Napping of Woog

FREEWILL(2)

FREEWILLを愛して止まない(笑) ぼくが彼らを知ったのは、
2003年の２月か３月でした。
（好きなバンドが海外にいたり、手の届かないところにいる時は
　何も感じないのでですが、実際、会って少しだけれども
　話したことがあると、なんか照れます。）

　ライブに飢えていたぼくは、
現在活躍している、生きのいいバンドを求めて
muzieの Progressive に投稿されているファイルを聞きまくっていました。
　まず、感動したのは SYMPHONIA でした。
そのサイトのリンクからFREEWILLを知り、
やはりmuzieに音源があったので聞いてみると、なかなかいける。
　それで、彼らのサイトからfracを注文し
１０月にNEVER ACTが出ると、すぐ購入。
年末まで何度聞いたことやら。
　彼らの掲示板にも何度か書き込み（名前を売り）
ライブには３回行きました。
（ここにライブレポがあります）
そしてシルエレでサインをいただいたわけです。

　彼らのサイトには、以前、
blog形式ではない日記ページがありました。
そこに、各メンバーが自由にいろいろ書き込んでいたわけです。
　保存しておけばよかった。
ある時それが突然なくなったしまいました。
今は、おぼつかない記憶だけが頼りですが
かなり、過激な発言もあったように思います。
　あるレコード会社のせいで、
日本の若者の音楽を聴く耳が破壊されている。
取り返しがつかなくなったらどうすのか、とか。
　他には、宗教的、哲学的なつぶやきもありました。
「ぼくは真理を追い求めたい。
　そんなもの、ないかもしれないが。」
というような驚きの発言もありました。
　これには共感できました。
ただ、ぼくが大学生の時には、唯一絶対の真理がある、
というおぼろげな一元論を感じていました。
彼の方が知性に柔軟性があるわけで、
時代のせいか、個人的能力のせいか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　後者だと思う

　以下は、たぶん掲示板からの抜粋です。

FREEWILLをメンバーが語る??

僕らも、さすがに「音楽的には」マニアですが、
囚われずやってるほうだと思います。

そして
ﾎﾟｯﾌﾟｽ・ﾛｯｸ界からは変人、と
ｼﾞｬﾊﾟﾆｰｽﾞﾒﾀﾙ界からはﾒﾀﾙ魂が無い、と
ﾌﾟﾛｸﾞﾚ界からは亜流、と
ｸﾗｼｯｸ界からはﾊﾅから聴く気はない、と
ｼﾞｬｽﾞ界からはうるさいし即興が少ない、と。。。
言われ孤立無縁のﾊﾞﾝﾄﾞとなっているようです。
（界、の個性はよく表れますね。。）笑、
とはいえﾊﾞﾝﾄﾞとしては結果的に、ﾌﾟﾛｸﾞﾚﾛｯｸに歩調を合わせてますが。
あくまで結果であって目的ではない。。

今後はﾃｸﾉ・ｴﾚｸﾄﾛﾆｶのFW風というのも多くなると思います。
逆に、弾き語りなんかも出るかも。

FREEWILL簡易年表
（もし、誤りなどがありましたら、お知らせいただければ幸いです。）

2000年頃：
　Masahiro "vmo" LeeとKozo "george" Tsuji はバンドを作るために
　ボーカル、ベース、ドラムを探していた。
　何度かのオーディションを経てShingo "sin" Uchida(dr)、
　geddy (bass) 、Tahira (vocal) と出会う。
　しかし、Tahiraが脱退する。
　sinは自分のバンドのメンバー募集の張り紙をするために
　ある楽器店に行き、FREEWILLがドラムを探していることを知り応募した。

2001年：
　geddyが脱退しバンドは活動を中止する。
　Hisashi "sisyo" Nakao (bass)がメンバーとなる。
　当時、バンド名はDoriponであった。

2002年：
　Doriponは名前をFREEWILLに変え、最初のライブを行う。
　彼らはインストロメンタルバンドとしてプロを目指す。
　ミニアルバム「frac」をリリース。
　M. LEE (g)、H. NAKAO (b)、K. TSUJI (k)、S. UCHIDA (dr)

2004年：
　１０月に「NEVER ACT」リリース。
　キーボードにメンバーチェンジがあり、
　ツインキーボードとなった。
　M. Lee (g, syn)、H. Nakao (b)、S. Yagi (syn)、T. Ueda (syn)、
　S. Uchida (d)

2005年：
　１月にKeyboardのUeda Toshioが脱退。
　７月、活動を休止。

　最後に貴重なアイテムの写真を１枚。

FREEWILLのサイン