『3つの種まき』in所沢

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前回の記事で、中2英語の基礎学力テストで、

「おいおい」というような結果を出した生徒がいることを書いた。

(「おいおい」は点数だけでなく。)

その生徒達、明くる日のテストにも当然出席したわけだが、

登塾するや否や、こちらから「やばくないかい?」と軽くアプローチ。

点数云々よりも、何を準備してきたのか、どう準備してきたのか、

そんなところを見たいし植えつけて行きたいこのテスト。

前回の結果を修正することなく、

今回のテストに臨んだその愚かさを、軽い言葉ではあるが伝えた。

それぞれ表情を強張らせたまま、テストの会場となる教室へ向かった。

そして私の数学の基礎学力テストの結果。

前日、不甲斐ない結果を出したメンバーで、

このテストを受験した生徒は全員合格。

一番強く言葉を伝えた生徒は、なんと100点。

答案返却後、「何回も何回もやり直したもん。」

うれしさを噛み締めた表情で、小さくこう言っていた。

前回の結果を、反省し、分析し、検証し、修正する。

時として後ろの2つは入れ替わる事もあるのだろうが、

ここを生徒には徹底的に求めたい。

それがウィルのやり方。

数が大事なんじゃない。

量がだいじなんじゃない。

頭ごなしにボリュームあるものをこなす事が、

成長する要素ではない。

自己修正する中で、自分に量が必要だと思えば、

そこで繰り返しやればいい。

学習をスタートする時の観点・意識というものが大事なのであって、

後は、試行錯誤しながら、「オレ流」を見つけてくれれば良い。

中1英語でも色々なドラマがあったようだ。

意識に訴えかける。

そこが我々の腕の見せ所。

明日の私の中1数学では、

彼らが中学入学後、はじめて試され出た結果や感情に、

色々な要素をぶつけて行きたいと思う。

点数で評価される事は悪ではないと思っている。

ならばその中で、如何に有意義に学ぶべきなのか、

こんな事をはじめての定期テストを迎える彼ら彼女らに、

心からぶつけたいと思う。






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最終更新日  2009.05.14 00:34:06


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