ひとりごと２
好きな人の腕枕で眠るのが好きだ。
守られてる感じがする。
ふわふわした綿の布団に包まれて気持ちよくなる。
うまく言えないけど、ふわっとした人になっていたくて、これまで恋をしてきたのかもしれない。
一人で眠るときは、個体としての私がいて、どんなに柔らかな毛布にくるまれていたとしても、ただただ重い私がいる。
ふたりになれて、私はふわっとしました。
ただそれでよかった。
一人で眠るのがつらくなっていた。
いつだって、ふわっとしていたい。
結婚ってそんなものかもしれない。
単身赴任してて、あまり帰ってこない旦那と久しぶりに過ごしたらそんなことを思った。
口に出したりしないけど、すごく寂しかった自分を知りました。
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