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#22 A Weak Link特殊任務を前にしたネイビーシールの訓練中に、ジョンソン大尉が装備の不備で墜落死した。崖から降下中、ロープを通すカラビナが破損したのが原因で、CIAのクレイマー捜査官は捜査結果によっては、作戦が中止になるというNCISは事故か事件か、捜査を始める。ジョンソンの自宅を訪ねたケイトは、夫妻が何かの問題を抱えてベッドを別にしていることに気づく。カラビナは正規のものではなく、強度が弱いアルミ製で何者かがすり替えたことが解った。大尉は部下のヴェンガルに厳しく当たっていたという。妻はアクセサリーの制作をしており、金属の加工も可能だ…ゲストはアダム・ボールドウィンとジュリー・ベンズだったのですね。当時の感覚でいうと、ジョス・ウィードンのドラマ「バフィ/エンジェル/フェイヤーフライ」の出演者だ!と私は大いに盛り上ったはず。でも、今見るとまたまた「SEAL Team」(ふふふ、これもエンジェルこと、DBが出演)に準拠すると、こういうことはありえないなあと思います。何も仲間に迷惑(嫌疑)がかかる死に方をしなくても。性的指向の問題は多分今ではそれほど問題にならないのかも知れません。JAGでは「don't ask, don't tell」ポリシーが言及されていましたが、過渡期だったのかな。全体を通じて見ると、謎解きの部分に重きが置かれている感じがして、確かにそうかも知れないが、蓋然性が低いというか無理やりな感じは否めませんね。ところでこのエピソードの段階では、マクギーとアビーは良い仲だったのですね。専門性の分野でも2人が組むと最強という感じで、以後本当に良いコンビだったなと思います。#23 Reveilleシーズンフィナーレ。今になると、始まったばかりのシリーズなのに、複雑なキャラクターを導入して、対テロ作戦を実践していたのだなあと思います。放送されたのが2004年で、やはり911の影響が色濃く残っていたのですね。ギブスはあの時の夢を見た。あの男とダッキー、モルグの検視台に横たわる死体袋を開けると、そこに額を撃ち抜かれたケイトがいる。ギブスはなぜケイトがあの男を殺すのをためらったのか、知りたがる。マクギーとアビーは加齢ソフトを使って、謎の男を検索する対象を絞ることにする。トニーは謎のスウェーデン美女に心を奪われる。トニー、ダッキーとランチを済ませたケイトが横断歩道であの男を目撃し、後ろを走っていた車に乗り込み追跡する。ダッキーはあの男が医学の知識があったことを思い出し、イギリスの医学部を卒業した人物に絞るべきだと提案すると、該当者が現れた。アリ・ハスワリはダッキーの後輩でエディンバラ大学の医学部を卒業し、ロンドンで医師の研鑽積んだ後、イスラエルのガザ地区で母親のクリニックを手伝っていたという。しかし、ケイトが連絡が取れなくなった後、食中毒で休むという連絡を入れた時に、ギブスはケイトがアリに捕らえられたことに気づく。アリはハマスの部下に、アメリカとイスラエルの大統領がヘリで移動するのを妨害させようとしていた。ロケット弾を打ち上げると、ヘリはグレートフォールズ公園に緊急着陸する。ただし、大統領が乗ったマリーン1を特定されないために、全く同じヘリが3機同時に飛ぶ。アリはケイトにマリーン1を見分ける方法を聞き出そうとするが…アルカイダがイスラム系のハマスに資金援助している、というのも基礎知識なのかもしれませんが、ここでモサドを知りました。イスラエルの諜報機関モサドは、アメリカ軍部と友好関係であるということを頭に置いてストーリーが成り立ちます。アリはハマスに潜入しているモサドのスパイで、父親もモサド。今回のマリーン1攻撃は、ハマスとアルカイダにアリを信頼させ、計画したテロ活動を事前に阻止するためで、トニーを魅惑した謎のスウェーデン美女もハマスの一員。ケイトと再会したのは偶然だったのでしょうが、アリはケイトを殺すつもりはなかった。ケイトにテロ計画をシークレットサービスに連絡させ、FBIがハマスの部下を逮捕した。この段階でケイトは解放されたのでしょうね。NCISも関連機関もこのことを了解して、テロ活動についてはなかったことにされた。でも、納得できないのがギブスで、先日のリトルクリークの事件でジェラルドが撃たれ、自分も肩を撃ち抜かれた。あの時、アリは逃げ出すこともできたのに、なぜ危険な方法を選んだのか。単なる二重スパイだけでなく、何かがある。アリもまた、ギブスの執念にプライドのせいなのか、と言う。ギブスはモルグにアリを呼び出した上で、おあいことばかりに肩を撃ち抜く。冒頭のケイトの死体袋のシーンはショックですが、この段階ではシーズン2の展開はまだなかったらしい。むしろ、アリはケイトに好意を持っているように感じてしまいます。シーズン1を見直して、ギブスのキレ具合の酷さには驚きました。今後はギブスの過去が掘り起こされててもう少し優しい面が出てきますね。いや~面白かったなあ。
August 29, 2020
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#19 Dead Man TalkingNCIS捜査官のパッチが、ビルのエレベーターの中で惨殺されているのが発見された。ギブスは先日来、パッチに相談したいことがあると言われて後回しにしてきたことを後悔する。トニーとケイトがパッチの自宅を捜索中にマクギーから電話がかかってきて、パッチが3年前に交通事故死したヴォス少佐の事件を調べていることがわかる。ヴォスはクレジットカードを使った横領で、多額の金を奪った疑いをかけられていたが、証拠が見つからなかった。その後、交通事故で黒焦げの死体となり、検視も問題なく行われていたという。ダッキーはパッチの体内からメモリーカードを見つける。パッチは何者かに追われて、首を撃たれたあとカードを飲み込んだようだ。そのメモリーカードには、パッチが監視していた女性の映像があり、マクギーが住所を割り出したため、NICSは女性を引き続き監視することにする。しかし、トニーは女性に関心を持ち、思わず直接話しかけてしまう。女性はヴォスと繋がりがあり、ギブスはヴォスの検視結果を再調査することにする…ヴォス少佐の生前の画像を出さないのは、ちょっとずるいですよね。元々、トランスジェンダーの願望があったのかもきちんと説明しないと、かつてCSIでもありましたが、犯罪者とトランスジェンダーを結びつけすぎるという批判が出たかも知れません。トニーも男とキスした?とからかわれるのはかわいそう。パッチは申し訳程度に仲間として紹介されていたので、シーズン1にしてパッチへの思い入れはほとんどありません。それよりも、このエピソードで一番印象的だったのは、アマンダが住んでいる街がパラマウントのオープンセットだというのがはっきり解ったことで、そっちで盛り上がってしまいました。この正面のビルの特徴的な外観は、これまでいろいろなドラマで映っていて、それを探すのは私の密かな楽しみとなっています。#20 Missing爆発物処理担当の、アトラス一等軍曹が週明けに出勤せず連絡がとれなくなったため、NCISが捜査を始める。週末はカントリーバーで赤毛の女性と酒を飲んでいたことがわかったため、聞き込みを続ける。NCISは2人が不倫関係にあったのではないかと考える。ギブスはバーの裏口付近でアトラスのライターを見つけ、アトラスが話をしていた女性はポスト紙の記者だと分かる。女性はアトラスからとくダネを聞き出そうとしていたという。アトラスは仲間の兵士たちが次々と殺され、次は自分かもしれないと訴えた。NCISは、アトラスが上官のサッコ少佐と過去にトラブルになっていたことに注目する。サッコ少佐とアトラスらの爆弾処理班はフィリピンの基地で任務に就いていたことがあり、サッコとアトラスは女性に関して揉めていたという。アビーが調べたところ、サッコの部下4名がいずれも姿を消し、脱走兵扱いになっていたことがわかる。ただ、一人だけ下水道の一角に鎖で繋がれ、死亡しているのが見つかっていた。NICSはサッコが誘拐監禁の犯人ではないかと見て、トニーが尾行を始めるが…吹き替えを見ていていつも思うのは、重鎮の声優さんとか有名な方が吹き替えているキャラクターはたいてい犯人です。今回もネームバリューのない俳優さんを本田貴子さんが当てられているので、察しが付きました。ちなみに、上官の役者さん見覚えがあるなあと思ったら、ニューオーリンズのアイズラー役の人でした。前回、恋に落ちかけたトニーがこのエピソードでも女性に接近し、ギブスのイライラがMAXですね。いくら有能なリーダーでも、今じゃあの物言いはパワハラと認定されるだろうなあ。それでも、トニーは大活躍で熱意が報われましたね。そこはギブスも認めているところです。素直じゃないですが。#21 Split Decisionクワンティコの海兵隊基地で、武器係として働くグリム二等兵曹が腹に大きな穴が空いた状態で死亡しているのが見つかる。近くの様子から、被害者はロケットランチャー(SMAW)の弾頭を撃ち込まれたと断定される。グリムは武器庫の目録の管理や不要になった武器などを処分場に運ぶ任務に就いており、ボクシングの選手でもあった。ケイトはボクシングジムのマクレイン伍長の様子に注目する。グリムの自宅のPCが初期化されているためアビーが再現すると、グリムは自宅に数々の武器を持ち帰っていたことがわかる。通話記録から質屋と頻繁に連絡を取っていたため、トニーが潜入捜査で前の店主の娘に会うことになった。しかし、娘と名乗っていたのはATFの潜入捜査官で、ギブスはATFと合同捜査でグリムの武器売買の現場に潜入することにするが…最後のあっと驚く展開にも、さすがにギブスが死ぬはずがないと思うので、自ずと本当のターゲットがわかります。今回は、ギブス本人が潜入するため、ケイトにラファエル軍曹の尋問が任され、全体の捜査の指揮も任されました。たった1シーズンですが、ケイトはギブスの仕事ぶりを見習い、努力して見事にギブスの代理を勤めましたね。新米のマクギーは専門分野については優秀だが、捜査官としてはまだまだこれから。こういうところが見られるのも楽しいですし、何と言ってもジェラルドの後任としてパーマーくんが初登場で、徐々に大人気シリーズの骨格が作られていく感じです。
August 27, 2020
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#16 Bête Noireノーフォーク海軍基地のリトルクリークでテロリストの疑いをかけられたカサムをNCISが取り調べようとして、武器を出したためギブスが射殺した。ダッキーは深夜にイスラエル大使館からの要請で、ロイヤルネイビーの将校の検視で呼び出される。しかし、ジェラルドが遺体袋を開けると中から銃を持った男が現れる。男はカサムの遺体をチェックした後、血液などの検視室で採取した証拠品をもってくるようにいう。アビーは1ヶ月前から検視室恐怖症になっており、証拠品をケイトに託して検視室に持っていってもらう。男はケイトが捜査官だと見抜き、人質に取ると同時に、ダッキーが嘘をついたとしてジェラルドの肩を撃ち向く。ギブスは検視室で何かが起こっていると察し、カサムの背後関係を追うとともに、検視室の様子を探る。男はカサムの家宅捜索の証拠品を持ってくるようにギブスに告げるが…ついにアリの登場ですね。初見時にはテンポも早いし、ハマスがなにかもわからずただ見ていただけですが、今となるとはー!と思います。リトルクリークではイスラエル軍が訓練を行っていたところで、売店の男が天然痘のウィルスを使ってテロを行おうとしていた。しかし、ギブスが尋問前に仕留めたため後始末の男がモルグに侵入した。その男の冷酷で知識の高いところやサイコぽい様子など、存在感は圧倒的で、脱出困難と思われていた場所からまんまと逃げおおせてしまう。一体やつは何者なのか?この時、ケイトとアリの間には何かの繋がりが生じたのが見られますね。ケイトは気が強く仕事熱心なために事態が裏目に出てしまうのですが、アリの目から見るとケイトはミニ・ギブスですよね。当然、アリはケイトに執着心を持っただろう。そして、せっかく優秀だったジェラルドがこのエピソードで退場してしまう。多分、弟子としてそつがなく、後のパーマーのようなゆるい会話ができなかったからなのだろうなあと思います。タイトルはフランス語で「大嫌いなもの、人」でギブスは「知っている、悪夢だろ」と間違えるわけですが、邦題はそこを上手く使っていますよね。最終話でまたアリは登場しますが、アリの本性はまだ見えてきません。#17 The Truth Is Out There流行りのナイトクラブの地下トイレの屋根裏が抜け落ち、遺体が落ちてきた。死亡していたのは、パクスタント・リバー海軍航空基地の倉庫に勤務するゴードン一等兵曹で、ダッキーは遺体を見て、死後に服を着せられたと断言する。全身に骨折があり、飲酒後クラブの駐車場でひき逃げされたと見られる。また、頭にはラテックスの破片、安全ガラスの破片、手からはベビーパウダーが検出された。ゴードンは同じ職場の仲間4名と昨夜クラブに出向き、4名はゴードンが女性と一緒に店を出たままわからなくなったと証言する。ギブスは4名の証言が一致しすぎると疑う。基地のゴードンの部屋は何者かが探しものをした痕跡があり、ギブスはスピーカーの中から4万ドルの札束を見つける。NCISは、ゴードンが身の丈に合わない金額の金を隠し持っていたことから、上官のナッター上級兵曹長が業者からリベートを受け取っていて、それを知ったゴードンが脅していたのではないかと考える。クラブの駐車場に残っていたタイヤ痕から車種を絞り込むと、ウォン下士官の車が該当した。しかし、その車は弟に貸しているという。ゴードンと仲間たちはいつもつるんでおりナッターは「五銃士」と揶揄していた。調べを進めると、悪戯を仕掛けられたゴードンがウォンに仕返しをしようとしていたことが分かるが…このタイトルを見たら、X-FIlesをもじっていたということはすぐにわかります。登場する兵士たちやクラブの名前、どこかで見たような最先任上級兵曹長が正にエイリアンのバウンティハンター役だったりと、ニヤニヤします。兵士たちがエイリアンの演出をしていたのも、いかにもそうですよね。引用したウォーターゲート事件のディープスロートも、X-Filesに登場しました。というと、脱力系のエピソードのようですが、アリ(この段階では名前は不明)に撃たれたギブスが早速復帰し、絶対にあいつを捕まえてやるとピリピリしているため、その影響がトニーたちにも及んでいます。いくら何でも弾が貫通したのだから、車の運転をするのも痛いだろうと思うのですが、ギブスはおくびにも出しません。時代を感じさせるPDAなどの機器は、今となってはすべてスマホで置き換えられましたね。シーズン1のギブスはベテラン刑事のようにメモを取りながら、地面に這いつくばるように証拠を探しますね。海兵隊でかつて何を専門としていたのか、想像がつきません。3度の結婚と失敗を経験し、何かに苛ついていて、そのために地下室に船を作っているギブスのキャラクターはまだ謎です。#18 UnSEALeDかつて妻とケーブル業者を殺したとして有罪判決を受けた元ネイビーシールのカーティン一等兵曹がレブンズワース刑務所を脱獄した。カーティンはずっと無罪を主張しており、PTSDを患っていたことで仲間のシールズから有利な証言を受けていた。ギブスはカーティンが息子を預けている妻の実家に現れるとして、ケイトを警護に残す。その夜、カーティンが現れ、ケイトを拘束すると、息子のケビンと時間を過ごす。別れを告げるためだと言い、ケイトがマクギーの応援を求めて、逃亡するカーティンに傷を負わせた。カーティンはただ逃げたのではなく、真犯人を突き止めたのではないかと考え、カーティンが刑務所で持っていた書類を取り寄せ、当時の裁判を担当したコールマン中佐などから話を聞く。カーティンの所属する隊は911後にアフガニスタンに派遣され、カーティンは帰国後に妻と男が殺されている現場に出くわしたという。カーティンの妻とケーブル業者の間には何もなかったことがわかっており、NCISは派遣中の妻の行動に注目する。妻は上官のフォーリー中佐の妻と何度も連絡を取り合っており、負傷したフォーリーがカーティンより一足先に帰国していたことがわかるが…JAGメンバーとして、コールマン中佐の出演ですが、本家の出演はNCISの実質パイロットエピソードとなった2話のみ。でも、懐かしいJAGの会議室が使われていましたね。過酷なネイビーシールの任務や帰国を待ち続ける妻たちの話題は、「Sael Team」を見ているので、なおさら理解できます。そして、今回はトニーの映画「逃亡者」のネタが面白いところだったのですが、吹き替えではさすがにトミー・リー・ジョーンズの真似は再現できなかったかな。マクギーはついにこのエピソードからレギュラーとして、チームに加わることになりました。それを祝ったかどうか、ラストでメガネを届けに来てくれた赤毛美女はベリサリオの4人目の妻、つまりマクギー役のショーンの実の母でした。「トニーとケイトがギブスに質問があるそうです」というのはそういうことだったのかな?
August 24, 2020
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#13 One Shot, One KillD.C.の海兵隊の新兵募集オフィスで、応募者に面接中のアルヴェレス一等軍曹が狙撃された。弾丸は遠く離れた場所から胸を撃ち抜いており、オフィスの壁を通り抜けて隣のおもちゃ屋の倉庫に達していた。ギブスはアルヴェレスがリクルートした海兵らから、苦情等が出ていないかケイトに調べるように命じる。弾道の分析から、アビーは600メートル離れたビルの一室が発射地点だと考える。アルヴェレスに苦情を申し立てている人物の中で、バーンズ軍曹がかなり強い不満を表していたので、話を聞く。バーンズは現在狙撃の教官となっている。犯行時のアリバイは曖昧だったが、バーンズの拘束中にメリーランド州の新兵募集オフィスで次の狙撃事件があり、FBIが捜査権を主張した。ギブスはケイトにこっそり壁の中の弾を入手させると、ラボに戻る。ギブスは現場にあった白い羽が伝説の狙撃手にちなんだものと考え、連続狙撃事件と判断して、D.C.のオフィスで後任のリクルーターとして囮になる作戦を立てる…このエピソードでギブスとケイトの凛々しい制服姿が見られるのが楽しいですね。そして、何よりもTJサインが出ている!しかも、CSIファンということで、この直後にBONESでホジンスの役を得たことを思うと、感慨深いです。アビーが大量の人形の頭を外して並べているシーンも覚えています。FBIの捜査官が「フォーネルがよろしくと言っていた」と言っていますので、今後の登場が約束されたことになりますね。#14 The Good Samaritanオセアナ海軍航空基地の近くの道路脇で、全裸の上後ろ手で縛られ射殺されたジュリアス少佐の遺体が発見された。ジュリアス少佐は基地の歯科医で、処刑スタイルで殺されており、地元のチャーリー保安官代理は捜査権を主張する。上司のグリーン中佐によると、ジュリアス少佐は独り者で多少変わった人物だったという。凶器はホロー弾で、ジュリアス少佐の車はわざと空気が抜かれていた。まもなく、チャーリー保安官は手口が似た2件目の殺人事件があったと知らせてくる。被害者は同じくオセアナ海軍航空基地に務める一般人で、これは連続殺人事件かと思われた。更に、3人目の被害者が出た。今度はオセアナ海軍航空基地の航空士シーガー大尉で、妻とは離婚でもめているという。しかし、妻には鉄壁のアリバイがあった…このタイトルを見るだけで、私はCSI:Miamiのホレイショの名言を思い出すのですが、Blacklistにも同じタイトルのエピソードがありました。聖書から引用される、興味深いタイトルですね。今回のエピソードは最後まで見ても、何があったのかよくわからない。一卵性双生児による犯罪というのは科学捜査ドラマではありがちなテーマですが、姉妹揃っての殺人鬼だったのか、片方がサイコパスで殺しを続ける中で妹のためにに殺したのか、元々妹のために殺すのが本命で、偽装のために連続殺人事件を起こしたのか、その辺がよくわからなかった。裸で処刑スタイルという殺人のスタイルもどういう意味があったのか、プロファイリングがあっても良かったですね。押しの強い保安官代理に気に入られ、シーズン1はギブスがとにかくモテる、艶福家というイメージで、若いトニーとケイトが伝説のギブスに興味津々、さらに気を遣ったり気にしたりと、この段階では力関係がバランスが取れている印象です。そうそう、冒頭にケイトの姉がフロリダにいるというセリフがありましたが、あのお姉さんの存在はここで言及されていたかと思いました。ところで、このエピソードで個人的に受けたのはランチボックスのコレクションで、「マグナムP.I.」や「Quantum Leap」など、ベルサリオの作品が紹介されていましたね。「マグナムP.I.」はリメイクされ、「Quantumu Leap」のスコット・バクラはニューオリンズのスピンオフを受け持ち、ベリサリオの世界は盤石です。#15 Enigmaイラクでフセインの隠し財産を輸送中だった車が襲われ、運転手を残し、200万ドルと担当の将校が消えた。その将校はギブスがかつて部下だったライアン大佐で、2日前に偽名でアメリカ国内に入国したという。FBIは大佐が金を盗んだとみてFBIに捜索を依頼する。ギブスにはかつてライアンに送ったフラスコが届けられており、ギブスは居場所を定め大佐の小屋に向かう。しかし、小屋には男性が捕らえられて撃ち殺されているのが見つかる。ギブスは外から侵入された大佐が男を捕らえて尋問中に、別の人物に襲われて逃げたと考える。ベッドの裏側には爆弾が仕掛けられており、ダッキーたちが到着した時に爆発して証拠が失われる。その夜、ギブスに大佐本人から連絡があり話を聞いてほしいという。自分は何者かに追われており、信用できるのはギブスだけでNCISに行くこともできないという。大佐は証拠として尋問の録画を手渡す。やがて、FBIがフォーネルがギブスの逮捕令状をもって現れる…テリー・オクィンはJAGにも出ていましたが、NCISには別のキャラクターで登場で、ラストシーンは印象に残っていましたね。ギブスとライアンの信頼関係でテンションをずっと引っ張っていって、最後のひねりはいかにもベルサリオのドラマ(というか、Quantum Leapぽい)だなあ~と思いました。そこにいないはずの人がいるという認識を視聴者も共感するわけですね。そして、フォーネル再登場で、ギブスがトバイアスとファーストネームで呼んだり、エレベーターの中でスイッチを入れたり切ったりがここから始まった。パイロットは別として、2人のケミストリーが良いと判断されたということでしょうか。そして、元妻と結婚したとかいろいろややこしい設定も入ってくることに。(笑)
August 20, 2020
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#10 Left for Dead墓場で生き埋めにされた女性が息を吹き返し、戦艦に爆弾を仕掛けたという。女性は自分の名前もどの戦艦に仕掛けたかも思い出せないが、NCISが対応することになり、ケイトが病院で女性の話を聞く。女性は頭に怪我を負っており、そのせいで記憶が失われたと見られる。ギブスらは女性が埋められていた場所の周辺を捜索し、ある特徴的な鍵を見つける。ケイトは女性に同情的で親身になって記憶を取り戻す手伝いをするが、ギブスはケイトの仕事ぶりを警戒する。ケイトは彼女が仕掛けたという戦艦を特定しようと写真を見せ、やがて女性がドイツの会社か仕事に関係しているのではないかという。アビーは鍵に微細な文字が刻印されているのを見つけ、どこの鍵かを特定する。ギブスらがホテルの部屋に踏み込むと、男性が死亡していた…ケイトがジェーン・ドゥに心を寄せて、何から何まで力になろうとするのは不思議には思いません。視聴者はやはりジェーン・ドゥの視点で物を見るので、自分が被害者なのか、テロリストなのかわからずミステリー感満載です。その時は本当に思い出せなかったというジェーン・ドゥ役の女優さん、上手だったですね。ちなみに、リブートの「SWAT」では、ストリートの母親役でした。ところで、シーズン1で気になるのはダッキーの話が長くて、うんちくを語りだすとすぐに無視してしまうのが多いですね。今となってはとても失礼だし、一つ一つの話が後進のお手本となるような貴重な話なのでやがてなくなっていったように思います。今回も、ギブスの別れた妻のネタ「このホテルに元妻が住んでいた」がありました。結構、ゴージャスな暮らしをしていたということですね。(笑)#11 Eye Spyノーフォークのリトルクリーク基地内の海岸で、ダイバーが刺されたようだと匿名の通報があった。死亡したのはネイビーシールで、民間企業の開発しているソナーをテストしていたイーガン少佐だった。トニーは海軍に通報した人物を特定するために、マクギーの力を借りる。通報はCIAの建物から行われていたが、CIA側はNCISの協力要請に応えず、ギブスはアビーの友人でNASAのアシュトンに解析を依頼する。通報した人物はCIAの監視衛星の制御を行うエンジニアで、仕事の合間に海軍基地の浜辺で女性が日光浴しているのを覗き見して少佐を見つけたのだった。少佐の妻も軍人だったが激しく動揺し、夫の仕事に関しては知らなかったという。少佐はたった一つしかない試作機をテストしていたが、現場には試作機と凶器となったナイフは見当たらない。トニーは近くで日光浴をしていた女性を突き止め、目撃情報を得ようとするが…そうそう、アビーの友人アシュトンていましたね。シーズン1を見直してみて思うのは、アビーがギブスらとは独立してダッキーと同じようなレベルで見識を持っていること。知識や技術に裏付けられた自身というか、存在感があって、科学捜査ドラマに注目が集まった時代に彼女がスターとなったのがわかります。主にケイトからトニーへのツッコミ、2人の言い合いも良い塩梅でドラマを盛り上げています。そして今週もまた、ギブスは2番めの妻に9番アイアンで殴られた、いや、7番アイアンだというネタがあり。凄まじい結婚生活だったのですね。(笑)#12 My Other Left Footウェストヴァージニア州のゴミ捨て場で切断された海兵の右脚が見つかり、捜査を進める中で、すでに2年前に死亡したドーン一等兵のものと確認された。しかし、見つかった脚の状態から死亡して24時間以内に切断されていることから、ギブスらは当初の検視を行った田舎町の医師を訪ねる。死因は心臓麻痺で、腹違いの妹の要望で解剖は行わず、身元を引き取ったあと火葬にして遺灰は山に捨てたという。ギブスは妹のメリッサ・ドーンの自宅を訪れるが、兄に高額の保険金をかけており、怪しさが満載だ。アビーは脚のみからわずかな証拠を見つけ、解決へと導く…片脚1本という被害者から、事件を暴き犯人を捕らえるという科学捜査ドラマの醍醐味を味わえるエピソードでした。どちらかというと、省エネのお楽しみ回だったのかも知れませんが、キャラクター同士のやりとりも面白いし、くすっと笑える雰囲気が良いなあと思いました。今回はギブスの謎の女性関係が直接言及、といっても、あのお迎えにくる赤毛美人は誰かは謎のままでした。冒頭にジョシュ・ホロウェイがちらっと出ていますが、これは「LOST」の前だったのかなあ。10年以上前のシリーズを見ていると、その後活躍している役者さんを見つけて驚きます。「グッド・ワイフ」も「あーこの人!」という場面が数々ありますね。
August 16, 2020
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#7 Sub Rosa ついに、マクギー登場だ!吹き替えだとマク・ギーとアクセントの位置が逆なので、変な感じです。このときはまだ20代の半ばで若々しいですが、今もそれほど年をとったようには見えません。ちなみに、ベルサリオの4番目の妻の連れ子ですね。ギブスの部下のプラスワンを探しているうちに、やっとピッタリな人材が見つかったということでしょうか。ノーフォーク基地で薬品の入ったドラム缶から、激しく損傷した遺体が見つかった。身元を確認できるものはほとんどなく、かろうじてタトゥから潜水艦乗りではないかという。DNAの照合には時間がかかる。ギブスは何者かが入れ替わって、出航したばかりの潜水艦フィラデルフィアに乗り込んだのではないかと考え、ケイトと共にフィラデルフィアの5名の新人乗組員を取り調べることにする。しかし、いずれも個人ファイルと矛盾するところはなく、艦はまもなく演習に入るという。その中でケイトとギブスはドリューという水兵に注目する。一方、トニーと新人マクギーは元々の人事ファイルに手が加えられたのではないかと考える…ギブスの勘、推測だけで決まっていた演習を中断して浮上させるのはさすがにすごい。乗組員に危険が、というのは説得力はあるけれど、艦長はよくぞ同意してくれた。後で、発射した遺体は回収するのでしょうね。今回、一番時代を感じたのは「DSL回線」ですね。懐かしい。ミリタリーファンには潜水艦で浮上シーンが多くて、受けそうでした。「女は乗せるな」とか旧態然とした軍に、あえて男女平等を持ち込もうとしているのはこの頃の流行りかな。高学歴で真面目で、トニーの「及ばない点」をカバーできるマクギーは、確かに適任だと思います。意外にも?さっそくアビーに興味を持って、初日からデートに誘うことに成功していました。#8 Minimum Securityこのエピソードはものすごく印象に残っています。カシディ捜査官が初登場で、若々しいマイケル・ウェザリーのイケメンぶりが際立つエピソードでした。後シーズンでは映画のネタに詳しいトニーが、「シェーン」も「マルタの鷹」も知らないという、今どきの若者、というキャラだったのが意外ですね。イグアナのシーンも覚えているなあ。グアンタナモ基地デルタ収容所の通訳をしていたサイードが自動車事故を起こした。事故直前にすでに死亡していたと見られ、ダッキーの検視で腸の中にエメラルドを隠し持っていたことがわかる。そのエメラルドが腸を破って内出血し死に至ったようだ。所持品の中に、グアンタナモ基地のNCIS捜査官ポーラ・カシディが差出人の手紙があったことから、ギブスはトニーとケイトと共にグアンタナモに向かう。カシディはサイードと組んで、ナシール・アル・ジャゼルという収容者の尋問を行っていた。ギブスはサイードとカシディの関係を踏まえ、トニーにカシディのプライベートを探らせる。ナシールはカシディとの約束で軽警備の収容所に移動することになっていたが、ギブスからサイードの死を知らされ、自分は無関係だという。アビーはサイードの衣服に香水の匂いがすることから、その銘柄を特定する。ケイトとトニーは、サイードがカシディの部屋の鍵を持っていたのを見つける。カシディは自分が捜査対象だと気づき、ギブスの聴取を受けるが…このエピソードではなぜか海軍の専用機をチャーターしてゴージャスな雰囲気でグアンタナモに乗り込んでいますね。カシディは基地のバーで派手に遊んでいて、トニーたちもリゾート地に来た気分なのですが、後々ここで収容者の扱いが酷いということなどが知られると、複雑な気持ちになります。#9 Marine Down海外の機密任務に就いていた海兵2名が死亡し、死因を明らかにされないまま封印された棺が家族のもとに戻った。しかし、葬式の日、死亡したはずのキドウェル少佐から妻に「自分は生きている」という電話が入った。悪質な悪戯かと思われたが、もう一人のピアリー少佐の妻サラは、死んだ理由が伏せられるのは納得できないと主張する。ギブスらは2人の上司、ウォルシュ中佐に説明を求める。ウォルシュは2人が現地の娼婦に毒殺され、不名誉なのであえて死因を伏せてあると答える。しかし、キドウェル家の電話を調べたところ、すでに精巧な盗・聴装置が仕掛けてあることがわかったため、改めてウォルシュを訪ねると、先程の男は偽物であることがわかった。さらに、キドウェルの同僚オドネル少佐にもキドウェルから留守電に生きているというメッセージが残されていた。埋葬されたキドウェルの棺を掘り起こして蓋を開けると、防腐処置されたキドウェル本人が横たわっている。ダッキーは殺害されたようには見えず、毒殺だとしても防腐処理が施されている場合、死亡時期や毒の種類を特定することは難しいという。ギブスにサラから「ディノッゾという捜査官が電話があったか、しつこくつきまとう」という連絡が入る。あの偽物がまた姿を現したようだ…先週と違って、海軍の輸送機でコロンビアへ向かう途中、ケイトはひどい目に遭う。女性の社会進出を拒むような嫌がらせにも思えますが、それに比べれば「Seal Team」の女性メンバーはそういった不都合は今はないのかなあ。最初の射撃訓練がラストで上手く繋がって、だんだん回を重ねるごとに面白くなってきたなあと思いました。「だからNCISはCIAに嫌われるのか」というセリフは、主にギブスのせいなのでしょうが、その後、ドラマの中では徹底的にCIAが悪者扱いされるのが興味深いです。今回もまた派手なオープンカーで赤毛美女のお迎えでした。ところで、ギブス本人が「結婚は3度だ」と訂正していましたが、これだと事実に反する。「離婚は3度だ」なら、シャノンと死別したことになるのですが、まだ、このころは深く考えていなかったのかな。やけに3度めの妻に対して文句が多いのは、ベルサリオ自身のインナージョークではないのかな。
August 10, 2020
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#4 The Immortals駆逐艦から行方不明になった水兵がバハマ島近くの海底で見つかった。奇妙なことに、正装姿で士官だけが許されている儀仗の刀を身に着けており、更に身体に重りを縛り付けていた。自殺かそれとも、殺人なのか、ギブスのチームが捜査を始めると、被害者は持ち場のコンピュータを使って、MMPORGをしていることがわかった。それも、かなり深くはまっており、ゲームのライバルが同じ船にいるという…ゲーム関係、オタクのエピソードは今も昔もありますが、やはりこの時代を感じさせますね。機材とかゲームの画面とか。今回もまた容疑者は限られているのですが、オチは意外な形でした。やはりCSIなどを意識した犯罪捜査ドラマの進め方を感じます。もっとも、軍艦のネットのセキュリティは大丈夫かとか、乗組員のメンタルの心配とかが気になってしまいました。途中に船や大型ヘリなどの映像が何度も挿入されますが、海軍御用達のJAGのスピンオフなので、こちらも本家と同じように映像を使っているという感じです。シーズンを重ねるといつしか、そういう場面はみかけなくなりますが。それよりも何よりも、このエピソードでアビーのカフパウが初登場なのが特筆すべきことですね。#5 The Curse9年前に空母から金庫の金を奪って脱走したと見られていた出納係の大尉が、森の中で見つかった戦闘機の外付けポッドの中から発見された。遺体はミイラ化しており、ポッドの中には盗まれた金はなかった。状況的に大尉が逃亡した可能性は低く、ケイトは不名誉除隊となって辛い扱いを受けた元妻に対して、同情する。ポッドはF14トムキャットが飛行中に落下したと処理され、当時のパイロットもナビゲーターも2年前に事故しており、これはミイラの呪いかという。ギブスは当時の担当捜査官を呼び寄せ、事件を掘り起こす。一体何から手を付けて良いのかという部下たちを、ギブスが揺るぎないリーダーシップで引っ張っていきますね。当時の報告書を元に、一つ一つ明らかにしていくと容疑者は浮かぶものの、状況証拠ばかりで決め手がない。大きな力となったのはやはりケイトですね。人使いが悪くコーヒー漬け、横暴な物言いのギブスに不満を感じながらも、強い責任感と信念で容疑者に立ち向かっていく。アビーもまた、科学調査で真実に迫る。後ははったり?このチームの方向性が見えたなと感じられるエピソードでした。当時の担当官の力を借りたことで、実際にもう一人レギュラーが必要だなと感じさせます。何せ、ギブスの直接の部下はトニーとケイトだけですからね。トニーが2年前にNCISに入ったとか、またまた「3番目の元妻にバッグで殴られた」というギブスの謎のプライベートが出てきたり、チェックポイントはあります。(笑)#6 High Seasスペインで上陸休暇中のウィルクス兵曹が薬物による症状を見せ騒ぎとなる。定期的に行われている薬物検査では異常はなく、本人は何があったのか覚えていないという。ギブスの部下として5年勤めたバーリー捜査官からの依頼で、ギブスらは空母エンタープライズの航空機発着作業チームが薬物を隠し持っていないかどうか調べる。彼らの上官レイエスは大変厳しく部下を鍛えており、チームの士気も問題ないように見えたが、別の部下シュリューもまた同じ薬物の症状を見せ倒れてしまう。症状はメスアンフェタミンの常習者のもので、なぜ尿検査をパスしていたのかわからない。やがて、安定していたウィルクスが急死してしまい、ダッキーは殺害されたと断定する。ウィルクスは真実を明かそうとして、誰かに殺されたのか?先日は駆逐艦でしたが、今回は何と空母エンタープライズ!入り組んだ複雑な船内をケイトがうろうろするところや、カタパルトで輸送機が着艦、離陸する時の衝撃など、軍隊に興味がある人にはお楽しみがたくさんありますね。ケイトに海軍用語を説明するのも、重要な部分です。なによりも、バーリー捜査官がここに出ていたんだなあ。トニーは、まだ手の届かない存在のギブスがバーリーと親しくしているのが気になり、アビーやダッキーも「バーリーは良いやつだったよね」など言ってキャリアの差を感じさせてくれる。ケイトのことを新人扱いする余裕はありません。逆にケイトから彼らにも歴史があるのよ、と慰められてしまう。ギブスはやはり鬼軍曹で、鍛えられて信頼を勝ち得たからこそ、バーリーは今そこにいる。「大丈夫、君は気に入られているよ」という言葉でトニーの表情が明るくなるところが良いですね。今ではありえないと思いますが、部下にしごきを与え罵倒するところや、作業効率第一を求める船内の雰囲気など、時代を感じます。
August 6, 2020
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FOXでシーズン1の吹き替え放送を始めましたので、見直すことにしました。初見時まだ、どういうシリーズになるのかわからないまま、とりあえずデイヴィッド・マッカラムが出ているので見ていて、シーズン2になってやっと、「これは」と思って感想を書き始めました。抜けている感想を書き、今だから気づいたことなど、簡単にメモしておこうと思います。#1 Yankee White単独のシリーズとしてはパイロットエピソードですが、厳密にいうと「JAG」のシーズン8の20話、21話でスピンオフシリーズとして紹介されていますね。でも、その時のメンバーの女性捜査官は下ろされてしまい、新たにシークレットサービスのケイトリン・トッド捜査官に交代したというわけです。確かにケイトはきれいだし、ギブスといきなりぶつかる役柄で、その実力を見込まれてスカウトされるのにはピッタリですね。事件は大統領の乗ったエアフォース・ワンで、「フットボール」担当の海軍士官が大統領との食事後に急に体調を崩し死亡した。FBIとシークレットサービス、NCISが管轄の取り合いでもめ、ギブスが指揮権を取りケイトを指導しつつ捜査を開始、ダッキーが検視を行うがなかなか死因が特定できない。ところがケイトが交際していた「フットボール」担当が病欠したために、新人が交代で任務に就いたことがわかる。ケイトリンはその男性と別れることにするが、彼もまた同じような症状を示して死亡する。アビーは毒殺されたとして、毒を特定する。ギブスはケイトリンが事件の鍵を握ると考え、大統領の乗った代替え機に搭乗する。犯人の目的は2機ある大統領専用機の乗り換えにあった。映画「エア・フォース・ワン」を徹底的にネタとして使ったところや、FBIのフォーネルが出ているのに、この時は初対面みたいなところ、ラストの赤毛美人の運転する車がギブスをお迎えに来るところなどがチェックポイントかな。最初からギブスの家の地下でボートを手作りしていましたね。聞き慣れないNCISという組織が「CSIみたいなもの?」と、言われるところも印象に残っていました。なぜうちは専用の航空機を持っていないんだとか、やや自虐ネタもあり。今は、みんなに知られる法執行機関になりましたよね。#2 Hung Out to Dryケイトの初任務で、新人としてディノッゾやアビーに「何でこの仕事を?」と聞いて回るところが良いですね。ちなみに、ケイトは元々法律家を目指していたなど、すっかり忘れていることばかりです。また、ギブスは「3番目」の元妻から電話がかかってくるのが面倒なので、携帯を持たないし、結婚記念日には自宅の受話器を上げている。地下室の船作りをディノッゾに揶揄されたり、ダッキーから謎多き男と言われたり、被害者の子供のために大工仕事をしたり、ギブスらしさは最初から全開ですね。事件は海兵隊の夜間降下訓練でパラシュートが開かず、墜落死した海兵曹長の装備が何者かに細工されていたことがわかり、ギブスが先頭に立って科学捜査をしているのが今となると新鮮に感じます。今では無口なイメージのギブスも、このころはよく喋っていますね。パラシュートの装備に接触できる人物は限られており、犯人の自供をどうやって引き出すか、が最大の見所でした。また、捜査で採取した皮膚サンプルを軍の登録DNAデータで検索したいと言って、本家JAGのロバーツ大尉に迫るサービスシーンも。このころはまだJAGのシーズン9が放送中でした。#3 Seadog洋上で射殺された海軍中佐と麻薬ディーラーの遺体が海岸に打ち上げられた。始めは、3人が麻薬取引に関わっていると想定して捜査が始まるが、ギブスは被害者の中佐は麻薬とは無関係でトラブルに巻き込まれたと考える。ディーラーの男のポケットから偽札が見つかり、ケイトがシークレットサービスの元同僚に問い合わせたところ、911の犯人グループが使用した金とわかり、FBIのフォーネルが出てきた。ギブスは殺された麻薬ディーラーのボスから犯人の手がかりを得る…このシリーズが始まったのは2003年ですから、まだ911の印象が強いですね。次のテロを阻止するということに主眼が置かれて、「愛国者法」なども頻繁に持ち出される。フォーネルはギブスを「カウボーイ」と呼び、ケイトがディノッゾにセクハラの話題を振る。このころのトニーは見習い扱いという感じで、ギブスはケイトを真剣に鍛えている印象。ダッキーは地元の警官が現場の保全をしないとボロクソに言い、ダッキーの助手はまだパーマーではありません。アビーの両親が聴覚障害があるという話もありましたが、いずれにしてもやはり何をしてもギブスが中心ですね。ギブスがTVレポーターをデートに誘って直談判したり、とにかくキラキラ輝いています。またまた、カッコいい車で赤毛美女が迎えに来た。これって内輪のジョークを入れたのでしょうが、どうストーリーに絡ませるつもりだったのかなあ。ゲストにちょい役ですが、「Lost」のエミリー・デ・ラヴィンが出ていました。この後にLostに出たのですね。
August 2, 2020
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気がつかないうちに伏線を張り続けてきたシーズン3もこれで終了。あ~全てこのためだったのか、と納得しました。ギブスの記憶の隙間(Hiatus)は埋まるのか、そしてドラマのオフシーズン(Hiatus)が終わったときに、ギブスはどうなるのか。クリフハンガーとは言いませんが、気になる終わり方でシーズン4の放送が待たれます。ギブスは湾岸戦争で負傷した91年以降の記憶を失っていた。シェパード局長はギブスが記憶を取り戻す助けになるように、引退していた彼の元上司、フランク特別捜査官をメキシコから呼び戻す。NCISの責任者となったトニーは、爆破犯と思われるテロリストのピンピン・プーラを探す。検視でガリブ捜査官は爆発する前にすでに死んでいて、洗濯室のドラム缶に詰め込まれていたことがわかる。始め、逮捕する筋書きだったガリブ捜査官はピンピン・プーラ本人で、すでにガリブの名前でケープ・フィア号の無線係として乗り組んでいる。次第に記憶を取り戻したギブスは、ピンピン・プーラの任務を思いだし上層部に伝えるが、何もせずテロを見逃すという。船に爆弾をしかけたピンピン・プーラは、査察チームの到着を知って船を爆発させる。ショックを受けたギブスはトニーにNCISを任せ、フランク捜査官の元へ旅立つ。妻子を失って絶望していたギブスに犯人の居場所のヒントを与えた当時のNIS捜査官、マイケル・フランク特別捜査官だった。そのフランクがギブスを誘って、NCISの捜査官として育てあげた。これで、なぜ元海兵隊のスナイパーが犯罪捜査に関わったのかの説明がつきました。しかも、ギブスが口癖にしている言葉や、頭をピシッと叩く癖も、全てフランクから受け継いだものだったわけですね。そして、フランクは警告したにも関わらず、アルカイダに対する政府の対策が不十分だったためにその後の悲劇を防げなかった事を悔やみ、職を辞した。ギブスもまた、テロを隠して事故で済ませようという上層部の判断で、ケープ・フィア号の乗員の命が失われたことに責任を感じて、バッジと銃を返す。ギブスがかつて経験したように、次はトニーのがチームを引っ張る。(泣)残されたメンバーの表情が切なかったですね。やっぱり今でも妻を恋しがるギブスに萌え~ジェニーに妻の面影があるのですね。思いだしてもらって「赤毛がタイプなのね」と局長もまんざらではない感じ。(爆)それなのにNCISのメンバーはのことは覚えていない。でも、ジヴァは自分の兄のアリを殺したことを訴えて、思い出させようとする。彼女が涙を流すのは珍しいし、ギブスにしかあの時の苦しみを打ち明けることが出来ないのですね。今シーズンはそれで始まったというのに、随分前のことのように思います。いや~今シーズンは見応えがあったなあ。さて、ギブスはどうやってメキシコから戻るのでしょうか。連れ戻しに行くのは誰?モリーさんのブログ
September 5, 2008
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シーズンフィナーレ、前半。衝撃の予告編の後は、シーズン3をかけて小出しに語られたギブスの過去がついに明らかになりした。おーそうだったのか。ちょっと後付設定ぽいけど。(爆)以下、ネタバレ注意!トルコ船籍の「バキア・カミア号」で情報捜査中のギブスは、情報提供者のガリブ捜査官と密かに接触し、テログループ「アブ・サヤフ」のメンバー、ピンピン・プーラが軍需品輸送船「ケープ・フィア号」に乗り込む予定だという情報を得る。目的は紅海で物資を積み込む予定の船を爆破することらしい。しかし、突然爆発が起こりギブスは巻き込まれて意識不明の重体に陥る。頭を撃っているので、どういう障害が起こるか予測不能だ。NCISのメンバーは謎の「ピンピン・プーラ」を探し出すとともに、ギブスの容態を見守る…「シュート君には悪かった」というセリフがあったり、「ジェシカ・アルバとは婚約寸前だった」というセリフがなかった(訂正:確認しました)ところを見ると、どうもオリジナル放送がカットされているような印象ですね。ボスの緊急事態にギブスの真似をしてチームの統率を取ろうとするトニー、強がってみても実は不安でたまらないジヴァ、平然としているジヴァに食ってかかるアビー、いつもの語りかけでギブスの力になろうとするダッキーなどそれぞれの対応が見物でした。ポーツマス病院の婦長さんとのやりとりも面白かったですね。きっといつもお偉方がやってきて特別扱いを要求するのでしょう。シェパード局長が電話をかけたのは(コンディ)ライス国務長官?捜査の対象となった船がトルコ船ということで、トルコ語に堪能なジヴァが取り調べをしました。どうしてそんなことが出来るのかと始めはふざけていた船長も、「モサド」と聞いて真っ青に。さすが、泣く子も黙るモサド、ということなのでしょうか。おかげで、テロリストは絞り込めたようですが。火傷は別として、取りあえず命を取り留めたギブス。脳波には異常がないが、昏睡状態から目覚めない。実は、1991年の湾岸戦争の時にも同じような事があったらしい。ここで、初めて語られるギブスの辛い過去。パープルハート勲章をも受けたギブスは、任務中に妻子が殺された事を聞いてショックで飛び出し、地雷に触れた。(あるいは爆撃を受けた?)その時に、ギブスは19日間にわたって昏睡状態だった。その時の担当医師、ジェルフォンド大佐が偶然ギブスを診て当時を思いだした。ギブスは脳に損傷はなかったが、トラウマを抱え自分の意志で目覚めるまで眠り続けたという。シェパード局長も、さすがに過去の湾岸戦争以前のギブスの事については何も知らなかった。ギブスは再び悪夢を見る。前回目覚めた後、水兵の殺人事件を目撃し、NCISの捜査官と一緒に車にいるところを狙撃されたということを知らされた。自殺も考えたギブスは復讐の炎に燃え、スナイパーとして犯人を追い、殺してしまった。その瞬間目覚めたギブスは、何とダッキーの事を覚えていなかった…びっくりの展開ですが、復讐のくだりはなんとなくCSIマイアミの展開と似通っているような…同じ時期でしたので、たまたま同じになったのでしょう。(爆)でも、今シーズンずっと引っ張ってきた話題が判って、満足です。これでギブスが勲章に全く関心を持たないのも判りますね。失ったものが大きすぎる。その後に何度も結婚しても上手くいかない。次回は予告編のおかげで、どこまで記憶を失ったかが判ってしまいましたが、どうやってギブスが元に戻るのか、ギブス抜きでトニーたちがどうがんばるのか気になります。トニーの映画話、「ユージャル・サスペクツ」、「サウンド・オブ・ミュージック」、「ロシアより愛を込めて」、「黄色いリボン」などなど。マクギーは「3匹のこぶた」ちゃん。(爆)
August 31, 2008
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毎回誰かが危機に陥るNCIS。今回、狙われたのは…全編、スタートレックネタでまとめられてました。知っている人はそれだけでも、十分に楽しいですが、エピソードとしても面白かったですね。ジヴァが逮捕した容疑者ブライアン・デンプシーが、NCISのエレベーターの中で急死する。ジヴァは態度が悪いブライアンの喉を殴ったことは認めるが、死因がはっきりするまでギブスはジヴァを担当から外す。やがて、局長のジェニーがブライアンの兄、ジェームズに誘拐されたことが判り、ジェニーの命と引き替えに、押収したヘロインと弟を要求してきた。ジェームスはブライアンの死を知らず、猶予は2時間しかない。ギブスはジェニーの捕らえられている場所を探り出し無事に彼女を救い出すことはできるのか?ジェームズはスタートレック・エンタープライズのConnor Trinneer、ちらりと出てきたホテルの駐車場の管理人は、スタートレック・ヴォイジャーのTim Russですね。まず、エレベーターの中でブライアンの首に触っている段階で、バルカン・ネックピンチでもやったのかと思ったら、案の定トニーが「Vulcan Death Grip」と言ってくれましたね~クライムシーンには必ず制服を着なければならないというマクギーやら、「捜査官デビュー」ではしゃぐアビーなどいつものように楽しいですが、やはり外されたジヴァに対して慰めているマクギーが良いですね。「私なら痕跡を残さず殺せる」というもの、なるほど。ギブスもダッキーもジヴァを信じているのでしょうが、やはり慎重な対応です。ダッキーはパーマー君に「アール・グレイを」と言ったのも、スタートレック・ネクストジェネレーションのピカード艦長に倣ったのでしょうか。(笑)ところで、ダッキーの父親はスクルージのような守銭奴で、それ故両親が離婚したとか、またまたマラード家の秘密が暴露されていました。ジェームズは、悪人ではあったが、よく問題を起こす弟思いの兄だった。ドラッグカルテルのリーダーに押収されたヘロインの代金を払わなくてはならない。せっぱ詰まったため、ジェニーを襲ったという。そのジェームズを9ヶ月追っていたのは、久しぶりに登場のキャシー・イェーツ特別捜査官。彼女の発言が、何かとジヴァを責めることになって刺激する。ジェニーの秘書によると、局長のスケジュールはカモフラージュされていて、実際はギブスにも教えられないというが、いざとなるとギブスはジェニーの携帯番号を知っているのですね。今回は2人の間だけに通じる「コートが欲しい」というメッセージがありました。これはまた昔の任務で何かがあったのですね。こういう繋がりもステキ。そして、「He thinks of me as a wife」というのもニヤリとしました。ジェームスはそれをギブスが必死で彼女を取り戻すと思ったでしょうが、そうではなく、「He's had three」。3人も妻が居た、ということは簡単に切り捨てる、ということですね。(爆)ジェニーも元スパイらしくたくましかったが、最後はギブスに助けられることになってばつが悪かったようですね。いろいろ言い訳したあげく、「まだ何か言いたい?」「まあ、コーヒー飲めよ」。ところで、あのタイトなスケジュールは驚きました。そして、2人だけで会っていた"BOB"という、ボブ・サマーズ下院議員というのは、どういう関係なのでしょう。「友人です」という秘書の表情が気になります。(爆)マクギーが飛行場を特定し、内勤だったジヴァも駆り出され、最後は死人を車に座らせてトニーが足下で運転。チームの連係プレイも良くて、ギブスは見事にジェニーを救いました。ブライアンは元々くも膜下の動脈に欠陥があったため、それが脳内出血し死んだと思われる。でも、それとジヴァの関係は言及せずで一件落着。次週は2パーターのシーズンフィナーレですね。ギブスが気になるな~モリーさんのブログ
August 24, 2008
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アビー中心のエピソード。あの「首輪」は外してしまうのだろうか。アビーが捜査内容について証人として出廷する日、局長やジヴァは「ふさわしい」服装に替えるようにアドバイスしている。その時、NCISチームは海軍の関係者向け宿泊施設で、人間の「パーツ」がまき散らされている事件の捜査へ向かう。現場は血まみれで、少なくとも3人の遺体から取り出された組織(筋肉と皮膚を繋ぐ部分)があり、ダッキーは解剖した後の医療廃棄物ではないかという。ギブスらは、2日前に宿泊した人物を捜す。さらに現場にはコカインが入ったアタッシュケースがあり、アビーが成分を調べるが、試薬と反応してコカインから青酸ガスが発生してしまう。アビーとマクギーは無事だったが、アビーには接近命令を受けたストーカー、マイケル・マウワーというサイコな元ボーイフレンドがいることが判ったため、マイケルがアビーを狙ったのではないかと考えたギブスはアビーをマクギーの家で保護することにする。マイケルは犯罪現場の清掃の仕事をしており、この2日間のアリバイはあるという。しかし、マイケルはマクギーの家にも押しかけてきて、別にアビーを狙っている者がいて危険だと言う。アビーはしかたなくラボに寝泊まりすることにするが、証言した裁判の被告の弁護士がアビーの現状を知って、再度召喚するという。実はアビーの通信を誰かが盗聴して、ストーカーの件で証人としての信頼性に疑問を挟もうとしているらしい。ギブスらはラボにまで付きまとうマウワーを捕まえ尋問する間、アビーは証人として法廷に向かうことになったが…マクギーの家にお泊まりすることになったアビーから「同じベッドに寝ても平気よ」といわれるマクギー。トニーなら嫌だと言うでしょうね。(爆)洗面所に残っていた歯ブラシはやっぱりあのときの「彼女」のでしょうか。アビーが墓場でナンパした元ボーイフレンドにストーカー行為されていたとは知りませんでしたが、ギブスがアビーを優しく守ろうとするところがステキでした。何しろあの船を壊してしまっても怒らないのですから。こういうことになったのは自分のせいだと落ち込む彼女が愛おしかったです。それにしても、付きまとうマウワーの言動はやはり恐ろしい。最初の犯行現場で「REDRUM」の文字が残されていたのはなぜなのでしょう。単なる捜査の攪乱かな?それにしても、バラバラ遺体でグログロシーンです。(-_-;)アビーの命を狙うためにNCISを巻き込んだとしたら、相当手が込んだ方法でしたね。今週は局長からコーヒーをねだられたギブスでした。この雰囲気、歯ブラシの貸し借り以上ですよね。(笑)道産子さんのブログモリーさんのブログ
August 17, 2008
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海軍の暗号解読部門でスパイ容疑が発生し解読官の事情聴取が行われる中、ヒル大尉がNCISに現れないためトニーとジヴァが自宅を訪問すると、こめかみを撃ち抜かれて死んでいた。自宅からは大金が見つかり、状況からスパイ容疑に関わる事で自殺したのではないかと思われる。しかし、アビーが現場を再現して調べた結果、死亡時にもう一人現場にいた可能性があり、ヒル大尉が握っていた銃は、同僚のネイプルトン大尉のものだと判ったため、ギブスがネイプルトンを取り調べる。ヒル大尉の上司、ドーン大佐が職場で暗号データが入ったメモリーを紛失したと申し出たため、再度ヒル大尉の自宅を調べるとシリアルの箱の中からメモリーが見つかる。メモリーからはベネズエラ大使館の外交官ロカの指紋が見つかり、ヒル大尉がロカに機密を撃っていたのではないかと思われるが、外交特権のためにロカを取り調べることができない。しかも、ロカは急遽帰国することになったため、NCISは時間を稼いで外交筋の力を借りようとするが…事件はシンプルでしたが、自殺じゃないという証拠を見出すのに時間がかかりましたね。それはダッキーが個人的理由でパーマー君に後を任せていたからでもあるのですが、今回はミセス・マラードが台風のように美味しいところをみな持っていってくれました。(笑)「クローザー」のブレンダのママもすごいですが、こちらのママの破壊力は超弩級です。しかも、Evilですから。(大爆)でも、ハンサムなギブスがすっかりお気に入りになってしまいましたね。「マシュー」というのは元恋人なのかしら。ギブスはマクギーが扱えないネコもさっさと手なずけていましたね。トニーはネコが苦手。だって、ペットはシーモンキーしか飼ったことがないんだもの。(笑)ジヴァとトニーは仕事中もずっと一緒、近づきすぎて、お互いの「臭い」も共有する関係ですね。海軍でも暗号解読官は専門的な仕事で、いわゆる変人とうかコンピュータオタク(geek)らしい、マクギーもそのタイプだ、いやコンピューターバカ(nerd)だよ、彼が顔に接着剤を浴びた時のこと覚えてる?という会話、人のことをバカにしていられませんよ、あなたたちも。(爆)事件は国同士の関係が悪いベネズエラの外交官がドーン大佐と接触して、それがばれそうになったためにヒル大尉とネイプルトン大尉に罪を着せたと言うことですよね。海軍にはそんな犯罪者はいないはず、彼こそ「悪人」です。
August 9, 2008
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ロックリー・パークの凍った池の中で、海兵隊のダウニング軍曹と、ギャングのメンバーらしい男たち3名の射殺体が発見される。実はダウニング軍曹の部下、レジオ兵曹がLVMというエルサルバドルのギャングによる暗殺に巻き込まれ、射殺された事件があり、ダウニングは部下の敵を討とうとしていたのではないかという疑いが持たれた。もし、報復が絡むとなると、イラクのダウニングの部下にも危険が及ぶ可能性があり、部隊の帰国を延期しなければならない。シェパード局長はどういう結果であれ、事件を解決し部隊を帰国させるように命令する。ギブスは海兵隊は報復しないと、ダウニングを信じて捜査を続ける。ダッキーの検視とアビーの弾道検査などによって、ダウニング軍曹は後ろから撃たれ死後、3発の弾丸を撃ち込まれていた。その他の男たちはダウニング軍曹の銃で前後から撃たれていたが、ダウニング軍曹の命を奪った銃は発見されていない。ギブスはマナサスのギャングたちを盗聴、メンバーのベルナールがLVMのボスのソーサと頻繁に連絡を取り合っていることを知り、拘束する。ソーサは2ヶ月間行方不明だという。ベルナールによると、ダウニングともう一人の海兵隊シルヴァがイラクの武器売買をソーサに持ちかけ、そこでレジオの敵を討とうとしたという。しかし、死亡推定時期とシルヴァの帰国時期が一致せず、シルヴァによるとダウニングがギャングとの抗争を仲裁しようとしていたという。やがて、ベルナールとソーサのメールのやりとりがベルナールによる一人芝居と判り、ベルナールが仲間を裏切り組織を牛耳ろうとしたと察したギブスは、ギャングたちにベルナールの裏切りを知らせて彼を開放する。翌日、ベルナールは遺体で発見され、ダウニングの部隊は晴れて帰国できることになった。「The Wire」というドラマでは、盗聴するのに判事の令状を得なければならず、それがものすごく大変だ、というようなシーンが出てくるのですが、今回のギャングたちは世界で3万人もいて、アルカイダとも繋がっているということで、ギブスは「誰でも良いから逮捕して盗聴しろ」ということが出来たのでしょうね。そして今回はイラクの部隊が帰国するタイムリミットがあったので、法に則らずにギャングに「処刑」を任せてしまった。ギブス自身はいつものように、海兵隊を信じていたわけですね。帰国を願う兵隊たちの気持ちを第一に考えるのもギブスらしいと思いました。今回もまた、Jenとお食事シーンがあって♪だんだん近づいてくる~(爆)始めはダウニングの復讐だと思った局長も、最後はギブスを信じて見交わす目と目♪老眼鏡の貸し借りもGood!マナウスはヴァージニア州にある町のことだと思うのですが、最近ではヒスパニックの住民の割合が多くなっているらしいです。まるで外国に来たようなマナウスの雰囲気は、日本にいるとわかりにくいですね。ところで、ベルナール役のDouglas Spainは「スタートレック・ヴォイジャー」のヤング・チャコティを演じた人ですね。「ザ・プラクティス」にも出ていたな。個人的になつかしい~トニーがマクギーをゲイかとからかうのはあまり良い気分ではありませんね。ただ、そのせいでマクギーがタフガイにチャレンジしてみたのは面白かった。ひげそりを辞めてワイルドになってみたら、トニーがお髭をすりすり。それをギブスに見られてばつが悪い。(笑)ギブスの前では軍隊式で身なりはきちんとしておかなければなりません。ジヴァは当然復讐するという。そこがスパイと海兵隊の違うところですね。モリーさんのブログ
August 4, 2008
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15歳の少年が自爆テロか?というのはショッキングですが、どうしてNCISが関わるのかと思ったら、少年の父親が海兵隊の少将だったのですね。それでも世の中に不満を持った若者による良くあるストーリーかなと思っていたら、なんのなんの、最後のどんでん返しにはとても驚かされました。面白かったぁ~ギブスを始め、NCISのチームがそれぞれの個性を生かした活躍をして、最後は丸く収める。さすがベリサリオの人気ドラマですね。最近はギブスがかっこよいだけでなく、人情味もあってますます魅力的に!クアンティコ基地の高校で、海兵隊少将を父に持つコーディ・マイヤーズが級友を人質に取り立てこもる。コーディは転校生でいじめられていた。コーディは身体に爆弾らしい物を巻き付けており、SRTチームの狙撃犯が配置に着く。NCISは現場の指揮を任されるが、ギブスが単身人質となったため、ディノッゾが替わりに指揮を執ることに。コーディー少年の要求は夕暮れまでに母親を連れてこい、というものだったが、母親は1年前にヨットの事故で溺死しているという。NCISチームは人質の安全を守り、不可能な要求にどうやって応えるのか?ジヴァとトニーの立場の違いが印象的でしたね。少年の自爆テロなど当たり前なジヴァにとって、今回の事件も身体が自然に動いてしまうような対応です。SRTチームも、例え15歳であっても殺すことにためらいはない。狙撃手は冷酷にもコーディー少年に銃口を向ける。イラクの現場で使っているような機材(ロボットカメラ)を使おうというところに、リアリティを感じました。テロには屈しない、妥協はしないのがアメリカ。ギブスとしては血を流したくないだけでなく、コンピュータで操作されるようなものは信じない、といつもの調子ですね。そしてまるで父親のような態度でコーディー少年に話をしている姿にKnock Outです。(爆)「ボス」と呼ばれることになったトニーとギブスが、お互いだけに判る「暗号」で情報を伝えるのが良かったですね。こればかりは日頃のギブスの薫陶の賜でしょう。トッド捜査官にはやはり胸キューンです。マクギーは自分がどこで実力を発揮するのかを理解してアビーとPCのハッキングを。こちらはいつものようにペンペンやりながら最強のITコンビで活躍。それにしてもコーディー少年は子供らしからぬ手強さでした。興奮してすっかり常軌を逸したのかと思ってたら、コロンビアの麻薬密輸グループに利用されていたのですね。局長は、麻薬事件の証人だったコーディーの母親のことは、始めから知っていたのでしょう、だから居場所も知っていた。いきなり銃を持ち出したにはびっくりしましたが、彼女としては「パートナーの危機」だったわけですね。しつこく「狙撃の命令をだせるのか」とトニーに尋ねたものの、結果的にはギブスの思いを理解していたトニーに任せて良かった。そしてトニーでなければ思いつかない脱出方法とは、映画がらみだとは思いましたが、なんでみんな「スピード」と言わないの?やっぱりFOXだから?(爆)モリーさんのブログ
July 27, 2008
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国立公園でキャンプ中にクマに食われた海兵隊員。これだけなら、BONESにもあったような話だと思ったら、途中からストーリーがどんどん変化していって、どんでん返しがあり非常に面白かったです。今回はやはり、「ハンター」なギブスが格好良かったですね~(壊)さすが元スナイパー。しかも、レンジャー役のTodd Allenは「シカゴホープ」でMark Harmonと共演していたのだった。なるほどね~シェナンドウー国立公園の森でキャンプしていたライリー下士官が死体で発見された。クマに食われた形跡があり、ギブスは女性が行方不明になっているのではないかと疑う。死因は心臓を一突きされていたためで、しかもライリーの衣服にはクマを寄せるためのスプレーがかけられていた。ギブスたちは犯罪歴のある住民のエドムを逮捕。一方、この公園では過去に3名の外見の似通った女性が死亡していることがわかり、アビーは行方不明になった女性がジェシカであることを突きとめる。エドムには犯行時にアリバイがあり、ジェシカにはローワンというストーカーがいたことがわかった。ギブスたちは、ジェシカがまだ生きているとみて救出を急ぐ。映画の引用が多いNCISですが、今回はトニーが言っていたジョン・ブアマン監督 「脱出」(Deliverance-dueling Banjos)が色濃く匂っていたのですね。知っているとより楽しめたのかも知れないですね。ジヴァの「パルプフィクション」には私も「へ~」と思いました。Bプロットはアビーの誕生日のドタバタで、みんな黒いバラをもってきたところが面白い。でも、アビー自身はギブスがいつも前日にディナーに誘ってくれるのが今年はないので、イライラしている。言葉にも刺があって、最後は我慢できなくなって本人に直接言ってしまう。実はちゃーんと、用意してあって、神業のようにテーブルの上に置いてあったのでした。さて、どんなプレゼントだったのか。さりげないプレゼントもステキですが、バースデー・ディナーなんてギブスはなんと優しいの~(壊)しかも、今年は前もって準備していたと言うことですよね。ギブスはエドムの尋問で、ジヴァを絶妙のタイミングで使いましたね。怒りに任して殺してしまうかも知れないと思ったのか、しかしエドムが無実だと知ったギブスはジヴァに弁護しろという。ジヴァの生い立ちとエドムの父親に接点を見つけたからなのでしょうね。ここも、さすがでした。ジヴァがすぐに人を殺してしまう、というのはネタなんだな。(爆)トニーとジヴァは共にレンジャーとデートしてみようかと張り合っている。でも、トニーはむだ毛で撃沈でした。(爆)ダッキーのNCISの新人研修ははっきりいってイジメですよね。(苦笑)新人研修で吐いても、局長になったというのは、Jenのことなのか?モリーさんのブログ
July 19, 2008
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今シーズンのギブスは本当にイメージが変わってきました。厳しく真実を追究し正義を求めることよりも、家族の絆を大事するギブスにぐっと来てしまいました。局長との張り合いと、彼女だから腹を割って話すことが出来るというディナーシーンもステキでしたね。冒頭に出てきたEMT(救急隊員)は、「デッドゾーン」のブルース役、John L. Adamsでした。そして、カメオ出演していたのは…海兵隊のダンフォース上等兵が交通事故で死亡し、解剖のために遺体を搬送しようとして、救急車が爆発炎上する。車に細工がされた可能性があり、遺体はDNA検査の結果、ダンフォースではなかった。ダンフォースはイラクから戻ってきたばかりで、恋人のレベッカと友人のメリル伍長と酒を飲み酔っぱらった上、車で帰る途中で鹿を避けて事故にあったという。レベッカは意識不明の状態で、ギブスはメリルの言動に疑問を持つ。一方、ギブスの元にダンフォースの父親が現れるが、ギブスは何かを隠しているのではないかと察する。ネタバレ注意!二転三転、「爆弾のフォレスト・ガンプ」が鍵でしたね。従順で誰からも好かれるメリル伍長は、ちょっとどもったりするが爆弾に関してはスペシャリスト。死んだビリーとメリルは子供の頃からの付き合いで兄弟のような関係だったという。それが何と腎臓を移植するまでの間柄だったとは。軍で移植を受けると除隊になるとは知りませんでした。軍隊に留まるということは、いろいろな制約があるものですね。ビリーの父親は、解剖で移植のことがばれると、メリルにも影響が及び、除隊を余儀なくされるので、それだけは避けたかった。メリルの技術や知識は軍にとって必要だから。ギブスはダンフォースの父親とは互いに元軍人という関係で通じる物があったのでしょう。ルール違反を侵し、本人の証拠とすり替えて、遺体は本人だったと収めてしまう。このことは、局長も部下たちも知らず、ダッキーも騙されたことに。アビーは天文学的な確率で移植した腎臓のDNAを鑑定したのだと、大興奮でした。今回も結果的にアビーのお手柄と言って良いでしょう。顔を出したら出したで、鼻を突っ込むJenですが、自分の椅子に座られたことで、カチンときたギブスはトニーたちを連れて、Jenの椅子に座ってみる。(爆)秘書の人に「あなたは局長の奴隷ですか?」と言われたりして、これもニヤリです。結局は彼女の好きなペッパー・ステーキとワインを持って2人だけでお食事。心を許せるのでしょうね。ダンフォースの父親役のConor O'Farrellは今回は割と良い役でしたね。(爆)そして、マクギーのiPodに入っていた女性の写真は、Troian Avery Bellisarioだそうです。つまり先日、アビーの部下として入ってきたチップ役Michael Bellisarioの妹で、マクギー役のSean Murrayとは義理の妹になるわけ。彼女は、マクギーの家にいた謎の女性としてすでに出演済でした。「Red Cell」確かにベリサリオ一家の「Family Secret」ですね。(大爆)モリーさんのブログ
July 13, 2008
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海兵隊員が高級車を盗み、解体して売りさばいていた事件を捜査していたギブスたちは、ベンツのトランクから冷凍された人間の頭部を発見する。車はストリップクラブの駐車場に止まっていたのが盗まれており、容疑者の下士官は遺体については何も知らないと言う。DNAによって、遺体は4ヶ月前に心臓手術中に亡くなった、海軍大佐パーカー・ウェインのものだとわかる。しかし、遺族にはすでに遺骨が届けられていた。ギブスはウェインの妻に、本人の希望で散骨をするため軍艦が出航するまでに遺骨を返すと約束する。遺体を火葬した葬儀社の助手、マーティンは行方不明になっており、ベンツの持ち主のエプソロン社を顧客に持つ弁護士、ショーン・オリバーは令状がなければ情報を明かせないと拒む。シェパード局長が手を回し令状を取るが、オリバーは大量の資料をNCISに渡してチームを困らせる。しかし資料の中からストリップクラブの近くの工場を割り出し、捜査するとそこには切断された人体がたくさん保管されていた。なぜ、遺体は切り取られたのか、そしてショーン・オリバーは一体何を隠していたのか?ぞろぞろとボディ・パーツが出てきて、グロくてまるで「デクスター」みたいでした。(爆)葬儀社のおじさん(Bruce French)は本当にあちこちで顔を見る人ですね。今回も「いかにも」という感じ。火葬場の助手の部屋からブードゥー教のようなグッズが見つかって、おどろおどろしさは増しましたが、始めから「外科的に切断」と言っていたので、ベセスタ海軍病院の監察医、ロス中佐が出てきたところでなんとなく今日のストーリーは判ってしまいました。いつものトニー&ジヴァ、アビー、ダッキーなどの会話は楽しかったですが、全体的には意外性がなくて今ひとつかな。判らないのは、遺体の運び係だったマーティンも殺されてバラバラになっていたのですが、誰が殺したのかということですね。人体を医療機関に売っていたオリバーなのか、それともパーツに切り分けていたロス中佐なのか。車のチョップショップに人体の解体工場と、シャレにならない気分の悪い話でしたが、そのせいなのか、ギブスがウェイン夫人と娘のクリッシーに優しいところを見せて、それがせめてもの救いでしたね。こう言うときは嘘も方便で、まさか夫の遺体がばらばらにされていたとは伝えずに、家族の気持ちを大事にしたところがギブスらしかったです。9歳の娘から信頼を得るところも、まるでホレイショみたいだ。(爆)もちろん、ギブスもウェイン家に亡き妻亡き娘を思いだしていたのでしょうね。またまた出ました。海兵隊のモットー『Semper Fi』。ギブスの最後の笑顔は値千金です。久しぶりのシェパード局長ですが、他の仕事で忙しかったのでしょうか。(笑)ギブスが「新しい局長に罰を受けた」と言ったのを真に受けて、「私って訳の分かる上司よね(reasonable)?」と聞いていたのが印象的。「No」とは言えませんよね。色っぽいけど、あくどい金儲けをしていたオリバー弁護士と寝ればよい、とトニーに言ったジヴァは、「私も経験ある。」ギブスもあるそうです。(爆)ハマスに潜入したジヴァの友人が「首」で戻ってきたなど、相変わらず彼女の世界は尋常じゃないですね。それと令状を取るときはやっぱりJAGのコールマン少佐と連絡を取るのですね。(笑)モリーさんのブログ
July 7, 2008
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「感受性トレーニング(Sensitivity Training)」というと、職場で人間関係に問題ありと判断された人が嫌々受けなければならないというアレですね。よくドラマでは見かけるのですが、今回NCISでも行うことになったというが、あまり本筋とは関係なかったですね。まあ、部下がギブスの気持ちをどれだけ察して行動(しようと)しているか、というのは判りましたけど。でも、毎回のことですね。クァンティコで海兵隊の下士官の韓国人妻が3人、アメリカへ渡ってお互いに助け合って暮らしているのかと思ったら、そうではなさそう。最後は珍しく夫婦愛にジーンとしてしまいました。コリアタウンの食料品店主は「エイリアス」ではシドの恩師、「デッドウッド」ではウーさんでした。最近はウーさんにはまっています。(爆)それぞれ海兵隊の夫とアメリカに渡った妻、サンとミンが家の中で近射で殺されていた。サンの手には防御創と思われる傷があり、近所でもサンは夫から虐待を受けているのではないかと疑われていた。ギブスは殺し方が処刑スタイルで、プロの仕業ではないかと睨む。サンの夫、ポーター軍曹は車の中で泥酔しているところを発見され、凶器と思われる銃もそばにあった。状況証拠で軍曹は不利だが、妻を殺しておらず、虐待していたのは妻の方だと主張する。やがて、士官クラブで死体の発見者、ユンの夫ドーソン軍曹がもめ事を起こしていたことがわかるが、ユンは赤ん坊を置いて逃走し、妻たち3人が働いていたコリアタウンの店主リーがユンに狙撃される…一番疑わしくない人が犯人だろうと思いましたが、途中から意外な展開になって、つい先日のアメリカによる北朝鮮のテロ支援国家指定解除という動きと関連して興味深く見ました。アメリカのドラマでは大丈夫かと思うほど北朝鮮=悪という描き方をしていて、今回も、韓国人妻たちは実は北側のスパイで海兵隊の夫と結婚してアメリカに入り込み、韓国人の集まるあつまるイベントで爆弾テロをしようとしていた、という話になっておりました。そして同じスパイのユンが仲間を裏切り、夫と子供を愛し、テロを阻止するために命を張って行動した事をギブスたちが英雄視しているように感じました。今後、テレビドラマは指定解除でどう方向変換するのでしょうね。「海兵隊には人種差別はない」というところは、ベリサリオ作品だなと思いました。全般的にギブスが優しくて、赤ん坊の扱いも慣れたもの。やはり女性には点数が高いですよね。(笑)ギブスとの会話の先の先を読んで、コーヒーを用意して気を利かせるアビーはギブスからKissのご褒美!マクギーはいつものようにギブスの指導を受けている。「謝るな。弱さのしるしだ。」マクギーはギブスの真似をしてアビーに怒られるし、お笑い担当と言われたり、オープニングクレジットまでに死んじゃう役と言われたりとあまり良いところはなかったですね。トニーとジヴァはいつもと変わりませんが、ユンが潜入スパイだったことで彼女の意見は説得力がありました。尋問の仕方も同じだったのでしょう。(爆)パーマー君はやっとメスを入れさせてもらえるようになったのですね。(祝)モリーさんのブログ
June 30, 2008
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毎回、海軍の関わる事件と日常耳にする話題を上手く結びつけるものだと感心します。小児性愛者が誰なのかはすぐに判りましたが、ボスは手を付けた事件は最後まで面倒を見るのですね。さすが~今回は休日のメンバーの出で立ちでオフの知られざる姿をかいま見るというのがお楽しみ。それぞれに可笑しかったですが、最後のダッキーのクラッシックスタイルは思った通りというか、「だめ押し」に近い笑いがありました。(爆)海軍で極秘任務に就くウィルカーソン少佐が誘拐されたと自らNCISに電話してきた。彼女が核燃料輸送のルート設定に関わっていることから、最悪のケースも想定してギブスは捜査を進めるが、意外なことにウィルカーソン少佐は小児性愛者を摘発する市民団体のメンバーで、チャットで連絡を取ったチャット相手に直接会おうとしていた。実は少佐の14歳の姪がレイプ被害を受けており、少佐は過激な方法を取ろうとしていたのだった。電話の音声から、少佐が車のトランクに閉じこめられていることが判り、時間がかかると窒息してしまうため救出が急がれる。誘拐に使われた車は判明したが、所在がわからない。やがて少佐の携帯が使われ、拾った場所からトランクに閉じこめられた少佐を発見する。アビーとマクギーは少佐のチャット相手(キャプテン)を割り出すが、すでに逃亡した後だった。ギブスは逃亡しようとしていた小児性愛者を空港で確保する。海軍大佐はフィル・モリスでしたね~この方随分前にJAGに出ておられますね。それ以外のドラマでも立て続けに見ることがあります。でも、ゲストで特筆すべきはいじめられっ子のティーンエージャーが「ハイスクール・ミュージカル」のザック・エフロン君だということでしょうね。ブレイク直前?休日のスタイルで謎なのは、やはりジヴァの足の血まみれ包帯。先週の膝のすりむき傷も含め、一体何をしているのでしょうね。アビーの建設員スタイルは、"Habitat for Humanity"という国際NPOで、ボランティアで困っている人のために家を建ててあげるという活動なのだそうです。さすがアビー偉いですね~マクギーはアビーと約束をしていたのにすっかり忘れてしまったらしい。何をしていたのかは謎ですが、タートルネックのシャツに千鳥格子のブレザーを着て、ポケットにはパイプというデヴィッド・ニーブンのコスプレ状態。(笑)いじめられっ子だったマクギーがいじめっ子にガツンというところは気分良かったです。ギブスのネクタイ姿は「結婚式ですか?」と揶揄されておりました。今週も局長はお休みで本当に何をしていたのだか。コンピューターをマスターしたいからとマクギーにぴったり着いているジヴァは、やはり自分中心というのか、アビーが腹を立てるのは判るような気がします。モリーさんのブログ
June 23, 2008
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始めの30秒ですぐに展開が判りました。(笑)「閉じこめエピソード」はどんなドラマでも必ずありますね。たまたまこの週のAXNの「CSI:NY」がダニーに閉じこめエピソードだったので、笑ってしまいました。でも、こちらはトニーとジヴァのコンビで、こう言うときは2人の関係が進んだり、思わぬ展開になったり、マクガイバー風のエピソードになるかなと思ったら、やはり限りなくお笑いでした。(笑)ノーフォークのコンテナ集積所に武器が密輸されるという情報を得て、捜査に向かったトニーとジヴァ。疑わしいコンテナを見つけるがすでに荷物は積み出された後で、いきなり銃撃を受け、逃げ込んだコンテナに閉じこめられてしまう。実は武器だと思っていたのは、不発クラスター爆弾だということで、ギブスは焦る。しかしなぜかGPSが効かず、携帯電話の電波も届かないためギブスらは現地へ赴き、港湾警備のレイクに事情を聞く。数千のコンテナの中からトニーらのコンテナを探すのは困難を極め、アビーは監視カメラの映像からおおよその場所を割り出すが、すでにコンテナは運び出されていた。トニーとジヴァはギブスに連絡を取るため、足跡を残ることにするが…コンテナに残されていたのはインド映画のDVDの山。そして、コンテナの奥に隠されていたのは、クラスター爆弾ではなく偽札でした。ヘンゼルとグレーテルのようにパンくずならぬ、お札を落としていったのは可笑しかったですね。アビーはギブスから詳しい情報を教えてもらえず、ストレスが溜まる溜まる。でも、私ならまず警察犬を使うのにな、と思いました。CSIマイアミでは熱センサーを使って探し出していましたし、やはり今回はコンテナの中での会話がメインだったのでしょう。ラストの展開は予測できました。ところで、ジヴァはNCISチームをホームパーティに招いていた(相撲を見に行ったトニーを除く)ということで、トニーのショックは大きいようです。(笑)ちなみに、ジヴァの膝のすりむけ傷はツィスターでないとすると、何?今週のFBは、先日も出てきましたがフランスでギブスが逮捕されたらしいというシーン。あまり良い思い出はないようですね。モリーさんのブログ
June 16, 2008
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スーパーモデル3名が海兵隊に入隊してしごかれるという、それじゃあまるでどこかのリアリティショーと同じじゃないか、と思ったら「シンプル・ライフ」みたいとマクギーが言ってくれました。(笑)今回は激しいカーチェイスも銃撃戦もなしで動きが少なかったですね。トニー、ジヴァ、マクギーらのいつもの会話で時間を稼いでいたような感じ。シェパード局長のヘアカットはどういう意味があるのやら。(おばちゃんぽいという印象)先日のJAGシーズン9のエピソードに続いて、「チャーリー・ジェイド」のJeffrey Pierceが鬼軍曹役で出ていました。モデルもセレブも見かけと現実とは違う、というようなことが言いたかったのでしょうか。クァンティコの海兵隊基地内で、人気モデルを軍隊式に鍛えるリアリティショーが撮影されており、その中の一人テイラーが鉄条網に逆さづりになって発見される。さっそくマスコミが騒ぎ出すが、ギブスはその対応に無関心で局長のジェニーを煩わせる。テイラーの血中から高濃度のPCP(麻薬)が発見されたため、彼女の過去の素行などから自殺かと思われた。しかし、注射の痕がなく、アビーはケーキに薬が混入されたのではないかという。やがて、テイラーの恋人で大金持ちの「クラブ・キング」ノア・ケラーがテイラーに会いに来て、モーテルで変死しているのが見つかる。こちらもヘロインの過剰摂取かと思われたが、身動きが取れなくなってから他人に注射されたことがわかる。テイラーはノアに別れを告げており、今は密かに訓練役のマクマニス軍曹と真剣に付き合っていたらしい。取り調べの中でマクマニスは行動が異常になり、噛みタバコにPCPが含まれていたことがわかる。犯人はテイラーの養父で、番組のプロデューサー、クローリーがマクマニスに噛みタバコを渡していた。2人が結婚するつもりだと聞いて、思いとどまらせることができなかったのだという。相変わらずギブスとシェパード局長が対立していますが、手紙で別れを告げられて気の毒だとか、関係の変化を受け入れられない人もいる、などと自分達のことを事件に絡めてネチネチと言い合っています。(笑)「私のこと信じていないの?」「もちろん信じている。」と言いながら、FBシーンではギブスが逮捕されるところが出てきていました。あれも、最後には説明されるのかな?Jenの髪型の変化も気がつかないのだから、ギブスはまだ過去に囚われているのでしょう。そうか、そのために彼女はヘアカットをしてみたのですね。ギブスは何度も表彰されているが、セレモニーに出るのは嫌い。いつもトニーが代理で出席して勲章も彼が預かっている。トニーは12歳で親から勘当されて苦労したという。「物乞いして?」というジヴァ。(爆)実はこの話はMichael Weatherly本人のことらしいですね。ジヴァは今回も拷問なしの尋問を担当する。「できるかしら~」では、いつもの取り調べはどうやって…(恐)アビーとギブスの「ビル・ナイ」「ミスター・ウィザード」というのは、世代の違いということですね。モリーさんのブログ
June 9, 2008
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先週はトニー、今週はマクギー?(苦笑)トニーがマクギーのことをさかんに『Probie』と呼んでいますが、これは見習い期間にある者、新米を意味するようです。新参者という意味ではジヴァが一番新しいのですが、彼女は元国際スパイですから立場が違う。体育会系のNCISのチームにとって、インテリなマクギーはいつまでも新米なのかも知れません。この点はマクギーの一番コンプレックスを感じるところのようですね。誰でも初めて人を撃つまでは一人前じゃない?(爆)悩む様子は彼らしいと思いました。でも、自分が助かるためには引き金を引くことを『ためらうな』。それを最後にギブスが見せつけてくれました。海軍作戦部長(Chief Naval Operation)が殺人予告を受け、エスコート任務に当たっていたNCISチーム。マクギーは通路の安全確保で不審者とSUVを見かけ、プロトコル通りに声をかけるが銃を向けられたため発砲する。その結果、メトロ警察の麻薬潜入警官ベネディクトが死んでしまう。ベネディクトは非番で銃を持っていなかったという。マクギーは初めて人を撃ち殺したとショックを受ける。やがて、ベネディクトの上司と最近パートナーとなったアーチャー巡査がNCISに現れ、容疑のかかったマクギーを取り調べたいと申し出る。局長のシェパードはギブスの反対にもかかわらず協力を約束し、警察での取り調べで気弱になって、ベネディクトが丸腰だったと認めてしまう。NCISチームはマクギーの無実を証明するため、逃げたSUVを追い、真の発砲者を探す。それぞれがマクギーを慰めたり、協力する様子が良かったですね。トニーがクラブへ連れて行ったのはあまり役に立たなかった用ですが(笑)、とにかく信じてくれる。ジヴァは人を信じない。ギブスに言わせると、そういうところは彼女の兄のアリや、モサド長官の父親とは違うところだ、ということのようです。それでも、彼女のネットワークが捜査に大きく助けになるのは確かです。でも、一番の立役者はアビーでしょうね。アロマテラピーでマクギーをリラックスさせ、何よりも専門の科学捜査で発射残渣を調べる。本来はそういう部署のはずなのですが。(笑)今回は命中した3発とも潰れていて弾道検査ができなかったのがポイントでした。マクギーも自分の得意分野を思いだして、コンピューターを駆使しSUV所持者の中から容疑者を絞り出す。やはりチーム総合力が一番大切です。ギブスは部下を大切にするので、何が何でも「俺が守る」という姿勢を見せますが、局長も案外仕事をしてくれる。(爆)実はJenとの関係で過去に囚われてにやけているのはギブスだけのようです。男ってそういうもの?彼女に権限があることが判っていないみたいです。そこがまあ、彼らしいのですが。(笑)Jenも前しか見えていないギブスを裏でコントロールしているとしたらなかなか大した物。「私は長官のドッペルゲンガーよ」「ドッペルゲンガーて、どういう意味だ?」「自分で調べて。」私の解釈では、パリのJenと局長としてのJenが別人と言いたかったのではないかと思いますが。ところで、検死室が恐かったアビーが成長し、次は助手になろうかな~と言っているのは次への展開か?パーマー君出番がなくなるじゃないか。ついでに検死官になるのにMedical Degreeはいらないというのはなるほど、と思いました。結局、ベネディクトの相棒が麻薬王と通じていて、車内から相棒を撃った可能性がある。マクギーは30メートル先から撃って当たらなかったのは確認された。しかし致命傷となった3発目はどちらの弾か、確認できないし、アーチャー巡査がギブスに殺されてしまったので、これはどういう決着を付けるのか、またJenが頭を悩ませるところでしょうね。モリーさんのブログ
May 31, 2008
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殺人事件で、はめられてしまったトニー。全ての証拠がトニーが犯人だと示している。それも、かなり念が入っていて誰がそんなことができるのか、を考えれば自ずと犯人は明らかになったかも知れませんね。それにしても、過去の事件などで固有名詞がたくさん出てきたので詳しく知りたいです。相変わらずおもしろい会話やシーンが山盛りです。FBIのアカデミーもあるクァンティコ(Quantico)の基地で切断された身元不明の女性の両足が発見された。残されていた歯形、落ちていたゴム手袋の裏に付いていた指紋、脚に残されていた血痕、いずれもがトニーのものだった。局長のジェンはディノッゾの無実は信じるが、捜査をFBIのフォーネルに引き継がせる。ギブスは独自に捜査を続行する。トニーに恨みを持つ可能性のある者をリストアップし、調べていったところ、トニーが血液検査の結果のミスを指摘した分析官のジョージ・スチュワートの名前が残る。スチュワートは自分のミスではなく、ラボのミスによって首になり、人生がめちゃくちゃになったと今でもトニーを恨んでいるが、決め手がない。アビーは足に着いていた繊維からトニーの無実を実証しようとするが、逆にトニーの車の繊維であったことが判る。しかし、骨髄バンクのデータベースから、被害者はカーラ・ジョンソンという医療従事者のDNAと一致することを見つける。しかし、カーラの身体は無事で、事故で運び込まれた身元不明の手術患者のために献血をしていたという。その患者は死後スチュワートの元に送られていた。ギブス(ジヴァ)はスチュワートを締め上げて遺体安置所から、両足のない女性の遺体を発見し、スチュアートを逮捕する。トニーは晴れて無罪となるが、ギブスはスチュワートの裁判ファイルに証人として、チャーリー(チップ)の姿を見つけアビーの元へ急ぐ。チップはスチュワートの事件で自分も首になり、トニーとスチュワートに復讐しようとしていたのだった。なあんだ、やっぱりあのチップは変だと思った。(というか、バラされちゃったんでそんなに驚きませんでしたが)JAGのマイキーが特別にゲスト出演するのには、それなりに大事な役目があったのですね。だが、どうやってNCISに入り込んだのか?パパにお願いして(!)、とかあまり深く考えないようにしましょう。(爆)チップを嫌いながらも、それなりに上手くいきかけていたアビーは、自分の出した結果によってトニーが有罪になるなんて、と必死でしたね。粘り勝ちでしょう。あとよく分からなかったのは、カーラのDNAと被害者のそれが一致した、というのは間違いだということなのかな?ギブスがお好みのピザを差し入れたり、愛を与えたりというのはご愛敬。あのハーモニカのネタはどこから来たっけ?新局長シェパード役のLauren Hollyがオープニングクレジットに加わりましたね。「2人だけのときは演技は要らない」とは、ギブスにとっては全くお飾りの局長なのね。潜入捜査の時にギブスがジェンをカバーしたことはNCISの半数が知っている、ということなので、みんなの見る目もそういうことなのかも。Gibbs: Ass kissing on the hill is a skill.「丘の上で媚びへつらうのも技能だな。」Jenny: So is castration.「骨抜き(去勢)にするのも技能ね。」Gibbs: I wear a cup.「俺はカップを付けているさ。」ものすごく危ない会話に聞こえるのですが、一応ジェンも媚びへつらうだけではないという姿勢を見せる。すかさず、「現場向き!」とのラブコールが。(笑)冒頭、アメリカのスラングを勉強しているジヴァだとか、ジヴァにおしりをアピールするマクギーだとか、歯医者へ行っているパーマー君だとか、ギブスの父親の「P51」だとか、この辺も伏線なのかしら。ところで、レジャー部門に転勤になった「デイヴィッド・ブラント」というエージェントは、実際のNCISの局長さんなのだそうですね。敬意を表しての出演だったのでしょう。相変わらず「マグナムP.I.」の好きなディノッゾ。(笑)トニーの一人芝居シーンはなかなか迫力がありました。聞き取り間違いかも知れませんが、彼はボルチモアの刑事だったのかな?「奴らはファミリーだと思っていたのが警官だと判ると、機嫌が悪い(touchy)んだよな。」ということは、潜入捜査をしていたということか。全然そんな風には見えません。モリーさんのブログ
May 26, 2008
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トニーとジーヴァが!?まさか、とは思いましたが冒頭のHotなシーンにドキドキしました。(笑)クウェートで交通事故死した殺し屋夫妻が、ワシントン行きの航空券を持ちホテルの予約をしている。ちょうどそのホテルでは11月10日に、海兵隊の誕生記念舞踏会(The United States Marine Corps Birthday Ball)が行われることになっていて軍の関係者や国会議員が参加すする。誰かを暗殺するのではないかということで、NCISではディノッゾとジーヴァが夫妻になりすまして潜入捜査をすることになった。誰かが盗聴や監視をしているかも知れないというので、派手に夫婦生活(!)を演じる2人はリアルにやり過ぎでは?(爆)一線を越えてもしかして?と思いましたが、ジーヴァの派手ないびきでトニーはやる気がなくなってしまったようです。後、マクギーはボーイに扮していましたが、これがまたぴったり!地味顔というのか、目立たないのも特技ですよね。局長はFBIに断りなく捜査を続けることでギブスと意見が対立。24時間以内の期限で続けることになりましたが、ジーヴァの優れもののサングラスのおかげで、2人を監視している謎の男女を見つけ出した。実はFBIの捜査官でした。FBIとNCISでは局長同士の体面があり、お互い捜査権を張り合うことになってしまう。そこで、お馴染みフォーネル特別捜査官がギブスと話を付けに出てきました。上は上で、現場では担当者同士の関係で仕事が進みます。これは下の者にも見せられないのですね。(爆)やがてジーヴァたちに接触してきた男は、2人を誘拐してしまう。実は2人に殺しを依頼するのではなく、妻が妊娠して殺し屋稼業から足を洗おうとする夫婦を亡き者にしようとしていたのでした。その際に、ダッキーが妻の目に埋められたマイクロチップを見つけ出し、夫妻がクライアントなどの資料を持ち出していたことが判り、チップのアイディアでホテルのボーイの身元を洗ってトニー&ジーヴァの救出に役立てました。お手柄!殺し屋夫妻はせっかく仕事を辞めようと思ったのに、結局交通事故で死んでしまって残念だったですね。拷問されたトニーはジーヴァをかばっているところもあって、今後の2人の関係に何か変化があるかも?アビーのボーリング大会のコスプレはかわいかったですね。パーマー君の連絡が付かないというのは、わざとだったのか?色っぽい局長はBallに参加するためにものすごいドレスを着ていましたね。エスコートは勲章を胸にたくさんつけたダッキーでした。ところで、殺し屋のボスはスターゲイトSG-1でルシアン同盟のゴアウルドの人。(爆)なかなかカッコイイです。仕事が終わって、みんなが去っていく中、どこへも行かないでギブスは海兵隊の誕生を祝う。"Semper Fi(delis)"というのは、先日「ラスベガス」のタイトルにもあったのですが、"Always Faithful"『常に忠実たれ』という意味のラテン語で、海兵隊のモットーなのだそうです。なんだかJAGでありそうなエピソードでしたね。そして、ギブスの妻と娘の名前は携帯容器に刻まれていた「シャノンとケリー」なのでしょうか?モリーさんのブログ
May 19, 2008
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ギブスと子供。CSIマイアミならお馴染みのパターンですが、この子(ザック)は非常に頭が良くてしっかりしている。トニーと比べても(おっと、失礼)、本当にギブスの部下になれそうなくらいでした。(笑)まるで「ミニ・ミー」みたい。ギブスも「オースティン・パワーズ」を知っているのね。ザックから全幅の信頼を寄せられ、家で預かったギブスですが、ザックとの触れあいの中で何かを思い出したようです、そう、それは娘のこと?始めの妻と娘を任務の中で失った、というあの話でしょうか。徐々に明らかになりますね。ザックの父親、タナー少佐が子供の目の前で誘拐されてしまう。タナー少佐は、軍の機密プロジェクト(Honor)の責任者で、どんな暗号も解いてしまうと言うソフトを開発している。Q&R社との連携で仕事を行っており、キーコードがあり彼でないとそのプログラムを開けないという。機密が明らかになると、国家の安全に関わる。6歳のザックには家族は父親しかおらず、ギブスは父親を必ず助け出すと約束する。Q&R社ではタナー少佐が誘拐される前に、何者かにコンピューターシステムがハッキングされ、ソフトそのものを盗まれていた。内部犯行ではないかと思われる。福祉局に預けられることになったザックが、父親の誘拐者を目撃しギブスに連絡を入れる。ギブスは連れ去られそうになったザックを助け出す。タナー少佐の友人のワイルダー中佐はQ&R社が怪しいというが、調べると、タナー少佐が口座から全額を引き出しており、誘拐を装って機密を盗んだのではないかという疑いが出てくる。しかし、Q&R社と誘拐犯との接点が見つかり、タナー少佐からキーコードを得るために拷問されていると知ったNCISは、現場へ急行し少佐を救い出す。誘拐に手を貸したのはワイルダー中佐だった。新しい局長は仕事をしているのか?と言いたくなりますね。(笑)「子供のが欲しい?」「このドレス、気に入った?」と適度にギブスに絡んできて進展を期待したいものです。今週はなんといっても、ジヴァの謎の取り調べですね。まさか女性相手に拷問したとは思いませんが、Q&Rの秘書の口を割らせたのはすごい。しかも、暗殺となると立て板に水の説明で、ダッキーも形なし。「私の母の話し相手にぜひ」とはどういう意味なのか。それから、独自のルートで誘拐犯の情報を掴むなど、隙がありません。トニーはジヴァが道案内にマクギーを選んだので、ちょっと気が悪い。ザックからも相手にされず、子供扱い方が女の扱い方と同じだとジヴァに言われていました。アビーのラボではおじゃま虫の「チップ」ですが、ギブスからヒゲを剃れと言われて剃ったものの、誰も気がついてくれない?「キールホール(keelhaul)」とは、昔、海で水夫を綱に縛って船底をくぐらせる罰のことなのだそう。ザックもトイレに行くというのを「ヘッドへ行く」と言っていましたし、何気に海軍用語が飛び交いますね。
May 11, 2008
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冒頭のシーンはちょっと恐かったですね。タイトルの"voyeur"には「出歯亀」という意味があるという。今時、通じないでしょうね。ピーピング・トムの方がまだ通用しますか?人妻がポルノサイトに出演して、荒稼ぎ。会員とはチャットをしながらサービスに応えるというシステムは、「ヒーローズ」でも誰かさんがやっていました。(爆)相変わらずテンポが速くて誰が誰なのか、と思っているうちに最後は一気に片付いてしまいました。アビーのお手柄が大きいですね。もちろん、ジーヴァの加入で発憤したマクギーのお手柄でもありました。面白いツボがたくさんあって、書ききれません。夫が海外に出兵中のジェイミー・カーが行方不明になった。妻が軍人だという、隣人のバート・パウエルが通報し、現場には血を処理したと思われる痕跡があった。マクギーは現場を見て、インターネットの動画で、そこで殺人が行われたのを見ていたのを思い出す。マクギーはまさか本物とは思わなかった。調べたところ、ジェイミーはリアン・ロバーツという近所の軍人の妻とSexサイトを運営してかなり儲けていた。ジェイミーはそのサイトで覆面をした男にのどを掻き切られ殺されたところがインターネットで流れていたが、パートナーのリアンも行方不明になっていて、やがてリアンは車のトランクから遺体で発見される。クビにはナイフで切られた痕があったが、それは死後に付けられたもので、死因は後頭部を鈍器で殴られていた。サイトの管理者、カーター・フィンチによると、他にいくつもサイトの世話をしていて2人からは大した金をもらっていないという。リアンの夫、ロバーツ軍曹が妻の死を知る前に戦地から戻ったという。実はリアンは近所のパウエルにサイトのことを知られ、ゆすられていると夫に手紙を出していたのだった。ロバーツ軍曹の様子から、パウエルを殺しかねないと聞かされ、NCISは現地に急行しまさにパウエルを殺そうとしていたロバーツ軍曹を確保する。パウエルはリアンとの浮気は認めるが、殺害は否定する。マクギーはフィンチが祖母の名前で大金を受け取り姿を消したことを突き止め、行方を追う。フィンチはホテルで殺されており、犯人はジェイミーで金を奪っていた。ジェイミーはサイトのことを夫に話すと言うリアンと喧嘩になり、殺してしまったのだった。そして、サイトで自分の死を演出し、姿を消すつもりだったのだ。あのビデオに映っていたのはフィンチでしょうね。結局、ジェイミーの夫は出てきませんでした。そこは妻のために戻ってきたロバーツ軍曹とは違うみたいです。仕事熱心で妻に寂しい思いをさせたロバーツ軍曹は、妻の死は自分が原因だとギブスに言いましたね。「答えが出るまで毎日自問する」というギブスも、自分の妻の死にはまだ答えが出ていないようでした。例の、最初の奥さんのことですね。ジェンからは「久しぶりに尋問をみたわ♪」と言われ、「君が局長らしく見えるのは案外早かったなあ」とこちらは結構良い雰囲気でしたが、さてどうなることやら。ジーヴァの異文化コミュニケーションは面白くて、それでもしっかりトニーのことをリサーチしているのがさすが。「ハニーダスト?」「私、また聞き込みですかー」と不満を言うジーヴァに「聞き込みは得意だろう?」というトニーがGood。ジーヴァによると、モサドではMacを使っているが、NCISは違うOS(Windowsとは言えないのか?)を使っているとか。仕事で優秀なだけでなく、結婚しているとは知らずにデートに誘おうとしていたトニーに、一緒に食事しようと声をかけるとこはステキ。しかも、おごりだって、太っ腹ですね。ところで、アビーの付いた助手のチャーリー(チップ)ですが、なぜ急に?一人でしか仕事が出来ない理由は、直接局長に伝えたそうですが、少なくともこれから1ヶ月間はチャーリーが手伝うことになるのでしょうか。ちなみに、チャーリー役のMichael Bellisarioは、もちろんシリーズ・クリエーターのDonald P. Bellisarioの息子で、スピンオフの本家、「JAG」ではマイキー・ロバーツ役。ヒゲでちょっとイメージが違いますが、どうして出ることになったのでしょうね。ポルノは嫌いで、「法医学ジャーナル」の愛読者だそうです。ウェブマスターをしていたフィンチはいかにもオタクらしく、地下に済んで両親のスネをかじっている。スターウォーズのフィギュアに凝っている。(しかもウーキーとは!)
May 3, 2008
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新メンバー、ジヴァはまだまだチームに溶け込むのに時間がかかりそう…今回は、成り代わり詐欺(identity theft)の話。マクギーはクレジットカードのIDを盗まれ、妙な物を買わされていた。ちなみに、「フォレスト・ハンプ」は実在するポルノらしいです。(爆)海軍スミス下士官が、車を運転中銃で撃たれ谷底に落ちて死んだ。殺されたスミスは、自分のIDを他人(カービー)に譲っていた。それには意外な理由があった。スミスの妻は、夫が軍で働いていると信じ込んでいて、夫は軍を嫌っていたと言う。ジヴァはスミスとカービーがスパイではないかと言い、マクギーにアロハシャツを着せて接触する相手を探らせるが、そこにカービーが現れる。カービーによると、ハワイで4ヶ月後に除隊が決まっていたスミスは、転任先の上司の妻と浮気をしていたことを知って、すでに退役していたカービーに身代わりになってもらうことにした。カービーはそのころ「運び屋(トランスポーター)」をやっていたが、スミスの代役として軍に勤めることにした。スミス自身も運び屋をしていたが、殺されたのは中身を見てしまったからだというが…トリッキーでオチのひねりがなかなか面白かったですね。マクギーのアロハ姿がまたダサくて笑えます。「マグナムPIが好きだった。」とはインナージョーク(ベリサリオ作品)ですね。ジーヴァはスパイとして一匹狼だったので、軍隊式のギブスのルールにはなじまず、徹底的に食い下がるのは鬱陶しいが、こういう存在はドラマに変化をもたらすので歓迎です。女性の扱いは苦手というのも良いですね。「2つめの欠点だな」それでも、ラストは「荷物」の爆弾の破片をアビーと一緒に組み立てようというところを見せていましたので、徐々に仲良くなっていくのでしょう。スパイらしく、複数の言語を使い分けるために、言葉の使い間違いを指摘したりして、ケイトとはまた違うお笑いのパターンですね。トニーがリーダー格になってますますギブスに似てきましたね。パーマー君は転がり落ちて、またおいしいところをいただいていきました。(笑)モリーさんのブログ
April 27, 2008
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スミソニアン博物館の女性の法人類学者というと「ボーンズ」じゃなくて、もしかしてキャシー・ライクスを意識していたでしょうか?(笑)いかにもブロンドでしたものね。住宅地の開発現場で、南北戦争時代の鉄製の棺桶が発見され、開けたところ、北軍の制服を着た海兵隊の遺体となぜか携帯電話があった。死んでいたのは、南北戦争のコスプレをしたMSG二等軍曹(Marine Security Guard)で、マスケット銃で頭を撃たれ、しかも生きたまま埋葬されていたのだった。軍曹は墓の中から最後の瞬間まで電話をかけていたらしい。マクギーは仲間に宛てたテキストメッセージだと読み取る。モサドのジーヴァはNCISに協力するために配属される。事前に知らされなかったチームは戸惑いながら、ジーヴァの初任務を目の当たりにすることに。メッセージは軍曹の銀行の貸金庫に関することで、トニーとジーヴァは、中から地図とミイラ化した腕を発見する。しかし、2人は襲われ、地図を奪われてしまう。やがて、軍曹らは南北戦争のコスプレをしてなりきりプレイをするCWRに関係していると判り(CSIにもそんな話があった)、彼らが墓荒らしをしていたのを突き止める。軍曹はバーンズ博士の博物館に埋葬品を渡そうとして殺されていたのでした。最後のジーヴァの行動は公務執行妨害として認められるのかな?ケイトの机には誰も座らせないというギブスらの気持ちを逆なでするように(笑)、ジーヴァがどんどん入り込んでくるでみんな戸惑います。彼女は捜査官と言うよりも、力仕事(スパイ)の能力が高いので、実戦には強い。(笑)結局、ジーヴァがアリを射殺したことは完全に伏せられ、ギブスが殺したことになったのでしょうね。アリの裏切りは、ジーヴァのモサドに対する忠誠心に影響を与えたかも知れません。お互いに秘密を守ることで、ギブスとジーヴァの信頼関係は非常に強いということになりますね。新人の目から各キャラを描写させるのも定番ですね。一番ジーヴァに抵抗があったのはアビーでした。まあ、判りますね。ケイトのスケッチブックを眺めるギブスの表情にしんみりさせられました。ところで、シェパード局長と「もそもそ」と話をするギブス。どちらが上司何だか判りません。「君は覚えが早かった」とニヤっとして、ロンドンのフラッシュバックがありましたが、今でもその気があるのか、ギブスは。しかも、職場に例の赤毛の女性が出入りしているので、それを見たJenが妙に気になっている。さて、この2人はどうなるんだろうか。あの学者先生は始めから怪しかったですね。ボーンズなら、死後何年かすぐに判りそうです。トニーが父親に問題を持っていたのは、子供の頃CWRでいつも馬糞拾いの仕事をさせられていたからと判明。(大爆)モリーさんのブログ
April 19, 2008
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死刑を目前とした連続殺人犯ブーンとギブスの仕切り直しの一騎打ち。NCISとしては珍しいタイプの話ですが、似たエピソードがBONESでもありましたね。(BONES)死体埋め場(dumping ground)に新しい死体が発見されると、その捜査のために死刑が延期されることもある。今回は知事の命令で遺族のために、ギブスが死刑執行までにブーンに遺体の在処を吐かせることになった。10年前は、被害者の中に下士官がいたのでギブスが捜査したが、とにかくサイコな野郎でマインドゲームを仕掛けたために、ギブスが人格が変わってしまったという。なんと以前はディノッゾと似たような性格だったらしい(!)そしてそのせいで当時の妻は家を出て行った、ということで結構重要な情報ですね。ケイト代理として、臨時でシーズン1から出ていたキャシディ捜査官が登場。今回はこの殺人犯「いかにも」という感じで気味が悪かったです。全体的にも「羊たちの沈黙」風。ブーンは子供の頃に娼婦だった母親を殺しており、女性を痛めつけては舌を切り取り、殺してそのおどろおどろしい写真を保管していたという。(これがまた非常に気分が悪い)最後にそれが見たいのだというが、それもゲームなのですね。この手の話には必ず「信奉者」がおり、彼の手下になる者がいる。ブーンの収監中に新たな死体が発見され、誰かコピーキャットがいると判るわけですが、それは一体誰なのか?判りやすい展開でしたが、キャシディが捕らわれ、命が危ないというのはちょっと意外でした。最後はどうやってサイコ野郎を倒したのだろう。さすがに彼女は捜査官ですからね。マクギーが死体を埋めた場所をはじき出したのがお手柄。ギブスもこの10年の間に成長して、ブーンの鼻を明かしました。トニーがますますギブスに似てきます。(笑)「二度と捜査官を失ってはならない」と、ケイトの言及があったり、臨時のキャシディもなかなか良かったです。モリーさんのブログ
April 15, 2008
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「アリを殺せ」後編前編に負けず盛りだくさんで、最後はバタバタとカタを付けたという印象でしたね。これも、NCISらしいといえばそうですけどね。1話にまとめて編集し、2時間枠で放送した方が良かったのかも知れないと感じました。字幕だけでは分かりづらく何度も聞き直しました。(爆)アリがどうしてそんなにギブスを憎むのかも今ひとつすっきりしませんでしたが、これでケイトに関するストーリーは完結ですね。ラストは、勲章を胸にギブスを恨むこともなくケイトは旅立っていきました。アビーがデキシーランドを流したのは、ケイトが南部出身だったから?確かテキサスだったっけ?アリは誘拐したダッキーに自分がケイト殺しの犯人ではないと説明する。ダッキーは同窓なので信じてしまったのか?引き続きジヴァに疑いの目を持つギブスは、トニーに監視をさせ彼女がアリをフランスに逃亡させる情報を掴む。アビーはアリの車を特定し、ギブスはシェパード局長を誘ってアリを追う。攻撃を受けたものの見事に仕留めたと思ったが、死んでいたのは別のテロリストだった。全ての証拠はアリではないと示していた。シェパード局長はこれで捜査を打ち切ることを告げ、アリはハマスの二重スパイに戻るが、ギブスは最後の勝負に出る。ジヴァにアリを呼び出し、もしアリがケイトを殺しているのなら自分をバックアップしろと伝える。姿を現したアリは自分の父親(モサドの副局長)が、母親を捨て、モサドのスパイになるように育てた上、母親をテルアビブの暗殺で死なせた事に対して恨みを持っており、同じような経歴を持ったギブスに父親を重ね合わせていた。ケイトを殺したのも自分で、ギブスに関わる女性を狙ったのも、彼を苦しめるためだったと認める。ギブスに銃を向けたアリは、ケイトを失った事で罪悪感を感じて自殺するか、復讐のために自分を殺せとギブスに迫る。そのアリをジヴァが撃ち殺す。ジヴァとアリは異母兄弟だった。ジヴァがアリを殺した事は、モサド内のトラブル(モサドに対する裏切り)で処理するのでしょうか。ケイト殺しについては、公にはモハメドという別のハマスのメンバーが犯人ということになって、これ以上の決着はつけられないのでしょう。ファーネルが出てきて、FBIは騙されたと全ての関与を否定していましたし。ギブスはジヴァから命を救われたという借りを作ったことになりますね。モサドはイスラエルの対外諜報機関の一つで、アリとしては父親によって「モンスター」に育てられたという言う。非人間的な面は、アメリカも同じだということが言いたかったのか。スナイパーだったギブスは、最初の妻と娘(!)を失ったのもその任務のせいらしいので、今後その話がでてくるのでしょうね。後は、過去特殊任務の最中に関係を持ち、今でも惹かれ合っている?ジェンを現場に引っ張り出したのは、キャラクターの紹介を兼ねたサービスでしょうね。プールで身分をごまかす「アドリブ」でパンツ一丁になるディノッゾが笑えましたが(スパイなら必至)、ピザを持ってきてくれと頼まれてちゃんと持っていったギブスがステキ。でも、一番おいしかったのはマニュアル車を運転したことがないジェラルド君が、右ハンドルの運転席に戸惑ったりするシーンでした。(秀逸)モリーさんのブログ
April 6, 2008
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衝撃のクリフハンガーの続き。ネタバレ注意。ケイト役のSasha Alexanderは各人の「罪悪感」の現れとして登場でした。コスプレはさぞやりにくかったでしょうね。死んでなお、男どもの妄想は酷い。(爆)ギブスは部下を亡くしたショックで全く別人、やわになっています。初めてティムと呼ばれて喜ぶマクギーと、気持ち悪いというディノッゾ。これも珍しというか、もしかして案外シーズ3からはギブスのキャラが変わるのかも知れませんね?過去に部下を亡くしたことはあっても、やはり女性の部下は違うのでしょう。そして局長が交代し、新たに上司として現れたのは、過去になにやらギブスと「関係」があったと思われる新しい赤毛のジェニー・シェパード。ギブスとは6年前にパリで潜入捜査中に出会ったらしい。(何だか、カサブランカみたいだな)その時にギブスはダイアンという何人目かの妻と別れて、寂しさを紛らわすために船を造っていたらしい。その船は燃やしてしまった。他の男に乗られるのは嫌だから。ということは、今造っている船の名前は3人目の妻の名前ということでしょうか、あるいはジェンの名前なのか?"I missed you, Jen." "Don't make this difficult, Jethro."仕事中は女性が上司、オフは元恋人同士(Jenはそのつもりはないそうですが)、という個人的には萌え萌え、シッパー魂が燃える組みあわせですね。これは楽しみだな~ジェニー・シェパード役のLauren Hollyもなかなかいい女ですねと、思ったらマイアミにも出ていましたね。グランプリのエピソードで、F1のオーナー役で。そして彼女とともに、イスラエルのスパイ組織「モサド」のメンバー、ジヴァが現れる。彼女たちは、ケイトを殺したのはアリではないという。確かに、これ見よとばかりに証拠が残っているが、確実な物がない。空母を狙うミサイルの発射場所を知らせてきたのもアリ。彼はハマスに潜入中の二重スパイだと主張する。(映像的にはアリが撃っているように見えますが)でも、ケイトに続いてアビーも狙われ、マクギーも狙われていた。次に危ないのはダッキーだというところで、アリから直接ダッキーに連絡が入る。アリの無実を証明してくれという。間に入ったのは、シーズン1でアリに撃たれて姿を消した元助手のジェラルド君。懐かしかったですね。そして、話は後編に続く。ギブスが元海兵隊のスナイパーだった(パナマと砂漠の嵐作戦に参加)、という事実も分かりました。その時に使っていたのはラプア製のフルメタルジャケット弾で、スナイパー銃の『ブラボ』の相性は『ケイト』だという。ギブスの謎めいた過去はまだまだ明らかになっていませんね。カクテキさんのブログモリーさんのブログ
March 28, 2008
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ネタバレ注意!トニーは肺ペストに罹ったあと、療養休暇を1週間残して待ちきれずに職場復帰。あの時のケイトの様子から何か特別な気持ちがあるのじゃないか、とマクギーがしつこく聞く。当のケイトも何かを吹っ切るようにトニーへの敵意をキープしようとする。これはもしかして、常に死に直面するエージェントたちにとって、個人的な感情を持ってはいけないと自分に戒めているようにも見えますね。ペンサコーラで新兵器の開発に関わっている士官が殺され、そのうちウェストフォール大尉の手が切り取られていた。早速現場に向かったギブスたちに爆弾がしかけられ、何者かがチームを狙っていることがわかる。やがてギブスの前に宿敵アリが現れ、ギブス本人の命と引き替えにアルカイダのワシントン支部がテロを計画しており、そこへ潜入して阻止するつもりだと告げる。アリはモサド(イスラエル諜報機関)の二重スパイだ。前回国家が介入しアリを逃がしギブスはアリには散々な目にあっているので許せないが、FBIのフォーネル捜査官がケースを担当しギブスは保護下に置かれる。しかしギブスは捜査を続行し、アリと殺された士官との関係を突き止める。彼らは無人飛行機(UAV)の開発に関わっており、その旧型のドローンを盗んでテロを行うつもりなのだ。そしてアリは二重スパイではなく、アルカイダのリーダーとして作戦に関わっていることが判る。テロの目的は帰還した空母の乗組員の家族たちを殺すことで、ギブスたちは無線でドローンを操縦したテロリストたちを発見、壊滅させたに見えたが…ついに衝撃のシーズンフィナーレを迎えました。シリーズを見始めた時にはすでに情報サイトでキャストの死については知っていたのですが、映像で見るとショックです。実は1シーズンのラストにそうなるのじゃないかと覚悟していたのですが、肩すかしで先延ばしされました。待っていたわけではないですが。しかしあのエピソードでケイトが額を撃たれるフラッシュがありましたね。あれがものすごく気になっていました。その時にはまだこのストーリーになる予定ではなかったらしいですが、明らかにあれを使ったとしか思えません。元シークレットサービスのケイトですから、ギブスの警護を任されると、身体が無意識に動くのでしょう。ギブスの命を救って「初めて褒められた」と喜んだ瞬間、アリの撃った弾がケイトの額を撃ち抜く。(泣)前回誘拐しながらケイトの命を助けたアリはなぜギブスではなくケイトを殺したのか。"Sorry, Kate."と言っていたのは、何か意味がありそう。やはり二重スパイとして、ギブスを殺さない替わりにケイトを殺して、アルカイダに入るつもりなのか。クリフハンガーですが、FOXで3月から3シーズンに入るので早速続きを見ることができますす。降板はSasha Alexanderの希望のようですね。他のドラマもそうですが、自分からドラマを降りるときは殉職というのが多いように思います。ドラマで見る姿は生き生きして楽しそうに見えるのに、本人の考えていることはまた違うのですね。ちなみに、Sasha Alexanderはこの後妊娠出産して結婚しています。その相手というのがソフィア・ローレンの息子(ということは大プロデューサーのカルロ・ポンティが父親)なのですね。これにはちょっと驚きました。だからセレブの仲間入りということなのかな。その後Mission Impossible:IIIに出演したりして、映画関係でがんばっているようです。ところで、フォーネル捜査官との因縁は、なんとギブスの2番目の妻と彼が結婚したということだったのですね。悪妻で、彼女が去った後は銀行口座が空だった。彼らはどこまで女を見る目がないのだか。(苦笑)NCISシーズン33月27日(木)放送開始! 毎週木曜日22:00~ 全24話【字幕】再放送:金曜日 13:00~、17:00~“スペシャルプレビュー”■9日(日)夜9時からシーズン2最終話とシーズン3の1話目の2話連続放送■「ハリウッドドラマの裏側~NCIS」 3月1日(土)19:30~20:00 他FOX 「NCIS~ネイビー犯罪捜査班」シーズン3(ネタバレあり)モリーさんのブログ
January 21, 2008
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「死の口づけ」今回はバイオテロの話で、未知の汚染物質のためにNCIS本部が隔離状態になる様子がBONESでも同じような話があったなと思っていたら、過去のレイプ事件を担当した刑事としてTamara Taylorが出てきたのがツボでした。わざと赤いドレス姿なのは、彼女の抜群のスタイルを見せるためだったのでしょうか?伊達男を気取るトニーがキスマーク付きの手紙を開けると中から白い粉が吹き出した。一時、炭疽菌によるテロ事件がありましたので、すぐに緊急事態となります。さっそくチームの主要メンバーによるシャワーシーンがたっぷりあって、これはサービスシーンでしょうね。(笑)同じ粉でも「ハニーダスト」があるぞ、というところでギブスが「それはね」と口を挟む。しかも「去年のクリスマスにカードなしで一箱もらった。」トニーがバカを言うと、ギブスがパシッと頭を叩く。アビーのおしゃべりに合わせて余計なことをしゃべるマクギーもパシッ。郵送されたのは肺ペストの菌で、感染すると数時間で致死率が高い(生存率は15%)ために、ギブスが焦りまくるわけですが、トニーが感染発病し隔離され、ケイトが絶体にそばを離れない、というところを見せたのが見所でしょうね。あれだけふざけあってバカを言い合っていたトニーとケイトが心の底で繋がっている(このシッパーをTateというらしい)のが判って、感染が判ってもそばに付き添ってやったり、彼女がダッキーに「彼、死んじゃう…」ところでぐぐっと涙が出ます。トニーもすぐに事態を察するのですが、映画の話をしゃべり続ける。トニーに「死ぬな、命令だ」というギブスにまた涙。アビーも大活躍で全員がトニーの命を救うためにがんばるのですが…結局菌は医療機関で研究されているペスト菌の亜種で、時間が経てば死ぬように作られているのですが、これもいずれ軍用に使われるのでしょうね。簡単に持ち出されるならこわいです。そしてかつて娘が候補生にレイプされたという母親がこの会社の社長で、レイプ事件を立件できなかったことで、NCISは事実を公表せよ、ということが犯行の目的でした。ところで、この母親のオフィスになぜか日本風味のアイテムがたくさん飾られており、特に「書」が飾られているのが気になりました。「人麿」と書かれた和歌のようなのはどういうものなのでしょう。隔離された部屋はこの間のHOUSEみたいなガラスケースでしたね。あと汚染を防ぐために検死室が普段から減圧されているというのもなるほどと思いました。ギブスは風邪にもインフルエンザにもかからず、全くもってオヤジながら鉄の肉体です。(笑)タイトルの"SWAK"とは、"Sealed With A Kiss"の略だそう。来週はついに最終回か~(泣)モリーさんのブログ
January 15, 2008
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「英雄の真実」トニーが学生街で愛車を盗まれる。車のことはよく知りませんが、コルベットZR-1なのだというので、車は男のロマン、気が気ではない。(この辺は日米でも同じ?)つい車談義になって、マクギーは初めての車がカマロだったと告白。車を傷つけたというところで2人は初めて共感し合う。コンピュータオタクがカーマニアというのは、当てはまるのかな?事件はイラクで仲間を救うために命を落とした衛生兵ダブスの遺体が帰国することになり、葬式で銀星賞を受ける予定だったのに、彼の地元では入隊以前に彼にかけられた嫌疑(女子高生ノラの失踪)で、彼女の遺体が見つかりその関連が疑われることになったため、ギブスは地元警察との間で板挟みとなる。死亡した娘の両親に対するギブスの心遣いが良かったですね。葬式まで猶予が2日しかないと急がせたのが、JAGのコールマン少佐。おかげでアビーとケイトが行くはずのスパ旅行はキャンセルすることになりました。普通の職場としたらボスはおーぼーだということになるのでしょうね。それでも故人の名誉のためにギブスはがんばるわけですが、アビーがなんとか「脱出」しようとするところがかわいいです。しかし結局は彼女の土壌分析のおかげで犯人を追いつめたわけですが。パーマー君はアビーに「気」があるのか「シアツ」を披露する。アメリカでも「キ」も含めすっかり日常用語となっているのですね。英語には「肩こり」という言葉はないと聞いていましたが。トニーはすっかりギブスが乗り移っていましたね。またパーマー君は、ダッキーはギブスが聞いていようといまいと、しゃべるということを発見。(笑)結局ノラの義父がとんでもない悪人で、彼女の友人エミーと関係を持っていたとは!黙らせるためにノラを殺した上、かわいそうにエミーは精神を病み、自殺に追い込まれてしまった。最低な親父でした。ところで、コールマン少佐はギブスに気があるのでしょうか?お手伝いに来ていましたが、あの表情は気になるなあ。それをケイトがチラチラ見る目が意味深です。最終的に表彰が認められてダブスの名誉は守られた訳ですが、トニーの車はカージャック犯がカーチェイスをしたために、憐れボロボロに…モリーさんのブログ
January 7, 2008
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軍隊から大学に通う候補生(midshipman)たち、あの大学は軍人ばかりではないのですね。兵学校以外に一般の学生に混じって軍人の身分で勉強する(予備役士官訓練部隊)と言うのは、さすがに向こうのシステムは柔軟です。しかし、それなりにトラブルがあるという。中には反戦活動をして候補生たちに反感を示す学生たち。当の候補生たちも身分は軍人でも気分は学生で規律は緩みっぱなし。髪の毛を紫の染めたり、コンピューターオタクの学生も。その中で戦場で本物を経験しているというのに、ペイントボールのサバイバルゲームをやっているメンバーがいて、殺された。脅しがありしかも最初に容疑者と思わた学生も失踪した後遺体で見つかった。大学というと、「友愛会」というような社交クラブの組織があって、必ず通過儀礼としてのいじめがある。そのいじめ方もかなり酷いですね。殺人事件の背後にこれらの状況が巧妙に混ざり合って、犯人は分かりにくかったです。でも、ダッキーの検死を聞いていたら何となく判ってしまいましたケド。(笑)トニーとケイトも新人イジメ?でマクギーの自宅を急襲。あれも酷いな~でも彼の充実した部屋でそのオタクぶりには恐れ入りました。そして何よりもビックリなのが、ナゾの彼女!ギブスを上回る大物ぶりで、なかなかやりますね。ハッカーにやられてMIT自慢のマクギーがギブスのご機嫌を損なうのは二回目?キャンパスライフを語り合うトニー&ケイトがいつものように面白かったですね。大学では「天国への関門(Hell Week)」を通過すると、人生で一番ハッピーな数年間を過ごすことができる。今でも大学にノスタルジーのあるディノッゾがギブスから「上級捜査官」と認められて喜んでいましたが、マクギーにライバル心を燃やすのはこれで卒業でしょうか。マクギーの長い長い通過儀式も終わりでしょうね。最後はギブス御大が現役なところを見せる。捜査官て本当に選び抜かれた人たちなのですね。(笑)子守をさせられた鬼軍曹たちが殺人を犯すとはあまり思えませんでしたが、あの人も指導者として落第だったのでしょうね。
January 3, 2008
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「モンスターの陰謀」ケイトの水濡れTシャツ写真をゲットしたトニーはうれしくて仕方ない。ケイトに対してやりこめられたときに切り札として仕える。一方、ケイトは彼氏から大学時代のあだ名が「セックスマシーン」なトニーの逸話をゲットしたらしいが、これだけではだめなので、何とかしないと行けないと考え、アビーにお願いして…事件とは何も関係ありません。(爆)イラクで婚約者を失い反応性精神障害と診断され、精神病院から退院したばかりの下士官スミスがナイフを持った兵士の幻覚を見て「モンスターが来る」と通報した。担当の医療士官はすぐに彼女を再入院させたが、彼女はギブスにメッセージを残した後、自殺してしまう。しかしダッキーは他殺だという。スミスは入院前に物資の調達部門にいて、その上官がリベートを受け取った容疑でFBIによる調査中だが、NCISは手が出せない。病気を装って証言を拒否させられていたのではないかと考えたギブスのところに、お馴染みのFornell捜査官がやってくる。そういえば、"The Bone Yard"では死んだことになっていたんじゃなかったっけ?FBIはスミスを使って盗聴するなどして捜査をしていたところだった。彼女は上官と不倫していてだまし取った金を隠していたようだった…ここからが最後に意外な展開になるわけですが、ゲストのBrigid Brannaghがお馴染みの人なので、絶対に何かあるかと思っていました。こちらもセックスマシーンを装っていたわけですね。迫られたマクギー、きわどい会話にたじたじ。(爆)スミスの上官の取り調べでは気心知れたFornellとギブスの「悪徳刑事」ごっこが良いですね。お互い悪態を突き合っているのが仲の良い証拠というのか。アビーのダッ○ワイフによる実験とか相変わらずおふざけしています。
December 25, 2007
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"Spring Break"は、CSIマイアミなどではお馴染みのネタ。春休みに高校生たちがこぞって南国(マイアミ、今回はパナマ・シティ)へ旅行してやりたい放題に羽目を外し、事件に巻き込まれるというようなシチュエーションですね。海兵隊の下士官もビキニコンテストに出るご時世ということかな?下士官ジョーダンは、ダイエット本を読みあさり、ヨガをやってインストラクターの恋人と不倫し、妊娠。挙げ句の果ては公衆トイレでの悲惨な「水死」。あれは本物のトイレで撮影したのでしょうか、きれいな女優さんだったのに大変だなあ。(-_-;)事件の方はNCISにしては判りやすい展開で、今回はビキニとヨガの生徒たちのお色気に、もっぱらディノッゾの男性ホルモンが大放出という話でした。彼ももうそれほど若くないと思うのですが、兄弟と休暇でパナマ・シティに行って、ビールの早飲みをするという、恐るべき体力を誇示していました。ついでに女と見たら発情期の動物(アニメであるような、目がハート)のリアクションを見せ、反省しギブスに「もう女には気を取られません」というなどコメディになっています。(前からか)別にNCISだから聖人君子にならなくても良いですが、あれでは中高生ですよね。今週もまたプロビー(マクギー)はいじめられ?空母で船酔いするは、カーウォッシャーで洗われるわ、負けず劣らずのドタバタでした。オチはケイトもパナマシティでかつてwet t-shirtコンテストで、思いっきり弾けていたということでしょうか。良いなあ、みんな青春で。
December 17, 2007
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いきなり郵便でくりぬいた目玉を送りつけられてぎょっとしているところに、受取人の下士官ホーラッカーが自殺。しかも彼が性同一性不一致(現場を見ただけでは女装趣味というだけでは?)ということで一体どういう関係があるのだろうと思っていたら、後半は一気に南米パラグアイのスパイ活動に話が飛んで今回は何が何やら判りませんでした。何度も見直して考えるに、パラグアイの国境付近はアルカイダの本拠地だということが言いたかったのですね。これはもしかして、後半の伏線になるのでしょうか。自殺したホーラッカーは諜報活動の教育を受けていて、その指導教官が元軍人で退役後諜報活動に関するコンサルタント会社を立ち上げたパーセルという男。彼は南米における諜報活動で政府の下請けの仕事をしているだけでなく、南方軍も把握していない人脈に通じていて疑惑のある男だという。しかも幼児性愛者。そしてどうやらパーセルは幼妻を殺させる手配をホーラッカーにさせていた模様。(この理由がまたよくわからず)目玉は殺した証拠として送りつけたのでしょう。耳や指では死にませんから。ギブスはパラグアイに逃れたパーセルの身柄を確保するために、TATのブシャネル中佐を介して「闇の実力者」と交渉し、アルカイダのアリ・ハスワリの情報を提供すると申し出るが、なんとパーセルはギブスたちの目の前で暗殺されてしまう。パーセルが一体どんな情報を持っていたのかは闇に葬られ、ホーラッカーが自殺した理由も謎ですね。「闇の実力者」が誰なのか、気になります。ちなみにパーセル役はこの間「クローザー」でも顔を見たばかりのボストンパブリックのグーバー教頭(Anthony Heald)でした。教育者としても憎まれ役でしたが、こういう役が多いですね。(笑)しかも、軍人住宅の大家さんは、やはりボストンパブリックで毎回"Smell this shoe!"と学校に文句を言いに来ていた常連さんだったのがツボ。今週はなぜかトニーがやる気を出して、ケイトもマクギーも太刀打ちできません。やればできるということでしょうか。勢い余ってついマクギーも”Yes, Boss"と言いかけてしまう。ただし目玉に魅惑されて壁紙を目玉にしたのは非常に気持ち悪い。マクギーはギブスのコーヒーをこぼしたり散々の目にあってちっとも良いことなしでした。お楽しみ「トニー&ケイト」は深夜の張り込みで「身体を密着させて温め合おう♪」「絶対いや~」といういつもの会話があり、ケイトは「バカンスが欲しい」という。トニーがパラグアイ行きに選んだパートナーはケイトで、まるで新婚旅行のような仲良しぶりでしたね。ちょっとJAGのハーモン&マックを思い出しました。でも、急にトニーが「俺がリーダーだ」と言ったのは驚きです。こういう任務の時は対等ではやりにくいということなのでしょうか。モリーさんのブログ
December 10, 2007
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「ポップスター」女性海軍下士官キングがノーフォークで営業するバーのバーテンダー、テイラーのベッドで殺されていた。刺されてはいたが、ドラッグの過剰摂取を装った殺人のもよう。しかし当のテイラーは寝た相手は別人だという。ギブスたちが調べていくうちに、近隣で対立する店同士が相手を潰す目的で行った陰謀か、と疑われたが、トニーとケイトが潜入捜査したところもう一軒のダンスクラブに出演しているシンガーが、殺された下士官キングの妹ジェイドということが判る。彼女は病気の父親を介護しながらポップ界へのデビューを目指していた。彼女のバックには店の経営者で「業界人」のヒッチがおり、彼は相当な経歴の持ち主だった。一方、テイラーが寝たと思われるサマーがひき逃げされてしまう…最後のtwistはかなりのものでしたね。いつものNCISらしく怒濤の展開で「あーそだったか」と終わりました。(爆)ポップスターになりたかったジェイドは相当ambitiousな子だったのですね。いやはやびっくりです。姉はCaptainにも昇進して死の近い年老いた父親にとっても自慢の娘だったのに。ギャングを手玉に取るとは末恐ろしい。そして父親を悩ませないで死なせるように心配りしたギブスの優しさが出ておりました。ところで、最近どんどん激しさを増すケイトとトニーのじゃれ合いは(爆)、BONESのブレナン&ブースにも似て、心配して「結婚カウンセリング」に乗ろうというダッキーの組み合わせもなんだかBONESを思い起こします。今のところは「父親を奪い合う兄妹の争い」ということだそうですが、これだけ激しいとダッキーじゃないけれど、sexual tensionも感じられますね。次の段階があるのかな?アビーとパーマー君が妙に仲良くなって、その関係に声を荒げるマクギーが面白かったですね。彼は人間関係を支配しようと「君臨」しているので、意外と付き合うと苦労するかも知れません。道産子さんのブログ
December 1, 2007
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「テープに残った真実」事件は簡単。夫婦と友人の海兵隊員がキャンプへ行って海兵隊員が景色の良いところから転落死した。バットで殴られた痕があるので事故ではない。容疑者は残りの妻、友人、そしてやかましい音を出していてもめたトレーラーハウスの住人だけ。全てはビデオテープに残されていたというわけでした。トニーのケイトへ対する付きまといは相当ですね。電話を盗みぎきして彼女がkinky sexに興味があるとかないとか、本当にthreesomeしていると思っているの?しかも、ケイトがポルノ男優を知っているかどうかで、職権乱用で瞬時に裏を取る姑息さ。(笑)身体を鍛えているマクギーはまたトニーの意地悪でウルシにかぶれてしまう。あまりの惨状にギブスは休むかと声をかけるのですね。優しい。そして最高だったのがダッキーが全身を診たらなんとマクギーが「大物」だったという。人間の身体を知り尽くしている検死医が「おー」と驚くほどの…以下自粛。パーマー君がそれを見た表情はもう爆笑です。トニーはそれを知ったらもういじめなくなるかしら。(笑)そのパーマー君はダッキーから散々母上の悲惨な食事風景を聞かされたあと、ディナーに来ないかと言われて嫌そうな顔をしていましたね。(笑)ケイトは犬が苦手だったっけ?全然かわいくない犬でしたがギブスは簡単に手なずけてしまう。その後トニーという名前にしてケイトが飼うのでしょうか。JAGでマックが年寄り犬を引き取っていたのを思い出しました。チェグウィデン少将も命の恩人のメス犬を飼っていましたし、ベルサリオは犬好きなのかも。モリーさんのブログところで、ここから本題。(笑)中古の古い作品のDVDを買って他の作品の予告編を見ていたら、よく見た顔が出てくる出てくる。「ソプラノズ」のギャンダルフィーニから「ザ・クローザー」のキーラから、もうぞろぞろ出てきます。アメリカで売っているDVDを買うとこれが楽しみなのですけどね。その中で、思わず身を乗り出したのがこの人たち。まず、エリザベス・テーラーと共演していたマーク・ハーモン。(大爆)1989年の"Sweet Bird of Youth"というTV映画。 あまりに強烈で、鼻血が出そうです。もう一つ、何気なく見ていてマクギー役のSean Murrayを見つけました。1993年"Harts of the West"というファミリードラマで、西部のカウボーイに憧れたお父さんが勝手に一家で移住しようと決めてゴーストタウンに来てしまった、というドラマです。Seanはこの時17歳。面影があります。(笑)彼は若い頃からTVに出ているのですね、演技もしっかりしているわけだ。ちなみに、このお父さんの役は今現在スターゲイト・SG-1に出ているBeau Bridgesでした。
November 26, 2007
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「目撃者」国防総省の女性が向かいの建物の窓越しに、水兵が殺されるのを見たと通報する。現場へ赴いたマクギーは遺体が見つからないが、これは殺人事件だと判断し捜査を開始する。部屋で見つかった指紋から確かにディロン二等兵曹が行方不明になっていることがわかり、自分の勘は正しかったと喜ぶマクギー。やがてディロンの遺体が発見される。部屋の持ち主はソーンと言い、ディロンは大金が入ると恋人に話していたという。マクギーはソーンの部屋を見張ることにするが…ルーキーのマクギーがそろそろ「見極め」の時期に達して、ギブスから仕事を一人で任されました。厳しくも温かいギブスの目がマクギーに注がれます。今週はケイトの歯医者嫌いネタと相変わらずトニーと乳繰りあっている(爆)こと以外は、ビターテイストで、珍しくシリアスな面がありました。事件もどんでん返しで最後まで判らなかったです。マクギーが水兵が殺されるところを目撃したと言う若い女性(同じMITの出身)のエリンを事情聴取するあいだに次第に親しくなり、その彼女が犯人に殺されて守れなかった、という苦い結果に終わって、気の毒でした。ギブスやケイトたちもこれには気遣っておりましたね。しかし、さすがに怒りのあまり犯人に銃を向けてしまい、ギブスは「撃つのは逃走中だ」と教えます。ここがNCISにしては珍しくドラマらしい。(笑)マクギーが優秀なのは始めから判っていますが、レポートの書き直しを指示されなかったということで、トニーやケイトも改めて見直したでしょうね。被害者に対するお悔やみの手紙を自ら書いたのも彼の人柄が出ていて、とても良いシーンでした。一人前とはいかないが、捜査官として成長したマクギーですね。アビーがマクギーにヤキモチをやくのは意外でした。案外本気で好きなのかも知れないですね。ところで、催眠術を使ってマクギーが何か目撃していないか記憶を取り戻そうというのもこれまでにない珍しい展開ですね。まるでX-Filesみたい。元はケイトの歯痛を治すためですが、そんなことを言っていないでさっさと歯医者へ行って!今回はダッキーの"red herring"(人を惑わすもの)の解説が勉強になりました。案外良く目にする言葉ですが、キツネ狩りの猟犬を訓練するときに使ったとは、さすがにイギリス人ですね"white Elephant"(無用の長物)はタイ王朝の話だそうですし、歴史のある日本でも似たような表現はありそう。地元警察の刑事はお馴染み「レスキュー・ミー」のチーフでした。エリンの家の前はいつものパラマウントの撮影所が使われていました。あの場所を使ったのはNCISでは2回目です。CSI:NYでは「またか!」というほどよく使っています。道産子さんのブログ
November 16, 2007
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もう可笑しい。ただただ、このドラマ可笑しいです。「ドッペルゲンガー」というから、事件と何か関係あるのかと思ったら全然関係ないじゃないの。(大爆)NCISもどきのヴァージニア警察チームが出てきて、それぞれ同じ役回り同士がそっくりで(リーダーはコーヒー好き&前妻に追いかけられる、キツイ女性メンバー、イタリア系ジゴロ、コンピュータオタク)、仲良くしたり、「トニー」役がケイトに言い寄ったりと、そればかりがめちゃくちゃ可笑しいです。一番受けたのは、双方のボス2人が尋問ですごむから、「どうなってんだよ、Bod cop-Bad copなのかよ」というセリフ。定番はもちろん、Good copとBad copが脅したりなだめたりするのですが、2人でどちらがもっとコワイかを競っていて、笑えました。ギブスがIT担当者と話をするのに、マクギーを「通訳」に連れて行くのがまた一興。マクギーもつい調子に乗ってgeek(オタク)同士の会話が弾んで怒られたり。ダッキーがまた検死を見せて自白を促すというやっちゃいけないことをしていましたね。(笑)事件は軍のシステム関係の下士官が薬物を横流しして、姿を消そうと自作自演の失踪事件を起こしたのですが、結論は上司がぐるになっていたのでした。始めのコールセンターのシーンを見て、この間ギブスにかかってきた勧誘の電話をかけていたのは彼だったのかと思ったのですが、違いますね。彼の上司としていかにも怪しい女が出てきましたけど、驚いたことにギブスがすっかりその気になって、「週末どう?」と誘ってました。えーああいうのがタイプなの?(爆)「ボクの船を見に来ない?」と言って、制作中のヨットに誘うんだから~しかも、一緒にカンナをかけて。それも後ろから手を重ねて。きゃ~こんなシチュエーションはsexyなことこの上ないです。おかげで悪女もすっかり骨抜き。さすがマーク・ハーモン、渋さは増してもセクシーさはまだまだ行けます。モリーさんのブログ
November 12, 2007
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「過去からの復讐者」グログログロ!タイトルからしてMeat Puzzleだなんて、酷すぎる。BONESもグロいけれどここまでグロいのも驚きです。もっともBONESなら骨から身元が分かったかも知れません。おまけに葬儀屋が出てきてもう、"Six Feet Under"の世界みたいでした。日頃から遺体を修復するために切ったり貼ったり、犯人の兄弟も剥製製作にうっとりしていて、やはり葬儀関係の人はそう言う目で見られるのでしょうか。(汗)ドラム缶に詰められた3人分のバラバラ遺体が届けられ、やがてそれがダッキーが関わった10年前の海軍大尉レイプ殺人事件の関係者(判事、検事、陪審員)と判り、ダッキーの身に危険が迫ったため、NCISが自宅で警備にあたるが、結局ダッキーは誘拐されてしまう。でも、当のレイプ犯は服役後焼死したという。では誰が一体復讐しているのか?今回初めて明らかにされるダッキーの自宅。まあ、お母さまと同居とは。家の中もクラッシックですね。しかも、このお母さまご高齢で認知症といえど、ちょっと怖いというか、ゴシック小説に出てくるような、息子を女に取られてはいけないと取り憑かれたような老婦人ですね。あれはダッキーも大変だわ。トニーは犬の世話などでこき使われることに。(爆)イギリス女王のようにウェルシュ・コーギーを飼っていて、イタリア人はジゴロで気をつけないといけないと思っているというのはいつの時代?の貞操観なのでしょう。とにかくお母さまの鬼気迫る演技はめちゃくちゃ面白いです。慣れてしまうとかわいいところもありますけどね。ところで、家にはさりげなく若き日のデヴィッド・マッカラムの写真が置いてありました。秀逸はケイトの「若いときは誰かに似ていませんか?」に対してギブスの「イリア・クリアキン!」。このネタ、いつまでも使いますね。今回初めてどう発音するのかを聞きました。ギブスと言えばだんだん酷くなる老眼ネタも。(爆)マクギーはアビーにいびきのことをバラされてしまう。あら!今回は死亡を偽装するために生きたまま歯を抜いて死体に付け替えるとかすさまじい、さすが葬儀屋のテクニックが物を言いましたね。ケイトがトニーの友人スティーブとデーとしているというのは先週の話との繋がりで??と思いました。なぜか今週と来週のエピソードが入れ替わっていました。これは制作番号順でもなく理由が分からずです。モリーさんのブログ
November 5, 2007
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今週は判りやすくて先の読める展開でしたが、素直に面白かったです。(笑)2年前裕福な両親を持つ海軍大尉ブライアン・マカリスターが失踪し、懸賞金がかけられたが見つからず、それを「セレブ私立探偵」クーパーが執念の捜査で湖の底に探し当てた。車ごと遺体を引き上げ調べたところマカリスター大尉は銃で撃たれて死んだことがわかる。ギブスは懸賞金目当てのクーパーと連携し捜査するが、クーパーは始めから弟を容疑者と決めつけていたようで、結局懸賞金を得るために交通事故を殺人事件にねつ造していたのだった。兄弟の父親は妻の死後すっかり占い師に依存して家業は落ち目になり、財産分与でもめていたという。遺体の状態は完全に「BONES」の世界でしたね。科学捜査の面ではCSIぽかったですが、ただ、どうやって水中の車を撃ったかは疑問です。CSIマイアミでは、水中に打ち込まれた弾はめくれ上がっていましたので、線条痕を比べるのは難しいでしょう。今日のお楽しみはケイトが容疑者のトムに恋をしてしまい、最後はデートしていたこと。さらにしっかり「あなたカトリック?」と先のことまで考えている。相手は金持ちですからね~(笑)それにjealousになるトニーがツボかな?毎回トニーがケイトにちょっかい出していますが、今回はストーカー電話に「トニーの妻です」と言うかどうかをマクギーと賭け、潜入捜査のためにドレスアップしたケイトをセクシーに「着崩す」ところが気になります。これらを見ていると今シーズンはもうちょっと具体的に2人の間に何か起こりそうな気がしますね。「アンナ・ニコルみたいに」というのは、例の謎の死を遂げた億万長者の後妻ですよね。この放送の時にはまだ生きていたんですね。当時彼女のゴシップが話題だったのでしょうか。ギブスの離婚ネタもまたあって、疑い深い捜査官らしさが離婚の理由だという。3番目の妻にはダッキーも会ったことがあるとか。マクギーは探偵小説を書いていて、クーパーにサインをもらっていました。そいうところはアマチュアぽいですね。ちなみに、クーパー探偵の人は、「エド~ボーリング弁護士」に出ていましたね。懐かしい!アビーの派手な靴下は「オズの魔法使い」のギャグをいうためだけに履いていたのかしら。(笑)モリーさんのブログ
October 27, 2007
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何回も見ましたけど、とにかく判りにくいです。結局、あの犯人たちは何をしたかったのかなあ。あのビデオの隠し撮りは誰が何のためにしたのかな?イラクに夫が赴任して寂しい妻ローラがネット不倫に走る。そこにあなたはレイプ願望があるんでしょう?と言って男が侵入し、撃たれる。ローラは男の存在も知らないし、招いた覚えもない。しかしPCのデータなどから、2人はネット恋愛していた証拠があるという。でも、アビーが出会い系サイトに潜入捜査してそれは何者かによるフェイクだったと判る。ところがメールをねつ造した男(サーバー管理者?これが疑問)は残忍に殺されて、目をくりぬかれ、その目がローラのところにあった。やはりローラがやったのか?いつものようにお笑いを入れながらポンポン進むので、面白いのですが最後には疑問だらけです。それから留守中の夫は事件のあと連絡を寄こしたのでしょうか?とりあえず、サイバー犯罪なのでアビーとマクギーが活躍し、海兵隊では人からもらったコーヒーを飲んではいけないというルールがあり、でも仕事でがんばるとギブスからご褒美として飲み物をもらえる、ということもわかりました。(笑)ケイトの女子校の校則のような潔癖症はますます酷くなりますね。トニーの言動にいちいち眉をひそめるのはネタなのかな。でも心気症が高じて薬を飲んでいましたね。マクギーとアビーのエロサイト話にも修身の先生みたいな事をいうので、ケイトの「おねえさんぶり」はかなり重症に見えます。ダギーの「腹上死は古代ローマでは栄誉として褒め称えられた。壁画には~」というようなエロ話は、先日見ていたROMEでも散々あったので、妙に納得してしまいましたが。それとこの話も先週の"Chained"と放送が入れ替わっていましたね。ミッシェル役の女優さんは見覚えがあったのですが、「ボストン・パブリック」に出ていました。確か、ダニー・ハンソン先生の奥さんじゃなかったっけ?モリーさんのブログ
October 21, 2007
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海軍病院で患者が爆発炎上死する。これは事故なのか事件なのか?ギブスは未だにホビーの船作りをしているのですね。なかなか渋い趣味と思ったら…うぬ?ギブスの赤毛の女性は彼のオールナイトの船作りに付き合うのか。しかも設計図を見ているし、もしかして技術関係の人?まるで謎ですね。そして毛皮を着たままコンバーチブルに乗っている。ギブスは颯爽と現場へ。今回はみなさんのロマンスがテーマでしたね。(笑)ダッキーは患者の執刀医の女性に一目惚れで、イギリスのジェントルマンらしくアタック。でもデートに誘うのにわざわざスミソニアン博物館の地下へ連れて行ってそこでお食事をするとは!いくらロマンチストだといっても、そんなところで飲食したり、ろうそく点けたらダメでしょー。ケイトはハリソンという彼氏がいるらしい?彼女の着メロはNCISのテーマですよね。(笑)しかしあの厳しい職場条件でおつきあいなどできるのでしょうか。トニーは1シーズンの時にグアンタナモでアタックしたキャシディ捜査官と再会。そう言えばあの時に異動したがっていましたね。実はその後も何回か出演したようですが、覚えていないです。(^_^;)しかしみな"Heart Break"ということですね。タイトルは、それと胸に送り込まれた酸素に引火して死んだケースとがかけてある。「人体発火」はX-Filesでもお馴染みです。マクギーが果敢にギブスに意見を言って「…」というリアクションだったのが受けました。この手のネタはミステリーサークル並の扱いです。ダッキーが聖書にもあるとウンチクを語れば、アビーもうれしそうなので、この3人はやはり「オタクキャラ」ということなのでしょう。事件ですが、軍隊なので親子で仕官する人も多く、過去の親の因果が子に報いというか、父親に対する恨みをその子に嫌がらせすることもある、というのはいかにもドロドロしていますね。心臓の手術を受けた中佐を殺した疑いを持たれた少尉は本当に気の毒でした。中佐からイジメを受けていたらしく、さぞ気が滅入ったでしょう。しかし自殺しようとして銃を手放さず、逆にケイトに射殺されてしまい、そのせいで今度はケイトが落ち込むことになりました。彼が無実だっただけにこれはかなりショックです。これによってケイトがダークになる展開になるような予感がするのですが。ギブスは「お前は正しいことをした」と言いますが、べったりなぐさめることはしないのですね。ケイトなら乗り越えられるということなのでしょうか。がんばれケイト!
October 7, 2007
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テロのターゲットになるのが女性の海軍パイロットというのはさすがにNavyだけのことはあります。数々ある犯罪ドラマの中でもサッカーマムであってお仕事は軍人というのが普通に出てくるのはこれとJAGくらいでしょうね。従ってラストのオチで犯人が銃を取り出したときも、例え痴情のなれの果てでも彼女は相手は誰か知るべきでした。狙いは正確です。そしてこのあとはきっとJAGの面々が担当するのでしょうね。(笑)ミスでアフガンの一般人を死なせたという責任を負った海軍少佐が、除隊直前に爆弾テロのターゲットになり、FBIとNCISの縄張り争いになる。jurisdictionはFBIの気の強いおばさんが取り、ギブス以下は家族の護衛にあたる。このおばさんがラテン系ではおなじみのElizabeth Peña(Numb3rsでも南米の外交官で偉そうだった)で結構ギブスと良い感じ。というか、ギブスもこういう風に女性にあつかましくずんずん入り込むというのはセクシーで非常によろしい。(笑)トニーとケイトのシャワーシーンは多分このエピの一番の目玉ですね。(笑)用もないのに歯を磨きに来たのか?「いつからそこにいるの?」「聞いていて君が歌えないということと1週間に一度足のむだ毛をそらないということが判った。」サイテー男。こう言うときに、変に隠さないで「自分の目で見たら?」とシャワーカーテンをばさっと開けたらどうなるのか、多分トニーはよだれを垂らして見るだけなのでしょうね。やっぱりサイテー男。(笑)始めの爆発は任務中怪我をして除隊後テロリストに転向した元兵士。FBIはテロリスト捜しにやっきになっているのか、よくNCISとぶつかりますね。このドラマ自体911やテロ事件とは切り離せません。そしてルール無視のハラスメント。ダッキーも拷問に一役買っていたのか!(爆)今週は家族の警護に当たってゲーム好きな生意気な息子に気に入られたマクギーにトニーは形なし。来週が第1話として放送された硫黄島の話ですので、そろそろマクギーいじめも終わりかな。任務で長期に家を空ける妻に不貞を働き、愛人には「妻を愛している」とさっさと切り捨てるだんなと退役後にどういうことになるのか気になります。子供たちも反抗期で家はバラバラですし、さらに裁判もあるし大変ですよね。でもそこからはNCISの担当じゃないから。(笑)
October 1, 2007
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ちょっぴりJAGとの関わりを思い出すようなジェット戦闘機の映像がありました。偶然見つかった遺体から、長年にわたってイタリア系マフィアが爆撃演習地に死体を捨てていたことがわかる。しかも殺されたのはFBIの潜入捜査官だった。このマフィアは政治家とも関係があり、untouchableだという。担当は第1話からずっと因縁のあるFornell特別捜査官。この前テロリストにケイトを誘拐されたときには、最後はなんだかあいまいな終わり方でしたよね。ギブスにとって、天敵であることは間違いない。しかし、FBI内にスパイ(mole)がいることがわかり、そのFornellがスパイと疑われ、助けを求められたギブスが立ち上がる、という実に判りやすいお話でした。マフィアも怖れないギブスはまさにホレイショと並ぶほどのタフガイですね。はったりもお手の物。あの勢いにはマフィアの親分も逮捕された息子に勉強のためにしばらくムショに入ってこい、と。(笑)ダークな世界にはダークなルールがあるようです。決してここにはJAGの手は入りませんね。こちらもすっかり騙されてしまいました。男同士の友情ですね。今回のお笑いはギブスの「体育の時間」。御大自ら部下に「我々は戦闘を学ぶ」というのはCSI:NYのマックがダニーに稽古をつけているようなものでしょうか。なにせこのチームに入るのには、命がけで闘うソルジャーの心得がないとだめらしい。マクギーの新兵イジメは今週は「肉体的苦痛」を伴い実に気の毒です。それでも思いっきり笑わせましたね。誰を付き添いに連れて行くかで部下たちが「私が!」とアピールするのをギブスはまんざらでもない気分で見ていたことでしょう。モリーさんのブログ
September 23, 2007
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「名前のない大尉」軍港のあるノーフォークで発見された女性士官のレイプ死体。ダッキーがロンドンで監察医学会があるといってダビンチの話になったので、てっきり今回は「ダビンチ・コード」ネタなのかと思ったら、コピーキャット犯罪でした。ちょっと無理のある苦しい展開でCSIにありそうな事件でしたね。犯人は始めから怪しかったし、しかも、女性がレイプに見せかけて殺すとしても、ちゃんと検死すれば「合意」かどうかは判るはず。10年間採ってあった精/液の量がそんなにたくさんあるとも思えないし、他の物が混ざっている可能性もありそうだ。ただダッキーエピソードでしたね。いつものようにイギリス自慢の話が良かったですし、弟子のパーマー君も良いですね。もしかして彼もイギリス出身なのかしら。ダッキーは10年前に未解決となったレイプ事件で身元不明の被害者のことを深く気にしていた。それ故今回発見した被害者の首にフォークのマークを見たときに固まってしまった。これが例のダビンチ・コードを連想させて、フリーメイソンやら何か深い意味があるのかと思ったのですが…違いました。(爆)興味深いのはNCISの前任捜査官の名前(ドーズ捜査官)がわかったこと。ギブスが来る前、7年前に死んだそう。前回疑いを持たれた曹長はもしかしてゲイなのかな?最初の事件の時にそれが言えなくて疑いを持たれても潔白を証明するのが難しかったとか?軍隊ではゲイであることがばれると困りますが、気を遣ってオフレコで話を聞くギブスは人情派になりましたね。今回の犯人は故ドーズ捜査官の娘で、愛情のもつれを未解決レイプ事件になぞらえて殺し、罪を他人に被せようとしたというのですが…結局犯人は分かっても最初の被害者の身元は最後まで分かりませんでしたね。ダッキーが「違いがわかるかな?」と言っていた"City of London"はロンドンの最も古い地区でヨーロッパの金融の中心地です。「市の中の市」という感じで、そこはまた特別の行政のしくみをもっているらしいです。(wiki参照)この前ロンドンへ行ったときにガイドさんがいろいろと説明してくれましたが、City of Londonを含む30以上の特別区(市)の長が集まるCity Hallはガラス張りの提灯みたいな形をしていて、ものすごく目立ちます。ドクター・フーを見ていると時々映っていますね。道産子さんのブログ
September 15, 2007
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