こしゃくな読書

こしゃくな読書

女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様 (角川文庫)山田 真哉


(角川文庫)山田 真哉
価格:¥ 500(定価:¥ 500)
http://www.amazon.co.jp/dp/4043767013/ref=nosim/?tag=donzoko-22


この本を読んで、試しに手書きのアドレス帳を書き込んでみました。

ここ何年か住所録は携帯やパソコンの年賀状ソフトで管理していて、

手書きで整えたことがありません。

毎年手帳に付いてくるアドレス帳は白紙のままでした。

 会計士の仕事は「一に辛抱、二に忍耐、三四がなくて五にど根性」

だと、女子大生会計士の萌美が言っていたのです。

黙々と細かい数値と明細を照らし合わせて、その推移や増減などから

ごまかしがなく適正な経営がなされているかを見るという・・・

その地道な会計士の仕事には頭が下がる思いがしました。

私には、そ ういう面倒くさい仕事を淡々とやれる才能があるのか、

試してみたくなったのです。

 手書きを始めて30分ほどで、ちょっと後悔しました。

右手が疲れて痛んできまして、肩もこるし、目もショボショボして

「携帯を見ればわかるものを、何で手書きで書く必要があるのよ」

と、非常に無駄な行動に思えたのです。

でも、とりあえず、途中で投げ出すのはイヤだな、という理由で

続けました。

 すると、いくつかの修正点を発見しました。

結婚した女性の姓と住所を差し替えていなかったり、

もう叔母さんしかいない住所が、亡くなったおじさんの名前で

登録したままになっていたり。

携帯だけ、パソコンだけと、どちらか片方だけ抜け落ちて いたり。

 なによりうれしかったのは、ご無沙汰していた方々に

連絡しようという意欲が湧いてきたことでした。単調な作業は

以外にも色々忘れていたことを思い出させてくれました。

忘れたままでご挨拶状も出さないままになっているご縁や

お便りを戴いたまま、ご無礼の数々・・・間に合ううちに

取り返そうと、さっそくはがきとペンを出しました。

萌さんも言っています。

「間違っていたと気づいたときに修正できるかどうかが
〈運命の分かれ目〉なのよ。」

 コツコツと地道な作業で気付いたら、骨惜しみなく素早く

動く。

この癖付けができたら、会計だけではなく人生の達人に

なれそうです。


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