食、カテキンやビタミンD、教育年数の延長、社会性ある認知刺激余暇活動、睡眠などのよい生活習慣を総合的に組み合わせることだそうです。中でも効果があると言われているのが息が弾む程度の中強度の有酸素運動と言われています。脳に刺激を与えるには、運動強度60~80%のランニングを1日20~30分×週3回がよさそうです。しかし、誰もが息が弾む程度の中強度の有酸素運動を習慣にできるわけではなく、料理教室もおすすめで、特に料理が得意ではない男性におすすめしたいです。健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。また64歳以下までの認知症を若年性認知症と呼び、まれに10代後半で発症することもあるそうで、若年性認知症の推定患者数は約3万8000人と言われています。英国では20年前に比べ、1年間に認知症になる人の割合が20%減ったそうで、社会全体で健康増進を図れば、認知症の増加が抑えられるようです。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、インターバル速歩やスローランニング、階段昇降はおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からインターバル速歩やスローランニングを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。また歩きながら計算するとか、頭と体で2つのことを同時に行うデュアルタスク(2重の課題)がよいそうです。よい知識をつけて出来そうなことから無理なく生活習慣を改善していくことがポイントだと思います。遅発性アルツハイマーの爆心地が青斑核と呼ばれる脳の小さな領域だと分かり、この部位は、高齢者における認知機能の維持に大いに関連しているそうです。青斑核にある神経細胞は睡眠時間が少ないほど死滅することから、高齢者の脳年齢は睡眠時間が大きく関与しているそうです。筋力トレーニングは、使っている筋肉に意識を集中して動かすことで、筋肉と脳を結ぶ神経回路が刺激され、脳細胞を活性化でき、認知症予防に役立つそうです。筋肉の脆弱化を防ぎ、介護予防にも役立ちますので、一石二鳥です。歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、適切な負荷、量の運動を習慣にすることは重要ですね。全国40~69歳の男女1200人を対象とした「認知症予防に関する意識調査」によると、認知症の予防に役立つ情報に関心がある人は6割近くにのぼり、認知症予防に有効だと思われる食事や運動習慣を改善するための情報を望んでいるそうです。2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているそうです。認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと言われています。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。そんなことから厚生労働省は2012年に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、2014年11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、認知症対策は重要な国家戦略として2015年1月に「新オレンジプラン」が発表されています。 一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔するなら今からやっても十分間に合います。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、1.運動習慣をつける。2.高血圧を改善する。3.人的交流など社会認知活動を増やす。4.2型糖尿病の改善する。5.地中海食などバランスのいい食事を摂る。6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)。7.禁煙する。8.うつ状態の改善。の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。医学雑誌「The Lancet」にアルツハイマー病は7つの要因を避ければ予防できる可能性がある論文がでています。1.糖尿病2.高血圧3.運動不足4.肥満5.うつ病6.低教育水準7.喫煙国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」はよい方法だと思います。ウォーキングをしている人はたくさんおられますが、十分な効果を得るにはインターバル速歩、インターバルスローランニングがおすすめです。ストレッチ、ウォーミングアップをしてから・運動強度:70% 3分・運動強度:40% 3分この6分を1セットとして繰り返して1回3~10セット、週20セット(120分)がよいそうです。運動強度は心拍数で管理するのが一番です。 ・70%強度 運動している私の場合は134・40%強度 運動している私の場合は98しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、有酸素系運動が一番重要と言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。認知症関連ブログ 新しい順フィンガー研究が示した総合的な認知症予防の有効性老後も安心! 認知症にならないための眠り方認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限米国で認知症の有病率が低下9時間以上の睡眠に認知症のリスク? 長時間睡眠に潜む4つの疾患認知症発症率は年々低下している? 英国に見る認知症発症率の変遷認知症を予防する運動とは認知症予防は40代から! 「脳の老化」薬の要らない防止法アルツハイマー型認知症は「新型の生活習慣病」 歯止めがかからない少子化と人口減交通量の多い地域の住民、高い認知症発生率 大気中の汚染物が脳内に侵入か「孤独感」を抱いているとアルツハイマー病に?認知症になりやすい人の特徴 認知症の予防策アルツハイマーは脳の糖尿病である 東北大が実証日本人の3人に1人が認知症に! イギリスは22%下げたのになぜ?脳を活性化し認知症を予防・改善 注目集める学習療法認知症、55歳からの対策が肝心 「75歳で発症」遅らせるアルツハイマー型認知症は「早期発見」を 注意すべき「もの忘れ」の特徴50年以上続くヒサヤマ・スタディから判明 認知症を防ぐ食事WHOの分析レポートより「認知症研究は予防が最重要」長生きしても認知症にならないためにできること脳エクササイズ 世界で初めて認知症リスク半減効果が実証される認知機能低下には筋量より身体機能が関係「人と関わる」ストレスが、あなたの脳を鍛える! 将来の認知症を防ぐ「知的な負荷」軽度認知障害の約半数が認知症に 予防と回復方法について軽い運動でリラックス ストレスが認知症を招く軽度認知症から健康に戻るために 「チェックリスト」で早期発見を 日本食は認知症予防によい 東北大 認知症予防、「体動かすこと」が「筋肉量」より重要 「認知症サポーター」は地域支援の担い手 認知症対策は「待ったなし」 認知症6割以上が不安 不安と取り組み大きなギャップ 手軽な予防策人気 歩く速度で分かる軽度認知障害チェック 英国で認知症が20年で20%も減少 健康増進が理由? 大学研究 認知症、生活習慣で予防 中年期からの高血圧は認知症リスクが10倍!? 認知症サポーターに「上級」 厚労省、育成へ講座費補助 カギは糖尿病予防と牛乳 久山町研究から見えてきた認知症予防策 料理こそ認知症予防 料理通して「達成感」が大事 ウォーキング、階段が脳を若々しく保つ 活発な運動が認知症の予防に効果的 OECDが考える日本の認知症ケアの課題とは? 認知症に対する世界の取り組み 運動によってアルツハイマー病の原因物質をつくる酵素GSK3βの活性化阻害が判明 注意すべき「アルツハイマー型認知症」初期サイン4つと予防法注意すべき「アルツハイマー型認知症」初期サイン4つと予防法 福祉国家スウェーデンの認知高齢者ケア 45%が一人暮らしを継続 メタボリックシンドロームが認知症リスクを上昇 若いうちから対策を 認知症には「中年からの運動」が有効ー米ボストン大学報告 アルツハイマーの爆心地”青斑核”が、認知症治療に革命を起こす 認知症を防ぐには 「歩きながら計算」で頭の体操 認知症大国・日本で始まりつつある研究とは 認知症を予防できる時代が到来!? 認知症、「脳のごみ」除き予防 検査装置や治療薬 開発進む 食事、運動、脳活 今すぐできる「認知症予防」 認知症対策に「強めの筋トレ」 記憶力改善に効果 100歳でも認知症と無縁!健康脳になれる脳コンディショニング 「物忘れが減りました」 筋トレで認知症を予防する試みに注目 認知症の前段階MCI 生活習慣改善で症状回復も放置で発症50% 「頭が悪くなる」はホントだった? テレビっ子は“認知症予備軍” 1日3時間以上の視聴で悪影響 認知症予防に取り組む人の6割が行っている生活習慣は? サルコペニアの予防・改善は、認知症の予防にもつながる! 認知症になったら施設希望47% 内閣府が初の意識調査 筋肉をつければ若く、健康に、そして認知症も予防できる? 摂取した糖分の運命は筋肉が決める 老後にアルコール依存症 退職・死別きっかけ 認知症リスク高く 兆候あれば早期治療、家族の支援大切 ビタミンD不足で認知症に? 認知機能の低下を促進 脳が健康な人に違い発見、年を取っても「ビタミンDが高め」で「血糖値が正常」 物忘れ増えた? 気づいたら 軽度認知障害、運動で防ぐ 認知症を予防したい、どうすれば良いのか、日常に取り入れやすいものは? ウォーキングが脳の老化を防ぐ 運動量が多いほど認知機能は改善 週に5時間以上の運動で認知症になる確率が1/5に! 認知症は食の影響も大きい 圧倒的に不足しているのは魚と野菜 カテキンと緑茶に熱視線、「がん」に対抗し、「認知機能」を高め、「血管」を健康にする 物忘れ、認知症を防ぐ“脳にいい7つの生活習慣”若者でも認知症に! 予防法は?遺伝的にアルツハイマー病になりやすい人に魚の油、オメガ3脂肪酸が効果的認知症の社会費用14兆円 家族介護分4割超す 慶大医学部グループ推計緑茶にアルツハイマー病の予防効果? 運動と一緒で EGCgに効果 緑茶が守る脳細胞 老人斑予防 カテキンが下げるリスク 脳の萎縮速度を4割も落とす2条件、魚の油に豊富な「オメガ3脂肪酸」と「ビタミンB」 40代からじわじわ進行する認知症 予防と改善には糖質制限食が有効 血液検査で分かる認知症リスク 約100施設が実施 認知症研究・進行阻止、発症前が勝負 重症治療から戦略転換 やせ過ぎが認知症につながる、常識覆す結果に、195万人分のデータを分析 アルツハイマー型認知症 「メタボ」が発症・進行のリスク 食生活の改善、運動、脳トレを総合的に実行すれば認知機能の低下を予防できるとの研究結果 地中海料理を元にした「マインド食事法」 アルツハイマー型認知症のリスク半減! 食生活の改善、運動、脳トレを総合的に実行すれば認知機能の低下を予防できる 耳の後ろの皮膚でアルツハイマー病を診断可能か、米国神経学会議 熱い料理はアルツハイマー病につながる、「AGE」が脳にあらぬものを運び込む 認知症 生活習慣でリスク4倍の差 ライフスタイルでの予防とケア 指先体操、脳を活性化・準備いらず・種類も多く 高齢者も手軽、認知症予防 認知症高齢者10年後は5人に1人 認知症対策、省庁超え国家戦略案 ****************************【以下転載】**************************** フランス・共同研究ユニット(UMR)のLeslie Grasset氏らは、スポーツ習慣例で紹介されている、死亡と認知症のいくつかの疫学的指標に対するリスク因子の影響を分析した。PLOS ONE誌2017年4月17日号の報告。PAQUID試験より得られた65歳以上の非認知症者3,670例を、22年間追跡調査した。スポーツ習慣は、ベースライン時に記録した。認知症(DSM-III-R基準)および死亡は、来院時ごとに評価した。認知症および死亡リスク、確率、平均寿命に関する結果は、Illness-Deathモデルを用いて分析した。主な結果は以下のとおり。・非認知症者743例(20.2%)が、定期的なスポーツ習慣に参加していた。・フォローアップ中、スポーツ習慣を有する高齢者では、死亡率が低かったが、認知症の割合は同様であった。・調整モデルでは、スポーツ習慣を有する高齢者は、認知症リスク低下(HR:0.84、0.72~1.00)、非認知症者の死亡リスク低下(HR:0.61、0.51~0.71)を示したが、両スポーツグループともに、認知症による死亡リスクは同様であった。・認知症なしで生存する確率は、スポーツ習慣を有する高齢者で高く、死亡率は低かった。・認知症でない平均寿命は、スポーツ習慣を有する高齢者では3年長かったが、認知症者では、平均寿命は同様であった。著者らは「認知症よりも死亡を予防するのに有効な保護因子による予防措置は、認知症にならず寿命を延ばすことができる。たとえ認知症の発症リスクが低下したとしても、認知症の症例数は変わらない。この動態は、高齢者のための医療、社会サービスの必要性を予測するうえで重要である」としている。(出典:ケアネット)
2017/05/10
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。人として生まれてくる確率は、1億円の宝くじが100万回連続して当たったのと同じ奇跡の確率(筑波大学・村上和雄名誉教授)だそうなので、大切にするために的を射た健康管理にも努めています。健康のための三大要因は、食事、運動、睡眠ですが、世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2013年からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。「死ぬときに後悔すること25」に書かれているのは、1.健康を大切にしなかったこと 2.たばこをやめなかったこと 3.生前の意思を示さなかったこと4.治療の意味を見失ってしまったこと5.自分のやりたいことをやらなかったこと などやらなかったことの後悔ばかりです。手遅れ・後の祭りにしないためにも「人が死ぬときに後悔する34のリスト」も参考になります。この本では、人が死ぬときに後悔することを34のリストにして紹介しています。リスト 1:「なぜ生きたいのか」を真剣に考えてこなかったリスト 5:生きているうちに「ごめんなさい」と言えなかったリスト10:人に言えない悩みを引きずってしまったリスト13:病気のせいで夢をあきらめてしまったリスト15:途中で病院を替えることを躊躇してしまったリスト16:セカンドオピニオンを聞かなかったリスト18:健康診断で病気にされたリスト21:延命治療を受けてしまったリスト23:家族に無理やり入院させられてしまったリスト31:「愛している」と言えなかったリスト33:エンディングノートをつけておかなかったなどです。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)****************************【以下転載】**************************** 健康管理をしっかりやってきた人も、そうではなく生活習慣病になった人も、同じ自己負担で治療が受けられる。おかしいのでは?最近、あちこちで「健康=自己責任論」を耳にする。冒頭の疑問は、小泉進次郎氏ら自民党の若手議員による現状分析だ。40兆円超えの医療費。生活習慣病治療の構成比は3割に達し、膨張をいざなう。通院せず悪化特に糖尿病は放っておくと重症化し、人工透析が必要になると医療費は年間500万円。医療機関への受診が大事だ。なのに……。取材班が埼玉県庁を訪れると、職員は糖尿病患者の受診状況を説明しながら顔を曇らせた。「呼びかけても、8割は受診しない」埼玉県は糖尿病でありながら通院しない住民への啓発事業を2014年度に始めた。15年度にかけて通知した4405人中、2カ月半以内に受診した人は807人、18%にとどまった。経済的な事情を抱える人はもちろんいる。だが多忙を理由に行かない人も。行くべき人が行っていない。そんな実態が見えてくる。4月中旬。名古屋共立病院(名古屋市)の透析施設は患者であふれていた。透析看護歴25年の熊沢ひとみ看護師(47)によると、模範的な患者の陰に、食事や水分制限を守らず量が多い薬を飲まない人がいる。健康増進法は健康の増進に努めるよう国民の責務を規定する。これを放棄したと受け止められかねない人々をどこまで支えるのか。喫煙、肥満、運動不足が原因の医療費は全体の12.8%を占める――。取材班は東北大学医学部の辻一郎教授らが20年以上続ける研究の成果を聞いた。12.8%を14年度の45歳以上の国民医療費にあてはめると4兆2千億円に達する。辻教授は公的医療保険制度を「アリとキリギリス」に例える。病気になるリスクを下げようと努力する人と、病気の原因が不摂生にあったのに多額の医療費を使う人。「公平性からみて同じ負担額でいいのか」管理努力を評価病気になっても不摂生を続ける人を変えるのは難しい。時にはペナルティーで危機意識を持たせては。そんな声も出始めた。東京・霞が関で、取材班はドキッとする言葉を聞いた。「健康診断の結果が悪く運動を指導したのに、やっぱり運動しない人の保険料は上げてもよいのでは」公的医療保険制度の議論ではない。経済産業省の職員が企業向けの団体保険づくりで民間保険会社に要請した場面だ。運動したかどうかの努力により掛け金が変わる仕組みを考えた。同じ食事と生活でも、病気になる人もならない人もいる。遺伝や貧困などによる病気もある。努力しても病気になるときはなる。ただ、あなたが不摂生を続けることに財政はいつまでも寛容ではいられない。そんな予兆が社会保障制度の未来から見えてきた。◆糖尿病治療の中断リスク、AIが見抜く 300万人を超える糖尿病患者。その1割程度は自分の判断で治療をやめてしまうとされる。治療を中断したためかえって症状が重くなり、人工透析が必要になれば多額の医療費がかさむ。治療を断ってしまう患者に共通項はあるのだろうか。人工知能(AI)が解き明かそうとしている。「山田さん、明日の外来に行くのをやめようと思っていませんか?」。病院からかかってきた電話に、糖尿病を患う山田さんはドキッとした。「どうして分かったのですか?」と、首をかしげる本人。「初診時に申し上げた通り、我が病院が導入したAIは、患者さんの行動を予測します。サボろうとしても見逃しませんよ」。病院側はこう答えた。今は想像の域を出ないが、3~5年後にはこうした光景が広がっているかもしれない。東大病院(東京・文京)とNTTは、AIを使って治療を中断しそうな患者を見抜く技術開発を進めている。現在、予測の視点は2つある。まず、電子カルテに基づき患者が治療を中断する傾向を割り出すことだ。AIには東大病院に2011年4月~14年6月に通院した患者879人の電子カルテを覚え込ませた。そこから約3万種類ものデータを抽出し、次回の外来診療に来るかどうかを判定する。的中率は約7割。過去にあまり病気になったことのない患者や睡眠薬を処方されている患者などに、予約したにもかかわらず病院に来ない傾向がみられた。予約した曜日も影響を与える。「月曜日や金曜日は外来に来ない確率が高かった」と、開発に携わるNTTの倉沢央研究主任は驚く。2つ目は、受診を勧める患者の優先順位を決めることだ。「最後の受診日から60日以上がたっている」などを中断の条件とし、約19万種類ものデータから中断のリスクを算出する。善玉の「HDLコレステロール」の過去1年の平均値が高い患者ほど、中断しやすかったという。いずれも患者の受診ごとに電子カルテの内容が更新されるので、予測データも常にアップデートされていく。長期の治療で患者のモチベーションが次第に低下している懸念もある。NTTの倉沢研究主任が例示した折れ線グラフでは、時間の経過とともに中断リスクが上昇傾向を示した。厚生労働省研究班が作成した糖尿病受診中断対策包括ガイドでは、「初診の患者に継続的に受診が必要なことを伝える」「電話や郵便物で受診勧奨する」ことなどを対策として示す。研究チームは今年度、さらに3つの国立大病院の患者データを活用し、治療を中断しそうな患者を見抜く目に磨きをかける。(出典:日本経済新聞)
2017/05/01
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。初老を辞書でひくと・老境に入りかけの人。・老化を自覚するようになる年頃。・40歳の異称。と出ていますので、40歳は初老ですので、アラフィフで老化するのは当然だと思いますが、視力、歩行力の改善は簡単でした。老化の主犯活性酸素と戦う抗酸化力が激減し始めるのが、40歳といわれていますので、老眼も同様の時期に出てしまうのだと思います。・活性酸素やフリーラジカルが関与する代表的疾患私はアメリカの先端医療・栄養療法で、近視、老眼を改善し、普段はほとんどメガネ無しの快適な状態に変わり、とても助かっています。またドライアイ、疲れ目とも無縁になりました。私のクライアントでは、栄養療法で飛蚊症や白内障も改善しています。ドライアイでお悩みの人は多いようですが、エアコンとパソコン、コンタクトレンズという三「コン」の普及でドライアイが増えているそうです。 ドライアイの簡単なチェックです。 ・眼球が乾いた感じがする・目が充血していることが多い・眼球の奥が熱っぽく感じる・テレビ、パソコンなどを長く視聴できない・光がまぶしく感じる・目がかすむ・目の奥が痛くなる時がある 一つでもあれば、ドライアイか予備軍と言えそうで、そのまま放っておくと心配になります。 ドライアイの大きな原因としては、目の酷使と不規則な生活習慣であり、自身の目は自身で守ることが重要です。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。****************************【以下転載】****************************アラフィフ女性(45歳以上54歳以下/Around50)で、自分の身体の衰えのうち、記憶力の衰えによる生活上の不便を実感しているのが約33%、一方、アラフィフ男性は約23%だった。記憶力は加齢に伴って確実に衰えるが、女性は男性よりも記憶力の衰えを敏感に感じていることがわかる。身体とライフステージの激変に対峙するアラフィフ女性調査では、アラフィフ女性が記憶力の衰えによって不便を実感するシーンとして、<俳優名や映画名が思い浮かばない><人に話したことを忘れて「前にも聞いた」と言われる><レジのお釣りを貰い忘れる><ドアの鍵をかけたのか記憶がない><説明書を何度も読まないと理解できない><料理や掃除などの家事の段取りを忘れる>などを挙げている。しかし、身体の衰えによって実感している不便の第1位は、「視力の衰え」で約56%だ。「記憶力の衰え」は約33%で第2位だった。これに次ぐのが「歩行力の衰え」約21%だった。視力の衰えは、老眼による影響と考えられるが、記憶力の衰えも少なくない。視力にも記憶力にも衰えを痛感しているアラフィフ女性の実情が窺える。身体とライフステージが激変する狭間に立たされるアラフィフ女性は、更年期障害によるホットフラッシュ(のぼせ、ほてり、発汗など)の自律神経失調症に襲われ、実生活では子どもの進学・就職、親の介護などにも悩んでいる。一方、育児は一段落しているので、仕事、勉強、ボランティア、趣味など、自己成長にチャレンジしたり、人生を再起動できる好機でもある。しかし、意欲・情熱と記憶力の衰えとの大きなギャップにも苛まれる。やりたいことも、やるべきことも思い通りにいかないジレンマに焦りが募る。今回の調査は、そんなアラフィフ女性の真摯な感情が素直に表れているように見える。しかし、この調査は女性の記憶力の低さを表してはいない。記憶力の低下に対して危機感を持つかどうかの意識調査にすぎない。夫が妻に「おまえ、そんな昔の細かなことよく覚えているな」という、あまりにもありきたりの会話に始まり、喧嘩となると「どうでもいい昔の記憶」を持ち出されて、夫はあえなく降参となる。年をとればとるほど、口喧嘩では妻に勝てなくなってくる。やっぱり、女性のほうが記憶力がいいのではないかとも思える。ここに興味深いひとつの研究がある。 米カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)のErin Sundermann氏らの研究では、高齢女性では男性よりも言語記憶が維持される傾向があり、そのためアルツハイマー病の早期診断は女性のほうが難しい可能性があるとしている。この研究は、同氏が米アルベルト・アインシュタイン医学校(ニューヨーク市)にいるときに実施され、2016年10月5日付「Neurology」オンライン版に掲載された。対象は平均年齢73歳の1300人超。被験者のうち約250人はアルツハイマー病、670人は記憶障害などを含む軽度認知障害(MCI)があり、390人には思考や記憶の障害はみられなかった。被験者には全員、15個の単語を見た直後と30分後に思い出す言語記憶テストを受けてもらった。さらに脳PET検査も実施し、被験者の脳におけるグルコース(糖)代謝を測定した。脳の糖代謝障害は、アルツハイマー病の特徴としてよく用いられるという。その結果、糖代謝障害が同程度であっても、女性の言語記憶力は男性よりも優れている傾向があることがわかった。Sundermann氏はこの知見について、「性差に基づき、アルツハイマー病の記憶テストを調整する必要があることが示唆された。アルツハイマー病やMCIでは診断に言語記憶テストを使用するため、女性の診断の遅れにつながる可能性がある」と説明している。この結果は、疾患が大きく進行するまでは、女性のほうが「認知的予備力」を用いて脳の潜在的な変化を補っているためだと考えられるという。ところで、記憶力に性差はあるのだろうか。確かに男性と女性では記憶の形態や保存のされ方が違うようにも感じるが、明確には説明されてはいない。一説によると、女性の脳は男性に比べて、脳の中の脳梁の前にある「全交連」という部分が太くなっているため、脳全体で思考したり言語活動をする傾向があるという。この全交連は感情を司る扁桃体と神経がつながっているので、より感情的になりやすいという。つまり、一つひとつの記憶に感情情報が入っているため、より記憶が鮮明になるという理屈だ。人間は物事を記憶する際、感情が入ると覚えやすくなる。なので、全交連が太く感情が入りやすい女性のほうが過去の出来事をよく覚えているというのだ。『R&D Around50レポート2017』で浮き彫りとなったアラフィフ女性の記憶力の衰えに対する敏感さは、そもそも女性の記憶が感情に裏打ちされているために、その喪失にも感情が動きやすいのかもしれない。 人間の脳はまだまだわからないことだらけだ。(出典:ヘルスプレス)
2017/04/04
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。ハーバード大学医学大学院を中心とする研究チームは、DNA修復や老化防止に関わる生体分子NADの作用メカニズムを明らかにしたと発表しました。この仕組みを応用したマウスの実験では、放射線などによるDNA損傷に対してマウスのDAN修復能力を高められることが確認されたそうです。国民皆保険制度に甘えた国民の7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率の最下位で、驚くほど低率です。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果の概要によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。私達国民ができる最もよい対策は、自分の健康に関心を持ち、生活習慣を改善することで病気を予防するです。・非常時に備えない者は、死ぬ義務がある。(西洋の倫理感)・非常時に備えていた人は、備えていなかった者にも与えるべきだ。(日本人の倫理観)(堺屋太一著書「日本とは何か」)・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減長期戦略の苦手な日本は1961年からの国民皆保険制度で発展して50年以上経過した日本の西洋医療は国民の健康増進には貢献できず、50年間で医療費は国民所得比で3.54倍にもなっています。1964年から健康増進政策を開始して50年経過しても国民の健康状態は悪くなる一方という実に情けない厳しい現実があり、2015年の人間ドックの「A(異常なし)」+「B(軽度異常現在心配なし)」がわずか5.6%という非常事態で、過去の日本の健康増進政策を整理すると、◆1964年 東京オリンピック 体力つくり国民運動◆1970年 保健栄養学級の開催◆1978年 第一次国民健康づくり政策 成人病予防のための1次予防の推進 健康診査の充実◆1988年 第二次国民健康づくり政策 アクティブ80ヘルスプラン 運動習慣の普及に重点を置いた健康増進事業の推進◆2000年 第三次国民健康づくり政策 21世紀における国民健康づくり運動 健康日本21 一次予防の重視と健康寿命の延伸、生活の質の向上 ・2003年5月 健康増進法施行 ・2006年4月 介護保険制度を予防重視へ ・2008年4月 特定健康診査・特定保健指導 5年間の改善成果はわずか0.2% ・2011年4月 スマートライフプロジェクト 健康寿命をのばそう◆ 2013年 第四次国民健康づくり政策 第2次 健康日本21 健康寿命延伸・健康格差の縮小 この40年で、・心筋梗塞 米国は35%減少 日本は1.6倍・ガン 米国は1994年から減少 日本は3倍 ポール・ゼイン・ピルツァー氏は、これまで数々の予言を見事に的中させてきた世界で最も著名な天才経済学者です。彼は、著書「健康ビジネスで成功を手にする方法」にて以下のように鋭く指摘しています。●医療産業と健康増進産業は別産業☆医療(疾病)産業:一般的なカゼから悪性腫瘍まで、病人に対し、「受身的」に提供される製品・サービスで、病気治癒ではなく、高利益の症状対処に専念。☆ウェルネス(健康増進)産業:健康な人(病気でない人)が、より健康、老化遅延、病気予防するために、「積極的」に提供される製品・サービス。▼病気を生み続ける医療業界 ・医療業界は、食品会社よりはるかに悪質 ・医者は製薬会社の標的 ・病気の原因や治癒ではなく、高利益の症状対処に専念 ・製薬会社は悲惨な食事ででる症状に効果のある危険な薬を飲ませる▼メディアは情報不足で無力 ・しかも主たる広告主は食品・医療産業 ・政府も同様に情報不足で無力このように医師は病気治療のプロですが健康増進のプロではないので、医師も健康維持・増進のために的を射た本当によい生活習慣はあまり知らず、実践もしていないようで、医師の約半数がすでに病人なのです。・医師の半数が「常用薬あり」の病人・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存前向きな心理社会的要因が、健康な生理学的機能を促し、長寿と相関することは過去の研究でも確かめられていましたが、人生に目的意識や生きがいを持つ人は、寿命と健康寿命が長い傾向があり、脳梗塞が半分に減ることが明らかになったそうです。「生きがい」という用語や概念は特に強く意識されることもなく、ごくふつうに使われていますが、欧米諸国にはない日本独自のものだそうです。内閣府の『高齢者の地域社会への参加に関する意識調査』(平成21年)によれば、8割以上の人が生きがい(喜びや楽しみ)を感じていると回答しています。性別ではそんなに違いはありませんが、年齢階級別にみると、年齢が高くなるほど生きがいを感じている人の割合は低くなっています。しかし、80歳以上であっても7割以上の人が生きがいを感じています。健康状態別にみると、良い状態であるほど生きがいを感じている人の割合が高く9割強となっています。また、親しい友人や仲間が多いほど生きがいを感じる人の割合が高く、「たくさんいる」人では9割強にもなります。 健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること生きがいの重要性に気づいて各地で高齢者の生きがいづくりプログラムの開発が進んでいるそうで、歓迎されます。****************************【以下転載】**************************** ハーバード大学医学大学院(HMS)を中心とする研究チームは、DNA修復や老化防止に関わる生体分子「NAD」の作用メカニズムを明らかにしたと発表した。この仕組みを応用したマウスの実験では、放射線などによるDNA損傷に対してマウスのDAN修復能力を高められることが確認されたという。研究論文は、科学誌「Science」に掲載された。NADが老化現象に関わっていることは以前から知られていた。イースト菌やハエ、マウスなどで老化を遅らせ寿命を延ばす働きがあると報告されているタンパク質「SIRT1」は、NADによってその活動が活発化する。DNA修復を制御するタンパク質「PARP1」も、活動時にNADを消費する。また、NADは加齢とともに減少していく。一方、別のタンパク質「DBC1」は、SIRT1の活動を抑制する働きがあることが知られている。研究チームは今回、これらのタンパク質の間にどのような相互作用があるのかについて調べた。ヒトの腎細胞内でのタンパク質間相互作用を表す分子マーカーの測定を行ったところ、NADには次のような働きがあることが明らかになった。まず、DBC1とPARP1は腎細胞内で相互に強く結合しているが、NADの量が増加すると、この結合が解ける。細胞中のNADの量が増えれば増えるほど、DBC1とPARP1の結合は少なくなる。NADの量を減らすと、DBC1とPARP1の結合は増加する。DBC1はSIRT1の働きを抑制するだけでなく、PARP1と結合することでPARP1のDNA修復作用も阻害していると考えられるので、NADの増加にはDBC1のそうした阻害作用を防ぐ働きがあると考えられる。このことは加齢にともなってNADが減少することで、DNA修復を阻害するDBC1とPARP1の有害な結合を止める力が作用が働きにくくなることを示唆している。その結果、年をとるにつれて修復不能なDNA損傷が蓄積していき、突発的な細胞損傷、細胞変異、細胞死、臓器不全などにつながると考えられる。DBC1とPARP1の結合をNADが防ぐ仕組みをさらに詳細に調べた結果、タンパク質中に存在するNHDと呼ばれるポケット状の構造がNADの結合部位であることがわかった。タンパク質DBC1のNHD部をNADがブロックすることによって、DBC1とPARP1の結合が妨げられ、DNA修復阻害作用が回避されると考えられる。NHDは多くの生物種のタンパク質に共通する部位であるため、DNA修復などに関わるNADの働きは、多くの生物に共通するものである可能性が高い。研究チームは、NADの効果を調べるためにマウスを使った実験を行った。NADは細胞膜を通過するには分子サイズが大きいため、NMNと呼ばれるNAD前駆体を用いて、若いマウスと老化したマウスを処理した。NMNはNADを半分に割ったような構造の分子で、細胞膜を透過することができ、その後に細胞内でNMN同士が結合してNADを形成する。老化したマウスの肝臓中では予想されたとおり、NADとPARP1の量が少なく、DBC1と結合したPARP1が多くなっていた。飲み水にNMNを混ぜて1週間マウスに与えたところ、NAD量とPARP1の活動レベルに変化が見られた。老化したマウスの肝臓中のNAD量は若いマウスと同等レベルに上がり、PARP1の活動レベルも増加し、DBC1と結合したPARP1は減少した。また、DNA損傷を示す分子マーカーも減少した。マウスに放射線をあててDNA損傷を起こす実験でも、事前にNMNを与えておいたマウスではDNA損傷レベルが低くなることが確認された。NMN処理したマウスでは、放射線によって引き起こされる血球数異常(白血球、リンパ球、ヘモグロビンなどの数の変化)もみられなかった。このような放射線防護効果は、放射線の照射後にNMNを投与したマウスの場合にも認められたという。NMN投与によってNADの量を回復できるという今回の結果は、環境放射線の影響や癌の放射線治療にともなう副作用などを抑える医療技術に応用できる可能性がある。なお、NMNについては、今回と同じチームの以前の研究において、マウスの筋肉を若返らせたとする報告もある。(出典:マイナビニュース)
2017/03/30
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35ヵ国の余命予測、日本はまだ伸びるのかおはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。信頼性の高い方法で先進工業国35ヵ国の余命を予測したところ、2030年までに50%以上の確率で韓国女性の寿命が90歳を超え、日本女性の余命は伸びが留まるか短縮し、男性は、韓国、オーストラリア、スイスの2030年の出生時余命が、80歳を上回り、27%以上の確率で85歳を超えると報告されたそうです。日本の長寿国からの転落予測は想定内のことです。2016年10月に「ライフ・シフト」という書籍が発売され、様々な話題を呼んでいます。著者は、人材論、組織論の世界的権威でロンドン・ビジネススクール教授リンダ・グラットン氏とロンドン・ビジネススクール経済学教授アンドリュー・スコット氏の共著です。誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。目前に迫る長寿社会100歳時代の戦略的人生設計書と解説されています。この書籍以降は月刊誌でも特集が続いています。プレジデントウーマン2017年1月号には著者のリンダ・グラットン氏のインタビュー記事が載っています。日経おとなのOFF2017年3月号にも年代別の半数が到達する年齢予測が引用されています。内閣府の世論調査によれば、国民の二大不安は経済と健康で、年々増える傾向にあるそうです。不安の解決策は、健康力と経済力を高め、人生を楽しむことでむずかしくないと思います。不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独なのだそうで、厳しい若者がより強く感じているそうです。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************先進工業国はいずれも余命が延長し続け、2030年までに50%以上の確率で韓国女性の寿命が90歳を超えるとの研究結果が、Lancet誌オンライン版2017年2月22日号で報告された。研究を行った英国・インペリアル・カレッジ・ロンドンのVasilis Kontis氏らは、「90歳の壁は、21世紀の折り返し点ではまだ破られないと考えられていたが、とくに高齢女性の寿命の延長が大きく貢献し、達成時期が早まると予測される」と指摘している。信頼性の高い方法で35ヵ国の余命を予測研究グループは、予測モデルの選択に起因する不確実性を考慮し、単一モデルよりも予測能が優れる方法として、確率的ベイジアンモデル平均化(BMA)アプローチを用い、国別の年齢別死亡率および余命の予測を行った(英国医学研究評議会[MRC]、米国環境保護庁[EPA]の助成による)。BMAアプローチには、確率的に最終予測に貢献する21の予測モデルを用いた。質の高い人口動態統計データを有する35の先進工業国について、2030年までの年齢別死亡率を予測した。この年齢別死亡率を用いて、出生時と65歳時の余命を算出し、生命表で70歳前の死亡の確率を推定した。日本女性が2030年まで第1位を続ける確率は22% 2030年の出生時余命(寿命)は、35ヵ国全体で女性が65%以上、男性は85%以上の確率で2010年よりも延長するが、延長の幅は国によってばらつきがあると予測された。一方、2030年までに、日本女性の余命は、35%の確率で伸びが留まるか短縮し、次いで14%の確率でブルガリア男性、11%の確率でフィンランド女性の余命が、停滞または短縮すると予測された。韓国女性の2030年の出生時余命は、90%の確率で86.7歳(2012年の世界最長の出生時余命に相当)を超え、57%の確率で90歳以上に達すると予測された。次いで、フランス、日本、スペインの順で女性の出生時余命が長かった。日本女性は、22%の確率で2030年まで余命世界一が継続し、14%の確率で第2位となる可能性が示唆された。男性は、韓国、オーストラリア、スイスの2030年の出生時余命が、95%以上の確率で80歳を上回り、27%以上の確率で85歳を超えると予測された。また、女性と同様に、韓国のほか、ハンガリー、スロベニアのような中央ヨーロッパの新興経済国で、余命の延長が大きいと予測された。これらの傾向の結果として、2030年までに女性の余命は韓国が日本に代わって第1位となり、男性の余命は韓国が現在の第1位であるオーストラリアに追いつく可能性が示唆された。米国、日本、スウェーデン、ギリシャ、マケドニア、セルビアは、男女とも予測余命の延長分が最も短かった。女性の男性に対する余命の優越性は、メキシコ(女性が男性よりも延長)、チリ、フランス、ギリシャ(男女の延長分がほぼ同じ)を除き、2030年までに小さくなると予測された。年齢層別の死亡率減少への寄与の解析では、女性の出生時余命の予測延長分の半分以上(多くの国では3分の2以上)が、65歳以上の高齢者の寿命の延長によるものであった。同様のパターンが、オーストラリア、アジア太平洋地域、北米、西ヨーロッパの男性にも認められた。著者は、「余命の延長には、健康的な加齢、教育・労働・引退の枠組みの再構築、保健医療や社会的ケアへの出資を支援する施策を必要とするが、今回の予測では寿命の継続的な延長の達成が示唆された」としている。(出典:ケアネット)
2017/03/19
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************私たちを老化させる原因は「酸化」。つまり体のサビと理解している人は多いですよね。そのために抗酸化作用の高い栄養素を摂取し、酸化を促進させる過剰な日焼けやストレスなどを避けるのも正解。でも老化は酸化だけが原因ではないのです。老化を促進させる要素には「酸化」に加え、「糖化」と「炎症」があります。ここでは「酸化」「糖化」「炎症」について基礎知識をまとめました。「糖化」は主に食事が原因で起こる「酸化」は加齢でも起こりますので避けることができません。過度な紫外線、過度な運動、ストレス、喫煙などで体内には余計な活性酸素が生じ、その活性酸素が細胞を傷つけ酸化させます。活性酸素は日頃は体内で免疫に関わる必要かつ有効な存在ですが、増えすぎると細胞を傷つけたり錆びさせたりして老化を促進させます。一方「糖化」は食事から摂取した糖分がたんぱく質と結びつき血管内で焦げを生じさせる現象です。食後の血糖値が150mg/dhを超えるとAGEsという焦げが生成され一度できたAGEsは除去できないと言われています。つまり、糖化は対策には「糖の摂り方」を考えることが重要で、活性酸素対策とは別物になります。「炎症」と「酸化」は比例関係に老化を促進させる原因の「炎症」は体内に入ってきた異物を除去する働きで、くしゃみや咳、発熱、腫れといった症状も炎症反応になります。ただし、体内の炎症レベルが高い人は酸化レベルも高いことがわかっていて、花粉症などのアレエルギーがある人や、風邪をひきやすい人などの方が老化速度も速いと言われているのです。「酸化」「糖化」「炎症」を抑える食材は共通している老化を促進させる3大要因である「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させるための「食材」は実は共通しています。どのような食事かといえば「オメガ3脂肪酸」「色の濃い葉野菜」「全粒粉などの未精製のもの」です。「オメガ3脂肪酸」はいわしやサバなどの魚に含まれる油として知られるほか、昨年大流行したアマニ油、シソ油なども「オメガ3脂肪酸」が豊富な油として知られていて、「オメガ3脂肪酸」は炎症を抑制する働きが認められています。「色の濃い葉野菜」は「酸化」を抑制する抗酸化物質(ファイトケミカルやポリフェノール)が豊富に含まれているほか、炎症を起こす物質である「サイトカイン」を抑制するビタミン類を豊富に含みます。そして「全粒粉などの未精製のもの」は「糖化を促進させる血糖値の上昇を緩やかにする食べ物であるだけでなく、ビタミン類も豊富であるため「炎症」の抑制にも良い食品なのです。本気でエイジングケアしたいのであれば、普段口にする食べ物に注意を払うことを怠ってはなりません。見た目が若い人に健康体な人が多いのは、体内の「酸化」「糖化」「炎症」のレベルが低いからで、それはその人たちの食べている食品のおかげであると言えそうです。(出典:ガジェット通信)
2017/02/12
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。「人生を楽しむ人」はやっぱり長生きで、「女性」「既婚者」「同居中」「高学歴」「裕福」「若い」「現在、雇用中」の人が多かったそうです。「今回の結果は観察研究であり、なぜ人生を楽しむと長生きにつながるかの因果関係を説明することはできません。人生の楽しみには、快楽的な楽しみと人生の満足感、人生の意味を理解することの3つがあります。大切なことは人生の楽しみを持続的に維持すると長期間健康でいられるということです。」健康状態をよくして健康寿命を延ばし、医療・介護費を激減するのは簡単ですが、国民皆保険に甘えて世界一医療に過剰期待している健康意識、ヘルス・リテラシー、自己責任意識が低く、依存体質の国民と既得権益を確保したい業界の2つの壁に阻まれて実現できていません。世界188カ国を対象に、1990年以降の健康状態の変化を分析する「世界の疾病負荷研究」によると、2013年の日本人の健康寿命が男性71.11歳、女性75.56歳で世界一だったそうです。日本の健康寿命を縮めている原因 1.不健康な食事 2.高血圧 3.喫煙 4.運動不足 5.肥満 6.高血糖(空腹時血糖値) 7.アルコールの乱用 8.環境汚染 9.高コレステロール10.職場のストレス厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・国を挙げて健康に取り組む韓国 韓国人は健康維持に出費惜しまず日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率の最下位で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない現実は、医師は病気治療のプロであって健康維持・増進のプロではないことが分かります。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・「働き方改革」は、健康寿命を延ばす・ダイエット実験でサル寿命延びる 論争に決着、米チーム研究発表・医療費抑制、「健康寿命」を延ばしたい・思い立ったら実行! 60歳からの運動でこんなに健康寿命はこんなに違う・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・ブルーゾーン 世界の百寿者に学ぶ長寿と健康の秘訣・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減個人的には超健康マニアになって30年間で、歯科、怪我、検診以外には医療機関にかかった記憶がありません。また、私のクライアントもQOL(生活の質)が上がり、医療費は減っています。・病院がないほうが死亡率が下がる! 著効がある劇薬! 国民の健康状態をよくして医療費を減らす著効を見せるこんな最善・劇薬があります。 市民の病気予防意識が目覚めて、生活習慣を改善したことで実現したわけです。 市の財政破綻により市立病院が無くなり、街から救急病院が消えた夕張市。 高齢化率45%のなか悲惨な現実が待ち受けるかと思われたが、結果はその真逆だった。 死亡率、医療費、救急車の搬送回数、全てが下がった。1972年、コロンビアの首都ボゴタで、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、52日間の医療ストライキをしたら、死亡率が35%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻ってしまった。 1973年、イスラエル全土で、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、全国の死亡率が半減した。しかし、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻った。 (エルサレム埋葬協会) 1976年、アメリカのロスアンゼルスで、17の病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、手術が60%減り、死亡率が18%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻りました。現代医療の神は、死に神である。病院は、死の教会である。救急救命以外、9割の医療が、地上から消えれば、人類は健康に生きられる。病院はストを行えば良い。それも永遠に続けば、更に良い。これは、アメリカで、良心の医師と、未だに称えられる、故・ロバート・メンデルソン医師の言葉です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔しているなら今からやっても十分間に合います。一方では、長期戦略の苦手な日本は1961年からの国民皆保険制度で発展して50年以上経過した日本の西洋医学は国民の健康増進には貢献できず、50年間で医療費は国民所得比で3.54倍にもなっています。1964年から健康増進政策を開始して50年経過しても国民の健康状態は悪くなる一方という実に情けない厳しい現実があり、2014年の人間ドックの「A(異常なし)」+「B(軽度異常現在心配なし)」がわずか6.6%という非常事態で、過去の日本の健康増進政策を整理すると、◆1964年 東京オリンピック 体力つくり国民運動◆1970年 保健栄養学級の開催◆1978年 第一次国民健康づくり政策 成人病予防のための1次予防の推進 健康診査の充実◆1988年 第二次国民健康づくり政策 アクティブ80ヘルスプラン 運動習慣の普及に重点を置いた健康増進事業の推進◆2000年 第三次国民健康づくり政策 21世紀における国民健康づくり運動 健康日本21 一次予防の重視と健康寿命の延伸、生活の質の向上 ・2003年5月 健康増進法施行 ・2006年4月 介護保険制度を予防重視へ ・2008年4月 特定健康診査・特定保健指導 5年間の改善成果はわずか0.2% ・2011年4月 スマートライフプロジェクト 健康寿命をのばそう◆ 2013年 第四次国民健康づくり政策 第2次 健康日本21 健康寿命延伸・健康格差の縮小 この40年で、・心筋梗塞 米国は35%減少 日本は1.6倍・ガン 米国は1994年から減少 日本は3倍 ポール・ゼイン・ピルツァー氏は、これまで数々の予言を見事に的中させてきた世界で最も著名な天才経済学者です。彼は、著書「健康ビジネスで成功を手にする方法」にて以下のように鋭く指摘しています。●医療産業と健康増進産業は別産業☆医療(疾病)産業:一般的なカゼから悪性腫瘍まで、病人に対し、「受身的」に提供される製品・サービスで、病気治癒ではなく、高利益の症状対処に専念。☆ウェルネス(健康増進)産業:健康な人(病気でない人)が、より健康、老化遅延、病気予防するために、「積極的」に提供される製品・サービス。▼病気を生み続ける医療業界 ・医療業界は、食品会社よりはるかに悪質 ・医者は製薬会社の標的 ・病気の原因や治癒ではなく、高利益の症状対処に専念 ・製薬会社は悲惨な食事ででる症状に効果のある危険な薬を飲ませる▼メディアは情報不足で無力 ・しかも主たる広告主は食品・医療産業 ・政府も同様に情報不足で無力このように医師は病気治療のプロですが健康増進のプロではないので、医師も健康維持・増進のために的を射た本当によい生活習慣はあまり知らず、実践もしていないようで、医師の約半数がすでに病人で、普通の国民と変らない残念な現実があります。・医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存「「新厄年」の健康リスク対策」によれば、要支援・要介護の原因となり、健康寿命を損なう7大疾患の75万人以上のレセプトデータから抽出した科学的な分析結果から導き出した現代日本人にとって「本当に危ない年齢」としての新厄年が出ています。新厄年は、・男性:24歳、女性:25歳・男性:37歳、女性:39歳・男性:50歳、女性:52歳・男性:63歳、女性:63歳私は的を射たよい生活習慣のおかげで何事もなく新大厄年63歳を健康なまま通過して5年になります。健康寿命を損なう7大疾患と8つの健康習慣は以下のようです。7大疾患・虚血性心疾患・脳血管疾患・糖尿病・骨粗鬆症・変形性膝関節症・ガン・認知症8つの健康習慣・抗酸化食品をバランスよくとる・「糖化」を防ぐ・「石灰化」を防ぐ・骨・関節成分を補う・適正体重に近づける・SOD活性を高める軽いエクササイズ・趣味に親しむ・健康リスクを把握する超健康マニア暦29年の私からすると物足りないですが、健康管理に努めている人はお互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。健康寿命関連ブログ 新しい順「働き方改革」は、健康寿命を延ばすなぜ若者に「健康オタク」が増えているのか?ダイエット実験でサル寿命延びる 論争に決着、米チーム研究発表「平均寿命」と「健康寿命」 その差が大きい日本の課題高齢化社会の健康寿命は「幸福感の強さ」に比例する医療費抑制、「健康寿命」を延ばしたい思い立ったら実行! 60歳からの運動でこんなに健康寿命はこんなに違う運動で心身の衰え防止を 健康寿命脅かす転倒リスク万歩計は無意味? 歩数と健康寿命は無関係 「脈拍数で寿命がわかる」ことが判明健康寿命を延ばすために有効な運動は?「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要シンガポールの健康寿命、男性73.1歳、女性77.7歳10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を老化スピードには個人差が! 毎年「1歳年をとる人」はひと握り? 70歳まで働ける体をつくるにはどうすればいいか 化粧品を増やす前に筋肉を増やそう! これぞアンチエイジングのカギ なぜ女性の方が男性より長生き? 男性も見習いたい7つの生活スタイル 「健康への出費は月3000円まで」をどう乗り越えるか「毎日たった10分」が生活習慣病を防ぐ! 手軽に運動習慣をつくるコツ2つ「糖化が進む食べ方」チェックと予防法カテキンと緑茶に熱視線、「がん」に対抗し、「認知機能」を高め、「血管」を健康にする5~10歳の若返り、高齢者の身体機能が向上したわけ「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"ブルーゾーン 世界の百寿者に学ぶ長寿と健康の秘訣健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」残った歯が少ないほど寿命は短縮 歯科医師会が最新エビデンスを公開健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当口の健康を意識して健康寿命長くしよう男のアンチエイジングと「食」健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があったこれが健康長寿のカギ「63歳」を元気に立つ者は長生きする 遺伝子医学最前線 スウェーデン研究 健康、気をつけてる? 「何もしていない」派が半数 厚生労働白書健康・平均寿命の差9~13年、どう改善する? 厚労白書日本人男性の平均寿命、初の80歳超え 女性は86.61歳健康教育で身を守れ 薬の服用法や医師との接し方 子供も自覚持ってお茶や緑の葉菜類は老化を防ぐ「抗糖化作用」あり! 「食事の最初」に摂るのがポイント長野の長寿 秘密は明治の教育20大都市の健康寿命、浜松市が1位 最短男性は大阪市、女性は堺市平均寿命より健康寿命 シニア層で「ロコモ」の認知度は37%真の長寿国へ「スーパー老人」増やせ「疲れ=老化」 翌日に疲れを持ち越さないことが若さを保つ秘訣!「食べる順番」は大事 老化を早める「糖化」を防ぐ食事術老化のスピードを早めてしまう「糖化」とは?笑う門には「健康」きたる 笑いが血圧や血糖値を下げる20代でも脳年齢が50歳!? 脳にダメージを与える10個の悪習慣動き出した健康寿命延伸産業の最前線生活スタイルの改善が遺伝子を変える 5年間でテロメアが10%延長「見る力」鍛え、生活を向上 何歳でも伸びる可能性ビッグデータで予防医療 健診・運動履歴を分析 健康指導、きめ細かく9月は健康増進普及月間 「健康づくり大キャンペーン」 厚生労働省過剰な糖分は老化の原因 「AGE」測定し病気予防日本人女性、長寿世界一に返り咲き 男性の平均寿命は過去最高に「世界の100歳人に学ぶ健康と長寿のルール」という本のご紹介家族で健康に取り組むと効果的 子供との対話がカギ日本の長寿の秘密 「生きがい」健康寿命を延ばすための12のチェックリスト日本にも「予防医学」が必要「長野県長寿日本一なぜ」 減塩、野菜もりもり****************************【以下転載】**************************** 長生きするには、食べ物や運動など健康な生活習慣を心がけることが大事だが、何より人生を楽しむことが一番のようだ。英ロンドン大学のチームが、「人生の楽しみ」が多い人ほど死亡リスクが低くなるとの研究をまとめ、英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」(電子版)の2016年12月25日号に発表した。「人生楽しんでいる?」と何度も調査した結果論文によると、これまで「幸福感」と「長寿」の関係については多くの国で研究が行なわれてきたが、結論は出ていない。「幸福な人ほど長生きする」という報告がある一方、「幸福か不幸かは死亡リスクに影響しない」という調査も出ている。こうした研究では、対象者に「幸せかどうか」を聞く質問を最初に1回だけするケースが多かったため、研究チームのアンドリュー・ステブトー教授(心理学)らは、持続的に「幸福感」の調査を行なう方法を採用した。50歳以上の男女9365人を対象に、2002年から2013年までの11年間追跡調査した。参加者には、2002年から2006年まで2年ごとに3回にわたり、「人生を楽しんでいるかどうか」を尋ねた。質問項目は次の4つだ。(1)自分がしていることを楽しんでいる。(2)ほかの人と一緒にいて楽しい。(3)どちらかといえば幸せな気持ちで自分の人生を振り返ることができる。(4)最近はエネルギーが満ちていると感じている。この質問に対し、「決して(楽しんでいない)」「まれに(楽しい)」と否定的な回答をした場合は「0点」。「普通(楽しんでいる)」「しばしば(楽しんでいる)」と肯定的な回答をした場合は「1点」とした。4つの質問の合計点が0~2点の人を「人生を楽しんでいない」、3~4点の人を「人生を楽しんでいる」と評価した。3回の調査で、全体の34%が3回、22%が2回、20%が1回「人生を楽しんでいる」と答えた。そして、24%が3回とも「人生を楽しんでいない」と答えた。ちなみに「人生を楽しんでいる」と答えた人は、「女性」「既婚者」「同居中」「高学歴」「裕福」「若い」「現在、雇用中」の人が多かった。調査期間中に1310人が死亡した。「人生を楽しんでいる」と答えた回数と比較して分析すると、「人生を楽しんでいる」度合いが高い人ほど死亡率が低くなった。たとえば、まったく「人生を楽しんでいない」人に比べ、「人生を楽しんでいる」と2回答えた人は死亡率が17%低くなり、3回答えた人は24%低くなった。1回答えた人は有意な差はなかった。健康だから長生きなのか、不幸だから短命なのかところで、「幸福感」と「長生き」の関係を調べる研究では、いつも「深刻な病気を持っている人は不幸で、死亡リスクが高い。幸福だから長生きなのではなく、長生きできるほど健康だから幸福なのだ」というパラドックスの問題がある。そこで、ステブトー教授らは、最後に「人生の楽しみ」の調査を行なった2006年から2年間に死亡した人を統計から排除して計算をし直した。重病だった人の要素を評価の対象から外したのだ。それでも結果は同じだった。ステブトー教授ら論文の最後にこうコメントしている。「今回の結果は観察研究であり、なぜ人生を楽しむと長生きにつながるかの因果関係を説明することはできません。人生の楽しみには、快楽的な楽しみと人生の満足感、人生の意味を理解することの3つがあります。大切なことは人生の楽しみを持続的に維持すると長期間健康でいられるということです」 (出典:J-CASTヘルスケア)
2017/01/29
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。働き方改革は、長時間労働の是正から手が付けられようとしています。徐々にでも労働時間が減っていくのは、非常に良いことで健康寿命を延ばす可能性がありそうです。健康状態をよくして健康寿命を延ばし、医療・介護費を激減するのは簡単ですが、国民皆保険に甘えて世界一医療に過剰期待している健康意識、ヘルス・リテラシー、自己責任意識が低く、依存体質の国民と既得権益を確保したい業界の2つの壁に阻まれて実現できていません。世界188カ国を対象に、1990年以降の健康状態の変化を分析する「世界の疾病負荷研究」によると、2013年の日本人の健康寿命が男性71.11歳、女性75.56歳で世界一だったそうです。日本の健康寿命を縮めている原因 1.不健康な食事 2.高血圧 3.喫煙 4.運動不足 5.肥満 6.高血糖(空腹時血糖値) 7.アルコールの乱用 8.環境汚染 9.高コレステロール10.職場のストレス厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・国を挙げて健康に取り組む韓国 韓国人は健康維持に出費惜しまず日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率の最下位で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない現実は、医師は病気治療のプロであって健康維持・増進のプロではないことが分かります。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・ダイエット実験でサル寿命延びる 論争に決着、米チーム研究発表・医療費抑制、「健康寿命」を延ばしたい・思い立ったら実行! 60歳からの運動でこんなに健康寿命はこんなに違う・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・ブルーゾーン 世界の百寿者に学ぶ長寿と健康の秘訣・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減個人的には超健康マニアになって30年間で、歯科、怪我、検診以外には医療機関にかかった記憶がありません。また、私のクライアントもQOL(生活の質)が上がり、医療費は減っています。・病院がないほうが死亡率が下がる! 著効がある劇薬! 国民の健康状態をよくして医療費を減らす著効を見せるこんな最善・劇薬があります。 市民の病気予防意識が目覚めて、生活習慣を改善したことで実現したわけです。 市の財政破綻により市立病院が無くなり、街から救急病院が消えた夕張市。 高齢化率45%のなか悲惨な現実が待ち受けるかと思われたが、結果はその真逆だった。 死亡率、医療費、救急車の搬送回数、全てが下がった。1972年、コロンビアの首都ボゴタで、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、52日間の医療ストライキをしたら、死亡率が35%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻ってしまった。 1973年、イスラエル全土で、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、全国の死亡率が半減した。しかし、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻った。 (エルサレム埋葬協会) 1976年、アメリカのロスアンゼルスで、17の病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、手術が60%減り、死亡率が18%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻りました。現代医療の神は、死に神である。病院は、死の教会である。救急救命以外、9割の医療が、地上から消えれば、人類は健康に生きられる。病院はストを行えば良い。それも永遠に続けば、更に良い。これは、アメリカで、良心の医師と、未だに称えられる、故・ロバート・メンデルソン医師の言葉です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔しているなら今からやっても十分間に合います。一方では、長期戦略の苦手な日本は1961年からの国民皆保険制度で発展して50年以上経過した日本の西洋医学は国民の健康増進には貢献できず、50年間で医療費は国民所得比で3.54倍にもなっています。1964年から健康増進政策を開始して50年経過しても国民の健康状態は悪くなる一方という実に情けない厳しい現実があり、2014年の人間ドックの「A(異常なし)」+「B(軽度異常現在心配なし)」がわずか6.6%という非常事態で、過去の日本の健康増進政策を整理すると、◆1964年 東京オリンピック 体力つくり国民運動◆1970年 保健栄養学級の開催◆1978年 第一次国民健康づくり政策 成人病予防のための1次予防の推進 健康診査の充実◆1988年 第二次国民健康づくり政策 アクティブ80ヘルスプラン 運動習慣の普及に重点を置いた健康増進事業の推進◆2000年 第三次国民健康づくり政策 21世紀における国民健康づくり運動 健康日本21 一次予防の重視と健康寿命の延伸、生活の質の向上 ・2003年5月 健康増進法施行 ・2006年4月 介護保険制度を予防重視へ ・2008年4月 特定健康診査・特定保健指導 5年間の改善成果はわずか0.2% ・2011年4月 スマートライフプロジェクト 健康寿命をのばそう◆ 2013年 第四次国民健康づくり政策 第2次 健康日本21 健康寿命延伸・健康格差の縮小 この40年で、・心筋梗塞 米国は35%減少 日本は1.6倍・ガン 米国は1994年から減少 日本は3倍 ポール・ゼイン・ピルツァー氏は、これまで数々の予言を見事に的中させてきた世界で最も著名な天才経済学者です。彼は、著書「健康ビジネスで成功を手にする方法」にて以下のように鋭く指摘しています。●医療産業と健康増進産業は別産業☆医療(疾病)産業:一般的なカゼから悪性腫瘍まで、病人に対し、「受身的」に提供される製品・サービスで、病気治癒ではなく、高利益の症状対処に専念。☆ウェルネス(健康増進)産業:健康な人(病気でない人)が、より健康、老化遅延、病気予防するために、「積極的」に提供される製品・サービス。▼病気を生み続ける医療業界 ・医療業界は、食品会社よりはるかに悪質 ・医者は製薬会社の標的 ・病気の原因や治癒ではなく、高利益の症状対処に専念 ・製薬会社は悲惨な食事ででる症状に効果のある危険な薬を飲ませる▼メディアは情報不足で無力 ・しかも主たる広告主は食品・医療産業 ・政府も同様に情報不足で無力このように医師は病気治療のプロですが健康増進のプロではないので、医師も健康維持・増進のために的を射た本当によい生活習慣はあまり知らず、実践もしていないようで、医師の約半数がすでに病人で、普通の国民と変らない残念な現実があります。・医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存「「新厄年」の健康リスク対策」によれば、要支援・要介護の原因となり、健康寿命を損なう7大疾患の75万人以上のレセプトデータから抽出した科学的な分析結果から導き出した現代日本人にとって「本当に危ない年齢」としての新厄年が出ています。新厄年は、・男性:24歳、女性:25歳・男性:37歳、女性:39歳・男性:50歳、女性:52歳・男性:63歳、女性:63歳私は的を射たよい生活習慣のおかげで何事もなく新大厄年63歳を健康なまま通過して5年になります。健康寿命を損なう7大疾患と8つの健康習慣は以下のようです。7大疾患・虚血性心疾患・脳血管疾患・糖尿病・骨粗鬆症・変形性膝関節症・ガン・認知症8つの健康習慣・抗酸化食品をバランスよくとる・「糖化」を防ぐ・「石灰化」を防ぐ・骨・関節成分を補う・適正体重に近づける・SOD活性を高める軽いエクササイズ・趣味に親しむ・健康リスクを把握する超健康マニア暦29年の私からすると物足りないですが、健康管理に努めている人はお互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。健康寿命関連ブログ 新しい順なぜ若者に「健康オタク」が増えているのか?ダイエット実験でサル寿命延びる 論争に決着、米チーム研究発表「平均寿命」と「健康寿命」 その差が大きい日本の課題高齢化社会の健康寿命は「幸福感の強さ」に比例する医療費抑制、「健康寿命」を延ばしたい思い立ったら実行! 60歳からの運動でこんなに健康寿命はこんなに違う運動で心身の衰え防止を 健康寿命脅かす転倒リスク万歩計は無意味? 歩数と健康寿命は無関係 「脈拍数で寿命がわかる」ことが判明健康寿命を延ばすために有効な運動は?「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要シンガポールの健康寿命、男性73.1歳、女性77.7歳10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を老化スピードには個人差が! 毎年「1歳年をとる人」はひと握り? 70歳まで働ける体をつくるにはどうすればいいか 化粧品を増やす前に筋肉を増やそう! これぞアンチエイジングのカギ なぜ女性の方が男性より長生き? 男性も見習いたい7つの生活スタイル 「健康への出費は月3000円まで」をどう乗り越えるか「毎日たった10分」が生活習慣病を防ぐ! 手軽に運動習慣をつくるコツ2つ「糖化が進む食べ方」チェックと予防法カテキンと緑茶に熱視線、「がん」に対抗し、「認知機能」を高め、「血管」を健康にする5~10歳の若返り、高齢者の身体機能が向上したわけ「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"ブルーゾーン 世界の百寿者に学ぶ長寿と健康の秘訣健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」残った歯が少ないほど寿命は短縮 歯科医師会が最新エビデンスを公開健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当口の健康を意識して健康寿命長くしよう男のアンチエイジングと「食」健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があったこれが健康長寿のカギ「63歳」を元気に立つ者は長生きする 遺伝子医学最前線 スウェーデン研究 健康、気をつけてる? 「何もしていない」派が半数 厚生労働白書健康・平均寿命の差9~13年、どう改善する? 厚労白書日本人男性の平均寿命、初の80歳超え 女性は86.61歳健康教育で身を守れ 薬の服用法や医師との接し方 子供も自覚持ってお茶や緑の葉菜類は老化を防ぐ「抗糖化作用」あり! 「食事の最初」に摂るのがポイント長野の長寿 秘密は明治の教育20大都市の健康寿命、浜松市が1位 最短男性は大阪市、女性は堺市平均寿命より健康寿命 シニア層で「ロコモ」の認知度は37%真の長寿国へ「スーパー老人」増やせ「疲れ=老化」 翌日に疲れを持ち越さないことが若さを保つ秘訣!「食べる順番」は大事 老化を早める「糖化」を防ぐ食事術老化のスピードを早めてしまう「糖化」とは?笑う門には「健康」きたる 笑いが血圧や血糖値を下げる20代でも脳年齢が50歳!? 脳にダメージを与える10個の悪習慣動き出した健康寿命延伸産業の最前線生活スタイルの改善が遺伝子を変える 5年間でテロメアが10%延長「見る力」鍛え、生活を向上 何歳でも伸びる可能性ビッグデータで予防医療 健診・運動履歴を分析 健康指導、きめ細かく9月は健康増進普及月間 「健康づくり大キャンペーン」 厚生労働省過剰な糖分は老化の原因 「AGE」測定し病気予防日本人女性、長寿世界一に返り咲き 男性の平均寿命は過去最高に「世界の100歳人に学ぶ健康と長寿のルール」という本のご紹介家族で健康に取り組むと効果的 子供との対話がカギ日本の長寿の秘密 「生きがい」健康寿命を延ばすための12のチェックリスト日本にも「予防医学」が必要「長野県長寿日本一なぜ」 減塩、野菜もりもり****************************【以下転載】****************************働き方改革では、まず長時間労働の是正から手が付けられようとしている。これについては、30年以上前から欧米に比べて労働時間が長すぎるという指摘はあったし、行政や企業でもそれなりの取り組みは行われてきたが、ほとんど成果はなかった(年間総労働時間が減ったのは、パート・アルバイトなどの非正規あるいは短時間勤務者の比率が増えたからで、正社員ではあまり変わらない)。ところが、2015年にファストフードなどの飲食業界の労働環境が問題になり、2016年には電通の社員の自殺があって、政治も企業も以前とは違う本気度が感じられる。染み付いた仕事の進め方の問題もあるし、組織風土はすぐに変わるものではないし、何より、現状は「働いた時間分は残業代がもらえる法制度」なので、残業が減ると手当が減るために労働者ももろ手を挙げて賛成はできないという事情もあって、急に労働時間が減るような期待はできない。しかし、徐々にでも労働時間が減っていくのは、今の生活というより、むしろ先々に必ず迎える高齢期を見据えると、非常に良いことである。早く帰宅すれば、趣味ができる。また現在、規制緩和が検討されている“副業”“兼業”にも取り組める。正社員で働いてきた人が高齢期に時間と能力を持て余すのは、やりたいことがないからである。仕事に時間や活力をとられすぎて、趣味を得たり、会社の仕事とは関係のないスキルを磨いたりする余裕がなかったわけだ。その結果、高齢期に生きがい、やりがい、交流をなくしてしまい、心身の衰えが加速していってしまう。若いうちから、早く帰宅して趣味や副業に取り組めば、引退してもその延長で暮らせるから、急に衰えることはなく、長く健康を維持できるはずだ。同一労働同一賃金のガイドラインも策定・発表されようとしている。これは、正社員と非正規社員の差だけに関するものではない。正社員の中でも、同じ仕事・職務なら年齢・性別・勤続期間などの要素を除いて、同じ賃金・処遇にするという方向に導くものである。そうなって恩恵を受けるのは、若年層だ。景気低迷期などに新卒での就職が上手くいかなかった若い非正規社員の賃金が、上昇傾向になる。仕事・職務・能力が変わらないのに、定期的に昇給を積み重ねてきた中高年正社員の人件費が徐々に抑えられ、若い正社員たちに配分されるような仕組みに変わっていくだろう。「収入が低いから」が結婚しない理由の上位にあるのだから、若い人たちの給与が増えれば、未婚率は低下していく。あまり知られていないが、既婚者は単身者に比べて寿命が7~8年ほど長い。栄養状態、生活のリズム、ストレス、相互扶助などさまざまな理由が考えられるが、いずれにしても、同一労働同一賃金によって中高年よりも若者たちに多く配分されるようになれば、既婚者の割合が増えて、長く健康を維持できる人が増えるだろう。働き方改革は、現時点においてはもちろん労働問題(働き方の変革と企業の生産性・収益力強化を同時に図ろうとする取り組み)だが、長期的な視点では、高齢化が今より進んでいく将来に向け、それでもなお健康寿命が延伸していくことで社会保障制度を持続可能にする取り組みにもなっているのである。(出典:ITmedia ビジネスオンライン)
2017/01/26
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。若者に健康オタクが増えているそうです。体に対する投資意識、周りとのつながり意識、ほどよいアピール意識などの心理背景が反映された事象だそうです。美意識が高く化粧により清潔感ある自分を見せることなど、他人と違う自分をさりげなくアピールするためでもあるようです。健康状態をよくして健康寿命を延ばし、医療・介護費を激減するのは簡単ですが、国民皆保険に甘えて世界一医療に過剰期待している健康意識、ヘルス・リテラシー、自己責任意識が低く、依存体質の国民と既得権益を確保したい業界の2つの壁に阻まれて実現できていません。世界188カ国を対象に、1990年以降の健康状態の変化を分析する「世界の疾病負荷研究」によると、2013年の日本人の健康寿命が男性71.11歳、女性75.56歳で世界一だったそうです。日本の健康寿命を縮めている原因 1.不健康な食事 2.高血圧 3.喫煙 4.運動不足 5.肥満 6.高血糖(空腹時血糖値) 7.アルコールの乱用 8.環境汚染 9.高コレステロール10.職場のストレス厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・国を挙げて健康に取り組む韓国 韓国人は健康維持に出費惜しまず日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率の最下位で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない現実は、医師は病気治療のプロであって健康維持・増進のプロではないことが分かります。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・医療費抑制、「健康寿命」を延ばしたい・思い立ったら実行! 60歳からの運動でこんなに健康寿命はこんなに違う・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・ブルーゾーン 世界の百寿者に学ぶ長寿と健康の秘訣・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減個人的には超健康マニアになって30年間で、歯科、怪我、検診以外には医療機関にかかった記憶がありません。また、私のクライアントもQOL(生活の質)が上がり、医療費は減っています。・病院がないほうが死亡率が下がる! 著効がある劇薬! 国民の健康状態をよくして医療費を減らす著効を見せるこんな最善・劇薬があります。 市民の病気予防意識が目覚めて、生活習慣を改善したことで実現したわけです。 市の財政破綻により市立病院が無くなり、街から救急病院が消えた夕張市。 高齢化率45%のなか悲惨な現実が待ち受けるかと思われたが、結果はその真逆だった。 死亡率、医療費、救急車の搬送回数、全てが下がった。1972年、コロンビアの首都ボゴタで、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、52日間の医療ストライキをしたら、死亡率が35%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻ってしまった。 1973年、イスラエル全土で、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、全国の死亡率が半減した。しかし、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻った。 (エルサレム埋葬協会) 1976年、アメリカのロスアンゼルスで、17の病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、手術が60%減り、死亡率が18%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻りました。現代医療の神は、死に神である。病院は、死の教会である。救急救命以外、9割の医療が、地上から消えれば、人類は健康に生きられる。病院はストを行えば良い。それも永遠に続けば、更に良い。これは、アメリカで、良心の医師と、未だに称えられる、故・ロバート・メンデルソン医師の言葉です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔しているなら今からやっても十分間に合います。一方では、長期戦略の苦手な日本は1961年からの国民皆保険制度で発展して50年以上経過した日本の西洋医学は国民の健康増進には貢献できず、50年間で医療費は国民所得比で3.54倍にもなっています。1964年から健康増進政策を開始して50年経過しても国民の健康状態は悪くなる一方という実に情けない厳しい現実があり、2014年の人間ドックの「A(異常なし)」+「B(軽度異常現在心配なし)」がわずか6.6%という非常事態で、過去の日本の健康増進政策を整理すると、◆1964年 東京オリンピック 体力つくり国民運動◆1970年 保健栄養学級の開催◆1978年 第一次国民健康づくり政策 成人病予防のための1次予防の推進 健康診査の充実◆1988年 第二次国民健康づくり政策 アクティブ80ヘルスプラン 運動習慣の普及に重点を置いた健康増進事業の推進◆2000年 第三次国民健康づくり政策 21世紀における国民健康づくり運動 健康日本21 一次予防の重視と健康寿命の延伸、生活の質の向上 ・2003年5月 健康増進法施行 ・2006年4月 介護保険制度を予防重視へ ・2008年4月 特定健康診査・特定保健指導 5年間の改善成果はわずか0.2% ・2011年4月 スマートライフプロジェクト 健康寿命をのばそう◆ 2013年 第四次国民健康づくり政策 第2次 健康日本21 健康寿命延伸・健康格差の縮小 この40年で、・心筋梗塞 米国は35%減少 日本は1.6倍・ガン 米国は1994年から減少 日本は3倍 ポール・ゼイン・ピルツァー氏は、これまで数々の予言を見事に的中させてきた世界で最も著名な天才経済学者です。彼は、著書「健康ビジネスで成功を手にする方法」にて以下のように鋭く指摘しています。●医療産業と健康増進産業は別産業☆医療(疾病)産業:一般的なカゼから悪性腫瘍まで、病人に対し、「受身的」に提供される製品・サービスで、病気治癒ではなく、高利益の症状対処に専念。☆ウェルネス(健康増進)産業:健康な人(病気でない人)が、より健康、老化遅延、病気予防するために、「積極的」に提供される製品・サービス。▼病気を生み続ける医療業界 ・医療業界は、食品会社よりはるかに悪質 ・医者は製薬会社の標的 ・病気の原因や治癒ではなく、高利益の症状対処に専念 ・製薬会社は悲惨な食事ででる症状に効果のある危険な薬を飲ませる▼メディアは情報不足で無力 ・しかも主たる広告主は食品・医療産業 ・政府も同様に情報不足で無力このように医師は病気治療のプロですが健康増進のプロではないので、医師も健康維持・増進のために的を射た本当によい生活習慣はあまり知らず、実践もしていないようで、医師の約半数がすでに病人で、普通の国民と変らない残念な現実があります。・医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存「「新厄年」の健康リスク対策」によれば、要支援・要介護の原因となり、健康寿命を損なう7大疾患の75万人以上のレセプトデータから抽出した科学的な分析結果から導き出した現代日本人にとって「本当に危ない年齢」としての新厄年が出ています。新厄年は、・男性:24歳、女性:25歳・男性:37歳、女性:39歳・男性:50歳、女性:52歳・男性:63歳、女性:63歳私は的を射たよい生活習慣のおかげで何事もなく新大厄年63歳を健康なまま通過して5年になります。健康寿命を損なう7大疾患と8つの健康習慣は以下のようです。7大疾患・虚血性心疾患・脳血管疾患・糖尿病・骨粗鬆症・変形性膝関節症・ガン・認知症8つの健康習慣・抗酸化食品をバランスよくとる・「糖化」を防ぐ・「石灰化」を防ぐ・骨・関節成分を補う・適正体重に近づける・SOD活性を高める軽いエクササイズ・趣味に親しむ・健康リスクを把握する超健康マニア暦29年の私からすると物足りないですが、健康管理に努めている人はお互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。健康寿命関連ブログ 新しい順ダイエット実験でサル寿命延びる 論争に決着、米チーム研究発表「平均寿命」と「健康寿命」 その差が大きい日本の課題高齢化社会の健康寿命は「幸福感の強さ」に比例する医療費抑制、「健康寿命」を延ばしたい思い立ったら実行! 60歳からの運動でこんなに健康寿命はこんなに違う運動で心身の衰え防止を 健康寿命脅かす転倒リスク万歩計は無意味? 歩数と健康寿命は無関係 「脈拍数で寿命がわかる」ことが判明健康寿命を延ばすために有効な運動は?「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要シンガポールの健康寿命、男性73.1歳、女性77.7歳10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を老化スピードには個人差が! 毎年「1歳年をとる人」はひと握り? 70歳まで働ける体をつくるにはどうすればいいか 化粧品を増やす前に筋肉を増やそう! これぞアンチエイジングのカギ なぜ女性の方が男性より長生き? 男性も見習いたい7つの生活スタイル 「健康への出費は月3000円まで」をどう乗り越えるか「毎日たった10分」が生活習慣病を防ぐ! 手軽に運動習慣をつくるコツ2つ「糖化が進む食べ方」チェックと予防法カテキンと緑茶に熱視線、「がん」に対抗し、「認知機能」を高め、「血管」を健康にする5~10歳の若返り、高齢者の身体機能が向上したわけ「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"ブルーゾーン 世界の百寿者に学ぶ長寿と健康の秘訣健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」残った歯が少ないほど寿命は短縮 歯科医師会が最新エビデンスを公開健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当口の健康を意識して健康寿命長くしよう男のアンチエイジングと「食」健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があったこれが健康長寿のカギ「63歳」を元気に立つ者は長生きする 遺伝子医学最前線 スウェーデン研究 健康、気をつけてる? 「何もしていない」派が半数 厚生労働白書健康・平均寿命の差9~13年、どう改善する? 厚労白書日本人男性の平均寿命、初の80歳超え 女性は86.61歳健康教育で身を守れ 薬の服用法や医師との接し方 子供も自覚持ってお茶や緑の葉菜類は老化を防ぐ「抗糖化作用」あり! 「食事の最初」に摂るのがポイント長野の長寿 秘密は明治の教育20大都市の健康寿命、浜松市が1位 最短男性は大阪市、女性は堺市平均寿命より健康寿命 シニア層で「ロコモ」の認知度は37%真の長寿国へ「スーパー老人」増やせ「疲れ=老化」 翌日に疲れを持ち越さないことが若さを保つ秘訣!「食べる順番」は大事 老化を早める「糖化」を防ぐ食事術老化のスピードを早めてしまう「糖化」とは?笑う門には「健康」きたる 笑いが血圧や血糖値を下げる20代でも脳年齢が50歳!? 脳にダメージを与える10個の悪習慣動き出した健康寿命延伸産業の最前線生活スタイルの改善が遺伝子を変える 5年間でテロメアが10%延長「見る力」鍛え、生活を向上 何歳でも伸びる可能性ビッグデータで予防医療 健診・運動履歴を分析 健康指導、きめ細かく9月は健康増進普及月間 「健康づくり大キャンペーン」 厚生労働省過剰な糖分は老化の原因 「AGE」測定し病気予防日本人女性、長寿世界一に返り咲き 男性の平均寿命は過去最高に「世界の100歳人に学ぶ健康と長寿のルール」という本のご紹介家族で健康に取り組むと効果的 子供との対話がカギ日本の長寿の秘密 「生きがい」健康寿命を延ばすための12のチェックリスト日本にも「予防医学」が必要「長野県長寿日本一なぜ」 減塩、野菜もりもり****************************【以下転載】****************************「健康のためにおカネを使うのは、ある程度年齢を重ねた人たちだ」従来のマーケティングでは、それが常識とされていた。しかし、1997年から3年ごとに日本の消費者のトレンドを追いかけている野村総合研究所「生活者1万人アンケート調査」の直近の結果では、「健康のためにおカネをつかう」という若者が増えているという。時系列の大規模アンケート調査をベースにまとめた『なぜ、日本人は考えずにモノを買いたいのか?』を上梓した著者が、現代の若者が持つ心理と、求められるマーケティングの方向性を解説する。伸びる健康消費、体に投資する若者が増えている「休日や早く帰ることができた日は走っていますよ。実は、皇居ランナーなんです。近くでロッカーやシャワーをレンタルすることができて便利ですよ」「一人暮らしなんですけど、自宅にホームジムという筋トレ器具が一式あります。買ったらやらざるをえないので、思い切って買いました」若者と話をしていると、このような話をよく聞く。学生の頃は部活やサークルで運動していた人でも、社会人になると運動する機会が減るものだ。そのため、自身の体型維持のために空いた時間をうまく活用して運動をしたり、意識的に健康的な食事を心掛けているという。若者の間で健康消費が伸びていることは定量データからも明らかになっている。私たち野村総合研究所が3年に1度実施している「生活者1万人アンケート調査」結果を分析してみると、積極的におカネを使いたい分野として、医療・健康関連費が大きく伸びていた。若者の趣味としても、「スポーツ・フィットネス」が伸び、利用している施設やサービスでは「スポーツジム」「マッサージ」「スパ」などが伸びている。体を鍛えたり、リフレッシュ・デトックスするなど、体に投資する傾向が強まっている。若者が自身の体に投資をするようになった背景は何か。そのひとつは、将来に過度な期待を持てなくなった若者の価値観変化にある。今の若者は、物心ついたときからバブル崩壊後の経済停滞期の中で育っており、不景気しか知らない世代である。2000年代に大企業の業績は回復してきたが、国民に景気回復の実感は少なく、それどころかリーマンショック、東日本大震災などの影響を受け、日本経済と若者の雇用状況の悪化を経験してきた。労働力調査の非正規雇用率を見ても、2015年における学生を除いた15~24歳の非正規雇用率は男性25.3%、女性34.3%であり、全体として3割弱が非正規雇用で働いている。このような雇用不安定な状況に加え、将来の社会保障や年金問題も多々あり、バブル期のような上へ上へと上昇していくイメージを持てなくなっているのだろう。若者の価値観としては、チャレンジしてより良い生活を手に入れる志向よりも、今の自分の生活を大事にする、言わば「足場固め」志向が根付いている。不安定な世の中で将来も見通せない、頼れるのは自分だけ。若者には、以前から資格取得といった自分の「足場固め」のための自己投資意識が多く見られていた。その「足場固め」志向が体への投資にも向いていると思われる。従来、健康を重視するのはある程度歳を取ってからが一般的であったが、不安定な世の中で育った若者だからこそ、早いうちから健康の大切さに気づいているのかもしれない。スマートフォンの普及から考える若者の価値観変化今ある自分の生活を大事にしたい。そんな「足場固め」の価値観は、「仕事に打ち込んで出世する」よりも、「仕事をしつつ趣味も楽しむ」「友人・恋人・家族との時間を大事にする」「男女平等に家庭を築く」といったワーク・ライフ・バランス志向や人とのつながり志向の上昇からも見てとれる。特に若者のつながり志向に拍車を掛けているのが、この数年間で急速に普及したスマートフォンの存在だ。「生活者1万人アンケート調査」の調査結果では、2012年における20代のスマートフォン保有率は6割前後であったが、2015年調査では9割以上にまで普及していることがわかった。20代を中心に10代・30代もスマートフォン保有率は8割を超えており、今やほとんどの若者はスマートフォンを持っている。スマートフォンの利用用途については、やはりSNSによるコミュニケーション利用が多い。LINE、Facebook、TwitterなどのSNSによって、若者の人間関係は大幅に広がっていった。SNSを媒介すれば、新しい人とすぐにつながることができる。しかし逆に、一度人間関係がつながってしまうと、意図的に切らない限りいつまでもつながったままになるのがSNSの特徴でもある。大学に進学しても、就職しても、昔の友人・知人とはつながったままとなり、関係は途切れにくい。たとえばFacebookで最近できた友達が写真をアップすると、昔の友人に見られてしまうこともある。自分の姿がいつ・どこでアップされるか、そしてそれを誰に見られるかを制御することが難しい。そのような状況下では、つねに誰かに見られているという意識が生まれ、自身の外面をきちんと整えようとする気持ちにつながっているのだと思われる。「競争」より「協調」。でもほどよく自分を出したい先述の調査において若者の価値観変化をみると、他人からの評価が気になる傾向が強まっている。出世意欲や右肩上がりの価値観は薄れ、「競争」より「協調」したいのが今の若者である。消費においても「使っている人の評判が気になる」「周りが良いといっているものを選ぶことが多い」傾向が若者には高い。しかし一方で、「自分のライフスタイルにこだわりたい」「周りと違うことをしたい」という気持ちも若者は持っている。ただし、周りと歩調を合わせながらも、ほんの少し平均像から外れることで、人とは違う自分をさりげなくアピールしたいと思う。最近、「女子力男子」と呼ばれる人も出てきたが、美意識が高く、化粧をするようになった男性も増えているという。外面的に目立つファッションによって他人に大きくアピールするよりも、体を鍛えて腕っ節をさりげなく見せる、化粧により清潔感ある自分を見せることなどは、他人と違う自分をさりげなくアピールするのにも役立っている。若者で伸びている健康消費は、「体に対する投資意識」「周りとのつながり意識」「ほどよいアピール意識」といった心理背景が反映された事象であり、それらの心理背景の源泉には若者に強まっている「足場固め」志向がある。しかし、自分は足場を固めたい、と自ら主張する若者はいないだろう。他人から見られることを意識する彼らにおいては、「本当にしたいこと」と「実際にすること」が分離されて見えることすらある。若者をターゲットとしたマーケティング活動をするときは、若者の行動に表れる表層的な部分をとらえるだけではなく、その心理背景をくみ取ったマーケティングを考えていくことが必要である。(出典:東洋経済)
2017/01/22
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。カロリーが適度に少ない食事をサルに長期間与えると、健康を向上させて寿命を延ばす効果がある研究結果が発表され、「人でも同じ効果があるのではないか」とみているそうです。メタボエイジング仮説は、2009年にウィスコンシン大学のサルの実験で長寿化すると発表されましたが、2012年には米国国立加齢研究所が寿命は変わらないと発表し、論争となっていました。その後、互いのデータを分析した結果、カロリー制限は「寿命を延ばす効果あり」と結論を出し、今回の発表になったわけです。アンチエイジングは3大仮説があります。1.酸化ストレス仮説 最も有力 活性酸素が炎症を起こし、加齢を促進する ・1956年に初めて言われ、 ・1998年に酸化ストレスで短命化することがわかり、 ・2005年に酸化ストレス制御で長寿化が証明された2.メタボエイジング仮説 摂取カロリーを65%にすると長寿化する (冬眠すると長寿化する) ・1935年にマウスの実験でわかる ・1995年にインスリンが少ないと長寿(GIフードが注目) ・2009年にサルの実験でわかる(今回のニュース)3.糖化仮説 2002年に言われた老化の仮説としては、まだ新しい仮説 糖化は肌老化と生活習慣病のリスクを高め、特に肌、骨、血管の老化を促進したり、白内障、非アルコール性脂肪肝、骨粗鬆症、認知症のリスクを高めるとされる生命を健全に維持・代謝するために身体が必要な53種の必須栄養素の種類と量はしっかり摂り、カロリーだけ65%にして実践し続けるのは、正しい知識と強い意志・努力が必要で、欲深い人類にはむずかしいかも知れません。私は極めて高い抗酸化・抗糖化力を保ち続け、糖質・カロリーは控え目にしていますが、カロリー65%はできていません。私のライフワーク:人生3大不安の健康、経済、孤独を解消するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。関連フリーページ『奇跡の脳をつくる食事とサプリメント』の要約抗加齢(若返り)医学とは「人はなぜ年をとるのか ~加齢医学最前線~」アンチエイジングセミナー2005アンチエイジング (抗加齢) 医学*****************************【以下転載】*****************************カロリーが適度に少ない食事をサルに長期間与えると、健康を向上させて寿命を延ばす効果がみられたとする研究結果を、米国立加齢研究所とウィスコンシン大の共同チームが17日付の英科学誌に発表した。「人でも同じ効果があるのではないか」とみている。栄養不足にならない適度なダイエットで寿命が延びるかどうかは長年の論争の的だった。国立加齢研究所とウィスコンシン大はサルを使った研究で、2009年と12年にそれぞれ異なる結果を示していたが、互いのデータを分析した結果「寿命を延ばす効果あり」と結論を出した。若いサルより高年齢のサルの方がカロリー制限による効果が高かった。(出典:共同通信)
2017/01/19
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。健康状態をよくして健康寿命を延ばし、医療・介護費を激減するのは簡単ですが、国民皆保険に甘えて世界一医療に過剰期待している健康意識、ヘルス・リテラシー、自己責任意識が低く、依存体質の国民と既得権益を確保したい業界の2つの壁に阻まれて実現できていません。世界188カ国を対象に、1990年以降の健康状態の変化を分析する「世界の疾病負荷研究」によると、2013年の日本人の健康寿命が男性71.11歳、女性75.56歳で世界一だったそうです。日本の健康寿命を縮めている原因 1.不健康な食事 2.高血圧 3.喫煙 4.運動不足 5.肥満 6.高血糖(空腹時血糖値) 7.アルコールの乱用 8.環境汚染 9.高コレステロール10.職場のストレス厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・国を挙げて健康に取り組む韓国 韓国人は健康維持に出費惜しまず日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率の最下位で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない現実は、医師は病気治療のプロであって健康維持・増進のプロではないことが分かります。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・医療費抑制、「健康寿命」を延ばしたい・思い立ったら実行! 60歳からの運動でこんなに健康寿命はこんなに違う・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・ブルーゾーン 世界の百寿者に学ぶ長寿と健康の秘訣・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減個人的には超健康マニアになって30年間で、歯科、怪我、検診以外には医療機関にかかった記憶がありません。また、私のクライアントもQOL(生活の質)が上がり、医療費は減っています。・病院がないほうが死亡率が下がる! 著効がある劇薬! 国民の健康状態をよくして医療費を減らす著効を見せるこんな最善・劇薬があります。 市民の病気予防意識が目覚めて、生活習慣を改善したことで実現したわけです。 市の財政破綻により市立病院が無くなり、街から救急病院が消えた夕張市。 高齢化率45%のなか悲惨な現実が待ち受けるかと思われたが、結果はその真逆だった。 死亡率、医療費、救急車の搬送回数、全てが下がった。1972年、コロンビアの首都ボゴタで、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、52日間の医療ストライキをしたら、死亡率が35%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻ってしまった。 1973年、イスラエル全土で、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、全国の死亡率が半減した。しかし、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻った。 (エルサレム埋葬協会) 1976年、アメリカのロスアンゼルスで、17の病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、手術が60%減り、死亡率が18%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻りました。現代医療の神は、死に神である。病院は、死の教会である。救急救命以外、9割の医療が、地上から消えれば、人類は健康に生きられる。病院はストを行えば良い。それも永遠に続けば、更に良い。これは、アメリカで、良心の医師と、未だに称えられる、故・ロバート・メンデルソン医師の言葉です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔しているなら今からやっても十分間に合います。一方では、長期戦略の苦手な日本は1961年からの国民皆保険制度で発展して50年以上経過した日本の西洋医学は国民の健康増進には貢献できず、50年間で医療費は国民所得比で3.54倍にもなっています。1964年から健康増進政策を開始して50年経過しても国民の健康状態は悪くなる一方という実に情けない厳しい現実があり、2014年の人間ドックの「A(異常なし)」+「B(軽度異常現在心配なし)」がわずか6.6%という非常事態で、過去の日本の健康増進政策を整理すると、◆1964年 東京オリンピック 体力つくり国民運動◆1970年 保健栄養学級の開催◆1978年 第一次国民健康づくり政策 成人病予防のための1次予防の推進 健康診査の充実◆1988年 第二次国民健康づくり政策 アクティブ80ヘルスプラン 運動習慣の普及に重点を置いた健康増進事業の推進◆2000年 第三次国民健康づくり政策 21世紀における国民健康づくり運動 健康日本21 一次予防の重視と健康寿命の延伸、生活の質の向上 ・2003年5月 健康増進法施行 ・2006年4月 介護保険制度を予防重視へ ・2008年4月 特定健康診査・特定保健指導 5年間の改善成果はわずか0.2% ・2011年4月 スマートライフプロジェクト 健康寿命をのばそう◆ 2013年 第四次国民健康づくり政策 第2次 健康日本21 健康寿命延伸・健康格差の縮小 この40年で、・心筋梗塞 米国は35%減少 日本は1.6倍・ガン 米国は1994年から減少 日本は3倍 ポール・ゼイン・ピルツァー氏は、これまで数々の予言を見事に的中させてきた世界で最も著名な天才経済学者です。彼は、著書「健康ビジネスで成功を手にする方法」にて以下のように鋭く指摘しています。●医療産業と健康増進産業は別産業☆医療(疾病)産業:一般的なカゼから悪性腫瘍まで、病人に対し、「受身的」に提供される製品・サービスで、病気治癒ではなく、高利益の症状対処に専念。☆ウェルネス(健康増進)産業:健康な人(病気でない人)が、より健康、老化遅延、病気予防するために、「積極的」に提供される製品・サービス。▼病気を生み続ける医療業界 ・医療業界は、食品会社よりはるかに悪質 ・医者は製薬会社の標的 ・病気の原因や治癒ではなく、高利益の症状対処に専念 ・製薬会社は悲惨な食事ででる症状に効果のある危険な薬を飲ませる▼メディアは情報不足で無力 ・しかも主たる広告主は食品・医療産業 ・政府も同様に情報不足で無力このように医師は病気治療のプロですが健康増進のプロではないので、医師も健康維持・増進のために的を射た本当によい生活習慣はあまり知らず、実践もしていないようで、医師の約半数がすでに病人で、普通の国民と変らない残念な現実があります。・医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存「「新厄年」の健康リスク対策」によれば、要支援・要介護の原因となり、健康寿命を損なう7大疾患の75万人以上のレセプトデータから抽出した科学的な分析結果から導き出した現代日本人にとって「本当に危ない年齢」としての新厄年が出ています。新厄年は、・男性:24歳、女性:25歳・男性:37歳、女性:39歳・男性:50歳、女性:52歳・男性:63歳、女性:63歳私は的を射たよい生活習慣のおかげで何事もなく新大厄年63歳を健康なまま通過して5年になります。健康寿命を損なう7大疾患と8つの健康習慣は以下のようです。7大疾患・虚血性心疾患・脳血管疾患・糖尿病・骨粗鬆症・変形性膝関節症・ガン・認知症8つの健康習慣・抗酸化食品をバランスよくとる・「糖化」を防ぐ・「石灰化」を防ぐ・骨・関節成分を補う・適正体重に近づける・SOD活性を高める軽いエクササイズ・趣味に親しむ・健康リスクを把握する超健康マニア暦29年の私からすると物足りないですが、健康管理に努めている人はお互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。健康寿命関連ブログ 新しい順高齢化社会の健康寿命は「幸福感の強さ」に比例する医療費抑制、「健康寿命」を延ばしたい思い立ったら実行! 60歳からの運動でこんなに健康寿命はこんなに違う運動で心身の衰え防止を 健康寿命脅かす転倒リスク万歩計は無意味? 歩数と健康寿命は無関係 「脈拍数で寿命がわかる」ことが判明健康寿命を延ばすために有効な運動は?「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要シンガポールの健康寿命、男性73.1歳、女性77.7歳10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を老化スピードには個人差が! 毎年「1歳年をとる人」はひと握り? 70歳まで働ける体をつくるにはどうすればいいか 化粧品を増やす前に筋肉を増やそう! これぞアンチエイジングのカギ なぜ女性の方が男性より長生き? 男性も見習いたい7つの生活スタイル 「健康への出費は月3000円まで」をどう乗り越えるか「毎日たった10分」が生活習慣病を防ぐ! 手軽に運動習慣をつくるコツ2つ「糖化が進む食べ方」チェックと予防法カテキンと緑茶に熱視線、「がん」に対抗し、「認知機能」を高め、「血管」を健康にする5~10歳の若返り、高齢者の身体機能が向上したわけ「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"ブルーゾーン 世界の百寿者に学ぶ長寿と健康の秘訣健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」残った歯が少ないほど寿命は短縮 歯科医師会が最新エビデンスを公開健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当口の健康を意識して健康寿命長くしよう男のアンチエイジングと「食」健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があったこれが健康長寿のカギ「63歳」を元気に立つ者は長生きする 遺伝子医学最前線 スウェーデン研究 健康、気をつけてる? 「何もしていない」派が半数 厚生労働白書健康・平均寿命の差9~13年、どう改善する? 厚労白書日本人男性の平均寿命、初の80歳超え 女性は86.61歳健康教育で身を守れ 薬の服用法や医師との接し方 子供も自覚持ってお茶や緑の葉菜類は老化を防ぐ「抗糖化作用」あり! 「食事の最初」に摂るのがポイント長野の長寿 秘密は明治の教育20大都市の健康寿命、浜松市が1位 最短男性は大阪市、女性は堺市平均寿命より健康寿命 シニア層で「ロコモ」の認知度は37%真の長寿国へ「スーパー老人」増やせ「疲れ=老化」 翌日に疲れを持ち越さないことが若さを保つ秘訣!「食べる順番」は大事 老化を早める「糖化」を防ぐ食事術老化のスピードを早めてしまう「糖化」とは?笑う門には「健康」きたる 笑いが血圧や血糖値を下げる20代でも脳年齢が50歳!? 脳にダメージを与える10個の悪習慣動き出した健康寿命延伸産業の最前線生活スタイルの改善が遺伝子を変える 5年間でテロメアが10%延長「見る力」鍛え、生活を向上 何歳でも伸びる可能性ビッグデータで予防医療 健診・運動履歴を分析 健康指導、きめ細かく9月は健康増進普及月間 「健康づくり大キャンペーン」 厚生労働省過剰な糖分は老化の原因 「AGE」測定し病気予防日本人女性、長寿世界一に返り咲き 男性の平均寿命は過去最高に「世界の100歳人に学ぶ健康と長寿のルール」という本のご紹介家族で健康に取り組むと効果的 子供との対話がカギ日本の長寿の秘密 「生きがい」健康寿命を延ばすための12のチェックリスト日本にも「予防医学」が必要「長野県長寿日本一なぜ」 減塩、野菜もりもり****************************【以下転載】**************************** 英医学誌「ランセット」によると、米ワシントン大学などの国際チームが、男女ともに日本は「健康寿命」が世界のトップであることを発表しました。 長寿国家として知られる日本ですが、「平均寿命」だけでなく「健康寿命」においても世界のトップとなり、恵まれた環境であることは間違いなさそうです。 とはいえ、課題がないわけではありません。幸福なシニアライフのために何が必要なのかを考えてみたいと思います。 まず「健康寿命」をご存知ですか?寝たきりなど健康上の問題がなく、日常生活を送れる状態を健康寿命といいます。平均寿命に比べて健康寿命が低いと、介護を必要とする期間が長くなります。 高齢化社会において、人間が自立して人間らしく生活するには、健康寿命を伸ばすことが大切だと考えられています。 「健康寿命」世界のトップ5国際チームが世界188か国のデータを分析した結果、健康寿命のランキングは次のようになりました。<男性>1位 日本2位 シンガポール3位 アンドラ4位 アイスランド5位 イスラエル<女性>1位 日本2位 アンドラ3位 シンガポール4位 フランス5位 キプロスこのように日本は男女ともに1位となっています。日本は平均寿命と健康寿命の差が大きい日本は平均寿命と健康寿命の両方が高い水準にあるものの、じつは平均寿命の伸びに健康寿命の伸びが追いついていない状況です。 とりやべ新聞は2013年における平均寿命と健康寿命の差について各国の比較を行っています。日本の男性の場合、平均寿命80.2歳に対して健康寿命70.6歳、その差は9.6年です。女性の場合、平均寿命86.6歳に対して健康寿命75.5歳、その差は11.1年です。 なお、アメリカ8.0年、フランス7.7年、イギリス7.6年、ドイツ6.9年、中国7.0年など、多くの国では平均寿命と健康寿命の差は7年程度にとどまっています。平均寿命と健康寿命の差が大きいということは、それだけ寝たきりになったり、介護を必要としたりと、自立が失われた状態で生活する期間が長くなることを意味します。「寝たきり」になる原因はなに?日本における寝たきりの原因を見ると、もっとも多いのが脳血管疾患で37.9%、次いで、高齢による老衰15.2%、転倒・骨折12.4%、認知症10.1%などとなっています。こうした寝たきりの原因を回避することができれば、平均寿命と健康寿命の差を縮めることができるでしょう。とくに最も多い脳血管疾患は動脈硬化や、糖尿病、高血圧などが原因になります。生活習慣の改善によって発症のリスクを抑えることができます。健康寿命を伸ばすには健康寿命を伸ばすには、バランスの良い食事と運動、そして、積極的に外出する習慣が大切です。食事の理想は、1日の食事中に10品目(肉・魚・卵・乳製品・油・大豆・緑黄色野菜・イモ根菜・海藻・果物)を摂ること。また、意識的に肉や魚を食べることで、丈夫な筋肉や骨の形成へと促すことができます。運動で足腰を鍛えれば骨折リスクが軽減します。骨折による長期間の入院生活は認知症につながる恐れもあります。また、歩く速度が速い人、歩幅が広い人ほど認知機能の衰えが小さいといいます。ウォーキングなどの運動を取り入れましょう。 外出の頻度が低くなると、認知機能が低下し、認知症リスクが3~4倍になるといわれています。積極的に外出し、仲間と話したり、笑ったりすることが健康長寿につながります。私たちは長寿国家に暮らしています。そのこと自体は喜ばしいことですが、寝たきりや、介護を必要とする状態で長期間過ごすことになる可能性があることを知っておきましょう。 運動機能や認知機能は高齢になるほど個人差が顕著に現れるといいます。幸福なシニアライフを送るために、健康を人まかせにせず、自分自身でできることに早めに取り組んでおくのが賢明といえそうです。(出典:Mocosuku)
2017/01/18
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。ハーバード公衆衛生大学院の研究によると、楽天主義は人を幸せにしてくれるだけではなく、寿命を延ばす効果も期待できるそうです。最も楽天的な女性では、死亡リスクがガンで16%、心臓疾患で38%、脳卒中で39%、呼吸器疾患で38%、感染症は52%低いことが判明したそうです。楽天性の度合いは学習行動に大きく左右され、ポジティブ心理学の定番である感謝、マインドフルネス、親切な行為、深呼吸、不平を言わないことなどがあるそうです。国民皆保険制度に甘えた国民の7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率の最下位で、驚くほど低率です。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果の概要によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。私達国民ができる最もよい対策は、自分の健康に関心を持ち、生活習慣を改善することで病気を予防するです。・非常時に備えない者は、死ぬ義務がある。(西洋の倫理感)・非常時に備えていた人は、備えていなかった者にも与えるべきだ。(日本人の倫理観)(堺屋太一著書「日本とは何か」)・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減長期戦略の苦手な日本は1961年からの国民皆保険制度で発展して50年以上経過した日本の西洋医療は国民の健康増進には貢献できず、50年間で医療費は国民所得比で3.54倍にもなっています。1964年から健康増進政策を開始して50年経過しても国民の健康状態は悪くなる一方という実に情けない厳しい現実があり、2015年の人間ドックの「A(異常なし)」+「B(軽度異常現在心配なし)」がわずか5.6%という非常事態で、過去の日本の健康増進政策を整理すると、◆1964年 東京オリンピック 体力つくり国民運動◆1970年 保健栄養学級の開催◆1978年 第一次国民健康づくり政策 成人病予防のための1次予防の推進 健康診査の充実◆1988年 第二次国民健康づくり政策 アクティブ80ヘルスプラン 運動習慣の普及に重点を置いた健康増進事業の推進◆2000年 第三次国民健康づくり政策 21世紀における国民健康づくり運動 健康日本21 一次予防の重視と健康寿命の延伸、生活の質の向上 ・2003年5月 健康増進法施行 ・2006年4月 介護保険制度を予防重視へ ・2008年4月 特定健康診査・特定保健指導 5年間の改善成果はわずか0.2% ・2011年4月 スマートライフプロジェクト 健康寿命をのばそう◆ 2013年 第四次国民健康づくり政策 第2次 健康日本21 健康寿命延伸・健康格差の縮小 この40年で、・心筋梗塞 米国は35%減少 日本は1.6倍・ガン 米国は1994年から減少 日本は3倍 ポール・ゼイン・ピルツァー氏は、これまで数々の予言を見事に的中させてきた世界で最も著名な天才経済学者です。彼は、著書「健康ビジネスで成功を手にする方法」にて以下のように鋭く指摘しています。●医療産業と健康増進産業は別産業☆医療(疾病)産業:一般的なカゼから悪性腫瘍まで、病人に対し、「受身的」に提供される製品・サービスで、病気治癒ではなく、高利益の症状対処に専念。☆ウェルネス(健康増進)産業:健康な人(病気でない人)が、より健康、老化遅延、病気予防するために、「積極的」に提供される製品・サービス。▼病気を生み続ける医療業界 ・医療業界は、食品会社よりはるかに悪質 ・医者は製薬会社の標的 ・病気の原因や治癒ではなく、高利益の症状対処に専念 ・製薬会社は悲惨な食事ででる症状に効果のある危険な薬を飲ませる▼メディアは情報不足で無力 ・しかも主たる広告主は食品・医療産業 ・政府も同様に情報不足で無力このように医師は病気治療のプロですが健康増進のプロではないので、医師も健康維持・増進のために的を射た本当によい生活習慣はあまり知らず、実践もしていないようで、医師の約半数がすでに病人なのです。・医師の半数が「常用薬あり」の病人・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存前向きな心理社会的要因が、健康な生理学的機能を促し、長寿と相関することは過去の研究でも確かめられていましたが、人生に目的意識や生きがいを持つ人は、寿命と健康寿命が長い傾向があり、脳梗塞が半分に減ることが明らかになったそうです。「生きがい」という用語や概念は特に強く意識されることもなく、ごくふつうに使われていますが、欧米諸国にはない日本独自のものだそうです。内閣府の『高齢者の地域社会への参加に関する意識調査』(平成21年)によれば、8割以上の人が生きがい(喜びや楽しみ)を感じていると回答しています。性別ではそんなに違いはありませんが、年齢階級別にみると、年齢が高くなるほど生きがいを感じている人の割合は低くなっています。しかし、80歳以上であっても7割以上の人が生きがいを感じています。健康状態別にみると、良い状態であるほど生きがいを感じている人の割合が高く9割強となっています。また、親しい友人や仲間が多いほど生きがいを感じる人の割合が高く、「たくさんいる」人では9割強にもなります。 健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること生きがいの重要性に気づいて各地で高齢者の生きがいづくりプログラムの開発が進んでいるそうで、歓迎されます。****************************【以下転載】****************************楽天主義は、人を幸せにしてくれるだけではありません。寿命を延ばす効果も期待できるそうです。これは、ハーバード公衆衛生大学院の研究によって導き出された結論です。「ナースヘルス研究」に参加する7万人という膨大な数の女性を対象に、楽天性の度合いを量る質問を行い、2004~2012年の健康状態と死亡率を追跡しました。この衝撃的な結論を具体的に説明すると、最も楽天的な女性たちは、研究期間中、追跡対象となった重病での死亡率が30%も低いとわかったのです。楽天性の効果は、今や医師のお墨付き楽天性が本当に寿命を長くするのか、その詳細を知りたい方のために、詳しく説明しましょう。最も楽天的な女性では、死亡リスクががんで16%、心臓疾患で38%、脳卒中で39%、呼吸器疾患で38%、感染症にいたっては52%低いことが判明しました。研究を行った医師たちは、世間でよく言われていることと全く同じ結論を導き出しました。楽天性を育めばきっと報われる、という結論です。研究を主導したEric Kim氏は「Harvard Gazette」に掲載された発表資料で、「われわれが行った最新の研究は、もっと楽天的になるよう努力した方が良いと示唆しています。楽天性は、健康的な行動や、人生の課題への健全な対処と関連付けられるためです」とコメントしている。楽天性を養うにはどうすればよいのか楽天性を養うことなど本当にできるのかと思う人もいるでしょう。ものの見方が楽観的か悲観的かは、持って生まれた性格によって左右されるのではないでしょうか? 簡単に言えば、答えはノーです。確かに、私たちは皆、陰気な傾向や陽気な傾向を持って生まれてきますが、楽天性の度合いは学習行動に大きく左右されます。Kim氏とともに研究を主導したKaitlin Hagan氏は、次のように説明しています。「過去の研究によって、それほど複雑でなくコストも掛からない方法によって、楽観性の度合いを変えられることは証明されています。仕事や友人関係など、人生のさまざまな場面で最高の結末を想像したり書いたりするだけでも、十分に効果があります」シンプルで安上がりな方法といっても、いったい何があるのでしょう? Hagan氏はポジティブ心理学の定番である感謝を挙げていますが、ほかにもマインドフルネス、親切な行為、深呼吸、不平を言わないことなどがあります。(出典:ライフハッカー)
2017/01/07
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。長期戦略の苦手な日本は1961年からの国民皆保険制度で発展して50年以上経過した日本の西洋医療は国民の健康増進には貢献できず、50年間で医療費は国民所得比で3.54倍にもなっています。1964年から健康増進政策を開始して50年経過しても国民の健康状態は悪くなる一方という実に情けない厳しい現実があり、2015年の人間ドックの「A(異常なし)」+「B(軽度異常現在心配なし)」がわずか5.6%という非常事態です。私達国民ができる最もよい対策は、自分の健康に関心を持ち、生活習慣を改善することで病気を予防するです。・非常時に備えない者は、死ぬ義務がある。(西洋の倫理感)・非常時に備えていた人は、備えていなかった者にも与えるべきだ。(日本人の倫理観)(堺屋太一著・「日本とは何か」)国民皆保険制度に甘えた国民の7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率の最下位で、驚くほど低率です。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果の概要によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減過去の日本の健康増進政策を整理すると、◆1964年 東京オリンピック 体力つくり国民運動◆1970年 保健栄養学級の開催◆1978年 第一次国民健康づくり政策 成人病予防のための1次予防の推進 健康診査の充実◆1988年 第二次国民健康づくり政策 アクティブ80ヘルスプラン 運動習慣の普及に重点を置いた健康増進事業の推進◆2000年 第三次国民健康づくり政策 21世紀における国民健康づくり運動 健康日本21 一次予防の重視と健康寿命の延伸、生活の質の向上 ・2003年5月 健康増進法施行 ・2006年4月 介護保険制度を予防重視へ ・2008年4月 特定健康診査・特定保健指導 5年間の改善成果はわずか0.2% ・2011年4月 スマートライフプロジェクト 健康寿命をのばそう◆ 2013年 第四次国民健康づくり政策 第2次 健康日本21 健康寿命延伸・健康格差の縮小 この40年で、・心筋梗塞 米国は35%減少 日本は1.6倍・ガン 米国は1994年から減少 日本は3倍 ポール・ゼイン・ピルツァー氏は、これまで数々の予言を見事に的中させてきた世界で最も著名な天才経済学者です。彼は、著書「健康ビジネスで成功を手にする方法」にて以下のように鋭く指摘しています。●医療産業と健康増進産業は別産業☆医療(疾病)産業:一般的なカゼから悪性腫瘍まで、病人に対し、「受身的」に提供される製品・サービスで、病気治癒ではなく、高利益の症状対処に専念。☆ウェルネス(健康増進)産業:健康な人(病気でない人)が、より健康、老化遅延、病気予防するために、「積極的」に提供される製品・サービス。▼病気を生み続ける医療業界 ・医療業界は、食品会社よりはるかに悪質 ・医者は製薬会社の標的 ・病気の原因や治癒ではなく、高利益の症状対処に専念 ・製薬会社は悲惨な食事ででる症状に効果のある危険な薬を飲ませる▼メディアは情報不足で無力 ・しかも主たる広告主は食品・医療産業 ・政府も同様に情報不足で無力このように医師は病気治療のプロですが健康増進のプロではないので、医師も健康維持・増進のために的を射た本当によい生活習慣はあまり知らず、実践もしていないようで、医師の約半数がすでに病人なのです。・医師の半数が「常用薬あり」の病人・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存前向きな心理社会的要因が、健康な生理学的機能を促し、長寿と相関することは過去の研究でも確かめられていましたが、人生に目的意識や生きがいを持つ人は、寿命と健康寿命が長い傾向があり、脳梗塞が半分に減ることが明らかになったそうです。「生きがい」という用語や概念は特に強く意識されることもなく、ごくふつうに使われていますが、欧米諸国にはない日本独自のものだそうです。内閣府の『高齢者の地域社会への参加に関する意識調査』(平成21年)によれば、8割以上の人が生きがい(喜びや楽しみ)を感じていると回答しています。性別ではそんなに違いはありませんが、年齢階級別にみると、年齢が高くなるほど生きがいを感じている人の割合は低くなっています。しかし、80歳以上であっても7割以上の人が生きがいを感じています。健康状態別にみると、良い状態であるほど生きがいを感じている人の割合が高く9割強となっています。また、親しい友人や仲間が多いほど生きがいを感じる人の割合が高く、「たくさんいる」人では9割強にもなります。 健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること生きがいの重要性に気づいて各地で高齢者の生きがいづくりプログラムの開発が進んでいるそうで、歓迎されます。****************************【以下転載】**************************** 健診を受けた40歳以上「基準値範囲内」は20%に届かず 40歳代といえば、オフィスや家庭でもっとも活躍が期待される働きざかり世代。一方で、不調や疲労を感じることが増え、職場や自治体などで実施される健康診断の数値が気になってくる人も多いのではないでしょうか。40歳以上の健康の実態がわかる調査結果をご紹介します。 40歳以上で、血圧、脂質、血糖、肝機能という健康診断の主要項目すべてが「基準値範囲内」の人は20%にも届かない--。健康リスクを抱える働きざかり世代の衝撃的な実態が、健康保険組合連合会(健保連)の調査で明らかになりました。健保連は、一定規模以上の社員を有する企業の会社員(被保険者)や、その家族(被扶養者)約3000万人が加入している組織です。 調査の対象は、健保連に加入し2014年度に特定健診を受診した会社員とその家族、326万4499人(40~74歳、会社員が270万4234人、家族は56万265人)。健診の主要項目(上記4項目のほか肥満など)のデータを集計し、健康状態を調べました。 肥満の判定基準は、「内臓脂肪面積が100平方cm以上、またはBMI(体格指数)が25以上」、内臓脂肪面積の検査値がないときは「腹囲:男性85cm以上、女性90cm以上、またはBMIが25以上」としています。 その結果、血圧、脂質、血糖、肝機能の4項目の検査値すべてが「基準値範囲内」だった人は全体のわずか19.0%で、8割以上の人がなんらかの健康リスクを抱えているとわかりました。そのうち、「医療機関の受診を勧める数値(受診勧奨基準値以上)」の人は48.3%(約158万人)にのぼり、「受診は必要ないが保健指導が必要な数値(保健勧奨基準値以上)」の人は32.7%(約107万人)でした。 肥満は全対象者の36.9%で、どの年齢層でもほぼ4割を占めていました。とくに50~60代にかけてやや高い傾向が見られます。また肥満の人は「医療機関の受診を勧める数値」に該当する割合が高く、生活習慣病の治療薬を服用している率も高いという結果でした。 4項目のリスク判定では、肥満ではない人の基準値範囲内の割合が16.8%だったのに対し、肥満の人はわずか2.2%です。肥満の人の多くは、脂質や血圧など複数の数値でリスクを抱えていました。ちなみに、家族の加入者で肥満は17.8%でした。会社員本人に比べて低い傾向です。 業種別で肥満者が多いのは、建設業(50.0%)、運輸業(46.5%)、その他のサービス業(45.7%)などで、逆に少ないのは労働者派遣業(22.4%)、繊維製品製造業(27.6%)、医療・福祉(28.1%)でした。 40歳を超えるとさまざまな場面で活躍を求められ、責任は重くなります。過労やストレスから、不規則な食事、過度の飲酒や喫煙、運動不足、睡眠不足など、生活習慣が乱れてしまう人も少なくありません。しかし、それにより健康リスクを抱えることになれば、さらにストレスが増してしまうはず。健診の結果をしっかりと受け止めて自分の状態を把握し、日ごろから気を付けることが大切です。(出典:毎日新聞)
2017/01/05
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。高齢者が27%を超え、医療費は高騰し続けていて国民皆保険制度も崩壊が懸念されることから、来年度から医療・介護費負担が増えそうです。私達国民ができる最もよい対策は、自分の健康に関心を持ち、生活習慣を改善することで病気を予防するです。・非常時に備えない者は、死ぬ義務がある。(西洋の倫理感)・非常時に備えていた人は、備えていなかった者にも与えるべきだ。(日本人の倫理観)(堺屋太一著書「日本とは何か」)国民皆保険制度に甘えた国民の7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率の最下位で、驚くほど低率です。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果の概要によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減長期戦略の苦手な日本は1961年からの国民皆保険制度で発展して50年以上経過した日本の西洋医療は国民の健康増進には貢献できず、50年間で医療費は国民所得比で3.54倍にもなっています。1964年から健康増進政策を開始して50年経過しても国民の健康状態は悪くなる一方という実に情けない厳しい現実があり、2015年の人間ドックの「A(異常なし)」+「B(軽度異常現在心配なし)」がわずか5.6%という非常事態で、過去の日本の健康増進政策を整理すると、◆1964年 東京オリンピック 体力つくり国民運動◆1970年 保健栄養学級の開催◆1978年 第一次国民健康づくり政策 成人病予防のための1次予防の推進 健康診査の充実◆1988年 第二次国民健康づくり政策 アクティブ80ヘルスプラン 運動習慣の普及に重点を置いた健康増進事業の推進◆2000年 第三次国民健康づくり政策 21世紀における国民健康づくり運動 健康日本21 一次予防の重視と健康寿命の延伸、生活の質の向上 ・2003年5月 健康増進法施行 ・2006年4月 介護保険制度を予防重視へ ・2008年4月 特定健康診査・特定保健指導 5年間の改善成果はわずか0.2% ・2011年4月 スマートライフプロジェクト 健康寿命をのばそう◆ 2013年 第四次国民健康づくり政策 第2次 健康日本21 健康寿命延伸・健康格差の縮小 この40年で、・心筋梗塞 米国は35%減少 日本は1.6倍・ガン 米国は1994年から減少 日本は3倍 ポール・ゼイン・ピルツァー氏は、これまで数々の予言を見事に的中させてきた世界で最も著名な天才経済学者です。彼は、著書「健康ビジネスで成功を手にする方法」にて以下のように鋭く指摘しています。●医療産業と健康増進産業は別産業☆医療(疾病)産業:一般的なカゼから悪性腫瘍まで、病人に対し、「受身的」に提供される製品・サービスで、病気治癒ではなく、高利益の症状対処に専念。☆ウェルネス(健康増進)産業:健康な人(病気でない人)が、より健康、老化遅延、病気予防するために、「積極的」に提供される製品・サービス。▼病気を生み続ける医療業界 ・医療業界は、食品会社よりはるかに悪質 ・医者は製薬会社の標的 ・病気の原因や治癒ではなく、高利益の症状対処に専念 ・製薬会社は悲惨な食事ででる症状に効果のある危険な薬を飲ませる▼メディアは情報不足で無力 ・しかも主たる広告主は食品・医療産業 ・政府も同様に情報不足で無力このように医師は病気治療のプロですが健康増進のプロではないので、医師も健康維持・増進のために的を射た本当によい生活習慣はあまり知らず、実践もしていないようで、医師の約半数がすでに病人なのです。・医師の半数が「常用薬あり」の病人・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存前向きな心理社会的要因が、健康な生理学的機能を促し、長寿と相関することは過去の研究でも確かめられていましたが、人生に目的意識や生きがいを持つ人は、寿命と健康寿命が長い傾向があり、脳梗塞が半分に減ることが明らかになったそうです。「生きがい」という用語や概念は特に強く意識されることもなく、ごくふつうに使われていますが、欧米諸国にはない日本独自のものだそうです。内閣府の『高齢者の地域社会への参加に関する意識調査』(平成21年)によれば、8割以上の人が生きがい(喜びや楽しみ)を感じていると回答しています。性別ではそんなに違いはありませんが、年齢階級別にみると、年齢が高くなるほど生きがいを感じている人の割合は低くなっています。しかし、80歳以上であっても7割以上の人が生きがいを感じています。健康状態別にみると、良い状態であるほど生きがいを感じている人の割合が高く9割強となっています。また、親しい友人や仲間が多いほど生きがいを感じる人の割合が高く、「たくさんいる」人では9割強にもなります。 健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること生きがいの重要性に気づいて各地で高齢者の生きがいづくりプログラムの開発が進んでいるそうで、歓迎されます。****************************【以下転載】**************************** 年の瀬を迎えています。来るべき2017年は、医療・介護・福祉を取り巻く情勢が変わっていきます。大きな要因は、1920年から実施している国勢調査で初めて、人口が減少に転じ、逆に65歳以上の高齢者は前年より73万人増え、3461万人になったことがあげられます。実に、総人口の27%を占めます。医療は転換期を迎えざるを得ません。世界でも経験したことのない超高齢社会となり、1961年にできた国民皆保険制度も崩壊寸前。来年度から特に高齢者の医療・介護費負担が増えそうです。そんな中、われわれは、どうしたらいいのか。答えは簡単です。病気にならなければいいのです。長い間、「病気になってから治療する」という受け身の医療が続いてきましたが、「病気を未然に防ぐ」時代にならなくてはなりません。来年を予防医療の幕開けの年にしたいものです。日本では予防医療への取り組みが遅れ、ほとんどの人が病気の予備軍ともいえる危うい“健康状態”です。「自分の健康に関心を持つ」ことが必須です。病気を予防したり治したりするのは、病院でも医師でもない皆さまです。そこで、生活習慣の改善が極めて大切となります。生活習慣を改めることを「行動変容」と表現しますが、想像以上に困難です。改善しようとはするのですが、継続がどうしてもできない。病院に行けば何とかしてくれる。病気になってからでも遅くはない、と信じている日本人が何と多いことか。国民皆保険があるからでしょうか。いつでも気軽に病院に行くことができるからです。特に、認知症に対する不安。今年、生活習慣病と認知症の深い関係が一段とはっきりしてきました。糖尿病や高血圧は最たるものです。歯周病も関連します。生活習慣病の改善は認知症予防の近道と私は考えています。来年こそ「真剣に健康長寿をめざす努力」をしてみましょう。■栗原毅(くりはら・たけし) 医学博士。栗原クリニック東京・日本橋院長。前慶応大学特任教授。「血液サラサラ」という言葉を提唱し、著書やメディア出演などを通じて予防医療の大切さを訴えている。(出典:ZAKZAK)
2016/12/30
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。日本の平均寿命は、2015年には女性2位、男性4位と順位を下げましたが、健康寿命の動向の方が注目されています。男女共に1位になった香港の動向がまとめられていますが、食生活、国土面積、喫煙率があげられています。国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率の最下位で、驚くほど低率です。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果の概要によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減長期戦略の苦手な日本は1961年からの国民皆保険制度で発展して50年以上経過した日本の西洋医療は国民の健康増進には貢献できず、50年間で医療費は国民所得比で3.54倍にもなっています。1964年から健康増進政策を開始して50年経過しても国民の健康状態は悪くなる一方という実に情けない厳しい現実があり、2014年の人間ドックの「A(異常なし)」+「B(軽度異常現在心配なし)」がわずか6.6%という非常事態で、過去の日本の健康増進政策を整理すると、◆1964年 東京オリンピック 体力つくり国民運動◆1970年 保健栄養学級の開催◆1978年 第一次国民健康づくり政策 成人病予防のための1次予防の推進 健康診査の充実◆1988年 第二次国民健康づくり政策 アクティブ80ヘルスプラン 運動習慣の普及に重点を置いた健康増進事業の推進◆2000年 第三次国民健康づくり政策 21世紀における国民健康づくり運動 健康日本21 一次予防の重視と健康寿命の延伸、生活の質の向上 ・2003年5月 健康増進法施行 ・2006年4月 介護保険制度を予防重視へ ・2008年4月 特定健康診査・特定保健指導 5年間の改善成果はわずか0.2% ・2011年4月 スマートライフプロジェクト 健康寿命をのばそう◆ 2013年 第四次国民健康づくり政策 第2次 健康日本21 健康寿命延伸・健康格差の縮小 この40年で、・心筋梗塞 米国は35%減少 日本は1.6倍・ガン 米国は1994年から減少 日本は3倍 ポール・ゼイン・ピルツァー氏は、これまで数々の予言を見事に的中させてきた世界で最も著名な天才経済学者です。彼は、著書「健康ビジネスで成功を手にする方法」にて以下のように鋭く指摘しています。●医療産業と健康増進産業は別産業☆医療(疾病)産業:一般的なカゼから悪性腫瘍まで、病人に対し、「受身的」に提供される製品・サービスで、病気治癒ではなく、高利益の症状対処に専念。☆ウェルネス(健康増進)産業:健康な人(病気でない人)が、より健康、老化遅延、病気予防するために、「積極的」に提供される製品・サービス。▼病気を生み続ける医療業界 ・医療業界は、食品会社よりはるかに悪質 ・医者は製薬会社の標的 ・病気の原因や治癒ではなく、高利益の症状対処に専念 ・製薬会社は悲惨な食事ででる症状に効果のある危険な薬を飲ませる▼メディアは情報不足で無力 ・しかも主たる広告主は食品・医療産業 ・政府も同様に情報不足で無力このように医師は病気治療のプロですが健康増進のプロではないので、医師も健康維持・増進のために的を射た本当によい生活習慣はあまり知らず、実践もしていないようで、医師の約半数がすでに病人なのです。・医師の半数が「常用薬あり」の病人・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存前向きな心理社会的要因が、健康な生理学的機能を促し、長寿と相関することは過去の研究でも確かめられていましたが、人生に目的意識や生きがいを持つ人は、寿命と健康寿命が長い傾向があり、脳梗塞が半分に減ることが明らかになったそうです。「生きがい」という用語や概念は特に強く意識されることもなく、ごくふつうに使われていますが、欧米諸国にはない日本独自のものだそうです。内閣府の『高齢者の地域社会への参加に関する意識調査』(平成21年)によれば、8割以上の人が生きがい(喜びや楽しみ)を感じていると回答しています。性別ではそんなに違いはありませんが、年齢階級別にみると、年齢が高くなるほど生きがいを感じている人の割合は低くなっています。しかし、80歳以上であっても7割以上の人が生きがいを感じています。健康状態別にみると、良い状態であるほど生きがいを感じている人の割合が高く9割強となっています。また、親しい友人や仲間が多いほど生きがいを感じる人の割合が高く、「たくさんいる」人では9割強にもなります。 健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること生きがいの重要性に気づいて各地で高齢者の生きがいづくりプログラムの開発が進んでいるそうで、歓迎されます。****************************【以下転載】****************************人口過密でストレスも多く格差社会のイメージが強い香港。だが日本の厚生労働省の調査によると、2015年の平均寿命は女性が87.32歳、男性が81.24歳と、ともに日本を上回って世界一となった。香港人の長寿の秘訣を探ってみた。【仮説1】医食同源の食生活「毎日、夕食の時にいろんな素材を煮込んだスープを飲むからかしら」。主婦の楊玉英(60)さんに聞くと、こんな答えが返ってきた。香港など華南地方では、1日1回は肉や漢方薬の素材をじっくりと煮込んだ「薬膳スープ」を飲む人が多い。「調子の悪いときには鶏肉や牛肉をやめて魚や野菜にするなど、体調に合わせて素材も変える」(楊さん)毎日の食事が健康の基本だとする「医食同源」の発想は香港の社会に根付いている。街角には漢方薬の素材を組み合わせた「涼茶」を売るスタンドもある。中華料理は脂っこいと思われがちだが、香港で主流の広東料理は素材を蒸すなどして油分を落としたものも多い。香港中文大学老年学研究所によると、肥満度を示す体格指数(BMI、25以上が肥満)の平均値は香港が21.2と、日本の24.7を下回る。同研究所の胡令芳教授は「米や大豆を好み、ファストフードや肉を食べる量が少ないなど、香港と日本の食生活は似ている」と分析する。中国人といえば宴会でアルコール度数の高い白酒や紹興酒を酌み交わす印象が強いかもしれないが、それは北京など華北地方の話。香港では夕食の席でも中国茶や白湯を飲む人が多く、飲んでもビールやワイン程度だ。【仮説2】医療施設へのアクセス自由競争社会で公的医療保険制度が存在しない香港。だが、実は公立の病院や診療所では低負担で質の高い医療サービスを受けられる。公立病院の料金体系は一律で、香港の住民カードを持っていれば初診料は病気の種類にかかわらず100香港ドル(約1500円)、入院料も1日100香港ドルと、私立病院の数百~数千香港ドルに比べると格安だ。公立病院の待ち時間は数時間に及ぶことも少なくないが、窓口で緊急度を決める「トリアージ」を実施するため、救急時には待ち時間を短縮できる。ちょっとした風邪などは「中医」と呼ばれる漢方医を訪れて治す人も少なくなく、約7千人の漢方医が登録している。土地が狭く病院へのアクセスが便利なことも、平均寿命の押し上げに貢献している。香港大学公共衛生学院の林大慶教授は「香港と日本を比較する場合、日本には都市も田舎もあることに注意が必要だ。医療機関が遠い農村部の平均寿命は都市部よりも概して低い」と説明する。【仮説3】低い喫煙率公衆衛生の専門家の間で最も有力な説は、喫煙率の違いだ。15歳以上人口のうち、たばこを毎日吸う人の割合は10.6%と、日本(19.6%)のほぼ半分にとどまる。香港政府は1983年から喫煙規制を段階的に拡大してきた。2007年以降はレストランやバーを含む屋内施設での喫煙も原則禁止。屋外や喫煙室に行かないと、たばこは吸えなくなった。たばこ税も大幅に増税した結果、1箱あたり小売価格は50香港ドル(約750円)程度に引き上げられた。香港大の林教授は「先進国で平均寿命を延ばすのに最も速く効果的な方法は、喫煙者にたばこを吸うのをやめさせることだ。肺がんだけでなく、心筋梗塞など循環器系の疾患による死亡率も減らせる」と解説する。65歳以上の人口の割合を示す高齢化率で香港は15%と世界一の日本(26%)とは差があるが、今後は急速に少子高齢化が進む。健康で豊かな老後が送れる社会をいかに築くか、香港と日本がともに学び合えることは少なくない。平均寿命:死亡率が今後も変わらないと仮定し、その年に生まれた0歳児があと何年生きられるかを示す。国・地域の保健福祉水準を表す指標として利用されている。国勢調査や人口動態統計を基に、各年齢ごとに1年以内に死亡する確率を計算。今年生まれた人が毎年どれだけ死亡するかを予測し、その死亡年齢を平均して算出する。途上国では乳幼児死亡率の低下、先進国では高齢者死亡率の低下が平均寿命を押し上げる主な要因だ。(出典:日本経済新聞)
2016/12/22
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。高齢者はメンタルヘルスに留意して幸福感を高めることが、長寿時代における最善の予防措置になり、自然に身体的活動レベルも高まる二重の効果が出るそうです。健康状態をよくして健康寿命を延ばし、医療・介護費を激減するのは簡単ですが、国民皆保険に甘えて世界一医療に過剰期待している健康意識、ヘルス・リテラシー、自己責任意識が低く、依存体質の国民と既得権益を確保したい業界の2つの壁に阻まれて実現できていません。世界188カ国を対象に、1990年以降の健康状態の変化を分析する「世界の疾病負荷研究」によると、2013年の日本人の健康寿命が男性71.11歳、女性75.56歳で世界一だったそうです。健康寿命を短くする危険因子は1位は高血圧、2位は喫煙,3位は高血糖だそうです。厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・国を挙げて健康に取り組む韓国 韓国人は健康維持に出費惜しまず日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率の最下位で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない現実は、医師は病気治療のプロであって健康維持・増進のプロではないことが分かります。・人生で今日が一番若い。・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・ブルーゾーン 世界の百寿者に学ぶ長寿と健康の秘訣・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減個人的には超健康マニアになって29年間で、歯科、怪我、検診以外には医療機関にかかった記憶がありません。また、私のクライアントもQOL(生活の質)が上がり、医療費は減っています。・病院がないほうが死亡率が下がる! 著効がある劇薬! 国民の健康状態をよくして医療費を減らす著効を見せるこんな最善・劇薬があります。 市民の病気予防意識が目覚めて、生活習慣を改善したことで実現したわけです。 市の財政破綻により市立病院が無くなり、街から救急病院が消えた夕張市。 高齢化率45%のなか悲惨な現実が待ち受けるかと思われたが、結果はその真逆だった。 死亡率、医療費、救急車の搬送回数、全てが下がった。1972年、コロンビアの首都ボゴタで、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、52日間の医療ストライキをしたら、死亡率が35%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻ってしまった。 1973年、イスラエル全土で、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、全国の死亡率が半減した。しかし、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻った。 (エルサレム埋葬協会) 1976年、アメリカのロスアンゼルスで、17の病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、手術が60%減り、死亡率が18%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻りました。現代医療の神は、死に神である。病院は、死の教会である。救急救命以外、9割の医療が、地上から消えれば、人類は健康に生きられる。病院はストを行えば良い。それも永遠に続けば、更に良い。これは、アメリカで、良心の医師と、未だに称えられる、故・ロバート・メンデルソン医師の言葉です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔しているなら今からやっても十分間に合います。一方では、長期戦略の苦手な日本は1961年からの国民皆保険制度で発展して50年以上経過した日本の西洋医学は国民の健康増進には貢献できず、50年間で医療費は国民所得比で3.54倍にもなっています。1964年から健康増進政策を開始して50年経過しても国民の健康状態は悪くなる一方という実に情けない厳しい現実があり、2014年の人間ドックの「A(異常なし)」+「B(軽度異常現在心配なし)」がわずか6.6%という非常事態で、過去の日本の健康増進政策を整理すると、◆1964年 東京オリンピック 体力つくり国民運動◆1970年 保健栄養学級の開催◆1978年 第一次国民健康づくり政策 成人病予防のための1次予防の推進 健康診査の充実◆1988年 第二次国民健康づくり政策 アクティブ80ヘルスプラン 運動習慣の普及に重点を置いた健康増進事業の推進◆2000年 第三次国民健康づくり政策 21世紀における国民健康づくり運動 健康日本21 一次予防の重視と健康寿命の延伸、生活の質の向上 ・2003年5月 健康増進法施行 ・2006年4月 介護保険制度を予防重視へ ・2008年4月 特定健康診査・特定保健指導 5年間の改善成果はわずか0.2% ・2011年4月 スマートライフプロジェクト 健康寿命をのばそう◆ 2013年 第四次国民健康づくり政策 第2次 健康日本21 健康寿命延伸・健康格差の縮小 この40年で、・心筋梗塞 米国は35%減少 日本は1.6倍・ガン 米国は1994年から減少 日本は3倍 ポール・ゼイン・ピルツァー氏は、これまで数々の予言を見事に的中させてきた世界で最も著名な天才経済学者です。彼は、著書「健康ビジネスで成功を手にする方法」にて以下のように鋭く指摘しています。●医療産業と健康増進産業は別産業☆医療(疾病)産業:一般的なカゼから悪性腫瘍まで、病人に対し、「受身的」に提供される製品・サービスで、病気治癒ではなく、高利益の症状対処に専念。☆ウェルネス(健康増進)産業:健康な人(病気でない人)が、より健康、老化遅延、病気予防するために、「積極的」に提供される製品・サービス。▼病気を生み続ける医療業界 ・医療業界は、食品会社よりはるかに悪質 ・医者は製薬会社の標的 ・病気の原因や治癒ではなく、高利益の症状対処に専念 ・製薬会社は悲惨な食事ででる症状に効果のある危険な薬を飲ませる▼メディアは情報不足で無力 ・しかも主たる広告主は食品・医療産業 ・政府も同様に情報不足で無力このように医師は病気治療のプロですが健康増進のプロではないので、医師も健康維持・増進のために的を射た本当によい生活習慣はあまり知らず、実践もしていないようで、医師の約半数がすでに病人で、普通の国民と変らない残念な現実があります。・医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存「「新厄年」の健康リスク対策」によれば、要支援・要介護の原因となり、健康寿命を損なう7大疾患の75万人以上のレセプトデータから抽出した科学的な分析結果から導き出した現代日本人にとって「本当に危ない年齢」としての新厄年が出ています。新厄年は、・男性:24歳、女性:25歳・男性:37歳、女性:39歳・男性:50歳、女性:52歳・男性:63歳、女性:63歳私は的を射たよい生活習慣のおかげで何事もなく新大厄年63歳を健康なまま通過して5年になります。健康寿命を損なう7大疾患と8つの健康習慣は以下のようです。7大疾患・虚血性心疾患・脳血管疾患・糖尿病・骨粗鬆症・変形性膝関節症・ガン・認知症8つの健康習慣・抗酸化食品をバランスよくとる・「糖化」を防ぐ・「石灰化」を防ぐ・骨・関節成分を補う・適正体重に近づける・SOD活性を高める軽いエクササイズ・趣味に親しむ・健康リスクを把握する超健康マニア暦29年の私からすると物足りないですが、健康管理に努めている人はお互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。健康寿命関連ブログ 新しい順医療費抑制、「健康寿命」を延ばしたい思い立ったら実行! 60歳からの運動でこんなに健康寿命はこんなに違う運動で心身の衰え防止を 健康寿命脅かす転倒リスク万歩計は無意味? 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2016/12/17
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。百歳を超えて元気な人は、中高齢期の生活習慣が生活の質や要介護状態に大きな影響を及ぼしていることから、終末期に障害なくピンピンコロリの人生を目指すには中高齢期の体重管理、食習慣と運動が重要なことがわかったそうです。健康状態をよくして健康寿命を延ばし、医療・介護費を激減するのは簡単ですが、国民皆保険に甘えて世界一医療に過剰期待している健康意識、ヘルス・リテラシー、自己責任意識が低く、依存体質の国民と既得権益を確保したい業界の2つの壁に阻まれて実現できていません。世界188カ国を対象に、1990年以降の健康状態の変化を分析する「世界の疾病負荷研究」によると、2013年の日本人の健康寿命が男性71.11歳、女性75.56歳で世界一だったそうです。健康寿命を短くする危険因子は1位は高血圧、2位は喫煙,3位は高血糖だそうです。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・国を挙げて健康に取り組む韓国 韓国人は健康維持に出費惜しまず日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない現実は、医師は病気治療のプロであって健康維持・増進のプロではないことが分かります。・人生で今日が一番若い。・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・ブルーゾーン 世界の百寿者に学ぶ長寿と健康の秘訣・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減個人的には超健康マニアになって29年間で、歯科、怪我、検診以外には医療機関にかかった記憶がありません。また、私のクライアントもQOL(生活の質)が上がり、医療費は減っています。・病院がないほうが死亡率が下がる! 著効がある劇薬! 国民の健康状態をよくして医療費を減らす著効を見せるこんな最善・劇薬があります。 市民の病気予防意識が目覚めて、生活習慣を改善したことで実現したわけです。 市の財政破綻により市立病院が無くなり、街から救急病院が消えた夕張市。 高齢化率45%のなか悲惨な現実が待ち受けるかと思われたが、結果はその真逆だった。 死亡率、医療費、救急車の搬送回数、全てが下がった。1972年、コロンビアの首都ボゴタで、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、52日間の医療ストライキをしたら、死亡率が35%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻ってしまった。 1973年、イスラエル全土で、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、全国の死亡率が半減した。しかし、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻った。 (エルサレム埋葬協会) 1976年、アメリカのロスアンゼルスで、17の病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、手術が60%減り、死亡率が18%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻りました。現代医療の神は、死に神である。病院は、死の教会である。救急救命以外、9割の医療が、地上から消えれば、人類は健康に生きられる。病院はストを行えば良い。それも永遠に続けば、更に良い。これは、アメリカで、良心の医師と、未だに称えられる、故・ロバート・メンデルソン医師の言葉です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔しているなら今からやっても十分間に合います。一方では、長期戦略の苦手な日本は1961年からの国民皆保険制度で発展して50年以上経過した日本の西洋医学は国民の健康増進には貢献できず、50年間で医療費は国民所得比で3.54倍にもなっています。1964年から健康増進政策を開始して50年経過しても国民の健康状態は悪くなる一方という実に情けない厳しい現実があり、2014年の人間ドックの「A(異常なし)」+「B(軽度異常現在心配なし)」がわずか6.6%という非常事態で、過去の日本の健康増進政策を整理すると、◆1964年 東京オリンピック 体力つくり国民運動◆1970年 保健栄養学級の開催◆1978年 第一次国民健康づくり政策 成人病予防のための1次予防の推進 健康診査の充実◆1988年 第二次国民健康づくり政策 アクティブ80ヘルスプラン 運動習慣の普及に重点を置いた健康増進事業の推進◆2000年 第三次国民健康づくり政策 21世紀における国民健康づくり運動 健康日本21 一次予防の重視と健康寿命の延伸、生活の質の向上 ・2003年5月 健康増進法施行 ・2006年4月 介護保険制度を予防重視へ ・2008年4月 特定健康診査・特定保健指導 5年間の改善成果はわずか0.2% ・2011年4月 スマートライフプロジェクト 健康寿命をのばそう◆ 2013年 第四次国民健康づくり政策 第2次 健康日本21 健康寿命延伸・健康格差の縮小 この40年で、・心筋梗塞 米国は35%減少 日本は1.6倍・ガン 米国は1994年から減少 日本は3倍 ポール・ゼイン・ピルツァー氏は、これまで数々の予言を見事に的中させてきた世界で最も著名な天才経済学者です。彼は、著書「健康ビジネスで成功を手にする方法」にて以下のように鋭く指摘しています。●医療産業と健康増進産業は別産業☆医療(疾病)産業:一般的なカゼから悪性腫瘍まで、病人に対し、「受身的」に提供される製品・サービスで、病気治癒ではなく、高利益の症状対処に専念。☆ウェルネス(健康増進)産業:健康な人(病気でない人)が、より健康、老化遅延、病気予防するために、「積極的」に提供される製品・サービス。▼病気を生み続ける医療業界 ・医療業界は、食品会社よりはるかに悪質 ・医者は製薬会社の標的 ・病気の原因や治癒ではなく、高利益の症状対処に専念 ・製薬会社は悲惨な食事ででる症状に効果のある危険な薬を飲ませる▼メディアは情報不足で無力 ・しかも主たる広告主は食品・医療産業 ・政府も同様に情報不足で無力このように医師は病気治療のプロですが健康増進のプロではないので、医師も健康維持・増進のために的を射た本当によい生活習慣はあまり知らず、実践もしていないようで、医師の約半数がすでに病人で、普通の国民と変らない残念な現実があります。・医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存「「新厄年」の健康リスク対策」によれば、要支援・要介護の原因となり、健康寿命を損なう7大疾患の75万人以上のレセプトデータから抽出した科学的な分析結果から導き出した現代日本人にとって「本当に危ない年齢」としての新厄年が出ています。新厄年は、・男性:24歳、女性:25歳・男性:37歳、女性:39歳・男性:50歳、女性:52歳・男性:63歳、女性:63歳私は的を射たよい生活習慣のおかげで何事もなく新大厄年63歳を健康なまま通過して5年になります。健康寿命を損なう7大疾患と8つの健康習慣は以下のようです。7大疾患・虚血性心疾患・脳血管疾患・糖尿病・骨粗鬆症・変形性膝関節症・ガン・認知症8つの健康習慣・抗酸化食品をバランスよくとる・「糖化」を防ぐ・「石灰化」を防ぐ・骨・関節成分を補う・適正体重に近づける・SOD活性を高める軽いエクササイズ・趣味に親しむ・健康リスクを把握する超健康マニア暦29年の私からすると物足りないですが、健康管理に努めている人はお互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。健康寿命関連ブログ 新しい順医療費抑制、「健康寿命」を延ばしたい思い立ったら実行! 60歳からの運動でこんなに健康寿命はこんなに違う運動で心身の衰え防止を 健康寿命脅かす転倒リスク万歩計は無意味? 歩数と健康寿命は無関係 「脈拍数で寿命がわかる」ことが判明健康寿命を延ばすために有効な運動は?「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要シンガポールの健康寿命、男性73.1歳、女性77.7歳10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を老化スピードには個人差が! 毎年「1歳年をとる人」はひと握り? 70歳まで働ける体をつくるにはどうすればいいか 化粧品を増やす前に筋肉を増やそう! これぞアンチエイジングのカギ なぜ女性の方が男性より長生き? 男性も見習いたい7つの生活スタイル 「健康への出費は月3000円まで」をどう乗り越えるか「毎日たった10分」が生活習慣病を防ぐ! 手軽に運動習慣をつくるコツ2つ「糖化が進む食べ方」チェックと予防法カテキンと緑茶に熱視線、「がん」に対抗し、「認知機能」を高め、「血管」を健康にする5~10歳の若返り、高齢者の身体機能が向上したわけ「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"ブルーゾーン 世界の百寿者に学ぶ長寿と健康の秘訣健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」残った歯が少ないほど寿命は短縮 歯科医師会が最新エビデンスを公開健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当口の健康を意識して健康寿命長くしよう男のアンチエイジングと「食」健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があったこれが健康長寿のカギ「63歳」を元気に立つ者は長生きする 遺伝子医学最前線 スウェーデン研究 健康、気をつけてる? 「何もしていない」派が半数 厚生労働白書健康・平均寿命の差9~13年、どう改善する? 厚労白書日本人男性の平均寿命、初の80歳超え 女性は86.61歳健康教育で身を守れ 薬の服用法や医師との接し方 子供も自覚持ってお茶や緑の葉菜類は老化を防ぐ「抗糖化作用」あり! 「食事の最初」に摂るのがポイント長野の長寿 秘密は明治の教育20大都市の健康寿命、浜松市が1位 最短男性は大阪市、女性は堺市平均寿命より健康寿命 シニア層で「ロコモ」の認知度は37%真の長寿国へ「スーパー老人」増やせ「疲れ=老化」 翌日に疲れを持ち越さないことが若さを保つ秘訣!「食べる順番」は大事 老化を早める「糖化」を防ぐ食事術老化のスピードを早めてしまう「糖化」とは?笑う門には「健康」きたる 笑いが血圧や血糖値を下げる20代でも脳年齢が50歳!? 脳にダメージを与える10個の悪習慣動き出した健康寿命延伸産業の最前線生活スタイルの改善が遺伝子を変える 5年間でテロメアが10%延長「見る力」鍛え、生活を向上 何歳でも伸びる可能性ビッグデータで予防医療 健診・運動履歴を分析 健康指導、きめ細かく9月は健康増進普及月間 「健康づくり大キャンペーン」 厚生労働省過剰な糖分は老化の原因 「AGE」測定し病気予防日本人女性、長寿世界一に返り咲き 男性の平均寿命は過去最高に「世界の100歳人に学ぶ健康と長寿のルール」という本のご紹介家族で健康に取り組むと効果的 子供との対話がカギ日本の長寿の秘密 「生きがい」健康寿命を延ばすための12のチェックリスト日本にも「予防医学」が必要「長野県長寿日本一なぜ」 減塩、野菜もりもり****************************【以下転載】****************************百歳を超えて元気な高齢者の研究を百寿研究と呼んでいる。厚生労働省の発表によると、2015年の日本の百寿者は6万人を超え、世界的にも日本はトップランクの長寿国である。しかし、日本の百寿研究の第一人者である慶応大学医学部の広瀬信義博士によると、元気に暮らしている百寿者は2割未満に過ぎず、残りの8割の百寿者は寝たきり状態だったり介護が必要な状況に置かれている。広瀬博士の研究によると、元気な百寿者はまさしくエリート的存在、生活が自立しポジティブ思考を持ちあわせ、幸せ感が高いという特徴がある。もちろん、百歳を超えて元気な人には遺伝的背景もあるだろうが、中高齢期の生活習慣も大きく高齢期の生活の質や要介護状態に影響を及ぼしている。米国ハーバード大学の公衆衛生学教室のアン・ニューマン博士らの研究チームは、米国で『心血管健康研究』に登録した65歳以上の男女5888人を対象に25年間に渡り追跡調査を行い、中高齢期の生活習慣と終末期の要介護状態の関連性を検討した。その結果、喫煙、飲酒、肥満度、健康的な食事、運動、社交性などの生活習慣の中で、終末期の障害期間に最も悪影響を及ぼしたのは肥満度で、BMIが30を超えると標準体重の人に比べて健康寿命(寿命から終末期の障害期間を差し引いた期間)が7.3%も短縮していることが分かった。また、不健康な食習慣を持つ人は健康的な食習慣の人に比べて健康寿命が3.7%短縮、運動に関しては1週間に25ブロック歩くごとに健康寿命が0.5%延伸するメリットがあることが分かった。喫煙は健康寿命を短縮する傾向を認めたが、飲酒や社交的習慣は健康寿命や終末期の障害に影響を及ぼしていなかった。終末期に障害なくピンピンコロリの人生を目指すには中高齢期の体重管理、食習慣と運動が重要だ。(出典:iZa)
2016/12/10
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いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。老化の3大仮説として酸化ストレスやメタボエイジングについてはかなり知られています。もう一つの糖化についてはまだあまり知られていないようですが、糖化は肌老化と生活習慣病のリスクを高め、特に肌、骨、血管の老化を促進したり、白内障、非アルコール性脂肪肝、骨粗鬆症、認知症のリスクを高めるそうで、抗酸化対策と同様に抗糖化対策をすることが望ましいわけで、私は積極的に努めています。最近は糖化を題材にした本もいくつも出ています。一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会関連ブログ体のコゲといわれる“糖化”も老化の原因! そのリスクとは?焦げた食品 糖化した老化物質が発生、調理法工夫を「糖化が進む食べ方」チェックと予防法糖の取り過ぎは細胞を焦がす 老化の真犯人は「糖化」お茶や緑の葉菜類は老化を防ぐ「抗糖化作用」あり! 「食事の最初」に摂るのがポイント「食べる順番」は大事 老化を早める「糖化」を防ぐ食事術老化のスピードを早めてしまう「糖化」とは?過剰な糖分は老化の原因 「AGE」測定し病気予防「「糖化」を防げば、あなたは一生老化しない」という本のご紹介炭水化物は肌を老化させる!? 必見! 「糖化」予防術コワイ!肌の老化の原因「糖化」って何?****************************【以下転載】****************************老化は誰にでも訪れるものです。身体機能の低下や外見の変化、生活習慣病などさまざまな形で現れる老化を、誰も止めることはできません。ですが老化を遅らせることはちょっとした工夫で可能になります。逆にこれを知らないと、知らず知らず老化を早めてしまうことになるのです。同窓会に行ったとき、あの人は老けた、あの人は昔とそんなに変わってない、自分はどう見られているだろう気に掛かるものですよね。そんな老化の不安を少しでも和らげる生活習慣をお伝えします。老化を早める原因の一つは『酸化』酸化は、金属のサビやリンゴの切り口の変色に代表されるような現象のことで、酸化反応と呼ばれています。一般的に酸化と聞くと酸素による化学反応をイメージしますが、実はそれだけではありません。私たちの人体を構成する最小単位である原子や分子(原子の結合体)は通常2つの電子を持っています。しかし何らかの要因で電子が一つ奪われてしまうことがあります。これも酸化反応なのです。そして電子を一つ奪われた原子や分子のことをフリーラジカルと呼びます。フリーラジカルは非常に不安定で、他の安定した原子や分子から電子を奪い取ろうとします。電子を奪われた原子や分子はまた他から奪い取りをくり返します。このように次から次へと酸化反応が連鎖的に起きていきますが体内で生み出される代表的なフリーラジカルが活性酸素です。活性酸素は自らの安定を図るために片っ端から周囲の細胞、血管、遺伝子などを傷つけていきます。これが老化や病気の原因になります。活性酸素による老化を防ぐには、抗酸化酵素であるSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)やβカロテン、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンEといった抗酸化ビタミン群を豊富に含んだ食品摂取が重要です。トマトに含まれるリコピンや各種ポリフェノールも高い抗酸化力を持つ成分として有名です。もう一つの老化原因『糖化』にも気をつけるべきこれまではWEBサイトやテレビの健康番組を始めとした各種メディアでも老化の原因として『酸化』が取りざたされ、上述のように活性酸素を悪者としていかに除去するか?といった記事や番組を多く見かけてきました。ですが近年注目されていて、酸化同様に気をつけなければならないのが『糖化』なのです。酸化同様、糖化も私たちの「老化」に関わりがあるだけではなく、生活習慣病の大きな原因になるので要注意です。ホットケーキに見る糖化反応が体内でも起こっているホットケーキを焼くと表面が茶色く変色し、なんとも美味しそうになりますよね。実はこれ、糖化した結果で『メイラード反応』と呼ばれるもの。たんぱく質と糖質を加熱した際、褐色に変化しますが、この反応のことを糖化と呼びます。たんぱく質+糖質+加熱 ⇒ メイラード反応トーストもフライドポテトも唐揚げも同じです。すべて糖化した結果です。糖化することで風味が増したり栄養価が高まったり、保存性も増しますのでメリットがたくさんあります。しかしこのメイラード反応は体内でも起こっていて、このメイラード反応によってできた物質が私たちの体の老化の原因になっていることが発見されました。この物質こそ『AGE(終末糖化産物)』と呼ばれるものです。老化物質AGE産生のしくみAGEはいきなりできるわけではなく、いくつかの過程を経て産生されます。まず体内のたんぱく質に糖質がくっついて、糖化したたんぱく質ができます。この反応が進むと、シッフ塩基、アマドリ化合物というものに変化します。そしてこのアマドリ化合物に熱が加わればAGEができるのですが体内で熱と言えば?そう、体温です。体温で熱せられただけでAGEに変化してしまうのです。また高血糖状態にさらされた場合もAGEになります。そしてAGEは終末産物なので、一度AGEになると元に戻ることはなく体内に蓄積されていくのです。シワやたるみの原因もAGEの可能性体内のたんぱく質の中で最もAGEの影響を受けやすいのが、女性なら誰でも気になるコラーゲンです。人の皮膚は表皮・真皮・皮下組織の三層からなり、コラーゲンは真皮の主成分です。通常コラーゲンには高い弾力性があり、それを可能にしているのが生理的架橋と呼ばれる構造です。この弾力的なコラーゲンが劣化する原因は加齢、冷え、血行不良、活性酸素などがありますが、糖化も主な原因であることがわかっています。AGEが増えるとしなやかな生理的架橋があるべき場所にAGEでできた悪玉の架橋ができ、それが原因でコラーゲンを硬くしてしまいます。これにより肌の弾力が失われ、シワやたるみに繋がるのです。またコラーゲンは本来無色透明ですが、糖化したコラーゲンはホットケーキのように、メイラード現象の結果、茶褐色に色づきます。これがくすみの原因にもなっています。肌年齢が気になる方は体内の糖化にぜひ気をつけましょう。高血糖、糖尿病の人はAGEが多くなりやすいAGEは血液中の糖分が多いほど体内のたんぱく質と結合しやすくなります。また血糖値が高い時間が長いほどさらにその割合が増えます。 血液検査の表を見ると検査内容によっては「HbA1c」という項目があります。これは糖尿病の指標で、ヘモグロビンというたんぱく質にブドウ糖が結合している割合を示すものです。糖尿病の人はHbA1cが8%ヤ9%という非常に高い血糖状態ですが、健康な人でも5%程度はあります。ですが糖尿病の人は倍近い高血糖状態が長く続くので、それだけAGEを産生しやすくなっています。となると若い人でも血糖値が高い人はそれだけ老化も早まると言えます。糖化が進むと骨粗しょう症のリスクも急上昇する先述の通り、コラーゲンは糖の影響を非常に受けやすいたんぱく質です。ところで皆さんは骨が何でできているかご存知ですか?カルシウムの塊の思われがちな骨ですが、実はカルシウムとリンで70%、残りは20%がコラーゲンで10%が水分なんです。ということは、糖化は骨にも起こるということです。糖化したコラーゲンで構成される骨はしなやかさがなくなるので骨折しやすくなります。また骨の新陳代謝も悪くなるので脆くなり、骨粗しょう症の原因にもなります。それだけではありません。血管の弾力性はコラーゲンによるもので、これが糖化して硬くなると動脈硬化の原因になるのです。さらに、抜け毛や白髪、薄毛は毛根部のコラーゲン、変形性膝関節症や股関節症は関節部のコラーゲンの異常や減少が原因の一つなので、コラーゲンを糖化させないことは見た目だけでなく体の機能を若く保つ上でも大切なことなんです。唐揚げやフライドポテトはAGEの大量摂取に!AGEは体内で作られるだけではありません。普段の食事に気をつけていないと、そこから大量のAGEを摂取しているのです。食品に含まれるAGEの5~10%は体内に取り込まれ、蓄積されていくので、食事内容によって人の老化スピードに大きな差が出てしまいます。特にAGEが多い食品は、唐揚げやフライドポテトのように高温加熱調理したものです。じゃあどうすればいい? 今からできる簡単な対策その1 調理方法に気を付けよう加熱時間、温度によって食品中のAGEは増えていきますので生 ⇒ 蒸す、煮る、炊く ⇒ 焼く、炒める ⇒ 揚げるの順にAGE含有量は上がると覚えておくとよいでしょう。その2 和食中心の食生活を取り入れることは糖化を防ぐことにもつながる。加熱してこんがりきつね色になる調理法はAGEが多い証拠。また焦げるほど焼いたり炒めたものほど多くなります。もちろん秋の焼き秋刀魚やカフェで食べるパンケーキなど食の楽しみで外せないものは個人個人あると思います。一切摂らないのは味気ないですが、若さや健康を維持するには野菜や魚を摂るなら炒めたり焼いたものより生や煮たものがおすすめだといえるでしょう。ホールフーズを選ぶことも重要です。お米は精白米より玄米、パンなら全粒粉やライ麦パンなどGI値の低いものを中心に。またマクロビオティックでは煮物や加熱料理が多い傾向にありますが、加熱=いいもの、とよく知らない方は、揚げ物や高温加熱したものを食べてばかりの方もいるので、サラダなど生の酵素が含まれる食材も適度に食べるなどし、AGE値の調整を行いましょう。食べているもののほとんどが加熱調理されたものばかり・・とならないようにお気をつけて。GI値とはグリセミック・インデックスの略で100に近いほど早く血糖値を高めます。GI値の低い食品を組み合わせ、調理法に気を配ればAGEの蓄積を低くし日々の生活の健康度を上げることができるのです。その3 食べ方に気を付ける。食べる順番も重要です。できるだけ揚げ物や炭水化物、焼き物から食べるのではなく、サラダ、生ジュース、前菜、豆腐などGI値とAGE値の低いものから順にたべて懐石料理のような順序で食べるようにしましょう。考えてみれば伝統的な和食や精進料理は欧米の食生活に比べてはるかにAGEの蓄積を遅らせるものが多いので、日本人が若く見える一因なのかもしれません。最後に糖化って聞くと甘そうなイメージですが、実際に体内が年齢以上に糖化してしますと先の苦い人生になってしまいます。糖尿病、動脈硬化、骨粗しょう症、変形性関節症以外にもがん、白内障、アルツハイマー型認知症、メタボリックシンドローム、神経変性疾患など関わりたくない病気や症状に悩まされるリスクが格段に高まります。AGEが増えにくい食材選びや食べる順番、調理法を選択し生活習慣病のリスクを下げておきましょう。(出典:IN YOU)
2016/11/13
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。 日本人は、慢性的に疲れを感じている人が7割もいる世界一の疲労大国ですが、個人で取り組んでいる対策は的が外れているようです。疲労の改善や疲労臭を消すのは簡単でした。・解消しない疲労感、原因は新型栄養失調? ・エナジードリンクに疲労回復や精力増強の効果なし! 危険な甘味料含有、動物実験で死亡例 日本体育大学の調査では、・すぐ「疲れた」という小学生:79%・すぐ「疲れた」という中学生:82%・すぐ「疲れた」という高学生:82%だそうで、呆れるほど子供達も疲労しています。ビタミンB1が摂れていないので疲れて当然です。総額30億円かけた最先端の疲労研究成果をまとめた書籍、「間違いだらけの疲労の常識 だから、あなたは疲れている!」によれば疲労の原因は活性酸素ですので、食・栄養状態を理想に近づけ、抗酸化能力を高め続けておくと私のように簡単に疲れ知らずになれるわけです。おかげ様で、私の抗酸化能力はすこぶる高く、また高効率ミトコンドリアにも入れ替え出来ていますので、ムチャクチャ元気で疲労はまったく近づいてきません。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。疲労 関連ブログ 新しい順その疲れは「休め」のサイン 慢性疲労に陥るメカニズム 解消しない疲労感、原因は新型栄養失調? 慢性疲労を感じるは7割 身体的な疲労が多く、対策は寝る、体を休める エナジードリンクに疲労回復や精力増強の効果なし! 危険な甘味料含有、動物実験で死亡例 「疲労」は「血圧」よりも危険、心筋梗塞などの発生リスク 厚労省が調査本腰 全国30万人「慢性疲労症候群」の恐怖 慢性疲労症候群:患者脳内に炎症 理研チーム確認 「疲れ=老化」 翌日に疲れを持ち越さないことが若さを保つ秘訣! グッスリ眠って疲労回復 9月病の予防と対策 生活習慣見直しで改善も 不安、疲れやすい 機能性低血糖症ミトコンドリアに秘密 走りが楽に疲れにくく 「エネルギー工場」運動すれば増える疲労回復、スポーツ仕様 仕事も大変 気になる体のにおい 今どきの働き女子に広がる「疲労臭」抗疲労食で夏に勝つ カツオのたたき・蒸し鶏 活性酸素の働き抑制「疲れたら休養」はNG 軽い運動で血行促進その倦怠感、実は病気かも 慢性疲労症候群 日本に30万人以上の患者「間違いだらけの疲労の常識 だから、あなたは疲れている!」疲労と病気 運動で治まった倦怠感看護職員慢性疲労7割、薬の常用6割、切迫流産3割 医労連調査健康武装するビジネスパーソン 疲労回復ニーズは高い12月13日は「ビタミンの日」 ビタミンB1と疲れ「眼精疲労」 鉛筆使って手軽に改善体調不良 冷え、疲労、ダイエット 女性に厳しい夏乗り切る慢性疲労症候群 体と心のバランス崩れ重症化「慢性疲労症候群」診断しやすく 特徴的10症状基準に疲労回復!夏バテ予防なめるだけで疲労測定 慈恵医大教授が開発へ疲労と老化 ストレス社会への対処法 2疲労と老化 ストレス社会への対処法 1慢性疲労症候群 ストレスで病気が目覚める古人の知恵、夏バテ対策夏バテしていませんか疲労蓄積度チェックリスト疲労度を自己診断できるチェックリスト慢性疲労症候群:患者脳内に炎症 理研チーム確認 「疲れ=老化」 翌日に疲れを持ち越さないことが若さを保つ秘訣! グッスリ眠って疲労回復 9月病の予防と対策 生活習慣見直しで改善も 不安、疲れやすい 機能性低血糖症****************************【以下転載】****************************一言で疲れといっても、実はその原因は多岐にわたることをご存知でしょうか。単純に脳疲労と筋肉疲労というだけではなく、体内でのいろいろな働きが悪くなることで慢性的な疲れを生み出すのです。今回は疲れの原因と、回復方法について調べてみました。栄養が足りていない私たちが考えたり動いたりするためのエネルギーは、主に炭水化物や脂質から供給されます。今必要な分だけではなく、将来使う分も体内に蓄積されているのです。糖は肝臓や筋肉に、脂質は体脂肪として体内に貯蔵されますが、偏った食生活や無理なダイエットで体内に貯蔵されるべきエネルギーがないとガス欠状態になり疲れてしまうわけです。筋肉が少ない人は貯蔵できる糖もエネルギーに変換できる量も少ないため疲れやすいといえます。このほか、エネルギー代謝をサポートするビタミンB1が足りなくても慢性的に疲労を感じやすくなります。栄養や酸素が運ばれていない私たちが食事から摂った栄養は、胃腸で消化され血液に乗って全身に届けられます。しかし、うまく運ばれなければ栄養を摂っていないのも同じこと。たとえば、心臓の働きが弱く血液を全身に送るポンプの役割がうまくできていないと疲れやすく虚弱体質になってしまいます。全身の細胞に張り巡らされている毛細血管が弱かったりうまく発達していないと、身体の隅々まで血液が供給されず、老廃物も回収されにくくなります。その結果巡りが悪くなり疲れてしまうのです。血管を強くするということは、栄養をしっかり全身に届け、老廃物を回収してくれるということ。貧血の場合も血液内の酸素の量が減ってしまうため、慢性疲労の症状になります。自律神経がうまく働いていない自律神経とは意思とは関係なく作用する神経のことで、血液を循環させたり、内臓を動かしたり、体温を調節するといった生命の根源の働きをしています。自律神経には活動的な「交感神経」と休息の「副交感神経」がありますが、交感神経が優位だと血管を収縮させ血液を脳や筋肉に集めます。逆に副交感神経が優位になると血管が広がり、栄養や酸素が全身に行き渡りやすくなり体が休まります。しかしストレスなどで副交感神経がうまく働かないと血管が広がらずに常に緊張状態にあり、栄養や酸素もうまく運搬されなくなって疲れてしまうのです。リラックスすることは、精神的な問題だけではなく身体を休め、栄養や酸素を体内に巡らせるために必要なことなんですね。皆さんには心当たりはありませんか? 休日に休んでも疲れが取れない人は、一度思い出してみてください。意外なところに疲れを取るヒミツがあるかもしれません。(出典:カラダにキク「サプリ」)
2016/11/12
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今日の午後、無事故無違反が続いていたので、下谷警察署で運転免許証の更新をしました。私は10年以上前から目によいサプリメントを愛用しています。はじめて摂った時には、1時間くらい後にドライアイ状態が解消して感激しました。40年以上0.2だった視力が回復して、2006年11月には、運転免許証更新時の視力検査の時に裸眼で挑戦したら無事合格して眼鏡条件がなくなりました。 16歳で自動二輪免許を取って以来44年間も必要としていた眼鏡がなくて運転できる快挙がありました。2011年の更新時には眼鏡条件が付いてしまいました。今回は数日前から目によいサプリメントの量を増やして対策をしたら、裸眼での視力検査に余裕で合格して、再び眼鏡条件がなくなりました。老眼もよくなっているので、普段は眼鏡をすることがほとんどなくて快適です。
2016/11/08
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いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。男性の16%がアンチエイジングに励み、目的の半分は脳の老化を予防したいそうです。日本人のヘルスリテラシーを欧州8カ国の人と比較した結果、日本人は情報の入手、理解、評価、活用の全てで欧州人より能力が低かったそうです。特に「病気になったときに、医師や薬剤師など専門家に相談できるところを見つける」のが苦手で、「とても難しい」「難しい」の割合は欧州の約5倍だそうで、自己責任意識の希薄さが浮き彫りになっています。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要36カ国中36位(2015年OECD調査)と最下位で、驚くほど低率です。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果の概要によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減長期戦略の苦手な日本は1961年からの国民皆保険制度で発展して50年以上経過した日本の西洋医療は国民の健康増進には貢献できず、50年間で医療費は国民所得比で3.54倍にもなっています。1964年から健康増進政策を開始して50年経過しても国民の健康状態は悪くなる一方という実に情けない厳しい現実があり、2014年の人間ドックの「A(異常なし)」+「B(軽度異常現在心配なし)」がわずか6.6%という非常事態で、過去の日本の健康増進政策を整理すると、◆1964年 東京オリンピック 体力つくり国民運動◆1970年 保健栄養学級の開催◆1978年 第一次国民健康づくり政策 成人病予防のための1次予防の推進 健康診査の充実◆1988年 第二次国民健康づくり政策 アクティブ80ヘルスプラン 運動習慣の普及に重点を置いた健康増進事業の推進◆2000年 第三次国民健康づくり政策 21世紀における国民健康づくり運動 健康日本21 一次予防の重視と健康寿命の延伸、生活の質の向上 ・2003年5月 健康増進法施行 ・2006年4月 介護保険制度を予防重視へ ・2008年4月 特定健康診査・特定保健指導 5年間の改善成果はわずか0.2% ・2011年4月 スマートライフプロジェクト 健康寿命をのばそう◆ 2013年 第四次国民健康づくり政策 第2次 健康日本21 健康寿命延伸・健康格差の縮小 この40年で、・心筋梗塞 米国は35%減少 日本は1.6倍・ガン 米国は1994年から減少 日本は3倍 ポール・ゼイン・ピルツァー氏は、これまで数々の予言を見事に的中させてきた世界で最も著名な天才経済学者です。彼は、著書「健康ビジネスで成功を手にする方法」にて以下のように鋭く指摘しています。●医療産業と健康増進産業は別産業☆医療(疾病)産業:一般的なカゼから悪性腫瘍まで、病人に対し、「受身的」に提供される製品・サービスで、病気治癒ではなく、高利益の症状対処に専念。☆ウェルネス(健康増進)産業:健康な人(病気でない人)が、より健康、老化遅延、病気予防するために、「積極的」に提供される製品・サービス。▼病気を生み続ける医療業界 ・医療業界は、食品会社よりはるかに悪質 ・医者は製薬会社の標的 ・病気の原因や治癒ではなく、高利益の症状対処に専念 ・製薬会社は悲惨な食事ででる症状に効果のある危険な薬を飲ませる▼メディアは情報不足で無力 ・しかも主たる広告主は食品・医療産業 ・政府も同様に情報不足で無力このように医師は病気治療のプロですが健康増進のプロではないので、医師も健康維持・増進のために的を射た本当によい生活習慣はあまり知らず、実践もしていないようで、医師の約半数がすでに病人なのです。・医師の半数が「常用薬あり」の病人・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存前向きな心理社会的要因が、健康な生理学的機能を促し、長寿と相関することは過去の研究でも確かめられていましたが、人生に目的意識や生きがいを持つ人は、寿命と健康寿命が長い傾向があり、脳梗塞が半分に減ることが明らかになったそうです。「生きがい」という用語や概念は特に強く意識されることもなく、ごくふつうに使われていますが、欧米諸国にはない日本独自のものだそうです。内閣府の『高齢者の地域社会への参加に関する意識調査』(平成21年)によれば、8割以上の人が生きがい(喜びや楽しみ)を感じていると回答しています。性別ではそんなに違いはありませんが、年齢階級別にみると、年齢が高くなるほど生きがいを感じている人の割合は低くなっています。しかし、80歳以上であっても7割以上の人が生きがいを感じています。健康状態別にみると、良い状態であるほど生きがいを感じている人の割合が高く9割強となっています。また、親しい友人や仲間が多いほど生きがいを感じる人の割合が高く、「たくさんいる」人では9割強にもなります。 健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること生きがいの重要性に気づいて各地で高齢者の生きがいづくりプログラムの開発が進んでいるそうで、歓迎されます。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。****************************【以下転載】****************************女性はいつまでも若くみられたいもの。できれば実年齢よりも。そんな思いでアンチエイジングケアに励む女性と同じように、男性もアンチエイジングに励む時代なのです。しかし、その理由はどこにあるのでしょうか!? 調査結果をもとに男性がアンチエイジングに励む意外な理由トップ3をお伝えします。16.2%の男性がアンチエイジングしている!?肉体的な衰えを感じるとションボリしちゃうのは、男性も女性も同じかもしれません。実年齢より少しでも若く見られたくてアンチエイジングに励んでいる女性がいるのと同様に、男性も老化を防ぐために意識をしているようなんです。でも男性って、女性が見た目年齢を気にするほどには、外見磨きに励んでいないイメージもありますよね。では、男性がアンチエイジングする目的はいったいどこにあるのでしょうか。今回、プラネットが4,130人に行ったリサーチでは、男性の16.2%が「老化防止をしている」のだとか。今回は、同調査結果をもとに、男性がアンチエイジングに励む真の理由トップ3をご紹介しましょう。3位:痛みのない身体づくりズバリ同調査でアンチエイジングに励む男性たちに“目的”を尋ねてみると、3位には31.3%が選んだ「痛みのない(少ない)体」が選ばれたそう。加齢とともに身体のいたるところにガタがきて痛みを伴うのも、世の常というもの。しかし年齢によるダメージをできるだけ少なくするためにアンチエイジングに励むという男性は3割にも達しています。デート中に「アイタタっ!」って痛がってばかりでは、ラブもしぼみそうですものね。2位:体力をつけたい続いて、同調査で2位になっていた目的は41.0%が選んだ「体力をつけたい」でした。やはり加齢とともに体力の衰えを痛感する男性は少なくありませんから、実年齢以上に若いボディをキープするためにアンチエイジングに励むようです。体力のある人って女性から見ても頼もしいですが、アンチエイジングの賜物でもあったのですね!およそ4割が、体力をつける目的でケアに励んでいます。1位:脳の老化を防ぎたいそして、同調査で1位になっていた目的は48.2%が選んだ「脳の老化を予防したい」でした。なんと、アンチエイジングを意識している男性のおよそ半数が脳の老化を予防する目的という衝撃的な結果が。見た目よりも中身、さらに言うならば肉体の司令塔が衰えることを恐れている人が多い実情も読み取れますよね。アンチエイジングはボディのためよりも脳のため!なんて、女性としては意外な結果でもあるのでは!?アンチエイジングに励む男性って肉体美を追求しているのかと思いきや、別の目的があったのですね。(出典:プラネット)
2016/11/07
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