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2007.12.05
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カテゴリ: カテゴリ未分類
仕事と子育ての両立を目指す 「次世代育成支援対策推進法(次世代法)」
2005年に施行されたのを機に育児休暇制度の一部を有給扱いにするなどして
男性社員に育児休暇の取得を促す企業が増えてきているとのこと。

しかしながら男性社員の育児休暇取得率はまだ1%に満たない状況。
制度の浸透には時間がかかりそうだ。

その背景としては…
「人事評価に響くのではないかという不安」
「職場の理解不足」 …などが挙げられる。

企業側は男性社員でも育児休暇が取得しやすくするために
上司への指導や社員相談窓口の設置などなどを通じて取得しやすい雰囲気作りを


日本経済新聞社の調べによると
父親の子育て推進は 「経営にプラスになる」 という企業が93.1%に上るそうだ。
いい人材を確保し意欲を高め生産性を上げるのに有効な経営戦略!
…と考えられ始めているのだ。

企業と従業員が意識を高めることで取得率は高まるのだと思う。

しかし!
この先、男性の育児休暇取得率が高まったとしてその後がもっと重要!
…だと僕は思う。

ただ単に休暇を取得しても育児に参加しないのなら
ママさんたちからしてみれば 「いない方が楽」

そもそも…男性にとって子育てとはなんだろう?

「子育て…君も大変みたいだねぇ。何か手伝おうか?」
父親が母親に向かって言う一見、優しい言葉。
でもこれは間違いだ。

「手伝う」「協力する」は育児が母親の仕事ということが大前提になっている。
父親にとって子育ては「手伝ったり」「協力したり」するものではなく


もちろん、父親・母親…それぞれの役割はある。
でもカウンセリングをしていると母親の子育ての負担があまりにも大き過ぎるのが現実だ。
そしてそれを父親が理解していない。

父親が育児をすると良いことがたくさん!

まず…
母親が楽になる。
そうすると母親と子どものよりよい関係が築かれる。
また母親の父親に対する愛情も深くなる。



父親が体を使って遊んでくれると体も丈夫になる。

父親にちゃんと叱ってもらうと子どもはルールを守れるようになる。

父親がジョークを言うと家の中にゆとりができる。

子どもは母親だけでなく父親からも愛されているんだという気持ちを持てる。
すると自己評価が高くなる。


ある調査によると…
5~6歳時点で父親の育児行動が平均点以上だった家庭と
平均点以下だった家庭を比較したときに子どもが10歳になった時点で
「自分は生きていてもしかたがないと思う」 と答えた子どもの割合が
平均点以上の家庭では6.8%に対して
平均点以下の家庭では18.5%と約3倍に達していることが分かる。

また…
「自分はひとりぼっちの気がする」 と答えた子どもの割合は
平均点以上で15.9%に対して
平均点以下で30.8%と約2倍に達している。

厚生労働省の調べによると日本は欧米や中国・韓国に比べ圧倒的に男性が子育てをしない!
ちょっと前の話だが、そこで厚生労働省はポスターを作りこんな言葉をキャッチコピーにした。
「子育てをしない父を父とは呼ばない」

女性は子どもが生まれた瞬間から母親になれる。
でも男性は努力しなければ父親になれない。
…僕に娘が出来たときに友人から贈られた言葉だ。

子育てに関わるということは決して時間と労力を犠牲にしているわけではない。
父親の人間性を豊かにして幸せを与えてくれるものだということを認識しなければならない。

育児参加しているからこそ立ち会える「人が成長する瞬間」
はじめて目でものを追う瞬間。
ハイハイする瞬間。
つかまり立ちする瞬間。
ヨチヨチ歩きながら歩き始める瞬間。
はじめて言葉を発する瞬間。
単語と単語を合体させて話す瞬間。
おしっこを始めてトイレでする瞬間。
…挙げたらキリがない。

父親として我が子の成長の瞬間に立ち会えるのは子育て参加している証し!

そう考えればおのずと男性社員の育児休暇取得率も上がり
本当の意味で男の育児参加が現実のものとなるような気がする。


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Last updated  2007.12.05 16:00:17
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Re:男の育児参加(12/05)  
YAMA-DRA  さん
おっしゃるとおりですね。
一部企業では、男性社員の育休取得率を向上させることだけを目的にしているケースもありますから。
育休を取得したパパの体験談・経験談が伝わらないと、意味がありませんね。 (2007.12.05 18:21:31)

YAMA-DRAさんへ  
k@-zu  さん
そうですね。
取得率を上げることが目的ではなく
男性が育児に関わることで
女性の負担を減らし
尚且つ子どもの心の成長にプラスになることが大切。

そのために体験談などを発表し合う場などは重要でしょうね。
(2007.12.05 18:47:58)

Re:男の育児参加(12/05)  
ポニョ.  さん
実際、母親の手伝いくらいしか思い浮かばないんでしょうね。
完全に母親が外で働いて100%育児をしてみないとピン!とこないような気がします。
企業も認めているけれど、どこまで理解して認めているんだろうって思ってました。
企業の偉いさんが実体験しないとね!
(2007.12.05 19:55:31)

再婚の夫(単身赴任で週末います)  
ayuki。  さん
私の連れ子とも仲良くなるまでに努力を要しましたが(今高校生!!)とにかく土日は子供中心の生活で平日もメールをやりあったりしてます。
ママを大事にしなきゃ!としつけてくれています。
これでどれだけ家庭の中が変わったことでしょう。
子供たちも優しくなりました。
夫の子育て、実子だろうがなかろうが、出来ますね。
ゴロゴロする夫の姿を子供は見たことがありません。そして一生懸命な夫を心配しています。
家族で大事にしあう気持ちを教えてくれているようです。
夫は経営者ですが、家庭にもどっしり存在感をだしています。頼れて家族の気持ちも安定してきます。
旦那さんの力ってすごいなーと思います。 (2007.12.05 21:24:14)

ポニョ.さんへ  
k@-zu  さん
確かに実際は母親の手伝いくらいなんでしょうね。

ただ、僕の妻に言わせると皿洗いや風呂入れ、
子どもと遊んでいるだけでもすっごく助かる…らしいですね。

いつだったか妻がどうしてもはずせない外出があって
数時間、娘とずっと一緒だったことがあるんですが
その時は妻の偉大さを感じました。

同時にずっと娘と一緒にいたら更に愛情も深まりました。

こうして子育てってしていくんだなぁ~と思います。
企業の偉いさん…こんな経験してないんだろうなぁ~。
(2007.12.05 23:34:11)

ayuki。さんへ  
k@-zu  さん
ayuki。さんのご主人…すごいなぁ~。

おっしゃる通り子育てに連れ子も実子も関係ないですね。
そこには家族として相手を思いやる気持ちがあるかどうか!
まさに子育てする側の生きざまや人生観が浮かびますね。

そして何よりもそれに感謝しリスペクトしているayuki。さんがいる!
これが子どもたちにも伝わりご主人の存在感が更に増しているようにも思います。

やはり子育ては妻と夫のチームワークの元に成り立っているんですねぇ~。
すごく勉強になりました。
カウンセリングや講演会でも話したいないようだなぁ~。
(2007.12.05 23:39:44)

Re:男の育児参加(12/05)  
みーこ6763  さん
「育児に参加する」って言う気持ちはあっても、実際に何をして良いのかが分からない男性が多いと思います。
ある日の、ベビーマッサージ後のママ雑談・・・

うちのパパ、育児には全然参加しないのよ~。
文句を言うと、
「お風呂に毎日入れているじゃないか。」
「ママが留守の時は、面倒を見ているじゃないか。」
こんな言葉がよく聞かれるそうです。

お風呂に入れてくれるのはとても助かります。
でも、「お風呂に入れてあげてるんだから、あとは良いんだ・・・」のような、”○○してやっている”意識があるうちは、育児に参加しているとは思えませんよね~。

そして、留守番。
これも、ママは身軽に動けてとても助かるそうです。
パパに感謝しながら帰ってきたら、部屋はグチャグチャ。
疲れて帰ってきたのに、掃除をして、食器を洗って・・・じゃ、疲れも倍増。
感謝の気持ちは一気に半減して、出かけなきゃ良かったとすら思え、ついつい文句を言ってしまう。。。(これは、私も経験あり)

どこも同じだな~と思いながら聞いていました(^^;)
家事・育児は母親の仕事。外で働いてくるのが父親の仕事。」
そうではなく、「家事は母親の仕事。外で働いてくるのは父親の仕事。育児は、両親の仕事。」
こんな考えが広まれば良いなと思っています。

私がベビーマッサージ教室で、今1番やりたいイベントは、父親参加のベビーマッサージ教室です。
母親は母乳をあげることで、あかちゃんとたくさんの触れ合いをもてます。
では、父親は?お風呂だけ??
いえいえ。ベビーマッサージを通して、子供と触れ合ってください。
そんな考えからです。
岩手は寒いですし、春先以降で実現できるように
計画を練っています☆





(2007.12.06 16:28:06)

みーこ6763さんへ  
k@-zu  さん
みーこさんに同感です!

「家事は母親の仕事。外で働いてくるのは父親の仕事。育児は、両親の仕事。」
…これって良いですね。

育児はどっちかに任せるべきもんではないはずです。
何よりも子どもたちがそれを望んでいると思います。
だからママ&パパが一致団結して取り組まなくては!
そうすれば子どもの成長は「夫婦の喜び」になりますもんね。

「ベビーマッサージ後のママ雑談」
僕自身も思い当たる節がないわけではないので
脇の下に変な汗をかいてしまいました(^^ゞ

確かに「~してやってる」的な考えだとダメですね。
本文でも書きましたが
「父親にとって子育ては「手伝ったり」「協力したり」するものではなく
子供が産まれて父親になった瞬間から母親と同じように日々の生活に当然のようにあるもの!
…ですからね。

どんなことをしたらママさんを助けてあげられて
どんなことをしたら逆に疲れさせてしまうか!
…それを考えながら育児参加しないと!

みーこさんが取り組んでるベビーマッサージ教室!
ぜひパパさん参加のイベントを実現させてください。
触れ合うことでお互いに愛情や信頼関係が強くなりますからね。


いつの日か…
「パパさんに向けての講演会&ベビーマッサージ」
…をコラボしましょう!
僕ならいつでも岩手まで駆けつけますからp(^.^)q
(2007.12.06 17:11:05)

Re:男の育児参加(12/05)  
育児でも、家事でも「手伝う」ではなく、「参加」ですよね。
「ありがとう!」と言ってもらうものでもない、当たり前のことなんですが、外で仕事をしているからと家のことは妻に任せたと分業だというつもりになってしまうのですね。
実際は家事や子育てで家にいても縛られているのが現状、それをわかってやることから子育てにも自然に入っていけると思います。
勿論、子どもの心も父親の存在が成長の大きなプラスになるのは当然なことですね。 (2007.12.06 21:03:14)

リエさん0037さんへ  
k@-zu  さん
そうそう!
まずは子どもたちの心がどう思っているか…が大切!

「家の事は妻」「外の仕事は夫」なんて分業も
誰が考えたのか知りませんがナンセンスですね。
…だって子どもの親に対する気持ちは分け隔てないのですから!

そういった意味では家事や育児は手伝うものではなく参加するもの!
…ですね。
(2007.12.06 22:04:38)

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