こしゃくな読書

こしゃくな読書

自然農法でおいしい野菜づくり


野菜だより編集部 (編集)
http://www.amazon.co.jp/dp/4056104670/ref=nosim/?tag=donzoko-22




 コンパニオンプランツと書かれているポップを

近所のファーマーズという大型花屋(苗屋?)でよく見かける。

どうやら一緒に植えるといいらしいというくらいは分かるが、

いったいどういうことなのだろうと、首をかしげて終わっていた。



 この本を読んでやっと意味が掴めた。

かんぴょうの産地である栃木県で育った私は、むかしから

ユウガオ(かんぴょうの原料)と長ネギが混植されているのを見ていた。

あれは、ユウガオの土壌病害を防いでいたのだという。


コンパニオンプランツとは、科学的に解明されているのはごくわずかで、

ほとんどが、経験的に行われてきた伝承的な農法なのだ。


キャベツのアオムシ被害を抑制するには、キク科であるレタスを混植、

カボチャの連作障害もネギを混植することで土壌病原菌が抑えられる。


なるほどなあ、自然っておもしろい。

白菜と春菊を一緒に植えるといいなんて、それこそ、鍋ものにもってこいだ。


カモミールって、アブラムシを引き寄せ、天敵を増やして、周囲の野菜を守る、

バンカープランツなのですって。

そういや、高遠のゆきちゃんちにたくさんあったなあ、カモミール。

フレッシュカモミールティーが、本当においしかった。




 もう少し早くこの本を読んでおけばよかった。

先先週、ゆき畑の草むしりに行く前に。


草のむしり方、根本的に失敗したなあ。

「土を掻きまわさない」なんて知らなかったから、思いっきり、

深く深く根っこを引っ張って、掘りまわしてしまった。


とりあえず、この本でしっかり勉強して秋の収穫祭に備えよう。




 ゲーテは

「ダイズを植え、野菜を植え、雑草を育てる。そうすれば永遠に農業ができる」

という偉大な言葉を残したんだそうだ。


あの、偉大なリンゴ農家の木村さんが、この本の中でいっている。


 巻末には「固定種・伝統種カタログ」と銘打って、

信頼できる種苗店が4店舗も載っている。


色々な人が自然農でがんばっているということがわかるだけでも、

この本の意味は大きい。


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