PR
前回の記事で、中2英語の基礎学力テストで、
「おいおい」というような結果を出した生徒がいることを書いた。
(「おいおい」は点数だけでなく。)
その生徒達、明くる日のテストにも当然出席したわけだが、
登塾するや否や、こちらから「やばくないかい?」と軽くアプローチ。
点数云々よりも、何を準備してきたのか、どう準備してきたのか、
そんなところを見たいし植えつけて行きたいこのテスト。
前回の結果を修正することなく、
今回のテストに臨んだその愚かさを、軽い言葉ではあるが伝えた。
それぞれ表情を強張らせたまま、テストの会場となる教室へ向かった。
そして私の数学の基礎学力テストの結果。
前日、不甲斐ない結果を出したメンバーで、
このテストを受験した生徒は全員合格。
一番強く言葉を伝えた生徒は、なんと100点。
答案返却後、「何回も何回もやり直したもん。」
うれしさを噛み締めた表情で、小さくこう言っていた。
前回の結果を、反省し、分析し、検証し、修正する。
時として後ろの2つは入れ替わる事もあるのだろうが、
ここを生徒には徹底的に求めたい。
それがウィルのやり方。
数が大事なんじゃない。
量がだいじなんじゃない。
頭ごなしにボリュームあるものをこなす事が、
成長する要素ではない。
自己修正する中で、自分に量が必要だと思えば、
そこで繰り返しやればいい。
学習をスタートする時の観点・意識というものが大事なのであって、
後は、試行錯誤しながら、「オレ流」を見つけてくれれば良い。
中1英語でも色々なドラマがあったようだ。
意識に訴えかける。
そこが我々の腕の見せ所。
明日の私の中1数学では、
彼らが中学入学後、はじめて試され出た結果や感情に、
色々な要素をぶつけて行きたいと思う。
点数で評価される事は悪ではないと思っている。
ならばその中で、如何に有意義に学ぶべきなのか、
こんな事をはじめての定期テストを迎える彼ら彼女らに、
心からぶつけたいと思う。