2003/12/09
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今日、8月の末から手掛けていた書籍の仕事が終わりました。
後は印刷を待つだけ。長丁場でした、本当に。
「いろいろありましたが、長いことお疲れ様でした」という
クライアントのねぎらいの言葉が、ジーンとくるほど嬉しかったです。
「こちらこそ、勉強させてもらってありがとう」という気持ちでいっぱいでした。

本の制作は過去に何度も体験しましたが、今回は特別。
遠く離れた本社のスタッフ間でトラブルがあったり、
スタッフとクライアントとの関係が険悪になりかけたり。
不思議なことに本来やるはずではなかった仕事が、


半ば成り行きで担当になってからは、あっちへあやまりこっちへあやまり、
自分の原稿を書きながら、外注スタッフさんの原稿を終電まで書き直し、
あっちのスタッフに礼を言い、こっちのスタッフに無理を言い、
本当に助け合いながら仕事を進めてきました。

制作に関わるみんなが、それぞれに大変な思いをしたはずです。
でもプロジェクトが進行するにしたがって、
人と人とのわだかまりがだんだん解けていきました。
誰かのミスを責めることをしなくなり、
自然にフォローをしあうようになってきました。
「どうして」「理解できない」「どうすればいいんですか」と言わなくなり、
まず受け止めた上で、

会話が進むようになってきました。
苦しい状況でも、笑いが出るようになりました。
自分が手一杯でも相手を気遣うことができるようになってきました。
関わったスタッフはみんな私より年上でしたが、
日々、チームとしての成長を実感するようになりました。


みんなを支え、変えてくれたのは「ありがとう」という言葉だったと思います。
どんなときも、どんな小さなことだったとしても、
気遣いを感じたら何をおいても「ありがとう」と伝える。
それだけで人は驚くほどチカラを発揮するのです。伝えた本人も、言われた人も。
クライアントと信頼関係が築けたと感じたある日、
「ありがとう」と繰り返していたら涙がぼろぼろこぼれました。
そのときわかりました。
このプロジェクトは、私に「ありがとう」の大切さを教えてくれるためにあったこと。
この仕事を経験するために、多分今の会社に入ったんだということ。
だから今、一つの学びが終わり、次のステージへと進む準備ができたんだってこと。

2003年はおかげ様で大変ありがたい年でした。
来年の仕事について考えていること、おいおい書いていこうと思います。





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最終更新日  2003/12/10 12:43:28 PM
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