〔台湾旅行〕仇分へ


まけた方が、カッカとなって、大騒ぎを起こしているらしい
わざと無効票を入れた人たちが30万人もいたという
何故だろう
テレビは、この話題ばっかり
もっとも、私たちは、ホテルで、
NHKとBS1のニュースでもめている状況がわかったのだが
いつまで経っても状況が変わらないので、ねました

次の朝、日曜日です
ホテルのレストランで、バイキング式の朝食を、いつものようにとって
(和、洋、中、と朝ご飯向きが揃っているので迷ってしまう程、つい取りすぎてしまうのを、我慢我慢、だが、やっぱりお腹いっぱいに)
ロビーで、旅行社のWさんと待ち合わせ、
自動車で、「仇分」へ、出発

台北から1時間ほどの処
仇分への山道はなかなか急坂が多く、人家が少ない
途中で、家型の、石で作ったほこらのようなものが、
点々とならんだ景色に出会った
土地の人たちの、お墓だ
沖縄のお墓に似ている、が、それより小さいようだ
山の斜面に張り付いている

霧のような雨
道の途中で車を降りて
横道に出来た路地に入る
両側に食べ物の店がいっぱい
沢山の人が歩いている
お汁粉に色んな味のお団子が入った物を買う
冷たいもの
お団子は、ブドウとかオレンジとかのジュースを練り込んであるようで、それぞれの味がする
自分で、これとこれと、注文して入れてもらう式
Wさんにお任せで買ってもらったのだったが・・・

階段を上がって、道路で拾ってもらって、いちばん上のお寺に行った
駐車場に止まり、木々に囲まれたお寺にはいった
こぢんまりしているが、それなりに奥行きがある
表は、霧に包まれて、お寺の入り口さえハッキリ見えない
石の柱も、古さを物語り、しっとりした色になっている

お寺の中には、綺麗な女の神様が等身大で飾られていて、
その神様の小さいお人形が、いくつも前に置いてある
代わりにおうちにまつるのだろうか
横の壁には、願い事のための小さな仏様がならんでいて
家内安全やら健康やら分けてあるようで、
その一つに、願いをかけたらしい人がいて、係の人が灯りのスイッチを入れていた
灯りはホントに小さな豆電球(5ミリ位)、5センチ四方の仏様が、明るくなるのだ

さて仇分の街にはいる
階段の街なので、上から降りていく
狭い階段の両側に、お茶の店などが続いている
Wさんが案内してくれた店は、
<芋仔蕃薯>と言う店
階段から道をそれると岩を掘った細い道を歩いて奥に入っていく、
やっと開けたところに出て、それから、店に入る

入ったところには、古い家具や、昔のアイロンやタイプライター、
お菓子の木の型など、くすんだ色の古道具がイッパイおいてある

階段を上がって行く、窓からは霧で何も見えない
少し左下をみたら、うっすらと反対側の建物の屋根が見えた
映画「非情城址」で使われたとか、出てくる映画館が見える場所だとか
有名な店らしい
昔の中国のベッドが、客席になっていたりしていて

始めにお茶の飲み方を教えてもらった
高級な高山茶だと言う
葉っぱはこれくらい入れて、お湯は熱々をいっ杯入れて、蓋の上からも掛けてとか
何杯も飲める
お茶請けは、<ひまわりの種、ドライマンゴー>
そして、お昼ご飯は
<イカ炒め物、豆腐、ピーマンと肉炒め、茹でた海老>
二人では食べきれない
Wさんは頼んでおいてくれて、お昼を食べに消えた

食べた後、登頂ウーロン茶を入れてもらい、美味しいけどのも飲みすぎ

食事の後、その映画館を見たら、看板だけになっていた
両側の店をみながら、登ってくる人と傘を避けながらすれ違う

待っていた車に乗って山を下りた


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