全34件 (34件中 1-34件目)
1
昨日は、新校舎のことを書こうと思っていたのに、前期入試の事を書き始めて、すぐに書けなくなってしまいました。息子も今朝病院に行き、昨晩に比べると大分落ち着きました。ご心配くださった方、ありがとうございます。今もまだ、38度前後はある状態なんですがね(汗)さっきも汗掻きながら寝ておりました。 さぁ!新校舎です!先日も、記事にチラッと書きましたが、お願いしていた内装は、全て完了しました。 パチパチパチパチ!うん!納得です!からっぽでスッピンな状態のテナントから、塾に変身しました!ハード面に関してはまず、生徒にも保護者の方にも誇ってもらえる仕上がりになったはずです。早くいろんな方に見ていただきたい!特に、以前記事にもさせていただいた、新所沢から、バスと電車を乗り継いで東所沢まで通ってくれている、小5のY!早く見せてあげたい!更に言えば、Yのお父さん・お母さんにも!実は今日彼を誘って、一番乗りさせてあげようかとも考えたくらい。まぁでも夕方突然呼び出すのも不謹慎なのでやめておきましたが(苦笑)あと大きな事といえば、看板とFIX窓のカッティングシートのデザイン決定と作成・取り付けのみです。多少、手直しをしてもらおうと思っている場所もありますが、それを除けば、内装自体は終了です。これからは備品や資料・教材の調達と、教材の見本の収集作業です。見本教材余っていらっしゃる方いませんか?(笑)備品や資料は、運営自体が始まってみて、「あれない!これない!」となることが多いみたいですね。入念に考えても穴は出てしまうようです。(経験者談)とにかく気をつけます・・・ さあではでは、ここからは新校舎の教室・自習室・受付等の画像を、アップしていきたいと思います。得とご覧在れ! 受付です♪オレンジの椅子が若々しさとエネルギッシュさを演出!(笑)出入り口より入ってすぐの景色。ラウンジスペース有。 1Fの教室です。ここで説明会なども開催予定! とまぁ~こんな雰囲気です。あと今日、出入り口のエントランス部分に、告知ボードを設置してきました。少しでも反応があっらいいな・・・ さぁ!ここまで来たらやるっきゃないです!生徒・保護者を喜ばせてなんぼ!ここが戦場であり、憩いの場になるはずです。さぁいっちょがんばっぺ!
2008.01.31
いやぁ~この時期はつらい(笑) 受験生の県立前期入試が6日後に迫り、生徒たちも緊迫感漂う状態で、少しぴりぴりした雰囲気も見受けられる。県立前期入試は、塾長の記事にもあるように、非常に倍率が高い。そして世間で言われている、内申中心の入試というわけでも実は無い。※内容はあまり言えませんが、公立高校の先生が言っておられました。よって例のあれを頑張った者勝ち・・・ なんて言ってたら、寝室からお呼びがかかりました・・・ 息子が今起きて、39度の熱が出ているそうです。。 看病に入ります。続きは後日・・・
2008.01.30
あと2日で1月も終わる。2月に入れば一気に入試月間に突入する。1日には国立一般、10日には私立一般と単願受験者のチャレンジ入試、13日には1日とは違う国立入試を迎える。そして最後の最後27・28日に埼玉県立入試が行われる。最後のメインイベントまで1ヶ月を切っている。早いものだ。中3メンバーとはずっといっしょに戦い続けてきた。小5の時から一緒に過ごしてきたメンバーもいる。中学生になってからは、ほとんど変わらないメンバーで、学校のクラス替えの無いクラスみたいなもんだ。その戦いもあと1ヶ月もすれば終わる。最後の1ヶ月間。ケツに火がついて、緊張した良い表情になって、時間の管理が上手くなって、ガムシャラに問題に没頭して・・・正しく戦う表情になった。立派だよ。 あとは大将の首さえ取ればそれでお終い。何が何でもとりゃいいのさ。全員がその可能性を持ってる。まずは今週末の最後の「入試判定テスト」、これに勝ってしまおうよ。不安であるし、楽しみでもある。みんなの力で楽しいものだけにしてしまおう。 「君達は強い。」
2008.01.29
今日も仕事が24時近くまでかかり、帰り際の奥さんからのメールに、「話があるから、早く帰ってきてな。」っという不吉な文章・・・「俺は何を怒られるんだ・・・???」変な緊張感を持ちつつ帰宅し、寝室にいる奥さんのところへ。「どうしたん?何かあったん?」恐る恐る「・・・・・・・・・・・。」 「刺身あるで。」「はっ?」「だから刺身あるで、食べよ。おやすみ。」唖然としている私を横目に布団に潜り込んだ。そして私が部屋を出るタイミングで、「刺身うれしい?」 「嬉しいにきまっとるやろぉぉぉぉぉぉ!!!!」何か幸せを感じるやり取りでした。その後ゆっくりと刺身を味わいつつ、ブログなんかを徘徊。「おっ1位になっとる。」みたいに。 いつもいつも遅くに帰ってきて、朝も新校舎のことで急に出なくちゃいけなくなったり、休みの日もミーティングなどでつぶれたり。不満だらけだろうに、私の喜ぶであろうことに、凄く敏感に反応してくれる。こういう存在があっての自分であることを改めて痛感させられました。 ありがとう。 2月の結婚記念日には、ちょっと奮発しちゃうかな
2008.01.28
久しぶりに「にほんブログ村」を覗いたら、私のブログがエラいところに位置している※気になる方は、HOMEの先頭のバナーをクリック! なんちゃって・・・やめてくださいね。記事にバナーを貼り付けているわけでもないし、、ポイント稼ぎの記事を書いてるつもりも無い。何か悪い事でもしたかな?(苦笑)バナーを押してくださる方は、わざわざHOMEにいって、「ポチっ」としてくれているわけだから、非常にありがたい話だ。それはそれで本当に感謝の気持ちでいっぱいですが、まぁ、意識しちゃうとダメな人なんで、無かった事にしちゃいます(笑) 今後とも当ブログを宜しくお願いします。
2008.01.27
我塾で毎年3月に行われる、「新中3クラス分けテスト」の詳細が決まってきた。このクラス分けの後は原則クラス移動は無いので、卒塾するまでは、ずっとそのクラスのまま過ごすことになる。だから、ウチの塾の新中3生にとっては、これからの1年を占うテストとなる。7期生の台では、クラス分けテストの初日に、親からの「絶対上のクラスになれ!」というプレッシャーに、早く来て準備をしていたのは良いものの、考えれば考えるほど苦しくなっていったのか、泣き出してしまうような生徒もいた。逆に自分の力を過信し、ほとんど準備もせずに、あっけらかんと試験を受け、あとあと後悔していた生徒もいた。勿論、入念に準備をしてきて、何とか選抜クラス入りを果たし、1年間をそのままの勢いで突っ走り、見事第一志望の高校に合格していった生徒もたくさんいる。そう、沢山の生徒がこのテストから、『入試』を始めたわけだ。 このクラス分けテストは、各科2週に渡りテストを行い、3教科のトータル点数を用いて選考をする。各科で意図する事は差異があるので、内容は各科の独断と偏見で決められる。今年の数学も大まかな出題内容は決まった。来年度中3の数学を担当するK先生が、「選抜クラスに望むもの」・「普通クラスに望むもの」をベースに問題を作成していく。前回の打ち合わせである程度方向性は決まった。傾向としては、問題へ向かう柔軟性を計るための問題を、数題出題してみようかとも思っている。イメージとしては、県立の独自問題や総合問題を意識しようと思っている。コレについてはおしらせにも出すので、この記事を読んだ人だけが有利とは行きませんからね(笑) とにもかくにも今から楽しみであります。 クラスが確定して、戦場に向かっていくわけですが、それと同時に、ウィルの伝統を前の世代から引き継きます。そして、新しいエッセンスをこの世代が注入して、より洗練された校風ならぬ、塾風を作り上げていくのです。そしてまたこの下の世代が、この伝統を紡いでいく訳です。我々の求める「伝統」を継承していくのです。 こんな楽しい彼らの分岐点。こちらとしては楽しみでないわけが無いのです。 まぁ、まずは現中3に敵の首を取らせるのが先ですがね
2008.01.26
今春、都内に引越しをするという生徒が3人いる。 そのうちの1件の小5・中1の兄弟のお母さんが、その報告と、月謝の支払いに塾に顔を出してくださった。 この兄弟とにかく似ている。顔も、体型も、考え方も。 特別に出来る二人というわけではないが、兄の方は、この報告をうける数週間前から何か雰囲気が変わっていた。「おっ、何か変わってきたな、さぁどこまで喰らいついてくるかな。」こんな事を思っていた矢先の事だった。 兄だけに、遣り残したりしたくないという気持ちも手伝っているのだろうか。 今までは落ち着きの無かった授業の受け方も、ただ攻撃するだけの友達との接し方も、問題一つひとつを適当に解こうとする姿も、間違えたら投げやりになる事も、最近全く落ち着き、なくなってきている。 少し大人になる瞬間なのだろう。 この事を、自分の大きな成長につなげて欲しい。環境の変化が人をダメにする事もある。でも、彼にとってこの変化が良いベクトルを向く事を願いたい。今の彼の姿を続けてくれれば、そちらへ向かう事ができるだろう。 月謝を払い終わったお母さんが最後に、「向うでも塾見つけなきゃいけませんよね・・・。」「でもH(兄)が『ウィルより良い塾ってあるのかな?』って言うんですよ。」塾長も僕も、言葉が出ませんでした。 いつもぶっきらぼうに、お調子者の彼がそんな事を言ってくれるなんて。予想だにしていませんでした。 小学5年生から欠かすことなく、数学を担当してきた私には、ほんと得も言われない言葉でした。 最後の最後まで、残り2ヶ月間、彼と一緒に戦って行きます。 そして最後に1番の花を咲かせます。
2008.01.25
さぁ、今日は休みを利用して、新校舎の内装の進行状況を確認してきました。 校舎内の床の統一、エアコンの移設・増設、壁の切り取り・FIX入れ、そして教室の枠となるパーテーションの設置が終了しました。 今までどの部屋も圧迫感があったり、閑散としていたりと、何か違和感のあったものが少し温かく見えるようになりました こんな感じです。まだコレだけでは寂しい感じがしますがね(またチビがいますが・・・) 2階にも窓を2箇所新設しました。 さぁ28日には什器が入るそうなので、更に楽しみにしたいと思います。 また画像をアップします♪ 乞うご期待
2008.01.24
今日の15:30頃、7期生(現高1)のRが顔を出してくれた。 中学校時代は、そこそこ悪い事もするグループの一人で、家族にも、学校にもそれなりに反抗していた。そんなRが塾での事はしっかりと受け止めて、見事、ss60の県立高校に合格した。 その学校に入ったは良いが、やはり中学校の時と同様に、若干悪目の仲間とつるんでいる。 そういうメンバーといれば色々な誘惑やら、妥協やら、甘えやら、反抗やらが生まれるのは当然のことで、そんなメンバーとつるんでいるから、Rはだめとか、仲間がダメとかではない。 でも悪影響をお互いに出し合う事は間違いない。足の引っ張り合いをするわけだ。意識はしていなくとも自然とそうなってしまう。これは私の自己体験にも基づく事なので、Rの立場が良く分かる。 「友達は誇りだ!」っていっても、その友達が悪い事をしようとしたら、全力で止められない。逆に自分が流されてしまう。でも友達・・・ 成績も芳しくなかった。 彼女も色々と問題を抱えている。 苦しくなって、ウチに訪れた。 「俺くらいでしょ?こんな事で塾に来るの?」「なさけね~な俺・・・」 口癖の様に言った後、同じ7期生の事について聞いてくる。「あいつは凄いよね~」「俺あいつに英語は勝てると思ってたのに、何でこんなに学校に差がついたんだろ?」「あいつ同じ学校なのに、俺と全然格が違うんだけど(苦笑)」こんな会話にすぐになる。 それで自分は情けない、情けないと。 そうかな? それだけ「ヤバイ」って思って、妥協せずに、「勉強したほうがいい」とか言われるであろう俺たちの所にこれるわけだよね?相談できるんだよね。しかも俺から見たら、どんどん良い方向に変わって言ってると思うで。 そして何より良く考える。 ソンだけ考えてれば、将来の夢やら軸やらもそのうち決まるさ。 それまでは、そのときまでは絶対にサボるなよ。 方向性と、努力が合わさって、人は最高のパフォーマンスをする。 方向性が決まって、最高のパフォーマンスをできるときに、努力してなくて、何にも積み重ねてきたものが無かったら、その期をのがしてしまう。 でも折れずにコツコツ積み上げてきたら、その期を見逃さずにすむ。 また折れそうになったら来いよ。 最近忙しくてゆっくり話もできん事が多いけど、待っとるから。結構お前の話楽しみなんやで。 そんで短いスパンでの約束ちゃんと守ってくれよ。
2008.01.23
あんまり誇れる事ではないが、大人の中で、私は本を読まないほうである。 一番本を沢山読んでいた時期は小学校の中学年。年に何百冊と読んでいた。勿論、小学校の中学年が読める程度物で、学校の図書館にあるものばかりだった。 それからめっきり本を読まなくなっていたのだが、やはり社会人になると、薦められる本には目を通すようになった。 その私が、最近本を買いたくて買いたくてしょうがなくなった。 本屋に行けば、様々な本たちが私に、「俺を買ってくれ!」「私は面白いわよぉ~」「コレ読まんかったら、何も始まらへんでぇ~」と話しかけてくる。こうなると、数ある本の中にも男性名詞・女性名詞・中性名詞・関西名詞?が、存在するのかと思ってしまうほど、沢山の人(本)がいる。 何でだろ? こんなに本を読んでなかった人が・・・ 今読んでいるのは、以前にも読んだ、宮本哲也さんの「強育論」と、桂文珍さんの「落語的笑いのすすめ」だ。 うん。 文珍最高です(笑)
2008.01.22
さあ明日から数日間は、私立高校の前期入試が行われる。基本的に推薦入試なので、前もって合格の可能性が、各自、私立高校側から提示されているわけで、そんなに肩肘張って臨む必要は無い。しかも、今年の生徒たちはこの入試では、特別「チャレンジ」受験というものはいないため。そこまで我々としても気が張っているわけではない。 でも子供たちからすれば、生まれてはじめての「入試」というものも多く、各生徒緊張の面持ちで岐路についていた。 まぁ大丈夫さ。普通にやってきなさい。合格は君達の残してきた実績の上に成立しているものだから、心配しなくても大丈夫。もう実績を残してここまできたんだから。 っとまぁ、明日受験の生徒はもう夢の中で伝わるわけではないのだが、メッセージを残してみた。 正直なところ、一番大きく頭の中を占める内容は、やっぱり県立のこと。中3の平均偏差値が上がれば上がるほどに、生徒たちの志望校も上ってくる。志望する上位の高校は倍率が高くなる。つまり非常に厳しい戦いが待っているということ。 その中でこちらの用意したものは、先日も記事で書いた、「入試判定テスト」だ。 目下のところ今週土曜日のテストで点数を取って欲しい。 何が何でも。 これでこちらの基準が決まってしまう。 コレまでその時にある点数、つまり、「11月時点で偏差値が55だから、ss54の高校を志望校にしよう。」っというような進路指導はしてきていない。 『生徒が一番行きたい高校はどこなのか』それを大事に戦ってきた。 でもここまで来ると少し訳が違う。 内申も足りない、点数も大そう足りない。それでも突っ込ませる。そんな事は塾側からは勧められない。だって生徒の人生がかかっている。各家庭の状況というものがある。 だからこそ、我々にも保護者にも有無を言わせない点数をとって、「受けたい高校」を「受験校」にして欲しい。 楽しみにしてるよ、みんな。 そう、今日若干ネガティブになって帰った君だよ。
2008.01.21
新校舎の内装工事が、業者さんにより着々と進められています。 今週までが、内装の基盤となる壁撤去やFIX窓入れ、フロア器機の移設・付けたし、エアコンの移設・増設、このあたりまで進めて貰っています。 23日には教室位置を決定付けるパーテーションの設置が行われ、28日には一気に什器を入れてしまうそうです。什器が入ると、ガラッと『塾』に変身するんでしょうね。 一つ問題なのが「看板」。 新たに自塾のロゴが完成したのですが、看板にして、当初の予定のままで行くと何かおかしな気が・・・ 抜き文字で看板を作ってみたいものの、一気に費用が跳ね上がってしまう・・・ 内装よりも看板を先に出して告知しておきたかったのに、少し足踏みしてしまってます。 看板の出来云々はさておき、告知看板の設置をするとしようかな! ん・・・それにしても不安な事がある・・・ ここまで、「凄い校舎ですよ!」みたいな言い方をしてきてしまっているので、校舎を見に来てくださる保護者の方に、「ふぅ~ん、こんなもんか。」なんて思われやしないかどうか・・・ とはいえ塾は外見よりも中身!ウチでこそ出来ることを明確にお伝えし、一人ひとり、いや、一家族一家族との約束をきちんと果たしていく事、あわよくばそれを上回れる事を狙って行く事が、一番の信用であり、居心地の良さなのだろう。 初心忘れるべからず。 子供たちを成長させられてなんぼの世界。上っ面よりも、偏った事よりも、そのことだけをまっすぐに遂行するだけだ。 早く初めて出会う子供たちとも、時間を共有したい。
2008.01.20
ウチの塾では中3の県立高校志望者を対象に、「入試判定テスト」なるものを実施している。今年は本日1/19をスタートに1/26・2/2と3週に渡りテストを行う。 講座名の通り、志望している県立高校に、どの程度の合格可能性があるのかを計る意図がある。 授業内でも過去問を取り扱うわけだが、一日をぶっ通して5教科の過去問題を解くことは、レギュラー授業ではできない事だ。 そこで土曜日を利用して、県立高校と同レベル・同形式の予想問題を使用して、本番さながらのテストを行うわけだ。 5教科を続けて試験する事で、普段の授業内で維持できる、モチベーションなり、テンションなりが、きちんと発揮できないという現象が起こる。 中3生は北辰会場テストで5教科を戦ってきているのだが、県立の問題は出題形式も難易度も、北辰とは全く違うものであるため、個々に戦い方をシフトチェンジしない事には対応が聞かない。 そこで実際に今日やってみて・・・ 何だコレは・・・ もうちょっと期待してたのに・・・ みんなノミの心臓ですか・・・ 全員ではないが、納得いかない結果のものがいる。このテストに向け、いや、県立のテストに向け、様々な方向転換やら、向かい方やらいろんなことを指示し、気持ちの上げ下げを小さいものにするのは、こちらの仕事だ。 ん・・・違うか「生徒に点を取らす」のが仕事か。「生徒が点を取れない」=「我々の責任」 な訳だ。 知識云々ではない何かを一週間後までに植え付けなければいけない。 生徒の帰宅後、塾長と個々の生徒について話をした。「一週間で○○を、△△点にしましょう。」 一週間で、主要3科目の点数を上げるという事。中学校入学から2年10ヶ月を過ごしてきた子供の点数を、一週間で上げるという事。 つまり知識的なことではないわけだ。どれだけ試験を楽しめるのか。どれだけ問題に入り込んで解答できるのか。どれだけ点数を取るという事が絶対的に必要な事なのか。その取った点数がどう扱われるのか。そういったところを、大きい存在として自分の心に置いていられるのか。 この一週間で、一番大事な要素がそこにはあるわけだ。その要素が試される、勝負の一週間な訳だ。 一緒にここまで皆で戦ってきたんやろ。そしたら最後まで一緒に行こまい。清々しく皆で最後を終えよまい。戦ったらなんでも許せてしまうから。人の才能に対する妬みなんてなくなってまうから。だから一緒に戦おまい。 「何のためにやらないかんのやろ?」って思ったら、俺のために頑張ってくれ。俺は心の底からお前らに点数を取ってもらいたいと思ってるし、期待もしている。お前らが大好きで大好きでしょうがない。 だから今はなりふり構わんと、突き進んでくれ。髪の毛が乱れるのなんてエエやん。人に怖いって言われるくらいの目をしたってエエやん。俺はそんなお前らと一緒に戦い続けるから。一緒に行こうや。 頼むで。
2008.01.19
どこの塾の授業でも、求めている方向性によって授業の質は換わってくる。 とにかく名物講師みたいなのを育てようとするならば、パフォーマンスやら教室を包み込むオーラであったり、そんな能力を身に付けることが、その講師の仕事なのだろう。身振り手振りを大きくして、効果音を随所に使い、生徒のテンポや波長を全て講師側に合わせ持ってくることが出来れば良い。 そんな先生は居たらいたで面白そうだし、噂が広がれば売りにもなるんだろう。 でも、リアクションを大事にするばっかりに、学校の先生のやり方を批判したり、愚弄したり、そんな事は往々にしてやりえる事だろう。「他の先生はこうやって教えるでしょ。 でも俺はちがうのさ! こうやってやるとここ分かりやすいでしょ。(ここまでは良いとして・・・) だから他の先生なんて信じちゃダメだぜ!」みたいな・・・ 人気取りを意識する大手塾の講師や学生講師には、こういうタイプが結構居るんじゃないかな。 そのパフォーマンスを見て、楽しんで、家にやった内容を持って帰ってきて、ノート見て、「なんじゃこれ?!」じゃ困るわけですよ。子供たちは。 以前誰かから聞いた話だが、ある予備校の超人気講師の授業をウチでも復習しようと、テープレコーダーを持参した学生が居た。いつもの様に「スゲー!!」という授業だったものを、家で聞いてみたら、「なんじゃこれ!!」こんな感じになったらしい。 どの塾にも予備校にも戦い方が必ずある。それを否定もしないし、凄いなとも思う。 でも自分の授業はそういう授業じゃない。 だから自分の授業を「良い授業できたなぁ」と思えるのは、年に数回だけ。他は「あのタイミングであれを・・・」「あそこではああやって・・・」「あいつこんな風に・・・」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。基本反省というか回顧している感じ。 完全に、生徒のコンディションと、モチベーションと、体力と、空気と、そこを流れる時間とがシンクロした時に満足いく授業が存在している。 これらシンクロする要素たちは、実際にはこちらのスキルがものを言う。これら全ての要素を瞬時に組み立て、授業時間というテーブルに並べ広げられる能力。残念ながら、全てが劇的に揃うタイミングなんてめったに無い。 だからこそ険しい塾講道を、いろんなものをかき分けながら進んでいる。 「いやぁ~今日もいい授業だったな~」なんていっつも思ってしまうような講師にはなりたくない。 全ての要素を兼ね備えたら、より高みを目指す準備が出来た訳だ。また反省・回顧が始まるわけだ。 自分のできない事を、簡単にやってのける先生は必ず存在しているはず。ならば自力でその次元まで行けばいいだけ。 爺さんになっても(笑)
2008.01.18
※今回の記事は塾とは全く無関係なものです。 私の妻の友人が亡くなった。 友人の区分としては「ママ友」。 癌だったそうです。 1年間の闘病生活を経て、やっと楽になれたのでしょう。 「ママ友」ということは、ウチと同じく2歳5ヶ月くらいの子を持つお母さんです。 我が子を残しこの世を去る思い。計り知れないものがあります。 無念で無念でしょうがないでしょう。 闘病生活の中である程度の覚悟や準備をされて来たのでしょうが、それでも大きな胸のツッカエは取れないままでしょう・・・ この方と私自身面識はほとんど無い。でもこの方の事を考えると、眠れなくって・・・ 文章にして気持ちの整理を私自身したくって記事にしてしまっているのかもしれません。 でも、私の想像なんかよりも、もっともっと大きな気持ちの揺さぶりに合いながら、身体と心の両方の葛藤を抱えながら、最後の時を迎えられたのでしょう。 もうホント言葉にならなくって・・・ ただただ、ご冥福をお祈りするだけです・・・
2008.01.16
先日の記事で、自分のふがいなさに涙した女子生徒のことを書いた。 今日は、その日以来の数学の授業。彼女はやはり緊迫した表情をしていた。 実際の過去問題を取り扱うのは今日で最後。嫌でもクラスに緊張が流れる。勿論彼女にも・・・ 私も正直テスト中、生徒の答案を見ていられない。「もしまた涙を流すような事になってしまったら・・・」涙を見せるタイミングなんて無いほうが言いに決まっている。 さあそして結果。彼女は過去問題での最高点を取った。しかも過去最高点の+5点。(40点満点)良く頑張った。全県平均は過去最低のテスト。 テンションあがってニコニコでいるのかと思ったら、そうでもない。終わり際、ニタッっと笑い、すぐさま自習に入った。いい心の状態になっている事が感じ取れた。 ひとまず安心だ。 だが、しかぁ~し!! 同時に問題児達も出てきた。「なんでお前がそんな点数?」「どうしたん?腹でも痛かった?」と言いたくなるような点数。 勿論各々に解決をして終わっていった。全ての問題を理解しきるまで、目から火が出るほど問題を見直す生徒やら、ショックを隠しきれず、いつもの彼とは違うが「次はぜってぇー取る」という気合も見えた。まあ大丈夫な奴らだろう。 信用してるよ君達。
2008.01.15
いつのまにか、記事の数が200件を超えている。アクセスいただいた方の数も、のべで21000件を超えた。 記事をさかのぼって見てみても、今日あった事の報告程度の事しか書いていないようなものもある。反省しなきゃな・・・ 私のようなものが書いているブログに、沢山の方が足を運んでくださる。なんて幸せな事だろう。 このブログを通じて知り合う事のできた方々も沢山いる。なんて幸せな事なんだろう。 このブログを読んでくださっている新校舎の入塾希望者の方も数名いてくださる。ホント、なんて幸せな事なんだろう。 このブログを読んで、ある私立高校の校長先生が、生徒たちにこのブログを全校集会で紹介してくださった事もあった。知らないところで、自分の話をしてもらえる幸せってこういう事なんだなぁ。 「いろんな方に支えられて自分がある。」 こんな事が、じんわりと感じられる幸せ。もっともっと味わってみたい。 もちろん目の前で、私と接した人物が幸せを感じている所も見てみたい。その人が感じている幸せが、私によるものなら尚嬉しい。 そして自分も幸せを感じたい。 人を思う事、環境を思う事、そこの空気を思う事。全てを大事に生きていきたい。
2008.01.14
センター試験まで1週間を切った。 ウチでは高等部を設けていないので、大学受験者が塾内にいるわけではない。 しかし、卒塾生の様子が気になる。色々なところから情報は入ってくるものの、しっかりと本人から、志望校・現状を聞けていない卒塾生もいる。 そわそわする・・・って私がそわそわしたところで何の意味も無いのだが、気になってしょうがない・・・ 大学受験生に関して言えば、正直この時期になると、自分が何をやってるのか、自分が最後何をやればいいのか、混乱しているものも多いんじゃないだろうか。 自分の人生の大きな大きな1ページを刻もうとする瞬間な訳だから、そうなってもしょうがないさ。 でも一つ言える事は、その1ページ、目下のところ大きな壁として存在しているものは、必ず崩して進まなくちゃいかん。その壁の横からよけて、壁の向うに進んではいけない。そうしてしまうと、それに慣れてしまうからね。ずっとその繰り返しになる。何とか誤魔化しながら生き続ける事になる。 だから私から言える事は、気持ちで負けないできてくれ!どんな形で在れ、必ずその壁をぶち壊してきてくれ!それが君らの戦い方なわけだから。自信持ってぶつかってきてくれ。 センターまであと数日。気持ちだけは負けずにな!頑張って来い!
2008.01.13
今、帰って来ました。 なんか爽快です♪ いろんなことを役員同士時間の制約を越えて話し合いました。来期からの新しいシステムも、一気に完成しました。 普段なら終電を気にしての会議が、終電が近づいてもKが動こうとしない。「終電は・・・?」聞くと、「こういうのは一気に決めてしまいましょう!」気合の一言。カッコよかった。 二人はタクシーで岐路に着きました。 私は車だったんですが、 送っていこうにも、会議が終わってすぐ、眠気で目がかすんで来てしまい、自信が無く「すいません」と、一人岐路に着きました。 ”かっ!!”と目がかっ開くような会議でした。 でも、まだまだやる事は山積み。しっかりやらねば!
2008.01.12
T様へ本日(1/11AM2:20頃)、メールでお問い合わせいただきありがとうございました。本来ならば、メールにて内容のご回答をするところですが、メールソフトの調子が悪いのか、T様にメールをお送りする事ができません。他者への送信は出来るのですが、T様にのみメールが返って来てしまいます。申し訳ありませんが、この場を借りてご返答とさせていただければと思います。 まず当塾に興味を持っていただきありがとうございます。今現在はお顔もしらない方ですが、このように、我々に興味を持ちご連絡いただけるなんて、本当に感激の極みです。また既に新校舎も見ていただけているとの事で、本当に嬉しく思っております。1/8より始まった工事も、外観的にはまだ何も変わらない状態ですが、内装は着々と工事が進んでおります。早く完成した校舎をお見せできればと思います。 メール内容(生徒募集)についてですが、今後の予定としては、2月に広告を撒き、3月頭に説明会開催と共に募集を開始し、3月中に体験授業を受講していただき、春期講習より本格的な授業のスタートを考えております。ですので現時点では、本格的な生徒募集もしておりませんので、募集終了なんて事はございません。そこまで期待をかけていただけることに、本当に感謝・感激している次第です。 どの学年も、学年一発目の定期考査は非常に大切なものとなります。どのような学校の先生であっても、対応しうる指導が必要不可欠となります。そのため塾選びをされるにしても、中3以外は定期考査にあわせた入塾時期・入塾先の決定をしなくてはいけません。ですので、3月中の体験授業や春期講習を利用して、塾のスタイル・特徴・先生との相性等を、計っていただく事がベストかと思っております。 是非この機会に、お子様の将来を見据えた塾選びを、親御さんとお子様でしっかりと、話を聞いて、授業を見てしていただければと思います。 我々は何も気取ることなく、東所沢で培ったスキルを、そして何よりも出会った一人ひとりの方に全力を注ぐ姿を、お見せするだけだと考えておりますので、どうぞお試しいただければと思います。 ブログを見ていただけているとの事で、こんなところでのご返答となってしまった事をお詫び申し上げます。ひょっとしたら塾長ブログよりお問い合わせいただいたのかもしれませんが、新所沢校責任者として、この場を借りてご返答した次第です。 このブログ内で近況報告を随時行ってまいりますので、今後ともご覧いただければ幸いです。 お子様の将来を決定付けてしまうやも知れない塾選び・塾生活を、我々が何とかより良い方向でお手伝いできればと思っております。 春先にお会いできる事を楽しみにしております。 追記年末にメールアドレスの変更をいたしましたので、今後は今までのアドレスの「mercury」を除いた、 will_kty_since2000@livedoor.com に、メールの方いただければと思います。(まだ今現在は以前のアドレスでもメールが届きます。)また、この記事をご覧になられましたら、メールか、コメントを頂けるとありがたいです。(なんせメールソフトの調子が悪いので・・・)宜しくお願いいたします。
2008.01.11
最近、杉並区の和田中学校が「夜スペシャル」と銘打ったプロジェクトを、26日から始めたいとか何とか・・・ 子供たちの人間形成や能力開発などを担う機関というのは、あちらこちらに存在している。個々に多種多様な考えを持ち、それに準じた手法で子供たちと接し、教育をしている。 「誰がどんな理念に基つき、どんな目的でそのことをしているのか」そんな事に正直興味はない。ただ将来の日本を背負って立つ子供たちに、場違いな、ピンボケした教育だけはして欲しくないと思う。そういう自分も他人から観れば、異質な観点を持っているのかもしれないが・・・ 今日も訳の分からない学習塾の塾長が捕まった。小学校からの教え子で、普通なら高校生であった女の子を、「このままでは大学に合格しないから」と、自分と同居をさせて・・・この先はニュースで確認して欲しい。こういう輩は勘違いとか、場違いとか、ピンボケとか、そんな位置にも当てはまらない、人間失格者なのだ。 話は逸れたが、私の考える自分の立場(塾関係者)の役割は、「学習をさせるという事」コレは点であったり、知恵であったり、教養であったり、将来のビジョンの構築であったりするのだと思う。 手法は十人十色。10の塾があれば、10のやり方がある。 そんな様々な塾の中で、私達の塾が、主眼として位置づけているものは、「将来」だ。コレに関しては以前にも書いているので、こちらの記事を参考にしていただきたい。 様々な塾を知っているが、本人と会い、その方のやっている塾のイメージが、自然と想像できる方が居る。 もちざくら先生だ。 現在、がっきー塾長と共に今の塾の名では最後の卒塾生を育てていらっしゃる。また、昨年の9月からはその塾と平行して、自塾「さくら塾」を開校された。 この方との出会いは、春が終わる頃から夏先くらいだったろうか。それ以来ずぅ~っと記事を拝見させていただいている。 実を言うと私の母校(高校)の先輩。若干、私から勝手に馴れ馴れしい態度を取らせていただいているわけだ。 そんな先輩の事を、こんな風に言うのも失礼な話かもしれないのだが、記事を拝見させていただいて、「あっ」と思うタイミングがあった。別に「この記事から!」とかそういうものではないのだが、先生の考えてる事が、すぅ~っと私の心にインプットされていくようになった。勿論、同感とか賞賛とか納得とかそういった形で。 今思えば、先生自身の覚悟が本当の意味で固まった時期だったのかもしれない。 9/9にお会いした時も、恐らく他の先生方が感じている、「もちざくら先生像」とは違う観点で、私は先生を捉えることができた。 その事で、現在がっきー塾長と共に戦っておられる様子も、さくら塾で子供たちと戦っている様子も、目に浮かぶようにイメージが付く。 非常に強い眼で、非常に心地の良いオーラで、それでいて、個々の存在意義を最大限に活かして、学ぶ事への、アプローチや楽しみ方をレクチャーする様子が手に取るように分かる。(実は分かってなかったりして・・・汗)先生に持つ印象のここから先は、本当に私の一方的なニュアンスでしかない。だから文としてもどう書けばよいのか分からない。 だから、先生に会ってこのことを直接伝えよう。奥様にも。飲めないお酒を飲んでもらおう(笑) 少し話は逸れてしまったが、要するに先生は自分の「役割」というものをきちんと理解しておられる。だから、恐らくそれ以外のことには手を出さないはずだ。記事を読んでいると、そのことがより一層感じ取る事ができる。 自分の生徒に対する「役割」を、理解し、疑うことなく進む姿は非常に格好がいい。勿論、私(ウィル)とは多少戦い方が違う。それでいて、興味をそそられ続ける。 早く再会したい。 チキンな先生に(笑)
2008.01.10
今日、長い帰省から妻と息子が帰ってきました。やっとこさと言ったところで、ず~っと息子を眺めていたい気分です。いつもはそっけない息子が(カナシイ…)、今日ばかりは、随所に抱きついてくる。親父としては嬉しくて嬉しくて。。。やっぱ二人とも近くに居ってもらわんといけませんね。 旅疲れのせいか二人とも、もう夢の中☆二人の寝顔を見るだけでも幸せな気分になります。普段は当たり前の様に見ていて、「俺はどこで寝ればいいんだよ!」ってくらいに、図々しくベットを占拠している二人が、今日は愛おしくて愛おしくて。 我々にお子さんを預けてくださっている保護者の方々も、こんなタイミングを沢山経験して、今に至っているんですよね。子を無条件に思う親の気持ちを、再確認できる非常に良い機会になりました。 子供の将来をも決め兼ねない存在である我々の立場。如何に生徒と接するかも、もっともっと保護者の方の表情を思い浮かべながら、展開していく必要があるんでしょうね。 商売的な話をすれば、月謝を納めて頂く人間と、サービスを利用する人間の違う特殊な場所。一方だけの満足を生み出すだけでは意味が無い職業なわけです。「両者の満足が、我々の喜びを生む」この形が最高の状態なのでしょうね。 より精進してまいります。
2008.01.09
はぁ・・・昨日は一人でテンヤワンヤでした 新校舎のある新所沢とウチを3往復。現在の勤務地である東所沢にも、雑務をこなしに行ったので、合計すると結構な距離を移動しました 昨日1/8~1/10の3日間は、講習と平常授業との切り替えのための中休み期間。昨日の動きがもし講習中に、入っていたらと思うとゾッとします休みで良かった・・・ って!休みなのに・・・良くないか・・・ 2時間睡眠だったので、家に帰ってきて昼寝のつもりが、5時間寝ていました 今日も今から新校舎に行って、業者さんと不動産屋さんと打ち合わせです。 そして、午後には羽田空港に行ってまいります つまり・・・ 妻子が帰ってっきま~っす 何かこの言い方だと、逃げられていたみたいですね講習期間は時間がメチャクチャなので、育児+家事にさらに負担をかけてしまわない様に、帰省をさせていました。義父さん・義母さんお世話かけました。やっと会えます。頭では大変だから帰って居たほうが良いと思っていても、実際に居ないと、本当に寂しいものでした。 でも、予定では昨日帰ってくる予定だったのですが、何かありそうな予感がして、今日に変更して正解でした。昨日帰ってきてたら、迎えになんて行けませんでしたからね・・・ さぁ!とりあえず新校舎に出発します。
2008.01.08
冬期講習最終日の昨日。有終の美を飾るべく中3では、H16年度県立入試の過去問題を実施した。 こういう節目節目のタイミングでどういう目で問題に向かえるのか、どれだけ強い気持ちで問題にぶち当たれるのか、そして、どれだけ納得のいく結果を出せるのか、ここが鍵になる。 実際、講習中選抜クラスは4年分、普通クラスは2年分の過去問題を実施したのだが、授業内では、基本的に力・時間の配分と解説を少ししただけで、生徒たち自身が、どんな作戦を立ててくるのか、どんな対策を練ってくるのか、そういうところを注目・誘導していた。 基本的に無策の者は撃沈する。「自分はこうやって問題に向かう!」と、気持ちを継続しながら試験に臨んだものは、結果が伴ってくるものが多かった。 勿論、気持ちを継続して冬期講習を過ごしてきたのに、結果が出なかったものもいる。塾長と私からのプレッシャーの中で、もがき葛藤し、ある教科が良ければ、他の教科が良くない、こんな状態だ。 最終日ある女の子が、2人からのプレッシャーの中で、英語で結果を出した。満面の笑みだったらしい。その後の数学の授業では、テスト開始まで、テスト準備に余念が無い。自習中も、苦手な図形の三平方を穴無く練習しようとし、自作のノートで情報を紙媒体に落とし込み、自分の知識にしようとしていた。講習中は自宅での学習時間がどうしても短くなるが、時間が無いながらに、彼女は家庭でも前に進もうとしていた。 そして臨んだ冬期講習最後の授業「数学」。 望んでいた結果は出なかった。 私が答えを読み上げ、生徒たちの赤ペンが解答用紙を這う。採点が終了するかしないかのうちに、彼女は頭を垂れ、目頭を押さえている。 「あれだけ頑張ったのに・・・」「最終日どうしても取りたかったのに・・・」「私本番で点取れるんだろうか・・・」「どうしたらいいのか分からない・・・」こんな思いが、彼女の頭の中をグルグルと渦巻いたのだろう。 この生徒、受験生としてはエンジンがかかるのが遅かった。でも、だからこそ彼女自身焦り、がむしゃらに前に進もうとしている。主要3科目の自力を上げるのなんて、一朝一夕で出来るものじゃない。彼女自身も分かっているはず。 ここで戻ってこなくなる子もいる。でも彼女は間違いなく戻って来るはず。 涙を隠そうと笑顔を見せるも、すぐに感情は溢れ出てくる。「Tティー・・・」気持ちを整理して、弱々しく話しかけるも、私の顔を見ると、また涙がこみ上げてくる。そういう悔しい思い、焦る思いを、次に会う金曜日までに、どれだけプラスの意識に持っていけるのか。 彼女には姉がいて、うちの卒塾生なのだが、性格は全く違う2人。でもこの時期同じような経験をしている。姉はそこで打ち勝って県立高校合格を手にした。 こんな時、家族の力がものをいう。早速、姉にメールした。「たしかに相当ヘコんでたね・・・」姉からの返信は予想通りのものだった。それで良い。帰ったらアッケラカンとしてるんじゃ、そういう子は戻ってこない。姉に伝言をお願いしやり取りを終えた。頼むよ姉ちゃん! 金曜日どんな顔してくるのかな?なんとなく想像は付いている。その想像を上回る表情で会えるといいな。 もがいて、もがいて、もがきまくって来なさい!
2008.01.08
遂に明日より、新校舎の内装工事が始まります!「あぁでもない。こうでもない」と、一人もがき苦しんだレイアウトが形になっていきます。 開始は明日1/8 8:30~ちょいと早すぎやしませんか・・・こちとら、塾講師で早起きは不利でございます。でも初日という事で、立ち会うこととなりました。 新校舎といえば、ある程度時間割も出来上がりました。まだ完全決定とまではいきませんが、ほぼ完成です。あとは東所沢校舎との兼ね合いだけです。 また後日、ブログ上で発表いたします。って私のブログを見ている、入塾希望者の方っていらっしゃるのかな・・・塾長ブログにはいらっしゃるようですが・・・ 明日何時に起きればいいんだろ・・・今から何やかんやしてたら寝る時間ない気が・・・ハリーで寝ます。
2008.01.07
さくっと私の誕生日も終わってしまった。誕生日を迎えた1/6 0時・・・塾でした。誕生日を終えた1/7 0時・・・塾でした。今年の誕生日は久々になぁ~んもない一日でした(涙)せめてもの救いは、食器棚に隠されていた嫁からのBDカードと、生徒たちがくれた、各種チョコレートを一かけらづつ・・・甘くて切ないものでした。 あぁ!!そんな事は良いんです!冬期講習後半に入り、他塾さんに比べると遅れて始めた県立過去問題演習。例年のペース通りなので全く問題ないわけですが、今年の中3生達は、何か凄い。 例年のこの時期は、北辰のレベルと、県立のレベルに戸惑いを隠せず、意気消沈どころか、拒否反応まで起こす生徒がいるくらい。 なのに今年の生徒達は全く臆するところが無い。 別に、特別凄い点数を取るわけでもないし、悪い点に対しては、冷静に判断・コメントもしている。生徒自身もその点数を取った事で、どんな状況にあるのかも、ある程度理解している。 でも向かってくるんですよ。「明日も俺に過去問題やらせてよ!」って。 口で言ってくるんじゃなくって、表情や雰囲気で迫ってくるんですよ。女の子も同じ。点数取れなくて、「ヤベェ」って顔になってるのに、「明日もやる?」って聞くと、良い目をして深くコクリと、いや違うなガッツリと頷く。 完全に戦闘態勢に入っている。この敵の首を取りに来ている感情がヒシヒシと伝わってくる。 授業前は、私立の過去問と戦って、授業中は、県立の過去問と戦って、授業後に、戦いをきちんと考察・補正してくる。 基本的に、過去問をやった日は解説を一切しない。だから自分達でどうにかしようとするんだろうな。勿論、それが狙いな訳だけど・・・ 次の日になったら、どうせ私の解説が聞けるのに、その解説を当てにするんじゃなくて、自己解決する事に、奴ら命かけてる(笑)最高のモチベーションになってるんじゃないかな。いっぱい仕掛けをしておいて良かった。 私自身、県立高校受験数学って言うのは、知識量ではなくて、気持ちで点を取りに行くものだと思っている。勿論知識があるに越した事はないし、知っている公式が多いほうがいいに決まっている。でもその知識も公式もハートの鍛えられていない者には、何の武器にもならない。知識も公式も過去問を繰り返せば勝手に手に入れられるもの。でも「気持ちをつくる」って事は、そう簡単に手に入るものではない。 集団授業をしている身としては、クラスに、少しでも悪い意味での空気を持った生徒を作るわけにはいかない。全員が戦に向かう集団でなくてはならない。 今日普通クラスの男子生徒と進路について話をした。志望校は3校あるのだが、正直どこに行きたいのか、何をしたいのかが、あやふやになってしまったという。そこで、私が彼にした質問はこんなものだった。「確約取った私立行くのも楽でエエよな。 でも大学に今興味がないんやったら、 ひょっとして人生で勝負する機会って、もう無いかもしれんな。 俺が子どもやったらそんな 親父嫌やなぁ。 Yはどうや?」「う~ん・・・」「決められんのならそれでも構わんは。 じゃあYは最後までこの塾のメンバーと一緒に戦って行きたいか?」さっきの曖昧な返事からは打って変わって、彼が出した答えは、「はい。一緒に戦いたいです!」「決まりやな。ほな行こか。」 多分みんな戦いたいんやろな。苦しいとこにぶち当たりたいんやろな。歯食いしばって耐えたいんやろな。 そんで勝ちたいんやろな。 君らカッコエエな。俺も中学生なら一緒に戦いたいは。違う立場やけど、一緒に戦うで。 明日で冬期講習ラスト。きっちり締めまっしょい!
2008.01.06
昨日の夜書いていた記事・・・楽天のメンテナンスで公開できてない・・・楽天さん私の大事な睡眠時間を返してください・・・ また今夜書くとするか。
2008.01.06
いやはや参った、緊急事態だ 1階のエアコンの電気動力がどうもおかしいらしい。つまり・・・この寒いのに1階には部屋を暖める暖房機器がないのだ。つまり「暖房危機」!スイマセン・・・ そこで早速不動産屋に電話をかけるトゥルルルル トゥルルルル ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・しかしながら、お正月休みか電話には誰も出ない・・・ 生徒たちも講師陣も、ブルブルしながら今日一日を過ごした。 奥の教室が授業時間の時は、人の出入りが少ないため、部屋の温度はある程度保たれるのだが、ひとたび扉を開けると、お話にならない程寒い。 玄関のある受付カウンター・講師控え場所(職員カウンター)は、もう寒いのなんのって!遠赤のストーブの前に張り付いていないと、落ち着いて予習も出来やしない。日が落ちてこれば尚の事寒くなる 明日は土曜日。不動産屋さんは明日は営業するんだろうか・・・ どうするかな・・・ そうだ!!ウチの押入れのどこかにオイルヒーターが眠っているはず!かなりの重量だが明日持っていくか!少しはましなはず 心配なのは『老いるヒーター』になっていて、使い物にならない可能性も・・・ 駄洒落言ってないで早く持って来いって?努力いたします
2008.01.05
昨日の夜、あせって寝られなかったことが、うちの時間講師たちと話をしていて、どんどん簡単な事柄に変わっていく。 satea.・SK先生・KT先生、そしてKD先生。今回の講習を担当してくれている時間講師たちだ。ありがとう。そしてよろしく! この四人以外にも頼もしい時間講師たちがうちにはたくさんいる。ひとりで慌ててないで、みんなに話せばいいんだ。 だってチーム戦だもんね。 これからもよろしくお願いします
2008.01.04
あぁ~寝れなんだ・・・冬期講習後半に向けていつもより少し早く布団に入ったのに、全然寝れん。3月にてんてこ舞いになっている自分が勝手に浮かび上がってくる。でも今浮かび上がってくれてよかったのかな今まで大して考えてもいない様なことがポコポコと浮かび上がってくる。細かく言えば授業シフトの事。「アレはこうやって、コレはあぁやって・・・」頭で考えるからいかんのですよね。「よし!どっかに書いておこう!」って思った瞬間に記憶が飛びました(苦笑)気付いた時は携帯のアラームがなった時。結局いつもと同じ朝です。 さぁ遅ればせながら中3数学は今日から過去問題演習授業。どんな結果が待っているんだろう。正月ボケをかましちゃう奴もいるんだろうな・・・マブタかっ開いて問題と戦って欲しい! 出来るでしょ?あんだけ北辰偏差みんなで取っちゃうメンバー達なんだから!本番でもその位置に居てもらわんと困るで!さあ出陣じゃぁ!!狙った奴の首は獲らんとな! ↑ どっかで聞いたせりふやな・・・兄ちゃんゴメンよ
2008.01.04
やりました!全国高校サッカー選手権大会で、 私の地元三重代表「津工業」がベスト8入り!久々に三重県勢が上位に来ました!ひょっとすると、現在テレビで活躍する小倉など(中田・中西)の三羽烏のいた、四中工が帝京と同校優勝した時以来じゃないのかな? ・・・・・・・・ 今調べました。1991年70回大会ですね。 次はがっきー塾長の出身広島皆美と対戦!大方の予想では、津工業は苦戦を強いられるとの見方だが、どっちでもいいよ!全国にその有志さえ届けてくれれば!まわすサッカーで全国を魅了しよう! 追記 都立三鷹も勝ってますねぇ。 都立勢の選手権3勝は史上初との事! 是非とも決勝で津工業と戦ってほしい!
2008.01.03
昨年の12/31から元旦にかけて、「チィーーーーーーーーーッス2008!」と題した年越しイベントを行った。イベントと言ってもメンバーは3人!私とsatea.、そしてempty先生!コレを言うと怒られるのだが、 はるばる『遠い』ところから来ていただけた(笑) 「3人だけ?どんだけ時化たイベントだよ」と思われる方もいらっしゃるだろう。 うん。あの場に居なければ味わえないですからね。あの空気は。 話の内容は若干込み行った事が多かった。「塾の先生同士だから教務ネタか?」って言われると、記憶には一つもそんなネタはない。 どちらかというと、個々の教育論的なものが多かったんじゃないかな。 実はこの記事を書くまで「empty先生ってこんな人で、こんなにすばらしくって、こんなにユーモラスな人で、皆さんあの人は凄いですよ」的な典型的な持ち上げ記事を、長々と作成していた。 でもそんなのやめた。 そんな文章書いたって、この先生の魅力って伝わらないだろうから。 しゃべり口から、雰囲気から何から何までブログのまんま。ウィットにとんだユーモアと、例示表現に翻弄されっぱなし。 でもね、この先生にはさらに「表情」ってもんがある。生徒の話をアレだけ楽しそうにする「表情」。子供との関わり、保護者の方との関わり方を、再現VTRのように話してくれている時の「表情」。自分のチームのメンバーの話を誇らしげにする「表情」。 もうコレだけで十分だった。 聞きたい事を用意して行ったけれども、全てをその「表情」で解決してくれた。 考えに共通する部分や、私を持ち上げてくれる言葉に、照れくさい喜びを感じっぱなしだった。 あんなふうに世話してくれる塾屋に子供預けてみたいもの。 この表現一つ一つを聞き逃すまいと、自然と目と耳がこの人を追いかけてしまう。そのせいか、二桁以上飲んだお酒も、私を酔わせるには至らなかった。お酒に勝っちゃうわけですから、この人。 会話の中で出てきた、ブログ仲間の先生方に会いたくなった。とりわけ、empty先生と共通して、お世話になっている先生達に。 名前を出してしまえば、もちざくら先生、がっきー塾長。そして先生ではないけどマム(笑) empty先生と一緒に会いに行きたい。 正直、別にこんな話がしたいとかそんなものがあるわけじゃない。「会いたい」ただそれだけ。会ったら何も用意していなくとも、皆言葉が溢れてくるんだろう。 人と出会い、お互いのインスピレーションを共有・主張できるという事。こんなに良いもんだったんだな。 今頃気付いた自分を情けなく思う。 年を越えた瞬間に、家族の顔の次に、なぜかがっきー・もちざくらの両先生の顔が、心の目に映った。「会わないかんのやろな。」そう思った。いやempty先生に思わされたのかもしれない。 本当に良い時間が過ごせた。大殺界が怖くなくなった(苦笑) ありがとうempty兄ちゃん。また会いましょうね。
2008.01.02
今年の年末年始は破天荒な時間配分で生活していた。夜を感じていない。 大人になると今までできた事も制限されるようになる。逆に解き放たれる事もある。大人の真髄みたいな3日を過ごせた気がする。 会いたい人に会う。話をする。決意を感じる。 近くに家族はおらんかったが、それに匹敵する ええ正月が過ごせた。 もう正月モードはおしまい。 さぁ、いっちょぶちかましたろうや。 高み目指して一緒に行こまい!
2008.01.02
皆様、あけましておめでとうございます。 ただいま「チィーーーーーーっす2008!」から帰ってまいりました。いやぁ、良い話いっぱい聞けました。ホント涙が出そうな話まで!また改めて記事にいたします。 さぁ勝負の年の始まり始まり!まずは受験がやってきて、その次は新校舎の開校と、目白押しな一年が始まりました。 帰りの電車の中satea.と二人で45分間、緊張をかみ締めながら帰ってきました。 もうやるしかない一年です。やるしかないなら、やってしまいます。自分の年だと思って攻めて行きます。 ひとまず新年のご挨拶という事で!
2008.01.01
全34件 (34件中 1-34件目)
1