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子どもたちと接する中で、
どういう風に学ぶことで頭が鍛えられていくのか、
そういう部分を今年は特に意識しています。
勉強時間を沢山捻出して、
丁寧に学んでいるつもりでも、
ある一定のラインから上に上がることが難しいことが、
子どもたちには往々にしてある。
そういう子に足りない一つの要素として、
「学ぶことを、考える」
があると考えています。
自分の脳みそを鍛えながら学習を進めないことには、
年齢の積み上げと同じスピードで、
学習用量を広げることができません。
だからこそ、まず学びの態勢を、
その段階で、一番いい状態に置いておくことが、
大事になります。
とはいえ何をすればその状態になっていくのか、
そこが問題なのです。
学習の最高形は、小学校低学年の時のような、
一生懸命に学校の授業を聞いて、
先生の言うことに一々興味を示して、
食らいついてみる。
低学年の時期の学校のテストは、
大抵みな結果が良かった記憶があるのではないでしょうか。
根本はここにあります。
そして年齢を上げていくに従って、
よく言われる「要領」を良くしていきます。
ここでいう「要領」は、センス的な意味の要領ではなく、
「器量」というイメージです。
ここから先の手法は、環境によって(塾にも色々な形態・考え方があります。)
異なってきますので、書きませんが、
かなりざっくりといえば、
・時間に対する効果の把握
・INPUT時のもののとらえ方
・OUTPUT時の全体把握
といったものがあります。
生徒たちには自然に伝えているようなもので、
上のような子どもには難しい言い方はしていません。
「学ぶことを、考える」
簡単そうで簡単ではない、
時間をかけるだけで身につくのではなく、
時間をかける中で身につけようとする考え方です。
時間講師たちにも、こういうものの考え方を納得させ、
自分の思考の一部になるよう、落とし込んでいきます。
では、また書く機会があれば!
ここに